「ん・・・・・んちゅ」
ある日の朝、心地よい快楽を感じ、目を覚ました命は一糸纏わぬ状態で、自身の分身に舌を這わせて奉仕する耀の姿を捉えた。
「んん・・・・・あ、起きたんだね命」
命が起きたことに気がついた耀は、顔を上げて微笑みを浮かべながら言う。ただ、その手は剛直を上下にしごいて奉仕しているが。
「耀・・・・・・これは一体どういうことだ?説明してくれ」
命は今起きている状況の説明を耀に求める。普通ならばもっと慌てふためくはずなのだが・・・・・命は自分でも不思議なくらい平静を保っていた。
「見てのとおり。命に奉仕してる」
「それはわかるが・・・・・俺が聞きたいのはどうしてそんなことをしているかだ」
「したかったから」
「それじゃあ答えにならないだろ・・・・・・理由を聞かせてくれ」
望んだ答えが帰ってこなかったことに呆れながらも、命は再び聞き返す。
「・・・・・・見たから」
「見た?何をだ?」
「前に命が黒ウサギとしてたところ」
耀はニッコリと満面の笑顔を浮かべながら言う。ただ、命は耀の目はどこか虚ろになっていることに気がついていた。
「・・・・・・それがこの状況となんの関係がある?」
「単純だよ。私も命にして欲しい。黒ウサギと同じことを」
そう言うやいなや、耀は命の身体を跨ぐように膝立ちし、命に見せびらかすように自身の秘部を開いて見せた。
「見てよ命。私のここ命のを奉仕したせいでこんなに濡れちゃったんだよ」
耀の言うとおり、秘部はじっとりと湿り気を帯びていた。それだけではなく、秘部は物欲しそうにパクパクと開いたり閉じたりを繰り返しており、陰核はぷっくりと膨らんでいる。
「ねえ命・・・・・・ここに命の頂戴?私もう我慢できない・・・・・命のが欲しくて欲しくて堪らなくて疼いてるの。身体もすごく熱くて・・・・・・お願い命」
耀は命の胸板に縋るように頰擦りする。もはや耀の頭は命に抱かれることしか考えることができなくなってしまう。
「・・・・・・いいのか?」
「うん。黒ウサギにしたように・・・・・ううん。もっと激しく私を犯して。私に命を刻み込んで。私を・・・・ミコトダケノモノニシテ?」
狂気じみた笑みを浮かべて懇願する耀。
その時命は察してしまった・・・・・・・耀も自分と同じように壊れてしまっているのだと。そして・・・・・・・壊してしまったのは自分なのだと。
だからこそ・・・・・・命のすることは一つしかなかった。
「わかった。だったら望み通り・・・・・・犯してやるよ」
命は耀を押し倒し、秘部に自身の剛直をあてがう。
「遠慮なんていらないから。痛くしてもいいから・・・・・思い切り犯して?」
「言われなくても・・・・・・そのつもりだ!」
「ひぐっ!?」
遠慮なしに、命の剛直は一気に膣の最奥まで貫かれた。秘部からは純潔の証の赤い血がツーと垂れる。
「あ・・・・アァ・・・・アハハハハハハハハ!!やった・・・・・命と一つに・・・・・・一つになれた!」
処女膜を貫かれたことによる激痛が襲うが耀にとってそんなのどうでもいい些細なことであった。
愛しい命と一つになれた・・・・・・その幸福から耀は涙を流しながら狂ったように笑い声を上げる。
「・・・・・・覚悟しろ。加減しないから」
「ひぃぃっ!!」
命は耀に強く腰を打ち付け、剛直を抜き差しはじめる。すでに湿り気は十分すぎるほどに帯びているから動きはスムーズだ。
「うぐっ・・・・・・・うっ・・・・・・あんっ!」
何度も何度も何度も剛直を打ち付けられていくうちに、耀の反応が次第に変化し始めた。
初めは苦痛に耐えるかのように歯を噛み締めていたが、少しずつ感じ始めた快楽によって悲鳴は嬌声にさし変わりつつある。
「あああっ!いいっ・・・・・・気持ちいいよ命!もっと突いて!もっと突いてェェェェ!!」
命の首に手をまわして抱きつきながら、耀はもっともっとと懇願する。快楽を貪るために・・・・・命という存在を己の中心に刻み込みために。
「耀・・・・・耀!」
命は左手で耀の控えめな乳房を揉みしだき、右手でその頂の蕾を指でつまむ。その蕾も、真っ赤に充血してコリコリと固くなっている。
「胸は・・・・んんんっ・・・・ダメっ!私小さ・・・・・・あああっ!!」
胸を弄られるのは嫌なようで抗議しようとする耀だが、命はそんなものに耳を貸そうとしない。ひたすらに耀の胸も犯し尽くす。
「ああっ・・・・じゅごいよぁ。命の・・・・んあっ!にゃんども私のぉぉ!こわ・・・・こわれりゅっ!!」
ついにはまともに喋れなくなってしまうほどに滑舌を乱してしまう耀。
すでにもたらされる快楽によって頭は真っ白になってしまっており、何度も何度も絶頂してしまっている。
「壊れる?・・・・・・・もう壊れてるんだよ。耀も・・・・・・俺も!」
「ひゃあぁぁぁぁっ!!」
命は打ち付けるスピードをさらに早める。それに伴い、耀の絶頂の感覚もどんどん短くなっていく。
「耀・・・・・受け止めろ!俺の全部・・・・・・受け止めてくれ!」
「あっ・・・・・んあああっ!!」
命の言葉に返事を返す余裕さえ、すでに耀にはない。
ただその代わりに、決して解けぬようにと首に回していた手に力を込め、足も命の体をガッチリ掴んでホールドする。
そして・・・・・・その時が訪れる。ラストスパートとばかりに打ち付けるスピードを上げ、そして・・・・
「耀・・・・・耀っ!!」
「ひあああぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
命と耀は、同時に絶頂へと上り詰めた。
「・・・・・耀」
「み・・・・・こと」
命は汗が伝う耀の頬に、そっと手を置く。くり返しもたらされた絶頂によってすでに動けないほどに消耗してしまった耀はそんな命の目を見つめた。儚げに・・・・・哀しく煌くその淡い黄金の双眼を。
「命・・・・・これから命が誰を愛しても・・・・・・誰を抱いても私はかまわないから。だから・・・・・・・お願い。一番じゃなくてもいいから私のことも愛して。私のことも・・・・・・抱いて」
光の灯らぬその目で、命を真っ直ぐに見据えながら耀は言う。
「ああ・・・・・約束するよ耀」
命は耀の身体を強く抱きしめながら返事を返した。
寄り添いあう『壊』れた二人
治す術などありはしないが・・・・・・それも一つの愛の形