※この作品はR-18です。

MONSTER HUNTER〜現実と幻想の狭間へ〜   作:野良猫@翔

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最近忙しくて書いてる暇もない…


屍の先にあるもの

どのくらい歩いただろう

 

ランポス達を狩りながら変わり果てた商店街を進んだ。

 

 

きっと生存者はいないだろう

屍となって変わり果てた人だったはずの変わり果てた姿

 

爪で引き裂かれ、身体と離れ離れになり

内臓が食い荒らされてる人

 

 

それが人なのかすらわからないほど無惨に肉片になった人

 

そして、瓦礫の中で自ら命を絶った人

耐えられなかったのだろう、助けを呼ぶが逃げ惑う群衆とそれを追うなにか

未来も希望もなにもない、ただそこには絶望と死

 

もっと早くここに来ていれば助けてあげられたかもしれない

俺たちを見たら希望が生まれたかもしれない

 

まだ俺と歳も変わらない…

もっと生きたかっただろう

そんな光景を見て、だけど、進むしかできない

 

怒りをぶつけるのに向かってくる奴らを殺す

狩るのではなく、殺す

 

ギルドナイトがいれば処刑対象だな、きっと

 

親父は相変わらず無言でいつでも刀を抜けるように歩いている

 

 

なにを考えているのだろう…

 

 

そう考えていたら

 

 

 

血の匂いが強くなった

 

 

あまりの強烈な匂いに歩みを止めた

 

いや、止めざるおえなかった

 

 

親父も只ならぬ雰囲気と匂いの強さに警戒を強くしていた

 

 

 

 

濃い

 

ただただ濃い匂い

 

 

 

「なんだ、この匂い…。この先になにがあるってんだよ。

道中見て来たものよりももっと酷いことがあるのか…。」

 

 

止めていた歩みを少しずつゆっくり進めていった

 

 

先ほどよりも周りへの警戒を強め、いつなにが待っていようとも歩みを止めてはいけない

 

 

血の匂いが進むにつれてどんどん濃くなっていく。

 

 

「この先にはこの商店街の憩いの場になっているセンターホールがあるはず。

血の匂いはそこからしてる…。そこでなにが…。」

 

 

 

「きっと先ほどからわしらの後をつけるように一定の距離でついて来ている奴らの親玉がいる、と考えられよう。

奴らにここに誘い込まれたな」

 

 

ランポス達の親玉…。

 

 

あぁ…。

 

普通個体のランポス達よりも2回り以上大きく、トサカも発達し大きくなり、特徴的な爪は長く鋭くなっている。

ランポス達を掛け声一つでまとめ、統率を取ることの出来る個体

 

 

その名も

 

 

「ドスランポス」

 

 

ゲームの中ならボス系モンスターの中で最弱と言っていい位置にいる

 

 

だけど、今は違う

 

奴の存在はハッキリ言えば

「恐怖」そのもの

 

 

この先に奴はいるはず

この商店街は奴らの縄張りであり

 

奴らの巣、であった

 

 

その中に俺たちは知らず知らず足を踏み入れていた

 

自ら歩みを進め、縄張りに入り込んでいた

 

 

 

もぉ引き返すこともできない

 

 

親父の言っていた通り至る所にランポス達がこちらを見ていた

路地裏や屋根の上、後ろを見れば一定の距離を保ったままのランポス達

 

 

 

完全に退路を絶たれ、囲まれていた

 

 

「やるしかない…。こんなところで死んでたまるか。親父、この先にある親玉はさっきの奴らよりも厄介ではるかに強くて、奴らを軍隊の指揮をとるみたいに扱う

だから親父、覚悟を決めよう」

 

 

この先に待つ、奴を倒すため駆け出した

 

 

覚悟を決めて

 

 

 

 

囲まれてる?見張られてる?

 

 

 

そんなの今更どうだっていい

 

 

生きるため

 

 

 

 

やってやる、全力で

 

 

 

 

 

 

足掻いてみせる!!

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