---イッセー---
一緒にいるロセをあれこれ味わう。今はこれしかやることがない。ロセは逃げ場もなくただ俺に弄ばれるだけだ。
リアスで出来なかったことをする。うっ…膣の中って、こんなに暖かくて癒やされたのか…リアス、アーシアで出来なくなったことが、無性に腹ただしい。
そんなこんなしていると、外ではリアス、ライザーと対峙しているみたいだ。シュウさんが戦わずして勝ったみたいだ。
「さて、アーシア。匙の所へイッセーを連れて行くぞ!」
シュウさんの声、
「はい!」
アーシアの声が聞こえた。俺をこんな身にした匙…絶対に許せん。ハーレムで毎日、あんなに気持ち良い思いをしていたと思うと、怒りが満ちてきた。そして、
『禁手化』
俺は、実体化してアーシアの隣に立った。
「アーシア…」
「イッセーさん…」
アーシアに抱きつく俺。この十年でアーシアのボディは、食べ頃になっていた。そんな不埒な考えがばかり浮かぶ俺。ごめん。アーシア。
「まぁ、それがイッセーの原動力だからなぁ」
あぁ、シュウさんにあきられているみたい。
「さて、兵藤君。アーシアと共に匙とソーナを倒せ。僕はセラフォルーと遊ぶ」
目の前の大きな扉を開き、部屋に入る。目の前の玉座に匙がいて、匙のモノをソーナが頬張っていた。
「えっ、なんで兵藤がいるんだ?」
匙が驚いている。急に匙が立ち上がったせいで、ソーナは後方へ飛ばされて、頭を強打して気絶してみたいだ。
「匙…てめぇだけは絶対に許さない」
オーフィス頼む。
『禁手化』
俺は、オーフィスを身に纏い、匙の目の前に立った。
「なんで生きていられるんだ?」
無言で匙のボディに拳をぶち込む。匙を玉座ごと壁に叩きつけた。
「うげぇ…」
血反吐を吐く匙。ジャンプして両手を組んで拳ハンマーを匙の頭に叩きつけた。頭が割れ、血しぶきが上がった。
「痛い…アーシア、助けてくれ」
この後におよんでアーシアに助けを求めた匙。それに対してアーシアは、リバース技で匙を攻撃した。全身から血が流れ出した匙。
「ふっふっふっ…俺を倒しても、世界は元に戻らないよ。俺と一緒に悪夢をみようぜ、兵藤一誠よ」
「悪いけど、これ以上の悪夢はないよ、匙君」
「お…前…バイパー…」
「そう、悪夢の道化師バイパーだ。僕に悪夢を、見せようとした行為は、許せない。お前が悪夢を見る番だ」
匙は自分の影に飲む込まれていった。
「匙よ。これからは闇の世界で暮らせ。闇の世界の住民は、世界がリセットしても転生できない。永遠の孤独を愉しめ。ふふふ」
匙は完全に飲み込まれて、影も消えた。
「う?おかしいな、呪いが解けないなぁ…匙以外にまだ、呪いの媒体がいるのか?」
シュウさんは何かに気づいて、どこかに転移していかれた。
---シュウ---
僕はベースキャンプに転移した。そこには、ボロボロになったギャスパーがいた。
「ギャスパー、遅くなった。すまない」
「護りきれたよ。あとはお願いします」
「あぁ」
僕は丁重にギャスパーを地面に横たえて、彼のために祈りを捧げた。そして、
「おい、てめぇ!ギャスパーの仇は、取らせてもらうぞ」
目の前にいるラスボスに告げた。
「えっ…バイパー…なんで?」
「兵藤君に恨みを持つ者の犯行と思ったが、まさか、お前がラスボスとはな。セラフォルーよ」
「イッセー君がいけないんだよ。ソーたんには優しくして、私の事は『お姉さん』って他人行儀なんだもん。まして、初めての相手にリアスちゃんを選ぶなんて、許せないわ」
「はぁ?殺したいほど愛しいのか?なんで、消滅させたの?」
「いなくなれば、誰も得しないでしょ?」
なんだ、その理由は…いや、わからないでもないけど。
「おい、兵藤君のことはどうでも良いのか?」
「存在しなかった者のことを考えるなんて、おバカのすることよ」
いや、お前がおバカなんだよ。
「殺しても足りないくらいだよ。セラフォルーよ。お前へのバツは…」
セラフォルーの身体から魂を抜き取り、器に収めた。
そして、ギャスパーを甦らせた。
「終わったんですか?」
弱々しい声でギャスパーがきいてきた。
「たぶんなぁ。呪いが解けていっている」
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目の前にはアーシア、ギャスパー、シーグヴァイラ、デュリオ、グリセルダ、小猫、黒歌チームの面々がいる。チームDxDのメンバーで無事なのはこれだけだ。残りの者は、精神的にやられているようで、この場には来られなかった。たぶん、もう戦えないかもしれない。
「とりあえず、このまま時を紡いでくれ。君達が生きている間は、この世界はリセットしないから。また、なにか起きたら、直ぐにわかるように、時空管理局に監視を依頼してあるから。」
「ありがとうございました」
みんなの代表のアーシアから感謝の言葉をいただいた。
「いや、兵藤君が救えなかった。すまない」
「イッセーさんは、私の中で生きています。たまに禁手化して逢えますし」
「もう逢わないで済むことを願っているよ。僕に会うってことは、何かが起きてしまうってことだからね」
僕は、静かにその場から転移した。
(完)
第2部(その後の兵藤くん)を書く予定です。