「はぁ……はっ……お兄様ぁ……っ」
胸から伝わる柔らかな感触、下半身から伝わる、妹のカラダの熱さ。そして。
「は……んっ。気持ち……いい……?」
「あぁ……うっ……!」
「はぁ……んっ」
妹は少し背伸びし、兄にくちづけする。くちびるからの快楽、抱きしめられ、包み込まれるような快感に、神代凌牙は目を見開き、妹を引きはがす。
「きゃっ……! なにしますの?」
「そ、それはこっちのセリフだ! いったい何を……」
「む〜!」
璃緒は怒ったように頬を膨らませ、兄の胸板を指でいじり始める。その顔や仕草は可愛くて、凌牙の胸は高鳴り、思わず顔も赤くなってしまう。
見てみると、璃緒の服は普段とは違った。以前操られ、遺跡で闘った時の、古代衣装。なぜこの服を着ているのか。そこに考えが至ったとき、凌牙はこれが前世の記憶だと理解した。
「……もう、お兄様ったら、素直じゃありませんね」
「……?」
「……それで、今日はどう愛してくださるのですか?」
「な、き、今日はって……」
「あら?我ら兄妹、カラダを重ね合うのが日々の楽しみでしたのに……」
「ぶっ!」
凌牙は話していくにつれ、自らのモノが大きくなっていくのを感じていた。誘うような眼差しで、腕を上げ、肉体美を見せつけてくる璃緒の姿は、彼に少なからず興奮を与えていた。今の彼女の服は露出部分が多く、ふとももが大胆に晒され、脇から胸の曲線も凌牙の目にはっきりと見えていた。
「……!」
自分の妹のカラダの美しさに、息を呑む。兄の視線を受けて、璃緒の膨らみかけの胸の先端も、少しずつ、胸の内を表すように変化していった。彼女の胸を鷲掴みにし、その果実の実り具合をじっくりと確かめたい。凌牙の劣情は高なっていく。その証をしばらく眺めたあと、璃緒は微笑む。
「……お兄様ったら……えっち」
「っ! お、俺は別に……」
「ふふっ。忘れてしまったのでしたら、思い出させて差し上げますわ」
「お、思い出すって……?」
「私のご奉仕の……ア・ツ・さ」
期待に凌牙のそれが震えたのを、璃緒は見逃さなかった。彼のズボンを下ろし、そびえ立つモノを露にしてしまう。
「あ、お、おい……っ……」
「……ちゅっ」
静止を振り切り、妹の唇が、兄のモノの先端に触れる。兄の全身を駆ける衝撃が、快楽が、彼から全ての力を奪う。抵抗をやめた兄を愛おしげに見つめながら、妹はモノに手をかけ、上下に動かし始める。
「んっ……ふふっ……お兄様ぁ……」
「あっ……っ……!」
「えいっ……お兄様……きもちいーい?」
兄はうなずき、妹の頭を優しく撫でる。兄をしごきながらあまえた声を出す妹と、妹にしごかれて悶絶しながらも快楽に震える兄。兄のモノを覆う皮は後退していき、解き放たれたモノが妹の目の前で欲望の匂いを放つ。
「……?」
凌牙は疑問に感じた。自分の皮はまだ剥いたことがなかったはず。なのになぜ、と。しかし答えはすぐに見つかった。剥けてないのは現世の凌牙であって、この時代の凌牙ではない。つまり……。
「……はじめての奉仕から一年ほどになりますね。ふふっ、どんどん剥けるのが早くなってきましたわね」
「……俺は……本当に……お前と……」
胸が高鳴り、おぼろげながら、彼女の言う奉仕の記憶が蘇っていく。曖昧な記憶。その時の感覚を思い出したい、そして。
「……ちゅっ……れろ……んぁ……」
目の前の美しい少女に、自らの全てを吐き出したいと、強く感じていた。さっきまでの脱力感が嘘のように、下半身に力が入っていく。モノの上で這う妹の舌が与えてくる感触が、その思いを駆り立たせる。気づくと、彼は妹の頭を掴み、腰に力を入れんとしていた。
「……あっ……」
「……いいよ。来て……おにいちゃん」
この言葉が、兄を興奮させ、引き金を引いた。モノが、勢いよく、妹の口の中に入っていく。
「んっ……!」
「うっ……っ……!」
妹のぬくもりに、兄のモノは癒され、口いっぱいに膨らんでいく。
「ん……うむぅ……んぁ……んむ」
「はっ……ぁ……!」
妹の喉を突く、兄の欲望。妹はそれを優しく、しかし確かに、慈愛に満ちた顔で受け止め、兄を包む力を強くする。
「うっ! くっ……うぁ……!」
限界だった。妹はそれを悟り、最後に口をもう一度開け、舌で先端を舐め回す。声にならない叫びを上げる兄を愛しげに見つめ、妹は口を少し離して微笑む。
