この作品はフィクションですってば!
じゃあどうぞ。
俺の肉棒は先程留美に放出した精液の残滓がいまだ残っており、もっと言えばギンギンにいきり立っている。
「また、なめようか?」
「……いや、やめとこう」
留美の誘惑を振り切るのに少し、いやだいぶ苦労した。だって、絶対気持ちいのがわかっていたから。
「もうしないの?」
「そうだな。疲れたろ?」
「うん……でも、」
留美は下をチラと見て、
「まだげんきだよ?」
「まあ、そうだけど。いや、待て待て、いいから」
上目使いで俺を見上げ、膝をついて肉棒に手を伸ばそうとしてきたので慌てて遮る。むう、と頬を膨らませる留美が可愛いこと。
確かにまだ元気だが、もう続けるつもりはない。興奮具合は留美の淫らな姿を見ても我慢できるほどにはなっている。大きく深呼吸をする必要があるが。
もうしないのは興奮の収まりだけではなく、留美の消耗具合が相当だとわかるからだ。
クーラーが効いているにも関わらず汗だくになっており、
「疲れたろ? いっぱいエッチな汁を出したし、ってぇっ!」
「八幡、八幡、八幡!」
「おい、その名前呼びは侮蔑の意味で言ってるな?」
留美は頬をプクーッと膨らませ赤らめ、ポカポカと叩いてきた。留美は恥ずかしがると攻撃的になるようだ。力は弱いのにちょっと痛い。
愛液をかなりの量放出しているのだからかなり疲れて渇いているだろう、という心遣いはお気に召さなかったようである。いや、実際のところ椅子とか床とか、結構濡れてるんだよな。
その辺りを見ていると、またもや留美に蹴飛ばされた。痛い。
「わかった、悪かったよ。ちょっとデリカシー足りなかったな」
「……さっきまでならともかく、落ち着いちゃったから」
「そういうもんか」
どうやら留美は素に戻ってしまったようで、いやらしいよりも可愛らしい普段の留美に戻ったようだ。
「とりあえず着替えるか。ティッシュティッシュ、と」
「あ……」
「ん? どした留美」
「ん……ううん。なんでも」
ティッシュで精液を拭おうとすると、留美がちょっと変な反応を見せる。
はてどうしたのかと思うが、すぐに思い至る。そう言えば、すてるみたいでや、とか何とか言ってたか?
「留美」
「……何?」
「いつもこうして捨ててるから、あんまり気にするな」
「え?」
「いや、あんまりおいしいものでもないらしいし、そんな物欲しそうな眼をせんでも、ってぇ!」
「つい! さっき! デリカシーがどうとか言ってなかったっけ?」
「いや、気にするなってことを言いたかったんだけどな」
今度は脛を蹴られた。いや、口には気を付けるべきだな。いつもそれほど声を荒げることがない留美が大きな声を出す程なわけで。そんなにおいしかったのか、とか聞いたら今度は全力で蹴飛ばされるだろう。
とまあ、ズボンを履くだけなのにこのようなやり取りをしており、さすがにこの後にまたエロいことをしようという空気は無くなっていた。
「それで、実際のところ風呂はどうする? まだ小町帰ってきてないし、帰ってきたとしてもどうにかごまかすけど」
「うーん、正直なところ入りたいけど」
言って留美は身体を確かめる。レオタード姿なのは変わらず、しかしながら留美の身体には色々とこびりついている。
俺の唾液だとか精液だとか、そして留美の汗や愛液が、たくさん。
シャワーで流したいのが本音だろう。
「このままうちに帰って、すぐに洗濯しちゃう。お風呂いただいたら長居しちゃいそうだし。それに、」
「ん?」
「さすがにお風呂でエッチなことしてたら、いくら何でも誤魔化せないと思うし」
とんでもない理由だな、おい。
「いや、一緒に入ろうって誘ってるんじゃなくてな。というか、仮に入ってもしない」
「したくないの?」
「ぅ……」
「……八幡、わかりやすいね」
クスクスと笑う留美に先程までの従順で淫靡な様子は見られず、いつも通りの小生意気な可愛らしい妹分だった。
変わり身がすごいというか、本当にこの美少女とつい先程までエッチなことをしていたのだろうかと記憶を疑いたくなる。
「それじゃ八幡。着替えるから、またちょっと出ててもらえる?」
「ああ、まあいいけどよ」
「なに?」
「もう色々見てるんだから、あんまり気にしなくてもいいんじゃないかなと、んぷっ」
「早く、出て」
「へいへい、下にいるからな」
着替えをしようとする留美だが、俺の余計な一言に、タオルケットを投げつけられた。
もはや留美の身体の箇所に俺が見ていない場所はないほどだというのに、何だって着替えは見せたがらないのか。謎である。
とはいえ、着替えを見たいというわけではないので、どうしても見たいというわけではないので(強調)、素直に部屋を出る。
麦茶でも用意しておこうか。
「お待たせ」
「おう」
待つことしばし、ほんの数分ほどで制服に着替えた留美が階段から降りてくる。
「早かったな。ほれ、麦茶」
「ありがと」
ソファーに座る俺の隣に迷うことなく座り、受け取った麦茶を嬉しそうに口にする。
ここだけ見てるとただの中学生なんだが、麦茶を持つ手は唾液まみれで肉棒を握り、麦茶を飲む唇とキスをし、麦茶を含んだ口内には肉棒を突っ込んでいるんだよなぁ。
あまり考えていると、また収まりが効かなくなるから適当なところでやめておく。
「八幡」
「どうした?」
「エッチなこと考えてた?」
「……な、なにを、いっちぇるのかわからないな」
「隠さないでいいのに」
どうしてわかったのか、女の勘怖い。ふふっと笑う留美は麦茶をまた一口。
