※この作品はR-18です。

対魔忍アサギ 苦労人奮闘記   作:HK416

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ばんがいへん! えろ!
『正義の剣客、R子ちゃんの牝堕ち快楽日記』


 

 

 

 

 正義の剣客、R子ちゃんの牝堕ち快楽日記♪

 

 初めまして。正義の剣客ことR子です。

 これは私、R子が、愛しい男にしてご主人様である■■■に愛されて、剣客からご主人様好みの牝女になっていく牝堕ち日記です。

 肉便器にされて恥知らずに悦び、メス豚扱いされて思い切り喘ぎ、恋人みたいに愛されて赤面するほど蕩け、夫婦のようにしつこぉく種付けされてしまいます♡

 

 では、牝女R子の淫らな姿をお楽しみ下さい♡

 

 

 

 

 

 …………こんなことをする意味があるのか?

 貴方の趣味嗜好はよく分からないぞ、全く。

 

 何? それでも媚び媚びの笑みと声だった、だと?

 

 う、うぅ、五月蝿い! そ、それは、仕方がないだろう! どれだけ貴方に調教されたと思っているんだ!

 

 全くもう! 本当に貴方と来たら――――あぁん♡

 

 こ、こら! 尻を撫でるな! 胸を揉むなぁ!

 そうやって何時も何時も誤魔化して! こ、今回ばかりは、んんんんっ♡

 

 や、やめっ♡ だ、ダメだ♡ これ以上されたら、私はぁ――――――

 

 

 

 

 

―――――

――――

―――

――

 

 

 

 

 

「――――ふふっ♪」

 

 

 五車町の外れにある一軒家。弐曲輪 虎太郎の城。

 無駄な努力で風呂だけは力の入った平凡な木造平屋建ての廊下を、一人の少女が歩いていた。

 

 彼女の名は秋山 凜子。斬鬼の対魔忍として多くの闇の住人達に恐れられる稀代の剣士。

 同時に多くの苦難を越えて、遂には想い人と結ばれた恋乙女でもある。尤も、世間一般で言うところのそれとは大きく異なっているのであるが、当人や周囲は気にしていない。

 

 凜子は誰が見ても一目で分かるほどにご機嫌のようだ。

 普段の彼女はまさに才色兼備にして冷静沈着。五車学園お姉様になって欲しい上級生ランキング堂々第一位と、女子生徒から人気がある。

 また氷の彫像を思わせる、愛らしさよりも美しさが目を引く美貌と引き締まりながらも肉付きの良い身体付きから男子生徒からの人気も高い。

 

 いつもは引き締まった表情で凛々しい印象を受けるが、今日は違っていた。

 凜子の顔には花の咲いたかのような笑みが刻まれている。年相応の少女の笑みだ。

 決して感情を表に出さないタイプの人間ではないのだが、此処までストレートに感情を表現するのは珍しい。

 

 凜子が何故、スキップをしてしまいそうなほど歓びに満ち溢れているのか。事の発端は、一週間前に遡る。

 

 腕利きではあるものの性格に難のある曲者揃いの対魔忍であっても、認めざるを得ない実力者にしてアサギの右腕、八津 九郎。

 海外で諸外国、闇の勢力への牽制と情報収集などの任務についている彼から、虎太郎に対して任務の補助を求める要請が入ったのである。 

 

 凜子と同じく、彼の女であるゆきかぜ、凜花、ワイトも任務の詳しい内容は知らないが、九郎、虎太郎ともに対魔忍において頂点の一人。

 まして出発前の虎太郎の取り乱しよう――毎度のことではあるが――と来たら、目も当てられない様だったことを考えれば、相当な厄介事であったのだろう。

 

 虎太郎の手助けをしてやりたかったものの、四人には独断、独自で動く裁量は与えられておらず、泣く泣く彼の帰りを待つしかない。

 そして、虎太郎は号泣しながら学園を飛び出していった。

 

 それからの一週間、四人は想い人の安心無事を願いながら、寂しさと共にそれぞれの生活を送っていった。

 

 愛した男が傍らにいない寂しさを紛らわせようとゆきかぜが提案したのは、凜子の家でのお泊まり会という名の女子会。

 特に任務も予定もなかった残りの三人は快諾し、集合という流れとなった。

 

 折しもその晩、虎太郎は任務から帰還した。

 朗報を伝えたのは同じ屋根の下で暮らしているワイトであったのだが、彼女の言葉に三人は大きく溜め息を吐いた。

 

 ――――曰く、旦那様、生ける屍みたいだったわ。

 

 当人にそのようなつもりはなかったのだろうが、死霊騎士として本物の死体を、本物の生ける屍にしてきた彼女が言うと洒落になっていない。

 そこで四人があーでもないこーでもないと話し合った結果、明日は虎太郎の労いをしようということになった。

 

 疲れきった彼を癒やし、甲斐甲斐しく世話を焼く。

 彼の(もの)となった身として、これほどの歓びは他にはなく、虎太郎も家事から完全に開放され、のべんだらりと一日を過ごせるのであれば、正にwin-winの関係と言えよう。

 

 しかし、全員が一度に押しかけても逆に疲れさせてしまう、と危惧した四人は、明日の世話焼き役を決めに掛かった。

 

 正に壮絶な死闘であった。

 実に長く苦しい一時間。己の歓びと願いをかけたあっちむいてホイ勝負を制したのが凜子だ。

 初めに敗退したゆきかぜは膝から崩れ落ち、次に破れたワイトは涙を流し、最後まで残った凜花は敗北した不甲斐なさに床を殴り、凜子は勝利の雄叫びとガッツポーズを取った。

 元々、自分よりも他人の世話を焼きたがる凜子のこと、この喜びようも無理からぬことだった。

 

 

「さて、と――――失礼するぞ」

 

 

 ノックと共に、虎太郎の寝室へと凜子は足を踏み入れた。

 何度となく入ったことがあり、何度となく与えられる女の幸せと快楽に咽び泣き、何度となく絶頂の余韻と気だるさと共に朝を迎えた部屋である。

 

 相変わらず、寝室には生活感というものが欠如していた。

 置いてある家具は必要最低限。雑貨もなければ、ゴミ一つない。

 これではどれだけ調べたとしても、どのような人物が、どのような生活を送っていたのか、想像すら出来ないだろう。

 唯一分かるのは、此処の主がこの家に一切の愛着を持たず、何時でも捨てられる仮宿としてしか使用してこなかったことだけだ。

 

 そして、数少ない家具の一つ――ベッドの上では主である弐曲輪 虎太郎が白目を向いて干乾びていた。

 

 いや、実際に干乾びているわけではないのだが、一瞬、空目をしてしまうほどに彼は疲れ果てていたのだ。

 思わず、凜子は悲鳴を上げて駆け寄りそうになったが、枕の下でもぞもぞと動いている手が武器を握っていると伝えてきており、何時もの事か、と安堵した。

 

 

「ぅ……凜子、今日は……今日だけは、勘弁してくれ……」

 

「貴方がどのような任務を熟してきたのかは知らないし、疲れ果てているのは察するが、私達は職業柄、生活習慣が狂いやすい。無理をしてでも立て直さなければな」

 

「もう……無理……一週間くらい、寝て過ごしたい……いや……いっそ……殺してぇ……」

 

 

 うつ伏せの状態になって枕に顔を埋めた虎太郎が、それこそ今にも死んでしまいそうな声で、今日ばかりは放って置いてくれ、と本気で懇願してきた。

 掛け布団の下でモゾモゾと手足を動かしている様は、地面に落ちて死にかけている蝉のようだ。

 

 余程に辛い任務だったのだろう。

 対魔忍の中でも頂点の一人である九郎が直々に虎太郎を指名してきたのだ。その難易度たるや凜子の想像を絶する。

 そして、誰かへの恨み言を吐かない辺り、今回ばかりは誰が悪いわけではなく、本当に仕方のない事態だったに違いない。

 

 だが、凜子としても引く訳には行かなかった。

 ワイトが自宅へ来た時間から逆算して、睡眠は十分に取っている。

 人体の特性として、寝溜めなど出来はしない。これ以上、ベッドで横になって眠り続けるのは逆に非健康的。

 此処は多少無理をしてでも狂った体内時計を戻し、体力を回復させる方がいい。

 

 

「残念だ。折角、良いサンマが手に入ったのだが……」

 

「バカヤロー……朝からそんな脂っこい魚、食えねぇよ……二十の半ばなのに……無理をしすぎて……オレの肉体年齢は……もう三十半ばレベル……最近、すぐに胃もたれになるんだよぅ……」

 

「そうか。たっぷりと大根おろしを用意して、醤油を一指しすればあっさりと食べられると思ったんだが……」

 

「…………」

 

「それにシメジと納豆の味噌汁もある。口の中の油をさっぱりとしてくれる」

 

「…………っ」

 

「付け合せには、サンマの刺し身とたたきもある。レモンを一振り、生姜を溶かした出汁醤油を少し付けてパクリ。するりと胃に落ちていくだろうなぁ」

 

「…………ごくり」

 

(勝った――――!)

