※この作品はR-18です。

Drug prize   作:o-fan

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男主人公(グラン)×ルリア&カタリナ

pixivに投稿しました同名タイトルの同一作品です。
既読の方はご注意ください。


Drug prize

「騎士道?」

 シェロカルテからの依頼で盗賊を捕縛し、その盗賊たちの倉庫を改めていたカタリナ、グラン、ルリア、ビィ。

 そんな場所で上記の疑問がグランからカタリナへと投げかけられ、カタリナは不思議そうな表情で声を上げた後、すぐに笑みを作り言葉を続けた。

「ふむ、いいだろう。君も最近はその騎士の格好がさまになってきているからな。形姿だけでなく、その心根も理解を深める段階というわけか」

 グランのいまの格好は絶対的な防御力と味方を庇う補助能力を持つジョブ、ホーリーセイバー。

 戦い方ももちろん、その身にあった信念や心得を理解するには、専任者に学ぶのが一番。ことホーリーセイバーのお手本といえば、ずっと身近で戦ってきたカタリナということだろう。

 カタリナとグランは倉庫の荷物を整理しつつ会話を続ける。

「そうだな。一般的な騎士道の事を言うなれば、剣術や馬術に秀でていることはもちろんだが、なによりもまずは高潔な精神を持ち合わせていなければならない」

「高潔な精神?」

 グランの横で荷物のメモを取っていたルリアが疑問の声を上げた。

「苦しんでいる人や困っている人を助けようという強い気持ちのことだ。例え自分がどんな状況にあろうとも、他者を想い、他者を慈しみ、他者の苦しみを理解して助けようとするもの。どんなに強い力を持っていても、その気持がなければ決して騎士とは言えない。逆に言えば、まだ力及ばずともその気を持ち、強くあろうとする者ならば、それは既に騎士の卵という事だな」

「なるほど……。それじゃあグランも、もう立派な騎士ですね! いつも私や皆の事を助けてくれるんですから」

「ふふ、ああそうだな。何、恥ずかしがることはないさ。騎士として一番大事な精神は、君は既に持ち合わせていると私も思っているよ。もちろん細かい事を言うなら儀礼や学ばなきゃいけない知識はたくさんある。その事を学びたいというなら、空いた時間にでも講義しよう」

 そう言うとカタリナは倉庫の荷物を持って外の運搬用の荷台へと運んでいく。少々言葉が弾んでおり、後ろ姿もどこか嬉しそうだった。

「カタリナ、グランが騎士道について興味を持ってくれて嬉しいみたい」

 ルリアは微笑みながらカタリナの後ろ姿を眺める。本来騎士とは仕えるべき主に尽すべきだが、カタリナは自分の正義を信じて帝国を裏切り、苦しんでいたルリアを救った。

 それもまた騎士道。いや、それこそが真実の騎士道であり、自分が目指す騎士道もそうでありたいとグランは言う。

「へへっ。お前も一丁前に言うようになったじゃねえか!」

「ふふ、その言葉、今度カタリナに伝えてあげて。きっとすっごく喜びますよ!」

 グランとルリアとビィは笑いあいながら倉庫の整理に戻る。

「凄い荷物ですね。この瓶に入っている液体、綺麗な色をしています」

「本当だな……。でも酒って感じじゃなさそうだぜ」

 梱包された透明の瓶を除くビィとルリア、シェロカルテから聞いた話では毒薬の類はないはずだが、慎重に取り扱ったほうがいいだろう。

 そうこうしているうちにカタリナが倉庫に戻ってくる。

「ルリアとビィ君はシェロカルテ殿から預かった帳簿を確認してくれ。グラン、君はそっちを運んでくれるか。こちらは私が整理しよう」

「わかったぜ!」

 グランとルリアとビィが協力しながら荷物をまとめていく。カタリナも荷物を持ちながらもグランを見つめて目を細める。

(大勢の人間をまとめるようになったが、増長することもない。ああいう実直さがあるから、人が絶えず集まってくるのだろうな)