「ずいぶん着替え速かったんじゃないか? 急いだのか?」
「ううん。レオタードの上に制服着ただけだから。ほら」
言って、留美は制服の胸元を引っ張る。そこには、つい先ほどまで間近で見て汚したレオタードが留美の身体に張り付いていた。
「っちょ、おま」
「留美。だって脱ぐと零れてきそうだったから」
「……ああ、そう、か。それじゃ、しかたない、かな?」
ほぼ留美の中に出したからどれだけの量が出たのか正確にはわからんが、相当な量を出している。それが零れだしたら片付けるのはかなり手間だろう。
その量を留美が体内に収めたままというのも辛いのではないかと思うが。
「まだお父さんもお母さんも帰ってこないから、家帰ったらすぐに洗濯機回してお風呂に入っちゃうよ」
「ああ、その方がいいかもな」
さすがに、親御さんが見たら匂いとか見た目とかですぐにばれるだろう。それはさすがに恥ずかしいというか、合わす顔がないというか。
「あ、そうそう八幡」
「ん、どうした?」
「私の下着、なんなら置いて行こうか?」
「……なんなら、って何だ。ちゃんと持ち帰ってくれ」
とんでもねえことを言い出しやがる。さっきから留美との会話が心臓に悪い様な。
「八幡がいつでも私のことを思い出しやすいようにって」
「いらん。そんなんなくても留美のことは思ってるし、下着より留美の方がいい」
「……そっか。嬉しい、な」
勢いづいて恥ずかしいことを言ってしまった気がする。留美が笑みを浮かべて肩に頭を乗せてくる。
……ああ、思い返すと恥ずかしくなってきたな、ちくしょう。本当に留美は俺のペースを乱す天才だ。
「帰る前に、ちゃんと取って行くから」
「待てこら。置いてってんのか、今?」
「冗談だけど」
どうしてくれようか、この美少女中学生。
さすがに頭に来たので、ふふふと笑っている留美ににヘッドロックをかけてやった。きゃーっと悲鳴を上げる留美。
ふと、こうまで留美と気安いやりとりをしたことはなかったと気づく。やはり、体を重ねたためか、心の距離までも近づいたのだろうか。俺がこれほどちょろいとは思わなかった。
きゃっきゃうふふと、まるで普通の恋人のような(普通の恋人がどういうのかは知らんが)やりとりをして後、息を整えた留美が俺の方に向き直った。
「今日はもう、しないんでしょ?」
「お、おう」
声のテンションが急に変わったので少し驚く。真面目な話、というには内容がエロイけれども。
「今度はもっと、恥ずかしいことするの?」
「……するかも」
「また私をいじめる?」
「いや、いじめたいわけじゃないんだけどな」
結果的にいじめていることになるのだろうか。大切にしたい気持ちが多々あるのだが、確かに留美の困り顔をよく見た気がする。
だって恥ずかしがってる留美の顔とか、可愛いんだもんな。
「でも、八幡はそうしたいんでしょ?」
「……そう、だな。留美は、つらいか?」
「ん……恥ずかしいけど、嫌ではない、かな」
留美も複雑な気持ちがあるのだろう。
それもそうか。俺がエスっ気を出し、それを留美が受け入れている以上留美にエムっ気があるとほぼ同意である。今日の感じからすると、留美は確かに素質はありそうである。素直だし、奉仕気質だし、従順だし。
俺はすでに自分にエスっ気があることを自覚したが、自分がエムである葛藤を受け入れるのに留美はどれだけかかるだろうか。
もしかしたら、もう嫌だと思ってしまうかもしれない。それは……嫌だな。
だが、下手の考え休むに似たりというように、俺の考えなんぞ及ぶはずもなかった。
「だから八幡」
「……なんだ」
「また、私にエッチなこと、教えてね」
そう言ってにこりと笑う留美に、俺は我慢できずに唇を奪うのだった。
つまるところ、今日の俺は留美にからかわれ、驚かされ、翻弄されっぱなしだったということ。
いや、主導権を握っていた時間はあるけども、それだって留美が受け身だったからで、留美が攻めに回ったら俺なんか一蹴されてしまうことは想像に難くない。
何が言いたいのかというと、留美は将来が有望すぎる女の子であるということだ。
留美を玄関から見送る際、留美に宿題を一つ与えると、俺は最後に留美が残していった言葉を考えていた。
それはつまり……
「ただいまー」
「おかえり、小町」
この妹であるところの小町である。
留美は帰る前にこう一言残していった。
「小町さんって本当に外出してたのかな」
と。
荷物をもって階段を下りていき、それ以降俺は見ていない。玄関を閉める音と振動がして、玄関に小町の靴が無かったから外出しているものと考えていたが、出たふりをすることもできるし、どこかの窓を開けておけば隠れて様子を見ていることもできるだろう。実際、俺が帰宅した時には隠蔽工作をしていたわけだし。
さて、小町は本当に外出していたのだろうか。
「留美ちゃんとうまくいった?」
「どういう質問だ。俺と留美はいつでも仲良しだよ」
「ほほーう、それは興味ありますなー」
ただの思い過ごしであるなら別にいいし、仮にのぞき見していた場合……そちらの場合でも別にいいか。誰が困るわけでもないし。小町が誰かに漏らすとも思えない。
「さあキリキリ吐いてもらいましょうか!」
嬉しそうに笑っている小町を見ていると、どうでもよくなってくるしな。なるようになれだ。
最後に何かあり気に小町のことどうのこうのと言ってますが、別に今後小町と何かあるというわけではありません。
じゃあ何で書いたか、思いついたから書いちゃった。
というわけで、また。