ネプテューヌのキャラ達とただイチャネチョ(性的な意味で)するだけのSS 作:暑がり
「…もうクリスマスイブか…それが終わればすぐに年が明けて…はやいなぁ…ふああ、眠い…」
プラネテューヌの教会にある一室(主人公の部屋)のベッドで物思いに耽っていると…
「メリー!クリスマスイブですわー!」
「うわあああっ!?」
いきなりドアが開いて入って来たのは何故かベールだった
俺は驚きのあまりベッドから転げ落ちた
「いっつつ…どうしたんだベール…こんな朝早くから…」
寝起きだったが、すっかり目が覚めてしまった
「今年のクリスマスはわたくしと過ごして貰いますわよ」
「なるほど…全くわからん」
「わたくしが―――の取り合いに勝利したということですわ」
「俺の人権が息してない…」
「つべこべ言わず行きますわよ」
「今日から?」
「クリスマスはイブからクリスマスと相場が決まっていますわ!」
「そ、そっか…んまあじゃあ行こうか」
「ええ、行きましょう。ふふふふふ…」
なんか、よからぬことを企んでるって顔してんな…
「お邪魔しまーす」
「げっ、―――!?」
「よっ、チカ。久しぶり」
「ふふっ、チカったら、本当は―――が来て嬉しいくせに…」
「なっ…アタクシはお姉さまラブで―――が好きとかそんなんじゃ!」
顔を真っ赤にしながらあたふたするチカ
俺は鈍感主人公ではないので、好意を向けられているのは流石にわかる
「チカ、わたくしは好き嫌いの話はしていませんわよ?」
「あっ…!?」
「愛されてますわね、―――?」
「煽るなよ、ベール…」
「でも残念でしたわね、チカ。―――はわたくしが独り占めしてしまいますわよー?」
「お、お姉さま…」
さっきからチカを煽ってるけど…喧嘩でもしたのか…?
「さあさあ―――、わたくしの部屋へゴーですわ」
「あ、ああ…」
「で、やるのはゲームか」2P
「もちろんですわ。こういう時でもないと対戦ゲームも協力ゲームも出来ませんもの」1P
「対戦ゲームは熱帯があるだろ?」ピコピコ
「熱帯は煽りがどうしても…」ピコピコ
「あー、ベールの場合強すぎるしなぁ」ピコピコピコピコ
「ええ…煽って来ない強者とはなかなか巡り合えませんわ」ピコピコピコピコ
「大変だなぁ」
「あっ、それは待っ」
2P、Win!とテレビから聞こえてくる。こうもあっさりベールに勝てるとは…
「なー、なんであんなにチカを煽ってたんだ?」
「…チカにもいい加減、―――への好意を自覚して欲しいと思いまして」
「んー…俺が好きなのを否定するチカを見たくない?」
「それもありますけれど…あの子そのものに悪影響ですわ」
「悪影響?」
「好きなのに、嫌いと思い込んで…きっとチカは苦しいと…わたくしは考えていますの」
「そっか、ベールはチカが心配なんだな…」
「当たり前ですわ。わたくしにとって、可愛い可愛い妹ですもの」
「俺も何か協力した方がいいかな?」
「あまり刺激し過ぎるのも…ああ、こんなのどうでしょう?」
作戦その一
壁ドン作戦
「チカ」カベドーン
「ひゃっ…い、いきなり何をするのよ…?」
「俺はもう我慢出来ない。今からお前のハートを」
「却下」
「まだ途中でしたのに…」
「そんなセリフ言えるか!!!」
「なら、こっちは…」
作戦その二
股ドン作戦
「チカ」
「ちょ…ちょっと…!?アタクシを押し倒していいのは、お姉さまだけで…!」
「本当にそうか…?俺の膝はお前の股が」
「却下」
「むう…」
「そんな簡単に濡らすわけないだろ、同人誌か!」
「なら、これで…」
作戦その三
姉妹丼作戦
「アーウトっ!空振り三振ワンアウト!」
「わがままですわねぇ。何が不満だと言うのかしら…」
「全部だよ全部…その同人誌から持って来ましたみたいなのやめようって」
「えー、どうせなら面白くしたいですわぁ…」
「んもー、真面目な話なんだからあんまりふざけるのは無し無し。他に、あるだろ?作戦」
「…ええっと」
作戦その四
カツ丼作戦
「俺にいい作戦がある」
「聞いてくれないんですの?」
「ベールもクリスマスパーティーはする気あるよな?」
「無視!?ま、まあありますけれど…それに準備ならチカがぼちぼち取り掛かっている頃ですわね」
「それならその準備を俺とチカでするよ。その間になんとか親睦を深めてみるよ」
「わたくしも手伝いますわよ?」
「そうしたらチカはベールにべったりになるだろ?だからさ」
「…わかりましたわ。―――にチカを任せます。あ、でもわたくしと過ごす時間もちゃんと作ってもらいますわよ!?」
「もちろん。ベールとのゲーム、楽しみだからな。じゃあ俺はチカにそのことを伝えて来るよ。ベールは準備が終わるまで部屋から出ないでくれよ?」
「ええ、わかりましたわ」
「………わたくしと過ごす時間=ゲームという考えが地味にショックですわ…でも考えてみたら確かにゲームしかしてないような…?」
「…あなたがパーティーの準備の手伝いを?」
「ああ…そんな嫌そうな顔するなよ」
あからさまに嫌な顔をされる。本当は嫌われてるんじゃ…
「…まあ、お姉さまと一緒にいるよりは安全かしら。わかったわ。その代わりちゃんと手伝ってもらうわよ」
「ああ!任せてくれ!」
取り敢えず、共同作業に持ち込むことは出来た。後はどうやって話をするか…ベールの話?
