麻雀天使堕天計画 作:クラリス
永水女子の制服に身を包み、狩宿巴と滝見春はある大学を訪れていた。つい先日まで何の関わりもなかった大学であるが、今は避けて通れぬ場所となっていた。
彼女達を犯した男達、チャラ男のアツシと肥満体のコウタから呼び出されたのだ。例の事をネタに脅迫を受けた二人は、断れなかった。悔しさと、得体の知れない感情が入り交じり、二人の頬は大学にたどり着く前に紅潮していた。彼女達の間に会話はなく、これから自分達の身に降りかかる事を思うと、胸が締め付けられる。しかし実際は、その想像さえも越える事となる。
「こ、こんにちは……」
「ようこそ、いらっしゃい」
表面上の面はいいアツシに出迎えられて、二人は密室に招き入れられる。そこは、この大学の麻雀部の部室だった。狭く、雑多な部屋の中央には、一つだけ自動卓が設置されている。それよりも巴と春が怯んだのは、卓の周囲にいる男達の数だった。アツシとコウタだけではなく、軽く十人程の男が狭い部室に集っている。全員が、巴と春を値踏みするように頭のてっぺんから爪先まで視線を送り、にやにやと笑っている。反射的に二人は、胸元を手で隠し、スカートの裾をできる限り引っ張る。
「俺達麻雀同好会でさ、今日は二人に麻雀を指導してもらいたいんだよ。ほら、永水女子っていったらインハイでも有名じゃーん。そこのレギュラーから色々教わりたいんだよね」
そう嘯くアツシだったが、他に意図があるのは見え見えだった。だからと言って、逃げる術もない。自然な流れで、一人の男が唯一の入り口の前に立ちふさがる。二人のための椅子が引かれ、巴と春は頷き合ってから、その席についた。
「よろしくねー」
「また一緒にお勉強ができて嬉しいよ」
アツシとコウタが同じく卓につく。男達に取り囲まれた異様な状態で、麻雀が始まった。緊張で喉が乾き、二人は用意されていたドリンクに口をつける。
「……ツモ」
立ち上がりは、あっさりとした春の和了であった。続いて、巴もアツシから直撃で点棒を奪い取る。単純な実力では、やはり二人の方が遙かに上だ。一体何の意図があってこんな対局を仕組んだのか、と巴が訝しんでいたところ、
「やっぱり二人とも強いねー」
アツシがにやにやと笑い出す。それなりに整った顔立ちをしている彼だが、とても邪悪に見えた。
「ポーカーフェイスで何考えてるか分からないしさ、どうやったらできるの?」
「練習あるのみ……」
春の回答に、アツシは肩をすくめる。
「それじゃあさぁ、その練習の成果をもっと見せて貰いたいね」
「……何をさせるおつもりですか」
良い予感がするわけもなく、巴が訊ねる。アツシに代わって、コウタが口を開いた。
「二人は何もしなくて良いよー。どんな状況でもポーカーフェイスを保てるのか、試すだけだから」
「え……? やぁっ?」
「きゃあっ?」
二人の少女の口から、同時に狼狽の声が生まれる。当然であった。背後から、両脇の下を通して腕が差し込まれ、セーラー服の上からその双乳を鷲掴みにされたのだ。
「や、やぁっ」
「おー、さっすがこの巨乳、春ちゃんの胸柔らけぇー」
春の相手は、まるで柔道部のような屈強な肉体をした大男である。そのごつい手で、彼女の豊かな胸を蹂躙していく。
「やめて、止めて下さいっ」
「なんで? こういうのが好きなんだろ?」
巴の胸をまさぐるのは、アツシと同じタイプの、金髪長髪のチャラ男であった。しかしまるで野生の獣のような鋭い眼光が、背筋を寒くする。
「そのままで打ってね。君達ならポーカーフェイスを保っていられるでしょ?」
「く、うぅ……♡」
「んっ、う……♡」
抵抗も反論も、許されない。アツシとコウタの目が、そう雄弁に語っていた。結局胸を揉まれながら、打たなければならなかった。
