※この作品はR-18です。

よしもり ~『夜の』平家のお姫様に転生したオッサン~   作:りじゅ

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注意。
これは『夜平家』02 とは、つながっておりません。




本編で言うところの28.5話です。


03 梶川くんを自分の部屋に連れ込んでみた

 

 

 

 

 

 意を決したオレは梶川くんの手を掴んで強引に国府の廊下に出る。昼間となれば雪景色に覆われた大きな庭を見られるのだけど、今は陽もどっぷりと暮れた夜景色。辺りはまるっきりの暗闇です。

 彼の手を引きながらたくさんの事柄が浮かんでくる。

 ああ、身だしなみチェックしなきゃ! 無駄毛は……チート能力があるから大丈夫……よし!

 せっかく初めての梶川くんとのお触りだもん。下手な格好じゃ前に出られない。

 一番可愛いお着物を着て、新しい真っ白な下着に替えて、えーっと、それからそれから……。うあぁぁ、今になって緊張してきたよー!

 

 寒い廊下を歩いてようやく自分の部屋に辿り着きました。一応火鉢の火はそのままなので中は保温されてるはず。

 襖を開けて中に入るとやっぱりそれなりに暖かい。まあ、外と比べればの話ですけどね。

 

「梶川さんは座って暖まっていてください。その間に私はちょっとお色直ししてきますから」

 

「お、おう。が、頑張ってな」

 

 まずは梶川くんを部屋の暖かい火鉢の前に座ってもらいます。風邪を引かれてはいけませんから。その間にオレは着替えに行くとこう言うわけ。今着ているお着物がいけないわけではないんです。だって正月一日の晴れ物なのですから一張羅なんです。でも一張羅すぎてちょいと堅苦しい感じなのですよ。

 

「はい。ではしばらくお待ちください」 

 

 

 

 別の部屋でタンスをガサガサしながらどのお着物にしようかと思案中。

 

 どうせ脱がされるんだから何着ていても関係ないだろうって? ふふん! まーーーったく違います!

 黒ジャージを着てる女の子と、膝上三〇cmの制服を着ている女の子どっちがいいか? そりゃあ、もう制服に決まってますよね? ですからオレも可愛い系のお着物に着替えなければいけないんですよー!!

 ああっ、そうそう、下着も真っ白な勝負下着に替えなくては!! バックプリントとかは邪道! 純白ですよ純白。ああ、オレの感性が自重しろとうるさいです。

 

 

 

 よ、よし、こんなもんでどうでしょう? 目の前の姿見に映る自分を見ながら身だしなみをチェックする。

 長い黒髪ストレートは前髪ぱっつんで文句無しの出来栄え。赤地に白い梅を描いたお着物にやはり赤地に白い粉雪を振りかけた様な内掛けは紅白過ぎるてちょっと派手かなー? いや、今日は正月ですしこのくらい派手なのがいいんじゃないかなー? うん。そうです。そうにちがいありません。

 

 姿見に映るニヤニヤしたオレ。うん。小柄な体型がロリ可愛い。可愛いけどやっぱり釣り目な部分が子悪魔っぽいな。だがそれがいい。

 じゃ、じゃあ、梶川くんも待っていますし急いで戻りましょう!

 

 

 

「お待たせしましたー」

 

 膝をついてそろそろーって襖を開けて部屋の中へ入り、また膝をついてそろそろーって閉める。こんな仕草が一丁前の女を髣髴させないかな?

 

「おかえり美盛ちゃん」

 

 梶川くんに挨拶されるとそのまま目の前まで歩いていき、火鉢の前で内掛けを翻すとそのままぺったりと女の子座りで腰を下ろす。

 

「すみません。だいぶ待ったでしょ」

 

「全然待ってないよ」

 

 そう言う梶川くんの目は殺気からどことなく泳いでいる。早くしたくてしょうがないんですね。でも、そのくせ初めてだからちょいと物怖じしているっと、こんな気持ちかな?

