※この作品はR-18です。

ネプテューヌのキャラ達とただイチャネチョ(性的な意味で)するだけのSS   作:暑がり

14 / 101
ノワールのユニに対する態度はこのくらいがいいと思うんだよね…


ラステイション姉妹とみんなからのクリスマスプレゼント

「はぁ…世間はクリスマスで浮かれてるのになんで私達は仕事なのよぉ!」

 

「まあまあお姉ちゃん…」

 

「しっかりしろノワール、まだ戦いは始まったばっかりだぞ?」

 

12月25日、クリスマスの朝

俺達は書類仕事に追われていた

 

「それもこれもケイのせいよ…ビジネスビジネス言って…いっきなりこんな仕事持ち込んで…」

 

「確かにあいつらしくないよな。急にこんな仕事持ってくるなんてさ」

 

それは昨日、12月24日の夕方頃に遡る…

 

 

 

「えっ、クリスマスはラステイションで?」

 

「そうだよー、女神会議で君の取り合いになってノワールが勝ったのー」

 

「せっかくケーキも用意したのにな…」

 

「うずめさんと私で頑張ったのに…お兄ちゃんひどいよ!」

 

「俺のせいじゃないよね!?」

 

「モテモテだねー、このこのぉ」

 

「痛いネプテューヌそれ痛い、肘うち痛い!」

 

そうしてプラネテューヌ組から冷たい眼差しを向けられつつラステイションに向かい…

 

 

 

「ノワールー、ユニー」

 

名前を呼びながらラステイションに入る。と、そこには…

 

「おや、君か。またちょうどいいところに来てくれたね」

 

「ケイ!?久しぶりだなぁ…どうしたんだ?用事か?仕事の手伝いか?」

 

「いや、今日ここに来たのは明後日までに仕上げたい仕事をノワールに任せたいからだ」

 

それを聞いてノワールは咳き込む

 

「な、なんて言ったの…ケイ…」

 

「君に仕事を頼みたい、ノワール」

 

「…はぁ…まあ、いいけど。あなたには助けてもらってはいるものね」

 

「そうか、助かる」

 

そう言ってどさっ!と大量の書類を机に乗せるケイ

 

「は?」

 

「は?」

 

「はぁ?」

 

今まで黙っていたユニもすっとんきょうな声をあげる。いや、多すぎだろ!

 

「頼んだよ」

 

「ちょっと待ちなさいよぉ!?この量はなんなの!?」

 

「なんなのも何も…君の請け負った仕事だが?」

 

「聞いてないわよ!?」

 

「量については触れられていないからね。ろくに確認もせずに安請け合いをした君も君じゃないかい?…出来ないのならいいが」

 

身内だというのに容赦がない…

 

「あーもう…そうよね、あなたはそうよ…やってやるわよ!必ず!」

 

「ああ…ノワールならできるさ」

 

「調子よすぎよ!?」

 

そうしてケイは帰って行った

 

「…お姉ちゃん、―――との約束は?」

 

「―――には悪いけど…クリスマスは私達と仕事漬け、確定よ」

 

「あ、はい」

 

嫌なわけではなかったので参加することにした。それにケイも、俺込みの計算だろう。何より…

 

「じゃあ、ユニはこっちを…」

 

「それなら―――にはここからここまでを…」

 

「人に頼れるようになったのはいいことだし」

 

「?何か言った?」

 

「いや、なんでもない」

 

「ほら、ぼーっとしてたら終わらないわよ?」

 

「よーし!頑張るぞ!」

 

 

 

ということで、実は昨日からこの書類を片付けているのである

 

「俺、この仕事が終わったら、クリスマスケーキ食べるんだ…」

 

「何なのよそのフラグのたて方は」

 

「喋りながらでも作業が進むのは精神的に楽ね」

 

「だな。この量を黙々とやるってなったら耐えられないよ…」

 

「昨日なんかそうだったけどね」

 

「昨日の経験が今日に活きたんだな!」

 

こうしてお喋りをしながらも手を止めずに作業を進める。書類に目を遠し判子を押して、書類の整理をして…

 

「でもケイは何を考えてこの仕事を任せたんだろうな」

 

「そうよね。あいつならこれくらいできそう」

 

「…正直それが気掛かりなのよね。これって国のことじゃないじゃない?ケイのビジネスの情報が私達の目に通るだけでいい気しないと思うし…」

 

「さっぱりわからんな」

 

「わからないわね…」

 

 

 

「お…終わった…」

 

「もうだめ…」

 

「三人でやってもこの時間なのね…」

 

時間は17時。すっかり日が暮れていた

 

「執務室にこもりっきりで疲れたなぁー」

 

「ほんとよね」

 

「…ねえ、ユニ、―――…今から出掛けない?」

 

「今から?」

 

「もう遅い…って時間でもないよな。行こうか、三人で」

 

 

 

そうして外に出てみると、街はイルミネーションで彩られていて凄く綺麗だ。

 

「…おかしいわね」

 

「え、何がおかしいんだ?」

 

「うん…私も違和感ある…」

 

「ユニまで?」

 

「イルミネーションの数が増えてるのよ。それに、予定になかったところまで…」

 

「向こうまで続いてる…行ってみよう、お姉ちゃん」

 

「ええ、そうね」

 

「ちょ、待て待て!ゆっくり歩かなきゃもったいないだろ!?」

 

「…それも一理あるわね」

 

「なら、ゆっくり行きましょうか」

 

俺達は、まるで道案内のようになっているイルミネーションの中を歩いて行った

 

 

 

「それにしても綺麗だなぁ、街並み」

 

「私の国だもの、当然よ」

 

「うんうん、ノワールがしっかりしてるからだよな」

 

「そ、そこは否定とかしなさいよね…恥ずかしいでしょ…」

 

「でも、ほんとのことだからな」

 

「ばばばばかっ!誉めても何も出ないんだからね!」

 

「かわいい」

 

「や、やめなさい」

 

「かわいい」ナデナデ

 

「もう、なんなのよぉ」

 

怒ったりしおらしくなって照れたりノワールはかわいいなぁ

 

「…」ゲシ

 

「いだっ、な、なんだよ?」

 

「お姉ちゃんにばっかり構って不公平じゃない」

 

「なんだやきもちかぁ」

 

「ふんっ」プイッ

 

そっぽを向かれてしまった…

ユニの好感度が下がった!

