※この作品はR-18です。

ハイスクールD×D(改)リライト版   作:もっち~!

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初任務

---アザゼル---

 

「うん?イッセーを朱乃の家に遊びに行かせたいって?」

 

「あぁ」

 

「何か起こるのか?」

 

「あぁ、アイツの初仕事だ。紹介してくれないか」

 

「留学の話はどうなったんだ?」

 

「なしだ。ここで修行をさせると、冥界、天界に存在がバレる可能性が大だから」

 

「そういうことなら、しょうがないか」

 

「初日に調べたければ、調べろよ」

 

特務機関の団長は捨て台詞を残して転移していった。

 

 

その3日後、イッセーがグリゴリに来た。

 

「よく来たな。イッセー。大歓迎だぜ」

 

朱乃の父親のバラキエルには、特に事情を言わず、イッセーを2,3日泊めて欲しいと頼んだ。朱乃と同い年くらいだったから、OKはすんなり貰えた。友達のいない朱乃の気分転換になれば嬉しいらしい。

 

「まず、身体検査だ」

 

「うん?神器を調べるの?」

 

「よく分かったな」

 

「シュウさんが、アザゼルおじさんのすることを予想していたよ」

 

ちっ、アイツ…

 

「僕の神器は、『神愛護珠』『時空・次元航路』『赤龍帝の籠手』『白龍皇の光翼』『強奪』『無限創造龍の錫杖』『幻想殺しの籠手』の7つ。宿るドラゴンは、【赤龍帝】ドライグ、【白龍皇】アルビオン、【無限創造龍】メリア、【幻想喰龍】ゾラート、【魔煌の絶禍龍】ネメシスの5匹で、あと九尾の狐が1匹だそうです」

 

「シュウが調べたのか?」

 

「はい、僕の魂から聞き取りをしたそうです」

 

あっ、ネクロマンサーだったなぁ。グリゴリへの留学は確かに意味がないみたいだ。

 

「赤と白がいて…最強クラスのドラゴンばかりかぁ」

 

「僕なんかまだまだです。シュウさんのドラゴンにネメシスが謝っていましたもの」

 

あ?邪龍筆頭のネメシスより上?

 

「確か…リヴァって呼ばれていたかな?」

 

リヴァ?それって、リヴァイアサンかぁ。おぃおぃ…

 

「でもドラゴンの順位が変わって、今一番強いのは、真龍と龍神の子供だそうです」

 

はぁ?グレートレッドとオーフィスの子供がいるのか…アイツのチームの戦力が知りたいぞ!

 

「それで、僕の初仕事の場所へ案内してもらえませんか?潜入先の人達と仲良くなるのも鍛錬のうちって言われてきました」

 

潜入?いっぱしのコマンダー気取りか?俺は、バラキエルを呼び出した。

 

「よぉ、バラキエルよ。この子を2,3日預かってほしいんだ。頼むぞ」

 

「わかった。朱乃に話したら喜んでいたよ。イッセー君だっけ?さぁ、行こう」

 

バラキエルとイッセーが転移していった。

 

 

 

---バラキエル---

 

我が家の玄関を開けると、朱乃が走ってきた。

 

「この子がイッセー君?私、朱乃。よろしくね」

 

イッセー君と朱乃が握手をしていた。朱乃の後からは朱璃が現れた。

 

「この子を2,3日預かることになった。頼むな、朱璃」

 

「はい、あなた」

 

「イッセー君を、頼むぞ。俺は仕事に戻らないといけないんだ」

 

俺は、グリゴリに戻った。

 

 

 

---朱璃---

 

朱乃の喜びようはすごかった。イッセー君はそんな朱乃に、タジタジで目が泳いでいるようだ。

 

「朱乃、少しは落ち着きなさい。イッセー君は来たばかりなんだから、一息休ませてあげなさいね」

 

私が口を挟むと、朱乃はイッセー君がタジタジになっていることに、漸く気づいたようだった。

 

「ごめんね。お友達が来るなんて、初めてだったから…」

 

「いえ、喜んでもらえて嬉しいです」

 

一緒におやつを食べた後、バトミントンとか鬼ごっことかをして遊んだみたい。外から帰ってきた二人にお風呂に入るように言った。

 

 

 

---イッセー---

 

朱乃さんとお風呂に入ることになった。女の子とお風呂なんて初めてだ。いや、もっと小さい時にイリナと入って以来だけど、あの頃は異性を感じない年頃だったので抵抗はなかった。でも、今は…

 

「イッセー君、身体を洗ってあげる」

 

朱乃さんに身体を洗ってもらう。視線が朱乃さんの胸に行ってしまう。背中を洗って貰っている時に、とても柔らかい物が背中に押し当てられている感じがした。

 

「あのぅ~」

 

「気持ち良い?私の胸の感触って」

 

後ろを振り向くと、笑顔の朱乃さんがいた。断ると、雰囲気が悪くなる気がしたので、なされるままでいる僕。

 

「今度は私の胸を洗ってね♪」

 

え?胸?それは…泡立てたスポンジで胸の谷間、乳房、乳首を洗っていく。時々艶めかしい声が聞こえて、動揺する。

 

「今度は背中の翼を洗ってね」

 

翼…それならライザーさんの翼を洗っていたので、経験有りです。

 

