---イッセー---
この世界に馴染み始めた頃の、とある週末。部屋で学校の宿題をセーラと共にこなしていると、勢い良くドアが開いた。
「お兄様の家に居候?下僕なんでしょ?なんで、のうのうとしているのよ?!」
怒り心頭そうな紅髪の少女が部屋に、まさに乱入してきた。
「イッセー、スルーしよう。相手にしちゃダメ。バカがうつるから」
セーラに異変が…こめかみがピクついている。きっと、この子がリアスなんだろうな。
「下僕の分際で、私をバカと言ったわね。おい、お前!万死に値する行為よ!」
その言葉で、セーラはキレたと思う。セーラが纏うオーラの質が変異したから。
「おもしろい♪万死に値するのね。やってみなさいよ!このクソ女が!!」
セーラが立ち上がり、紅髪の少女へと近づいて行く。僕…あたふたと見ていることしか出来ない。それほど、セーラのオーラは異質であった。
「何よ!あんたなんか、きえちゃえぇぇぇぇ~!」
リアスが何かを纏った。だけど、セーラは意に返さない。リアスの着ている物を脱がしていく。
「どうして…どうして…消えないの…」
紅髪の少女の瞳には恐怖の色が混じり始めていた。
「バカだから、知らないのね?ふふふ♪滅の力は、格上の相手には効かないのよ~」
確かに、セーラの方が鍛え上がられている。あの鬼の娘だ。躾という鍛錬をこなしていたのだろう。
そして、全裸に剥かれた紅髪の少女。う~ん、セーラと違い、胸のボリューム感が違う。
「どうしようかな♪イッセー、あんたは下を責めなさい。私は上を躾けるから♪」
セーラが紅髪の少女を押し倒した。少女は恐怖に飲まれたのか、身動きが取れないようだ。蛇に睨まれたカエル状態と言うか。セーラは唇と胸を責めていく。僕は指示通り、下を責める。少女の膝を肩に掛けて、口で秘部を刺激していく。
「うぉ~!」
潮を吹いた少女。刺激になれていないようだ。
「お嬢様、いかがですか?下僕に躾される気分は♪」
セーラは楽しそうだ。僕は楽しくない…彼女の反応が味気ない気がするから。
「よし、イッセー、アレを出しなさい。部屋に結界を張ったから、誰も入って来れないわよ♪」
セーラの瞳が妖しく光った。鬼モードか…アレって、アレだよね?セーラはリアスの首に魔具である奴隷の首輪を嵌めた。この首輪に繋がるリードを手にして命じると、首輪を嵌めた者は命じられるまま、行動するのだ。
僕はアレを出した。
「ホラ、メス悪魔よ!イッセーのアレを舐めて、お口の中で楽しませてあげなさい」
少女が僕のアレを舌で舐め始めた。薄い舌…短いのか、舐めるのがつらそうである。目の前にいるセーラが、何かを手にして、少女の身体の中へ挿入した。そして、手にしたスイッチを操作すると…
「うっ…ダメ…止めて…」
「うるさいわね~、お口の中に頬張りなさい!」
少女が僕のアレを口の中に頬張った。セーラは少女の醜態をビデオで撮影している。鬼だ。さすがに鬼の娘だ。
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30分程で、少女は力無くグッタリとして床に置かれている。体力はゼロに近づき、意識は飛んだようだ。突起物を押しても、ピクリとも動かない。
「さぁ、イッセー。第2ラウンドよ♪こいつにぶち込みなさい」
妖しい色を放つセーラの瞳、逆らうと僕が危ない。セーラの指示通り、少女の腰に手を掛けて、後から彼女へ侵入した。そして、手の平で胸を堪能する。セーラは正面から少女の口と耳へ躾をしている。
「やめ…て…たすけ…て…」
弱弱しい少女の声。セーラは責めを止めない。この少女へ恨みを晴らしているようだ。
「助ける?いいわよ。その代わり、今度私達のサポートをしなさいね。リアス・グレモリー様♪」
「いやぁぁぁぁ~!」
あ、膜が破れた瞬間と、セーラのお願いの瞬間が重なり、リアスがイヤと言ってしまったようだ。
「イヤ?有り得ないわね。イッセー、もっと躾けるわよ♪」
「違う…そのイヤじゃない…やめてください…うっうぅぅぅ…」
喋らせない為、セーラが唇でリアスの唇の塞いだ。
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1時間後…部屋の片隅にリアスが、放置されている。全裸で、バイブとローターを挿入されて、その刺激を愉しんでいるようだ。
僕達は何事もなかったように、宿題を続けた。
コンコン!
