※この作品はR-18です。

ハイスクールD×D(改)リライト版   作:もっち~!

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VSゼファードル*

---イッセー---

 

レーティングゲームの授業…上級生相手に、クラスの参加希望者だけで戦うそうだ。1年生はハンデとして参加人数は無制限だそうだ。戦い方を知らない烏合の衆って扱いらしいが…

 

「参加者は挙手を…」

 

シルヴィア先生が希望者を募ると、僕達の家の者が全員、手を上げた。いいのか?上級生が死んじゃうぞ。

 

「先生、相手は誰ですか?」

 

シュウさんが質問をされた。

 

「ゼファードル・グラシャラボラスとその眷属…」

 

「あぁ、クソ悪魔ですか」

 

「戦った経験はあるの?」

 

「戦ったことはないです。でも、1度仕留めました」

 

先生がシュウさんの発言に息を飲んだ。仕留めたって、屠ったの?

 

「屠る価値もない悪魔です。仲間に喰わせました。ふふふ」

 

危険なオーラが、シュウさんから漂い始めていた。

 

「あのねぇ~、シュウ…君。授業だから、お手柔らかにね!」

 

先生はオーラに飲み込まれて、ビビりモードだった。

 

「実戦に手加減は命取りです。全力でいたぶりますよ。ふふふ」

 

ヤマトさんの顔ですら強張っていた。

 

『こういう時の団長は、危険だ。巻き込まれないように注意しろ』

 

と、ヤマトさんから念話が届いた。

 

 

-----

 

戦闘フィールドに転移された僕達。30分の作戦タイムに入った。戦闘フィールドは、校舎を模したもので、僕らの本陣は生徒会室。相手の本陣は、体育館となった。僕達の『王』役は委員長の葉桜清楚さんがなるルールだそうだ。

 

「私は実戦経験無いんですが…」

 

あたふたする葉桜さん。

 

「じゃ、僕が指揮を執る」

 

腹黒モードなシュウさんが名乗りを上げた。シュウさんの仲間全員が嫌な予感を抱いたに違いない。

 

「フォワードは僕とイッセ、イッセーだ。龍牙はイッセーのガード。ヤマトは暴走した奴に教育的指導な」

 

「シュウさんが暴走したら?」

 

ヤマトさんがシュウさんに、最悪な事態について尋ねた。

 

「僕?う~ん、オーフィスと忍で止めて見て。それでダメだったら、全員を相手にしようかな?ふふふ」

 

「いや…それは…死体の山ができそうですが…」

 

「そうか…残念だ」

 

え?味方全員を相手にボコる予定だったのか?

 

「では、先生と二人っきりにして。ふふふ」

 

「はいはい」

 

ヤマトさんが呆れるように返事をした。こういう状態のシュウさんに、何を言ってもダメなことを悟っているそうだ。

 

「アポ、オーフィス、忍、シュウさんのガードだ。暴走し始めたら、止めてみて…はぁ…」

 

自由奔放な団長の行動で、気苦労の多い副団長であった。

 

 

そして、ゲームは開始された。シュウさん、イッセさん、そして僕の三名は、堂々と体育館に向かって歩を進めた。

 

そんな僕達に襲い掛かってきた、グラシャラボラス眷属達。

 

「イッセ、龍化」

 

「了解!」

 

巨大ドラゴンになったイッセさん。その姿に驚き逃げ惑う相手の方々。

 

「イッセー、アイツらを屠って来い」

 

「了解!」

 

僕は聖剣を手にして、戦意を消失して逃げ惑う相手を峰打ちにして、フィールド上から消していく。

 

 

---シュウ---

 

体育館に入ると、偉そうに椅子に座ったゼファードル先輩がいた。無傷での僕の登場に驚いているようだ。

 

「もう、来たのか?」

 

ぱん!

 

乾いた破裂音が体育館に響きわたり、ゼファードル先輩の悲鳴が後に続いた。

 

「何をした?」

 

ぱん!

 

「うげっ…止めろ!」

 

ぱん!

 

「止めてくれ!」

 

手の指の関節を1つずつ、念動力で潰していく。

 

ぱん!

 

「なんで、こんなことをする…ひと思いに…」

 

ぱん!