 カタリナが微笑みをこぼしながら目の前の木箱をひょいと持ち上げて積み重ねる。中身は先ほどルリア達が眺めていた薬品のようだった。

「ルリア、ビィ君、中身がリストと違いがないか、確認してくれるか」

「はい、任せて下さい」

 ルリアとビィが木箱を開けて手に持っていたリストとにらめっこする。

 さて、とカタリナが次の積み重なった木箱に取り掛かろうとしたその時だった。

 ガタン! と大きな音と共に地面が揺れた。

「きゃあ!」

「ルリア!」

 カタリナは素早くルリアを抱きとめる。どうやら瞬間的な地震のようで、すぐに揺れも収まった。

 ルリアがカタリナを見上げて笑顔を向け、怪我がないことを伝える。

 だからカタリナも油断した。

 二人が立っていた場所、積み重なった木箱の影がゆっくりと大きくなっていく。

「危ねえ!」

 そうビィの怒号が聞こえた時には、カタリナとルリアは抱き合ったままグランの体の下にあった。

 舞い散る多くの埃と、木箱とガラスが割れる音。

 ルリアは怯えたようにきつく目を引き絞ったまま、カタリナはいち早く戸惑いから復帰して状況を確認した。

 荷物に押し潰されたわけではなく、あの一瞬でグランが二人を突き飛ばしながら庇って転がったようだった。

 すぐに立ち上がったグランだが、少しふらつきカタリナが慌てて肩を支える。

「おっおい! 怪我はないか!?」

 無事を言おうとしながらグランは頭に手を当てた。無我夢中でルリア達を庇ったために、そのまま木箱に頭をぶつけたのだろう。

「血が出てんじゃねえか!」

「そっそんな、私をかばって……!」

「二人共落ち着け。見せてみろ……。大丈夫。傷は浅い、すぐに治療しよう」

 カタリナは穏やかな表情をルリアに見せ、水の属性力を右手に収束させてグランの頭へ置く。ほどなく癒しの力がグランの傷を塞いだ。

「よし、もう大丈夫だ」

「おっし! ルリアもそんな泣きそうな顔するなって。こいつの傷はふさがったんだからさ」

「……うん。でも、ごめんなさい。私のせいで、グランが……」

「いやルリアが謝ることじゃない。すまない、私がいながらあまりに迂闊だった。君に助けられなければ、ルリアも私も大怪我をしていたかもしれない」

 そう神妙に言いながらも、カタリナは笑顔のままグランの頭をなでる。

「よく守ってくれた。先ほどの騎士道の話通り、君はもう立派な騎士の精神を持ち合わせていると私は想うよ。ただな、その、矛盾するようだが……」

 撫でていた手がグランの頬へと滑る。

「君もあまり自分の体を投げ出すようなことはしないでくれよ。君一人の体ではないのだから、特に、ルリアと君の場合は」

 グランもはっとして謝罪する。グランとルリアは魂を共有している故、グラン一人の無理無謀がルリアにも降りかかってしまうのだ。

 するとカタリナは少し慌てて言葉を続ける。

「ああすまん。君に謝らせたくて言ったわけじゃないんだ。ただ私達にとって、君もかけがいのない存在だということを……言いたくてな」

「カタリナ……」

 ルリアがきゅっと胸の前で手を握り、カタリナを嬉しそうな瞳で見つめる。グランはカタリナの言葉を誇大解釈したのか、少々落ち着きがなくなっている。

 嬉しくも気まずい雰囲気が流れる。そんな二人の様子に気づくと、カタリナは少し頬を赤くしながら咳払いを一つ。

「ごほん……。まあ、全員無事でよかった。しかし、これは……」

「うわあ、やべえなこれ……」

 カタリナが周囲を見渡し、ビィもそれに続いてため息をついた。

 倉庫の惨状はひどいものだった。辺り一面に液状の薬品が散乱し、奇妙な匂いが充満している。

「シェロカルテさんには、謝らなきゃいけませんね……」

「一応毒物ではないと言っていたが、換気したいところだな……」

「……あー!」

 ルリアの叫びにグランが振り返る。

「と、扉が……」

 倉庫の入り口は、崩れた木箱の山で埋まってしまっていた。相当な量で一筋縄ではいかないだろう。

 グランとカタリナが目を合わせて頷くと、「せーの」と声を合わせて扉の前の木箱をどかそうと試みる。

「待てグラン。やめよう。崩れてかえって危険だ」

 カタリナがそう判断すると、グランは倉庫の上方にある通気口を指さしてビィに伝えた。

「おう、分かったぜ! すぐに助けを呼んできてやるからな!」

 そう言ってビィは通気口を通って外に出ていった。付近にはまだ一緒に来た騎空団の仲間が警戒にあたっているはずだから、そう時間はかからないだろう。

「仕方ない、待つとするか。特に気持ち悪くなったりしてないか?」

 カタリナが周りへ問いかける。

「うん、大丈夫です」

 ルリアは落ち着いた表情でかわりない。

「そうか、よか……おいっ!? 大丈夫か!?」

 カタリナがグランを見て叫んだ。グランは急にうずくまり、紅潮した顔に苦しげな表情を浮かべている。

「あ……あれ、急に、わた……しも……」

「ルリア!?」

 ルリアが息を荒くしながら頬を赤くし、カタリナの肩を支えにする。

「くそっ! ルリアまで……一体なにが……!?」

 グランとルリアの病状、カタリナが思考を巡らしながら二人の体を調べようとする。

 まずはグランの鎧を解かなくてはならない。弱々しく抵抗するグランを無視し慣れた手つきで鎧を外していく。

 その過程で気づいてしまった。なぜグランがうずくまったのか、その股間の外衣を猛々しく盛り上げる怒張によって。

「ぶふぉ!? き、君! 一体なにをっ」

「グラ……ン……カタ……リナぁ……」

 ルリアもぺたんと床に座り込んでしまった。その体からは、メス特有の甘い香りが漂ってきている。

(これは……まさか、魅了の薬か……?)