 

 

 この程度は、凜子にとって想定の範囲内。

 虎太郎が死ぬほど疲れているのは勿論のこと、容易には自分の言葉に耳を貸さないことも。

 更には、海外での任務だった故に、日本食に死ぬほど餓えていることも……!

 

 凜子の言葉に、虎太郎の頭の中では食事の風景が展開されていた。

 折しも、メインは今が旬の秋刀魚。身が詰まって油が乗り、今が一番美味い時期である。そう言えば、今年は秋刀魚を食べていない。

 

 香ばしい匂いを楽しみつつ、焼き立てのサンマにカボスを絞り、醤油を垂らした大根おろしと共にパクリ。

 口の中にほろ苦い内臓と油が一瞬で行き渡り、カボスの風味が鼻を突き抜け、醤油と大根おろしがくどさを消し去る。その状態で、白米をかっこむ。

 

 至福! 正に至福の瞬間! 

 秋の味覚を堪能する、最高の一瞬!

 

 凜子のこと、白米にも手抜かりはない。

 炊飯器ではなく土鍋で炊いており、米の一粒が立ち、白く輝いているに違いない。しかも、昆布を投入して出汁まで取っているだろう。おこげもあるかも。

 

 付け合わせの味噌汁と刺し身も堪らない。

 口に残った油を洗い流す納豆のぬめり。しゃきしゃきの歯応えを楽しめるシメジ。凜子自身の手で混ぜた赤、白、田舎の合わせ味噌三重奏。

 ぷりっぷりのサンマの刺し身。脂の甘味の増しながら薬味葱の加えられたたたき。酢で締めたものもあるかもしれない。

 

 最高だ。堪らない。こんなの美味いに決っている……!

 

 疲れは溜まりに溜まっている。

 だが、寝ているだけでは決して癒えない。体力を回復させるには、まずはエネルギーを摂取せねばならない。

 

 虎太郎の胃袋が怒りの咆哮を上げる。

 そして、生唾を飲み込む音を聞いた瞬間、凜子は己の勝ちを確信したのであった。

 

 

「…………凜子さん、美味しい朝食が、食べたいです」

 

「諦めたら、其処で朝食終了だぞ……?」

 

「うぅ……起きる、起きますぅ……あげぅっ…………――――はえっ?」

 

 

 色々と限界を突破している虎太郎は、何とかベッドから這い出したものの、立ち上がること叶わず不様に床へと転がり落ちた。

 その様相たるや、生き血を揉める食屍鬼か、人肉を求めるゾンビのようだ。

 

 どうにかこうにか立ち上がろうと凜子に腕を伸ばし、次いで視線を向けるが、見慣れない光景に目を丸くした。

 

 凜子は何時もの制服姿ではなかった。

 最近、ゆきかぜと凜花によってプロデュースされた年相応の服装でもない。

 

 頭の上にはフリル付きのカチューシャと真っ赤なリボン。

 漆黒のスカートにコルセット。真っ白なフリフリのエプロンに、胸元にはブローチと頭と同じリボンが結ばれている。

 虎太郎の位置からは純白のストッキングとガーターベルト、凜子の薄い陰毛の見え隠れするレースの下着が酷く眩しく、黒いハイヒールが踝から先を包んでいた。

 

 全てが卸したてだ。

 日本の家屋で土足などあるまじき行為であるが、卸したばかりであれば問題ない。

 いや、それがなければ、この完璧な姿に瑕が生まれてしまう。

 

 今や、凛子の姿は完璧なメイドであった。

 

 

「そ、その、どうだろう? ゆきかぜと凜花に進められて、だな。ま、まあ、私も、こういった服を着てみたい、と思ったのだが……」

 

「……ほぅ……ほーん……へぇ~……なるほど……」

 

「せ、せめて何とか言ってくれ……!」

 

 

 凜子が視線を反らしながら頬を染めながら言うと、虎太郎は疲れなど吹き飛んだと言わんばかりに立ち上がった。どうやら、凜子の心意気を買ったらしい。

 更に彼女の周囲をぐるぐると周りながら、360°全方向から舐めるように見て回る。顎に手を当て、感心しきっているらしく、溜め息を漏らし、何度も頷いている。

 

 居た堪れない凜子はぎゅっとエプロンの端を握り、悲鳴を上げた。

 制服以外のスカートなど履いたことはなく、また可愛らしいフリル付きの服など身につけたことがない。

 ゆきかぜや凜花が選ぶ服も、スマートに見えるカジュアル系やライダースなどを進められた。

 何と言えばよいのか。女らしい格好は似合う自覚はあったが、女の子女の子した格好は似合うとも思えない。

 

 それでも、ゆきかぜと凜花に進められたメイド服を着てみたのは惹かれるものがあったからだ。

 虎太郎には女としての自分を全て見せてきた。対魔忍としても。剣士としても。学生としても。

 

 けれど、ただ一人の“女の子”としての部分は、余り見せたことがない。

 恋も知らない、恋に恋しているような初心で純心な自分自身。女として自らの望むまま何処までも淫らに、何処までも卑猥になった部分とはまた違った部分は、まだあるのだ。

 

 それを見て貰いたかった。

 

 

「悪い悪い。いや、正直意外だったからな。凜子はこういうのも似合うとはな。こりゃ、いい目の保養になる。可愛いよ」

 

「そ、そうか。それは良かった。それは何よりだ。で、では……んっ、んんっ」

 

 

 恐らくは、自らの内面や内心を含めた総評に、更に凜子は頬を赤らめた。

 照れ臭さと喜びが何とも言えない割合でブレンドされた心境に、凜子は口元を緩める。

 

 けれど、何時までも喜びに浸っているわけにはいかない。

 見てほしかったものを見て貰った以上。欲しい言葉を貰った以上。自分の思いを優先するのは此処まで。後は、ゆきかぜ達から勝ち獲った権利を行使する。

 

 ――即ち、メイドとして虎太郎の世話を焼くことだ。

 

 頭を入れ替える為に軽く咳払いをすると、右手で虎太郎の手を取り、空いた左手を胸の前に置く。

 

 

「――――本日は、凜子が世話役を勤めさせて頂きます。食事の用意は済んでおりますので、顔を洗って居間にお越し下さい、ご主人様♪」

 

 

 

 

 

―――――

――――

―――

――

 

 

 

 

 

「~~~~~♪」

 

 

 朝食を済ませ、食器を洗い、布団を干し、家中の掃除をしていれば、あっという間に昼前になっていた。

 この後は溜まった洗濯物を一気に洗い、外に干してから、昼食の準備に取り掛かる。

 昼食が完成するのは昼を過ぎてしまうだろうが、虎太郎は朝食を食べ過ぎていた。腹具合を鑑みれば、ちょうどいい頃合いとなるだろう。

 

 そして、凜子の機嫌の良さも最高潮に達している。

 世話焼き好きで惚れた男に甲斐甲斐しく世話を焼くのが楽しい、というのもあったが、それ以上に喜ばしいこともあった。

 

