※この作品はR-18です。

ネプテューヌのキャラ達とただイチャネチョ(性的な意味で)するだけのSS   作:暑がり

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バレンタイン(前編)

「今日はバレンタインだよ!―――!」

 

「…眠い」

 

今日も今日とてネプ子に起こされる俺

そうか…もう二月十四日か…

 

「というわけでー…はいっ、チョコだよ!」

 

「ありがとな、ネプ子」ナデナデ

 

「えへへ…今年も一番に渡せて良かったよー♪」

 

「言われてみたら、去年も一昨年も、いつも一番にもらってる気がするな」

 

「当然当然!なんてったってわたしはメインヒロインだからね!」ドヤァ

 

「ふーん」

 

「ふーんって!ふーんって!」

 

「まあまあ落ち着いて」ナデナデ

 

「ねぷぅ…」

 

ちょろネプ子…

 

「あ、そうそう」

 

「ん?」

 

「今日はみんながわざわざ渡しに来てくれるから、―――は外出禁止だからね!」

 

「それ、凄く申し訳ないな…」

 

「まーみんなからの提案だし、―――はそんな気にしなくていーよ?」

 

「でも俺のためにわざわざチョコ持って来てくれるんだぞ?」

 

「だーかーらー、気にしなくていーのー」

 

ネプ子に頬をつつかれる

 

「わ、わかった、わかった」

 

「うん、よろしいっ!じゃあわたしはそろそろ戻るけど、後でチョコの感想聞かせてね」

 

「市販のチョコなのに?」

 

「…ばかぁ」グスッ

 

「わーごめんごめん!ネプ子の手作りチョコ嬉しいなぁ!」

 

「意地悪なんだから!もう感想言わなきゃ絶対許さないからね!」

 

「ネプ子」

 

「ねぷ?」

 

「ありがとう」

 

「お、お礼ならさっき聞いたから!も、もうっ!後でねっ!」

 

顔を真っ赤にしながら部屋を出ていくネプ子

かわいいやつめ

 

 

 

「―――さん、いますか…?」

 

ノックと共に聞こえて来たのは、いーすんの声だ

 

「いるいる。ちゃんといるよ」

 

「よ、よかった…どこか行ってしまわれてもおかしくないので…」

 

「酷いなぁ、俺はネプ子よりかは落ち着いてるんだぞ?」

 

「そ、そうでしたね…」

 

「…」

 

「…」

 

いーすん、めちゃくちゃ緊張してるのか震えてるぞ…

 

「こ、この日はどうしても緊張してしまいますね…―――、さん…」

 

頬を染めながらゆっくり近付いてくるいーすん

 

「史書の私が、男性にここまでの気持ちを持つなんて不思議な気分です」

 

「いーすん…」

 

「わ、私の気持ちです…!」

 

いーすんから差し出されたチョコは…いーすんより少し小さいくらい…しかしチョコにしてみれば大きい物だった

 

「でかっ!?」

 

「す、すみません…作っていたらこんなに大きく…―――さんへの気持ちを…体現した、と言いますか…その…」モジモジ

 

もじもじしながら喋るいーすんもかわいい

つまり、このチョコの大きさイコール俺への想い、なのか…恥ずかしいな

 

「ありがとう、いーすん。嬉しいよ」

 

「よ、喜んでもらえてよかったです!」

 

嬉しそうに微笑むいーすんもかわいいなぁ

 

「あ、それで…ですね?今すぐチョコの感想が欲しいんです…食べてもらっても…いいですか?」

 

「いいのか?なら、遠慮なく」

 

―――は いーすんチョコを たべた!

 

「おお…美味しいなっ!」

 

いーすんのチョコはホワイトチョコだった。うん…甘くて美味しいなぁ…

 

「ふふっ、よかった………はっ、そ、そろそろ戻らないと怒られてしまいますね」

 

「…ごちそうさま、いーすん」

 

「ってもう食べ終わったんですか!?」

 

「いやぁ、気持ちが嬉しかったからつい」

 

「うう…私、凄い恥ずかしいので、退散します…!」

 

よっぽどなのか、そそくさと部屋を出ていくいーすん

可愛かったなぁ

 

 

 

「は…入っても、いいよね?」

 

この声はネプギアか…

 

「そんな遠慮することないぞ」

 

「お…お邪魔します…」

 

「…ん?」

 

入って来たネプギアの様子が何やらおかしい

恥ずかしいのか?