 一部のモンスターや冒険者が使用する魅了の技。その類の薬が先ほどの薬品の正体だったとカタリナは予測した。

 しかしこれは非常にまずい。薬品は気化してこの倉庫内に充満しており、グランとルリアはもちろん、カタリナ自身もこのままでは魅了状態になってしまう。

(……う、私まで……!)

 そこまで考えた中で、カタリナはふとグランの顔を見ると心臓がドキンと跳ね上がった。体温があがり、正常な判断ができなくなっていくのがわかる。

(……だ、だめだ! ビィ君が仲間を呼んで来るまで耐えなければ!)

「あう……グランぅ……」

 そうカタリナが精神力を振り絞っているとき、ルリアは甘い声を出しながらグランにしだれかかる。肩をつかみ、グランの頬へと口をよせようとしている。

 グランも地面に膝と手をついてなんとか耐えているが、限界に近いのがわかった。既にグランの股間は外衣を突き破らんとするほどに天へと反り返っているのだ。

「ル、ルリアだめだっ。彼から、離れ……」

 カタリナがルリアの肩を掴み、なんとか引き剥がす。この空間で異性が触れ合っていたら取り返しのつかないことになる。

 そう判断したカタリナの行動だったのだが……

「だめ……カタリナっ……! グランが、グランが無理を……!」

「なに……グラン、なにを!?」

 グランは直ぐに外衣を脱ぐと、その股間のものを露出させる。ついに限界が来てしまったかとカタリナが舌打ちするが、グランの行動は予測の正反対にすっとんでいた。

 グランはすらりと自身の剣を鞘から抜き放つ。その先は、猛り狂った男の証。正気を失い二人に襲いかかるくらいなら、いっそ。

「くっ!!」

 カタリナがすぐさまグランに跳びかかり、グランの手を弾いて剣を取り上げた。

「なにを考えているんだ君は! そんなことをしたら!」

 カタリナの怒号にグランは反論する。二人を傷つける訳にはいかない。大切な二人をこんな形で。

「無理、しないで、ね? 私は、あなたなら……嬉しいよ」

 ルリアが優しい声を出しながら座り込んだグランの腕に抱きつく。その体は発情しながらも、心と表情は想いやりと優しさで満ちている。

 カタリナはルリアの意図にやっと気づいた。グランがああいう行動を取ることがわかっていたから、その葛藤と我慢をすぐに取り除こうとしていたのだろう。

「ルリア……。そうか、わかった。だが、ルリア一人では荷が重いだろう」

(私自身も、正直限界だったしな……)

 カタリナが自身の鎧を手早く脱いで下着だけになると、グランの体に寄り添う。グランが絶望の表情を浮かべると、ルリアが口を尖らせて文句を言う。

「むう……。そんな顔しないでください。こんな形になっちゃったけど、その相手があなたなのが、本当に嬉しいんです……」

 カタリナもグランの頬をなでながら微笑む。

「君の高潔さには頭がさがるよ。だが、少しは嬉しそうな顔をしてくれてもいいんじゃないか? その、私達にそういう魅力がないならば、しょうがないが……」

 グランは慌てて頭を振った。こんな美女と美少女に迫られて嬉しくないはずがない。だが大事に思っていた二人だからこそ、手を出す訳にはいかないと……。

「グラン……。んちゅ……」

 グランのその言葉で感極まったのか、ルリアは潤んだ瞳のまま愛おしげにグランの唇を吸った。

 唇だけが触れ合うだけの柔らかい口づけ。しかしルリアは右から体ごと抱きつきながら、湿り気を帯びた股をグランの太ももにこすりつける。

 その過程でルリアの太ももが固く反り立ったペニスをこすり、我慢汁がとめどなく溢れ始める。

(そ……そうだ。なにも本当に交わることはない。このまま……)

 二人の痴態に対し呆然としながら自分の性器へと指を伸ばして液を漏らしていたカタリナははっとして、左からグランに抱きつく。

 カタリナ自身も限界だった。魅了により発情し抑えきれなくなったこの体、平時であっても抱きつくことになんの嫌悪感もわかない相手であったことが幸いと思える。

「んちゅ……」

 カタリナがグランの頬に口付ける。ルリアも我慢できなくなってきたのか、股間を擦り付ける速度をどんどんはやめ、グランの口内から唾と舌を舐め吸い始める。

「んむちゅ……んん……んぶっ……」

(あっ……あ)

