※この作品はR-18です。

対魔忍アサギ 苦労人奮闘記   作:HK416

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もう活動報告で分けて書くの面倒なんで、こっちで近況報告で。
前書き後書きが気に食わん人は、設定でちょちょいと消して下さい。作品の質だの何だのと高尚な事はどうでもいいんで、今はただひたすらにモチベを維持するために楽をしてぇ!

という訳で! 読者の皆よぉ、私は帰ってきたぁ!!
遅くなって済まぬ! だらしない作者ですまない! だが、エロで許してヒヤシンス!

いつだか、次はマリカと言ったな。アレは嘘だ。
よくよくストーリーラインを考えたのだが、この状態だと東先生の方が自然。マリカに行くには、もうワンクッションくらい挟まないとね。まあ、元がエロゲだからアレなんだけども。

では、純情ヤンキーとろとろH編、スタートゥっ!!



『純情ヤンキー? はっ、甘々トロトロでやるに決まってんだろ、このボケっ!!』

 

 

 

 

 

 ――――随分と、懐かしい夢を見た気がした。

 

 

「……………………」

 

 

 深い眠りの中から覚醒した瞬間に、虎太郎が行ったのは他者の存在を探ること。

 自身が気を失ったという記憶もないまま、反射的に行動へと移っていたのは、訓練の賜物か、はたまた魂にまで刻まれた癖なのか。

 

 横になっている自身の近くに人の気配は一つだけ。

 それが誰かを確認することすらせずに、蔵の中から一丁の銃を取り出して握り締めた。

 安全装置の解除はしない。そもそも、彼は銃の安全装置を使わないタイプだ。我が身や周囲の安全よりも、即応性こそを優先する。

 

 

「……くっ」

 

 

 瞼を開くと、猛烈な目眩と吐気に襲われる。

 それでもなお毛布の下で隠れている銃の感触と腕の制御だけは手放さない。

 必要である、と判断すれば相手が誰であれ、引き金を引く事に躊躇するような男ではない。

 

 

「おう、目ぇ覚めたみたいだな」

 

 

 しかし、その条件反射も覚悟も杞憂に終わる。

 傍らにあった気配の正体は、他ならぬ東であったからだ。

 

 異常な警戒心を見せる虎太郎に、彼女は苦笑しながら毛布で覆われ銃の握られた右手に視線を向けていた。

 虎太郎も虎太郎であったが、東の直感も異常だ。少しでも虎太郎が銃を持った手を動かしていたのなら、即座に制圧に動いたに違いない。

 

 そんな東の姿を確認してから、虎太郎はようやく警戒を解いて銃を蔵の中へと戻す。

 眠っていた場所は、自分に割り当てられた寮の一室。どうやら、マリカの治療を終わらせた後に気を失い、此処まで運ばれたらしい。

 

 

「どれくらい眠っていた?」

 

「……丸一日くらいだな」

 

「一日……?」

 

 

 東の返答に、虎太郎は怪訝な表情を浮かべる。

 それもその筈。気を失う直前の自身の状態は、最低でも三日、長ければ一週間は目を覚まさないほどに危うい状態だった。とてもではないが、たったの一日で回復どころか、目を覚ます事もない。

 しかし、目覚めの直後に目眩と吐気に襲われたが、改めて身体の隅々に意識を巡らせれば、生気が漲っているではないか。

 

 気の元となるのは当人の生命力。言わば、肉体を動かすエネルギーそのもの。

 マリカへの気功による治療によって消費した生命力は、それこそ肉体に変化が表れるレベル。それがただの一日で、此処まで回復するのは有り得ない。

 

 

「……カーラか? いや、まさか……」

 

「そのまさかだ。流石は女王様ってところかね」

 

「信じらんねぇ。マジモンの化物だな」

 

 

 自身の思い至った答えを東が肯定する。

 虎太郎が思わず漏らしたのは、称賛でも感謝でもなく、呆れであった。

 

 虎太郎が倒れると、マリカは自分にはどうにもできない即座に判断すると、カーラと東に助けを求めた。

 二人とも、虎太郎が常に綱渡りの状態で、此処での生活を送っていることに薄々感づいてはいたのだろう、対応は迅速であった。

 

