よしもり ~『夜の』平家のお姫様に転生したオッサン~ 作:りじゅ
本編で言うところの28.6話です。
シチュエーションは事後の朝チュンです!
ぱちり。音がしたわけじゃないですけど瞬間的に目が開いてしまいました。
うーん朝です! 心地よい目覚めです!
それもそのはず、目の前には梶川くんの横顔があるからです。まだ彼は眠ってますけどね。そして今のオレの状態は驚くなかれ、腕枕状態ですよ! エロい行為をした次の朝に腕枕!! これはもうポイント高いですよ! うなぎのぼりです! もうこれだけで大興奮して心臓がバクバク言ってますもん。
本当は男の時にこれをやってみたかったんだよねー。もちろんオレは腕枕をする方で。今はされる方ですけど……。
それにしても可愛い寝顔ですね。ストーカーの様にずーっと真剣な顔で見ていましょうか。いやいや、梶川君が起きた時にどんな風に思われるか判らないからやめておきましょう。
うーむ。暇ですね。何もする事が無い。早く起きすぎたかな。いえいえ、もう外はだいぶ明るいのですからそこまで早くはないでしょう。じゃあ……。
こほん。こ……こうなったら男だった頃にしてもらいたかったベスト1を元のオレの代わりにやってあげましょうか?
喜んでくれるかなー?
そう思うと梶川くんを起こさないように静かに起き上がり下半身の部分へと這っていく。そして股間が見えるあたりまで布団をまくってみた。
おおおおぉぉ! なんと見事な朝立ち!!
うーむ、朝立なんて見るのは何年ぶりだろう? 前々世以来だわー。自分のじゃないけどなんだか懐かしいなー。昨日の晩もこのいきり立った棒を可愛がったんだよな。さあてやってほしかったベスト1をやっちゃいますか。
その名も、朝起きたら女の子にペロペロされてた大作戦!!
じゃあ頂きましょうか。あーんむっ!
「
ふっふっふっ、くわえこんだけ梶川くんの肉棒は固くてビンビンですね。反り返ってるのを見ると、逞しくて男を感じてしまいますよ! これを口の中で舐めながら上下運動を繰り返すと、彼の体や足がビクビクと動いてとても楽しい。いやー、こんな事で楽しくなるなんて、元の男だった頃のオレには考えられなかっただろうね。だってフェラチオだよ フェラチオ。
普通男だったらちんぽくわえて子種を出させて、更にそれを飲むなんて絶対無理だよ。
では、なんで元男のオレが出来るのか? 気持ち悪いと思わないのか? それはオレにも判らない。ただ、言えるとしたら今のオレは少女で、それに梶川くんの事が好きだからって言うくらいかな。
でも一番の理由はオレが少女だからだろうね。
少女がちんぽしゃぶる? 普通だよね? 普通以上に絵になるよね? そう、何も変なところが無い。無問題。だからオレが梶川くんのちんぽをペロペロしても問題ないんだよ。逆に、もっとやれって言うよね?
まあ、理由なんてシンプルなもんだよ。
ってことで、さあ、本格的に攻撃しますか!
「ペロペロ。じゅっぽじゅっぽじゅっぽ……ペロペロ……」
「う……うっ……」
「じゅるるるぅぅぅー。ペロペロ……ぐしゅぐしゅぐしゅ」
「あ、あぐっ……」
唇や舌、それに両手を使って一心不乱に梶川くんの苦しそうにそびえ立つちんぽを攻撃する。こんなに苦しそうに硬くなっているんだもの、どうにかして柔らかくしてあげないとね。
でも柔らかくする為には悪の白汁を絞り出さなければなりません。ですからこの裏筋を舌で擦って、更に擦って……、もっと擦って!! はあ、敵の先兵たる透明な汁が出てきましたね。これさえ出てくれば悪の白汁が出てくるのはもう時間の問題ですね。
梶川くん。出来る事なら君が起きている時に出してあげたかった……。寝ていては出したとしても気持ちいいのか判らないもんね。
「ぐっぽぐっぽぐっぽぐっぽ……はあはあ……あーん。ぺろぺろ……」
「うん……? え? ちょっと美盛ちゃん!?」
あ、起きましたか。良かった良かった。これで気持ちいい瞬間も味わえますよ!