 ルリアとグランの舌は口の接合部が絶え間なく行き来し、止めどなく唾液が溢れながらくちゅくちゅとした音が止まらない。

 そんな二人を間近で見ていると、カタリナの最後の理性の防衛網が次々に引きちぎれていく。

「ちゅ……、わっ……わたしも……」 

 カタリナがグランの頬から唇を離し、グランへ舌を軽く突き出しながら懇願する。

「んちゅ……、ふふ」

 ルリアは満足そうにキスを終えて唇を離すと、今まで見たことのないカタリナの痴態を満足そうに眺めた。

「ほら、カタリナも一緒に……ひゃん!?」

 そうルリアが声を上げたのは、グランがルリアの濡れそぼったクレバスを指でゆっくりとなでたからだった。

「あっ、だっだめ、そこ、あっ」

「あっんむ!?」

 ルリアの嬌声を尻目にグランはカタリナの唇を吸う。カタリナも我慢の限界だったのか、グランの左腕をかきだきたわわな胸で挟み込むと、そのままグランの手のひらをパンツに突き込んで自分の秘部へと導いた。

「あふっ、んちゅうう、じゅるる、あんんっちゅ」

 カタリナが息づきを忘れるほど激しく舌を絡ませながら、グランが秘部に指を突き入れるたびに小刻みに震えた。

 グランはカタリナへ深いキスと指の愛撫を続けながら、右手でルリアの秘部に浅く出し入れする。

「あんっだめっ、もう、お返しですぅんちゅ」

 ルリアはグランの耳たぶをしゃぶりながら、グランのペニスをつかむと、決して弱くない力でしごき出す。

 ルリアの手が擦れる程に亀頭から粘液が溢れ、快楽が湿り気を帯びて乗算されていく。

「んちゅ、カタリナぁ、一緒にぃ……!」

「んちゅう、んむ……あ、ああっ」

 グランのキスの愛撫ですっかり骨抜きになって溶けた表情をしていたカタリナが、かろうじて唇を離す。

「ちゅ……一緒に、だな」

「ええ、すっごい、気持ちよくなりましょう♪」

 カタリナが少しだけ恥ずかしそうに微笑みながらグランにちゅっとキスをし、ルリアはいたずらっ子のような笑みを浮かべながらグランのペニスをしごき続ける。

 そのペニスに今度はカタリナが手を伸ばし、ルリアの手と合わせて両側から包み込むと、二人息を合わせた用に上下運動を開始する。

 それと同時に、ルリアとカタリナ二人の唇がグランの唇へと突撃した。

「んちゅ、れろっんむう、ちゅぱ」

「あふっんんれろんんっちゅううじゅる」

 二人の唇と舌がグランの唇と舌を舐めしゃぶり、熱気に浮かされた吐息と粘液を作り続ける。

 グランも二人の刺激に負けじと秘部へとつき入れた指を激しく動かし、肉壁をグリグリと指でかいた。

「んふぅう!? あむっ負けまっせん♪ あむ、ちゅうう」

「んんっ!? ちゅうれろ、んんじゅるるる」

 その度に二人の女の腰がビクリと痙攣し、負けじとディープキスと手コキを激しくしていく。

 既にお互いの限界が近い。グランは二人の手コキに合わせるように腰を動かし、彼女らの手のひらが亀頭を擦るたびに意識が飛びそうになる。

 カタリナとルリアも同様だった。既に二人は軽い絶頂を繰り返し、無我夢中でグランの舌を吸いながら手を上下運動させていく。

 脳髄から心に至るまでピンク色にそまり、まだ自分が経験したことのない快楽の頂点への期待で体のいたるところから甘い液を分泌する。

「あむっちゅううっ! んん、んあっ! あぁんっちゅ」

「んちゅ、もうっ、これ以上はっ、ああっんむっちゅううっ」

 全員の快楽の沸点が共鳴するように、グランが限界を迎えると共に二人のスポットを抉り、カタリナとルリアは決壊すると同時に一気にグランのペニスを扱き上げて下ろした。

 ビクビクビクビクビクビク!!

「ふああぁん!」「くっんんああっ!」

 びゅるるるるる!! びゅるるるっ!