 現場である保健室で発見したのは、酷い有様の虎太郎だった。

 髪はくすんだ白に染まり、全身の肌は弛んでいた。先程までは年相応の姿であった筈の彼は、老人もかくやというほどに老化が進んでいたのである。

 慌てふためくばかりであった東と自身に施した治療の結果がこれなのかと固まるマリカに対し、カーラは彼の姿に息を飲みながらも意を決した。

 

 その可能性は、カーラだけでなく、虎太郎も考えてはいた。しかし、それを実現できるなどとは考えていなかった。

 虎太郎が呆れたのは、カーラの持つその資質。規格外とも言って差し支えのない才能に対してだ。

 

 驚くべきことにカーラはエナジードレインを、本来であれば他者の生命力を吸い取る事しかできない筈の能力を応用して、自らの生命力を虎太郎に分け与えたのである。

 

 これはブラックにも、そして虎太郎の知る彼の嫡子二人であっても、不可能な芸当だ。

 エナジードレインは、言わば自身以外の生命の存在を許さぬ異能。不死の王らしい傲慢で情け容赦のない生態である。

 

 だが、長きに渡る人界での生活故にか、或いはかつてブラックに反旗を翻した一族の執念が生み出した結果であったのか。

 少なくとも、通常のエナジードレインは他者からの搾取に限定されるが、カーラのそれは不可逆のはずのそれを逆転せしめている。

 

 同じ系統の能力であっても、目覚めた人物が別であれば形を変えることは、様々な能力を様々な人物から奪ってきた虎太郎には至極当然の事実。

 ブラックとカーラの人格性格の違いから、何らかの変化が表れる可能性は考慮してはいたものの、この短期間で変化を自覚した上で行使するなど、自分の扱いやすいように能力を変化させる虎太郎であってすら不可能である。

 

 

「あー、マリカとカーラだが……」

 

「そっちもお前の想像通りだよ。あの死神も女王様に説教されてしょんぼりしてる。今は、一緒に書類を片付けてるよ。あたしは、アンタを見ててくれってさ」

 

「まあ、そうなるか」

 

「それから、目を覚ましたら、お前にもお説教だってよ」

 

「当然、そうなるわな」

 

 

 東のざまぁないという笑みに、虎太郎は軽く頭痛を覚えた。

 

 カーラの性格上、此処まで無茶をした虎太郎を容易く許す筈もない。

 勿論、彼にしてみれば渡りきれると判断した故の綱渡りであったのだが、他者から見れば危うすぎるものであったことに疑う余地はない。

 

 再三に渡るカーラの警告と心配を無視してこの結果(ざま)だ。

 死んでいないからいい、死なないと確信あっての行為と言ったところで、かの女王が耳を貸すとは思えない。

 

 マリカも災難だ。

 寄生虫とアムリタによって体調はガタガタ。それ故に、虎太郎の変化に気付くのが遅れることも無理はない。

 無理はないのではあるが、そのような言い訳はカーラには通用しまい。

 そもそも気功による対症療法の危険性に思い至らなかった甘さ。自身の変化を優先する余りに他者の変化に気付かない甘え。

 

 自他ともに厳しいカーラだからこそ、あらゆる言い訳は切って捨てるに違いない。

 その上で、行き過ぎた制裁に出ないのが、彼女の王としての魅力であろう。

 説教で済んでいるだけで御の字である。これが高慢な王ならばどうなっていたことか。

 

 

「…………そっち行ってもいいか?」

 

「あぁ? 別に構いやしないが……」

 

 

 頗る機嫌が悪いであろうカーラをどう諌め、説教の時間を削減したものか、と思案していた虎太郎は東の不意打ち気味の提案に怪訝な表情を浮かべる。

 東はソファからベッドの縁に腰を下ろし、何も言わないまま虎太郎の胸へと手を置いた。

 

 胸に置かれた手から伝わってくる確かな鼓動に、東は今度こそ安堵の吐息を漏らす。

 眼の前の光景に、またぞろ可笑しな展開だ、と虎太郎は何処か他人事のように頭の隅で嘆息していた。

 

 