 

『凜子凜子』

 

『はい? 何でしょう、ご主人様?』

 

『ターンだ。その場でターン!』

 

『……はあ、こう、ですか?』

 

『――――――うーん、いい』

 

『あ、ありがとうございます……』

 

 

 廊下を掃除している最中、トイレに行く途中だった虎太郎からの注文を受けた時のこと。

 注文通り、その場でクルリと回ってみせると、虎太郎はうんうんと何度となく頷いた。

 ふわりと舞い上がったスカートが良かったのか。それとも凜子の可憐さが全面に押し出された仕草が良かったのか。

 

 ともあれ、頬を緩ませる虎太郎に、凜子は自身が確実な癒やしとなっていることに深い喜びを覚え、胸の深い部分が締め付けられる感覚に襲われた。

 

 

『ふんふん、ふふん――――ひぁっ!?』

 

『おっと、手が滑った。オレのメイドが可愛い尻を振りながら仕事をしてるもんだから、つい』

 

『も、もう! ご主人様! おイタが過ぎます!』

 

『うぇへへぇ』

 

 

 煙草のヤニで汚れた窓を鼻歌混じりに拭いていると尻を撫でられ、黄色い悲鳴を上げてしまった。

 予想だにしなかった不意打ちに驚いたものの、凜子は表情が蕩けてしまうのを堪えながら形ばかりの怒りを示した。

 

 正直、嬉しくて仕方がない。

 彼が不意打ち気味に身体を撫で回すのは何時ものことだが、頻度が何時もより多い。それに、ふとした拍子に目が合うことが多い。

 それはつまり、虎太郎が自分を視線で追う回数が普段よりも多いと意味しており、虎太郎にとって今の自分が魅力的に写っていることでもある。

 

 惚れた男を虜にする。例え、一時的なものであったとしても恋する乙女にこれ以上ない喜びだろう。

 何時も何時も、惚れ直すようなことはあっても、虎太郎が惚れたような仕草を見せてくれないので、喜びも一塩であった。

 

 

「ふふっ♪ よい、しょっ――――んっ♡」

 

 

 けれど、困ったこともあった。

 それは凛子自身の“女”が、すっかりと虎太郎に躾られてしまったこと。

 

 女として彼の男を愛し、牝として彼の牡に屈服した。

 その事実は凛子自身も喜びと共に受け入れていることではあるが、その分だけ身体のコントロールが効かなくなった。

 

 心が喜べば、身体もまた悦ぶ。

 虎太郎の言であるが、女は精神と身体が直結していると聞き及んでいた。凛子自身も散々自覚させられた事実でもある。

 

 ちょっとしたシチュエーションの違い、ちょっとした愛撫の違いで女の劣情は雲散霧消してしまう。

 虎太郎にならば何をされても悦んでしまうだろうが、虎太郎以外であれば何をされても嫌悪感しか湧いてこない確信さえあった。

 

 だから、もう凛子の身体は喜びからすっかりと()()()になってしまっている。

 女の象徴は勃起して下着に擦れて痛いくらいだし、膣は半ばまで開いて潤み始めており、子宮はじくじくとした疼きを訴えていた。

 

 

「すぅ…………はぁ…………すぅ…………はぁぁ…………っ」

 

 

 今日ほど、逸刀流を免許皆伝まで修めて感謝したことはない。

 逸刀流に伝わる呼吸法は身体能力を向上させるばかりではなく、精神の均衡をも保つ。

 

 何時の間にか、無意識に身につけていた深呼吸にも似た呼吸法を意識して繰り返す。

 秋らしい冷たい空気が口から取り入れられ、気管を伝い、肺から全身へと広がっていくかのようだ。

 

 

「ふぅ。いかん、いかんな。やらねばならないことがあると言うのに、そういうのは夜になって――――――――うっ」

 

 

 何とか燻ぶる劣情を鎮火に成功すると、凛子は首を振った。

 

 まだまだ世話を焼きたいことはあるのだ。

 虎太郎にとって食事は細やかな幸福でもある。昼食も、夕食も、今の自分に出来うる限りの最高のものを用意したい。

 彼の髪が伸びているのも気になる。自分の髪は自分で切っている。散髪の腕はそれほどとは言えないが、見れなくなるほど酷くなりはしないだろう。散髪代が浮けば、彼も喜ぶ。

 洗濯物も溜まっている。今日は快晴。普段は室内干しで済ませているばかりでは、衣類も傷もうというもの。偶には天日干しする必要もある。

 

 ぐっと女の欲望を抑えた凛子であったが、ふと目にしたものに後悔した。

 

 

「こ、これは……」

 

 

 

 虎太郎の下着だ。

 因みに虎太郎はもっさりブリーフ派、ぴっちりボクサー派でもなく、だるだるトランクス派である。

 

 しかも、洗濯籠の一番上にあったところを見れば、恐らくは任務中に履き続けていたものに違いない。

 本来であれば、汗と垢で臭気を放つ下着など、愛する男のものであっても忌避するのが普通であったが、生憎と凛子は匂いフェチ。

 幼少期、ゆきかぜと共に虎太郎に窮地を救われ、その背中で安堵とともに嗅いだ彼の匂いは、凛子にとって堪らない甘露であった。

 

 ゴクリ、と生唾を飲み込む。

 欲望から無意識に震える手が伸びているのに気づき、凛子はもう一方の手で抑えに掛かった。

 

 

(お、落ち着け! 落ち着け、秋山 凛子! こういう時こそ、代々受け継がれてきた呼吸法を……!)

 

 

 傍目から見れば中二病の中でも重症の部類である邪気眼であったが、凛子はそれどころではない。

 

 虎太郎の女として、虎太郎の専属メイドとして、世話を焼く喜びと使命。

 虎太郎の女として、匂いフェチとして、欲望に身を任せてしまう悦びと快感。

 

 二つの思いが激突し、鬩ぎ合い――――やがて、凛子の中で片方に軍配が上がる。

 

 

「くっ! 私は、なんて弱い女なんだ……!」

 

 

 軍配が上がったのは、欲望であった。

 虎太郎の下着を手にしてしまった以上、もう止まらない。

 

 自身の不甲斐なさに嘆いたものの、震える手で一週間ものの下着を顔へと近づけていく。

 

 

「すぅ~~~~………………はぁぁっ♡」

 

 

 鼻先へと下着を押し付けると、凛子は深く深く鼻から空気を吸い込んだ。

 鼻腔を突き抜ける汗と恥垢の匂いに、彼女の表情は蕩けていく。目尻と口の端は垂れ下がり、凛とした視線は簡単にフヤけてしまう。

 脳髄が完全に蕩けてしまったような感覚に陥った凛子の吐息は、灯った欲情のように熱い。

 

 ぶるりと腰が震え、内に閉じられた股の奥が開き、蜜を吐き始めていた。

 これはマズいと思いながらも止められない。これはいけないと思いながらも止められない。

 女としても、メイドとしてもはしたないが、はしたないからこそ劣情が煽られる。

 正義に拘っているからか、正道を歩んでいるからか、時に禁忌や、禁断、堕落と言ったものが魅力的に移ることもある。

 

 あのヨミハラでの屈辱と羞恥の一件も、一歩でも間違えば、私は――――

 

 其処まで考えた凛子は、はっと洗濯機の置かれた洗面所の入り口に目を向けた。

 

 

「り~~ん~~こ~~♪」

 

 

 見れば、虎太郎が入り口から半分だけ顔を出して、自身の痴態を覗いていた。

 彼の表情と来たら、新しい玩具を見つけた満面の笑みである。

 

 凛子は言葉もないままに顔を朱に染め上げ、涙目になっていく。

 虎太郎の前では、どんな痴態も、どんな欲望も自ら晒してきたが、今回は少しばかり勝手が違う。欲望に負けた()()姿を見られたのだ。

 

 これではヨミハラの時と変わっていない。

 悪党どもに肉体を改造され、下衆どもの欲望の捌け口となり、内に秘めた欲望に流されそうになっていた自分自身と何一つ変わらない。

 