 カタリナとルリアの腰がガクガクと痙攣すると同時にグランの手が二人の雫で濡れ、カタリナとルリアが包みこんていた陰茎が塊のような精液を噴出する。

 三人は絶頂の間も陶酔した表情で唇と舌を絡め合わせ、グランが脱力して後ろに倒れるのをなんとかとどまる中、カタリナとルリアは抱きつきながら体を押し付ける。

「んちゅう……れろ、んちゅ」

 ルリアがついばむように唇を押し付け、グランの唇を舐めては舌を吸い上げる。

「んんっれろ……んんじゅるっんん」

 カタリナはグランの唇の間を舌で割って入って歯茎を舐めまわすと、ルリアと唇と舌を付け合いながらグランの舌をなめしゃぶる。

 絶頂が収まるにつれ、新たな快楽を求めて三人のキスは水音を立て続ける。

「んちゅ、カタリナ、私……」

「ん……、ああ、最初はルリアがすべきだ」

 心も体も色に溺れきっていながら、優しげな表情でカタリナはルリアをグランの正面へと導く。

 ルリアは自らの秘部に軽くくちゅりと指を差し込みながら、グランの顔を正面に見据えてグランの首に片手を回していく。

 本当に、いいのか。そんなグランの感情が瞳の奥、そして魂から伝わってくる。ルリアは天使のような微笑みをしながら、

「……いいんです。私、あなたとこうなれて本当に嬉しい。だから……」

 我慢、しないで……と口づけしながら腰を下ろして意思を伝えた。

 ………びくっ!

「ふぁんっ!?」

 徐々にではなく一気にグランの陰茎はルリアの秘部を貫き、そのあまりにきつい肉壷と強すぎる快楽のせいでグランの腰がはねて、ルリアの子宮まで一気に押し上げる。

「ふたりとも、力を抜いて……」

 カタリナが自身の秘部を指でなぐさめつつ、ルリアとグランに優しく語りかけながら二人の頬に順に口付ける。

「あっ……」

 そのおかげでグランは少し落ち着きを取り戻し、ルリアの背中を撫でながら痛くないかと気遣う。ルリアもそのおかげで虚空を向いていた瞳をグランに戻す。

「だい……じょうぶ、です。痛みもだいぶ……。だから……」

 グランが頷く。ルリアの体を優しく抱きしめながら耳に軽くキスをし、緩やかに突き上げ始める。

 ぐちゅっぐちゅっぐちゅっぐちゅっぐちゅっぐちゅっ

「あっ、あっ、ぁあん、あっすきぃ、あっん」

 薬のせいか、痛みはまたたくまに消え去りグランの抉りに促されるままソプラノの淫声を響かせる。グランの突き上げに答えるように腰をよじり、二人が求める悦楽にアクセントを加える。

「んっふっ……ちゅっ、はぁ、はぁ」

(わた……しも……!)

 カタリナはたまらなかった。命よりも大事な二人が、自身が手を寄せる中で快楽に溺れている。ルリアのなんて溶けた表情か。はやく、はやく、私のこの女の園にグランのものを、ほしい、ほしいぃ!

 カタリナは自身の指で秘部から蜜をはじけさせながら、グランの頬に吸い付くようにキスをしてしなだれかかる。

「あっ、あ、わたっしぃ、もう」

 ルリアのその声でグランの陰茎が激しく圧力を加えられ、ルリアの愛液で滑る速度が増していく。二人が体がこすれあうたびに汗が舞い、ルリアが今まで経験したことがない快楽によって、救いを求めるようにグランの口に舌をつき入れた。

 グランがそれに応えてルリアの舌を吸い上げて甘咬みし、ルリアの最奥を抉りように強く突き出す。

 ビクビクッ! ビクンッ!

「んむうぅぅぅぅううう!!」

 ルリアがグランの口の中で嬌声を上げ、秘部から液をまき散らしながらグランの精液を求めるように膣で絞り上げる。

 びゅるるるる!! びゅるるるる!! びゅるるるるっ!!

 グランが一瞬目を見開き、ルリアと上も下も深くつながったまま荒く息を吐く。その度にグランとルリアの接合部から唾液が溢れでて二人の顎を伝い、性器の接合部からはルリアの子宮に入りきらなかった精液が溢れ出る。

「んっ、ふっ、すまない、すまない、はやく、わたしも」

 カタリナが自身の秘部を指で激しく愛撫しながら、射出の余韻に浸るグランに甘くありながらも切羽詰まった声で懇願する。既に二人の交合にあてられて軽い気を何度もやってしまっていたが、男根のえぐるような感覚には遠く及ばない。

「んあっ……」

 いまだ呆けてしまっているルリアの口からちゅるりと間を開けて、既に硬度を取り戻している怒張をルリアの秘部から引き抜く。

 そのまま未だピクピクと痙攣しているルリアを横たえさせている間に、カタリナは自身の股を大きく広げて蜜が溢れる秘部を晒し、グランに何度目かわからない懇願をする。

「はやくっ、君のそれで、私の中をっ、んっ貫いてくれっ」

 普段の彼女からはありえない動作、言葉、表情。薬がそうさせているといえばそうだが、その相手が今まで苦楽を共にしてきた尊い存在とあればこそ、恥も外聞もなく彼女はこんなことができた。

