時空を超えた響宴〜璃緒と明里と〜
それは、少し未来の話。
その男、金色遊旗は浴場にいた。それは時空を超えた蠱惑の間。
「……あら。お早い登場ね遊旗」
「璃緒ちゃんこそ。今日も、その、可愛いね」
「……も、もう、お上手ですわね」
神代璃緒。青い髪、大きな瞳の美しい少女。遊旗より年下だが、芯の通ったしっかり者だ。勝ち気なところはあるが、遊旗はそんなところも愛おしく思っていた。
遊旗は璃緒が好きだった。だから、彼の形も自然と変わる。
「……あ♡」
璃緒は眼を細める。ここは浴場。璃緒も遊旗もタオル1枚。限りなく無防備に近い姿だ。だがそれで良い。この空間に来るということはそういうことなのだから。
璃緒は遊旗に触れる。
「……り、璃緒ちゃん」
「遊旗……私が点検してあげますわ♡」
タオルの上から、モノを優しく刺激する。璃緒の手によって愛される。男は己の高まりを感じた。
「……っ」
いやらしい上下運動が、遊旗の理性を蝕む。やわやわと揉まれる感触はこそばゆく、心地よい。女に自らを触られるというのは良いものだと、改めて感じた。感謝を込めて、璃緒の頭を撫でる。
「ありがとう璃緒ちゃん。気持ちいいよ」
「……そ、そう」
璃緒は目を逸らして照れをごまかすが、その手の動きは明らかに熱心になっていた。遊旗は璃緒への想いをさらに募らせる。
神代璃緒は氷の女王と呼ばれている。その高慢なように見える態度、あらゆる方面における高い能力、そして、学校一の札付きと呼ばれる男の妹であるということ。それらが彼女をそういった印象たらしめている。
「ふふ、変態ですわね。もうこんなになって。飢えた獣みたいですわぁ」
女王の名に違わぬ冷たい視線がペニスを貫き、遊旗の背中にゾクゾクと何かがはしる。彼女に罵られるのは好きだった。しかし一方的では面白くない。遊旗は知っている。彼女は本当は純粋な女の子で、素直になればとても可愛いのだと。
だから、素直にさせてやることにする。
「ふふ……っ、ちょっ、遊旗ぃ……ひゃあっ!?」
「璃緒ちゃん、良い形だよ。安産型だね」
「ば、なに言って……ゆ、指、指が、あぁぁっ!?」
粘着質な音が響き、直後、璃緒の嬌声がさらに大きく響く。
「あ、あぁんっ! こ、こんないきなり、あぁっ!」
「これが……璃緒ちゃんのナカ……」
「い、言わないで、ひゃぁっ!?」
指先から伝わる、膣のぬくもり。あたたかき抱擁。嘘偽りのない神代璃緒の感触に、酔いしれる。
──ちゅっ、ぐちゅっ──
いじると、その度に璃緒は肩をピクピクと震わせてくれる。喘ぎ、のけぞり、良い声を聞かせてくれる。可愛かった。自分の指がこんな美少女を感じさせていることに、充足感を覚える。指の締め付けも少しずつ強くなっている気がする。
「ゆ、遊旗……」
「璃緒ちゃん……」
快楽に溺れる少年と少女は、うっとりと見つめ合い、そして。
「……ちゅっ」
くちびるを重ね合う。いやらしい音が互いの口の中で響く。舌と舌が、互いの唾液を求めるように動き回る。
璃緒の口の中はあたたかった。氷の女王という異名に反して、慈しむようなぬくもりでこちらを癒してくれる。遊旗はたまらない気持ちだった。
やがて、くちびるが離れる。
「……はぁ、はぁ……遊旗、あ、んっ」
長いキスを終えた後、遊旗は指を璃緒から抜く。遊旗はとろけた目のまま、さきほどまで璃緒を味わっていたその指先を、自らの口に含んだ。
「……へ、変態、ですわね。あ、味はどう?」
「美味しいよ。俺、やっぱり璃緒ちゃんが好きだ」
「も、もう……」
遊旗は璃緒の女性器を口で味わった。ならば、次は璃緒が口で遊旗の男性器を味わう番。それが自然な成り行き。そしてそれに逆らう意志は、璃緒にはなかった。タオルを優しく脱がしてくれる。
「……♡」
璃緒は悦びに目を細める。凶悪な形状と化した男の象徴が、強烈な匂いをまき散らし、女を誘う。彼女は自分の一番奥の場所がときめいたのを感じた。そんな、頬を染めて物欲しげな顔をしている璃緒の姿は、遊旗にさらなる興奮をもたらす。