「うん。まあ、良かったよ。安心した。そんで、あたしの負けだわ」

 

 

 ポンポン、と鼓動を刻む心臓を労うように何度も優しく叩く。

 

 虎太郎が昏睡状態に陥ったと聞いて最も狼狽したのは、他ならぬ東だ。

 その本性をハッキリと目にしてからというもの、ある種の信頼を抱いていた彼女は、マリカの蒼褪めた表情と共に発せられた言葉を一瞬理解できずにいた。

 飛び出したカーラの後を追う形で辿り着いた保健室で見た虎太郎に、東は真実、呼吸を忘れ、全身が粟立った。

 

 酷く動揺しながらも、全体を俯瞰しているかのように冷静であった自分が、もう言い訳のしようのないほどにハッキリと自分の思いを見つけた瞬間であった。

 

 

「あたしは、アンタに惚れてる」

 

「…………」

 

「そ、そんな顔すんなよ。流石のあたしもショックなんだけど……」

 

「いや、これは嫌がってるんじゃなくて、気は確かか、って顔だ」

 

「なお酷ぇよ!」

 

 

 道端に落ちていた犬の糞でも踏んづけたような顔に、東はしょんぼりと唇を尖らせた。

 意を決した告白の返事がこれではむべなるかな。人の色恋が大好きな女性陣の耳に入れば大顰蹙間違いなしな返答である。

 

 だが、虎太郎にしてみれば当然の反応な訳で。

 アサギにせよ、ゆきかぜにせよ、不知火にせよ、凜子にせよ、凜花にせよ、ワイトにせよ。皆、正気とは思えない。

 確かに、彼女達が窮地に陥った際の手際やタイミングの良さは認めよう。それにしたところで、自分の行いは世間一般では勿論の事、裏の世界でとて認められるようなものではない。

 他にももっと良い男はゴマンといるだろうに、よりにもよって何故オレなのか。その馬鹿さ加減に呆れを通り越して、怒りすら覚えそうだ。

 

 彼女達にしてみれば、其処がいいのだろう。

 どんな手段を使ってでも自分達を助けてくれた。それはそれだけで、己の価値を認められたようなもの。嬉しくないわけがない。

 無論、虎太郎とてその程度は理解しているが、共感性の欠落した彼には、全く異次元の理屈なのである。

 

 もっとも――――

 

 

「うわっ、ちょ、急に何を……」

 

「どうせ、ワイトに何か唆されてるってのもあるだろうが、オレの意思も見せないとな」

 

「――――んむっ!?」

 

 

 ――――共感できないからと言って、自分を求める女に手を出さないほど、出来た男でもない。

 

 東の行動にワイトの、引いてはゆきかぜの思惑と影を感じながらも、虎太郎は一瞬で腹を括って東を抱き寄せる。

 決断の早さは特筆すべき彼の性能の一つであるが、女に手を出す早さは如何なものか。

 

 既に己の体調を完全に把握していた虎太郎は、漲る生命力と精力のままに、背後から東の唇を奪った。

 彼女は一瞬目を見開いたが、何が起こったのかを理解すると嬉しげに目を細め、瞳に淫蕩な光を宿す。すぐさま手と手が重なり、指と指とが絡み合う。

 

 交互に唇を押し付け合い、互いの唇が音を立てて吸い合う。

 東は恋と愛と欲の赴くままに、唇から自らの想いを伝えるかのように積極的にキスを繰り返していた。

 対する虎太郎は、東の想いに応じるが、それでいて冷静に、東のトレードマークとも言える赤いジャケットのファスナーを下ろしていく。

 

 キスに熱中していた東は徐々に外気に晒されていく臍や胸元の感覚にピクリと身体を震わせたが、抵抗は見せず、むしろキスにばかり没頭していた。

 

 

「ん、はぁ……♡ い、いきなり、すぎんだろ♡」

 

「男と女の関係は、こうやって腹を括るのが一番手っ取り早い。」

 

「あっ♡ 首、舐めんっ、んんっ♡」

 

 