「あっ……んちゅ……」

 カタリナの顎を軽く持ち上げてキスをしたあと、もう手慣れたようにカタリナの秘部の入り口へ自身のものをあてがう。

 カタリナはその間に彼の腰に足を回し、次いで首に手を回して深く深く口付ける。グランとカタリナの唇が開くと、相求めるように舌が二人の唇の接合部で交じり合い水音と雫をまき散らす。

 そしてあてがわれた秘部に亀頭だけを沈み込ませると、亀頭を包み込む肉壁の感触に暴発しないようになんとか丹田に力をこめながら、一気にカタリナの奥底まで貫いた。

「おぶぅうっ!?」

 カタリナが目を見開きながらグランの口内へ舌を伸ばす。グランの一息の貫きで体が跳ね上がり、つま先が伸びてぴくぴくと痙攣している。

 ルリアとグランの交合を間近で見ていた間ずっと刺激していた自身の秘部、加算されてきた想像以上の快楽が一気に今カタリナに押し寄せ、まだ始まったばかりの時点で潮を吹き出してグランの股を濡らした。

 しかしグランは止まらない、ルリアときつく必死に求めてくるような膣とはまた趣が違い、カタリナは抱擁するように甘く、しかししっかりとグランのものを刺激してくる。

 既に二度達していることで少し耐性ができたこと、さらにいつもは冷静かつ高潔な彼女の淫靡なる姿に精力が全回復し、カタリナの腰をしっかりと支えながら容赦なくえぐっていく。

バチュンッ! バチュンッ! バチュンッ! バチュンッ!

「んっぐ……んむー、ん、ん、ん、んー……」

 カタリナは薄く溶けた表情をして体を歓喜に震えさせながら、絶頂に浸っている間もなく容赦なくグランに追い打ちをかけられる。

 許容できないまま上積みされていく快楽に思考が追いつかず、ただただ光が弾けるような光景を見ながらグランの唾液を吸い続け、次第に足や手から力が抜けていきグランの股へ液を漏らし続けた。

 グランに快楽を与えるためだけに存在する肉壷と化しながらも、カタリナの日々鍛錬していた筋肉によって腔内はしきりに震えて陰茎を締め付ける。

 グランはカタリナの口内から舌を引き抜き、カタリナの首筋を吸って赤い跡を残しながら、自身の胸板に押し付けられるカタリナの双丘の片方を揉みしだき、ピンク色の頂点をくりくりと指の腹で撫でる。

「あっあっいぎっひぃああ」

 そのたびにカタリナはぴくんぴくんと震えて、グランの陰茎を包む刺激にアクセントを加える。

もうグランも我慢の限界だった。カタリナの女としての魅力を存分に味わいながら、腰の速度を早めて精液がせり上がってくるのを感じると、カタリナの尻をきつく引き寄せながら、子宮を深く深く突き上げた。

 びゅるるるるっびゅるるるる!!!

「ふあああああああっ!! あっ……ああっ……」

 ぷしゃあああ…………ちょろろろろ………。

 カタリナがうつろな表情のまま膣から止めどなく液を噴出する。そんな中でもグランは二度三度腰を震えさせ、最後の一滴までカタリナの最奥へ注ぎ込むと、さすがに疲れが出たのかカタリナから引き抜いてそのまま後ろにへたり込んだ。

 グランのものも小康状態であり、荒い息を整えながら目を瞑る。しかし、すぐに自身のものを刺激する感触に目を見開く。

「えへへ……。まだ、できますよね……? あむっ」

 ルリアが好色な顔を隠そうともせずグランの陰茎に頬ずりをし、桜色の唇で亀頭を包み込む。

「んちゅ、ちゅ、ちゅうううう、ちゅるるる」

 裏筋を舌でさすりながら、鈴口を中心に尿道に残った精液を吸い上げんと断続的に吸引する。グランは声を上げながらルリアの頭に手を伸ばしてのせるだけ。

「あむっれろ……んちゅ、また、元気にしてあげますね、んちゅ、じゅるるる」

 ルリアは口を離して手で軽くしごいたあと、少し硬度を取り戻した陰茎を今度は深く口内へと導く。

 その刺激にグランが浸っていると、今度は玉が吸われるように包まれながら刺激を受ける。カタリナがルリアの頭の下でグランの玉を口内でなめ上げながら唇だけで甘咬みしていた。