 こっちも今生では初めてだから緊張するっちゃあ、緊張しますね。

 一応は前世ではろくでもない初体験は済ませていますけど、あれはカウントに入れた方がいいんでしょうか。それに前々世はお風呂屋さんとか夜の街系ばっかりだったから、恋愛で好きな人とってのは今回が初めてです。

 

 んー、なんだかわくわくしてきます。好きな人同士のお触りがどんなものなのか! ああ、でも今回は本番以外ですけどね。

 

 

 

◇

 

 

 

 布団まで歩いて行き、そのままどちらから求めるでもなく唇を重ね合わせるオレと梶川くん。意外にオレのセカンドキスだったりします。一度目もまあ、梶川くんですけど。

 

 背丈が足りないオレは爪先立ちで、彼は少しかがんでのキス。このままソフトキスで終わらせようと思った梶川くん。でもそれは許されませんよ! そう思うと彼の顔に手を絡めるとそのまま口の中に舌をねじこみました。

 一瞬、ぎょっとした梶川くんでしたが、そのまま無言でベロチュウへと移行。しばらく口の中でペロペロし合ってるとついに梶川くんの手がお着物の衿から進入してきましたー!

 よーし、どんと来い! この美盛、逃げも隠れもせぬ! 存分に貧乳を堪能してください!

 

 そしてそのままオレの布団に押し倒された。

 ヒャー! いよいよ、うれし恥ずかしい事をするんですねー!! 十二歳の柔らかい体を!

 

「美盛ちゃんの体柔らかいなー。それにこの小さな体! それを今俺は触りたい放題だからなー。平成だったら逮捕されてるよな」

 

 布団の上で梶川くんが面白い事を言う。そりゃあ、平成の世だったら……いや、待てよ。十二歳(小六)と十六歳(高一)だから別にいいのかも? でもまあ、十二歳はやっぱり犯罪の匂いが消し切れないか。

 

「なーに言ってるんですか!? 逮捕どころか社会的に抹殺されてますよ!」

 

「お、脅かさないでくれよ。俺の心はガラスで出来てるんだから」

 

「でも、今は平安時代です。だから梶川さんはおもいっきり十二歳の体をお触りしてもいいんですよ?」

 

「うん! だからこうやって膨らみかけのおっぱいをモミモミしてるんじゃないか!」

 

「あっ、やん。な、なんかそう言葉で言われると気恥ずかしいです」

 

 

 

 こんなやりとりが一段落すると梶川くんはオレのおっぱいを無言で愛撫し始めた。

 一心不乱に膨らみかけのおっぱいを揉んだり乳首をいじったりと大忙しな彼。そりゃあ、まあ、初めての女の子の体だもん。狂った様に目の前しか見えなくなるよねー。

 

「んっ、梶川さん……、優しくお願いしますね」

 

「うんうん」

 

 返答もそこそこに、梶川くんはなんともぎこちない手付きでオレの胸をまさぐったり揉んだりと忙しい。

 ああ、そっか女の子をいじったり感じさせたりするのは初めてだもんね。緊張してカチンコチンだよねー。

 今はオレの体を横に抱っこしながらの体勢で、左右の手を使っておっぱいを集中攻撃してるとこう言う愛撫の真っ最中。彼の目を見るとすっげー血走ってお着物のずれたところから見える乳首や白いパンツを凝視している。もう頭が一杯一杯で何をしていいのか判らないから余裕が無いんだねきっと。

 

 自然体でいいのになー? オレなんて単純なもんで梶川くんに触られてるだけで凄く嬉しいのに、男はそうじゃないからなー。

 たぶん彼は『女の子をイかせて満足させてあげなければ。でもどうすると感じてくれるんだろう? あんまり強くやると痛がらせてしまいそうだし……。あああ、もう! どうすりゃいいんだーー!』っと、こう思ってるはずです。

 