「あっ……! お、お前……」
「焦らしてごめんね。楽しくて。でも大丈夫。冷めないうちに食べちゃうから……あ〜……んっ」
「うっ!」
小悪魔に食べられてしまった兄のそれは、最後に震え、その時を迎える。妹も悟ったように目を閉じ……。
「……あぁっ!」
吐き出される、熱い欲望。兄のモノは震えながら、妹の口の中で出し続ける。
──ごくっ……んっ……──
熱く、濃い、兄の欲望の味を喉と舌で感じ、受け止めながら、それを健気に呑み込んでいく。そんな妹の姿に、兄は思わず自らを引き抜き、次のステージへ進まんと、彼女を押し倒す。
「きゃっ……あ……ごくっ……んん……」
「もう、呑んだか?」
「うん……もう、おにいちゃんったら、すごい量……」
「俺は……もっと……お前に……!」
「うん。じゃあ……」
妹は振り向き、自らの下半身をかすかに振る。それだけで兄にはどうすればいのか理解できて……。
「……あぁ」
そのまま、ふたりは服を全て脱ぐ。妹の尻を触り、その感触を楽しんだ後、兄は自らのモノがおさまるべき場所に、まだ濡れているモノを当てる。
兄は、腰を強く動かす。
「……あっ! んっ……はっ……!」
「うっ……おっ……あぁっ!」
後ろから妹を貫き、腰を振り続ける。これを何度も続け、互いのぬくもりを共感し合うと、兄の先端はまた震え、妹のナカもそれを受け入れる。
「きゃっ……はっ……あっあっ!」
「うっ……い、いぃ……!」
「なにが……いいの……ぉ……おにいちゃん……?」
「おまえが……おまえのナカが……ぁ……はっ……あっ!!」
「んあぁんっ!! うん……私も……いいよ……だから……一緒に……」
兄の応えは無かった。その前に、限界が来てしまったからだ。妹のカラダが、兄のモノが、最後に大きく震える。
「あっ! お……おにいちゃ……あっ……あっ、あぁぁぁんっ!!!」
「……はっ!」
凌牙はベッドから飛び起きる。彼は学校をサボり、自宅で昼寝をしていたのだ。彼は妹の姿が家にないか必死に探す。しかし彼女は真面目に学校に行っている最中だった。自分の感情が分からないまま、彼は、力なくベッドに座り。
「……璃緒……」
妹の名を、呟いた。
「……」
同じ頃、その妹の璃緒も、ふと我に返り、遊馬のモノから口を離した。口の中にたっぷりと溜まっている遊馬の精。それを、音を立てて呑み干すと、遊馬に優しく微笑みかけた。
「ふふっ。ありがと、遊馬。おいしかったわ」
「……あ、あぁ……」
「……続きは、また今度しましょ?」
「つ、続きって……?」
怪訝な顔をしながらも、男としての本能で、モノは震え、そのサイズを増そうとする。女王は意地悪な笑みを浮かべ、それを握り、上下にしごき上げる。
「くすっ。悪い子ね」
「あっ……あぁっ!? お、おれ……!」
「ダーメ。続きがしたかったら、小鳥さんに頼むのね」
「な、なに?」
「……頑張ってね。ふふっ」
璃緒は笑い、立ち上がる。すると、彼女に花が呼びかける。
「服、派手に濡れちゃったね〜」
「……そうね。替えはあるから、それで帰るわ」
「え、早退しちゃうの?」
「えぇ。少し、家に用が出来たわ」
「あ、それなら、校舎のあっちから帰りなよ」
そう言って、花は遊馬たちのクラスとは真逆の方を指差す。
「……どうして?」
「あっち、なんか知らないけど水浸しだったから。先生いっぱいいたよ〜」
「……そう。分かったわ」
璃緒は帰っていった。
「……はぁ……あぁ……」
花から与えられた快感の余韻で、小鳥は声を漏らしてしまう。その儚げな姿が、遊馬のモノをそそり立たせる。それを見て花は微笑む。
「……璃緒ちゃんのいう通りだね」
少しの静寂のあと、遊馬と小鳥は惹かれ合うように、近づいていった。そして、その手が交差する。
「……遊馬。私、ずっと遊馬に言いたいことがあったの」
「……あぁ。俺もだ」
勃起した遊馬のモノが、小鳥の腹部に当たる。それの熱さは凄まじくて、小鳥の躊躇、迷いは全て消え失せてしまう。彼女は優しく微笑み、それを触る。
「うっ!」
「……スゴいね。璃緒さん、こんなに熱いのを……」
モノの扱い方は、璃緒のを見て知っていた。両手で優しく包み込み、上下にしごきながら、その熱さを感じる。
「でも、私も……頑張るから……! 遊馬を……いっぱい……!」