 

片腕の手の指を総て潰した。さて、逆の腕も…ふふふ

 

 

---イッセー---

 

眷属を全員、失格にしたので、体育館に向かうと、乾いた破裂音と、相手の『王』の泣き叫ぶ声が聞こえた。

 

「もう、止めてくれ…なぁ、頼む!」

 

ぱん!

 

「そんな目で見ないでくれ!助けてくれ!」

 

ぱん!

 

「うぅ~」

 

ぱん!

 

目を凝らしてみると、破裂音と共に、花火のような物が見えた。あれって血の飛沫?

 

ばき!

 

音の質が変わった。何か折れる音になった。

 

「まずいなぁ…念動力で、じわじわ殺す拷問をしているなぁ」

 

ヤマトさんが呟いた。

 

「アイツ、シュウの心を傷つけた者」

 

オー君が説明してくれた。シュウさんの世界のアイツは、シュウさん的に、とても許せない行為をしたそうだ。でも、この世界のあの人は無関係だよね?

 

「そうだ、無関係だ。でも、ゲームが終わらないと、止められない。う~、アポ、オーフィス、ムゲン、忍、シュウさんの相手をしばらくしてくれ。その隙にイッセー、あの男を失格にして来い」

 

ヤマトさんから指示が飛んだ。忍さん達がシュウさんの注意を引き付け始めた。僕は聖剣を手にして、ターゲットを屠りにいく。ターゲットを斬りつける瞬間、

 

「ありがとう…助けてくれて」

 

と、ゼファードル先輩から声をかけられた。光に包まれて消える先輩。

 

そして、僕達の戦闘フィールドから戻る。

 

 

-------

 

現実世界に戻ると、シュウさんとヤマトさん、忍さん達がいなかった。

 

「彼らは、ここには戻って来ないわよ」

 

と、先生。

 

「戦闘フィールドから離脱するシステムに検知されて、別の場所に強制転移したのよ」

 

「どこですか?」

 

「レーティングゲームにおいて、異常な行動に出た者は、システム管理、セキュリティ管理の者から事情を聞かれるの。事情聴取ってこと」

 

「誰がされるんですか?」

 

「う~、詳しい事はわからないんだけど、アジュカとタンニーンかな?あと、ディハウザーかな?」

 

 

---シュウ---

 

違うフィールドに強制転移された僕達。

 

「すまん、ヤマト」

 

僕の感情的な暴発のせいで、巻き込んでしまったので、あやまる。

 

「シュウさんの補佐です。慣れていますよ」

 

僕達をガードするように忍達が囲んでいた。

 

しばらくすると、アジュカさんとタンニーンとディハウザーさんが転移してきた。

 

「何をやらかしたんだ?シュウ君」

 

「授業でレーティングゲームをしていたら、ここに…」

 

「普通にプレイする分には、ここに飛ばされないはずだが」

 

「たぶん、センサーに引っ掛かっただな。殺意を持っていたから」

 

レーティングゲームのシステムは熟知している。学校のシステムだと、殺し合いの場ではないから、殺意を持っていると、センサーに引っ掛かるのだ。

 

「君の世界でのことが関係しているのかな?」

 

「そういうことです」

 

ディハウザーさんが近寄って来た。

 

「君の殺意を無くしてやる」

 

「はぁ?余計なお世話です」

 

「君は危険だ。アジュカ様、こいつと戦うことを認めてください。ここで退場してもらいます」

 

「この世界のディハウザーさんは、敵味方の区別がないんですか?良いですよ。相手をしましょう」

 

僕は、ディハウザーさんと、別の戦闘フィールドに転移した。

 

「ここは?」

 

「僕の設置した戦闘フィールドです。アジュカさんのジャマは入りません。心行くまで殺し合いましょう。ふふふ」

 

僕は本来の姿になる。と、いっても、今の本来の姿はあまり変化はない。身体の構造が変わるだけだ。

 

「俺に勝てると思っているのか?」

 

『無価値』は相手の方が強ければ、無価値化できない。『無価値』対決をしましょう。強い方が価値を決められる戦いですよ。ふふふ

 

 

---イッセー---

 

シュウさんとディハウザーさんが転移した。そのことに、衝撃を受けたのか、アジュカさんの顔色が悪い。

 

「ここから、更に強制転移だと…どこに転移したんだ?」

 

「たぶん、僕達の戦闘フィールドだと思います」

 

ヤマトさんが冷静に返答した。

 

「君達の戦闘フィールド?」

 