 自分の下着を握ったまま居住まいを正しながらも、言い訳の一つもなく一筋の涙を流す凛子に、虎太郎は呆れの溜め息をつきながら笑みを消した。これを玩具にしてしまっては凛子に対して申し訳が立たないと感じたようだ。

 

 

「何も泣くことはないだろうに」

 

「な、泣いてなど、いません。……た、ただ、情けなかっただけです……」

 

「ふーん、そうか」

 

 

 項垂れる凛子に、虎太郎はさして気にした様子を見せず、近寄っていく。

 

 俯いたまま肩を震わせ、沙汰を待つ罪人のような有り様。

 それほどまでに、欲望に負け、それを他人に見られることは凛子にとってトラウマになっているようだ。

 

 虎太郎も腐るほど見てきた光景だ。

 それを救出するのが彼の仕事である以上、仕事の後に救出対象がどのようにして日常に戻っていくかも知っている。

 

 対魔忍の女性が敵に捕まれば、大抵の場合は犯される。

 しかし、彼女達は逞しく強かだ。堕落しないまま窮地を脱すれば、屈辱を力に変えて過去を乗り越えていく。

 

 けれど、乗り越えてはいても、躓くことは珍しくはない。

 当人にとって見られたくない姿、決して知りたくなかった己の本性、本当の意味で決して癒されることのない心の疵。

 日常の中で不意に過去を想起し、死にたくなるほどの自己嫌悪、泣きじゃくりたくなる情けなさ、立っていられないほどの絶望感に襲われる。

 今や最強と知られるアサギであっても、その両腕である紫やさくらですら、同様だ。

 

 それは彼女等が一生涯に渡って付き合っていかなければならないものだ。

 彼女達自身の強さと周囲の痛みを顧みない献身と気遣いこそが、彼女等の両脚を奮い立たせる。

 

 つまり、虎太郎はこういった時の対処法を十分に把握しているわけだ。尤も、それは多分に彼らしいものではあるのだが。

 

 

「凛子。別に、オレの前でくらいは良い子ちゃんでいなくていいんだぞ?」

 

「あの、それは、どういう……」

 

「言葉通りの意味だ。少しくらい、我儘を言ったっていいんだよ」

 

 

 それは以前から虎太郎が思っていたことだった。

 

 早くから両親を失った凛子は、周囲に迷惑を掛けまいと常に真面目だった。

 ゆきかぜという天真爛漫な妹分、凜花という我の強い幼馴染の存在もあって、二人のストッパーやブレーキ役に収まり拍車が掛かった。

 周囲の大人は誰一人として凛子の我儘など聞いたこともないだろうし、凛子自身も我儘など思いつきもしないに違いない。

 

 

「よ、宜しいのですか? 今日は、ご主人様の為に色々……」

 

「いいんだよ。それじゃあ不公平だろ? 持ちつ持たれつが正しい人間関係だからな。オレの可愛いメイドは、どうしたい?」

 

「……し、したいです! ご主人様とSEXしたい! 他の女性なら絶対にやらないようなスケベなことをして、ご主人様と一緒に気持ち良くなりたいです!」

 

「よしよし、素直になったな。今日は他の仕事はもういいぞ。オレもお前としたい。凛子を泣くほど責めて、とろとろになるまでアクメさせてやりたいからな」

 

「あ、あぁ……ああっ……♡」

 

「準備が出来たら、部屋においで。待ってるからな?」

 

 

 虎太郎の言葉もあり、凛子の中で全ての優先順位が入れ替わった。

 凛子は両手で頬を包み、余りにも淫らな自分の懇願と虎太郎の欲望塗れの宣言に、目にハートを浮かべながら恍惚の吐息を漏らす。

 

 既に落ち込んだ様子など見られなくなった凛子に満足げに頷くと、虎太郎は一言だけ残して寝室へと向かっていく。

 残されたのは、虎太郎の言葉にこくこくと何度となく頷き、内股に欲情の発露を伝わせるはしたないメイドの姿だった。

 

 

 

 

 

―――――

――――

―――

――

 

 

 

 

 

「お、お待たせ、致しました」

 

「随分、遅かったな……って、それは遅くなるよなぁ」

 

 

 昼になったばかりの日も高い時間帯。

 遮光カーテンの引かれた寝室は、薄暗くはあったものの、人の表情を隠せるほどでもない。

 

 ノックと共に入ってきた凛子の姿に、虎太郎はすぐさま笑みを深めた。

 発情から上気した頬と目尻と口の端が垂れ下がった媚びきった笑みの刻まれた表情。

 男なら、それだけでも興奮を隠せなくなるだろうが、更なる興奮を煽るスパイスで飾り付けられていた。

 

 凛子が身体に纏っていたのはメイド服――――を模した下着であった。それもとびきり品のないものだ。

 

 カチューシャはそのままに、ブラは黒を基調に白いフリルが付いてはいたが布地に切れ目が入っており、既に小石のように勃起した乳首が見えてしまっていた。

 下は白いレース調の小さな前掛けが垂れていたが、その奥ではブラに合わせた白いフリル付きの黒いショーツが下半身にピッタリと張り付き、開いたクロッチから女性器とクリトリスを強調しているかのよう。

 手には白いロンググローブが二の腕まで伸び、脚には白いストッキングがガーターベルトで止められている。

 

 メイド服と言えば清楚で可憐な印象を受けるものだが、淫乱しか身に着けないような下着と合わさっては台無しだ。

 その台無しさ加減が、また身につけた女の、見た男の興奮を煽る。

 

 以前の凛子ならば、下品と斬って捨てるだけのセックスの小道具であった。

 

 

「……ゆきかぜと凜花に渡されたのですが、い、如何でしょう、ご主人様?」

 

「ああ、いいな。凛子のオレの前では可愛くありたいって乙女心とメチャクチャにされたいって女心がよく現れてる。ほら、オレの気持ちも見れば分かるだろ?」

 

「あ、ありがとうございます」

 

 

 自身の心の裡を見透かした虎太郎に、凛子は本気で礼を口にする。

 部屋に入った段階では、まだ臨戦態勢に入っていなかった男性器は、凛子の淫らではしたない姿を見ると瞬く間に逞しく屹立していた。

 愛した男を興奮させている事実は、凛子にとって甘美であった。

 

 

「で、では、まずはご挨拶から、始めさせて頂きます♡」

 

「挨拶?」

 

 

 このまま楽しい時間が始まると思っていた虎太郎は、凛子の言葉に面を喰らった。

 凛子は彼の表情に悪戯の成功した子供のように無邪気でありながら、女そのものの淫らな笑みを浮かべ、乾いた口唇を舌で舐める。

 

 出鼻を挫かれた虎太郎ではあったが、凛子の様子を見るに楽しい余興となるだろうと判断し、任せることにした。

 何にせよ、焦らしも快楽を追求する上ではアクセントとなる。普段から女を焦らしているのだ、偶には自分が焦らされるのもいいだろう。

 

 挨拶の許可を得たと判断すると、凛子は虎太郎の前――手の届く範囲にまで近寄るとくるりと背を向ける。

 筋肉が薄っすらと隆起した白い背中には、何もしていないままに幾筋もの汗が伝い、既に下着とストッキングに染み込んだ愛液は隠しきれない発情を示していた。

 

 

「んっ……はぁぁ……♡」

 

 

 凛子はそのまま脚をガニ股に開き、腰を落として尻を突き出すポーズを取った。

 シミ一つない安産型の大きな尻は、凛子にとって虎太郎を興奮させるためだけのセックスアピール。

 しかも下着で隠れていない、クロッチから伸びるのは二本の紐のみであり、最も恥ずかしい部分を隠せない仕様であった。

 

 けれど、それだけでは足りない。

 凛子の尻肉は豊満であり、立っているだけでは決して最奥までは覗き見ることは出来ないが――

 

 

(あ、あぁぁ……見られている。私の、はしたない格好、恥ずかしい部分を、ご主人様に見せてしまっているぅ……♡)

