ネプテューヌのキャラ達とただイチャネチョ(性的な意味で)するだけのSS 作:暑がり
一回こんな感じの書いて見たかったんですよねー
「うおおおおおおおおおっ!!!」
俺が何故こんなに叫んでいるかって?それはな…
「グオオオオオオオッ!」
巨大な猪に追われているからだ…というか…
「猪はそんな鳴き声だったのかよ!?」
どうしてこうなったのか、それは数十分前に遡る…
「歩いてもあるのは森森森…森ばっかだね」
「さすがにこうも森ばっかりだと気が滅入るよなぁ…」
「冒険のわくわくが早々になくなったよ…」
別の次元の森へと来た俺達は、旅のプロフェッショナルであるネプテューヌに言われて先ずは街を探すことにした。したのだが…
「本当に森しかないな。道しるべはちゃんとつけている、同じところを歩いているわけではないのだが…」
海男がパンくずを撒きながら歩いているため、ぐるぐる回っているということはない
相当な広さのようだ
「はぁ…腹減ったなぁ…」
「だよねー…」
「俺も…」
しかも、かなり歩いたためか全員腹ペコという最悪の状態だ。どうしたものか…
「ん?見ろあれ…猪だ!」
「どれどれ…おおっ、ほんとだ!」
「いや、でかすぎだろ…」
「だがあのでかさはむしろ有り難いな。食料には十分だ」
うずめの指差した先には、5メートルに及ぶ巨大猪がいた。それを食料にしよう、ということだ
「よーし、なら早速…」
「待てうずめ、危ないって」
「危ない?おいおい、ただの猪に負けるわけないだろ?」
「まあ、そうだけど…」
だけど、ここは言ってしまえば奴等のテリトリーなのだ。森で生きる動物には森で生きる動物なりの知能がある。そもそも、あの場所で猪がただ立っていることが
「よっしゃ、行くぜ!」
「おいうずめ!?」
「私もー!」
考え事をしていると、うずめとネプテューヌが飛び出して行った。
「「もらったーーーっ!」」
二人の息の合った攻撃は…届かなかった。その理由は…
「二引目…!」
「ゆ、油断したぜ…」
「不意討ちなんてずるいよっ!」
二引目に吹き飛ばされたからだった。あの状態から、回避出来るはずもなく二人は出血してしまっていた
「うずめ!ネプテューヌ!」
「―――!後ろだ!」
海男の声に振り返ると、なんと後ろから三匹目が迫っていた。
なんとか回避を間に合わせる
「あ…あぶねぇ…海男、助かったよ…」
「いや、俺も―――が居なければ危なかった…」
三匹の巨大な猪に囲まれる、といういきなりヤバい状況に…こんなの、本調子ならうずめとネプテューヌがなんとかするだろうけど…
「うう、空腹のせいで力が…」
「くそ、いきなり大ピンチだな…」
空腹に出血、最悪な状態だ。ここは…俺がなんとかするしかない!
俺だって、戦えないわけじゃないんだ
「おらぁブタモドキ!か弱い女の子を襲うなんてチキンだなぁ!男は殺せないってか?」
知能がいいなら、ある程度言葉がわかって挑発に乗っかってくれるはずだ
そして、猪達は俺を捉えた
「よし、目はこっちを向いてる…海男、二人を頼む。これ、コンパからもらった救急箱だ」
「―――…大丈夫、なんだな?」
「ああ…二人を頼む!」
「任せてくれ」
「ちょっと―――!」
「ばか野郎!一緒に逃げるんだよっ!」
うずめから逃げる、なんて言葉が簡単に出るなんてよっぽどだ
それでも…
「やらなきゃいけない時があるよな…」
これが先程起こった出来事である
つまり、俺が逃げているのは…三頭からなのだ
「グオオオオオオオッ!」
「いやああああっ!?」
なんとか追い付かれずにはいるものの、知能が良いためただ猪突猛進に追いかけて来るわけではない
「み、右から!?」
誘い込まれたみたいだ…俺は…
「がっ…!?」
直撃を食らったみたいだ…
「げほっ、げほっ!いたたた…プルルートに踏まれるより痛いな…」
うずめ達に傷をつけた物なんだ、当然か…
なんとか起き上がりはするものの…完全に囲まれてしまっていた
三角の形に囲われて…なるほど、その巨体に三角じゃ…逃げ場もないなぁ…
「逃げ場…逃げ場か…」
敵の動きを見切ってタイミングよくジャンプ…
「この傷じゃ無理、だよな…」
どうやら人生詰んだらしい
「みんな…ごめん、俺…」
意識も、朦朧としてきた…もう…だめだ…おしまいだ…
「「「グオオオオオオオッ!!!」」」
三匹の猪の雄叫びと共に…俺の意識はブラックアウトした
―――…
―――…!
しっかり…!
声…?ああこれ…あれだ…天国からのお迎えの声だ…
死ぬな…!
目を開けて…!
死ぬな…?目を開けて…?違うな、お迎えならこんなこと、言わない…
「しっかりしてくれよ!―――!」
「起きてってばっ!」
「―――!君が死ぬということがどういうことか…わかっているだろう!?」
俺が死んだら…?俺が死んだら…
約束…
約束?
約束して欲しい
なんの…
絶対帰ってくるって…絶対絶対絶対…
「うわああああああああっ!?」
ネプ子との約束を思い出して、慌てて飛び起きる俺
「―――!」
「―――…良かったああああっ!」
「心配させやがってっ!」
二人が抱きついてくる。
「い、痛い…」
「あ、ごめん…」
「嬉しくてついな…」
「全く、無茶をしたな」
「うずめ…ネプテューヌ…海男…ありがとう、助かったよ」
どうやら、間一髪のところで駆け付けて来てくれたらしい。
俺のケガの応急措置も終えていて、体だけ志々雄真実状態だった
はぁ…二人の応急措置の時間をうまく稼げたみたいだな…良かった…
「いやぁ、でも初っぱなからこんな経験するとは思ってなかったよ、ははは」
なんとか笑い話にしようとするが…うずめもネプテューヌも涙目のままだった
「あ、あー…そうだ!猪!調理しよう!な?お腹すいただろ?」
「…うん」
「…そうだな」
二人共ー!?
「…」モグモグ
「…」モグモグ
「…」
もうすっかり日は暮れていて、猪の肉は夕飯になってしまった
それにしても、空気が悪い
何より…
「あ、あのさ二人共?くっついてたら食べづらい…」
二人共、あれからまるで離れようとしない。いや、可愛らしいんだけど…
「(無言だからちょっと怖い…)」
体も少し痛い…まあ、痛みは生きている実感だしな…
この後、これ以上森を歩いても危ないと判断して野宿をすることになった
俺達はこうして一夜をこの森で過ごしたのだった…