「ちょっと、いいかしら?」
グレイフィアさんだ。
「はい、なんですか?」
セーラが応対した。
「リアスが、ここに来ていない?」
サーゼクスさん一家はどこかへ出掛けていたようで、その隙にリアスが、この部屋へ乱入したようだ。
「リアス?あぁ、なんか知らない女が、襲ってきたから」
部屋の片隅を指差すセーラ。惨めな醜態を晒しているリアスを目にしたグレイフィアさん。
「なんてことを…リアス…大丈夫?ねぇ、リアス…ねぇ、あなた…大変よ!」
なんか大事になっていく感じだ。
「イッセー、逃げるよ」
セーラが耳元で囁いた。そして、グレイフィアさんに、気づかれないように転移して逃げた。
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って、どこへ逃げるんだ?
「逃げるあてはあるのか?」
「無いよ。でも、もう居られないよ。あそこには…世界が違えばって言うけど、リアス・グレモリーって女は変わらない気がする」
確かに、いきなり消し飛ばそうとするなんて…危険だ。
で…行き着いたのは、あの堕天使の総督の家だ。
「おい…カンベンしてくれよ…俺は料理は出来ないんだから…」
僕達を見るなり、顔から血が引いていくアザゼルさん。
「住まわせなさいよ!それとも、私達を路頭に迷わすの?」
「え?いや、そんなことは…この世界で、のたれ死はやめてくれ」
セーラとの交渉?セーラによる脅し?のおかげで、アザゼルさんは、僕達の引き取り先を探してくれるそうだ。
「うぅ~ん…手料理が出来る家かぁ…あいつの家しか無いか…いや、もう1つあったなぁ…」
どこかへ連絡をしたアザゼルさん。
「決まったぞ!イッセー、お前の自宅だ♪」
自宅?はて?
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言われた場所へ転移した僕達。大きな家である。門には『鬼門』彫られた表札があった。
「イッセー君、待っていたよ♪」
ドアの前にはヴァーリが待っていた。
「ここは?」
「シュウさんの家よ。この世界における拠点って言えば良いかな?」
セーラの表情は固い。どうした?
「セーラ!やらかしたそうね。ふふふ♪」
「ご、ご、ごめんなさい…お父様には内密に…」
バキ!
打撃音…頭を押さえて蹲っているセーラ。
「はぁ?内密?有り得ないだろ?おい、セーラ。いい加減、その隠蔽クセは直せ!じゃないと、返品するからな」
いつに無く、怒りを露わにしているシュウさんが、セーラを睨みつけていた。
「ごめんなさい…お父様…うっ…」
「後、その泣き虫体質も直せ!まぁ、今後はヴァーリを合流させる。3人でやっていけ。イッセー、またな♪」
僕には笑顔を向けて、この場から転移して去って行ったシュウさん。
「さぁさぁ、中に入って♪」
家の中へと入っていった。家にはメイドさんが二人いた。いや、メイド姿の女性が二人かな。
「私はメイビス。この家の家事を任されているの。よろしくね、イッセー君」
優しそうな女性のメイビスさん。
「私はルシファーだ。ヴァーリの母親で、この家の警備を任されている」
クールビューティー系の女性のルシファーさん。ヴァーリのお母さんなんだ…
「私はヴァーリ・ルシファー。って、改めて紹介するほどの仲じゃないよね、イッセー君♪」
はい。よく知っております。
「しかし、リアスには困ったなぁ。お前達二人に、復讐をするようなことを言っているようだぞ」
って、ルシファーさん。
「復讐?有り得ない…」
セーラは殴られた頭をさすっている。が、リアスへの怒りは収まっていない。
「セーラの件は聞いている。まぁ、あのリアスが世界が変わろうと、変わる訳無いって思う。そこが問題だな」
ルシファーさんが呆れているようだ。リアスって少女はトラブルメーカーなのか?