「んっ♡ くぅっ♡ ん、んっ♡ んっ♡ あ、あっ♡」
「うぅっ♡ ん、や、そこ♡ あっ♡ んうっ♡ あぁっ♡」
しかし、二人はポーカーフェイスを保てない。彼女達自身でも思った以上に、声が漏れ出て悶えてしまう。
「そいつら、結構テクニシャンだからね」
「まあでも、巴ちゃん達なら我慢できるでしょ」
好き勝手な事を言われるが、既に反論する余裕もなかった。いくらなんでもおかしい、と考えるがその考えがまとまらない内に、
「んぁあっ♡ やあ、そこぉっ♡ そこ触らないで、下さいっ♡ んうっ♡」
「お? 乳首いいの? 服の上からでもこんだけ感じちゃうなんて、聞いてた通りのビッチだね、巴ちゃんは」
耳元で囁かれる度に、ぞくぞくする。巴の口端からは、既に唾液が零れ始めていた。
「んーっ♡ んぅーっ♡ あぅーっ♡ あぁーっ♡」
一方の春も、既に獣じみた嬌声を上げていた。巨乳の形を変えられ、絞られ、いつのまにか制服を捲り上げられ、純白のブラの上から揉みしだかれる。
「こっちは聞いていた以上に弱いな。もうポーカーフェイスもくそもねぇじゃん」
「あんっ♡ んううーっ♡ そ、そこはぁっ♡ あうっ♡」
「ま、ビッチ巫女って称号がふさわしいよな」
「あふ、んっふ♡ あは、ふぅっ♡」
言い返す余裕もなく、春は身悶える。ショーツが愛液で滲むのを自覚するが、どうこうする暇などなかった。そしてそれは、巴も同じであった。
いくらなんでもおかしいと、思う事さえ出来なかった。ドリンクに混入された興奮剤の存在を、彼女達はついぞ知る事はなかった。
「あっ」
胸への愛撫を受けながら、それでも打とうとした巴だったが、手元が狂い、山を崩してしまう。
「あー、チョンボだよ巴ちゃん。やっちゃったねぇ」
「罰符、支払います、からぁ♡ んっ、あ、や♡ そこ♡ あっ♡」
「悪いね。ここのローカルルールは山を崩すといったチョンボは現金払い、十万円なんだ」
「じゅうま……っ」
あまりに法外な価格に、絶句する二人。嘘だと糾弾した所で、しらばっくれられるのは目に見えている。ここには、自分達以外に味方はいないのだから。
「ん、んんうっ♡ そんなのお支払いできませんっ♡ あぅうっ♡」
だからといって、無い袖は振れない。乳首をひねられ悶えながらも、抗議する。
「ま、そうだろうからね。とりあえず、君達の服で支払って貰おうか。セーラー服とスカート、それぞれ五万円ずつで買い取るよ」
「そ、そんな……」
それだけで、下着姿になってしまう。いくらアツシやコウタに裸体を晒し、好きに触られているとは言え、ここには新たに出会った男達も大勢いる――無論アツシ達相手に許した訳でもないが。
「ん……」
戸惑う巴をよそに、ぱちん、とスカートのホックを外し、脱ぎ去ったのは春だった。当然ながら、染みのできた白いショーツが現れる。
「これで……五万円」
「くくく、優しいねぇ春ちゃんは。先輩を庇うわけだ」
「セーラー服も……」
春が自分の制服の裾に手をかけ、
「ま、待ってっ」
巴がそれを止める。眼鏡の奥の瞳が揺れ、唇を噛みしめる。未だ胸には、チャラ男の手が這いずり回っている。その状態で、スカートに手をかける。躊躇いはあった。だが、これ以上春に恥辱を味あわせる訳にはいかなかった。
「これで……良いんですか」
スカートを脱ぎさり、ライムグリーンのショーツが露わになる。はぎ取られたスカートは、周囲の男達の手に渡り、玩具にされていた。悔しかったが、どうしようもない。今は、この対局を終わらせるしかここから逃げ出す術はなかった。
「く、くぅ……ぅぅんんぅっ?」
「あぅううっ♡」
