---リアス---
退院し家に帰ると、お兄様が失踪したそうだった。それなのに、グレイフィアもお母様も平然としていた。
「どういうこと?」
「万事、うまくいっているわよ。リアス」
笑顔のお母様。
「駒王学園の理事長は、私がなりましたからね。リアス」
義姉のグレイフィアがそう伝えてきた。
「義母様の眷属のアーシアさんとゼノヴィアさんを、駒王学園の2年に編入させます。オカルト研究部で保護しなさい」
「イッセーは?」
「イッセー君はまだ魂のない状態なの。アーシアさんの身体に宿っているわよ。この前、会ったけど、元気そうだったわ」
「会った?なんで?」
「義母様とライザーのレイティングゲームでね」
「え?イッセーはお母様の眷属ってこと?」
「正確には、アーシアさん、ゼノヴィアさん、小猫さん、黒歌さん、ギャスパー君、私が眷属よ」
「保護するって、そういうこと?」
「そうよ。私の眷属では、他の悪魔は手を出せないわ」
笑顔のお母様に抱きしめられた。
---バイパー---
今日もアーシア達と会いにきた。
「アーシアとゼノヴィアは駒王学園の2年に編入だ。明日から、通ってくれよ」
「イッセーさんのいない学校に通っても…」
「放課後、オカルト研究部へ行け。そこで、朱乃と木場の記憶を甦らせろ」
「どうやれば良いのですか?」
「行けば、そこで指示を出す。実際に行うのは、僕と兵藤君だけだね」
アーシアの腕に籠手が発現した。
『おかせば、良いんですよね』
「そういうことだ。兵藤君は木場を頼む。朱乃は僕がヤルからね」
『え?俺の相手は男ですか?』
「TSさせるから問題はない」
『木場の女バージョンかぁ…楽しめそう』
『禁手化』
エロな妄想しまくりで、実体化した兵藤君。
「イッセー先輩、サイテーです」
「サイテーでないと実体化できないんだよ、小猫ちゃん」
兵藤君が椅子に座ると、彼の腿に小猫が跨がった。
「で、次に起きることは覚えているか?ゼノヴィア」
「うん?次?何だろう…まさか…ダメだって…会えないよ」
ゼノヴィアが急に狼狽えだした。
「聖剣計画…イリナとは会うことになる。ゼノヴィアにとってはつらいだろうけど、避けては通れない道だよ」
「イリナの記憶も甦らせるのか?」
兵藤君が聞いてきた。
「ゼノヴィアにとって、つらくてもだ。ただ、イリナの記憶はゼノヴィアでないとダメだ」
「なんでだよ~」
青髪の目は涙が一杯だった。
「ゼノヴィアが、アイツの魂に刻み込んだからだ」
「あぁ…あの時かぁ…」
「あと、聖剣なんだけど、この世界には本物は一本もないからね」
「どういうことだ?」
「だって、本物はゼノヴィアが持っているだろ?エクス・デュランダルを。それが本物のエクスカリバーとデュランダルだ。あと、アスカロンはオーフィスの籠手にあるし」
「「あっ!」」
「そのせいで、この世界の聖剣計画は、失敗しているんだ。失敗の原因は模造品だからなんだけど、この世界の者達はそれに気づいていないんだ。滑稽だろ?」
「じゃあ、バルパーは?」
「この世界では舞台に現れない、普通の老人だ。なので、聖剣による破壊行為をコカビエロとフリードが行う。これを阻止するんだ」
「聖剣は盗んでいるんですか?」
「盗んでいる。それを追ってイリナが来日する。だけど、兵藤君とは幼なじみでない。接触はリアスにするだろうな。あと、模造品の聖剣を7本揃えても何も起きないから、それは安心してくれ」
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翌日の放課後、オカルト研究部では、朱乃、木場と僕とゼノヴィアが対峙していた。