 

「…お、お兄ちゃん!」

 

「お、おお、どうした?」

 

「ちょっと待ってね…!」

 

「待つ…?」

 

ネプギアが背を向けて何かをし始めた。

そして、振り返ったネプギアの口は…

 

「ん…!」

 

何故かチョコをくわえていた

 

「もしかして、そのネプギアがくわえてる状態で俺が食べるのか?」

 

うんうんと頷くネプギア

顔が真っ赤だしかなり無理してると思うんだけど…

 

「まあ、ネプギアがそう言うなら遠慮なく…」

 

チョコの形はくわえやすいよう考慮したのか薄い板チョコだ

取り敢えず一口…と顔を近付ける

 

「…おお、美味しいなこれ。ん?もしかしてワイン入ってるのか?」

 

またうんうんと頷いて返事をするネプギア

 

「ネプギア、辛くないか?」

 

その質問にも頷くネプギア

辛いならはやく食べて解放してやるか…

俺は急いでチョコをたべた

 

 

 

「よし、全部食べたぞ」

 

あっという間に平らげて、ようやくと思ったら…

 

「え?まだネプギアの口の中の分があるって?」

 

いや、頷かれても

 

「どうやって食べるんだよ?」

 

「んー…」

 

顔をつきだしてくるネプギア。ま、まさか

 

「口移し?」

 

どうやら正解らしい。大胆なこと考えるな…

 

「だから恥ずかしがってたのか…でもネプギア、そのチョコほとんど溶けてないか?」

 

「…あ…」

 

薄いせいか、チョコはとっくに溶けてどろどろになっていた

 

「うー…せっかく頑張ったのに…」

 

「よしよし」ナデナデ

 

「あ…えへへへ」

 

「ネプギアのチョコ、美味しかったよ。ありがとう」

 

「美味しかったならよかったぁ…えへへ、お兄ちゃん」

 

突然抱きついてくるネプギア。また様子が…

 

「…チョコに入れるワインなんて微量だと思うんだけど…まさかそれで酔ったのか…!?」

 

「お兄ちゃん♪」

 

「…いつもとあんま変わらないし、いっか」ナデナデ

 

そうして、甘えてくるネプギアをネプ子といーすんが連れ戻しに来るまで撫で続けた

 

 

 

「―――っ!入るぜ!」

 

勢いよく入って来たのはうずめだった

 

「うずめ!うずめも俺のために…?」

 

「そんな嬉しそうにするな!そうだよ!―――のために作ったんだ!」

 

うずめが頬を赤くしながら差し出して来たのは…

 

「クレープ?」

 

「みんなチョコだと、―――が飽きるかもしれないだろ?だから俺はほら、クレープのほうが得意だしさ!」

 

「そこまで考えてくれたのか…ありがとなー、うずめー」ナデナデ

 

「へへっ…」

 

「かわいいなぁ…よーしよしよしよしよし!」

 

「わああっ!?そ、そんなに撫でるなぁ!」

 

「照れるなうずめ!よーしよしよし!」

 

「にゃああっ!?」

 

 

 

「ふう…堪能したぜ」

 

「何すんだよぉ…」

 

「うずめも途中から満更でもない顔してたけどな」

 

「そ、それは…否定しないが…」

 

「かわいい」

 

「そ…そんなことより!俺のクレープを食べてくれよ!…ほ、ほら、あーん…」

 

「いただきます…」

 

「…どうだ?」

 

「美味い!」

 

「へへっ、だろ?自信作だぜ?」

 

嬉しそうに笑ううずめ

 

「自信があった割に、さっき不安そうだったな」

 

「う、うるさい!あれはその…うー!―――のばーか!」

 

「ごめんごめん、うずめいじるの楽しいんだよ」

 

「そーかよぉ…なら今度は俺がいじってやるからな!」

 

「うずめが?俺を?」

 

「むっ、なんだその余裕そうな顔は!」

 

「超絶ピュアなうずめがいじるなんて出来るのかなと思ってなぁ…」

 

「誰が超絶ピュアだよっ!お、俺だってねぷっちみたいに出来るぞ!」

 

「楽しみだなー」

 

「バカにしてぇ!」

 

「おーよしよし」ナデナデ

 

「なっ、撫でてごまかすなっ…ふにゃ…」

 

ちょろうずめ

 

「な、なぁ、―――…」

 

「どうした?」

 

「す…す…すすす…」

 

「好き?」

 

「好き!…あああ、違うばかっ!いや、違わないけどっ!」

 

「かわいい」ナデナデ

 

「なんなんだよもうっ!」

 

一通りうずめをからかったので満足した俺と、不服そうな顔をして出ていくうずめであった

 

 

 