しかし、巴達の想いとは裏腹に、自らを愛撫する男の手はさらに苛烈を極める。いきなりショーツの中に手を突っ込まれ、秘所への愛撫が始まったのだ。薬で昂ぶった身体にはあまりに甘美な刺激で、二人は甘い声を出して快楽に打ち震える。
「や、こ、こんなのぉっ♡」
「だ、だめ……っ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ そ、そこはっ♡ 京だけ♡ 京だけ、なのにっ♡ あっ♡ あーっ♡」
それでも懸命に麻雀を打とうとする彼女達の思考回路は、既に焼け付いている。まともな判断など下せない。下せたところで、どうしようもなかったが。
「あ、それローン」
「はぅっ♡ あっ、えっ、えぇっ♡」
そして、ついに春がアツシに振り込んでしまう。しかも、
「四暗刻だ!」
「ぁうっ?」
「う、嘘っ」
ダブル役満で、一撃で飛んでしまう。イカサマではないか、と疑るも現場を目撃していない。ましてやこの場には自分達以外の味方はいないのだ。証拠があったとしても、握りつぶされるのがオチである。それ以前に、二人にはもう、男達に訴えかけるだけの体力も気力も残されていなかった。発情しきった身体を持て余して、ただただ男達の言葉を聞き入るしかない。
「ここのルールでは、ハコになった奴は罰金で三十万支払いなわけよ」
「そ、そんな……」
「もう分かってるよね? 下着一枚につき五万円で買い取って上げるよ」
「う、うぅ……」
春が顔を真っ赤にして俯き、躊躇いを見せる。彼女を救うため、巴は自分からブラのフロントホックに手をかけた。
「おおーっ」
沸き上がる歓声は、無視した。この時ばかりは愛撫の手が止まり、男達の粘っこい視線が巴の肉体に集中する。全てを振り切るつもりで、ブラとショーツを床に落とす。愛液が糸を引き、男達をさらに喜ばせた。彼女のスレンダーな身体は羞恥により赤みが差し、乳首はぴんと勃っている。両手で身体を隠そうとしても、背後の男に阻まれてしまう。
さらに、公開ストリップは続く。まだ支払いは終わっていないのだ。
春もまた立ち上がり、ブラのホックを外す。ぷるん、と彼女の巨峰が揺れながら姿を現した。さらにショーツも脱ぎ捨て、乙女の大事な場所が、多数の男の視線に晒される。
「く、ぅう……春ちゃん……」
「う、うぅ……」
恥じらう女子高生巫女二人の裸体に男達は興奮を隠そうとしないが、ここで許される訳ではない。
「後十万円だけど」
「っ」
「もう買い取るものもないし……身体で支払ってもらおうか。膣内射精一発で五万ってことで」
「あ、あ、あ……」
「やあぁああっ」
絶叫が、狭い部室に響き渡る。半ば予想できた展開とは言え、男に覆い被さられて平静を保てる程、二人とも強くなかった。それぞれ自分を愛撫していた男を相手に、押し倒されたまま身体をまさぐられる。
「んうっ♡ あっ♡ あぁっ♡ あんっ♡」
「ふぁっ♡ あっ♡ そこ♡ また、また胸っ♡ あっ♡」
衆人環視の中で、いよいよ本格的に犯され始める。嫌がる声は、あっという間に甘い嬌声に変化していく。
「んむっ♡ んちゅうっ♡ あむぅっ♡」
「や、キス、や、あむっ♡ ちゅうっ♡ んじゅっ♡」
強引な接吻にも、逆らえない。丸裸の少女達は、熱にうなされるように舌を動かしていた。身体に刻み込まれた陵辱の記憶が、自分を気持ち良くするために動こうとする。
「じゅるるっ♡ じゅるうっ♡ んじゅっ♡」
「むちゅうっ♡ ちゅう♡ ん、んちゅ♡ ――んぁあむっ♡」
「ふはぁあはっ♡」
二人の口から、一際高い嬌声が上がる。男達の肉棒が、秘所の入口に触れたのだ。その熱だけで、ほぼイきかけた。
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ だめ♡ だめ♡ くる♡ くるぅっ♡ ああぁ~~~っ♡」
