時に、前回。次回はエロになると言ったな?
あれは嘘だ。
「うわあああああああああ」←俺
すぐエロのほうも投稿します。
致命的ミスのみ修正
誤字脱字、原案からの修正忘れなくならねー!!
「まぁ、とりあえず入れよ、寒いだろ?」
「ええ、ありがとう」
俺個人の部屋と化している部室前で、お互いに緊張からか、若干硬い言葉を交わしてしまう。本当はもっと色々話したいところではあるのだが、何時もと違って真面目…というか、決意のようなものを感じる委員長の雰囲気に戸惑う。どうも真面目な雰囲気は苦手だ。ネタやって?とか言われるとイラつくのに、こういう雰囲気だと窮屈に感じる。これが関西人の血か…今世は関東人だけどな。
部室に入ると暖かな空気が出迎えてくれる。まだ外は雪空だというのに、ここだけは別世界のようだ。上窓の小さな隙間から冷たい新鮮な空気が入り、ストーブの息苦しさを緩和している。大着して一酸化中毒で死にたくないからな、ほらテントで暖取ろうとして~ってニュースあったじゃない?
「呆れた…ストーブ三つしかないって、言ってたくせに」
「いやいや、自分がそう聞いたってだけでしょ、俺は三つあるけど使う?って言っただけ。俺が一つもとってないとは言ってない」
俺がここに来てから、旧校舎に予め用意していたガスボンベで使えるストーブを皆に貸していた。正直怪我云々より喜ばれたのには、遺憾の意を表明したい。といってもギスギスした雰囲気が瞬殺されたからな、暴力的な怖い人から、頼りになるライオンのお兄さんにクラスチェンジできたのは僥倖だった。元は故障込みで部員だけで使うつもりだったしな…。とりあえずどのくらい使うか想像できなかったので、隣の倉庫みたいな部屋まで使って用意しててよかったぜ。
脱出の際、かなり量があるので、持ち運びに苦労する筈なのだが、ここはファンタジー世界だ。ちょくちょく見かける原住民っぽい奴から低確率ドロップ(強奪)する、多く入る鞄を集めているので解決できるだろう。ここでいくつ稼げるかで、中盤辺りまでの難易度が違う…と友人が言っていた。俺は実感できるステージまで辿りつけなかったけどな……。
「みんな感動してたのに。獅子堂君が自分を犠牲にして私達を助けてくれてるって…ふふ」
「どうみても犠牲にしてるだろ…、つーか笑ってるじゃねーか」
本当はとやかく言うつもりはないらしい、なにか話しづらい事を話す前に、少し違う話をしたくなる現象…あるよね。部室の扉を閉め、彼女の方へ振り向く。
俺が期待していた、甘い雰囲気なんてない、張り詰めた空気が漂う…なんでや?ここは、助けてくれてありがとう!抱いて!!の場面だろ。
「ねぇ、あんたは…さ、ここに来ること知ってたの?」
…。
「言い辛いならいいわ、別にそれを知ってどうなるわけじゃないし。主犯じゃないのはわかるから…というか信じてるから」
驚いたな、正直こんな話題になるとは思わなかった。今までご都合主義万歳シナリオだったから、こんな直接的なチート内容を突かれるとは思わなかった。まぁ、アレコレ考えるまでもなく、俺の準備の良さは異常だからな。むしろ聞いてこなかった他の連中がかなりイッちゃってる感じだわ。
というか、なぜか信頼されてる不思議。まぁこいつに関しては、誠実に対応していたつもりだけどな。(当社比)
「その、後にいる子が…関係してるのかしら?」
「!」
マジか?まさか精霊種を視覚化できるとは、流石に気付かなかった。見えるなら気になるよな、俺の後にずっと突っ立ってるらしいしね。