 じっとりと汗が浮かんできた首筋に舌を這わすと、蕩けきった吐息が漏れる。

 拘束するように腹の前に回された両腕を掴むが、力の抜けた彼女では抜け出すことも振り解くことも出来なかった。

 雄の強引さと逞しさを同時に感じながら、優しく首に吸い付かれると、ゾクゾクと背筋に得も言われぬ快感が走る。

 

 女が満たされていく感覚と同じだけ物足りなさを感じ、東は身体を虎太郎に預けながら、もじもじと太腿を擦り合わせた。

 

 

「んっふぅっ♡ あっ♡ あっ♡ そ、そんなに吸い付いたら、き、キスマーク残っちまうよぉ、あひぃっ♡」

 

「いいだろ、別に。オレも覚悟を決めたんだ。お前も覚悟しろ、東」

 

「か、覚悟はしてっけど、こんな、んひゃぁあっ♡」

 

 

 頭の芯に走る快楽ともどかしさに悶え、サンダルを履いたまま脚を漕いでいた。

 

 己の手で発情していく東に虎太郎は笑みを深めると、何の宣言もせずに黒い見せブラを上へとズラす。

 唐突に自らの最も弱い部分を空気に晒されてなお、東は驚きよりも甘い嬌声を上げてしまった。

 

 廃工場でワイトを交えた性交以後も、東は何度か抱かれている。

 無論、グラムによって肉体へと埋め込まれた寄生蟲のみを殺傷し、無残に変形させられた身体を元へと戻すためだ。

 

 かつては子供の陰茎のようにそそり勃っていた乳首は、精液を受けたことによって元の陥没乳首へと戻っていた。

 しかし、東の期待をそのまま反映しているかのように、先端が顔を出している。

 

 

「ふふ、元に戻ってよかったなぁ。だがまあ……」

 

「な、何だよぉ……」

 

「オレがこの手で好みの形に変えちまうから、ぬか喜びかもなぁ」

 

「そ、そんなに……んぐっ……んふっ♡ ひっ♡ んひぃぃいいぃいいぃいぃぃぃぃいいぃぃぃっっ♡♡」

 

 

 東の恐れとも期待ともつかない色に染まった瞳を余所に、虎太郎は容赦なく乳首を摘む。

 それだけでは終わらない。乳首を摘んだまま、乳房の形が変わってしまうほど、思い切り引っ張られてしまう。

 

 東は痛みを堪えるように歯を食いしばって背後の虎太郎の頭に手を回し、少しでも引き伸ばされまいと身体を反らしていた。

 だが、実態は違う。恍惚に目を蕩かせ、口の端から溢れた涎から痛みよりも悦楽の方が強いのは一目瞭然だ。

 

 

(痛ぇけど、ち、乳首、蕩けちまいそうなくらい、気持ちいいぃぃっ♡)

 

「はっ、はひぃっ、んぐぐっ、や、やめへっ♡ む、胸の形、かわっへぇっ♡ あひぃっ♡」

 

「ふふ。すまんすまん。でも、ほら――」

 

「へひぃぅっ♡ はっ、ハッ、はぁあぁっ♡」

 

「ちゃんと元の形に戻ったろう? …………ふぅぅぅっ」

 

「ふーっ、ふひぃっ、はぁぁあぁぁぁあぁんっ♡」

 

 

 虎太郎が乳首を放すと、ぷるりと揺れながら元の豊満で形の良い胸へと戻る。

 東を安心させようとしたのか、見せつけるように下から持ち上げるが、真っ赤に充血して石のように固くなった乳首へと息を吹きかける。

 

 たったそれだけの刺激で、東はアクメへと達した。

 腰までもを痙攣させ、ジーンズの股間は中で吹き出した潮によって黒く染まっていた。

 

 自分の女とメスが弄ばれているのを理解しながらも、東にあったのは悦びだ。

 女らしくない、というのが彼女のコンプレックスであったが、今この瞬間は間違いなく自分が女として求められているから。

 

 

「んっ、ふぅっ、ハッ、ふーっ、ふぅーっ♡ な、なあ、い、意地悪すんなよぉ……♡」

 

「んー? 何が意地悪なんだよ?」

 

「た、頼むよぉ♡ も、もっと乳首、弄ってくれよぉ♡ あんなんされたのに、触ってもらえなくて、ジンジンして切ねえからぁ……♡」

 