「なかなか、翼を洗うのがうまいのね」

 

「学校で先輩の翼を洗っていましたから」

 

身体の泡を洗い流して、二人で湯船に入った。朱乃さんの柔らかい胸、ももが触れて気持ち良いです。

 

「どんな学校なの?」

 

「戦士育成学校です。護りたい人を護れるようになりたいから」

 

「ふ~ん、いいなぁ。私も通いたいなぁ」

 

あれこれ朱乃さんと話していたら、いつの間にか抱きつかれていた。

 

「イッセー君、今夜は一緒に寝ようね」

 

おぃおぃ、それって…脳裏に妄想が走り抜けていく。一応、学科で男女の営みを学んでいるけど…

 

お風呂から上がり、朱乃さんの翼を乾かすのを手伝う。ライザーさんの翼と構造が違うので、参考に色々見せてもらった。

 

「私の翼を隅々と見たのは、イッセー君が初めてだわ」

 

「種族によって、翼って違うんだって勉強になりました。ありがとうございます。僕の先輩はフェニックスなので、もう少し薄くて面積が狭かったです」

 

「不死鳥?イッセー君の学校って、異種共存なの?」

 

「はい、そうです。僕の目標としている人は、天使と鬼のハーフなんですよ」

 

「すごい有り得ない組み合わせなんだね」

 

「色々なハーフの方がいらっしゃいますよ。有り得ない人だと、天使の翼を持った悪魔とか」

 

「すっごい~。会ってみたいなぁ」

 

朱乃さんの目が輝いているようだった。この家でひっそりと暮らしているので、外の世界を知らないそうだ。そう考えると僕はとても幸せだ。他の世界を知ることができる。父さん、母さんやシュウさん達が色々お話してくれるし。

 

夕食を食べて、寝る時間になった。僕は朱乃さんの隣で寝ることになった。いつも寝るのは一人なので、1枚の布団に二人で寝るのはどうするのかを知らない。朱乃さんに言われるまま、朱乃さんの上から抱きつくように寝た。

 

朝、起きると僕の片手は、朱乃さんの胸を掴み、僕の口は朱乃さんの乳首を吸っていた。

 

「あらあら、イッセー君って、赤ちゃんみたいねぇ」

 

って、笑っている朱乃さん。僕はとても恥ずかしかった。

 

2日目、前日と同じように朱乃さんと遊ぶ。異常な事態は起きなかった。明日か?

 

3日目、気の流れが少し澱んでいる気がする。今日、何か起きそうだ。バラキエルさんが、グリゴリへ出かけた。午前中は何事もなく、朱乃さんと遊び惚ける。昼ご飯を食べて、二人で昼寝をして、おやつを食べて。ここまで楽しい時間を満喫できた。

 

けど、夕方、楽しい時間が終わりを告げた。突然、玄関が壊される音がした。僕は朱乃さんと朱璃叔母さんの前に立った。黒装束の者が数名雪崩れ込んできた。僕は、ゾラートの籠手と鎧を着て、黒装束の者から朱乃さん達を護る。刀で斬りかかれるが、ゾラートの能力で刃先を消滅させていく。ネメシスの能力で相手の動きを封じ込めて、ドラゴンショットで倒していった。

 

「この化け物が…」

 

僕の死角から斬りかかられた。その刃先を団長が受け流してくれた。

 

「イッセー。頑張ったな。最後まで気を抜くなよ」

 

「はい!」

 

僕は朱乃さん、朱璃叔母さんの安全を確保していく。そんな僕をカバーしてくれている団長のシュウさん。

 

「朱璃!大丈夫かぁ~」

 

玄関の方からバラキエルさんの声が聞こえた。グリゴリから援軍が来たようだ。

 

「イッセー!気を抜くな。こういう局面が危険なんだよ」

 

「はい!」

 

ガード対象の安全を確保していく。

 

「イッセー、朱乃を抱きかかえろ!」

 

シュウさんから指示が飛んだ。僕は指示通りに動く。それに伴って、鎧と籠手がドライグと交代した。シュウさんは朱璃叔母さんを抱きかかえていた。直後、畳の下から刃先が出ていた。床下から攻撃してきたようだ。

 

「ヤマト、床下だ。フェンリル親子を放て!」

 

会話用魔法陣に命令を下していくシュウさん。

 

「ライザー、制空権は取れたか?」

 

「取れたぞ」

 

ライザー先輩の声だ。

 

「ヤマト、そっちはどうだ?」

 

「床下の掃除は終わったみたい。お外の掃除も終わったよ」

 

「白音、敵の反応は?」

 

「半径2キロ、オールグリーンにゃん♪」

 

「作戦終了だ。撤収しよう」

 

僕は抱きかかえていた朱乃さんを畳に下ろした。

 

「イッセー君、護ってくれて、ありがとう!」

 

朱乃さんに抱きしめられた。そして…朱乃さんのファーストキスを頂いた。

 

 

そんな僕にも撤収命令が下された。

 

「ねぇ、また会えるかな」

 

別れの時、涙目の朱乃さん。

 

「もちろん。また会いましょう。もっと強くなって、指示されないで自分の力で護りたいです」

 

僕は手を差し出した。そして、朱乃さんと握手して、再会を約束をして、その場から撤収した。

 

 

 

 

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