01/08 少し修正
二周目はじまる
「また、傍にいてほしいです」
そう言うと、彼女の意識が薄れていく。きっと寿命を全うしたので、旅立つのだろう。それと同時に俺の意識も薄れていった…
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あれからどの位経ったのだろうか。俺は大声で起こされた。
「祐斗、大丈夫?」
え?リアスの声だ。
「大丈夫です。部長」
木場かぁ?
「眷属の心を弄ぶとは、万死に値する」
「祐斗、悪魔から私を守って…」
夕麻ちゃん?…そうすると、あの場面か…
「部長、お願いします」
大音響の破壊音が聞こえた。夕麻ちゃんが、リアスの滅びの力で消し飛ばされた音だ。
「この神器は私がもらおうっと」
え?それはアーシアのだろう、リアス。
「部長、それは、あのシスターの物ですよ」
「もう、死にかかっているし。このまま死なせてあげましょうよ。こんな素直な人間では、この世界で長生きはできないわ」
ちょ、ちょっと待て…アーシアを見殺しにするのか、リアス?俺の怒りがアップすると
『禁手化』
俺は、実体化した。
「リアス、アーシアの神器を返せ!」
「いつの間に現れたの?なんで私の名前を知っているの?祐斗、朱乃、小猫よ。コイツを倒しなさい!」
「えい!」
「痛っ…小猫、何をするの?」
小猫ちゃんが、リアスの腹部に拳を撃ち込み、アーシアの神器を奪った。
「イッセー先輩、これをアーシアさんに。早く」
俺は小猫ちゃんから、アーシアの神器を受取り、アーシアの身体に戻した。息を吹き返したアーシア。
「小猫、裏切る気?」
「私はイッセー先輩に出逢って、一緒に過ごした時間の記憶が戻りました。今回もイッセー先輩と共に戦います」
小猫ちゃんが僕の隣に来た。
「今回もって、どういう意味よ」
「リアスさんにはわからない事です」
リアスと小猫ちゃんが言い合っているけど、俺に向かって、朱乃さんと木場が迫ってきた。
「頼む、オーフィス、力を貸してくれ」
『禁手化』
俺はオーフィスの鎧を着込み、朱乃さんをドラゴンショットっで、壁まで吹き飛ばした。木場の得物の刃先が俺に迫ってくる…
ガシッーン!
重い金属同士のぶつかり合う音が響いた。
「イッセー、お待たせ。地獄から戻って来たぜ」
その声は…ゼノヴィアかぁ。ゼノヴィアは峰打ちで、木場の腹部を痛打した。苦しみ出す、木場。あぁ、木場は転生悪魔で、ゼノヴィアの得物は、聖剣エクス・デュランダルだからか。
「あなた達は何者よ?」
リアスの声が古びた教会に響いた。
「俺達は…チーム悪夢の道化師だ」
咄嗟に答えた俺。他に頭に浮かばなかった。小猫ちゃんとゼノヴィアとアーシアが苦笑いしていた。
リアスが手を上に向けて滅びの力を蓄え始めている。俺はリアスの顔を鷲掴みにして、持ち上げてから机に叩き付けた。
ガッシャーン!
「あっ…」
机は壊れ、破片がリアスに突き刺さる。衝撃で意識を失ったリアス。その姿に興奮している俺。本能が暴走していく。あの時出来なかった事を今…リアスのパンティを引きちぎり、両足を開かせ、割れ目の部分に俺のアレをぶち込む。
思っていたよりも、膣の中は冷たい。リアスは瀕死の状態なのかな?いや、悪魔だからかな?どっちでもいいやぁ。俺はリアスの身体を前後に動かしていく。これはこれで気持ちいいなぁ…快楽に身を委ねていると、ロセとやっている時には、感じたことがない感覚が俺を襲い始めた。
これがイクとか出るとかいう感覚なのかな?試しにリアスの身体から、俺の一部を引き抜くと
「あぅ…」
ドッピュ~ダラダラ
リアスの身体に、俺のザーメン状のモノが大量に吹き出した。
「イッセー先輩、サイテーです。この局面でしますか?」
小猫ちゃん…確かに俺はサイテー男ですよ。本能で意識のないリアスをおかした俺。
「しかっし、溜め込んだなぁ…そんなに出るモノなのか…」
ゼノヴィアには感心されていた。いや、溜め込みたくて溜め込んだ訳ではないぞ。
アーシアは、俺の行為に顔を赤らめることなく、
「イッセーさん、今度は私が奉仕しますから、好きなだけ出してくださいね」
って…出逢った頃のウブなアーシアではなく、あの時のアーシアの記憶を受け継いでいるようだ。
俺がリアスから離れると、小猫ちゃんは自分の身体から取り出したリアスの駒を、リアスの膣にぶち込んだ。そうか、覚醒してシュウさんの駒が起動して、リアスの駒を弾いたのか。
「リアスさん、返却します」
俺達はその場から逃げ出した。
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服を着た俺、小猫ちゃん、ゼノヴィア、アーシアで、街中を彷徨う。
「どこに逃げれば良いんだろう?」
「ギャ~君の部屋は?」
「行くまでに見つかりそうだよ」
うん?古ぼけた教会が目に止まった。「八重垣教会」って書いてある。どこかで聞いたな?どこだっけかな?
