---シュウ---
師範代2名を生き返らせて、僕らはベースキャンプへ転移した。そこには、兵藤源氏と羅輝も連れてきていたし、誠、一香も呼び戻していた。
「フィア、大人の話をするので、イッセーと部屋に戻っていてくれ」
フィアは頷いて、イッセーを連れて、イッセーの部屋に向かった。
「で、川神鉄心よ。どう落とし前をつけてくれるんだ?」
僕は兵藤家の者の前で、再度、川神家総代に問うた。
「川神家で育てる」
「だって…」
僕は、兵藤家の方を向いた。
「ならん。兵藤本家の者の血筋を他家には渡せない」
源氏は鉄心に言葉を投げた。
「で、母体はこのままで良いのか?死ぬ覚悟はあるのか、百代?」
「え?」
意味のわかっていない百代。
「一誠の子供を産むということは、母体の命の保証はできないってことだ」
「どういう意味?」
「兵藤家と式森家の血は、人間の器では、収められないってことだ」
「イッセーは大丈夫だったんだろ?」
「誠と一香を転生ドラゴンにしたからな」
鉄心と百代と羅輝が驚いている。
「百代では無理だから、借り腹をしようと思う」
僕は、メイビスを呼んだ。
「彼女は元神のメイビスだ。彼女に借り腹を頼もうと思う。いいかな?メイビス」
毅然とした表情で頷くメイビス。
「えぇ、シュウさんの言われる通りに致します」
「元神だって?あの戦争で死んだことになっている神か?」
源氏が聞いてきた。
「そうだ。あの時、神と魔王4名を僕の下僕にした」
「あの戦争とは?」
鉄心が源氏に聞いている。
「目の前のヤツは、五大勢力戦争を終戦に導いた、神の遣い人だ」
「「えぇ?」」
鉄心と百代と羅輝が驚いていた。僕はヤマトを呼び出した。
「まったく、僕の予知能力で察知できないような、些細で重大な事をしてくれたよな」
百代に怒り気味であった。その百代の体内から受精卵を取り出して、メイビスに譲渡した。
「これで、大丈夫なはずだ。神ならば、無事に成長して出産できるはずだ。で、養育権は僕らがもらうよ。それなりに生きていけるまでね。その後は、兵藤家の次期当主にしてほしい。それで良いな源氏」
「イッセーはどうなるんだ?」
「イッセーは、兵藤家を継げない。人間ではないからな。イッセーの子供なら、人間とのハーフになるから継ぐ権利が生じる」
「え?イッセーは人間でないの?」
鉄心と百代と羅輝が驚いている。
「そうじゃ。イッセー本人は人間だと思うているが、実際は違う。最強の兵藤家の者には違いないが」
「川神百代、お前にペナルティを科す。生殖器官を性欲器官に置き換え、大きな子宮を無くす代わりに、強靱な腹筋くれてやる」
僕は、百代の腹辺りに手をかざして、念を込めてた。
「これで、ペナルティを執行した。お前は、もう子供を産めない身体になった」
「なんで?」
「イッセーの子供に、弟か妹が出来ては困るから。あと、お前はここで暮らして貰う」
「私の自由を奪う権利ないだろ?」
「権利?あるよ。とりあえず、仕置き部屋に行け!」
百代を強制転移させた。
「おい、孫娘をどこにやった?」
鉄心が詰め寄ってきた。
「仕置き部屋で教育していく。お前は、後で兵藤家と養育費用の割合を決めておけ!」
鉄心を川神院に転移させた。
「源氏、娘達とイッセーの逢い引きは、当分の間、ここでしてもらうことにする。いいな」
「あぁ、それでもかまわない」
「羅輝、お前はどうしたい?」
「イッセーとその子供とたまに会いたいわ」
「わかった。誠と一香はどうしたい?」
「今まで通りでお願いします。毎日帰宅できれば良いです」
「源氏は跡取り問題を解決しておいてくれ」
「了解じゃ」
源氏と羅輝を兵藤家本家へ転移させた。