 でも、ここでオレが助け舟を出すのもなんか男のプライドに触れそうで嫌だからなー。男はこう言うところで年下の女の子に助けられるのは面白くないだろうからね。ソースは元男のオレです。

 だからオレとしては普段触られているときは普通にいい声で鳴いて、気持ちいい場所をいじられたら大きく嬌声を上げて信号を出す事にしましょうか。

 演技とか言うなよな。これはオレ自身も自分の声で興奮させる意図があるんだからさ。

 

 

 

 だいぶ時間をかけて愛撫されているオレですけど、実は梶川くんの愛撫は強烈なんです。気持ちいいよりも少し痛い。いやー、言葉を見繕っても仕方が無いね。ようするに凄く痛いんです!! 最初は痛みもそんなに感じなかったんですけどね。いつのまにか痛くて痛くて。

 

 初めてだから女の子の方まで気が回らないのは仕方ないし、それだけオレの体を気に入ってくれてると思うと内心とても嬉しいんですよ。でもさ、ちょーっと乱暴にいじりすぎてはいないか?

 ううぅ、乳首痛い……。

 逃げたりなんかしないから、そんなにがっつかないでもう少し余裕を持とうよ! 初めての女体の前だから無理だと思うんだけどさ……。

 

 でもせっかく梶川くんが血走った目でオレのおっぱいを愛撫してるんだから嫌だとも言いにくい。うーむ。ならば我慢です! 痛いんだけど根性で我慢です! もしかするとこの痛いのが逆に気持ちよくなる前段階なのかもしれませんし!

 

 ……って、思ってた時期がオレにもありました。

 さすがに我慢の限界があるのでちょっと言ってあげないと。

 初めてですから仕方ないとしても、そのままズバリ『あはははー。梶川さんって下手糞なんですねー』なんて言った日には男性としてのプライドが壊れてトラウマになると思うので、オブラートを二重、三重に包んで優しく教えてあげましょう。

 

「んっ、やっ。痛っ、ちょ、ちょっといじりすぎ! か、梶川さん。乳首ちょっと痛いです」

 

 当初の計画通り、涙目で訴えるようにして彼を見ると、急に我に帰ったかの様に慌てて指を放す梶川くん。

 

「えっ? あああぁぁ、ごめん! 痛かった!?」

 

 梶川くんが興奮しすぎて自分の理性では止められなかったのが判るので、オレも我慢が出来るくらいの痛みには耐えようとしたんですけど、ちょいと乳首ばかり攻めすぎです! 

 

「はい。まだ膨らみかけなのでソフトにいじられるのは気持ちいいんですけど、強く摘まれたり、勃起した乳首の先っちょを指の腹でずーっと擦られたりするとやはり痛いのです。だから何事もソフトにお願いしますね!」

 

「その、ごめん。気付いてあげられなかった」

 

「いえ、女子の肌は弱いのです。それを判ってもらえればそれでいいですよ。それに小さいけど梶川さんにはこれくらいが一番好きでしょ?」

 

「うんうん。ひ、貧乳かわいい……」

 

 そう言うとまたオレの小振りなおっぱいを触り始めた。

 梶川くん。本っ当にチッパイ好きだねー。いや、オレだって貧乳が大好きだけどここまで執着はしてないよ。いや、昔はしてたっけなー? やっぱり男じゃなくなったのが執着心を弱める働きになってるのかも。

 

 

 

 さあ、そろそろお待ちかねの『くぱぁ』の時間がやって参りました。

 だって梶川くんがオレのお股の辺りに移動したから。これは見たくて仕方ないんだなーって判断するのも無理からぬ事。布団の上で仰向けに寝かされて両膝を立ててる状態のオレ。裾の短いお着物ですから膝なんて立ててるとモロにパンツが見えてるよね。

 んで、そのオレの膝に手を置いた梶川くんが『ぐぐぐー』って股を開かせようと力を入れるとすんなりとオレの足はM字に。

 

