ネプテューヌのキャラ達とただイチャネチョ(性的な意味で)するだけのSS 作:暑がり
「どこまで行っても森森森…本当に出られるのかここ!?」
なんとか街につきたいと思い、早めに出発したのだが…
「せめてこの次元の人間に会えればいいんだがな…」
「だよなぁ…」
俺達は未だにこの森を脱出出来ないでいた
しかも…
「…」
「んー…」
うずめもネプテューヌも、昨日からずっと暗い表情をしている。
「海男、あの二人なんであんな暗いの?」
「君のそのケガが原因なのは間違いないだろうな」
「大丈夫なんだけどな…」
いきなりこんなお通夜状態嫌だなぁ…
「なんとかならないかな?」
「俺も聞いてはみたんだが…」
「…だめだった?」
「ああ…」
「どうしたら良いんだああああ…」
いきなり詰んでる…
「そうだ!黒いーすんを使おう!」
「クロワールを?」
「ほら、飛べるから空から偵察してもらってさ」
「逃げていきそうな気もするが…」
「うっ!?それも…否定は出来ないな…」
「どうしたものか…」
「ほんと、そんな感じ…なー、うずめとネプテューヌは何かいい案ないか?」
「別に…」
「何もないよ…」
「…」
見てるか、ネプ子…俺は今、この空気から逃げたい…
「ん…?」
「どうした?海男」
「川のせせらぎが聞こえたような気が…」
「ほんとか!?」
耳を澄ませてみると…確かに、川の流れる音が聞こえる
「向こうか」
「行ってみるとしよう」
「行くぞうずめー!ネプテューヌ!」
「ああ…」
「うん…」
「もう泣きたい!!!」
「どうした―――!?どっか痛むのか!?」
「大丈夫!?休んだほうがよくない!?」
「えっ?あ、いや、大丈夫だけど…」
「良かったぁ…」
「心配したぜ…」
なんだ今の音速リアクションは…びびったぜ…
「あった、川だ!」
「ふむ、綺麗な川だ。飲み水としても悪くない」
「川ー…川かー…」
「汗でべたべたしてるから風呂に入りたいぜ…せめてシャワーだけでも…」
「とはいえ今、時期的には冬だから…寒いんじゃないか?」
「せめてドラム缶さえあれば…」
「ドラム缶風呂か…」
…うずめとネプテューヌとネプギアが入ってたやつか…ごくり
「―――?」
「おおう!?どうした!?」
「なんか変なこと考えてなかった?」
「考えてない!考えてないぞぉ!」
「露骨にあやしー」
「本当だって!俺はどちらかと言うとオープン派なんだ!」
「うわー、さすがのお姉さんもさすがに引いちゃうなー」
「だーれがお姉さんだこら!」
生意気なので脇腹をくすぐってやる
「あははははっ!ちょ、くすぐったいってー!あはははっ!」
「はぁ…はぁ…はぁ…」
「ごめん、やりすぎた」
「はひ…」
わぁ…ちょっと気持ち良さそうな顔してる…
「ネプテューヌが変な性癖に目覚めたらどうしよう…」
試しに脇腹をまたくすぐってみる
「らめぇ…わきばらで感じちゃうのぉ…」
「うわぁ」
手遅れだった
「って違うからねっ!?今のはふりだと思ってやっただけだからね!?」
「はいはい」
「絶対信じてないー!」
「やっといつものネプテューヌだなぁ」
「え?」
「いや、ずっと暗かったし」
「あ、あれは…色々思うところがあった的なさ!」
「色々思うところがあったなら仕方ないな」
「し、仕方ないよね!…ところでうずめがいないけど…」
「そういえば…海男もいないな…でもまあ、海男がうずめと一緒なら大丈夫だろ」
「おーいっ!」
「あっ、うずめーっ!」
「どこ行ってたんだ?」
「この川を向こうに辿っていったら滝があったんだ!」
「滝が?」
「しかもその滝、暖かいんだぜ!」
「暖かい滝?珍しいね」
「行こうぜねぷっち!―――!」
「うん!それが本当ならやっと汗を流せるよね!」
うずめの様子も、元通りになっている。海男が何か言ったのかもしれないな…
「おお、滝だ」
「滝だねー」
川沿いに歩くこと約15分、うずめの言うように滝があった。しかも
「暖かいっ!」
「おお、ほんとだぁ…」
「元々川の水もそこまで冷たくなかったみたいだよ」
「そうだったのか…なら元々暖かい川なんだなぁ」
こういう珍しい物を発見するのも、旅って感じがするな
「一種の温泉だなっ!早速入ろうぜ!」
「うんっ!」
「なら俺は向こうに行ってるよ。二人が上がったら出発しよう」
「―――はいいのか?」
「男はほら、汗臭いの好きって言わないか?」
「言わないだろ」
「言わないよね」
怪我のせいで入れないなんて言ったら、二人がまた暗い顔するかもしれないし…
「ああ、俺は向こうで浴びる程度にするよ。そんなガッツリ入りたいってわけじゃないし」
「そうか…?」
「まあ―――がそこまで言うならしょうがないねー」
なんとか誤魔化せたみたいだな…
「…で、君は一体何をしているんだい?」
「決まってるだろ、覗くんだよ」
「…」
「一緒に入れれば良かったんだけどなぁ…」
「まあ、二人なら―――とも一緒に入りそうだが」
「だが生憎この体だ、一緒に入るのは無理…ならせめて覗くだけでも!」
「君にも困ったものだね」
「俺も思春…いや、思春期は通り越してた…男とは得てしてそういうものだよ、ワトソン君」
「俺も男だがわからないよ、ホームズ…」
そして、何事もなく二人を覗いてしまう俺なのであった…
「後になって罪悪感が…」
「何かあると思っていたんだろう?」
「ああ…あると思って身構えてたよ…何にもなかったけどな」
「あの時ならただでは済まないだろうが、今なら二人も…」
「あの時か…」
確かネプテューヌには会ったばっかりだからビンタされて、うずめには蔑んだ目をされた記憶が…
ネプギアは俺の心配をしてくれてたなぁ
「―――ーっ!着替え終わったから出発しよーっ!」
「おーうっ!はやいな」
「この森が危険なのは二人共わかっているからだろうな。あれ以来は凶暴な動物には会っていないが」
「もう会いたくない…」
「はぁ…腹減って来たな…」
「考えてみたら、今日はまだ何も食べてないもんなー…」
「やはりあれだけの食糧を昨日一日で費やしてしまったのは痛手だな…」
「だな…」
「みんな来て来てっ!来てよっ!」
先行していたネプテューヌが叫ぶ。何か見つけたのか?