 

 暴虐と言っても差し支えのない行為をされた東の肉芽は、じりじりと火で炙られているかのようだ。

 痛みではない、僅かな時間も放置してほしくないと乳首が訴えているかのようだ。

 

 全身を汗で濡らし、露わになった脇からは濃厚な雌の芳香を漂わせながら、背後の虎太郎を見る。

 認めた男にしか見せない、恥も外聞も投げ捨てた媚びきった女の顔で懇願する。

 媚に合わせ、此処をと示すように身体をくねらせると、頂点で勃起した肉蕾もが左右へと揺れる。

 

 

「そうそう。意地を張ってるのもいいけど、素直な方がもっと可愛らしいからな」

 

「ほ、ほんとか♡ う、嬉しいっ♡ ほ、ほぉおっ♡ そ、それっ♡ そりぇ、しゅきぃっ♡ ち、乳首、捏ね回されるの、おほぉおぉっ♡」

 

 

 欲望と劣情に従うまま、素直になった東に本心からの言葉を投げ掛ける。

 

 その言葉に東は目を輝かせたが、すぐさまピンク色の光へと飲み込まれてしまった。

 親指と人差指で摘まれ、絶妙な力加減で捏ね回されたからだ。

 

 乳首を潰すように力を込めたかと思えば、指を使って器用に扱く。

 四方八方に押し倒されたかと思えば、抓り上げられて引っ張られる。

 

 何の事はない愛撫であったが、東の性感と求めるタイミングを全て把握していれば話は別だ。

 

 

「んんっ♡ んぐっ♡ ひぃっ♡ む、むり、や、やらしい声、我慢でき、ねっ♡ へっ、へっ♡ イクっ♡ イクイクっ♡」

 

「いいぞ、我慢なんてするなよ」

 

「へひぃっ、フひぃぃいぃいいぃいいぃぃっ♡」

 

 

 下唇を噛み締め、何とか嬌声を聞かせまいとしたが、虎太郎が乳首を抓み、乳房ごと持ち上げると堪え切れずに牝の声が漏れてしまう。

 再び、絶頂へと押し上げられた東は恍惚の笑みと共に舌を出しながら、手足を引き攣らせて男に絶頂を知らせた。

 

 

「イっ、イッたっ? イッたからぁ♡ ち、乳首イッたから、もうずりずりすんなよぉ♡ あ、甘イキ、止まんへぇ……♡」

 

「そう言うな。甘えてくる女を見ると、思い切り気持ちよくしてやりたいんだよ、オレは」

 

「お、おぉっ♡ ほぉおぉっ♡ ま、まらイグっ♡ おほぉぉおぉっ♡」

 

 

 身体に珠の汗を滑らせながら、ビクビクと乳首からの快感に身体を踊らせる。

 そうしている間も、虎太郎は乳首を優しく蕩けるように責め続け、絶頂の波は引いていかない。

 微弱過ぎる快感でも軽いアクメを貪る身体に、心底からただ一人の男のものとなった幸せを感じながら、東は犬のように短い呼吸を繰り返す。

 

 やがて、ようやく絶頂の波から開放された東は、くたりと手足から力を抜くとそのまま虎太郎に背中を預けるように寄り掛かる。

 荒い呼吸に胸は何度となく上下し、時折、アクメを思い出したかのように痙攣を見せた。

 

 

「東、何回イったんだ?」

 

「はぁっ、ハァっ、はっ、ハァァっ……♡ わ、分かんねえよぉっ♡ 何度も、何度もイッて数えられなかったっ♡」

 

「次からは数えとけよ。ちゃんと報告させるからな?」

 

「はっ、はぁっ、んぐ、ごくんっ♡ わ、分かったぁっ♡ 次はちゃんと数えるっ♡ そ、それから、今度はあたしが……っ」

 

 

 この快楽に次がある。

 次の機会に、答えられなかったら、どんな風にされてしまうのか。

 

 そんな事を考えた瞬間に、東は期待から生唾を飲み込んでしまう。

 女として決して見せられない痴態を晒してしまうだろうに、被虐の悦びに目覚め、期待している自分をハッキリと自覚した。

 