「僕達の団長も、レーティングゲームの開発、保守ができるんです。戦闘フィールドも独自につくれるのです。僕達の戦闘フィールドは強度が、正式のゲームで使用するフィールドよりも堅固な作りです。最強クラスのドラゴン同士の戦いを視野に入れていますからね」

 

「最強クラスのドラゴン?」

 

タンニーンさんが尋ねてきた。

 

「そこにいるムゲンは、純血なドラゴンでは最強です。オーフィスの卵子にグレートレッドの精子を種付けしてありますから。あと、ここにはいませんが、イッセはハイブリッドなドラゴンで最強です。オーフィスとグレートレッドのDNAを掛け合わされていますから」

 

「なんだ…その血統は…」

 

タンニーンさんが狼狽えた。

 

「あとは、その2体ですら恐怖を感じるリヴァイアサンも仲間です。もっとも一番の脅威は、今ディハウザーさんと戦っている団長のシュウさんです。ドラゴンの王ですから。ふふふ」

 

ヤマトさんは、アジュカさんとタンニーンさんに圧力を掛けているようだ。

 

「ジャマ立てはさせません。団長のやりたいことを、サポートするのが、副団長の務めですから」

 

うっ…ヤマトさんもキレいるみたいだけど…

 

 

---シュウ---

 

ディハウザーが地面に倒れている。それを摘まんで、蹴り上げる。空に身体が浮き上がるディハウザー。そこにダイヤモンドダストを撃ち込む。空からディハウザーの血肉骨の雨が降ってくる。

 

全身蜂の巣のようなディハウザーが、落下して地面に埋まった。ピクリとも動かない。

 

「おい、どうしたんだ?『無価値』にするんじゃないのか?」

 

踏みつけるも、反応がない。終わりか?つまらない。『無価値』に頼りすぎだ。動かない相手と共に、ヤマト達の元に転移した。

 

 

---アジュカ---

 

シュウ君がディハウザーを投げ捨てた。彼は見るも無惨な姿となって、戻って来た。

 

「弱すぎだよ。これでランキング1位なの?期待はずれだよ、アジュカさん」

 

不満げな表情のシュウ君。

 

「僕を退場?ふざけた事を言うからだ」

 

「ディハウザー君は『無価値』の能力を持っているはずだ」

 

シュウ君に確認をする。

 

「持っているでしょ。でも、強い者の『無価値』が有効になるんです。僕の『無価値』で彼の能力を無価値にしてました」

 

え…シュウ君も『無価値』を持っていたのか…弱い方の『無価値』は無効になるのか。

 

「あと、付け加えるなら、『無効』系も相手の方が強い…じゃないな、相手の方が戦闘ランクが上の場合、無効になりません」

 

そうなのか…

 

「たまに、それを誤解する者がいますが、そういう奴はその能力に頼りすぎで、他の能力をあまり磨いていない場合が多いです。正しく指導をして上げてくださいね」

 

実戦経験の豊富なシュウ君の前では、才能だけでは勝てないってことだな。

 

「で、ヤマト。どうしたんだ?珍しいなぁ、ヤマトが戦闘モードだなんて」

 

「いや、シュウさんのバトルを、ジャマしないように、牽制をかけていただけです」

 

「そうか。ありがとう、ヤマト」

 

 

---サーゼクス---

 

アポなしで、アジュカがいきなり転移してきた。

 

「どうしたんだ、アジュカ?」

 

アジュカの顔色は優れなかった。

 

「ディハウザー君が重体だ」

 

「ランキング1位の?誰にやられたんだ?」

 

「シュウ君…ケンカを売ったのはディハウザー君だから、シュウ君を責められない」

 

一瞬、言葉を失った、俺。

 

「え…なんで、ケンカを…」

 

経緯をきいた。それは、ディハウザー君が悪い。しかし…

 

「半殺しか?」

 

「あぁ…あそこまで、ボコられた怪我人を見たことがない。殺さないように、いたぶったようだ」

 

「状況はどうなんだ?」

 

「全身の骨が粉々だ。あと、身体中に無数の穴を開けられている。微細な何かが貫通してみたいだ」

 

「酷いなぁ…」

 

「『無価値』を過信した結果のようだ。相手の能力を『無価値』に出来ると思い込んで、ケンカを売ったのだろうけど、返り討ちにされた。戦闘シーンを見られなかったが、悪態をついたのかもしれない。」