「じゅぶじゅぶじゅぶ……あっ、
「おはよう……って! 何これ!?」
「じゅるるる……。っぷはぁ。何これって朝のご奉仕ですよ? もしかして嫌でしたか……?」
上目使いに梶川くんの目を見ながら聞いてみる。嫌……だった?
「い、嫌じゃないよ。美盛ちゃんありがとな」
そう言って上半身を起き上がらせるとオレの頭を優しく撫でてくれた。
頭を撫でられると嬉しいなー。急にオレは幸福感に包まれる。本当に頭を撫でられると心のそこから嬉しくなるんだよね。男の頃はそうでもなかったんだけどどうしてなんだろう?
「えへへへ。嬉しい……」
◇
「ぐっぽぐっぽぐっぽぐっぽ。っぱぁ。はあはあはあ……あむ。ぐっぽぐっぽぐっぽぐっぽ……」
「おおおぉぉ、いいよ! いいよ美盛ちゃん。すっげー気持ちいい」
えへへ。褒められた嬉しいな。
ん? 褒められて有頂天になってるとかすかに廊下を歩く足音がしてきた。わりと軽めのその音はたぶん女性のものなんじゃないかな。梶川くんもその足音に気がついたみたいで端からも判るくらいに動揺した顔をこちらへ向けてくる。
判るよ。判る。一旦やめてもらって普通な佇まいをしてほしいんですよね。オレのこんな姿を人様に見せるわけにいかないもんね。
でも、ダメ! こんな楽しいシチュエーションをやめるわけにはいきませんよ。だから子種を出すまで口撃は続けるんです!
足音が部屋の目の前で止まり今にも入ってくる気配。それに反応した梶川くんはもう最後の手段として布団をオレにかぶして見えない様にしたんだ。急に真っ暗になった目の前。
この! やりやがりましたね! せっかくペロペロしてあげてるのに。こうなったら容赦しません。全力でイかせてあげますよ! しかも上下運動アリで。端から見て下半身部分が上下に動いてたらすっげー不審ですよね! しかもオレの部屋で。
「姫様。起きていらっしゃいますか? 朝餉の用意が出来ましたよ?」
これは酒田妹だなぁ。くっくっく。意地悪しよっかなぁ。
流石に梶川くんも声を出せない。だってオレの部屋だもん。そこに梶川くんがいたら酒田妹はどう思うか? 面白くなってきましたね!
「ぐっぽぐっぽぐっぽ……」
「おおぉい、美盛ちゃん!」
オレが上下運動を再開すると布団越しにオレの頭を固定して動かせないように力を入れてくる。でも、そんなんじゃ効きませんよ。
「あのう、姫様?」
戸の向こう側からは酒田妹の不審そうな声。気配はするのに返事が無いからいぶかしんでいるんでしょう。
でもオレはそんなのにはお構いなしに繰り返し口内の上下運動をやり続ける。口以外では右手で優しく掴んだり、たまにキツク掴んだりと緩急を織り交ぜて。
「ぐっぽぐっぽぐっぽぐっぽ……」
「よ、美盛ちゃん……」
声は嫌がってるけど梶川くん? 君のちんぽは硬いままだからね。男だもん仕方ないね。いつでもどこでもシチュエーションさえあれば出しまくる生き物だもの。
うんうん。仕方ないね。
「姫様。入りますよ? いいですね!」
痺れを切らした酒田妹が戸を開いて中へと入ってきた。
たぶん、目の前の状況に理解が追い着いていないんだろうね。一拍の後に息を飲む音がしたもの。
「かーじーかーわーさーん?」
「いや、なんでもないんだ。だから気にしないで」
布団の中で相変わらず上限運動に勤しんでいるオレ。ずっとペロペロしてるのにこの状況の緊張からか梶川くんのちんぽの硬度が段々と減っていきます。
これはまずい! せっかくのちんぽが悪の白汁を出す前に柔らかくなってしまう! ど、どうしよう! そうだもっとオレが頑張らなくては! 頑張ってガチガチのちんぽを作らなくては!
