ネプテューヌのキャラ達とただイチャネチョ(性的な意味で)するだけのSS 作:暑がり
しかも今日の投稿はこの一つだけです
暑い内に夏系統の物は書き終わらないと…
日本一との再会
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…!」
「くそっ…まさかクエスト中あんな怪物に遭遇するなんて…!」
簡単なクエストだったのはいいが、運悪く厄介なモンスターに出くわしてしまい、今俺はそいつから逃げているところなのだ
後ろから獣の猛々しい鳴き声が聞こえて来る。
「誰か助けてくれ〜っ!」
俺はただひたすらに逃げるしかなかった
「はぁ…はぁ…はぁ…振り切ったか…?」
俺は後ろを振り返る。どうやら見失ってくれたみたいだ。しかし…
「一心不乱に逃げてたから、ここがどこかわからない…」
ダンジョンの奥なのはわかる。…何故入り口に向かって走らなかったのか
「はぁ…仕方ないけど入り口に」
後ろから、先程と同じ猛々しい獣の鳴き声が聞こえて来る
「確実にこっちに来てる!?」
逃げようとした時には遅かった。モンスターは…俺の前へ姿を現していた
「逃げ切れないか…こうなったら…!」
俺は剣を構える。
「天が呼ぶ!地が呼ぶ!人が呼ぶ!悪を倒せと私を呼ぶ〜っ!」
突如、空から聞こえて来たその声には聞き覚えがあった。そしてその声の主は、颯爽と現れた…
「愛と正義の使者、日本一!見参!」
「日本一!」
「…ってうわあっ!―――ー!久しぶりー!元気だった?」
「俺は元気だよ。日本一も相変わらず元気そうだなぁ」
「もちろん!今でも私は、元気いっぱいのヒーローだからね!さて、それじゃあこいつを倒すよ!―――!」
「お、おおっ!」
「いやぁ、助かったよ日本一。日本一が来てくれなかったら今頃あいつに食べられてたかもしれん」
「市民を守るのはヒーローの仕事だからね!」
「相変わらず、日本一はヒーローなんだな」
「当然だよ!私と言えばヒーローだからね!」
「…ヒーロー活動って何してるんだ?」
「見掛けた困ってる人を片っ端から助ける!」
「片っ端…」
「だからゲイムギョウ界をまたに駆けてるよ!」
「じゃあこの辺りにいたのは本当に偶々なんだな」
「違うよ?」
「え?」
「さっきまではルウィーにいたんだけど、助けてくれ〜って声が聞こえたからプラネテューヌまで来たっ!」
「まじかよ…ヒーローの鑑だな…」
「でしょ!」ドヤァ
「でも本当に助かったよ、ありがとうな。何かお礼をしたいんだけど…」
「ヒーローは見返りは求めな…そうだ!ちょっと手伝ってよ!」
「…ヒーローの手伝い?」
「そう!ヒーローの手伝い!」
「ここで困ってる人がいないかを探すよ!」
「…ギルドならクエスト受けたほうがはやくないか?」
まあ、クエスト終了の報告があったからちょうど良かったけど…
「それは女神様の仕事じゃん?」
「つまり…どういうことだってばよ…?」
「細かいことはいいから!あっ、あのおばあさん!凄い困ってそう!」
そう言ってギルドにいた腰の曲がったおばあさんに話し掛ける日本一
「おばあさん!困ってるみたいだけどどうしたの?」
「聞いてくださいますか…?実は、大事な物を落としてしまい、ギルドにクエストとして受理して貰おうとしたのですが…私が報酬を用意できないと言ったら断られてしまって…」
「まあ、ギルドのクエストは報酬があるものだしな…」
「よし!おばあさん!それ、私が探すよ!」
「ほ、本当ですか…?」
「任せてよ!」
「ありがたやぁ…!」
「それじゃあすぐに探してくるからっ!」
「日本一!?行っちゃったよ…あいつ、何を探してるのかわかってないだろ…おばあさんの落とし物って何ですか?」
「ちょっと不気味な像です…こんな感じの」
そう言っておばあさんは手慣れた感じで携帯の写真を見せてきた。これって、下っ端が有料で配っていた犯罪神の像に似ているような…
「…大事な物って言ってましたよね…」
「それは親切な女の子が私にくれたものでのう私がルウィーで困っている時に荷物を家まで運んでくれて今はこっちの像が流行っている、とかでくれたんじゃよまあその子は女神候補生様達が来るなり行ってしまったのですが私にとっては宝物でそれと言うのもあの子が私の娘そっくり………」
「年寄りの話なげぇ…」
「あはは、どんまい―――」
おばあさんの話は、探し物がわからなくて戻って来た日本一が話し掛けて来るまで続いた
しかしあれを渡して良いものか…
「おばあさんはこのダンジョンで落としたかもって言ってたね!」
「ああ。何でダンジョンに入ったのかはさっぱりだけど片っ端から探すぞ」
「うん!」
「あーっ!あったよ!」
「そんなあっさり!?」
まだ探して30分も経ってないぞ…
「あれだよね!」
そうして日本一が指差す先には…
「ええ…?」
信じられないかもしれないが、あの犯罪神の像をモンスターが転がして遊んでいるのだ
決して犬ではない
「なんか邪魔しにくいね」
「そうだな…そうだ、ならさっきクエストの報酬でもらったボールを…」
「報酬にボール?」
「そこはあまり突っ込まないでおこうな」
俺はボールをモンスターへ向かって投げた!ボールは見事モンスターに当たった!
