※この作品はR-18です。

人から貰ったものを簡単に食べちゃいけません。って教わった気もしなくもないんだけど、お金ないし取り敢えずタダなので貰おうと思います。   作:実柚

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1話

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」

 

朝起きて、生理現象でいつものようにトイレに行った。なにも変わらない、いつもの万事屋(我が家)のトイレだったのに、俺の股にはあるはずの無いものが付いていた。

 

「嘘だろ?胸は無くて下だけって……何の冗談ですか?」

 

タイトルと同じくらい長い悲鳴をあげ、落ち着こうと深呼吸した。

どうやら小さい方は、元あった場所から出るみたいで問題なく生活は出来るみたいなんだけど……。

 

はぁ~っとため息をつき、トイレを後にする。ふと、トイレのドアにかけられたカレンダーに目がいった。

 

…………。良くねぇよ。自分で数秒前の自分につっこむ。

今日、25日に赤のマジックで丸印が付いてる。

アイツの給料日でアイツとのデートの日。朝から来るって言ってたし、昨日神楽を新八に押し付けちゃったし……。なんか、久しぶりだから休み取るって言ってたし……。

マズイヨ、断ろう。アイツに犯される前に逃げなきゃ。

 

だって、男の俺に今、女性器が付いてるんだよ?マンコだよ?ケツマンじゃなくて……まじのマンコ。男なら100%孕ませるでしょ。

 

いつもは、逢えるの楽しみな俺でも今は身の危険を感じてる。胸は無くても思考は女なのか?

 

黒電話を持って、ダイヤルを回す。

 

「入んぞ。」

 

ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!

来ちゃったよ。どうしよう。

みんなから“鬼の副長”とか呼ばれてるけど、俺には優しいんだって思ってたけど、今は俺にも“鬼”に見えます。

 

「なに、キョドってんだ?そんなに俺と逢えるのが嬉しかったのか?」

 

いやぁぁぁぁ!!

そんな笑顔で抱き付かないで、頭撫でないで~。

 

マジでヤバイよ。女の子ってこんなに男が怖い生き物だったのね。戻ったら優しくしよう……ってそんなこと考えてる場合じゃなくて……この状況からどう逃げ出そう……。

 

「久しぶりに逢えたんだから、どこか行くか?」

 

うーん、そりゃ俺だって久しぶりだから嬉しいよ。今の状況じゃなかったらね。

 

「あのさ、今日仕事入ちゃったんだよね。だから、お前に連絡するつもりだったんだけど……。」

 

俺にしては上手い言い訳じゃねぇ?

 

「嘘つけ。」

 

痛っ。デコピンされたんですけど……。そんなに下手だった?

 

「さっき、お前んとこのメガネに逢ったんだよ。で、今日は仕事入れずに楽しみに待ってましたよって言われたんだけど?違うのか?」

 

新八のバカ。

 

「たった今、入ったんだよ。仕方ないだろ。だから、今日のデートは無し。帰ってくれる?」

 

「なんでだよ。つうか、俺も手伝うからその仕事。二人でやれば早く終わるだろ?」

 

うーん、さすが真撰組一の頭脳……。ヤバい言い返せない。

 

「健康ランドでも行くか?」

 

なんか、嘘ってバレてるんですけど……誰がお前と裸にならないといけない場所に行かなきゃならないんですか?

 

「行かない。」

 

「なら、部屋でゴロゴロするか?」

 

「うーん。」

 

「なんだ、俺と一緒に居たくないのかよ。せっかくだから、膝枕して貰おうと思ってたのに……。ダメ?」

 

うーん。俺が見上げられんの弱いの知っててやってきた。断れねぇじゃんか、そんなうるうるの目で見んな。

 

「少しだけだからな。」

 

「やりぃ。」

 

嬉しそうにしちゃって……。はぁ~、バレないようにしなきゃ。

 

「いいよ。」

 

ソファに座り、太ももを叩く。トシも待ってましたと言わんばかりにボスっと頭を置いた。

よく見ると若干クマが出来てるみたい。寝てないのかよ。全く……。

 

「寝ていいよ。」

 

「いい。」

 

机の方を向いていたのに、俺の身体の方に寝返りをうち腰に手を巻き付けてくる。

 

「土方……」

 

「ん?」

 

目を閉じて返事だけしてる。ほんとは眠いぽい。

 