「この教会って、シュウさんの義理の両親がいた教会では?」
小猫ちゃんが僕に確認している。そうだ、アウロス学園の歴史の授業で習ったんだ。ダメ元で、教会に入っていく。
「なにか、当教会にご用ですか?」
俺達の気配に気が付いて、黙祷をしていた神父がこちらを振り向いた。
「悪魔に襲われて逃げてきました。ここに匿ってもらえませんか?」
「君は何者だ?」
神父が俺の前に近寄って来た。
「俺は…魂のない意志を実体化した者です」
正直に告白した。
「どうして、魂を無くしたのだ?」
「信じて貰えないかもしれませんが、前世で時を遡る能力者に、俺を身籠もる前の両親を殺されました」
「なるほど…それで魂がないのか…」
「後は僕が答えます。八重垣正臣さん」
神父の後ろに…シュウさんが転移してきれくれた。
「いつの間に、私の後ろに。君は何者だ?」
「僕は別世界のあなたの義理の息子です。僕の世界では、クレーリア母さんと共に、僕を育ててくれました」
「べっ、別世界だって?時空を飛べる能力者か?」
「信じて貰えないかもしれませんが、この世界の創造神です」
シュウさんは翼を展開された。え?創造神?
「創造神?まさか…」
「この世界の創造神と破壊神は、リセット前の世界において、リアス・グレモリーという悪魔に消滅させられました。そう、彼、兵藤一誠君と同じようにね。消滅の方法は多少違いますが、この世界には創造神、破壊神はいません。なので、そこにいるアーシア・アルジェントが寿命を全うした後、僕の仲間の破壊神に、この世界をリセットしてもらいました。そして、僕の創造の能力でリスタートさせたんです」
「君の話を信じて良いのか、私には判断できない」
「まぁ、人に判断できない話しですよね。では、粛正されたクレーリア・べリアルを生き返らせましょうか?」
「そんな事が出来るのか?」
「僕には創造、招魂の能力があります。兵藤君のように魂がない者を甦らせることはできませんけど。だから、彼は意志を実体化させて存在してもらっています」
「彼は君が?」
「そうです。彼の消滅を止められなかったので、せめてもの罪滅ぼしです」
シュウさんは八重垣神父の頭に左手をかざして、右手で女性を創造した。
「あなたの記憶に残っていた彼女の姿を創造しました」
神父は驚いて、横たわっている女性の姿を見つめていた。シュウさんは祈りを捧げて、招魂をして、魂を女性の身体に入れた。
しばらくして、息をし出した女性。
「クレーリア…」
「死んだところまでの記憶しかないです。歳を取られたあなたを認識できるかわかりません」
女性を抱きかかえて、奥の部屋に運んでいった。しばらくして俺達の前に戻って来た神父は
「わかった。君を信じよう」
「あれ?イッセーさんは?」
アーシアが俺を探している。なんで?俺はここにいるが?
「あぁ、兵藤君はエナジー切れだ。アーシアの持っている神器に戻っていったよ。兵藤君、君は、怒りのエナジーとエロなエナジーで実体化できる。その神器は2段階の禁手をする。始めの禁手で君の実体化。次の禁手でオーフィスの鎧を装着だ」
エナジー切れ?エロパワーが空ってことかぁ。小猫ちゃん、俺はサイテー人間でないと実体化できないみたいだよ。
「では、私は神器を2つ持っているってことですか?」
「そういうことだ。あと、兵藤君を入れてドラゴンを4匹だ」
「ラッセー君と、オーフィスちゃんと…?」
「あと、おパンツ大王だ」
「ファーブニル?」
「そうだよ。賑やかな神器だろ。あと、セラフォルーとロセも入っている。アーシアに危険が迫るか、兵藤君の怒りが爆発するかで、出てくるよ。だから普段は、ゼノヴィアと小猫がガードする。ギャスパーもいずれ合流すると思う。彼はまだ覚醒していないんだ」
なるほど。え?この神器内に、お姉さんもいるの?どこだろう?それとも、まだ覚醒していないってことかな?
