MONSTER HUNTER〜現実と幻想の狭間へ〜 作:野良猫@翔
頑張って更新するよ!
ゆっくりとした動作で腰に刺した獲物を抜く
二刀一対の太刀
夜月と陽炎
俺の産まれた日に祖父が打ち、親父が仕上げた獲物
夜月は夜の闇の如く暗くそして光を飲み込む程に漆黒に染まっている
陽炎の刀身は太陽の如く輝き、光を反射しあたり照らす程に純白に輝いている
黒と白、光と影。
二本は相対する存在であり、交わる事のない刀。
二本はお互いの存在を認め、輝けば影が濃くなり、陰りが強くなれば輝きが増す。
それが夜月と陽炎。
スーハー…
二本の太刀を構え、目をつぶり深呼吸をする。
精神を研ぎ澄まし、目の前の標的のみに集中する
ドスランポスは相手を伺っているのか、その場からは動かず此方を見つめ、唸りを上げる。
目の前の獲物は何をしている?お前は敵ではない、餌だ。
そう言っているのか鋭い爪が擦れ合い、辺りに不気味に響き渡る。
両者は対面したまま動かない。
どれほど時が経っただろう。
宗次郎は瞳をゆっくり開き、もう一度己の敵を認識する
「…いざ、尋常に勝負!!」
その叫びが合図となり、戦いの火蓋が落とされた。
ドスランポスは咆哮し、ランポス達が殺到する!
包囲していたランポス達が殺到する。その数五頭。
牙を剥き、鋭い鉤爪を振りがし、断末魔の叫びをあげながら宗次郎に襲いかかる。
「…我が流派、風暗流風ノ太刀飛翔剣、壱ノ型 烈風!!」
身体を限界まで捻り、軸足を元に飛び回転斬りを繰り出す
宗次郎の流派、風暗流に受け継がれる飛翔剣
壱ノ型 烈風。
本来なら一回転目で相手の攻撃を弾き、二回転目以降でガラ空きの胴体に太刀を複数回高速剣を打ち込み、切り刻む
攻守一体の剣技。
シュパァン…
トン…
風が空気を切り裂いた音
そして、着地した音
ドサドサ…
地に堕ちる音
その後に静寂が訪れる
宗次郎に襲いかかったランポス達に烈風が炸裂。
見事に切り裂かれ、変わり果てた姿で地に落ちた
それを見ていたドスランポスは今まで自分を取り巻いていた手下達が者の数秒で
餌としてしか見ていなかった者に殺された
この世に突如生を受け、残虐の限りを尽くし、逆らう者はいなかった
今回も変わらないと思っていた
それが一瞬の出来事で崩された
激昂した
怒り狂い叫びを上げる
まだ残る手下を引き連れ宗次郎に向かって駆ける
その目は血走っていた、弱者が強者に刃向かう事は許されない
まさにその言葉具現化した様にアギト開け、鉤爪を打ち鳴らし、地面を抉りながら殺到する。
噛みつき、引っ掻き、飛び付き、体当たり
間髪入れずに宗次郎へ仕掛ける
が、なぜか当たらない
目の前にあるはずなのに手応えがない
ドスランポスは混乱していた
「…ふん、やっぱりお前は最弱なんだな。生で目にして恐怖していたけど、今の俺はお前に負けない。風暗流水ノ太刀浮木。流派に伝わる独特に歩みと身のこなしで相手の攻撃を無力化する。お前は気づいていないだろうが交わす寸前に打ち込ませてもらった。浮木の恐ろしさ、痛みで知れ」
ドスランポスに言葉は通じない
だが、痛みは通じる
身体中に走る痛み
ドスランポスは驚愕し叫び声を上げる
切られている、知らぬ間に
無数の太刀傷が己を切り裂いていた
身体中から血が止めどなく滴り落ちている
ドスランポスはさらに咆哮し、仲間を集め
総攻撃に移る
もぉ出し惜しみはしない
貴様を全力で、全勢力で打ちのめす
咆哮の後静寂がしばし訪れ
辺りを不気味に包んだ
それも束の間…
地響きとも取れる無数の足音。
路地や屋根の上、商店街の至る所から
どこからともなく集まるランポス達。
その数、100頭以上。
この一帯にいたランポスなのだろうか
青い雪崩が前後から現れた
ドスランポスの周りに集まり、宗次郎達を包囲し
ドスランポスの指示を待つ
「ふむ、奴は初めての命の危機に手下どもを掻き集めたと言う方か。
宗次郎、この局面乗り越えてこそ己に打ち勝つことが出来る。背中は任せろ、総力戦なら儂も出る。見せてみろ、風暗流の戦いを!!」
ドスランポスを追い詰めた!
展開早いよね…うん
だって初のボス戦だよ?わかんないもん、早いとか
とりあえずドスランポス噛ませ犬みたいにして見たかったんだもん
風暗流とか出して見たいけど思いつきだし、とりあえずつぎで終わらせるから堪忍して?
では次回!ドスランポスを狩猟せよ!決着。
総力戦での戦い、100を超えるランポス達とそれを纏める激昂したドスランポス
青き狩人に双剣の達人との戦いに終止符を打つ