 ここで恥ずかしそうな一言を言ったほうがいいかな? 言った方がいいよね。

 

「やだ、恥ずかしい……」

 

 両手を口元へ持ってくるとか細い声で言ってあげる。もちろん梶川くんには聞こえるくらいの声で。

 

 その言葉に興奮したのかそのまま彼の指はオレの大事な部分へと誘い込まれる。そしてパンツの上から筋をなぞる様に擦り始めた。

 うはー。指キター。

 柔らかくて暖かくて深いそんな場所を指が行ったり来たりと動いていく。うん。やっぱり好きな人にやってもらうとぜんぜん違う。気持ちよさと一緒に甘いチョコレートみたいな汁が脳内を駆け巡っていくのがわかる。だから声も自然と出てくるのですよ。

 

「ん……。あっ……。あん」

 

 オレのその声に気をよくした梶川くんが指の動きを早くする。ハアハアと荒い呼吸と真剣な表情で、顔とパンツを交互に見ながら。オレの体でそこまで真剣になってくれる……。なんて嬉しいんでしょう。言葉に言い表せないくらいに嬉しい。そこまでオレに価値があるのかと思うと涙が出そうなくらいに嬉しい。

 そう言えば、オッサンの頃に集めた二次エロ画像は涙を流しながら気持ち良さそうにしているのが多かったけど、アレもその類なのかなー。

 

「美盛ちゃん気持ちいい?」

 

「はい。とっても気持ちいいで……やぁ! あん!」

 

 梶川くんの質問に答えてると途中でパンツの横から指が滑り込んでくきた。喋っている女の子に強い刺激を与えて、途中から嬌声を割り込ませるとは! やるなお主!!

 そのやり方、嫌いじゃないぞ。気分を高めるにはもってこいの方法です! でも言葉では怒ったフリをしなくては興がそがれると言うもの。

 

「もう、梶川さんったら、私がせっかく話しているのにそんな事するのは意地悪です」

 

「ごめんごめん。あんまり美盛ちゃんが可愛いかったから、遂やってしまったんだ」

 

「可愛い声で鳴くからとかそんな恥ずかしい事言わないでください」

 

「い、いや、そこまでは言ってないよ!? でも、とにかくパンツがちょっと邪魔になってきたから取るよ」

 

 そう言うとパンツを脱がせられた。しかも片足パンツスタイル。これはいい。なんか自分なのにそそります!

 そしてまじまじとおまんこを梶川くんに見られた。角度的に見えないけど、だいぶ刺激されてひくひくしてるのが判る。ど、どうかな梶川くん? オレのおまんこは? 変じゃなないよね? そんな事を思ってると梶川くんが俺の目を見て高らかに宣言をし始めた。

 

「この長い黒髪も可愛い顔も、ちっぱいも小さいお尻もおまんこも! みんな俺のもんだ! 誰にも渡さない! 美盛ちゃんは俺んだ!」

 

 いやー、なんて言うか……。すっごい宣言で呆れてしまったけど、そうまで想われてると思うとなんだか嬉しくなってくる不思議。こんなに征服されたいと願うのは、やっぱり脳みその構造が元の男性の時とは違うからなんだろうなー。はいはい女性脳。女性脳。

 うん。女性脳なら仕方ないね。

 

 

 

 今度はパンツの上からではなくて直に触り始めた。もうさっきの愛撫で濡れ濡れなオレのおまんこは『ぬちゃぬちゃ』と音を出し始め、卑猥なこの部屋のテンションが更に上がる。

 おっぱいの弄り方は最低だったけど、おまんこでの指の動きは最高に気持ちいい。指使いで声も出させられてます。

 

「あんあんあん。やぁ、あんあん。きゃう! あっ、あんあん」

 

「美盛ちゃん。すっごく気持ち良さそう」

 

「あんあん、らってすごく……あん……いいんだもん……ひゃあ!」

 

 ううぅんん!? なんですか今のは!? ああ、おまんこを舌で舐め始めたのですか!! それいいです! とても気持ちいいです。もっとやってください!