「いや♡ 挿入って♡ 挿入ってくるっ♡ うぅうう♡ あぁあぁああ♡」
愛液を溢れさせながら、ずぶずぶと初めてのペニスをくわえこんでいく。男を受け入れる為の準備は、二人ともすっかり出来ていた。強引に股を開かれ、正常位で腰を振られる。
「あぁっ♡ ああっ♡ あぁあっ♡ それっ♡ それいいっ♡ あっ♡ ああっ♡」
「ふぅっ♡ んううっ♡ あうっ♡ あぅうっ♡ はううっ♡ あううっ♡」
男達も興奮を隠しきれないのか、荒々しい腰使いとなる。しかしそれでも、少女達から上がるのは嬌声ばかり。形だけの嫌がる言葉も、出てこない。
「は、春ちゃんっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ 春ちゃんっ♡ 私♡ 私もうだめ♡」
眼鏡がずり落ちながら、巴が喘ぎながら隣で犯される春に呼びかける。
「私もっ♡ 私もイくっ♡ これもうっ♡ だめっ♡ だめぇっ♡」
いつも小声で言葉の少ない春も、大声で応える。全国でも有名な女子高生巫女の艶姿に、犯す男達の腰振りにも熱が入る。
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あぁあっ♡」
「いく♡ いく♡ もう♡ いく♡」
「ぶちまけるよ、狩宿さん……!」
「熱いの注いでやるからな、春ぅ!」
「あぅううぅ♡」
「やぁあああぁあっ♡」
膣内でペニスが急膨張し、止める間もなく二人の男は同時に精液を放つ。粘液が膣内の奥底にまで叩き付けられ、その熱に二人の巫女は舌を突き出し蕩けた顔を作って、深い絶頂に達した。
「はぁっ♡ はっ♡ はっ♡ はっ♡ はっ♡」
「う、ぅう♡ ん、うっ♡ はぁっ♡ はぁっ♡」
ペニスが引き抜かれ、精液がごぽりと音を立てて零れる。巴も春も、涙を浮かべて余韻に浸っていた。その涙が悲しみによるものなのか、歓喜によるものなのか、本来それを知る者は彼女達のみだが――取り囲む男達は、二人の少女の表情で答えを悟っていた。
「お疲れ~。もう帰って良いよ」
「ぅ……ぁ……」
アツシの軽い声に、ゆっくりと反応する巴。麻雀卓に縋り付くように彼女は立ち上がって、
「ふ、服を……返して下さい……」
と、要求する。帰れと言われても、少なくともこのままでは帰る事などできない。
「返してって言われても、これは俺達が買い取ったからなぁ。買い返したいのなら、そりゃまあ当然――」
「ぁっ♡」
「身体で支払って貰おうか」
再びアツシに押し倒される巴。しかしその事を予期していたのか、彼女に戸惑いはなかった。むしろ、受け入れているようだった。春も同じく、コウタに犯され始める。
「あぁっ♡ あっ♡ あぁああっ♡ アツシさんっ♡ アツシさぁんっ♡」
「やぁあっ♡ あううっ♡ ああぁああっ♡ あ~~~っ♡」
二人は、部室の全員に輪姦され続けた。結局帰る事が出来たのは、ずっと後になってからだった。
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「失礼します」
扉を開けて、リュウイチ専用の執務室に入ってきたのは京太郎だった。男子を受け入れた元永水女子では、まだ職員室の区分けなどが終わっておらず、結果リュウイチは一人部屋であった。
「資料、持ってきました」
「ああ、助かったよ、須賀」
リュウイチのデスクに、彼から運搬を頼まれた紙の束を置く京太郎。デスクを挟んで、二人の男は向かい合った。
「わざわざ悪いね、雑用させて」
「いや、このくらい慣れてますから」
「そりゃ頼もしい。神代達もお前みたいな相手がいて嬉しいだろうな」