「リアス部長、この者達は、部長を殺そうとしたんですよ。なんで協力しないといけないんですか?」
木場がリアスに詰め寄っていた。僕はその木場をTSした。身体の変化に気が付いた木場。
「なんだ?胸が大きくなる…え?アレがない…どうしたのかしら、私」
『禁手化』
兵藤君が実体化した。
「木場、良い身体だな…へへへ」
『洋服崩壊』
木場を全裸にした。そして…
「イッセー先輩、サイテーです」
「祐斗君…リアス。なんで、守ってあげないの?」
『身体停止』
朱乃の身体の感度を上げていく僕。
「シュウさん、鬼畜すぎです」
「誉め言葉をありがとう、小猫」
朱乃を全裸にして、胸を揉み、乳首を吸う。
「やめて~リアス、助けて…イッ、ヤ~」
「エムに転向したらどうかな。朱乃。こんなに濡れているぞ」
顔を赤らめて俯いている朱乃。性欲器官を差し込む。そして、記憶をこじ開けた。
「あぅ…バイパー…え?イッセー君…」
朱乃から離れた僕。兵藤君の方も成功かな。
「イッセー君、もっと優しくしてよ~♪」
木場の甘い声がしていた。木場を男に戻す。
「「ぎゃ~!」」
男2名の悲鳴が聞こえ、兵藤君はエロパワーがなくなりハウスした。
「リアスよ、これで全員の記憶が戻った。あとは、イリナが接触してきたら、頼むぞ」
頷くリアス。
「でも、ゼノヴィアで大丈夫なの?彼女は…」
「僕の知っているゼノヴィアっていう青髪の女は、回り道ってことをしない奴だ」
「そぉ…」
「でも、リアス、朱乃。フォローできたら、ゼノヴィアのことを頼む…」
僕は。リアスとその眷属に頭を下げた。リアス達は驚いていた。
「バイパーが頭を下げるなんて…」
「わかった。できるだけ、がんばるわ。さぁ、頭を上げて。アンタらしくないぞ」
あぁ、バイパーらしくないなぁ。でも…
「イッセー、出て来て。私に顔を見せてよ~!」
アーシアの腕に籠手が発現して、兵藤君が話し出した。
『リアス…俺…エロパワーないと実体化できないんだよ。小猫ちゃんに、サイテーって言われるような行為をしないとダメなエロ人間になりました』
籠手に縋り付くリアス。
「イッセー…ごめんないさい。一緒にいてあげられなくて」
『いつか戻れる方法を、シュウさんが見つけてくれるから、それまで待っていてくれ』
「兵藤君、すまない。3周目でもダメみただぞ」
『次回もダメなんですか?』
「次回はリアスの兄として転生予定だ」
『兄?』
「まさか、お兄様を…」
「いきなり、滅びの力で襲うから、反撃しちゃったよ。魂は保存してあるから、それを使って、兵藤君を転生させようかと…」
「兄妹じゃ、デキないじゃない…」
リアス、怒るポイントが違うぞ。
「少しずつ、時間のレールを修正して、いつか戻るまで、がんばりますから、そんなに怒るなよ」
こいつ、滅びの力を使う気か?リアスは腕を上にあげて、滅びの力を集めている。
『禁手化』
実体化した兵藤君が僕の前に立ち塞がった。
「リアス、落ち着け。シュウさんを攻撃するなら、俺はお前を攻撃する」
「イッセー!」
兵藤君を見て、滅びの力を霧散させた。そして、兵藤君に抱きついた。
「このままの姿で暮らせないの?」
「無理です…ワンプレイ保ちません」
「うん?誰と試したの?」
「アーシア…」
「私で試しなさい」
「無理ですって…ほら、もう身体が透けてきたでしょ?リアス、好きだよ」
兵藤君はハウスした。
「バイパー、どうにかならないの?」
「なるもんならしている。魂があれば、甦らせることはできるが、魂がないからなぁ」