「もしかして!」
走ってネプテューヌの元へ急ぐ。そこには…
「ま、街だ…!」
「ようやく見つけることが出来たね」
「ああ…やったなネプテューヌ!」
「うんっ!」
見下ろした先には、小さいながらも街があった
「…それにしても、凄いな…」
「うん?なにがだ?」
「見てみろよ、うずめ。街の周りもそうだし…見渡す限り森ばっかりだ」
「言われてみれば…」
「この次元は昔の次元なのかな」
「これだけ自然が残っているということは、そうかもしれないな」
「む…?」
「海男、どうかしたのか?」
「…いや、気のせいだろう。見られていたような気がしただけだよ」
「そうか?」
俺達は取り敢えず街へと向かって行った
「確かこの辺りだったと思うけど…」
「上から見るのとでは違うから、こう探すと大変だな…」
「あっ、あれじゃないか?」
「あれか!さっすがうずめ!」ナデナデ
「よ、よせよぉ!へへっ…」
「これでやっと美味しい物が食べられるよー…」
「ええーっ!?街には入れないー!?」
「現在厳戒体制を敷いておりまして」
「現在出入り禁止なのです」
街の入り口へついた俺達を待っていたのは、見張りの兵士?さんの無慈悲な一言であった
「なんとか入れないだろうか?」
「…!?」
「む…?」
「お、おい、このお魚様は…」
「あ、ああ、間違いない…これは…急いで報告しなければ!」
海男を見て驚いた兵士二人が、街へと走り出して行く。一体何なんだ?
「俺を見て驚いていたな…」
「人違いじゃないか?」
「それはなさそうだけどなー、海男って他に居なさそうだし」
「この次元の海男と勘違いしてるのかもしれないな」
「この次元に海男が!?」
「可能性の話だけど、あり得るかなってさ」
「確かにないとは言えないな…」
「…とにかく街に入っちゃおうよ!あの兵士さん達もいなくなったしさ」
「それは…い、いいのかなぁ…」
「せめて空腹を満たしたいところだからな…ここはねぷっちの言う通り、街に入ろう」
「そうするか…」
「な、なんか静かだね…」
「まるで人がいないな…」
「もしかしたら、この街に何かの危険が迫っているのかもしれないな…」
「厳戒体制なんて敷くくらいだし、そうかもな…」
「ねぷぅ…お腹すいたよぉ…」
「俺もぉ…」
「それなら…あっ、あそこにしようか」
「いいなっ!」
「決まりだね!」
お店を指差すと一目散に駆け出す二人
ようやくまともな物を食べられそうだ…
「ふー、食った食ったー…」
「もう食べられないよー…」
「美味しかったな」
「ああ。最高だった」
「さ、食べる物も食べたし…これからどうする?」
「私やっぱり海男を見て驚いてたのが気になるなー」
「俺もだ。海男に何かあるって言うんなら知りたいぜ」
「なら、入り口に戻ってあの二人の兵士を待とうか?」
「うんうん、戻ってみよ!」
「何が聞けるんだろうな!?楽しみだな、海男!」
「俺は不安でいっぱいだが…」
「あ、いたいた!おーいっ!」
「あなた達は先程の…わ、私達、とんだご無礼を致しました!」
「申し訳ありませんでした!」
「え、ええ…?」
何故か突然兵士さん達に謝られた…
「ど、どういうことだ…?」
「私達は知らなかったのです。あなた方が選ばれた人間だったということに」
「そんなRPGみたいな話が…」
「ついて来てください。詳しい話はそちらで町長がします」
「おおっ、面白そうな話!」
「行こうぜ!」
なんだかとんでもない話になっている気がする…