 

「ちゅくちゅく。じゅるるる……!」

 

「いやあぁ、そ、それ気持ちいい!! あっ、やぁぁ! いいよぉ! 気持ちいいよぉぉ。あんあんあん……」

 

 更にクリトリスの皮を剥いてそこに舌先を『チョンチョン』と突いてくる。

 うわああぁ、それ反則! つんつんされるだけでここまでいいって事は舐められたらどうなるんで……ひゃあああぁぁぁぁ!! い、言ってる側から舐められ始めた。こ、これはすぐイク。すぐイっちゃうよぉぉ!

 

「だ、ダメですぅぅ! 梶川さんそこペロペロされたらぁぁ! あんあんああん!」

 

「あっ! あっ! きゃう……! いやぁ、梶川さん! もうイっ、イってもいいですかぁ?」

 

「んじゅるるる! ダメ。まだまだ美盛ちゃんの可愛い鳴き声が聞きたいから。ちゅるるぅぅぅぅ! だからまだダメだよ」

 

「あんあん、やぁ、そんなぁやだぁ。イキたいんです! 凄く気持ちいいからイキたいんです! お願いします梶川さん! お願いしますぅぅぅ!」

 

 オレの懇願は梶川くんに全て退けられる。涙を流しながらの懇願。息も絶え絶えのオレからの懇願。でも……ダメ! 梶川くんからの許可はもらえない……。

 うっく、こ、このままじゃ、い、息が続かない! だって、絶頂に達する許可はもらえないのに梶川くんの舌だけは執拗に皮を剥かれた剥き出しのクリトリスを舐め続けてるんですから。あああ、強制的に鳴かされてる状態ですから息も続かないんですよ!

 

「ダーメ。イッたらもう舐めてやらないからな」

 

 そんなぁ! ここまで気持ちよくなってるのにイケないのは……気が狂っちゃう! ばかになっちゃうよぉぉぉ! ばかは嫌だぁ。ばかになりたくないよぉぉ。

 

「いやいや! やだぁ。あっ、やぁあんあん舐めるのやめたらやだぁ!」

 

「だったら俺がいいって言うまでイかなきゃいいんだよ」

 

「あんあん、わっ、判りました。私……あっく……あん……がんばります。だからもっとペロペロしてぇ!」

 

 うああぁぁぁぁぁ!! やあぁぁ、おまんこに力を入れないとすぐにイってしまうぅぅぅ!! でも、でも、ペロペロは止めて欲しくない! どうしよう! ああ、もう何が何だか……!

 もうオレには何をしていいのか? 何で耐えているのかすらも判らない状態になっていた。ただ、イってはいけないって事だけが頭の中を信号の様に繰り返されているだけだった。

 そしてついにその時が……。

 

 

 

「もうたくさん鳴き声も聞いたからイってもいいよ。俺がイクまで舐め続けるから。最期まで舐めるからいつでもイってよ美盛ちゃん!」

 

「あああんあんあんあぁぁ! ひゃあぁぁぁん。ありがとうございます! あっ、ん! 梶川さん! ありがとうございます!! もうイキますぅぅ! いやっ! あああぁぁ、イ、イっイクぅぅぅぅ!!!」

 

 絶頂に辿り着いた瞬間、ガクガクと開いた足が震え、体はねじ切れる寸前までねじれ、腰は弓の様に折り曲がる。そして一通り痙攣してからドサリと腰から崩れ落ちた。

 しばらくの間、果てた体とともに呆然と天井を見上げるオレ。目は大きく開かれて力無く一点を瞬きもせずに見つめる。当然口は半開きです。

 

 ハアハア、気持ちよかったぁぁ。指なら自分でもオナるとき使うからアレなんですけど、舌のザラっとした感覚が気持ちよ良ぎて刺激を楽しむどころかすぐにイってしまいましたよ。