「で、リアスから、レーティングゲームの果たし状が来ている」
え?早速ですか?どうするんだ?
「団長の方針、売られたケンカは全量買い取りだよ、イッセー君♪」
って、ヴァーリ。しかし…誰が王になるんだ?って、僕の目の前に箱が置かれた。箱の上には『鬼門イッセー』と記されている。
「団長から、イッセー君へのプレゼントだよ。イッセー君用のドラゴンの駒セットだって」
箱を開けると、既に駒が使われているのか、何本かが無い。
「その駒は団長の駒とリンクしている。駒を入れた者は、幽玄龍騎士団のチーム鬼門に配属になるんだよ」
へ?僕が小隊長ですか…無理でしょ…
「王はイッセー君に確定だよ。で、女王は私、ヴァーリ・ルシファーが貰いました♪」
えぇ~っと…セーラは?
「うん?セーラは兵士程度だよ。現状では無理だ。怒りにまかせた責めしか出来ないからね」
ヴァーリの言葉に凹んでしまったセーラ。まぁ、現状はそうだよな。
「戦車はラムさん、レムさん、僧侶はリトルとフィアナ、騎士はアイズとティオナに決定しているからね」
兵士以外、決まっているのか…って、
「アイズさんとティオナさんって…どこの世界の?」
「イッセー君のことが大好きな二人よ。向こうの世界のロキとフィンには話を通したそうだから、レーティングゲームの時には来てくれるって」
え…安眠抱き枕化される予感…
「セーラは今後の反省と鍛錬によって、兵士にするか決めるそうだからね」
「はい…」
相当気落ちしているセーラ。シュウさんに怒られたことが、ショックのようだ。
「地下にトレーニングルームがあるから、そこで鍛錬をするように。で、リアスからの果たし合いは3日後だから。前日には全員揃うように手配はしてある」
仕事が早いヴァーリ。
---リアス----
私をボロボロにした姉弟…果たし合いに応じると返答があった。目にものをみせてやる。私の身体に、あんなこと、こんなこと、そんなこと…人には言えない様々な行為をしたことを後悔させてやる。
女王には朱乃、戦車には小猫、騎士には祐斗がいる。この歳で、これだけ揃っているのは、私くらいのはずだ。負ける要素は無い。
前日…参加メンバー表が送られて来た。それを見て固まる私…はぁ?なんですって…
王 鬼門イッセー 転生人間
女王 ヴァーリ・ルシファー ハーフ悪魔
戦車 鬼門レム 鬼
戦車 鬼門ラム 鬼
僧侶 鬼門リトル ハーフエルフ
僧侶 鬼門フィアナ ハーフハイエルフ
騎士 アイズ・ヴァレンシュタイン ハーフ精霊
騎士 ティオナ・ヒリュテ アマゾネス
って…知らない種族が沢山いる…お兄様すら固まっていた。
「イッセー君の元々の種族が不明なのか…危険だ。リアス、棄権をした方が良い」
棄権…有り得ない。こちらから果たし状を出しておいて、相手の戦力を見てからの棄権って、有り得ない。
「ただでさえ、タフとされている鬼族が戦車だと…それよりも、女王が…ルシファー様の娘さんって…」
ルシファー様…悪魔なら誰もが知っている、悪魔族のトップに君臨されている初代魔王だ。
現在はお兄様達に代を譲って、名誉魔王の立場であるが、その戦闘力は健在らしい。その娘が眷属って…あの少年は何様?