「なんで、俺と付き合ってんの?」

 

「はぁ!?」

 

言いたくないけど、つい言葉に出ちゃう。マジで女になったのかも。

 

「そのさぁ、罰ゲームだったらいくらなんでも期間が長すぎかなぁって、隠しカメラとか盗聴とかされてんのこの家。どうせ、沖田くんに言われてしてるんだろ?」

 

「……本気でそう思ってんのかよ。」

 

だって、ずっと隠さないといけないって思ってた想いが、まさか両想いなんて思わないじゃん。

 

「だって、男だし……性格ひねくれてるし、可愛くないし……「それ以上言うな。そりゃ、連絡取らなかったのは悪かったけど、マジで忙しくて寝てないんだよ。お前と1ヶ月逢えなかったけど、1ヶ月休んでないんだよ。別れ話なんて聞きたくない。」

 

「そんなんじゃねぇけど、普通は女と付き合うんじゃねぇの?」

 

「じゃあ、なんでお前は俺のこと好きなんだよ。」

 

「そりゃ、格好いいし、お金持ちだし……。」

 

「好きになった相手がたまたま男だっただけ。つうか、布団いこう。」

 

「本格的に寝るの?」

 

「ちげぇよ。本格的にやんの。」

 

「へぇ?」

 

どこでスイッチ入っちゃった?

なんで、ヤバイよ。犯されちゃう。俺の処女が~!!

なんて考えてると、お姫様抱っこされて万年床に連れていかれる。

 

「ちょっと、やだ。したくない。」

 

「なに言ってんだよ。」

 

布団に寝かされる。

 

「マジでやんの?」

 

逃げたい。せめて、今日1日だけは逃げなきゃ。

猫耳が生えた時も、ガキに戻っちゃった時も1日で戻ったし……これもたぶん沖田くんの仕業かなぁ?でも、何も貰ってないし………あっ!坂本かぁ……。そう言えば、昨日ヅラが持ってきたジュースを飲んだような。坂本からの土産って言ってたけ……。

 

「おい、これどう言うことだ?」

 

考え事してたら、いつの間にか服も何もかも脱がされて産まれたままの姿にされてる。

終わった。終わっちゃったよ。

 

「あのさぁ……土方くん?」

 

なんか、ずっと固まってるんですけど。

 

「本物なのか?子供出来んのか?」

 

「わかんねぇよ。朝起きたらこうなってたの。俺だってビックリなんだよ?」

 

「なんか食べたのかよ。」

 

「たぶん、坂本が持ってきたジュース。」

 

「空のゴミは?」

 

「台所のゴミ箱に……。」

 

…………。アレ?何もせずに出ていっちゃったよ?取り敢えず、処女喪失は免れた?

 

「………だから、…………あぁ………。」

 

隣の部屋から話し声がする。電話してるのか。えっ~と、服着とこう。

 

「今、山崎に調べさせるから。」

 

「ん?」

 

「容器が瓶だし、少しは成分残ってると思うから。すぐに山崎が来るって。」

 

「別に調べなくても、1日で戻ると思うけど………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、ジミーくんが来て瓶を回収。夕方に結果は出たんだけど………。

 

「いつまで、そうやって布団にくるまってる気だよ。もう、夜になってるんですけど?」

 

「やだ。」

 

「なにが気にいらねんだよ。結婚しようって言ってるんだぞ?」

 

「………。」

 

はぁ~。まさか、戻る為にしなきゃいけないのが、出産なんて………。トシは、子作りする気満々なんだけど………。

 

「俺と作んの嫌なのかよ?」

 

「…………だよ。」

 

「へぇ?」

 

「怖いんだよ。なんで、こんなことにならなきゃいけないんだよ。お前する気満々だし、その~最初痛いって言うし……妊娠するまで何回しなきゃいけないんだよ。」

 

「まぁ、産んだら戻っちまうし、ゆっくりで良いって。取り敢えず、結婚しよう。」

 

幸せそうに抱き付いてくる。なんか、嬉しそう。

 

「わかった。結婚してやってもいいけど、ちゃんと帰ってこいよ。」

 

おでこにkissしてやる。

 

俺の処女が奪われるのはもう少し先ってことで…………。

 

 

 

 

 

 

 

To be continued

 

 

 

 

 




親友のリクエストのふたなり。書いてみたけどエロが……。次回、エロ書いてみます。頑張るよ。
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