「ちょっと、からかわないでくださいよ」
永水女子の面々との関係を揶揄された京太郎が苦笑する。それと同時に、リュウイチの足下――京太郎側からは見えない――からがたり、と何かが動く音がした。
「? 何かあるんですか?」
「ああいやなんでもないよ、ちょっとペットが暴れただけ」
「ペット……?」
怪訝に眉を顰める京太郎だったが、リュウイチは軽く笑って、
「冗談だよ冗談。気にするな」
「はぁ……」
「それよりも、ちょっと聞きたい事があるんだが」
「何です?」
「お前、神代の事好きなの?」
唐突な質問に、京太郎は面食らう。
「きゅ、急に何なんですか」
「急でもないだろ。教えてくれよ」
「……そりゃあ、好きでもなければここに転校してこないですよ」
京太郎がそう答えた瞬間、またもやリュウイチの足下からがたんと物音がする。今度ははっきりと。しかし、恥ずかしがる京太郎は気付かなかった。それが致命的な事だと、彼は知らない。
「からかわないで下さいよ」
「ははは、悪い悪い。ま、やるときは気をつけろよ。学生でデキたら大変だぞ」
「ちょ、止めて下さいよ。俺達まだそんな関係じゃないですから」
「ああ、そうだったのか? 早めにしないと他の男に取られるかも知れないぞ」
「まさか、小蒔さんに限ってそんな事ないですよ」
「分からないぞ? あんな子がモテないわけないだろう。他のイケメンに靡いたり、同じようにここに転校してきた男について行って、お前を裏切るかも知れないぞ?」
これには京太郎もむっとなり、
「小蒔さんはそんな人じゃありませんよ。俺を裏切ったりしません」
「ああ、悪かった悪かった。そうだよな、あんな良い子が他の男とよろしくやるなんてなかったよな」
「もちろんですよ」
京太郎は胸を張って答える。その声に、迷いや疑いはどこにもなかった。
「すまなかったな。もう行って良いぞ」
「はい、こちらこそなんだかすみませんでした。失礼します」
満足したように笑顔で頷いて、京太郎は部屋を出ていった。
「……だってさ」
少し椅子を引いて、リュウイチは自分の足下に声をかける。
デスクの下、彼の足下にいたのは、リュウイチのいきり立つ勃起をくわえ込む、永水女子の生徒――神代小蒔であった。
「んぐっ、んじゅうっ♡ あむっ♡ んじゅうっ♡」
玉袋に掌を添え、一心不乱に肉棒をしゃぶるセーラー服姿の美少女巫女。その様は、まるで何かから逃れるようであった。
「同じ部屋で隠れて他の男のちんぽしゃぶってる女が、裏切らないねぇ」
「っ、ん、んちゅうっ♡ んじゅうっ♡」
心に突き刺さる言葉に、小蒔は目の端に涙を溜める。そんな事は、言われなくても分かっている。京太郎の言葉を聞いた時、とても嬉しかった。それと同じか、あるいはそれ以上に、申し訳なさで死にたくなった。しかしそれを意識しても、フェラチオを止められない。止めればまたリュウイチに怒られる――というのもあったが、それ以前に口が止まらないのだ。まるで取り付かれたように、口奉仕を続ける小蒔。リュウイチのフェロモンによって、彼女の肉体は完全に発情していた。
「全く、須賀が可哀想になってくるよ。自分の許嫁がこんななっさけなく大口開けてるとはなぁ。しかも学校で教師相手だもんね」
「んぐっ♡ んむっ♡ あむうっ♡ れろっ♡ れろうっ♡」
「おー、良いよその舌使い。神代もすっかりエロい事に慣れてきたね」
こんな誉め言葉、嬉しくも何ともない。そのはずであった。なのに、小蒔の胸の奥はきゅんと疼いて、さらに口奉仕へ熱が入っていく。
「んむうっ♡ んじゅ、じゅるるるっ♡ れろぉっ♡ んじゅるっ♡」
「お、お、おお……良いぞ、射精すぞ……!」