「さて、八重垣神父よ。この3名+αをここに置いてもらえないかな?」
「わかった。家族が増えて、クレーリアも喜んでくれると思う」
「アーシアは元シスターで、ゼノヴィアは元教会の戦士だ。小猫は猫しょうっていう物の怪だけどね」
「教会関係者なら、一緒に教会の仕事してくれるか?」
「「はい」」
「僕のチームからもガードを出そう」
アーシア達の近くに、物凄い美人が2名転移してきた。
「元聖書の神のメイビスと女神フレイヤだ。普段は僕専用のメイドをしているので、家事は得意だよ」
え?神様と女神様…聖書の神って女性だったのかぁぁぁぁ。で、神様をメイドにしているシュウさんってぇぇぇぇぇ。
「聖書の神?女性なのか?」
「旧約聖書の神ヤハウェも女性だよ」
「「知らなかった…」」
「世界によっては、男の場合もある。僕のチームの副団長のいた世界では、聖書の神は男性だったし。まぁ、神より神の子を信仰の対象にしているから、性別なんか問題ないと思う」
「あと、兵藤君へだが、僕達がこの世界に来たことによって、この世界では、サマエル、トライ、オーフィス、ファーブニルは存在しない。同化したはずだ。あと、セラフォルーもいないかな?」
了解しました。
「トライって…まさか…」
神父が何かに気づいた。
「そのまさかですよ。アイツは僕に使役しています」
「封印は解けたのか?」
「三頭一対も僕に使役しています」
「君は、本来は何者なんだ?」
「僕の本名は、シュウ・ヨハネ・鬼門です」
「ヨハネ…黙示録の作者の?」
「子孫です。僕は初代と同じ能力があり、始まりと終わりを見ました」
「神に選ばれし者ってことか」
「いえ、神に存在を許されなかった者です。僕の母親は、聖書の神に殺されました。実際は、教会の戦士にですけどね」
「あっ…まさか…マリアという女性は…」
「僕を身籠もり、僕を産んでくれ、僕の為に囮になって死んだ母親です。たぶん、この世界では、出産前に殺されたと思いましたが。どうでしたか?八重垣神父」
「あの時の粛正した女性がそうなのか…」
「僕の母は禁忌を冒しましたからね」
シュウさんは、一瞬天使の翼を持った鬼になった。
「…すまない…」
「しょうがないですよ。紫藤トウジの命令だったんだし、八重垣さんに恨みはないです。むしろ感謝しています。僕の義理の両親になってもらったから」
紫藤トウジって…イリナの父ちゃんだ。シュウさんのお母さんを殺したのか…
「話が長くなりましたが、これからメイビス達と、天界に挨拶してきます。アーシア達のことを頼みますよ」
シュウさんとメイド二人が転移して消えた。
---シュウ---
「え?メイビス様…」
「ミカエル、大きくなったわね」
「いや、そんなに背は伸びていないですよ」
「いや、態度がねぇ」
はっとしたミカエルさんは、メイビスに跪いた。この世界のミカエルさんはうっかり屋さんっぽい。
「すみません。対等に会話してしまって…」
「しょうがないわ。実質、天界のナンバー1なんでしょ?」
「いえ、ヤハウェ様がいらっしゃいます」
「隠居しているのでは?ねぇ、彼女の部屋に案内して、ボ・ウ・ヤ!」
僕達をヤハウェの部屋に案内してくれたミカエルさん。
「お久しぶりです。ヤハウェ様」
「メイビス?メイビスなのかい?生きていたのね」
この世界のメイビスは死んでいます。はい。
「私は別世界のメイビスです」
あっ、白状しちゃった…
「別世界の?」
「私と彼女、フレイヤは、彼、神格階位2位の絶対神様の遣い人様に、仕えております」
「え?階位2位って、次期絶対神様ではないか…」
慌てて僕に跪くヤハウェとミカエルさん。おいおい、見た目のオーラで気づけよ。うん?正体バレたから、もう悪夢の道化師を名乗れないぞ…兵藤君に二代目になってもらおうかな。でも、美味しいとこを上げるのも、もったいないなぁ…
「僕はまだ修行中ですから」
「いえ、噂で聞いております。『神殺し』の二つ名をお持ちじゃないですか。それで、この世界には何用でございますか?」
「僕の仲間がこの世界にいてね。彼らの手助けをしているんだ。で、天界に迷惑になることをするかもしれないので、その挨拶に来ました。まぁ、無茶はしないようにしますけどね」
「あの魂の無い者ですか」
「やはり、気づいていましたね。その通りです。リセット前に彼の魂の消滅を防げなかった罪滅ぼしに、あのような形態にしました。そもそも、あなた達はリセット前に、なんで防いでくれなかったんですか?」
「「すいません。リセット前の記憶は、ありません」」
「リセット前と同じような結末にならないように、この世界に介入しますからね」
「「お願いします」」
「それでは、またね♪」
僕達は、アーシア達の元へと転移した。