※この作品はR-18です。

ハイスクールD×D(改)リライト版   作:もっち~!

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実習Part3*

----シュウ---

 

イッセーとの待ち合わせ場所は、ファルコンの店。ここの珈琲を、飲んでから帰りたいのだ。店に行くと、会いたくない者が多数…何故、ここに?

 

「ふん!お前の関係者で連日賑わっているぞ」

 

って、ファルコン。うん?連日?はて?

 

「ここにいれば、会えるって思ったんです。あの時はごめんなさい」

 

って、僕に頭を下げるアテナ…

 

「いいって。アテナは立場上、しょうが無い。聖闘士達に誠達をガードさせてくれたし」

 

僕が時の牢獄という罠に嵌まった時、こっそりと自陣営を裏切り、僕の仲間達を護ってくれた、心優しい女神様である。

 

「で、こっそり帰るんですか?」

 

この世界における、僕にとってのラスボスが、僕を睨んでいる。なので、アテナとこんなこと、あんなこと、そんなことが出来ない。う~ん…

 

「いや…ここでイッセーと待ち合わせをしてね」

 

「どこへ行くつもりですか?」

 

ラスボスの気迫に、アテナが後ずさりしている。美樹とかすみが苦笑いしている。ファルコンは黙々と僕の為の珈琲を淹れているが。

 

「仕事が終わったので、家に帰る…」

 

「どこの家ですか?」

 

「自分の家だよ」

 

「だから、どこのだって訊いているんですよ!」

 

ドン!

 

カウンターへ拳固…壊れていないか不安である。どうすれば良いかな?

 

「だから…蘭には工藤君がいるだろ?連れては行かない」

 

「私は一緒に行きたいんですよ!新一は、今日も探偵稼業をしに、おでかけです」

 

あいつ…何してんだよ。結婚すれば終わりではないだろうに。釣った魚にエサをあげないタイプか?それなら、活き締めにしないと、鮮度が落ちるだろうに…

 

カラーン♪

 

お客さんだ。営業妨害になりそうである。

 

「あっ!この人…」

 

この人?振り返るとユズとメイが居た。なんで?隣には香…

 

「ほら、いたでしょ♪人探しなら、槇村香に任せよ♪って、シュウ…貴様…なんてことをして、逃げたんだ?」

 

まずっ、香だ…リョウと交尾させて逃げたからな…

 

「イッセー君は?」

 

メイに訊かれた。

 

「後から来る」

 

彼女には対応する。しかし、香と蘭の闘気漲る視線からは逃げられない。

 

「ファルコン、出直すよ」

 

逃げる様に転移した僕。

 

 

 

---イッセー---

 

カラーン♪

 

お店に入ると、シュウさんが転移したところだった。何をしたんだ?目の前には闘気を纏った蘭さんと香さんがいた。何かやらかしたのか。

 

「あれ?イッセー君♪」

 

シュウさんが消えて、僕を認識したお二人から闘気が霧散していった。

 

「こんにちわ♪ファルコンさん、ケーキセットを2つお願いします」

 

僕とリアスは、いつものボックス席を陣取った。

 

「イッセー君?」

 

知らない女性が、僕の名前を確認するように呼んだ。

 

「そうですが、どちら様ですか?」

 

「まさか、兵藤一誠君?」

 

もう一人の女性にも確認された。

 

「そうですけど…」

 

「偽名だったんだ…偽名で近づいて来たんだ…芽衣、騙されたんだよ」

 

「なんで…」

 

偽名?あ!まさか…

 

「その彼が名乗ったんですか?」

 

頷く二人。

 

カラーン♪

 

お客さんだ…扉の方を見ると、もう一人の僕がいた…

 

 

 

---イッセー(実習中)---

 

待ち合わせ場所のお店に入ると…混んでいた。いつものカウンター席に座ると、オーダーしていないのに、珈琲がすぐに出て来た。

 

「シュウのオーダー分だ」

 

「え?シュウさんは?」

 

「逃げたぞ」

 

逃げた?なんで?いや、誰から?

 

「どうして、偽名で近づいたんだ?」

 

柚子に肩を掴まれた。彼女の後には悲しげな芽衣がいた。

 

「偽名では無いけど…」

 

芽衣の後方には、僕よりも体格の良い僕がいた。マズい…なんで、ここにいるんだ?

 

「彼が兵藤一誠って人だって…」

 

芽衣が悲しそうに僕に言葉を掛けてきた。

 

「いや、それは…」

 

「あぁ、彼も兵藤一誠だよ。僕達、同姓同名なんですよ」

 

って、もう一人の僕が助け舟を出してくれた。

 

「「同性同名?」」

 

姉妹が同時に声を上げた。この隙に…あれ?転移出来ない…

 

「あぁ、結界を張って、逃げられないようにしましたよ」

 

って、もう一人の僕。なんでよ~!

 

「シュウさんを呼び出す為の人質ですよ♪だって、シュウさんが来ないと、二人が納得しませんから」

 

知らない女性2名を指す、もう一人の僕。えぇぇぇぇぇ~!