 戦慄く子宮と力の入らなくなった身体を叱咤し、彼女は立ち上がると背を向けたまま汗を吸った衣服を脱ぎ捨てて一糸纏わぬ裸体を晒す。

 

 秘部を一切隠さず、不安と羞恥に染まった表情で東は振り返った。

 彼女の身体は、カーラのような雄を誘う蠱惑的なものではなかったが、人体というものの卑猥さと美しさを詰め込んだかのようだ。

 引き締まった筋肉に、その上に薄っすら乗った脂。優秀なメスである事を示すように膨らんでいる乳房と尻。自らの発情を露わにした勃起した乳首と陰核。

 東は身体に残る細かな傷を気にしていたらしいが、そんなもの彼女の肉体を彩るアクセントに過ぎない。

 

 雄の欲望そのものが、虎太郎の瞳に爛と輝くのを確認すると、東の不安は消し飛ぶ。

 女としての自信を即座に取り戻した彼女の顔には、女そのものの笑みが刻まれた。

 

 東は虎太郎に両膝を開かせると、その間に座り込む。

 普段の態度や所作からは考え難い綺麗な正座だ。まだ彼女が反骨心を見せる以前に仕込まれたものだろう。当人がどう思おうと名家としての教育は行き届いているものだ。

 背筋の伸びた凜とした居住まいであったが、顔に張り付いた欲望と恭順に濡れた女の表情が全てを台無しに――いや、彩っている。

 

 既にズボンを押し上げている股間に手を這わせる。

 細心の注意を払って、上下に擦りあげる様は、奉仕を開始した娼婦のそれと変わらない。

 ますます大きくなる怒張を感じ取ると東はボタンを外し、チャックを下ろし、下半身を覆う衣服を全て剥ぎ取っていく。

 

 露わになった肉棒は焼けた鉄のように熱を放ち、天を衝くかのように反り返っていた。

 

 

「……はっ、ふっ、な、何回見ても、すげぇ……♡」

 

「ふふ、それはどーも。東のいやらしい姿を見てたらどうしてもな。ほら、責任とってくれよ」

 

「あ、あたしが……んくっ♡ わ、分かった♡ ちゃんと気持ち良く、させてやっからなっ♡」

 

 

 顔の前でそそり勃つ一物越しに笑みを深める虎太郎の顔を見比べ、東は更に淫らな笑みを浮かべる。

 自身の痴態が虎太郎を興奮させているのを見る度に、東は女としての自信を深めていく。

 

 女としての自信を取り戻すために。虎太郎の興奮を見逃さぬため。

 上目遣いで顔を見つめたまま、勃り立つ陰茎に顔を埋めた。

 

 

「すんっ、すぅーっ……♡ んふっ、すげぇ臭いっ♡ 汗で蒸れたチンポ、臭っせぇ♡ 一日だけで、こんなになるのかよっ……♡」

 

 

 筋の通った鼻を亀頭に押し付け、深く呼吸を繰り返す。

 鼻腔を駆け上り脳髄を犯す雄の芳香に、牝の本能と共にずくんと子宮が痛みにも似た疼きを増した。

 しかし、東は何度となく生唾を飲み込み、太腿を擦り合わせて最奥の疼きに堪える。

 

 固く熱く勃起した怒張をすっと通った鼻梁に這わせ、何度となく頬擦りをした。

 それは間違いなく、愛しいものに対する仕草だ。但し、慈愛によるものではなく、欲情と屈服によるものであったが。

 顔との摩擦を感じ取る度に肉棒はビクビクと痙攣を見せ、微弱ながらも快楽を得ている事実に東の笑みを深めさせる。

 

 

「はぁっ♡ ふふ、また固くなったっ♡ 今度は、キスっ♡ ん、んっ、ちゅっ♡」

 

「う、くっ……」

 

「んちゅっ、んんっ……んむっ……むっ……ちゅちゅっ……ちゅるっ……んっ、んっ、んんっ……♡」

 

 

 破裂しそうなほど張り詰めた亀頭に、キスの雨が降る。

 始めの内は口唇で一物の熱を感じるだけの触れる程度のものであったが、何度となく繰り返す度に熱が籠もった。

 激しくなる痙攣で逃げようとする男根を両手で包み込み、目にハートを浮かべながらぺろりと舌で口唇を舐めて湿らせる。

 