「後、ハーフってあるが、もう片方の種族が問題なんだろ。ほとんど、未知の敵に近いぞ」
かもしれない…
---イッセー---
果たし合い当日、戦闘フィールドへ転移してから、事態に気がついた僕達。
「何?相手が変更になっている。嵌められたよ、イッセー君」
って、ヴァーリ。当日配布された参加メンバー一覧表に、ルシファー眷属とある。最強の魔王の眷属相手って…
「シスコン兄らしい配慮だな。まいったな…」
まいったと言いながら、みんなワクワクしている。危険だ。勝ったらマズい気がする。
「ラムさん、レムさんはボコっていってください。リトル、フィアナは、グレイフィア様対策して、アイズ達と私とイッセー君は、サーゼクスへ向けて進軍をする」
ヴァーリから指示が出た。頷くみんな。心強い…
「で、僕はどうすれば?」
えっ?みんなが声の主を見た。そこにはネギさんが立っていた。メンバー表には兵士8個って書かれている。誰が登録したんだ?危険度が増した気がする。ネギさん…フルカウンター持ちの盾である。でも、盾なのに、攻撃力は半端無い。瞬動術を駆使しての格闘術、『八重奏』と呼ばれる8つの魔法を発動できるアイドリング状態で保持していて、いつでもノーアクション、ノー詠唱で撃ち込める。その魔法は、1つだけでも戦況を左右できると言われている戦略級魔法ばかりとか…で、本人の性格は無邪気である上、記憶力に難が有るとかで作戦内容を覚えきれず、盾以外では作戦には向かないとされている。
「ネギさん…鬼の作戦か。こうなることを読んでいたのかもね。じゃ、イッセー君の盾でお願いします」
「ねぇねぇ、開幕弾を撃っていい?」
ネギさんの無邪気なお言葉…意味のわからないアイズさん、ティオナさん以外に戦慄が走った。僕達は生きて帰れるのだろうか?味方への誤爆も多々あるらしいから…
「あぁ、撃ちたいんですか…では、みんな、開幕したら、ネギさんより前には出るな!」
ヴァーリの指示。その顔には血の気があまりない。ネギさんの開幕弾…団長以上の破壊力である。1発で終わるはずだ。
そして、戦闘開始の合図と共に、目の前には地獄絵図が展開した。キノコ雲が何本も立ち昇り、戦闘フィールドは破壊されていく。かって、ここまで酷い戦場があっただろうか?目の前は一瞬で焦土と化し、生き物のオーラをまるで感じられない。
『ルシファー眷属が全滅しましたので、鬼門眷属の勝利です』
と、震える声のアナウンスが流れた。アイズさん達もネギさんの怖さが判ったのか、その場でしゃがみ込んでいる。ラスボスクラスの威力だろう。
「ネギさん…何を撃ちましたか?」
恐る恐る訊くヴァーリ。
「うん?アイドリングしている魔法を8つ、初めて同時に撃ってみた♪ここまでスゴいんだなぁ~♪」
喜んでいるネギさん。確か1つだけでも、戦況を左右出来る広域魔法だったよな…それを8つ同時って…逃げ場はあっただろうか?相手の心配をしている僕であった。
鬼門眷属
王 鬼門イッセー 転生人間
女王 ヴァーリ・ルシファー ハーフ悪魔
戦車 鬼門レム 鬼
戦車 鬼門ラム 鬼
僧侶 鬼門リトル ハーフエルフ
僧侶 鬼門フィアナ ハーフハイエルフ
騎士 アイズ・ヴァレンシュタイン ハーフ精霊
騎士 ティオナ・ヒリュテ アマゾネス
兵士 ネギ太郎 転生人間