※この作品はR-18です。

悪夢の道化師   作:もっち~!

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期限は1ヶ月
強さの源


 

---イッセー---

 

悪夢によりダメージを負った人達は回復した。死んだはずの人も回復した。バイパーの能力に驚く俺達。ただ、精神にダメージを負った者はカウンセリング行きになった。サイラオーグさん、ヴァーリ、匙、巡は1ヶ月後に戦えるとは思えない。

 

今回の悪夢の原因のアザゼル、ミカエルさんを交えて対策会議を開いた。

 

「まさか、そこまで強いとは思わなかった」

 

サーゼクスお兄さんまで屠られたことを知ったアザゼルの言葉だ。

 

「相手の強さを知らずに依頼したんですか?」

 

「いや、聞いたら、先頭に立って戦うタイプではなくて、むしろ後方で指揮を執るタイプだって。なぁ、ミカエル」

 

「そうです。直接会って、あまりのオーラのなさに、弱いんじゃないのか心配しちゃったくらいですから」

 

「誰に頼んだんですか?報酬って?」

 

バイパーの残したメモに書いてあったことも追求した。

 

「最高神のシヴァに頼んだんだ。お前らの天狗の鼻を折れるようなヤツを紹介してくれって。報酬は…まぁ、それなりの対価だ」

 

「ちょっと、アザゼル。言えないようなものを報酬にしたの?」

 

恥ずかしい目にあったリアスは、アザゼルに食らいついた。

 

「言えない物ではないが…ちょっと、問題がある物かもしれない」

 

「問題って?」

 

「金は腐る程あるらしいので金銭では雇えないということで、希望する物を報酬にしたんだ

 

「希望する物って?」

 

「言葉通りだ。アイツが欲しいと思った物をあげる約束だ」

 

「それで、アルビオン、ドライグ、ブリトラが報酬になったってことね」

 

シーグヴァイラさんもカリカリしているようにみえる。

 

「まさか、宿っているドラゴンも持ち去るとはなぁ。俺も気づかなかったぜ」

 

「で、どうするんですか?1ヶ月後に再度来たときは」

 

「ふぅ~。どうするもこうするも、さっさとやられるのが一番楽だと思う。仮に今から特訓をしても、お前らでは無理だ」

 

そう、無理な話だ。どう特訓すれば勝てる力を得られるのか。

 

「別世界のヴァイラが言ったように、囮作戦しかないだろうな。囮になった者には死んでもらうことになるが、アイツを捕縛してもらって、そこに魔法と魔力、オーラをフルバーストするしかないと思う」

 

「私が囮になるわ」

 

懲りずに、シーグヴァイラさんが立候補した。

 

「そこは、ヴァイラさんが言っていたゼノヴィアとグレイフィアさんとセラフォルーさんで良いと思います」

 

僕はそう、アザゼルに進言した。

 

「では、シーグヴァイラを加えた4名に囮をしてもらおうか。後の者は、ピンポイントに最高出力の物を撃ち込めるように練習してくれ」

 

そうして会議はお開きになったが…

 

------

 

部屋に戻ると、アイツがいた。

 

「そんな手では僕は倒せないよ。トスカの結界を張ってあったらどうするんだろうね。アザゼルのヤツは」

 

「たぶん、張らないでしょ?そもそも罠にかからないでしょ?」

 

「まぁ、ねぇ。心に隠し事が出来る者がこの世界にはいないからね。で、プレゼントは楽しんで貰えたかな?」

 

「もう、鼻血が止まりません。って、あんなことをリアスとソーナがしたことが信じられないんですが」

 

「そうなの?では、ここでプレイして、それを鑑賞しよぜ。おい、ドアの前にいるんだろ?リアス、ソーナ、シーグヴァイラ。入って来いよ」

 

え?会話を聞かれたのか…バイパーが言った通り、3名が入室してきた。

 

「これが欲しいのかな?」

 

バイパーがバナナ状の物を掲げた。それを見て一歩前に出たリアスとソーナ…マジかよ。

 

「怪我は治したけど、得た快楽は消していないからね。欲しいんでしょ?どうなのかな?リアス、ソーナ」

 

二人とも真っ赤な顔をして俯いてしまった。図星なのかい…

 

「まぁ、今日はシーグヴァイラさんがいらしているから、次回にしましょう」

 

二人はシーグヴァイラさんを睨んでいる。おい、立場を考えてください。ソーナさん、リアス。

 

「で、シーグヴァイラさんは何を聞きたいのかな?」

 

「ど、どうすれば強くなれますか?」

 

それを戦う相手に聞いちゃダメだろう…

 

「本気で自分を超える為の鍛錬をするしかないなぁ。僕もそうしたし。たぶん、僕はスタートラインで考えると、兵藤君より弱かったと思う。赤龍帝の籠手みたいな攻撃能力はなく、僕の初期スキルは結界無効だけだったからね」

 

え、意外。

 

「そこから努力もしたし、勉強もした。まぁ、僕の場合、仲間が助けてくれたから、今の僕があるんだ」

 

仲間かぁ。

 

「そもそも、君達に僕を倒せる訳ないだろう?僕は神ですら殺せるんだからさぁ」

 

『神』という言葉を発したとき、とても冷たいオーラを感じた。バイパーの憎む相手は神なのか。

 

「肉親を神に殺されれば、気持ちが分かると思うよ、兵藤君」

 

神に…まさか殺された?