「ところでチカ、ベールはちゃんと仕事、やれてるのか?チカに頼りっきりとかじゃ…」
「…別に問題ありませんわ」
「そ、そっか…」
も…盛り上がらねぇ…
「あ…ケーキの材料が…お姉さまに食べてもらいたかったのに」
「俺が買って来るよ!うん!」
「…ならお願いするわね」
「おう!」
「と言っても足りないのはこれだけだから、すぐに帰ってこれるわよね」
渡されたメモには、フルーツの名前がいくつか書かれていた
「了解。ちょっと行ってくる!」
俺は急いで戻ると決意しながら買い物にでかけた
「ってめちゃくちゃ時間掛かったな…」
運の悪いことに、メモに書かれたフルーツが一つのスーパーに一つしかなく、何軒ものスーパーを回る羽目になってしまったのだ
はやく教会に戻らないと…
「チカ、遅れてごめん!…っていない…?」
それにやけに静かだ…
「はっ…はっ…」
荒い呼吸…もしかして!?
「チカ!」
倒れているチカを見つけた。どうやら発作が起きたらしい…なんて説明してる場合じゃない!
「チカ!しっかりしろ、チカ!」
ベールに部屋から出るな、なんて言わなければ…!
「これで…大丈夫かな」
「ええ、呼吸も落ち着いていますし、問題ありませんわ」
あの後、ベールに助けを求めてなんとかチカを助けることが出来た
喘息なのは、知ってたけど
「…―――、そう思い詰めないで…最近はないと思ってわたくしも油断していましたもの」
「うん…」
正直、情けなくて仕方がなかった。俺がもっとはやく帰っていれば、ベールに部屋から出るななんて言わなければ、後悔ばかりしてしまう
「―――のせいじゃ…ないわよ」
「チカ!」
「チカ、大丈夫?」
「はい、アタクシは大丈夫です…」
「良かった…」
「ごめん…チカ…俺!」
すると突然、チカに抱き寄せられた
「アタクシは、―――を責める気はないわ」
「チカ…?」
「…倒れてから…アタクシは夢を見ていたの」
「夢?」
「あなたに助けられた時のこと」
それって、確か…熱でチカが倒れたのを俺が介抱した時のことか…まだ、俺と面識がなかったんだよな…
「あなたはずっとアタクシを励ましてくれて…アタクシはそれにすごく救われて…それからアタクシの中にはあなたがいた…」
ゆっくりと、目を瞑りながら語るチカ
「はじめの内はお姉さまとあなたが近付くのを防いでいた…お姉さまが大好きだったから」
「でも気が付けば…あなたが好きで、お姉さまとあなたが近付くのを防いでた…アタクシは…アタクシはあなたが好き…」
「チカ…」
その言葉に、なんだか涙が溢れてしまった
「―――ったら、情けないですわね…泣いて、しまうなんて…」
そう言いながらも、ベールの目尻も濡れていた
「やっと…素直になれた…はじめは、この感情を認めるのが怖かったけれど…アタクシももう我慢できないから…」
「わたくしも安心しましたわ、チカ…やっとあなたの本音が聞けましたもの」
「迷惑かけてごめんなさい、お姉さま…これからは…お姉さまとライバルですね」
「ふふっ、負けませんわよ?」
「アタクシも…負け…ません…」
「チカ?」
どうやら、力尽きたようで、眠ってしまったみたいだ
「これからまた、楽しくなりますわねぇ」
「なんだよ、楽しくって…」
「女の戦いですわよ?」
女の戦いねぇ…
それから、一日が過ぎたクリスマス
「さあさあ―――、アタクシのケーキを食べなさい!」
「わたくしのを食べますわよね?」
「いきなり面倒になったな!?」
完全復活したチカは、俺にべったりになった
嬉しいには嬉しいのだが…
「うう、アタクシのを食べてもらえないと発作が…ごほごほ!」
「なっ…ずるいですわよチカ!?」
「いや、さすがに嘘なのはわかるから…あ、でもチカの刺したケーキのがうまそう」モグモグ
「アタクシの勝ち…ですね、お姉さま」
「まだまだ勝負はこれからですわよチカ!わたくし達のクリスマスはこれから…」
「これから…ですね?」
「まだやるんかい!」
「付き合ってもらいますわよ」
「アタクシを惚れさせたことを後悔させてあげる!」
「後悔させてどうする!?」
リーンボックス姉妹とのクリスマスは、まだまだ続く…
チカだけに近付く…うわ寒い
取り敢えず四女神分のクリスマスイベントはやれたしいいかな
おや、向こうでぷる〜んと謎の鳴き声が