 今度は触れるだけでなく、更に熱くなっていく陰茎全体に吸い付いていく。

 

 東の知らなかった段階を踏んだ雄を興奮させる牝仕草は、ワイトに教え込まれたもの。引いては、ワイトが虎太郎から教えられたものでもある。

 普段、強気で男勝りな東が跪いて浅ましく男を求める姿は、どんな男でも興奮する効果的なものだ。虎太郎も例外ではない。

 

 亀頭だけではなく、裏筋、雁首、陰茎、果ては陰嚢まで。

 細心の注意と抑えきれない欲情を口唇に込めての奉仕は、鈴口の先から我慢汁の玉を絞り出す。

 

 

「へへっ……気持ち良く、なってくれてるんだよなっ♡ ん、んんっ、ちゅるるぅ~っ♡」

 

「はぁあぁぁっ……」

 

 

 奉仕の結果を見逃さなかった東は、口唇を尖らせて溢れた我慢汁の玉を潰しながら吸い付いた。

 濃くなってきた雄の香りを堪能しながらも、奉仕の手を緩める事はない。

 尖らせていた口唇を亀頭に滑らせながら、顎をゆっくりと開きつつ亀頭をねっとりと飲み込んでいく。

 

 

「んふっ、すぅっ、じゅる、んむぅ、ムぅぅ~~~~っ♡」

 

 

 口内でたっぷりと溜めた唾液を絡めながら、ピッタリと口唇を亀頭に貼り付けながら完全に飲み込んでしまう。

 

 跳ね回る怒張を口に収めて逃さぬことを確信すると両手を離し、床の上につける。

 そのまま口腔の中では、舌がうねり出す。裏筋や雁首の窪みを這い回り、カウパーを吐き出し続ける鈴口をぐりぐりと舐る。

 それだけではない。口唇を雁首に引っ掛け、間抜けな音を立てながら亀頭を責める。

 

 その度に、口元に笑みを刻んだまま虎太郎は切なげに眉根を寄せる。

 

 

(そ、そんな切なそうな顔、すんなよぉっ♡ も、もっと気持ち良くさせてやりたくなるじゃんかぁ……♡)

 

「ずろろっ、んぼっ♡ じゅるるる、んぶっ、んぶっ♡ んろレルっ、れる、レロろろっ♡」

 

 

 溢れる先汁を味わいながら、顔を前後させる。

 顎が外れそうなほど開きながらも、口唇を貼り付かせ、頬を窄ませて奉仕を続ける。

 鼻の下を伸ばしたみっともない顔を晒しているのを自覚しながらも、口奉仕を緩める真似はしない。

 

 今まで誰にも見せた事のない姿を見せるのは羞恥もあったが、それ以上に虎太郎を気持ち良くさせる使命感にも似た奉仕欲求に従う。

 ただ一人の男に跪いて、組み敷かれる女の悦びを知ってしまった東には抗う術は唯一つ。

 

 

「チンポっ♡ デカチンポっ♡ おぶっ♡ はっぐぅっ♡ んじゅるるるっ♡ ビクビク、びくびくっひぇっ♡ はへぇっ♡」

 

「んんンンっ♡ んぐんぐっ♡ しゃき汁いっひゃいっ♡ ごくっ♡ んぐぐっ、れるぅ、もっときもひよく、して、やるからなっ♡ もっと、もっとぉっ♡」

 

「んじゅぷっ♡ じゅぽっ♡ んンンっ、れるるっ♡ んぼっ、んぼっ、ぐっぷぅっ♡」

 

 

 これまで自分を気持ちよくしてくれたものに精一杯の感謝を伝えるように、恥も外聞も投げ捨てての口唇奉仕。

 どぷどぷと先端から溢れてくるカウパーを飲み下す度に、女陰の奥から真白に濁った本気汁が溢れて閉じた太腿の間を滑って床を濡らす。

 口唇の隙間からは粘度の高い唾液が漏れ出し、陰茎に絡み付きながら長い糸を引いて垂れ下がっていた。

 