さて、仕置き部屋に行くかな。
ヤマトと仕置き部屋に行くと、川神百代が全裸で縛られていた。
「団長、縛っておきました」
レイナーレが良い仕事をしていた。
「サンキュー、レイナーレ」
「おい、はずせよ!」
「ヤマト、闇のお仕置きを頼む」
「了解!」
ヤマトから闇のオーラが放たれた。
---百代---
また、闇のオーラに飲み込まれた。性的刺激を待つ私…しかし、望みは叶わなかった。鞭で叩かれた。それも茨の鞭だ。トゲが肉を引っ掻きまわす。
「痛っ!」
乳首を強打された。激痛に飲まれる。身体中が引っかかれた状態だ。乳首がもげそうだ。
「助けてぇ~」
軟膏のような物をクリ●リスに塗られた。痛い…タバスコだぁ
「やめてぇ~」
巨大な注射器に赤い液体が並々と入っている。先端に針はないけど、それを膣に挿入されていく。タバスコかな?ダメだって…
「ごめんなさい。許して下さい」
赤い液体は注入されていった。あまりの痛さで意識が飛んでいく。
---シュウ---
ヤマトの闇のオーラによる、精神攻撃で百代は失神していた。一番やられたくない事をやられているように思わせて、精神をいたぶる攻撃。肉体だけ鍛えている者にとっては、最悪の攻撃である。
百代を部屋に運び、意識を覚醒させた。
「どうだった?楽しめたか?」
「膣にタバスコなんか入れやがって!」
なるほど、タバスコ攻撃が一番やられたくないんだね。
「百代を転生悪魔にしたから。これからは、聖なる物、十字架、光には気をつけるんだな」
「聖なる物?」
「僕とかだよ」
僕のモノを百代の膣に挿入した
「チクチク痛い…」
「痛いだろ?僕からは微量だけど、聖なるオーラが出ているからね。本気を出せば、百代を殺せるよ。ふふふ」
「死にたくない…」
「お前しだいだ。忠誠を誓うなら、お前に適度な性的刺激と戦闘機会を与えるが、どうする?」
「誓わないと?」
「不感症にして、川神家に戻す」
「もっと、刺激がほしいです」
「では、契約は成立だ」
百代の額に、紋章を刻み込んだ。
「僕の印をお前に刻み込んだ。他の者と交わると激痛が走るからな。気を付けろよ」
僕は、百代をきっちりイカせて、部屋を出た。武神といわれた女だ。鍛えれば更に強くなるだろう。
メイビスの部屋に行く。
「すまないな。借り腹にしてしまって」
「良いです。あなたの役に立てるのですから。その代わり、この任務が終わっても、私を一緒に連れて行ってくださいね」
「あぁ、もちろんだ。僕の世界にはメイビスがいないから、連れて帰れるよ。メイビスが動けない分、ルシファーとレヴィアタンにメイドになってもらうから、彼女達を使って、胎児を育ててくれ」
「わかりました」
僕は、メイビスの頭を撫でて、部屋を出た。
イッセーの部屋に行く。誠と一香がイッセーに寄り添っていた。
「イッセー、大丈夫か?」
「大丈夫です。ショックは大きいですけど。まさか、10歳で子供が出来るとは…」
「すまない。百代の行動が読めなかったよ」
「シュウさん、凹まないでください。あの場合、行動予測は無理でしたから、シュウさんに責任はないです」
誠が僕を気遣ってくれている。
「あぁ、私はもうお婆ちゃんになっちゃうのね」
一香が笑いながら言った。
「すまなかった」
僕は二人に土下座をした。
「頭をあげてください。シュウさんのおかげで、一誠をもうけることができました。シュウさんから、禁忌の本当の意味を知らされなかったら、一誠は今ここにいなかったかもしれません」
1年後、イッセーの子供が生まれた。男の子だった。名前は「言成(まこと)」と、名付けた。源氏と誠には受けたけど、一香と羅輝には受けなかったけどね。