腰を突き出し、己を、璃緒の可愛らしい顔に擦り付ける。
「きゃっ! ん、もう、あ、あっつい……」
我慢して出た液体が、璃緒の頬の上から口元へと流れる。彼女はそれを当然のように舌で舐めとり、味わい、恍惚の笑みを浮かべた。
そして、少しの間モノを愛しげに撫でたあと。
「……ちゅ♡」
先端にくちづけする。あまい感覚が先端から全身に伝わり、男の精神を侵していく。神代璃緒が、氷の女王が、自らのイチモツにキスしている。その事実が、どうしようもなく心を昂らせる。だから、彼女の頭を優しく撫でてやった。それはもっとしてほしいという合図。彼女はそれに応じ、ゆっくりと口を開く。
「……あ……」
しかしここで、遊旗の注意が璃緒ではない者へ向いた。この空間に新たな女が入ってきたのだ。璃緒も行為を中断する。遊旗は来訪者をみとめ、微笑む。
「……ようこそ明里さん。待ってました」
「ゆ、遊旗くん。それに璃緒ちゃん。そ、その、邪魔してごめんなさい」
「いえ。むしろ遊旗は人数が増えると喜びます。まったく、とんだ変態さんですわぁ」
遊旗は明里へ向かって腰を突き出し、自分自身を見せつける。彼女は真っ赤になりながらも、目をそらさずにしっかりと見てくれた。それは明里の登場で萎えるどこか、さらにサイズを増してドクドクと脈打っている。璃緒の言葉の通り、明里が来てくれたこと、そして今見てくれていることによって興奮しているのだ。明里は喉を鳴らし。
「……遊旗くん」
「明里さん……」
ふたりは見つめ合いながら、歩み寄って行く。やがて、明里は遊旗の腕に抱かれ。
「……遊旗くん、相変わらずたくましい。それに硬くて……あっ♡」
「明里さんもやっぱり素敵です。おっぱいも大きくて、それで……っ♡」
結合部から、粘着質な音が鳴る。偶然、ふたりの性器がぶつかったのだ。まるで運命に引き寄せられたように。
抱き合う男女。男はたくましく、女は豊満。そんなふたつの肉体が絡み合う様を、璃緒はうらやむように見ていた。遊旗はまだ16で大人とは言いがたいが、その鍛えられた肉体は、明里のような大人の女性を抱くのにふさわしい風格を持っている。
「ちゅっ……んん……」
「ん、ちゅっ……ん」
深いくちづけが交わされる。キスの間、彼は明里の腰から尻にかけてのラインを執拗に撫で回していた。彼女の腰は締まっていて、尻は豊かで、とても魅力的だったからだ。
愛の交錯は一時中断。離れると、ふたりの舌の間に透明な橋が架かる。頬をほんのりと染め、うっとりと見つめ合うその様は、まさに恋人のそれだと、璃緒は思った。朱に染まった明里は妖艶な雰囲気になっていた。自然な流れで、遊旗の前にひざまずき。
「ちゅっ♡」
「……うっ!」
遊旗はうめく。もっとも敏感な場所にくちづけされたからだ。愛に満ちたキスは、何度されても良いものだ。くちびるのやわらかさが痺れるような快楽を与えてくれるし、自らのペニスにキスしている明里を見下ろすのも気分が良い。
快楽に悶える男の肉体が、後ろから抱きしめられる。控えめながらもやわらかい乳房の感触に、遊旗は後ろへ顔を向け。
「……璃緒ちゃん」
「ふふ。私のこと忘れてるんじゃなくって?」
「まさか。成長したね璃緒ちゃん。大きくなった」
「……変態」
璃緒は後ろからたくましい男体にその細い腕を絡ませ、その指先で遊旗の最も敏感な部分に触れる。剛直に触られるのもたまらないが、璃緒の幼さを残した乳房の感触も素晴らしい。彼は快楽に悶えながら、切羽詰まった声を上げる。
「あ、明里……明里さん……!」
「ええ」
そんな彼を明里は慈愛に満ちた表情で見つめ、その亀頭に触れる。
「あっ……!」
「分かってるわ。遊旗くんの望むことなら」
璃緒に幹をしごかれ、明里に亀頭を優しく撫でられる。ふたりの愛する女に自らを愛撫されるのは最高だった。だがまだ終わりではない。