 はぁ……。あーあ、イっちゃったなぁ……。オレくらいの美少女がイった顔って、たぶんすっげーいい絵になると思う。エロ本のカラーページに載ってたら、そのページが青少年の熱い欲望まみれでガビガビになってるよね。そんないいエロ顔を生で見られた梶川くん、君はとても幸せなんじゃないかな? いや、オレも梶川くんと一緒にこんな事が出来るのは嬉しいんですけどね! うーむ……、流石に恥ずかしくなってきましたよ。

 

 さて、絶頂の余韻から回復してきたよ。ありがとう梶川くん。だから次はオレが……。

 

 

 

◇

 

 

 

 あれからまた時間が経って今はフェラチオの真っ最中だったりします。

 

 仁王立ちの梶川くんの目の前で片膝をついてペロペロしているとオレも女だなーって自覚出来る。

 だって、オレが元のおっさんのままだったら絶対出来ないよ。こんな事は。それに男性観だけの状態だったら、可愛い声で鳴いたり、気持ちよさそうな顔で男の心を掴んだりは出来ないもんな。男性観の中に女性観のある今のこのオレだけが出来る事なんじゃないかと思ってしまう。

 

「んっんっんっんっ! っぱぁ……。はあはあ。ペロペロ。ペロペロ」

 

「美盛ちゃん気持ちいいよ」

 

「ペロペロ。ん。えへへ、よかったぁ……ペロペロ……」

 

 ああ、違うか。オレだけってのは違うかも。忘れてたけどそう言えば行盛様がいたもんなぁ。あの人ももしかするとオレと同じ様な価値観を持ってるのかもしれない。

 でも、あの人の場合はオレとはちょっと違って、女性観の中に男性観がありそうな気がする。聞いたわけじゃないから判らないけどね。

 

 ふぅ。さて変な事は考えてないで集中集中! これから気持ちよさそうな梶川くんの度肝を更に抜いてくれる!! 

 

 ペロペロペロペロ。舌先で男根の先っちょをずーっと舐めていますが、そろそろ必殺の裏筋攻撃に移りましょうかね。

 そう思うと梶川くんの目を見てニヤリと笑う。前世の最期に身も知らない男に褒められた事のある技を出してみますかー。

 そう、オレのフェラチオ回数は今回で二度目。一度目はフェラチオと言うよりもイマラチオな気もしないでもないけど。でも、まあ、あの時は手が縛られてたんだけど今回は両手が使える状態。

 

 だから右手で竿を、左手で玉袋の裏を、唇で亀頭を、舌で裏筋をそれぞれ同時に攻撃してみようと思うんです。どうかな?

 

「梶川さん?」

 

「どうしたの美盛ちゃん」

 

「今から攻撃を開始しますけどいいですか?」

 

「え。あ、うん。いいよ」

 

「わっかりましたー! 平美盛。これから第二次口撃に移ります!」

 

「漢字が違う気がするけど……うおぉぉ!! ま、待って美盛ちゃん!」

 

 今までのフェラチオとは違う四方向からの同時攻撃に梶川くんがたまげる。

 やさしく掴んだ竿はゆったりとしごかれ、玉袋の裏は同じく優しく丁寧に揉まれる。そして亀頭のカリの部分は唇にされるがままに出し入れされ、更に裏筋の一番気持ちいいポイントは舌の腹でペロペロと舐められる。

 これで何十分も耐えられたら逆にオレが凹む。

 

「んーん。まへあへん(まてません)」

 

「だって、これすぐにイってしまいそうだよ!」

 

 ふふん。そんな事言ってー、本当はやめてほしくないんでしょ? 判ってる判ってる。みなまで言うな。オレに全て任せておきなさいって。

 

 

 

 同じ攻撃をずっとずーっと繰り返す。それはいろいろな事をされるよりもよっぽど効果的でだんだんと気持ちよさが駆け上がってくるんです。

 だから……。

 

「美盛ちゃん! 出る! 口から放して!」

 

「んー! ぐしゅぐしゅ。ぐっぽぐっぽぐっぽ」

 

 口で出し入れをしながら上目遣いに梶川くんの目を見て嫌だと訴える。

 

 絶対に嫌! 必ず口の中に出してもらうんだから! 梶川くんの初めての口内射精はオレがもらうんだからぁ!