 

 

 ――凛子は自らの手で尻肉を掴むと左右に割り開く。

 

 ごくりと虎太郎は生唾を飲み込み、凛子の秘所からはとろりと糸を引いて本気汁が零れ落ちる。

 

 決して見せつけるような部分ではない菊門を視線に晒し、凛子の発情は最高にまで達した。

 ヒクつく肛門は、凛子の発情と期待を露わにしているかのよう。

 

 

「わ、私、秋山 凛子は、元奴隷娼婦のご主人様専属性メイドですっっ♡」

 

 

 そのままのみっともない格好で、凛子の挨拶が始まった。

 

 

「かつてヨミハラで自身の力量も分からないままに無謀を繰り返し、奴隷娼婦として肉体を改造されましたっ♡」

 

 

 挨拶の口上は、それこそヨミハラの広場で新たな奴隷娼婦のお披露目としてリーアルに言わされた言葉を参考にしていた。

 しかし、凛子の表情には嫌悪はない。寧ろ、忌々しい事実すら自らを興奮させるスパイスにしようと喜悦に満ちている。

 

 

「オスの欲望の何たるかも知らず、何も出来ないまま弄ばれる自分に打ち拉がれ、何度も何度も犯されて下衆どもの肉便器になりかけておりましたッ♡」

 

 

 肛門に力を入れての台詞は、全て凛子が考え、望んだまま口にしているものだ。

 背筋が寒くなるほどの快感は、かつて奴隷娼婦として体験したものとは比較にならない。

 

 

「その折、ご主人様に見初められ、救われ、ご主人様の女にしていただきましたぁっ♡」

 

「私はっ、ご主人様の手を煩わせたことを反省し、これまでの未熟で愚かな自分とは決別し、心を入れ替えてお仕えする専属のメイドとなりましたっ♡」

 

「お金で何でもする奴隷娼婦ではなくっ、ご主人様への感謝と愛で、ご主人様のおちんぽ様のみに奉仕するメイドですっっ♡」

 

「ご主人様の専属ドスケベメイドとなった証に、私、秋山 凛子はこれから産みますっ♡」

 

 

 ぎゅるぎゅると音の鳴る下腹に、より一層肛門に力を込める。

 既に凛子が何をするつもりなのかに気付いた虎太郎は、笑みを浮かべたまま止めはしない。

 

 ともすれば、虎太郎もまた凛子を貶めたヨミハラの下衆と同じではあったが、決定的に違う点がある。

 言うまでもなく、凛子が望んで挨拶をしている点だ。虎太郎が何一つ言うことなく痴態を晒し、虎太郎を悦ばせることを望んでいる。

 

 余りにも初々しい痴態に虎太郎は固く勃起した肉棒を握り締め、上下に扱き始めた。

 凛子は一人で自慰を始めた虎太郎に不満はない。寧ろ、自分をおかずにされていることが嬉しくて堪らないようだ。

 

 

「私っ、ケツ穴にローターボールを入れてきましたっ♡ それを産みますっ♡ 変態メイドのケツ穴に何個も何個も突っ込んできたものを、此処で産ませて頂きますっ♡ どうぞ、ご覧下さいませっっ♡ ふ、むぅっ、うぅううぅぅっっ♡」

 

 

 前口上を終わらせると、凛子は菊門を焼くような視線を意識しながら、高まる排泄欲求を開放し始めた。

 はしたない息みを繰り返し、徐々に窄まっていた肛門を緩ませていく。

 

 

「ンっ♡ むぅっ♡ おっ、おぅっ、おぉおおぉおおぉぉぉおぉっ♡」

 

 

 一際大きい肛虐の嬌声を上げると、凛子の肛門が盛り上がった。

 何度も肛門性交を繰り返してきたとは思えない桜色の窄まりは、ムリムリと盛り上がり、やがてソフトボール大のローターボールが顔を出し始める。

 

 

(で、出るっ♡ ケツ穴が開いて、あっ、あっ、出て行くっ♡ ご主人様の前で、ローター出てきてるぅっ♡)

 

 

 膝をがくがくと震わせながらも、排泄を辞めはしない。

 少しでも油断をすれば、直ぐにローターは直腸へと戻ってしまうだろう。

 肛門から伝うローターの振動に切なさを感じながらも、凛子は不様な息みを繰り返して、主人の自慰行為をサポートしつつも己もまた肛虐の悦びを愉しんでいた。

 

 息みを続けローターが半ばまで顔を出すが、其処で息が途切れて、僅かに直腸へと戻ってしまう。

 

 

「んふぅっ、ふぅぅっ、ンムゥウウゥゥゥっ♡ はひっ、ひぃっ、ふんぅううぅううぅぅっ♡」

 

 

 凛子は息みを何度も続けて、口を開いた肛門を震わせ己を高めていった。

 どれだけ主人を悦ばせるために必死になっているかを伝えているかのようだ。

 

 やがて、顔を出した最初のローターはあと一息という所までやってきた。

 これを産み落とした瞬間、自分は主人が大喜びする不様なアクメを晒してしまうと自覚するときゅっと肛門を締め上げ、ローターを止める。

 絶頂を我慢する切ない感覚に堪えながら、凛子は後ろを振り返り、しなを作って虎太郎に宣言した。

 

 

「ご、ご主人様ぁ♡ 今から凛子の、ケツ穴出産アクメっ、披露しますねっ♡ 一杯シコシコして、オカズにして下さいっ♡」

 

「ああ、そうさせて貰う。しっかり、イクんだぞ?」

 

「は、はいぃぃっ♡ ンムッ、ふぅぅっ、ふぐぅっ、んんふぅうううぅうぅううぅううぅっ♡」

 

 

 凛子の息みが最高潮に達すると、じゅぽんと音を立てて肛門からローターが飛び出した。

 

 

「えひぃいいぃいいぃいぃいぃぃいいぃっっっ♡」

 

 

 ぎゅっと跡が残ってしまいそうなほど尻肉を握り、全身を震わせて肛門絶頂を噛み締めていた。

 既に開いていた股は更に開かれて腰を深く落とし、絶対に見せられない姿を虎太郎だけに見せつける。

 見せつけるように振り返った顔は、肛虐によって崩れてアヘ顔を晒し、主人の扱きに熱を込めさせるオカズとする。

 

 ぶしっ、ぶしゅっ、と尿道は開ききって、凛子の絶頂の深さを物語るように牝潮を噴き出していた。

 既に蕩けきっている牝穴からはこれ以上ないほどに粘ついた本気汁も止められない。

 

 

「で、出たぁっ♡ ローター、上手に産んでぇ、アクメ頂きましたぁ♡ んんっ、けちゅ穴、気持ちいいっ♡」

 

「はは、いいぞ、凛子。大した余興だ。最高に下品で、最高に興奮するな、これは。何より、恥ずかしいのに下品な姿を見せつけてくるお前が最高に可愛いぞぅ」

 

「んふふふぅっ♡ お褒めに預かり、光栄です♡ まだまだ凛子の肛門出産アクメ、お楽しみ、下さぁいっ♡」

 

 

 峠を越えて排泄してしまえば、後は歯止めが聞かなかった。

 一度に何個ものローターを連続して産み落として、連続アクメを晒しもした。

 虎太郎の指示を受け、半分以上も顔を出したローターを、肛門を蠕動させて再び直腸へと収め直しもした。

 

 震える膝で必死に身体を支え、あらん限りの肛虐姿を主人へと晒す。

 虎太郎以外が知らない自身の淫らで惨めな牝の姿。

 聞き分けの良い優等生な自分とは乖離し、ヨミハラの一件で自覚せざるを得なかった被虐の快楽で簡単に絶頂へと至る隠された己自身。

 

 元々、そういった素養はあった。

 凛子自身、無意識ではあったものの自身の生き方に息苦しさは確実にあったのだ。

 これはその反動だ。格式張った、優等生染みた自分の息苦しさを破壊するマゾ牝としての自分。

 その全てをたった一人の男のためだけに解放し、凛子は更なる女の高みへと駆け上っていった。

 