明里が自らのタオルを脱ぎ捨てると、男の前に豊かな果実が解き放たれる。見せつけるように揺れるそれは、男を悦ばせるのに最適な形とサイズだ。その美しさに男は息を呑み、その象徴は感動の脈動を見せる。明里は妖しく微笑み、璃緒もモノから手を離す。乳房を持ち上げて、遊旗に触れて。
「……つぅ……っ!」
男はうめく。剛直が、深い谷間に吸い込まれてしまったのだ。豊かな乳房に挟み込まれる圧迫感。明里に抱きしめられるぬくもり。自分はこの女に、九十九明里に欲望を吐き出すのだと、遊旗は悟る。
明里が、上下に動き始める。
「あ……あっあっ!」
「ふふ。遊旗くん……どうかしら?」
「い、いい、いいですっ、明里、おっぱ、明里さぁんっ! あ……はぁぁっ!!」
「よかったぁ。じゃあ……もっと良くしてあげるわ」
しっとりと肌に吸い付くような弾力。大人のサイズの乳房に包み込まれ、抱きしめられ、しゃぶられてしまうと、金色遊旗は欲望以外の全てを剥ぎ取られた獣になるしかない。舌を出し、ただただ、九十九明里のパイズリに震えた。
彼女もまた、目の前の男の凄まじさに身震いしていた。自らの谷間でうごめくそれは、体積を現在進行形で増していく。乳からその熱さが体内へ伝わり、子宮へと届く。明里は女として生まれたことの悦びを再確認し、奉仕の悦びに堕ちていく。そんな女の乳の間から、大きくなった遊旗の先端が飛び出す。
「……あらあら、遊旗、可愛いですわぁ。ピクピク震えて、こんな……」
モノに顔を近づけ、熱っぽく見つめる璃緒。遊旗と明里は彼女の望みを理解し、優しく微笑む。
遊旗は璃緒の頭を撫でた。それは次なる奉仕の時の訪れを意味する。女王は目を閉じ、頬を染めて。
「……はむ♡」
神代璃緒の口が、金色遊旗を包み込む。頬の内側が、舌が、モノに絡み付いてくる。それは優しき抱擁。
「あ……あぁっ!!」
「遊旗くん……気持ち良さそう……んっんっ♡」
「ちゅ……んん……んぁ……♡」
「ふ……ふたりとも……ぁ……きもち……いぃ……!」
明里にしごかれ、璃緒にしゃぶられる。愛する女たちに抱きしめられている感覚。明里はやわらかくあたたかい。璃緒は熱くて蒸れていて、情熱的だ。ふたりからの快楽で、遊旗は自らの心を再確認する。ふたりの頭を優しく撫でて。
「嬉しいよ。ふたりとも、大好きだ」
「〜!!」
女たちは遊旗の愛の言葉に震えた。愛液が床にしたたる音が響く。遊旗は微笑み、手を伸ばし、ふたりのそこに触れる。
「あっ!? ゆ、遊旗くん……ぅ……好きぃ♡」
「んっ!? わ、私も……愛してますわぁ♡」
「璃緒ちゃん……明里さん……♡」
明里は乳房の脇に手を当て。
「遊旗くん……お姉さんに……あ・ま・え・て♡」
圧迫を強める。それは暴力的なまでの快楽。遊旗は彼女への屈服を認めた。思い切りあまえてしまうことにした。もう、こみ上げて来るものを我慢しない。
「遊旗……この熱いの……瞬間氷結ですわ……あむ♡」
再び、神代璃緒のフェラチオ。舌がいやらしく亀頭の先端を突つき、欲望の解放を促す。そして遊旗は、もとより我慢するつもりなどない。その時が目の前だということを、璃緒の頭を撫でることで伝える。すると、璃緒も察して、モノを喉の奥へ導く。最大のサイズになったそれは脈動のリズムを早める。璃緒は目を細め、自分が迎える悦びを想った。
「り、璃緒ちゃ……つっ、明里さん!」
「遊旗くん……あ……」
「ちゅ♡」
前屈みになり、明里のくちびるを奪う。自らの絶頂を明里にも口で味あわせたかったからだ。そして、その時は訪れた。
「ん、んっ!!」
情熱のキスが明里の口に快楽を流し込み。
「ん、んっんっん〜っ♡」
亀頭が喉の奥に当たったのを合図に、男の欲望が璃緒の口へ解き放たれる。白き雪崩が、女の理性を破壊し、胎内を埋め尽くさんと中に入っていく。ペニスは暴れ、のたうち、脈動し、さらなる欲望を吐き出し続ける。それは凄まじい量だったが、彼女は健気に喉を鳴らして呑んでくれた。褒美に頭を撫でながら、遠慮なく精を注ぐ。璃緒の口は大きくて、あたたかくて、射精するのには最高の環境だ。神代璃緒への口内射精。それこそが、金色遊旗の至上の喜び。