 

「別に下がってはいないわよ…た、ただ、お姉ちゃんばっかり…ずるい…でしょ」

 

恥ずかしいのか、だんだん小声になっていくユニ

かわいい

 

「ユニってばほんと素直じゃないわねぇ」

 

「お姉ちゃんには言われたくないよ!」

 

「がーん!?」

 

「あ…わわわ私思わず突っ込みを…!?」

 

「ぷっ…あはははは!いいじゃないか、それで」

 

「そうよユニ、それでいいの」

 

「それでいいって?な、なによ二人してー!」

 

「ノワールがいよいよいじる側に…」

 

「姉妹だもの。かっこいい私以外も見て欲しいわよ」

 

「そういえば最近のお姉ちゃんは、ネプテューヌさん達に見せる態度になって来たかも…」

 

「ユニに見せるのはまだちょっと恥ずかしいのよね…でも偶像よりはいいでしょ?」

 

「う、うん…今のお姉ちゃんと一緒にいるの、楽しいし」

 

「じゃあ昔は…」

 

「あわわわ、そうじゃなくって!」

 

すっかりノワールに手玉にとられてるなぁ、ユニのやつ

そんな微笑ましいやり取りを見ながらラステイションを歩いて行くのだった

 

 

 

「ここでイルミネーションは途切れてるな」

 

「イルミネーションだけならともかく…街灯までない…?」

 

冬ともなると夕方でも真っ暗で、街灯もないとなると薄暗い

後ろの、今まで灯っていた明かりも何故か消えていて、辺りはより一層暗くなっていた

 

「ようやく来たね」

 

「ケイ!?なんでここに…」

 

「…それは、このためさ」

 

ケイが指を鳴らすと、周りのあかりが一斉につき始めた

 

「「「「「メリークリスマースっ!」」」」」

 

そこには豪勢な料理と、ネプ子達、ブラン、ロム、ラム、ベール、ラステイションの教会職員や国民達までいた

 

「どどどどういうことよ、これ!?」

 

「おおおおちつけノワール!」

 

「そそそそうだよ落ち着いて!」

 

俺達三人は何が何だかさっぱりわからず慌てていた

 

「僕からのクリスマスプレゼントだよ」

 

「ケイさんから言われた時は何事かと思いましたよー」

 

「あの生け簀かない教祖様が自国の女神のためにここまでやるとはねぇ…」

 

「あの仕事は君達を教会に閉じ込めておくための仕込みだったんだよ」

 

「昨日からこれの準備をしてたってこと…?」

 

「そうさ。冬空とイルミネーションに囲まれたクリスマスパーティー…なかなか洒落ていると思わないかい?」

 

「ま…まだ頭の整理、追い付かないわ…」

 

「もー、ノワールってばー、堅いことは気にせず今を楽しもうよー!」

 

「あなたと、ユニのために開いたパーティーよ…」

 

「無礼講、ですわ♪」

 

「うっ…みんな…」

 

「あれ、ユニちゃん泣いてる?」

 

「な、なんで泣くのよー!」

 

「泣かないで…?」

 

「だ、大丈夫よ…これは嬉し涙なんだからぁ…」

 

「よーしみんなー!じゃんじゃん食べてじゃんじゃん飲んでじゃんじゃん騒げーっ!」

 

「それ、ねぷねぷのセリフじゃないですぅ…」

 

「寒いけど…暖かいなぁ」

 

「最高のクリスマスプレゼントをありがとう…ケイ」

 

「…僕の考えも変わって、ようやく君達を素直に祝うことが出来たよ。」

 

「って、足止めに使った書類仕事がケイへの見返りだろ」

 

「どうしても、持ちつ持たれつで考えてしまってね」

 

「それがケイよ。それでも感謝してるわ」

 

「…そうか…僕にもやっと、善意で動くことが出来たみたいだね…」

 

「なんだよ、ケイまで泣いてるし」

 

「涙か…まさか流すほどとはね…」

 

「もー!今回はノワールとユニちゃんが主役なんだからはやくおいでってばー!」

 

「ちょっと、引っ張らないでよ!?」

 

「ひ、ひとりで歩けますから!ネプテューヌさん!」

 

「ノワールにもユニにも、たくさんの友達が出来たね」

 

「ノワールのほうは相変わらず、ネプ子とは言い合いばっかりだけど」

 

「ライバルなら、衝突くらいはするさ。…これが、子を想う親の気持ちかもしれないね」

 

「ミナさんに子守りのコツを聞いてたら、そうなるのもわかるな」

 

「…一体どこから情報の漏洩が」

 

「ミナさんが口を滑らせた」

 

「…まあ、仕方がないか」

 

「ほーらー!―――も教祖様もはやくはやく!」

 

「いや、僕は」

 

「無理無理、ネプテューヌはネプ子とあんま変わらないから」

 

「そうそう、わたし、しつこいから!はやくーっ!」

 

「わ、わかった!引きずらないでくれ…!」

 

こうして俺達は寒空の下パーティーを楽しんだ。…後日、ほとんどの人間が風邪を引いてしまったのは言うまでもない…




ノワールはぼっちだからみんなと祝うほうが似合うと思いました!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。