「……っ!」
思わず腰を上げてしまうほどに、小鳥の奉仕は極上のものだった。どうしたら遊馬が気持ちよくなるのか。それを誰よりも考える彼女の奉仕は、遊馬のモノを滾らせる。
「……小鳥ぃ……!」
「私……私ね……遊馬のことが……ずっと……!」
彼女はしゃがみこみ、モノを自らの胸の中央にあてがう。花のいう通り、それは璃緒のものより少し大きく、その柔らかさ、育ちかけながらも生じている谷間に挟まれる感触が、遊馬を天国へ誘う。
「小鳥……おまえ……こん……なに……!」
「遊馬のことが……好きっ!!」
思いの丈を、全てぶつける。せいいっぱい胸でしごき、モノを極限まで高める。
「……俺も……」
「……え?」
小鳥の思いが通じたのか、遊馬のモノは、限界を迎えた。最後に震える。
「……う……うぁぁっ!!」
小鳥の胸の中に、男の欲望が放たれる。熱く、大量に、射精する。小鳥の胸の谷間の中から溢れたそれは、泉のように溢れ出す。
「あ……あつっ……遊馬ぁ……スゴいよぉ……!」
遊馬をいかせた喜びに震える小鳥。そんな彼女の方を、遊馬は彼を強く掴む。
「……俺もだ」
「……え?」
「好きだ。小鳥」
「……んんっ!?」
あっけに取られていた小鳥と、遊馬の、互いの唇が、重なる。
キス。小鳥が、幼い頃から憧れていたもの。それを、遊馬とすることができた。喜びで力が抜け、遊馬にカラダを委ねてしまう。
「……っ!」
小鳥のカラダ。その肉付きは、柔らかそうで、気持ちよさそうで、男の欲望をかりたてるものだった。それを委ねられた遊馬はたまらず、その尻に手を回し、揉んでしまう。
「……んんっ」
「……」
右手で尻を揉みながら、左手をふとももに回す。そして、その感触を堪能し始める。小鳥の感触は最高だった。遊馬は夢中になり、貪るようにその肉体の研究を始めようとしていた。
カラダをくねらせ、快楽に耐える小鳥。しだいに、自分からのアクションもしたくなってしまう。その術を思いつき、彼女は、自らの舌で遊馬の舌を舐める。
「んんっ!?」
「んっ……ちゅっ」
驚く遊馬を愛おしげに見つめた後、手を下に回し、モノの状態を確かめる。何度も出した後だというのに、その熱さは衰えない。また、硬くなっていた。彼女は、それをしごき、また育て始める。
「……ぷはぁっ。えへへ」
「……うぅっ! う、うっ……」
「遊馬、まだいけそう?」
「……あぁ、あと、一回……俺の……全部を……!」
「……うん。じゃあ……来て」
ふたりは照れた様子で、しかし待ちきれなかったのか素早く、互いをあるべき場所にあてがっていく。正面から、抱き合い、遊馬の熱が、少しずつ、小鳥のナカに入っていく。
「……んっ……熱い……遊馬……!」
「小鳥……あったかい……」
小鳥のナカはあたたかかった。包み込まれる感覚は、遊馬のカラダを快楽で溶かしていく。小鳥も、遊馬を自分のナカに受け入れた悦びに震えていた。
ふたりは見つめ合い、またくちづけする。ふたりの舌の間に、透明な糸が引かれる。そして、モノは大きく脈動する。
「あぁっ!? ゆ……ゆう……」
「……行くぞ……あ……っ!」
「まぁっ!? あ……あっあっあっ!!」
遊馬の腰が動く。もう止まらない。上下運動のたび、小鳥と遊馬の可愛らしい喘ぎ声が響く。ひとつになった二人は、快楽を求めて腰を振り続ける。
「あっ……あっあっ!」
「うっ……あっ……いくぅっ!」
遊馬が小鳥の腰を掴み、震える。小鳥も、その瞬間のおとずれを察していた。そして……。
「……ううっ!! あぁぁーっ!!」
「きゃっ……ああぁぁんっ!!」
遊馬の全てが、小鳥のナカに注ぎ込まれる。
「あっ……あぁぁっ!!」
自分のカラダのナカで、遊馬の精が、熱く、爆発したかのように、凄まじい勢いで解き放たれていく。小鳥のカラダが、衝撃と熱さに震えながらも、遊馬の欲望を呑み込んでいく。
「……うぅっ!!」
小鳥に包まれながら、射精し続ける遊馬。気持ちよすぎて、もう小鳥のナカから出ることができない。そう感じさせるほど、小鳥のカラダは気持ちよかった。
「……小鳥……」
「遊馬……」
ふたりは震え、快楽の余韻に浸っていた。そして、目を閉じ、くちづけする。互いの愛を確かめ合うように。
それを見て、花は笑う。
「……す・て・き」