「……ごく……ん……んん……」
璃緒は限界に達したようだ。軽く痙攣している。意識も絶え絶えだ。だから己を抜き取ると、ペニスと口の間に純白のアーチが架かる。その淫らな光景に男は胸を高鳴らせ、自らの先端を少女に向ける。明里の手でグチュグチュとしごいてもらい。
「……うっ!」
無防備な少女の顔を白く汚し、征服感を満たした。
璃緒はぐったりと横たわる。少し調子に乗りすぎたようだ。遊旗のペニスは何人もの女を愛するために生まれたもの。しかもこの空間では遊旗の精は絶えず補充され続けている。その全てを呑み込むのはひとりでは不可能だ。だから、遊旗のペニスにはまだ芯の硬さが残っている。
「遊旗……くん……うふふ」
「明里さん……」
明里は立ち上がり、遊旗の前に立つ。女の最も大事な部分が、男の眼前にさらされる。明里は両手で少年の頭を撫でる。そのジェスチャーで、遊旗は彼女の望みを理解した。
「……次はこっちの口と……か」
「遊旗くん……お願い」
「うん。明里さん……愛してる♡」
明里の性器にキスする。女は喘ぎ、悦びの涙を浮かべ、手で男の頭を自らに押し付ける。もう決して離さないと言うように。自らのナカに入り込んでくる男の舌も、膣で優しく抱きしめる。
「ん……んんっ!!」
彼女は舌を出し、胸を揺らしながら感じてくれた。遊旗は口を離し、明里のその姿を見る。それはいやらしい姿だった。普段のしっかり者の明里を姿を知っているから、今の淫らな姿がたまらない。興奮を覚え、モノは再び硬くなってしまった。だから、彼もまた立ち上がる。
「あ……遊旗くん……おちんちん……あ……」
「明里さん……えへへ」
「もう……あまえんぼうさん」
女はひざまずき。
「あむ♡」
勃起を呑み込んでしまう。嬉しそうに震えるそれを、愛おしげに舐めていく。残った精を舌で絡めとり、喉に入れ、それは女の中へ。彼女のキスは既に味わってはいたが、ペニスで味わうとまた違う。そのぬくもりは、男として生まれた喜びを与えてくれる。高められ、追いつめられ、そして最後の脈動。
「……あ、明里さ……あ……うっ!」
九十九明里へと、男の欲望を解き放った。
少しの休憩の後、遊旗はふたりに抱き合うように告げる。ふたりは言われるままにした。そうなれば当然、ふたりの愛すべき部位は重なり合うことになる。男はそれを見下ろす。
絶景だった。女たちが絡み合っているその様は、どんな綺麗な夜景でも敵わない。最も美しく、最も美味なサンドイッチだ。だがまだ具が足りていない。だから、具を入れてやることにした。
「遊旗くん……私たちを同時に……あっ♡」
「け……ケダモノ……ですわ……ひゃん♡」
「ふたりとも……行くよ」
女たちは頬を染め、うなずく。次の瞬間、粘着質な音が大きく鳴り、三人の絶叫が酒池肉林の場に響く。
時空を超えた響宴。それは、まだ始まったばかり。
お読みいただきありがとうございました。この「時空を超えた響宴」は少し未来の話ということで、ヒロインたちと既にあれした後の時系列です。ヒロインたちとの出会いはまた後の回で書いていきます。
久しぶりの投稿ということで。書いてない間も筆者はずっと龍可ちゃんたちであれしてたんですが、本編である「遊戯王5D’s Brave」が終わったり新しいの始めたりで、こちらに手が回ってませんでした。更新を待っていた方には申し訳なかったです。
新しい小説を書き始めまして、そちらのキャラを軸に本作のことも改めて整理しました。その際、ゼアル編の話が、どうしても新しい話との整合性がダメだったので、ゼアル編はまた改めて書くことになるかなと思います。既に投稿してある話はパラレルワールド的な扱いでお願いします。
本作のタイトルを変更しようと思います。Braveが終わったので。「まったり遊戯王伝 番外編」にする予定です。次回投稿時に変更します。
では、また次回でお会いできたらなと思います。ちなみに次回は龍可・アユ・レイ(GX)です。
改めて、お読みいただきありがとうございました!