「じゅっぽじゅっぽじゅっぽじゅっぽ……!!」
「う……何の音?。ま、まあいいでしょう。で、なぜ姫様の部屋に梶川さんがいるのですか? それに姫様の姿が見えない様ですけど?」
「えーと、あーっ、ど、どこへ行ったんだろうなー」
誤魔化したくて仕方が無い梶川くん。いいなー。楽しいなー。
オレの頑張りもあったお蔭でちんぽも硬さが戻ってきましたし。一丁ちんぽの先っちょから吐き出しますか?
「じゅるるるぅぅ、じゅっぽじゅっぽじゅっぽ!」
「あのー、梶川さん? さっきから又の間の子供ひとり分くらいのこんもりしているところが何やら同じ間隔で動いているのですけど……? その布団取ってもいいですか?」
「いやいやいや、これは年頃の男が朝になるとやるって言う運動なんだよー。だから長成ちゃん、お構い無く」
「へぇー。そうなんですかー。へー」
よし酒田妹がだいぶ不審に思っている様ですね。ここは空気を読まずに再開しましょう。
「ぐっぽぐっぽぐっぽぐっぽ……。じゅるるるるー。ぐっぽぐっぽぐっぽぐっぽ」
待っててね梶川くん。すぐにイかせてあげるから!
「おおおぉぉほ!」
「か、梶川さん……何か又の間から凄くいやらしくて不審な音が聞こえてくるのですけど……」
布団の中からじゃ判らないけど酒田妹の不審感がメーターを振り切った音がした気がする。そして同時にフェラチオの上下運動も佳境に差し掛かります。だってほら、布団の上から梶川くんの手がオレの頭を押さえてきたもん。これはもう何秒ももたないな。
よーし、ラストスパートです!
「ぐっぽぐっぽぐっぽぐっぽ」
「うわぁ、もうダメだ!」
「何がもうダメなのですか!?もう布団を取りますよ!」
「ぐっぽぐっぽぐっぽぐっぽ……んっ!? んんんーーーーーー!!」
おっほう! 出てきたぁぁぁ! 子種キター! うっぷ、やっぱり苦いなぁ。でもこれは梶川くんの大切な子種。吐き出すなんてとんでもない。びゅくびゅく言ってる子種達? 待っててね、今飲んであげるよー!
「うぐぐぅぅーー!」
布団越しにオレの頭を抑えてたっぷりと子種を出す梶川くん。気持ち良さそうな声を出してくれてるなぁ。『うぐぐ』だなんて感極まった様な男の声ですね。
「さぁー! 取りました……よ……えっ?」
酒田妹とオレの視線が合う。しかもあちらは布団を両手で剥ぎ取ったそのままの体勢、こちらは梶川くんのちんぽを咥え込んでいる状態。そして脈打ちながら子種をオレの口内へ吐き出し続ける梶川くんのちんぽ。
一秒、二秒の間隔なんだけどとってもシュールな時間が流れる。
「い、いやーーー! 不潔! 不潔ですーーー!」
そして正月三が日の館中に酒田妹の声が木霊した。
や、やばっ! どうしようと声を出そうとするんだけど口の仲には梶川くんの子種達が。ああ、もうどうしよう!
身から出た錆なんだけど、どうしよう!!
◇
一応、酒田妹が気を利かせて何でもない体を装ってこの件は解決しました……。
でも……。
「ですから私だって、何もそう言う行為がイケナイなんて言ってるわけじゃないんですよ。ただ、場所をわきまえて頂ければと、こう言ってるのです」
オレの部屋で梶川くんと一緒に正座して酒田妹の説教を聞いているオレ達。足痛いんですけど……。
もうどのくらいこうして酒田妹の説教を聞いているのか。鐘の音を聞くのもバカバカしくなるくらい説教を聞いております。
「あの……長成……さん? もうそれくらいで許していただけませんか?」
「ああぁ? 何か言いまして?」
「な、なんでもございません。どうぞ! どうぞ! 続けてくださいませ」
おっかないよー。ドスの聞いた声でオレの言葉が言い負かされてしまいました……。
あーあ、自業自得なんだけど、それでも男の頃からの夢の朝立ちペロペロは完遂しちゃったからちょっと満足だよ。
元のオレよ。逆のシチュエーションだったけどオレはやり遂げたぞ! 褒めてくれー!
「姫様聞いてますかっ!!」
「あううぅ。ごめんなさーい」
オチに酒田妹を使ってしまった。
反省していません!