 

「現役で最強の悪魔だぞ、彼は…」

 

「誠殿、一香殿を一瞬で屠れるんだ。現役最強の悪魔なんか敵ではないのかもしれない」

 

つくづく味方で良かったと思う戦闘力。それも彼一人でこの戦力。チーム全体での戦力は、想像できないほどだ。

 

「これ以上、シュウ君を悪魔サイドで刺激しないようにしよう、なぁ、アジュカ」

 

アジュカは静かに頷いた。

 

 

---セラフォルー---

 

気が付くと全裸で、何かの台に「土」の字に固定されていた。こんな事をするのは、一人しかいない。

 

「シュウ君、どういうことよ~」

 

「今日ねぇ、悪魔に嫌な思いをさせられたんだ」

 

おい、その仕返しを私にか?

 

「私は関係ないでしょ~」

 

「セラフォルーは魔王だよね?悪魔の代表だよね?」

 

そうかもしれないけど…

 

「シュウ君、間違っているよ~」

 

目の前に何かの玉を出したシュウ君。

 

「これ何かわかる?」

 

「わからない。何よ、それ~?」

 

口に押し付けられた玉。甘い香りがして、冷たい…アイスキャンディーの玉?

 

「そう、セラフォルー、正解だ。それは、悪魔用の媚薬で作ったアイスキャンディーの玉だよ」

 

身体が既に火照ってきている。口に玉を咥える形になり、言葉が出せない。

 

「悪魔が悶え苦しむ姿が見たくなってねぇ。悪魔の代表の魔王様に、その姿を披露して貰おうと思うんだ」

 

ダメだって…もう、色々なところがヒクついているよ~乳首の上にも玉が乗せられた。大事な場所にも、割れ目には何個かを詰められていく。アイスキャンディーの玉は、私の体温で溶けていく。溶ける時に、甘い匂いを発していく。身体中が甘くなっていくようだ。

 

シュウ君、謝るから。酷い悪魔のしたことは、謝るから…

 

「あっ、その台も悪魔戦用の媚薬を凍らして作ってあるから。段々、身体の重みで沈んでいくよ。そして、セラフォルーの能力で凍っていくんだ♪」

 

体温で溶けて液体になるが、体温が感じない箇所は凍っていくのかな?このままでは、氷の箱の中で媚薬漬けにされてしまう。

 

「良い表情だよ、セラフォルー。恍惚な表情…萌えるよ」

 

助けて…意識が遠のいていく…

 

 

身体中が火照った状態で、目が覚めた。ここはどこ?目の前ではソーたんが、交わっていた。

 

「やめてぇ~。ソーたんには手を出さないでぇ~」

 

シュウに縋りつく私。

 

「やっと目覚めたのか?妹には手を出さないで?ってソーナの意志だけど?何を勘違いしているのだ?」

 

あん?どういうこと?目の前のソーたんは、恍惚な表情で、刺激を愉しんでいるようだ。

 

「ソーたんをエムに調教しないでよ~」

 

「はぁ?調教しなくても、お前ら姉妹はエムだろ?」

 

あれ?そうだっけ?

 

「シュウさん…もっと、責めてください」

 

ソーたんの甘えるような声がする。うん?あれ?

 

「そもそも、氷系の魔法が使えるんだから、セラフォルーは、自力で媚薬地獄から脱出できただろう?それをしないのは、お前のおバカさの顕れだよ」

 

あっ…そうだよね。溶けるから苦しいんだから、溶けないようにすれば良いんだ。あはっ♪

 

「今回のことで、セラフォルーはエム以前におバカって、わかったよ。本当に虐めがいがないなぁ、セラフォルーは…」

 

シュウの作戦を聞いたのだが、私の氷系の魔法で、私自身が媚薬の氷に封印される予定だったらしいが、完全に溶けるまで、媚薬の効果を愉しんだそうだ。

 

「で、途方に暮れていたら、ソーナが悦んで、セラフォルーの身代わりになるって…ソーナにそんなことを望んでいないのにだ!」

 

ソーたん…

 

「本当、この世界のシトリー姉妹と来たら…ソーナまで、セラフォルーのおバカが感染しているみたいだよ。はぁ…」

 

「シュウさん、休まないで、責めてねぇ♪」

 

なんか、シュウがソーたんに責められているようだった…

 

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