「いやー、うずめをからかうのは楽しいなぁ」

 

「ほどほどにしときなさいよね」

 

俺の独り言に反応したのはアイエフだった

 

「わかるぞアイエフ、うずめがからかわれる役になったことで自分がからかわれる機会が減って寂しいんだな!」

 

と冗談のつもりで言ったのだが…

 

「まあ、そうねぇ…あんまりあんたと話せてないわよね、最近は」

 

「あ、あれ?」

 

「なによ?」

 

「いや、思いの外しおらしいリアクションが返って来たから」

 

「私だってしおらしくくらいなるわよ」

 

「ご、ごめん」

 

「…ちょっと、なんでこんな気まずい雰囲気になるのよ!?」

 

「いやー、ごめんごめん」

 

「謝るってことは故意なのね…あんたって人をいじるの好きよね…」

 

「反応がかわいいから仕方ないんだ」

 

「いや、ドヤ顔で言うことじゃないわよ」

 

呆れながらもちゃんと構ってくれるアイエフの優しさが身に染みる…

 

「…って、今日はバレンタインだったわね」

 

「ん?うん、そうだな」

 

「…だから…」

 

「だから?」

 

「チョコよ、チョコ!」

 

アイエフは恥ずかしがりながらチョコを差し出して来た

 

「ありがとう、アイエフ。嬉しいよ」

 

「す、素直にお礼言われると余計恥ずかしいわね…」

 

「照れてる照れてるー」

 

「うざっ」

 

「ひどい…」

 

「冗談よ…冗談。ところで、貰ったチョコはどうしたのよ?」

 

「ネプ子の以外は全部食べたよ」

 

「なら、私のも食べてくれる?今年は上手く行ったと思うのよね」

 

「去年のも美味しかったけどなぁ」

 

「去年よりもってことよ!いいからいいから!」

 

「そ、そんなに自信あるのか?ならいただくけど…」

 

アイエフに促され、包みを開けてチョコを一口食べる

見た目の黒いビターチョコだ

 

「美味しいな…」

 

「う、嘘じゃないわよね?」

 

「嘘なんてつかないって」

 

「な、ならいいけど…」

 

態度はあまり変わらないけど、アイエフの表情が緩んだのははっきりと見えた

 

「…ところでアイエフ、このチョコに名前をつけるならなんてつける?」

 

「え…いきなりなによ?」

 

「いいからいいから」

 

「そ、そうね…甘美なる漆黒ってところかしら?」

 

チョコの色が黒いのは、アイエフの中に残っている厨二病魂から来ていることを俺は察したのだった

 

 

 

「甘美なる漆黒美味しかったなぁ、甘美なる漆黒」

 

響きが地味にいい

 

「―――さーん、コンパですぅ」

 

「どうぞ」

 

「はい!失礼しますですっ!」

 

次に部屋に来たのはコンパだった

 

「ではお座りください」

 

「?椅子なんてないですよ?」

 

「ちょっとやってみたかっただけだよ、うん」

 

「―――さんってば、ねぷねぷみたいです」

 

「そうかな?」

 

「ねぷねぷとおんなじで、面白くて優しくてカッコいいですよ?」

 

「いやぁ…」

 

ん?ということは…

 

「も、もしかしてコンパの本命はネプ子!?」

 

「違うですっ!私は―――さんが本命ですっ!」

 

さりげなく本音が飛び出てますけど…

 

「はっ…わわわ私今物凄く恥ずかしいことを…!」

 

慌て始めるコンパ

 

「まあまあ落ち着いて…はい吸ってー」

 

「すー…」

 

「吐いてー」

 

「はー…」

 

「よし、落ち着いたな」

 

「は、はい。ありがとうございます…って、こんなことをしている場合じゃありません!―――さん、どーぞですっ!」

 

慌てて箱を差し出してくるコンパ

 

「な、中身はもちろんチョコですよ?」

 

「おっ、本当だ」

 

箱を開けると、中には小さなチョコが九つ入っていた。市販なんかによくある…

 

「…市販?」

 

「手作りですっ!ぶーっ!」

 

怒ったのか、頬を膨らませるコンパ

かわいい

 

「ごめんごめん、市販じゃないのはわかってたんだけど、つい」ナデナデ

 

「だめですー、許さないですー」

 

「許してくれよー」

 

「だーめーでーすーっ」

 

「コンパって結構頑固だよな」

 

「えっへんですっ」

 

「ははは、かわいいなぁ」ナデナデ

 

「むう…私は許してないですからね?」

 

「一体どうしたら許して貰えるんだ…」

 