「ん、んじゅ、んじゅるるるっ♡ ん、んう~~~っ♡」
神聖なる学び舎で、男の精液を口で受け止める。しかも、ついさっきまで想い人がいた部屋で。
「んく、んく、んく……っ♡」
白濁液を嚥下しながら、同時に溜まっていた涙もこぼす小蒔。それが悲しみによるものなのか、背徳的な悦楽によるものなのか、本人には判別できなかった。ただリュウイチは、
「美味しかったでしょ?」
「……っ」
答えを強制された質問をしてくる。ここで、否と答える選択肢はなかった。
「た、大変美味でした……♡」
「うん、それは良かった」
その答えが真実だと、小蒔の心に刻み込まれていく。例えそう思っていなかったとしても、真実が上書きされていく。
「さあ、そろそろ次の授業が始まるね。頑張ってきてね」
「あ、あの……♡」
内股をもじもじとさせ、顔を真っ赤にした小蒔はちらちらとリュウイチを伺い見る。わざとらしくリュウイチは小首を傾げて、
「どうしたんだい? 早くしないと授業に遅れてしまうよ」
「……っ、そ、その……こ、これを……っ♡
意を決した小蒔は、スカートの裾を摘み、ゆっくりとたくしあげる。恋人でもない相手の前で、女子としてあるまじき、恥ずべき行為に手を染める。一方のリュウイチは、小蒔の痴態をにやにやと嘲笑う。
スカートの下に、ショーツを履いてはいなかった。代わりに極太のバイブが秘所に突っ込まれ、それが低い唸り声をあげて震えている。顔を真っ赤にした小蒔が、
「こ、これを……っ♡ 外して、下さい……っ♡ じゅ、授業に、集中できなくてぇ……♡ そ、それに、い、いつ誰に見られるか……っ♡」
「でも俺、今日は一日それ付けて過ごせって命令したよね? 外したらあいつに全部バラすって言ったよね?」
「で、ですが……っ♡ も、もう耐えられないんです……っ♡ あ、あぁっ♡ じゅ、授業にも、集中できなくて……っ♡ 他の人にも、心配、されて……っ♡ あ♡ あぁっ♡」
「やれやれ、仕方ないなぁ」
わざとらしくリュウイチは肩をすくめると、小蒔の瞳をのぞき込むようにして、言った。
「俺に頼みごとをする時、どうすべきかは教えたよね?」
「……っ♡」
小蒔は下唇を噛み、逡巡を見せた後、こくりと頷く。そうしなくてはいけない事は、理解していた。理解していたからこそ、この流れに自分が持って行った事を、小蒔はまだ自覚していなかった。一度スカートを下ろすと、小蒔はリュウイチに一歩近づく。そしてむき出しになったままのペニスに、左手を添えた。
「せ、先生……」
「どうしたんだい、神代」
「こ、小蒔のお願い、聞いて下さい……♡」
腰をくねらせ、まるで娼婦のようにリュウイチへと媚びへつらう小蒔。
「代わりに、先生の、お、お、おちんぽ様を……♡ 私の、ど、どすけべ、お、おまんこに、挿入れて、お好きに使用して構いませんからぁっ♡」
「ふーん、さっきまで須賀がいたこの部屋で、犯されたいわけだ」
「っ、そ、それはぁっ♡」
京太郎の事を持ち出され、小蒔は動揺する。しかし、彼女の手はリュウイチのペニスから離れる気配はなかった。しかし、もじもじと躊躇い、目を伏せ、最終的に彼女は、
「は、はいぃ……♡」
と、か細い声ながらも、しっかりと頷いた。さらに、
「わ、私は……♡ 京太郎さんに、か、隠れて……♡ 京太郎さんを、裏切って……♡ せんせいと、エッチを、したいんです……♡ えっち、して下さいぃ……♡」
頼まれてもいないのに、リュウイチにすがりつく。リュウイチが喜ぶようにと、小蒔は無意識の内にそうしていた。順調に調教が進んでいる事に、リュウイチはほくそ笑む。
「しょうがない生徒だな」
「あ……ふぅうっ♡」