「んむ……。さっきは、はぁ本当に死ぬかと思ったぞ。あれだけいじめてくれたのだから、今度はこっちの番だな」

「じゅる。ふふっ、一緒に気持よくしてあげますねぇ♪」

 ルリアとカタリナが嗜虐の笑みをグランに向けながら、グランの棒へ舌を這わせ始める。ルリアは右、カタリナは左からねっとりと下から上へ舐めあげ、亀頭に至ると鈴口を取り合うように唇を付け合って吸い始める。さらにルリアとカタリナの指が玉をもみしだき、まだかまだかと精液の分泌を急がせる。

 カタリナが鈴口をルリアに譲ると、ルリアは鈴口だけをついばむように唇で包みストローのように吸い続けながら舌先でくりくりと刺激する。

 カタリナはその間に陰茎の側面を唇で横笛のように包むと、舌を這わせながら上下に動いてしごく。その快楽で亀頭がぷっくりと膨らみ始め、ルリアとカタリナの喜びに満ちた視線を浴びながら、グランはルリアの口内へ存分に発射した。

 びゅるるるるびゅるるる!!

「んむちゅうううう!!!」

 ルリアが射精に合わせて亀頭を口内で包み込み一気に吸い上げる。腰が抜けるような射出の快楽の中、カタリナが玉を揉みしだきながら棒の側面を舌で弱くない力で上下へと刺激してさらなる射精を促す。

 びゅるるるるっびゅるるるる………。

「んちゅうううう! ぷはっ、はいっカタリナ♪」

「ありがとう、あむっ、ちゅうううう」

 二人は笑顔で射出口の吸引を交代し、ルリアは玉を舐めしゃぶり、カタリナは亀頭だけを唇で包み込むと今度は手でしごいて射精を終わらせない。

 びゅるるる……びゅるるる………びゅるる……

(ふふ……)

 カタリナの指がグランの玉のさらなる下へと伸びて、極部を中指でつらぬいて前立腺を刺激する。

 グランの腰が跳ね上がろうとするがカタリナは陰茎をさすっていた手を離しそのままグランの腰を押さえつけ、陰茎を全て口内に導き喉奥でさらに締め上げた。

 びゅるるるるっびゅるるるっびゅるるる………

 射精の勢いが復活し、グランは完全に虚空を見つめながら終わらない快楽に浸る。カタリナが口内全てで陰茎を吸い続け、ルリアが自身の秘部を慰めながら玉を舐めしゃぶり続ける。

 数時間にも思えた射精は実際は数秒だったろうが、カタリナが勢いと硬度をなくした陰茎をやっと口から解放すると、今度はルリアが待ってましたといわんばかりに吸い付いて唇と喉でこすり上げるように上下運動を開始する。薬の効果はまだまだきれない、グランの呆けた頭を無視してすぐに陰茎に血液が溜まり始める。

「ぷはっ……グラン」

「ふふ……」

 ルリアが口を離すと、ルリアとカタリナが抱き合いながらグランの前で重なって寝そべる。カタリナが下、ルリアが上、二人共止めどなく蜜を溢れさせる秘部をグランに見せつけ、情欲にまみれた表情、かつ甘い猫撫で声でグランを誘った。

「もっと、してくれますか……?」

「君なら、できるだろう……?」

 グランの頭の中で、なにかがはじけた。すぐさまカタリナの腰を掴みルリアの太ももを腕で固定すると、二人の秘部の間にまったく変わらぬ硬度で陰茎を差し込んだ。

「あぁん♪」

「んあっ」

 既に液まみれの互いの体、陰茎と二人のクリトリスが擦れあい、挿入とはまた違った刺激にグランの腰が激しく前後する。

「ふああ、んちゅ、カタリナぁ」

「ルリアっんちゅ、れろ」

 ルリアとカタリナが舌を絡め合いながら、秘部から与えられるグランの刺激に浸る。陰茎は二人の秘部の間だけでなく、ルリアの秘部、カタリナの秘部と激しく挿入と前後を不規則に繰り返し、その度にルリアとカタリナの甘い嬌声が響き渡る。

 ぐちゅっぐちゅっぐちゅっぐちゅっぐちゅっぐちゅっ……

「あふ、あぁんっちゅう、もう、あっみんなで、一緒にぃ!」

「くっあ、んちゅ、ああぁ!」

 体は行為を重ねる度に敏感になっていき、二人の膣から、グランの陰茎からとめどなく液が噴出する。

 止めといわんばかりにグランは二人の秘部の間を激しく前後し、最後に深くつき入れて絶頂に達した。

 びゅるるるる!! びゅるるるるる!! びゅるるるるる!!