「あっ」
「うわっ、こっち来るっ!?」
「仕方ないから戦うぞ!」
「結局力業になっちゃったな」
「モンスター相手でも申し訳ないよね」
「ま、まあ、目的は果たしたしおばあさんのところに行こうぜ」
「はいっ、おばあさん!」
「おおっ!これこれ!この像ですじゃ!」
「見つかって良かったです」
「もう落とさないでね!」
「本当になんとお礼を…そうだ、お土産に、と買ったねぷちゅ………」
噛んだ…
「と、とにかくこれをお渡しします!」
「わーっ!ありがとう!おばあさん!凄い嬉しいよ!」
「良かったな、日本一」
そしてこのおばあさんの一件を解決した直後、日本一の周りには人が集まって行き…
結果的に俺達は様々な依頼をこなすことになった
そして…
「いやぁ、色々貰っちゃったなぁ」
「主にお菓子な」
「こういう人からの感謝の証ってすごい嬉しいよねっ!」
「まあ、そうだな。今日はもう遅いけど、日本一はどこか泊まる宛あるのか?」
「ないっ!」
「だと思ったよ。今日くらいプラネテューヌの教会に来るか?」
「本当に!?」
「美味い晩飯もあるぞ」
「ごちになりまぁす!」
そうして日本一は教会に泊まることになった
うずめが日本一に影響されそうになった時はみんなで止めた
REDとの再会
「あー…ルウィーは夏でも寒いなー…」
俺は今、暑いからという理由だけでルウィー方面へ来ていた。相変わらずルウィーは雪国だ
「ネプ子達も連れて来れば良かったかなぁ」
さすがに何もしないという訳にはいかず、ぼちぼちとクエストをこなしている
今も絶賛ダンジョン内である
「そろそろ帰」
「うおーっ!嫁だーっ!」
「え?」
聞き覚えのある声と共に俺の背中へ何かが飛び付いてくる
「REDぉ!?」
「REDちゃんだよっ!」
「…とにかく降りてくれるか?」
「ええっ!?嫁で暖取ってるんだから降りないよ!」
「仕方がないな…じゃあこのままダンジョン出るぞ」
「はーいっ♪」
そういうわけで、仕方なくREDをおぶってダンジョンを後にした
「それにしても久しぶりだな」
「久しぶりだねっ!」ギュー
「…寒いならルウィーから出るか?」
「そしたら暑いよっ!」
「めんどくさいな!?」
「…嫁は私とくっつくの、嫌?」
くっ、低身長特有の上目遣い…
「わ、わかったよ…」
「やたーっ!」ギュウウウ
「というか、俺のこと嫁嫁って呼ぶな」
「えー?なんでー?」ギュー
「おまわりさんに見つかったら大変なことになるでしょうが」
「大丈夫だよー!」ギュー
最初は女の子しか興味がなかったREDが、俺を嫁嫁呼ぶようになるなんて誰が想像出来ただろうか…
RED曰く男の子も悪くないとかなんとか…
「嫁ー?考え事?」ギュー
「ちょっと昔のREDのことを考えてたんだよ」
「昔の私?」ギュー
「男に全然興味なさそうだったあの頃のこと」
「えへへ、今は嫁が一番だからねっ!」ギュー
「いい加減離れなさい!」
「やだー!」ギュウウウ
「し、仕方ないな…」
「えへへっ」ギュー
「そういやREDはどうしてあそこに居たんだ?」
「…あーっ!忘れてたーっ!」
「え?」
「私、ルウィーのどこかに伝説のオモチャがあるって探しに来たんだよーっ!」
「なんだその明らかに嘘っぽい話」
「嘘じゃないよっ!多分っ!」
「えらい自信満々だな…じゃあ、探してみるか」
「…一緒に来てくれるの!?」
「久しぶりにあったのに、そうかバイバイってのも悲しいからな」
「嫁ぇ…」ウルウル