精霊族は具現化するにも魔力がいる。なら、問題を起こさないように、あとは無駄を少なくするために透明化してもらっていた。いつかは一緒にデートすんのも良いかな~とは思ってるけどね。
『そいつは黒エルフ族だ。だから我を視認できる』
「ほぇ~、ダークエルフってやつかエロそう」
『ダークエルフとブラックエルフは別存在だ。白と黒はハイエルフに属する上位種に当たる』
「話せるとは思ってなかったわ。なんというか、…色々知ってそうね」
よく見ると彼女の美しい黒髪から耳が飛び出しているのが見える。ゲームや漫画で見るピンっと長い耳ではあるが、少し短く感じる。
というか顔…すげぇ綺麗だな…なんだこれ…こんな美しい人間がいるのか?――いやエルフだったか?ああ顔が赤くなってるのがわかる。クソッ頭がボーっとする…。
『おい!魅了攻撃を受けている!気をしっかり持て!』
「ちょっと、大丈夫!?」
『貴様!仲間に攻撃とは何事か!?』
「し、知らないわよ!どうしたらいいのよ!?」
『ちっ、一度意識を落とすぞ!』
愛しの女性が誰かと会話している。悔しい…俺をなぜ見てくれないんだ?今まで感じたことのない、おぞましい嫉妬の心が燃え上がる。これが愛か…苦しい。彼女は俺だけを見つめなければならない…、その美しい瞳で…――
ドサッ――
>>>>>彩香視点(回想含む)
先ほどと違い透き通っていない、人間と変わりない…白く輝く髪を持つ少女に彼が抱えられている。ただ意識の無い彼を介抱しているだけ、なのに自分がそこにいないこと、そのことが私の心を乱れさせる。
「おいキサマ、黒エルフのくせに魅了制御を習得してないのか?」
「なにを言ってるの?魅了とかわけわかんないわ…」
目の前の女性は、大きなため息と共に視線を向け、心底めんどくさそうに話しかけてくる。なんで、そこまで嫌そうにされないといけないの?ここに来てから不幸続きだし、疑問だらけだわ…。
不幸…そう、あれは先生と男子達が交渉へ向かって数時間後くらいだったと思う、突然の大きな爆発音と共に私たちは襲撃を受けた。
最初はみんなと一緒に、訳もわからずびくびく震えているだけで、私は早くこの夢がさめて欲しい、などと考えていた。けど、誰が言い出したかはわからない、校舎に残った男子たちが、この地にやって来た時に見つけた道具を持ち、先ほどの音を確認しに行くという。そして私達女子も後に続いてフォローをして欲しいらしい、女子の何人かがそれを承諾し、私もついていくことになってしまい、震えながら立ち上がる。
勇ましく前を進んでいく彼らを最悪の結果が待ち受けていた――
まず校舎の玄関である強化ガラスが散々に割られており、ホールは冷気に支配されていた。これに驚く暇もなく、空気を切り裂く音が私達を襲う。最初に犠牲になったのは、勇敢にも先頭を歩いていた長身の男子。彼の首にはドラマでしか見たこと無いような矢が刺さっており、一瞬で絶命したのだと嫌でも分かってしまう。
ホールという空間が絶叫に埋め尽くされる――
死が間近にある事に怯え、伏せるしか出来ない私と違い…。
目の前では京虎ちゃんが、モップだった棒で敵と戦っていた。すごい…彼女は言葉を無理して男口調にしているけど、生粋のお嬢様なんだと、…武道も習い事程度だと思っていたのに…。そして私を必死に守ってくれてる沙羅ちゃんを見ると、顔を真っ青にしながら銃を一心不乱に射ち続けている。ひどいな私…なんにもできてないじゃない…。
けど、当たり前だった。私はスポーツが好き!くらいの一般人。手に入れた道具もすぐに戦えるものじゃない。……だから私は、せめて怪我人を助けよう!――そう、決意した私は同じ部活のふたりに一旦下がることを伝える。すると、ここから先は行かせないから任せて!――と力強い返事が返ってくる。本当に二人は凄い…。