 

カラ~ン♪パリッ…

 

扉が開くと結界の割れる音がした。今だ!僕は転移して逃げた。

 

 

 

---イッセー---

 

結界が破られた。扉を開けて、結界を破ったようだ。彼の後を追うように、僕も店を飛び出した。しかし転移して逃げたようだ。

 

「どう?」

 

香さんに声を掛けられた。

 

「ダメです。転移されてしまいました」

 

シュウさんのオーラを探査した。あれ?近くに反応があるんだけど。どうして?なんで、遠くへ転移しないんだ?オーラを感じた方向へと向かう。僕の後を、シュウさん達に関係している女性達が付いて来た。間違っていたら、問題だな。

 

で、大きめの一軒家の前に出た。表札には、『鬼門』とある。え?ファルコンさんの自宅の隣に住んで居たのか?毎日珈琲を飲む為だろうな…ファルコンさんの淹れた珈琲が大好きだし。

 

「こ、こ、ここに住んでいたのか…」

 

香さんが驚いている。蘭さんは既に呼び鈴を押していた。

 

『はい、どなたでしょうか?』

 

インターフォンから知らない女性の声…

 

「毛利蘭と申します。シュウさんをお願いします」

 

「妃弁護士様の事務所へ向かっていますけど」

 

「え?」

 

蘭さんが驚いている。

 

「イッセー君をお願いします」

 

悲しそうな顔の女性が、用件を告げた。

 

「申し訳ありません。まだ、帰宅しておりません」

 

トンズラ中のようだ。どうするかな?シュウさんなら『強奪』で、連れ戻すだろうけど…

 

 

 

---シュウ---

 

蘭の母親である妃英里と、相談中である。

 

「どうすんだよ?おたくの娘は」

 

「どうするって…連れて行ってくれないのですか?」

 

「工藤君と約束したんだよ。蘭を幸せにするから、返してくれって」

 

だけど、反故にされたようだ。蘭はさほど幸せそうではなかった。あのヤロー、探偵三昧してやがる。

 

「そんな約束を…あのガキめぇ~。働かずに遊び惚けているのに…」

 

英里は怒り心頭のようだ。英里の話では、探偵をしているが、謝礼を受け取って折らず、生活は、工藤君の両親からの仕送りで賄っているらしい。

 

「金で苦労をしていないドラ息子だよ。まったく、アイツは…蘭が可哀想よ」

 

英里はあんな大きな子を産んだのに、なかなかどうして、美味しそうな女体である。

 

「ねぇ、蘭の好きにさせたい…って…え?私?」

 

英里に抱きついた僕。女体欠乏症だよ。この案件中、一香でしかドレインしていないし。

 

「蘭と同じ味かな?」

 

「ちょっと…蘭としなさいよ~!うっうぅぅぅ」

 

言葉が出ないように、唇を重ねた。胸をソフトタッチする。

 

「うぅ…う…」

 

感じているのか、言葉が少なげになってきた。指先で乳首をクリクリと。

 

 

「うぅ~」

 

もう濡れてきた。干上がっていないようだ。良かった♪下腹部の感触を愉しむ。なかなかどうして、しなやかさを感じる恥部。

 

「ねぇ、お母さん…」

 

蘭の声?なんで、ここに?振り返るとワナワナ震えた蘭がいた。マズい…

 

「私よりもお母さんなの?なんで…ねぇ、なんでよぉぉぉぉぉ~!」

 

ドン!

 

瞬動術で蘭の正面からタックルし、壁に押し付けた。

 

「後悔しないか?」

 

そう言葉を投げて、蘭の胸に顔を埋めた。

 

「ズルい…質問しておいて、そんなことを…やっぱり、忘れられないです。連れて行ってください」

 

透過モードで、直に蘭の谷間に顔を埋めて、蘭の乳房の感触を味わう。そうだ、気持ちいんだった。蘭の胸って…

 

「工藤君はどうするんだ?忘れられるのか?」

 

「あんなヤツ、知らないです!うっ!」

 

ゆっくりと蘭の中に入っていく。体内から、蘭の闇を浄化する為に。っと言いながら、ちょっとだけ、ドレインをしたい僕。

 

「激しく…荒々しく…って…なんで、入れるだけなんですか?私…闇に飲まれていますか?」

 

僕の行為の意味を理解している蘭。そんな蘭へ言葉を返さない。蘭の体内の感触を想い出にしている最中だから。

 

 

 

---イッセー(実習中)---

 

思わず逃げた。ヴァイオレットさんが、結界を破る切っ掛けを作ってくれたので、便乗した俺。どうするかな。シュウさんのシナリオに、あんな場面はなかったし。

 

公園のブランコでゆらゆらしている。良いアイデアが浮かばない。どうしよう。

 

「隣、いいかな?」

 

見た事のない女性が声を掛けてきた。ショートカットで巨乳系な女性である。

 

「はい♪」

 

「君、兵藤一誠君だよね?」

 

えっ?女性から意外な言葉が飛び出した。どうして、僕の名前を…

 

「私は兵藤翼。この世界の一誠の姉です」

 

意外な人物だった。そうか…オーラが似ているんだ。彼と僕とでは…

 

「なんで逃げ回っているのかな?」

 

心も読めるのか?マズいぞ…

 

「そんなに警戒しないでも大丈夫よ。逃げようとしなければね♪」

 

逃げようとすると、攻撃されるのか?彼女から闘気は感じられない。周囲からもそんなオーラは感じないし。脅しかな?