 

「おぉおっ、ご、ご主人ひゃまぁ、ちゅぎ、ちゅぎれ、ひゃいごれひゅぅ……♡」

 

 

 肛門絶頂の連続で呂律の回らなくなった凛子であったが、律儀にこの余興も最後であることを宣言した。

 口から溢れた涎が顎と伝い、大きすぎる胸の谷間に落ち、腹を伝っている。

 緩んだ牝穴と尻穴からは、粘ついた本気汁と腸液が滴っている。

 

 これ以上ない痴態であった。

 恥ずかしさと照れを見せながらも、凛子はそれ以上の悦びに身を委ねているのは誰の目からも明らかだ。

 

 

「どれ、最後ぐらいは手伝ってやろうか」

 

「あぁっ、あぁぁんっ♡ ご、ご主人様ぁっ……♡」

 

 

 力が入らなくなった自身の手に変わり、虎太郎の両手が尻肉を割る。

 絶妙な力加減で尻を揉みしだかれ、凛子は身体をビクビクと震わせた。たったそれだけで軽い絶頂に襲われているようだ。

 

 虎太郎の指と熱さを感じる度に、緩んだ肛門からは恥ずかしい空気の破裂音が響く。

 はしたない、恥ずかしいと感じながらも、凛子自身には止めることは出来ず、逆にもっと聞いて欲しい、もっと見て欲しいと望む自分もいる。

 

 凛子は自由になった両腕を頭の後ろで組んだ。

 虎太郎に教えられたポーズだ。貴方にされることなら何でも受け入れ、一切の抵抗を致しませんと言葉にしないまま宣言する屈服と隷属を示す姿勢。

 

 

「い、イキますっ♡ 最後のいっこ、産んで、凛子イキますぅっ♡ ご、ご主人様、し、しっかり見ていて下さいぃっ♡」

 

「ああ。お前のみっともない姿、全部()()()()()見ていてやる。恥ずかしいのを我慢して頑張ったお前に、ご褒美もくれてやるぞ」

 

「ご、ご褒美っ♡ …………はぁぁっ、んむぅっ、ふんんっ、んっほっ、んおおおぉぉおおぉおおぉおおぉおおぉぉぉぉおぉおぉっっっ♡」

 

 

 虎太郎だけに見られている。

 彼の言葉に凛子は妙な安心感を覚えた。

 この姿を知っているのは、虎太郎だけ。引いては、虎太郎以外の男には見せてはならない姿ということだ。

 

 当然のことであったが、嬉しくて堪らない。

 もし仮に、ヨミハラの時のように敵の魔の手に堕ちたとしても、必ず救い出すということ。

 お前がどれだけ穢され、どれだけ堕ちたとしても、再び己の女として躾け直してやるということ。

 自分の愛した男は、自身が他の男に痴態を晒すことを決して許さないと口にしたも同然だ。

 

 ならば、虎太郎にだけは安心して羞恥極まる姿を晒すことができる。安心して牝へと堕ちていける。

 他の男の、他の人間の前では、淫らな自分を決して見せず、優等生たる己のみを見せるように躾けられている。

 

 安心感と悦びから、凛子はケダモノそのものの声を上げて、絶頂へと至った。

 最後のローターは大砲のような勢いで肛門から排泄された。他のローターよりも一回り大きいそれは、他のローターと同様に淫液と腸液の水溜まりを波打たせた。

 

 

「んおおおぉおぉっ、おっ、おっぉ……あっ、あぁっ、あぁあぁぁぁあぁっ……♡」

 

 

 凛子は絶頂の余韻に、野太い声を上げながら尻を震わせた。

 虎太郎が手を貸した尻の中心では、開ききって閉じなくなった菊門がヒクつき、赤色の腸壁を見せつけながら腸液を溢していた。

 

 肛虐絶頂から晒した蕩けた笑みは、虎太郎専属の性処理メイドとなった何よりの証であった。

 

 

「け、けちゅあにゃぁ、閉じなくなっひゃいましたぁ……♡ あひぃ、はっへぇえぇ……、ご、ご主人様ぁ、わたしのあいひゃちゅ……ひゃのしんれ、いたらけ、まひたかぁ……♡ うふふぅっ♡」

 

「可愛かったぞ、凛子。じゃあ、今度はオレからご褒美をくれてやらなくちゃぁな」

 

「ひゃ、ひゃいぃ♡ 心待ちに、しておりまひたぁ……♡ 凛子の、ご主人様専用ザーメン排泄ケツまんこに、極太おちんぽ様でご褒美、くださひぃ……♡」

 

「おっと、これじゃあご褒美にならないか。オレばっかり愉しんでる気がするな?」

 

「いやいやいやぁっ、意地悪しないでぇ♡ ご主人様にザーメンを射精()して頂くのが私の一番の悦びなんですっ♡ くださいっ♡ おちんぽ様でけつまんこイジめて下さいぃ……♡」

 

「ふふ、冗談だよ。一緒にたくさん気持ち良くなろうな」

 

「は、は――――――、んっほぉおおぉおおぉおおぉおおぉぉおおぉぉおおぉっっっ♡♡」

 

 

 頭の後ろで腕を組み、両脚をガニ股に開いて腰を深く落とし、尻を突き出した格好のまま、凛子は喜悦の咆哮を上げた。

 尻肉を開いていた手は腰を掴み抽送のし易い形を選んだ故に、開ききった菊門は尻肉に埋まってしまったが、其処は勝手知ったる凛子の身体。一物を尻肉に差し込み、尻穴を貫くなど容易かった。

 

 緩んでいた筈の肛門は、肉棒の存在を感じ取ると即座に締め上げていく。

 異物の挿入に対する肉体の反射ではなく、凛子の奉仕の精神が肉体に現れた結果であった。

 

 

「おぉ、おっ、き、きたぁ♡ ご主人様の、魔性のおちんぽ様、きたぁ♡ 今日も、長くて、ぶっとくて、硬くて力強て、今日も素敵ですっ♡ ケツマンコも、こんなに悦んでるぅっ♡」

 

「お前もだぞ。何度も犯しているのに、締め付けがキツすぎず緩すぎない、良いケツマンコだ」

 

「ふぁっあぁっ、と、当然ですぅ♡ 私のケツマンコは、ご主人様専用なんですっ♡ ご主人様が一緒に気持ち良くなれるように躾けてくださった自慢の牝穴ぁ♡ あっあっあぁぁんっ♡」

 

「ふふ、そうだったな。凛子が泣いて悦ぶから、オレも些か以上に熱が入っちまった」

 

「ふふぐぅっ、おちんぽ様、気持ち良すぎるぅ♡ あっ、あっ、ほおっ、おあひぃっ、ひぃっ、ひゃぁああぁぁぁぁああっっ♡」

 

 

 快楽から逃げられないようにしっかりと腰を掴んで、ずぶずぶと剛直が奥へ奥へと侵入していく。

 その度に、凛子の肛門は決して挿入の邪魔をせぬような絶妙な加減で緩みと締め付けを繰り返す。

 

 肛門だけではない、凛子は無意識的にも意識的も腸壁をうぞうぞと蠢かせ、怒張を喜ばせようと、自ら気持ちよくなろうとしていた。

 本来であれば自分の意志で動くはずもない器官を動かせるようになったのは、言うまでもなく虎太郎の調教の賜である。

 

 

「奥まで届いたぞ。そら、凛子が好きな所をイジメてやる」

 

「う、うひぃっ♡ あがっ、し、子宮裏ぁ、ぐりぐりぃ……♡ は、はひぃ、ひぃぃ、ひぃいぃっ♡ れるぅ、れちゃうぅぅううぅぅっ♡」

 

 

 あっさりと剛直を根本まで呑み込んだ凛子は、肛虐とは異なる快感に目を白黒とさせた。

 肉襞を隔てた子宮を裏から突き上げられる。激しくはない。亀頭を密着させた状態で子宮全体を揺さぶられていた。

 