パニック状態の女子達に、急いで指示を飛ばしたのだけど…。
私は委員長などと言われているが、誰もやりたがらないからたまたま選ばれただけ。そんな自分だったから誰も耳を貸してくれない。
仕方なく一人で怪我人を運び始める。すると見兼ねたのか、少しずつ手伝ってくれる人が増えていく。数分後には皆で協力し合っていた。絶対皆で助かるんだって目標が力をくれる気がする。
治療なんて高等な処置はできない。私たちにできるのは清潔にすること、止血することくらいだった。それでもやらないよりかはマシだと、部室から持ってきていたカセットコンロや鍋、タオルなんかを使う。後は登山に持っていくために用意していた救急箱内で、できるだけの応急処置を施していくしかない。
出来れば医療品があれば助かるんだけど…。残念ながら校舎の半分は遺跡のような石壁と山とで潰れている。保健室がない今、これ以上は望めない…。
時間が経つと水が足りなかった。生きるために必要な水を怪我の処置に使わなければならない。
何故か大量にストックしてあった部室の水をまた取りに行くことになり、私はクラスメイト一人を連れ旧校舎に向かっていた。
ゴォゴォと吹き荒れる雪の中、元からもってた防寒具を着ている私はまだいい。でも隣の彼女は、カーテンや部活動で使ってた布を巻いているだけ、急がないと厳しい…。そう思って声をかけようとしたとき、突然の破裂音。私はわけもわからず吹き飛んだらしく、意識を失った。
それから記憶が途切れ、気づいたら寝かされていた。教卓が無いことから空き教室だと思う。周りを見れば、私と同じように、白い布をかけて寝ている子が数人。
痛い…体中…。正直ここで死ぬのかなって思った。こんなに痛く苦しい思いをしたのは二度目だったなと想い出す。一度目…それは獅子堂くん…いえ、『俺のことは源さんと言えっ』っだったかしら?ふふ…懐かしい。彼と初めて話した日だった。
私の介抱をしてくれている子に伝える。彼に会いたいと…。当然彼女は困惑の表情だった。そうなるよね、けどもう自分が長くないと思って焦ってたから…。
もうだめかと諦めかけたその時、いつかの焼きまわしのように、ひょっこり現れる。彼はいつも私の窮地を救ってくれる。彼の手に触れられると、心が安らぎ幸福感で胸がいっぱいになる。彼の笑顔は虜になりそうな優しい笑顔。ガッチリした体型からは想像できない人を癒やす力…そう心から癒やす力。――私はまた救われた。
それから目を覚ました私は、クラスメイトたちと生きている喜びを分かちあい語り合う。そして皆口をそろえて言う。獅子堂くんが触れると傷が消え、痛みがなくなった。彼がいなければ死んでいたと。涙ながらに語る彼女達を見ていた私は、全く別のことを考えていた。――この子達も彼に惚れてしまう…。
興奮冷めやらぬ皆から、治療されてる時の一大告白をからかわれ、ギャーギャーと言い合う何気ないちょっとした日常に懐かしさを感じる。
お礼を言う暇もなく、いつの間にかリーダーのようになっていた彼から集合の号令がかかり、皆が当然のごとく従う。なぜそう簡単に従うのか?と聞けば、なんでも彼が山登りのために持っていた道具を皆に分け与えていたそうだ。なるほど、たしかに私たちは準備をしていた。それを皆で分けるなら、主導した彼はリーダーに相応しいと思う。
けど…、あまりにも量がおかしい。そう、まるでこういった出来事に備えていたように…。疑問が考えを支配する。だれもが幸運だったと納得する…なぜ?