 

「そうだよ。僕の母親は神に殺されたようなものだ。僕を産んだためにね」

 

あっ…ヨハネって…

 

「そうだよ。僕の祖先だ。ハルマゲドンのビジョンをみせられた男の子孫なんだ、僕は」

 

リアス達もはっとしていた。

 

「僕には神を殺す能力があるんだ。いや、たぶん、全種族すらね」

 

産まれながらマーダー(殺人鬼)…

 

「その通りだよ兵藤君。まさに、鬼の子である僕には殺人鬼という言葉がぴったりだろう?」

 

鬼の子供…

 

「ミカエルんから聞いていない?僕が鬼と天使のハーフな魔物ってさぁ」

 

魔物?

 

「そう、死を覚悟した戦いのために、普通の生物として生きることを卒業したんだ。僕の身体には、生きるための器官と戦う為の器官と性欲を満たすための器官しかない。総ては再生能力の速度をあげる為に、単純な仕組みの身体にしたんだ」

 

死を覚悟…

 

「死を覚悟したけど、負ける訳にいかない戦いだった。護るべき者を護るためにね。そこまでの覚悟を君達はしたことがあるのかな?」

 

アルビオンの宝玉を取り入れた時…

 

「兵藤君、それは違うだろ?後の事を考えないで入れたんだろ?」

 

そうだったかも…

 

「僕の強さの秘密はそこだよ。僕の身体は戦う為に出来ているんだ。負ける訳がないというか、負ける訳にはいかないんだよ。たとえ、どんな相手にもね」

 

…

 

「覚悟があるなら1ヶ月後に、覚悟を見せろよ。少し上の高見を見せてあげるよ、兵藤君。では、今日はこの辺で、失礼するよ。今日の遊び相手は見つけてあるからね。ふふふ」

 

一礼をしてバイパーが消え去った。

 

「覚悟かぁ…」

 

シーグヴァイラさんが一言呟いた。

 

「確かに、バイパーほどの覚悟は持っていなかったわ」

 

シーグヴァイラさんは凹んだ。

 

「それよりも、イッセー。鼻血が止まらないプレゼントって、なぁに?」

 

リアスが、戦闘と関係ない事を話題にし始めた。

 

「え?なんのことかな?」

 

えっ…あっさりと隠し場所を、シーグヴァイラさんに見つけられた。

 

「このDVDは何かな?」

 

あぁ、俺のコレクションが…彼女はその中の1枚をプレイヤーに入れて再生させ始めた。再生したのは…親子プレイ+ソーナだった…顔を真っ赤にしたリアス、ソーナ。驚きながらも、冷静にかぶり付いて鑑賞しているシーグヴァイラさん。

 

なんとも言えない空気になった室内。僕は、この場から逃げたかった。

 

 

 

---バイパー---

 

目の前にいる青光りする黒髪少年を蹴り上げた。

 

「おい、僕がお前を殺せないと思って、いい気になるなよ」

 

血反吐を吐く少年。

 

「お前、僕を殺す機会を窺っていただろう?気がついていたさ」

 

首を掴んで、地面に叩き付けると、何回かバウンドをした。

 

「お前の暴走を止めに入れるのは、僕だけだろうからな。そうさせない為に、僕にあの案件を依頼したんだろ?アザゼルの相談に乗る振りをして、事前に僕をこの世界に呼んだんだろ。今回の件は、絶対神には報告済みだ。お前は、この世界の残りの二人の最高神の監視対象になった。破壊神ごときが、いい気になるなよ」

 

もう一度、蹴り上げた。

 

「もう、その位にしてくれない?」

 

振り向くと女性がいた。こいつの姉だ。

 

「今回はこれくらいにしてやる。僕にはお前は殺せないが、殺す寸前まではできるんだ。覚えておけよ。シヴァよ。なんなら、僕が殺せるように、お前を破壊神から引き摺り降ろしてもよいんだよ。僕には任命権があるからな」

 

シヴァの代わりに頭をさげる維持神ヴィシュヌ。

 

僕はその場から立ち去った。

 

 

------

 

気が滅入ったので、楽しく遊べる相手を探す。

 

入浴中のロセを発見した。気配を消して、後ろからシャワーを浴びているロセに抱きついた。

 

「きゃっ、誰?イッセー君?」

 

また、兵藤君に間違えられた。後ろから挿入した。

 

「あぅ…優しくしてね…うぅっ…気持ち良いわ」

 

プチ絶頂で果ててしまったロセ。味気ないなぁ。次を探そうっと。

 

 

 

次は、自室で横になっている青髪だ。痛々しく包帯が巻かれている。

 

「ゼノヴィア、遊びに来たよ♪」

 

僕に驚いて、逃げようとする彼女の襟首を掴んで、引き寄せた。

 

「どこに行くのかな?」

 

服の上から、乳首を甘噛みした。

 

「あっ…ダメ…やめて…」

 

甘噛みしている乳首の乳房を手のひらで鷲掴みにして揉んでいく。

 

「痛っ…うっっ…やめて……うっ…」

 

あれ?この程度でいっちゃうの?

 

「もう準備がOKなのか?この変態エロ女」

 

耳元で囁いてあげた。

 

「お願い…真剣に愛して…何されてもいいから…」

 

おいおい…それはちょっと…苛められないじゃない、そんなこという女は。

 

「すまん、萎えた。また、今度な」

 

僕は、その場から転移した。

 

 

 

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