 

「んーん!! れったいうやら(ぜったいやだ)ぁぁ! ぐっぽぐっぽぐっぽぐっぽ……」

 

 イキそうなのでオレの頭を手で掴んで口から男根を取り出して離れようとする梶川くん。その彼の腰を両手でガッチリと固定すると全ての子種を口に出してもらうために出し入れのスピードを更にあげて舌の腹で裏筋を全力で攻め立てた。

 

「くそっ! ごめん美盛ちゃん! 判ったよ。本当に出すよ! その口の中に出すから!」

 

 キスから考えればとっても長い時間をよく耐えたね。やっと性欲とか色々な思いを吐き出す瞬間がやってきたよ! こっちの世界に来て文句のひとつも言わずにオレについて来てくれた梶川くん。ありがとう。

 さあ、彼の子種達。たくさんたくさん流れ出てきてぇぇ! 出てくる時に梶川くんを気持ちよくさせてぇぇ!

 

 意識を集中したオレは上目遣いに梶川くんの目を見る。すると一瞬苦しそうな顔と共に無意識にオレの頭を掴んでいた手に力が込められた。

 フィニッシュする直前にペロペロさせていた舌のスピードを緩めると、最後に一際ゆっくりとなぶる様に丁寧に裏筋を舐めあげた。

 そして……!

 

 ドクンドクン!! ドクっドクっドクっ……。びゅくっびゅくっ……とろー。とろとろぉぉ……。

 

「もぐぉっ!? んんっーーーー! くぅぅ」

 

 うわぁぁぁ。キター! 子種キター! まだ出るぅ。まだ出てくるぅぅ! いっぱい出てくるぅぅぅ! 口の中全部を膨らませてもまだ溢れちゃう! どうしよう。口に収まり切らないうよぉぉ。

 

 仕方ない。ちょっとだけ飲みますか。せっかく大量の子種を口を開いて見せようと思ったのになぁ。少し無くなっちゃうよ。

 ごくりごくり……。ううぅ、苦っ! でも梶川くんのだと思うと途端に嫌悪感が消えてなくなるのは女性脳だからなのか?

 

 流石にもう射精は終わったようです。はあ、良かった良かった。全部残さず口で受けることが出来たよ。あとは口の中を見せて、子種達を梶川くんの見てる前で飲み込んでにっこりとすれば完璧ですね!

 

 口の中で暴れてる梶川くんの子種達。飲んであげるからちょっと待ってね。そう思うと梶川くんに口の中を見せてあげた。

 

「うわぁ。これが俺の精子かー。美盛ちゃんの表情と相俟ってとても愛おしく思えるよ」

 

 梶川くんは口の中の白いねばねばした液体を見て嬉しい様な恥ずかしい様なそんな表情になってオレの頭を撫でてくれた。あはっ、嬉しい。なんだかとっても嬉しいな。

 だから見てる前でごくりと飲み干してあげた。あははは。やっぱり苦いなぁ。

 

 

 

 楽しい時ってのは時間が経つのがすっごく速いです。もうおしまいかー。流石に梶川くんもぐったりしてますし、オレもちょっと眠くなってきました。

 でも、十二年ぶりのフェラチオだったけど梶川くんが喜んでくれてとっても嬉しかった! 前回は無理やりで嫌で嫌で仕方が無かったけど今回は真逆。嬉しくて嬉しくて仕方が無かったのです。

 また色々しようね!

 

「おやすみ美盛ちゃん」

 

「はい。おやすみなさい梶川さん」

 

 明日もまたいい一日になるといいなー。

 

 

 

 

 

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