「…っ…か!おい!!」
「あっ、ごめんなさい。ちょっと考え事してた」
「ふざけた奴め…」
「ごめんなさい…」
やってしまった。目の前の少女が、私は怒っているぞ!とばかりに頬を膨らます。尊大な話し方からかけ離れた可愛らしさに、思わず頬を緩めそうになってしまう。そんなことをすればさらに怒らせてしまうと思う。今は彼女から、情報を聞き出さなければいけない…しっかりしないとっ。
「…。お前のマジックアイテムを貸せ」
「えっと、…これで良いのかな?」
まだまだ不機嫌そうだ。もしかしなくても根が深そう、少し悲しくなる心に自身で激励をおくる。美しく透き通るような美声で指示を出され、手が伸ばされる。それは作られた人形のように整った造形をしている。――あっと…、見とれてる場合じゃないわね、私はすぐにメガネを彼女の手にのせる。
すると彼女の髪の毛が光輝き、思わず目をつむってしまう。一瞬の輝きの後、残されたメガネは若干青白く発光しているような気がする。少し前にみた獅子堂くんの道具のような、非現実的要素の多い現象に頭が痛くなる。けど否定したところで仕方ない…私たちはすでに体験し、今現在もその土地に残されているのだから。使えるものを使って身を守らなくてはいけない。
『ふんっ』と投げ返されたものをつける。特に変わったこともないのだけど…。それをみた彼女が言うには、すでに魅了の効果は遮断されているそうだ。
黒エルフの特性として、男性が生まれず外部から受け入れなくてはならない。という特性のせいで、若い……ど、童貞…な男性を誘惑するらしい…。なんでこんな種族になってしまったのか…、私も可愛い動物がよかった…。
「ちょうどいい、性行為を済ませておけ」
「ひゃい!?」
突然の提案に頭が沸騰してしまう。こういう話ネタは困る…昔から苦手なんだよぉ~!
彼女が言うには、エルフの魅了は弱いが、持っている者は割りと多いらしく、今後あてられないように性行為を済ませておくべきだということだそうです…。
そんな甘美な誘惑の言葉に私は……――
>>>>>俺参上!
ふと、気づけば、ふわっと幸せな匂いを感じる。これは若い女性の香り…って俺キメェ!
頭を軽く振り、今まで頭を置いていた所を見ると、仮面ロリの白い素肌の太ももが見える。マジか~、俺も美少女に膝枕されるリア充体験しちゃったかぁ~。感慨深い気持ちで頷いていると、正面から声をかけられる。正直忘れていたが委員長がおり、こちらへと赤い顔を向け大きく息を吸い込む。
「すぅ~っ…!」
「セックスするわよ!!」
「!?」
なんか超男前だった。
>>>>>???
俺の目の前には、正座をして深呼吸をしている委員長がいる。こちらも正座してお見合い状態なので、第三者から見ればさぞ滑稽だろうさ。
『滑稽だな』
「うっせぇな外でとけや」
なんという堂々とした覗きなんだ。自分は霊だから気にするなと退出を拒否する仮面ロリ、委員長も嫌そうだったが何か負い目があるのか強く言わない。正直委員長と部室入ったくらいから記憶がハッキリしない…。後で確認するべきだろう。
で・も!先にヤらせてもらおう(クズ)せっかくできるチャンスなのに、純情な主人公君のように、君の気持ちが~とか無駄な質問はしない。委員長が俺を好いてるのなんて火を見るより明らかなのだから。後で浮気して修羅場になる予感がするが、なんとかなる。いやなんとかするんだ!
「あたし…初めてなんだけど」
「俺も初めてだ」
むふふ、やっぱ最初の相手は処女相手だよな?だって比べられたら、首キュ♪ってしてしまうかもしれないし…。
「うそ。京虎ちゃんとしたんでしょう?」
「なぜバレたのか…。つかあれは未遂だ」
もう確信もって言ってくるしさ、なんでバレたんですかね?やっぱ…、これ内緒な?→はい。→(ry)って感じなんでしょうか?つかバレててもヤるのね。これはハーレムいけそうっすわ。
「死ねクズ」
「」
!?!?
危な…、あまりの直球に気を失いかけた。動悸が激しい、次出てくる言葉で俺もヤバイかもしれん。
「でも好き。後で京虎ちゃんとも話し合ってね」
「っ、ひゃい」(裏声)
「ぷっ、なにそれ」
クスクスと笑われる。あー不良どもボコるのには、なんの躊躇もなかったのに、恋愛は本当ダメだなぁ~。敵倒すのは気分爽快だけど、ギャルゲーのいちゃいちゃは恥ずかしがってスキップしちゃう感覚に似ている気がする。まぁエロゲーだったらいちゃいちゃどころか、全部飛ばしてエロシーンだけしか見ねぇけどな。
「優しくしてね」
「了解」
誤字確認してません。
水曜あたりまでに休みが取れそうなので、その辺で少し直しておきたいですね
まぁ全部は無理です