スカートの中に手を突っ込まれ、乱暴にバイブを引き抜かれる。開放感と喪失感により、小蒔はその場にへたり込みそうになる。だが、リュウイチに引き起こされ、デスクの上にお尻を乗せられる。行儀の悪い格好に恥ずかしがる小蒔だったが、リュウイチのイチモツを前に、それどころではなくなる。
「あ、あ、あっ♡ だ、だめ、あ、あぁあぁ~~~っ♡」
ずぶり、とすっかりバイブでほぐれていた秘所へと、一度射精したとは思えない程いきり立ったペニスが挿入される。体内を直接なぶられる快楽に、小蒔は口を開けて舌を突きだし、酔いしれる。
「こ、これぇっ♡ これぇっ♡ これ挿入れられると、だめぇっ♡ 小蒔、だめになりますぅっ♡」
「これ、じゃないでしょ?」
「お、おちんぽ様っ♡ リュウイチ先生のおちんぽ様っ♡ おちんぽ様にっ♡ 私っ♡ 逆らえないんですっ♡ 気持ち♡ 気持ちよすぎてっ♡ だめになるんですぅっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あぁんっ♡」
密室とは言え、ここは校内。なんとか小蒔は声を抑えようとするが、
「そぉらっ」
「んううっ? あぁーっ♡ あぁーっ♡ あぁーっ♡」
激しいリュウイチの腰突きに、すぐに蕩けてはしたない喘ぎ声を上げてしまう。防音措置が取られていなければ、声ははっきりと外に漏れ出ていただろう。しかしそれを知らない小蒔へと、リュウイチは言葉で責め立てる。
「おいおい、そんなでかい声出していたら、須賀が気付いてここに戻ってくるぞ? いいのか?」
「い、いけません、そ、それはぁっ♡ あぁっ♡ あぁっ♡」
「おいおい、須賀の名前出した瞬間締め付けが強くなったよ? あいつをネタにして楽しんでるの?」
「ち、違っ♡ 違いま、すっ♡ あぁっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ そこ、そこぉっ♡ おちんぽ様が、おちんぽ様が、私のだめなところ、突いてっ♡ 突いてますっ♡」
否定しようにも、嬌声がそれに勝る。この世のものとは思えない快楽に身を焦がされ、小蒔はただただリュウイチのものとして、彼のストロークに合わせて自分の腰もゆする。
「あぁっ せんせっ♡ せんせいっ♡ せんせぇいっ♡ 私もうだめですっ♡ せんせいっ♡ もうだめなんですぅっ♡」
「くくく、いいよ神代、好きなだけイって」
「せんせいもっ♡ せんせいも射精っ♡ 射精なされますかっ♡ 私の膣内にっ♡ 射精されますかっ」
「ああ、思い切りぶちまけてあげるよ」
「だめっ♡ だめなのにっ♡ 射精しちゃっ♡ だめなのにっ♡ お精子っ♡ だめなのにっ♡ 私の子宮っ♡ もう準備ができていますっ♡ せんせいのお精子っ♡ 受ける準備ができてしまっていますぅっ♡」
喘ぎに喘ぎ、自分でも何を口走っているか分からないまま、小蒔はリュウイチのペニスを膣で締め付ける。男から精を全て搾り取ろうとする彼女はさながら、幼さと妖艶さを同居させた、淫魔のようであった。
「射精すぞ、神代……!」
「せんせ、せんせ、せんせぇいぃっ♡ あっ、あっ、あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あぁあ~~~~~っ♡」
膣奥に、容赦なく精液が注がれる。その熱をもって、小蒔は圧倒的なまでの絶頂を迎える。妊娠への恐怖よりも、快楽が勝っていた。
「はぁーっ♡ はぁーっ♡ はぁーっ♡ はぁーっ♡」
「こういう時は、何て言うんだっけ?」
「あ、ありがとう、ございましたぁ……♡」
リュウイチに寄りかかりながら、礼を言う小蒔。次の授業の開始を告げるチャイムが、校内に鳴り響いた。
ある程度書き溜めているのでリクエスト反映は先になりそうです。