「ふああぁあんっ!!」

「んあああっ!」

 ビクビクビクビクッ! プシャアアアァ……チョロロロ………。 

 ルリアとカタリナの顔に白濁液が舞い散ると同時に、ルリアとカタリナは愛液を存分にグランへと撒き散らす。

 グランは震える腰を無視してルリアの腔内へ挿入して子宮を白く染め上げる。

「あっ……グランの、中に、いっぱい……♪」

 ルリアが歓喜に震えるのを見届けると、グランは射精が収まらぬまま今度はカタリナへと挿入して再び最奥まで白く染める。

「んあっ……ふふっ、嬉しいよ……」

 陰茎がびくりびくりと震えて最後の一滴まで射出すると、グランは引き抜いた後今度こそ精も根も尽き果て、二人の横へと倒れるように寝そべった。

 荒い息で目を腕で覆っていると、両サイドから温かい肉の感触。

「ふふ……すっごく、気持よかったです……」

「そ……そうだな……」

 さすがの二人も限界だったのか、ルリアはグランの腕を抱きしめながら満足そうな顔で頬ずりし、カタリナは今になって恥ずかしくなったのか赤い顔をしながら体を寄せる。

「……すまない。本来保護者であるべき私が、こんな……」

 徐々に薬が引いてくると同時に、カタリナの心に罪悪感が灯り始める。カタリナはグランの肩で表情を隠すが、すぐにルリアが声を上げた。

「そんなっ! カタリナは全然悪くないし、グランだって……。こんな状況になるなんて誰も想像できなかったんだから、おあいこです」

「だ……だとしてもだな……」

 グランがカタリナに、カタリナが相手で嬉しかったと告げる。

「き……君って奴は……。だ、だが、本来こういうことは愛しあう二人がだな……」

 カタリナが今度は喜びを交えながら狼狽すると、ルリアがこれ名案と言わんばかりに嬉しそうに声を上げた。

「そうですよ! とある国では複数の妻を持つこともあるって、カタリナが昔教えてくれたでしょ。グランには私とカタリナ、二人共奥さんにしてもらいましょう!」

「おっ奥さん!? ル、ルリア……、それは必ず世継ぎの子を作る必要があったり、政略結婚といった事情がある王族や貴族の話でだな……」

 カタリナがごにょごにょと言葉をしぼませる。ルリアはあと一息と感じ取った。

「……カタリナは、私と一緒にグランと家族になるの、いやなの……?」

「いや、そういう訳じゃなくてだなっ!? その、今回は薬の影響もあったわけだし、そんないきなり言われても……」

「……」

 ルリアとグランの不安そうな視線が突き刺さる。カタリナは一瞬狼狽した後一度ため息をつくと、様々な葛藤の末全てをあきらめて受け入れた。

「……わかったよルリア、そんな悲しい顔をしないでくれ。その、君もな。私も、なんだ、こういうことがあって二人が相手だったのは、あー……不幸中の幸いというか」

 カタリナは一度言葉を止め、赤い顔をしながらも二人に顔を向けた。

「……うん、嬉しかった、部分もある。保護者失格も甚だしいのだが……二人じゃなかったら、私自身かなり精神的なショックを受けていたと思う」

「カタリナあ!」

「うお、る、ルリア……。まったく、受け入れるしかないか……」

 高潔さもなにもあったものじゃないなというカタリナの呟きには、グランも苦笑するしかない。ただこの二人はどんなことがあっても守りぬくと、改めて魂に誓う。

 ルリアがグランの体に半ば乗っかりながらカタリナを抱き寄せる。自然、グランを中心に三人が抱きあう形になる。

「えへへー。グラン大好き! ほら、カタリナも!」

「ええ!? あ、いや私は……あーそんな顔をするな。……こんな形になってしまったが、まあ、これからもよろしくな……」

 言葉を濁すカタリナにルリアが口を尖らす。

「カタリナー」

「……うう、わかったよ。グラン、その、私も、君のことが……」

 さすがに恥ずかしくなったのか、カタリナはグランの耳元に口をよせ、

「……好きだ」

 と一言囁いた。ルリアが嬉しそうな顔をしてカタリナの頬にキスをし、そしてグランの唇に口付ける。

 浅く舌を出しあいながら唾液を交換し、そのままグランとルリア二人流し目でカタリナを見つめる。

 カタリナは呆然としながら顔をゆでダコのようにするも、一度下をむいて息をつき、恥ずかしげながらも二人の口に口を寄せる。

 三人が舌と唇を付け合いながら唾液を交換し、体を寄せあって甘い音を出し続ける。

 幸せな感情に浸りながら、ここがどこかをビィの叫び声で思い出した。

 

「おーい! 助けを呼んできたぜ! よし、この扉ごと荷物をぶっとばしてくれ!」

 助けに来たのは……?

 

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