 

「ふ~ん…私達姉妹を甘く見ると火傷するわよ」

 

姉妹?えっ…えぇぇぇぇ~!彼女以外、周囲に誰もいないはずだ。いるのか?

 

「これでもシュウさんの弟子ですからね♪」

 

危険だ。姉弟子かぁぁぁぁ~!マズい、マズすぎる。転移しよう…って、転移が出来なかった。結界か?

 

「ビンゴ♪結界を張ったわよ。それに気づかないって、君はまだまだだね」

 

では、次の一手。エクスカリバーを手にして、斬り掛かった。

 

ガッチャン!

 

彼女の手にはクローが嵌められていた。それもホーリークローだ…

 

「攻撃の瞬間に闘気が生じたわよ♪まだまだ蒼いなぁ♪」

 

エクスカリバーで斬り掛かられて、この余裕…マズい…俺よりも上だ。では、

 

『バランスブレイカー』

 

俺は禁手状態になった。翼を展開して、上空へと逃げた。

 

 

 

筈だったのだが…地面にいる。なんでだ?

 

「ヘビーマテリアル…姉の持つ能力。物質の質量を自由に変えられるの。アナタの体重を、飛べない重さに変化させたのよ♪」

 

余裕綽々な笑顔で俺を見つめる女性。姉?俺の探査能力で探せない同化術を持っているのか?

 

「もう少し、いてね。弟がもうすぐ来るから♪」

 

柚子と芽衣も一緒のはずだ。逃げないと…

 

『カウントアップ』

 

この女性を倒せば…

 

『ドラゴンショット』のフルバーストを女性に放った。光の束に飲み込まれて行く女性。顔にはあせっている表情が浮かんでいた。これで倒したはずだ。

 

 

 

しかし、彼女は立っていた。その姿は、先程までの笑顔が似合う女性では無くなっていた。

 

「やるもんだにゃ~。オレが人間なら死んでいたにゃ」

 

猫しょうか…怪異である。確か、白音さんがそうだ。

 

えっ?!

 

速い。避けることが出来ずに、赤い鎧に斬りつけられた。ホーリークローである。神器の鎧程度では防御できない。

 

身体が重く、俺の動きが…

 

「どうしたんにゃ?口ほどでも無いにゃ♪」

 

『脱衣』『緊縛』『催淫』

 

猫しょうの女性と、気配を消していた女性が、全裸で亀甲縛りをされ、悶えたいる。

 

「イッセー…大丈夫か?翼もひたぎも腕を上げたなぁ♪」

 

「シュウさん…直にしてください」

 

「翼、悪い。時間が無い。またな♪」

 

俺はシュウさんに救出された。

 

 

 

---イッセー---

 

彼を見つけたと、翼姉さんから連絡があり向かうと、翼姉さんとひたぎ姉さんが恍惚な表情を浮かべて放置されていた。これはシュウさんの仕業だな。

 

「イッセー、ごめん…まさか、シュウさんが来るとは…」

 

余韻に浸っている表情で、翼姉さんが口を開いた。

 

「シュウさんが相手じゃ、しょうが無いよ」

 

一旦、家に戻るか。姉さん達と藍原姉妹と共に、家へ転移した。

 

 

家で、藍原姉妹に、彼の事を説明した。

 

「並行世界?そこから来たのですか?」

 

「たぶん、君達を救いにね」

 

「なんで、私達?」

 

そこが問題である。なんで彼女達なんだ?まぁ、シュウさんのことだから、どこかの並行世界で、彼女達と知り合ったのだろうけど、確実なことはわからない。

 

「必ず、会わしあげるよ」

 

「問題は、どうして逃げ回っているかだな」

 

父さんも考えてくれていた。

 

「シュウは、たぶん、蘭ちゃんから逃げているんだろうけど、イッセー君の方はどうしてだ?」

 

「たぶん、シュウさんからの指示が、そこまでなかったんじゃないかな?」

 

って、翼姉さん。

 

「そうか…団長の命令に無い事態は、避けるのが原則だな」

 

「団長って?」

 

芽衣さんに質問をされた。

 

「並行世界を取り締まる警察みたいな組織なんです。そこのボスを団長と呼んでいます」

 

僕なりの言葉で説明した。

 

「私との関係は仕事の為?」

 

たぶん…でも逃げているってことは、割り切れていないのだろう。

 

「違うと思う。仕事の為なら、逃げ回らないと思う。でも、命令違反になるから…」

 

シュウさんは、いい加減ではあるが、ルールには厳しい。特にシュウさん自身に対してのルールは特に厳しかった。

 

 

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