※この作品はR-18です。

悪夢の道化師   作:もっち~!

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ラスボス

 

---イッセー---

 

一緒にいるロセをあれこれ味わう。今はこれしかやることがない。ロセは逃げ場もなくただ俺に弄ばれるだけだ。

 

リアスで出来なかったことをする。うっ…膣の中って、こんなに暖かくて癒やされたのか…リアス、アーシアで出来なくなったことが、無性に腹ただしい。

 

そんなこんなしていると、外ではリアス、ライザーと対峙しているみたいだ。シュウさんが戦わずして勝ったみたいだ。

 

「さて、アーシア。匙の所へイッセーを連れて行くぞ!」

 

シュウさんの声、

 

「はい!」

 

アーシアの声が聞こえた。俺をこんな身にした匙…絶対に許せん。ハーレムで毎日、あんなに気持ち良い思いをしていたと思うと、怒りが満ちてきた。そして、

 

『禁手化』

 

俺は、実体化してアーシアの隣に立った。

 

「アーシア…」

 

「イッセーさん…」

 

アーシアに抱きつく俺。この十年でアーシアのボディは、食べ頃になっていた。そんな不埒な考えがばかり浮かぶ俺。ごめん。アーシア。

 

「まぁ、それがイッセーの原動力だからなぁ」

 

あぁ、シュウさんにあきられているみたい。

 

「さて、兵藤君。アーシアと共に匙とソーナを倒せ。僕はセラフォルーと遊ぶ」

 

目の前の大きな扉を開き、部屋に入る。目の前の玉座に匙がいて、匙のモノをソーナが頬張っていた。

 

「えっ、なんで兵藤がいるんだ?」

 

匙が驚いている。急に匙が立ち上がったせいで、ソーナは後方へ飛ばされて、頭を強打して気絶してみたいだ。

 

「匙…てめぇだけは絶対に許さない」

 

オーフィス頼む。

 

『禁手化』

 

俺は、オーフィスを身に纏い、匙の目の前に立った。

 

「なんで生きていられるんだ?」

 

無言で匙のボディに拳をぶち込む。匙を玉座ごと壁に叩きつけた。

 

「うげぇ…」

 

血反吐を吐く匙。ジャンプして両手を組んで拳ハンマーを匙の頭に叩きつけた。頭が割れ、血しぶきが上がった。

 

「痛い…アーシア、助けてくれ」

 

この後におよんでアーシアに助けを求めた匙。それに対してアーシアは、リバース技で匙を攻撃した。全身から血が流れ出した匙。

 

「ふっふっふっ…俺を倒しても、世界は元に戻らないよ。俺と一緒に悪夢をみようぜ、兵藤一誠よ」

 

「悪いけど、これ以上の悪夢はないよ、匙君」

 

「お…前…バイパー…」

 

「そう、悪夢の道化師バイパーだ。僕に悪夢を、見せようとした行為は、許せない。お前が悪夢を見る番だ」

 

匙は自分の影に飲む込まれていった。

 

「匙よ。これからは闇の世界で暮らせ。闇の世界の住民は、世界がリセットしても転生できない。永遠の孤独を愉しめ。ふふふ」

 

匙は完全に飲み込まれて、影も消えた。

 

「う?おかしいな、呪いが解けないなぁ…匙以外にまだ、呪いの媒体がいるのか?」

 

シュウさんは何かに気づいて、どこかに転移していかれた。

 

 

 

---シュウ---

 

僕はベースキャンプに転移した。そこには、ボロボロになったギャスパーがいた。

 

「ギャスパー、遅くなった。すまない」

 

「護りきれたよ。あとはお願いします」

 

「あぁ」

 

僕は丁重にギャスパーを地面に横たえて、彼のために祈りを捧げた。そして、

 

「おい、てめぇ!ギャスパーの仇は、取らせてもらうぞ」

 

目の前にいるラスボスに告げた。

 

「えっ…バイパー…なんで?」

 

「兵藤君に恨みを持つ者の犯行と思ったが、まさか、お前がラスボスとはな。セラフォルーよ」

 

「イッセー君がいけないんだよ。ソーたんには優しくして、私の事は『お姉さん』って他人行儀なんだもん。まして、初めての相手にリアスちゃんを選ぶなんて、許せないわ」

 

「はぁ?殺したいほど愛しいのか?なんで、消滅させたの?」

 

「いなくなれば、誰も得しないでしょ?」

 

なんだ、その理由は…いや、わからないでもないけど。

 

「おい、兵藤君のことはどうでも良いのか?」

 

「存在しなかった者のことを考えるなんて、おバカのすることよ」

 

いや、お前がおバカなんだよ。

 

「殺しても足りないくらいだよ。セラフォルーよ。お前へのバツは…」

 

セラフォルーの身体から魂を抜き取り、器に収めた。

 

そして、ギャスパーを甦らせた。

 

「終わったんですか?」

 

弱々しい声でギャスパーがきいてきた。

 

「たぶんなぁ。呪いが解けていっている」

 

 

-------

 

 

目の前にはアーシア、ギャスパー、シーグヴァイラ、デュリオ、グリセルダ、小猫、黒歌チームの面々がいる。チームDxDのメンバーで無事なのはこれだけだ。残りの者は、精神的にやられているようで、この場には来られなかった。たぶん、もう戦えないかもしれない。

 

「とりあえず、このまま時を紡いでくれ。君達が生きている間は、この世界はリセットしないから。また、なにか起きたら、直ぐにわかるように、時空管理局に監視を依頼してあるから。」

 

「ありがとうございました」

 

みんなの代表のアーシアから感謝の言葉をいただいた。

 

「いや、兵藤君が救えなかった。すまない」

 

「イッセーさんは、私の中で生きています。たまに禁手化して逢えますし」

 

「もう逢わないで済むことを願っているよ。僕に会うってことは、何かが起きてしまうってことだからね」

 

僕は、静かにその場から転移した。

 

 

(完)




第2部(その後の兵藤くん)を書く予定です。
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