「も、もっとなでなでしてくれたら許すかもしれないです!」

 

「ほうほう」ナデナデ

 

「えへへ…もっとですー…」

 

なんだか久しぶりにコンパを甘やかしている気がする

「ふふ、―――さん」

 

「ん?」

 

「呼んだだけですよ?」

 

「なんだよそれー」ナデナデ

 

「えへへぇ」

 

もう機嫌が良くなったのか、甘えてくるコンパ

 

「―――さん、チョコ食べさせてあげますねー」

 

「いいのか?」

 

「はいっ♪あーん…」

 

すっかり上機嫌のコンパにチョコを食べさせてもらう

 

「どうですか?」

 

「うん、美味しい」

 

「良かったですっ!」

 

結局、九つのチョコ全部を食べさせてもらった

 

 

 

「今日だけでかなりチョコ食べた気がするな…」

 

「―――ー!私私ー!」

 

ネプテューヌの声だ

 

「私私詐欺?」

 

「違うよー!私私私詐欺じゃないよ!」

 

「言っててわけわからなくなりそうだな…」

 

「―――が振るからじゃん!もーっ!」

 

少し怒った顔をして入ってくるネプテューヌ

 

「ごめんごめん。反省してるよ」

 

「私は優しいから許してあげる!」

 

「ネプテューヌは優しいなぁ」ナデナデ

 

「えへへー…―――ー…」

 

「よしよし」

 

「んうー………はっ!?撫でられるのが気持ち良くて目的忘れるところだった!」

 

「目的?」

 

「んもー、わかってる癖にー…はい、チョコだよ!」

 

「ありがとう、ネプテューヌ」

 

「や、やめてよお礼とか!恥ずかしいからっ!」

 

「なに!?俺がネプテューヌからチョコをもらってどれだけ喜んでるのか伝わってないのか!?」

 

「そんなに喜んでたの!?」

 

「当たり前だ!」

 

「ねぷぅ…そっかぁ…えへへ…」

 

照れてるのか、ネプテューヌの顔が赤い

 

「実はここだけの話なんだけどさ、私男の人にチョコ渡すのって初めてなんだよね」

 

「えええっ!?マジで!?」

 

「そんなに驚かないでよ!本当だよ!」

 

「意外だなぁ…」

 

「だ、だから実は心臓バックバクだったりするんだよね…」

 

「触って確かめてもいい?」

 

「―――のえっちー…」

 

ジト目で胸を隠すネプテューヌもかわいい

 

「まあ冗談はともかく…初めてなら尚更嬉しいな」

 

「えへへ…喜んでもらえて良かったよー…なんか安心したらお腹すいたなー、チョコ食べていい?」

 

「ネプテューヌが俺のために作ってくれたチョコじゃないの!?」

 

「そーいうこと大声で言わないでよ!恥ずかしいんだから!」

 

「照れてるネプテューヌもかわいいなぁ」ナデナデ

 

「もーっ!からかうの禁止ー!」

 

「かーわーいーいー」

 

「やめてってばぁ…ねぷぅ…!」

 

よっぽど恥ずかしいのか、暴れて抵抗したりはしない

 

「かわいいやつめ」ナデナデ

 

「こ、こんなことして、絶対仕返ししてやるー!」

 

「いつでも仕返しに来ていいぞー」ナデナデ

 

「ねぷぅ…」

 

「そうだ、せっかくチョコもらったし食べよう」

 

「え?今食べるの…?」

 

「食べる食べる」

 

「ちゃんとできてるか不安だなぁ…形もハートのつもりがちょっと変形してるし…」

 

「ハート形とかめっちゃ乙女」

 

「うーるーさーいーっ!」

 

ぺしぺしと頭を軽く叩いてくるネプテューヌもまたかわいいなぁ

 

「じゃあいただきます」

 

ネプテューヌに軽く叩かれたままチョコを口にする

 

「…どうかな?」

 

「…」

 

「―――…?」

 

不安そうに、上目遣いで見てくるネプテューヌがかわいい

 

「お、美味しくないなら…美味しくないって言って欲しいな…」

 

「美味しいけどな」

 

「でもすごい間があったよ?」

 

「ごめん、不安気なネプテューヌがあまりにもかわいいから」

 

「…ばかぁ!」

 

また頭を叩いてくるネプテューヌ

 

「かわいい」ナデナデ

 

「もーっ!―――の意地悪!サディスティック!鬼畜!変態!」

 

「はっはっはっはっ」

 

ネプテューヌにぺしぺし叩かれながらチョコを食べ終えた

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