 女の中心から湧き上がる容赦のない子宮絶頂に、凛子は歯を食い縛って堪らえようとしたものの全ては無駄だった。

 どれだけ歯を食い縛ろうとしようとも、子宮を揺さぶられる度に、剛直の硬さを自覚する度に、はしたない牝の声が涎と共に口から漏れる。

 

 

「ほぉぉっ、んおぉぉっ、れ、れてるぅ♡ お漏らひしにゃがら、子宮アクメぇ、すごすぎうぅううぅぅぅううぅっ♡」

 

 

 凛子の口と同様に、ぐぱりと開いた尿道からは黄金水が噴水の如く噴き出した。

 尿道から小水が溢れる感覚すらも絶頂へと変え、凛子は仰け反り、必死に肛門を喰い締めて自身を高みへと誘った男へと絶頂を伝える。

 

 

「はへ……ひぃ……ん、ふっ……はひぃ……あっ……へぇぁ……♡」

 

 

 普段の凛とした表情は何処へ行ったのか。

 尿道と同様に締まりを失った表情をしている。

 大粒の涙を流し、どうすることも出来ないと鼻水と涎を垂れ流し、でろりと舌をはみ出させた姿は、正に牝と呼ぶに相応しい。

 それでも股にある二つの淫穴だけはきゅっきゅと締り、白濁した本気汁と腸液を吐き出していた。

 

 

「そろそろ、動くからな。もう少し、頑張れるか……?」

 

「ら、らいじょうぶ、れすぅ……ご、ご主人ひゃまに、躾けていたらいたかりゃ、気を失っれも、しっかりおちんぽ様にご奉仕、れきまぅ……♡」

 

「そういうことじゃないぞ。ちゃんと今日一番のアクメを噛み締めろと言っているんだぞ」

 

「も、勿論、れすぅ……ご主人様からのケツマンコアクメ、全身で受け止めて、みせますっ♡」

 

 

 光を失いかけていた凛子の瞳に、女としての覚悟が灯った。同時に、メイドとしての矜持であったかもしれない。

 与えられる絶頂を失神して受け流すなどしない。余すことなく絶頂へと至り、全てを噛み締め、余韻すらも楽しむこと。それが、牡に絶頂へと誘われた牝の作法と言わんばかりに。

 

 弱々しかった呼吸が荒々しく変化し、呂律の回らなかった舌で力強く言葉を吐いた。

 凛子の様子に虎太郎は目を細めて満足げに頷くと、根本まで挿入していた剛直を引き抜かれていく。

 

 

「ふぅっ、ふぐぅううぅぅぅっ、すごぉ、凄いですぅ♡ お、おちんぽ様に、ケツマンコ引っ張られるぅぅっ♡」

 

「やっぱりいいケツマンコだ。チンポを引き抜くと、抜かないでと泣いて縋ってくるぞ」

 

「おぉおっ、伸びっ、肛門捲れ、あひゃぁああぁ、おっ、おっ、おおぉおおぉおぉおおぉぉっっ♡」

 

 

 怒張がずるずると引き抜かれると、竿全体に絡みついた肛門が伸びる。

 普通の女ならば当の昔に裂け、脱肛しているだろうに、対魔忍の頑強さか、凛子自身の素養なのか、見ているだけでも射精してしまいそうな淫らさだけがあった。

 

 雁首に菊門が引っかかり、更に伸びる。

 その様を楽しみながら、虎太郎は小刻みな抽送を繰り返す。

 

 

「おっ、おっ、カリ首でイジめないれぇ♡ そ、それ、イクっ♡ すぐにイッちゃうのぉ♡」

 

「我慢するな、凛子。もっとイけ、アクメを決めろ。そうすれば、もっといいケツマンコになるからな」

 

「そ、そんなぁ、わらし、一人だけなんてぇ♡ あっ、あっあっああぁあぁあぁぁぁんっ♡」

 

 

 実に彼女らしいいじらしさを見せながらも、凛子は言葉通りに絶頂してしまう。

 虎太郎は凛子の絶頂を気にした様子もなく、雁首に引っかかるアナルを伸ばして、雁首だけを外気に晒し、すぐさま尻穴の中に戻すを繰り返す。

 通常の排泄では感じることの出来ない、何時までも排泄を続けているような快楽の波に、凛子は気を失う寸前だった。

 

 けれど、屈服のポーズも意識を手放すことはしない。

 立派な虎太郎の女になったのだ、と示すように襲いかかる絶頂に潮を吹きながらも立ち向かっていた。

 

 

「あひぃぃっ♡ はっへぇぇっ♡ んおっ、おぉぉっ♡」

 

 

 いよいよ、虎太郎の本格的なピストンが始まった。

 本気には程遠い、快楽に翻弄される凛子を気遣ってのものではあったが、凛子を前後不覚にするには十分過ぎた。

 

 パンパンと小気味良い肉を打つ音が、二人の腰の間から鳴り響く。

 虎太郎が腰を打ちつける度に、凛子のたっぷりと油の乗った肉付きのいい尻は波打ち、震えている。

 

 

「あっ、あぁっ、い、いやぁ、ご、ご主人様、いやらしい音、鳴らさないでぇぇぇっ♡」

 

「凛子が必死で締めるからだぞ? 何だ、そんなに嫌なのか――――なら、もっと聞かせて貰おうか」

 

 

 剛直が前後する度に、ぶぽっ、ぶぴっと挿入によって入った空気が掻き出され、放屁にも似た音を出す。

 愛する男には決して聞かれたくない恥ずかしい音に、凛子の羞恥は極まるが、虎太郎は手を緩めない。

 寧ろ、極まっている筈の羞恥を更に煽るかの如く、抽送は激しさを増す。

 

 空気の漏れる音ばかりでなく、牡と牝の肉が絡みつき合う卑猥極まりない音までが、凛子の喘ぎ声に混じって寝室に響き渡っていた。

 

 

「イっくぅっ♡ ご、ご主人様、凛子イきますぅっ♡」

 

「オレもだ。最後は一緒だ」

 

「は、はひぃぃっ♡ イキます、ご主人様の大きくて硬くて長くて太いおちんぽ様で、子宮アクメとアナルアクメ決めますぅううぅぅっ♡」

 

「はっ、ぐぅ……」

 

「はぁぁっ、もうダメ、イキそうっ♡ アナル震えるっ♡ ごしゅじんさま、ダメ、我慢できませんっ♡ アナルイキますっ♡ 気持ちいいきもちいいキモチイイぃぃいいぃっっ♡」

 

 

 本当に、凛子は脳の回路が焼ききれる寸前まで我慢を繰り返した。

 目の前が真白に染まり、自分の意志とは関係なく痙攣する身体まで楽しみながら、最愛の主人と共に絶頂を決める。

 腹の中にびちゃびちゃとマグマの如き熱い精液を感じながら、怒張を咥え込んだ菊門は外から見ても分かるほどの窄まりを見せた。

 

 

「あぁあぁっ、あっあっあっ、イクゥ♡ ケツマンコイクぅうっっ♡ イクイクイクいグぅううぅううぅぅぅうぅっ♡」

 

「イグぅううぅうううぅううぅうううぅうぅうぅうぅぅっっっ♡」

 

「ひゅごいひゅごいっ♡ んほぉっ♡ ひゅごいアクメきらぁあぁぁあぁっ♡ ご、ご主人しゃま、ありがとうございますぅっ♡ こんなひゅごいアクメ、はじめれぇえぇぇぇぇっ♡」

 

「ご、ご主人しゃまの射精しゅる間、イキ続けるぅううぅうぅっ♡ ひゅ、ひゅっごぉっ、潮吹きもアクメもとまらにゃいぃいいぃいぃいぃっ♡」

 

 

 窄まった菊門は、一滴も精液を漏らさない。

 それどころか、怒張の射精の動きに合わせて締め上げ、もっともっととせがむように精液を搾り取る。

 宣言通り、虎太郎の射精の間、凛子は突き上げられた子宮とアナルの両方でアクメを味わい続けた。

 