「な…泣くなよ…」
こうして俺はREDと伝説のオモチャを探しに行くことにした
「先ずは聞き込みからだな」
「え…聞き込み?」
「聞き込み?ってお前…まさかしらみ潰しに探す気だったのか…」
「そうだよ?」
「…」
不安だ…
そして俺達は聞き込みを開始した
「伝説のオモチャ?知らないなぁ…伝説のキノコなら知ってるんだが…」
「伝説と言えば、ピンクの丸い大ぐらいの伝説くらいしか知らないね…」
「緑の服の少年の話かい?」
「だめだなぁ…伝説のオモチャに該当する物はなさそうだ」
「やっぱり自力で探そうよー!」
「…そもそもRED、その伝説のオモチャの情報ってどこで手に入れたんだ?」
「インターネット!」
「…」
嘘臭さが増した
「むっ、嘘じゃないよ!Nちゃんねるのスレッドで見たんだから!」
「釣りの名所じゃねーか!」
「魚釣りは関係ないよ!」
「…あのなRED、一から説明するとだな…」
俺、説明中
「がーーーん…」
めっちゃショック受けてる…
「そんなぁ…!」
項垂れてしまった…どうしたものか…
「RED、伝説のおもちゃは諦めるしかないよ」
「うん…はじめから存在してなかったんだから諦めるも何もないけどね…」
相当ショックが大きいみたいだな…
「よしRED!遊ぶぞ!」
「え…?」
「伝説のおもちゃのことは忘れて、今を楽しめ、RED!」
「嫁ぇ…」
「よしよし」ナデナデ
「嫁はやっぱり優しいね…」
「いやいや、そんなことないけどな」
「照れなくてもいいのにー!」ギュー
「こらRED!」
「嫁大好きっ!」スリスリ
何故か好感度が上がってしまった…
とにもかくにも、俺達は伝説のおもちゃを諦めて目一杯遊ぶことにしたのだった。そして…
「えへへ、今日は楽しかったなー♪」
「そうだな。俺も久々に遊んだ気がするよ」
「また遊ぼうね、嫁っ!」
「ああ。って、REDはどこで寝泊まりしてるんだ?」
「それはもちろん自分の家があるよ!…はやく帰らなきゃ遅くなっちゃうよ!」
「プラネテューヌか?なら一緒に行くか」
「うんっ!そうだ嫁!私の家に泊まっていきなよ!」
「REDの家にか?」
「いいでしょー?」
「まあ、同じプラネテューヌなら問題ないか。うん、いいよ」
「わーいっ!」
その後、REDが晩御飯に薬を盛ったり一緒にお風呂に入ったり夜這いして来たりやたら積極的だったが、何も間違いを起こさずに乗り切ることが出来たのだった。
がすととの再会
「初めて聞く名前だなぁ…」
今の俺は、あるクエストに悩まされていた
内容自体は、普通の納品系統なのだが…
「このアイテム、俺は見たことも聞いたこともないんだよな…」
片っ端からクエストを受けた結果、こんな自体に陥ってしまったのだった
「いーすん、今日は忙しいって言ってたしな…」
うんうんと唸りながらプラネテューヌの街を歩く
暫く歩いていると不思議な臭いがしてきた
俺は特に理由もなく、その臭いの方向へ向かって行った
「どんどん臭いがきつくなるな…」
一体こんなところで悪臭を振り撒いているのは誰なのか…
街外れだから、街にそこまでの影響はなさそうではある…けど、善良なプラネテューヌ市民としては一言言うべきだろう
「ぐるこーん、ぐるこーん」
「…あれ?」
何故か聞き覚えのある声が…
「ふう…後はこれを混ぜれば終わりですの…よいしょ…」
「がすと!?」
「うひゃあっ!?」
どぼーんっ!
がすとは釜の中に落っこちてしまった!