 

「んあっっっへぁあぁあぁあああぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♡」

 

 

 最後に一際大きく精液が吐き出されると、何もかもが崩れ去ったアクメ顔を披露しながら、最大の絶頂へと登り詰めた。

 汗とアクメ潮、小水に本気汁、腸液で全身をぐちゃぐちゃに濡らしながら、全身を絶頂の痙攣で震わせる。

 

 忘我の彼方にあった凛子であったが、虎太郎の命令通りに意識を手放さず、絶頂を余すことなく噛み締めていた。

 

 

「はひぃ……んっ……へぁ……んっ、んっ……ふっ……あぁ……んっ……んんっ……♡」

 

 

 

 ずるりと射精を終えながらも硬さを損なわない剛直の感覚に、凛子は弱々しい呼吸を繰り返しながらも、きゅっきゅっと肛門を締め上げた。

 尿道に残った精液を絞り出しているのだ。本当に大したものである。奴隷娼婦であっても、此処まで男に尽くせはしないだろう。

 

 ぼりゅ、と音を立ててアナルから男根が引き抜かれる。

 その瞬間、開ききっていたはずのアナルはきゅっと元の形に窄まり、腹の中に排泄された精液を無駄にはすまいとした。

 お陰で、凛子の菊門は元のキレイなピンク色の窄まりへと戻った。今し方まで性器となっていたなど信じられないだろう。

 

 

「はっ……はぁっ……ふぅ……ふぅーっ…………お、お待たせ、しましたぁ」

 

 

 五分、或いは十分か。

 ようやく絶頂の彼方から戻ってきた凛子は、屈服のポーズを解くと大量の精液でぽっこりと膨れた下腹を擦りながら虎太郎へと向き直る。

 

 

「良かったぞ、凛子のアナル」

 

「んっ、ちゅぅ……ご、ご主人様に愛して頂いたからです……♡ お掃除、しますね……♡」

 

 

 顎を持たれ、触れ合うだけのキスをすると、凛子もまた軽く絶頂してしまう。

 このままずっとキスをしていたかったものの、メイドとして、まだやるべきことがあった。

 

 凛子は脚をM字に開いて跪くと、未だに萎えることのない精液と腸液に塗れた怒張にキスの雨を降らす。

 先程、虎太郎のキスと同様に愛情をたっぷりと込めながら、仕草は激しくもねっとりとしたものだ。

 

 

「ちゅ、ちゅぅ……ひゅごい……まだまだ、こんなに硬ひ……んんっ、んちゅ、ちゅる、ちゅちゅっ……♡」

 

 

 亀頭だけではなく、幹や玉袋まで丁寧に丁寧に。

 絶頂へと導かれた感謝を示すように。芯まで躾けられた恭順を示すように。

 淫らなキスではあったものの、これ以上に愛情深いものはあるまい。

 

 

「ひ、失礼、しまひゅ……んじゅ、んぼっ、じゅぼぼっ……じゅるりゅ……んれら……んろろっ……じゅぶぶっ……ずぞぞ……♡」

 

 

 言葉も半ばに、凛子は口を一杯に開いて、口腔へと男根を迎え入れる。

 はしたない音など気にも止めず、舌と口唇を使ってしつこい汚れを落とすように舐め清める。

 

 鼻を突き抜ける汚れた下着など比較にならない虎太郎の匂いに、凛子は堪らず、ぶびゅと緩んでしまった尻穴から精液を漏らしてしまう。

 しかし、もう二度とは無駄にはしないとアナルを締め上げ、口奉仕を再開する。

 

 深く剛直を飲み込むと喉まで使って汚れを落とす。

 射精によって敏感になった怒張を責められ、虎太郎は呻きを上げる。

 気持ちいいとストレートに伝える仕草に、凛子のお掃除フェラに熱が篭もる。

 

 このままお口で出しますかと問うように上目遣いで虎太郎を見上げ、ねっとりと時間を掛けて顔を前後させた。

 その間にも口内では舌が蠢き、雁首や幹に残った精液を舐め清め、更には鈴口からも漏れ始めた我慢汁を掬い上げる。

 

 

「んむっ、んぼぼっ、んちゅぅぅううぅぅぅううぅぅうぅうっ、ぽんっ♪」

 

「おいおい」

 

「んふふっ、んへぁあぁっ、くちゅ、んろぉ…………んくっ、んぐっ、ごくんっ♡」

 

 

 折角なら口奉仕でも射精して欲しかった凛子であるが、虎太郎のもういいと頭を優しく撫でる手つきに忠実に従った。

 但し、後ろ髪を引かれていたのだろう。口唇を限界まで窄ませて、鼻の舌が伸びるほど吸い付きを見せて引き抜いた。僅かばかりの反抗心と切ない女心の発露だ。

 

 だが、そんなものは即座に引っ込めると、剛直から舐め落とした精液と腸液を口を大きく開いて見せつける。

 そして、音を立てて舌で涎を撹拌し、噛み潰してたっぷりと味わってから飲み下した。

 

 口内を満たす大好きな匂いに、凛子の目は再びとろんと緩み始めている。

 

 普段の素直さと初めて見せる我儘の混合ぶりに虎太郎は苦笑を漏らしながら、口を開いた。

 

 

「ふぅ、フェラも巧くなった。がっついたようなものじゃなく、ねっとりとチンポを味わう舌使いだった」

 

「当然です♡ こうしてご主人様に、おちんぽ様の味わい方を教えて頂いて、忘れられるわけがないです」

 

「そうかそうか。じゃあ、続きだ。もっと我儘を言ってみろ。今日は、何でも付き合うぞ」

 

「――――は、はい♡ じゃ、じゃあ……」

 

 

 虎太郎の言葉に、凛子は目を輝かせて立ち上がった。

 覚束ない足取りに虎太郎の手を借りて、何とかベッドへと辿り着くと仰向けになって身体を預けた。

 そのまま身体を丸め、両膝を肩の後ろにまで持ってくるとヒールを掴む体勢を取る。俗にまんぐり返しと呼ばれる体勢だった。

 

 牝が何一つ抵抗することの出来ない体勢だ。

 イカされるのも、種付けされるのも牡の気分次第。

 そんな自分の姿に興奮しているのか、既に花開いて熱くなっていた秘裂からは、むわりと湯気と牝の匂いが立ち上った。

 

 

「次は、おまんこをイジめてください♡ ケツマンコばっかり愛されて、子宮とおまんこが、ずるいずるい、って泣いてるんです♡」

 

「ああ、分かった。いいポーズだな」

 

「はい♡ ご主人様に教えて頂いた、自分を屈服させた牡にオマンコを曝け出して種付けをせがむ牝のポーズゥっ♡ このままの格好で、夫婦のように、してください♡」

 

「おっと、それならオレの呼び方が違うんじゃないか?」

 

「そ、そうですね。あ、あなたぁ、私に種付け、してください♡」

 

 

 凛子の甘い懇願に、虎太郎は身体を覆い被せる。

 すぐさま舌と舌が涎を絡みませあう粘着質な音が響き、肉の打ち付けられる音と別の粘着音が響くのにそう時間は掛からなかった。

 これ以後、虎太郎の休暇である三日間、彼の家では食事と凛子が眠った睡眠の時間以外は、牝の嬌声が響き続けるのであった。

 

 

 

 

 

 凛子の為に疲れを押して愛し合った虎太郎は、三日目の夜に珍しく凛子と共に失神して果てることとなる。

 十年来の付き合いであり、共に同じ死線を潜り抜けた九郎からの救援要請。それが簡単な任務の筈もなく、僅か一週間で虎太郎の疲労は限界に達していた。

 そんな状態で女を抱くなど狂気の沙汰だ。マトモな男なら動くことすら出来まい。それをエロ根性と取るか、女の為の漢気と取るか。受け取った側の感性に委ねられる。

 

 ともあれ、四日目の朝、気を失ったまま動けない虎太郎の姿に、凛子の本気の悲鳴が響き渡ることになるが、これは全くの余談である。

 

 





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