「がすと!大丈夫か!」
俺はがすとを慌てて引っ張り出した
「大丈夫か?」
「大丈夫なわけないですのーっ!―――のせいで一緒に錬金されるとこだったですの!」
「えっ、まじで?」
「さすがに冗談ですの」
「だよなぁ」
「で、どうして―――がここにいるんですの?」
「凄い臭いがしたからな」
「この辺りは滅多に人が通らないところですの…なんで―――がそんなところに…」
「あー…考え事しながら歩いてたから人通りのないところに来ちゃったのかもな…」
「考え事ですの?」
「ああ。がすとはここに書かれてるアイテムに見覚えないか?」
「…これって」
「知ってるのか?」
「知ってるに決まってますの。このクエストを依頼したのはがすとですの!」
「まさかの依頼主!?」
「でも、わからないのに引き受けたんですの?」
「ああ…詳細を見なかったのが運のつきだよ…でもがすとが知ってるんなら話は早いよな」
「依頼したクエストを自分で引き受けるなんてがすとが初めてに違いないですの…」
「いやいや、探しに行くのは俺だけでいいよ。がすとはそのアイテムの情報をくれれば…」
「…黙って一緒に行くですのーっ!」
何故か顔を赤くしてそういうがすと
まあ、別にいいけど…
「そうと決まれば目指すはリーンボックスですの」
「リーンボックスにあるのか…」
そんなこんなで、俺はがすとと共にリーンボックスへと向かった
「よし…なんとかついたな。しっかしリーンボックスの行き来が一番しんどいな、船待ちになるし」
「飛んでいけたら楽ですのー…」
「ああ…」
俺の移動手段であるネプギアイテムの一つ、トベルーゾ君は修理中だからな…
「それで、どこに行けばいいんだ?」
「ずばり…火山ですの!」
「ええー…?」
この暑い中火山に入るのか…
「がすとも嫌ですの…」
「まあ、仕方ないよな。行こう、がすと」
「はいですの!」
「あちぃ…」
「帰りたいですの…」
「そのアイテム、どこにあるんだ…?」
「あっちのエリアの奥のほうにあったはずですの…」
「了解…」
真夏にも関わらず火山に入る俺達は、狂気の沙汰と言っても過言じゃない気がする
そう思いながらも依頼のアイテムを求め奥へと進んで行った
「あそこ…なんだよな?」
「あそこ…ですの…」
ようやく目的のアイテムのある場所の目の前には、やたらと強そうなモンスターが立っていたのだった
「あいつは絶対やばいですの」
「わかる」
おまけに暑いのでいつもの四割も力を出せない
「しょうがない…ここは俺が囮になる作戦Bでいこう」
「ふ、不安しかないですの!」
「俺は逃げるのが得意なほうなんだ」
「…仕方ないからやってやるですの」
「よし!作戦開始だ!」
がすとを岩陰に潜ませておき、俺はやつを誘き寄せて、その間に岩陰から出たがすとが颯爽とアイテムを奪取し、最後に外で合流…うん、大丈夫だ!
「ほーら、こっちにおいでー…バナナをあげるよー…」
そしてモンスターと目と目が合う
バナナには興味がないようだ
「後は…逃げるだけだ〜!」
俺は情けなく逃げ回るのだった…
「はぁ…疲れた…」
火山の中を走り回るのははっきり言ってしんどかった…暑すぎる…
「そろそろがすとが戻って来るかな」
「―――ー!」
「おっ、お帰りがすと」
「なんとか採れたですの…」
「無事に採れて良かったよ」
「がすとも―――が無事で一安心ですの…」
「なんだ、心配してたのか?」
「当たり前ですの…」
「ありがとながすと、でも大丈夫だ」
「とか言って凄い暑そうですの」
「まあ、火山の中を走り回ったからな。汗だくだよ」
「ちゃんと水分補給したですの?」
「大丈夫大丈夫。ところでがすと、そのアイテムで何か錬金するのか?」
「もちろんですの!はやくプラネテューヌに戻るですの!」
「そうだな、戻ろう」
こうして無事にアイテムを入手した俺達は、プラネテューヌの街外れに戻るのだった…
「がすとの三分クッキングのコーナー!」
「クッキングじゃないですの!」
「わかってるよ、わかってるけどついな」
ノリ的に言いたくなってしまう
「さてがすと、今日は一体何を錬金するんだ?」
「これでなんと!夏も余裕で乗り越えられるクールビズを作るですの!」
「えっ、錬金なのに…?」
「細かいことは言っちゃだめですの…早速開始ですの!」
〜錬金中〜
「出来たですのっ!」
「錬金術はええな」
「そしてこれが!クールビズ!ですの!」
「普通の服にしか見えない」
「ふっふっふ…機能性は抜群ですの…」
「でもこれってそこらへんの服屋で買えないか?」
「え?」
「いや、服屋」
「…」
「…」
「がすとの今日の三分クッキングはここまでですの!また来週ですのー!」
「テレビかっ!」
「いやー、しかし錬金術って凄いな。服まで作っちゃうなんて」
「そんじょそこらのと同じものじゃ、錬金術で作った意味なんて無いに等しいですの…」
「まあまあそう言うなって」
「せっかく苦労して採ったアイテムも勿体なかったですの!」
「げ、元気出せって。俺は今日一日楽しかったしな」
「ほ、ほんとですの…?」
「ああ。久しぶりにがすとと話せたしな」
「―――は良いこと言うですの!」
その後、俺とがすとで飯を食べてから別れた。あの街外れにはたまたま居合わせただけで、また放浪の旅に出るとかなんとか…
ブロッコリーの場合
「はぁ…ここは風がよく吹いて気持ちいいなぁ…」
俺は今、プラネテューヌを見渡せる丘の上にいる
ここはネプ子が教えてくれた穴場の一つだ
「ネプ子も連れて来てやれば良かったな」
そう思い、横になる俺
ムニュっとした感触が俺の背中に当たる。な、なんだ…?
「うおっ、こいつは確かぷち子のゲマ…?」
ブロッコリーことぷち子の武器、ゲマが何故かそこにいた
一体何故…
「ゲマー?…ちっ…あの野郎どこいったにゅ」
ぷち子…なんかご立腹だな
「え?ぷち子が楽しみにしてたプリンをお前が食べた?そりゃぷち子も怒るだろ…素直に謝れよ、ゲマ」
「…まあ確かに、素直に謝ったからって許されるわけないわな。でもな、逃げてたら大変なことになるぞ?」
「今日という今日は目からビームだけじゃ許さねぇにゅ…汚い花火にしてやるにゅ」
「物騒過ぎる…え?とにかく此処からお前を連れて逃げて欲しい?俺にそこまでする義理あるか?」
俺はそう言うと無慈悲に、ぷち子の目の前にゲマを投げ捨てた
「…派手に散れにゅ」
「ゲマァァァァァァ…」
気味の悪い鳴き声が丘の上から響き渡った
程無くして俺はぷち子の前に平然と姿を現す
「よっ、ぷち子、久しぶりだな」
「その呼び方はやめろって言ってるにゅ」
「ブロッコリーは呼びづらいからな…」
「まあ、今のぷち子はゲマで発散したばかりだから許してやるにゅ」
「見てたけど凄かったな」
「当然の報いにゅ」
「…よしぷち子、俺の奢りでプリン食いに行くか」
「どういう風の吹き回しだにゅ」
「…いらないのか」
「…いらないとは言ってないにゅ」
プリンをゲマに食べられて可哀想だと思った俺は、ぷち子をプリンの食える店へ連れて行ってやることにした
「ゴージャスセレブプリン三つにゅ」
「食い過ぎだろ!?」
「この心の傷は三つでなきゃ埋まらないにゅ」
「まあ別に金には余裕あれからいいけど」
「それにしても―――、久しぶりにゅ」
「今更だな」
「落ち着いてから話をするほうがいいに決まっているにゅ。教会では相変わらずかにゅ」
「ああ、相変わらず、ネプ子と愉快な仲間達で楽しくやってるよ。ぷち子は今何してるんだ?」
「てきとーにだらだらしてるにゅ」
「てきとーにだらだらかぁ…まあそうだよな」
「ゴージャスセレブプリンをお持ちしました」
「相変わらずゴージャスでセレブっぽいプリンだな」
「その感想はどうかと思うにゅ…そういえば―――は食べないのかにゅ?」
「俺はいいよ」
「…」
「な、なんだよ」
「あーんしてやるから食えにゅ」
「ええ…?」
「あーん」
あーん、と言いこちらにスプーンを向けるぷち子だが…
「届いてないぞ」
「くそがにゅ…」
結局プリンはぷち子が全て美味しく頂きました
「心の傷とか言ってたのは癒えたか?」
「ばっちりにゅ」
「そうかそうか、まああんまりゲマと喧嘩するなよ」
「あれはただの調教にゅ」
「そ、そうか…」
「―――、プリンのお礼に良いものやるにゅ」
「良いもの?」
そうしてぷち子はゲマの口から分厚い本を取り出した。ちなみに本は唾液で濡れたりはしていない
「これは?」
「秘蔵の攻略本だにゅ。これがあれば人生も上手く行くにゅ」
「な、なんか凄い高価そうだけどいいのか?」
「ぷち子には不要にゅ。―――になら使いこなせるにゅ」
使いこなすとは一体…
「それじゃあ、ぷち子は用事があるからこれで失礼するにゅ」
「もう行くのか?」
「またすぐあえるにゅ。ばいにゅ」
消えた…
「俺も帰ろう」
ぷち子からもらった攻略本はネプ子が有効活用することになった