 

「東、もうそろそろ射精()したい、なっ」

 

「な、なりゃ、んぶっ♡ こ、このまま射精しえ、いいひゃらっ♡ ひゃっぷり、ざぁーめんっ♡ じゅるるるるっ♡」

 

「いや、口よりも気持ち良く射精()せるところがいい」

 

「……っ! わ、わひゃったぁっ♡ れっるれろっ、ちゅっちゅっ♡ んじゅぅ~~~~~~~~~~っ、ぷあぁっ♡」

 

 

 音を上げたように見えてその実、東の我慢の限界を見極めた虎太郎の願いに、目が輝く。まるで欲しいものを手に入れた子供のようだ。

 それでも名残惜しげに加えたまま亀頭を舐め回し、凛と整った顔が崩れてしまうほど鼻の下を伸ばして吸い付きながら引き抜いた。

 ポンと間抜けな音を立てながら再び顔を表した亀頭は、口唇奉仕によって更に張り詰め、今にも破裂してしまいそうだ。

 

 口で射精させてやれなかった自身の未熟さと申し訳なさ、煮詰まった女の欲望を感じながら、東は立ち上がった。

 にちゃ、と垂れた本気汁が糸を引いて足や床の間に繋がっていたが、最早、頭に入らないのか、気にした風もなく断ち切ってしまう。

 

 

「じゃあ、自分で挿れてくれ」

 

 

 ベッドの端に腰掛けたまま後ろ手を付いた虎太郎の言葉に頷く。

 東は震える脚と腰に力を込めてベッドに上がり、虎太郎の腰の上でM字に股を開き、肩に手を置いて深く腰を落としていく。

 

 

「まずは、マンコでキスしてくれよ」

 

「が、我慢できねぇとか言っておいて、それかよぉ」

 

「嫌かぁ? 口ではあんなにキスしてくれたのにぃ?」

 

「ほ、ほんと、酷ぇっ、女にそんな真似させるとか、性格悪ぃよ……そ、そういうとこも、好きになっちまったけど……んくっ♡」

 

 

 口では酷いと言いながらも、女の悦びに染まっている。

 

 深く落とした腰の中心で開いた花弁に、痙攣してそそり勃つ一物を何度も押し付けては放す。

 白濁した本気汁が押し付けられる度に溢れだし、亀頭との間に糸の橋を作り出しては、切れていく。

 

 焼けた鉄棒のような熱さと金属のような硬さとゴムのような弾力を備えた不可思議な感触を感じ取り、女の芯が炙られたように燃え上がっていく。

 微弱な快感に切なさばかりが増していくが、相手の笑みが消えぬのを見ると、もっと笑みを深めさせてやりたいと女が疼く。

 

 他の男では決して見せない痴態であったが、惚れた相手だからという免罪符の下、更に淫靡な姿を見せる。

 

 

「な、なあ、辛いだろ? もう、いいよな? なぁっ?」

 

「ふふ、辛そうなのは東の方だけどなっ」

 

「だ、だって、こんなお預け、つ、辛いに決まってんだろっ? もう、マンコも、心も、その気になってんのにっ……」

 

 

 目の端に涙を浮かべながら、女陰を使ったキスを繰り返す。

 それでも言いつけを守ろうとするのは、征服を待ち望んでいるからだろう。

 

 

「分かった。但し、ゆっくりだぞ?」

 

「そ、そんなっ……もう、限界だって、腰も、脚も笑ってんのにぃ……」

 

「駄目だ。折角、東が本気になったんだ。なら、オレも本気でお前をオレだけの女にするからな」

 

「ほ、本気っ……♡ うぅ、そんな風に言われたら、もうあたし、逆らえねぇよっ♡」

 

「そういうとこ、本気で可愛いぞ、東」

 

「も、もっと言ってっ♡ お前好みの女になるからなっ♡ こういう風にゆっくりぃっ、はぁおぉおぉぉぉっ♡」

 

 

 肉付きのいい尻とホッソリとした腰を左右に振りながら、見せつけるように肉棒を飲み込んでいく。

 待ち望んでいた男根が、膣道を掻き分ける衝撃に、爪先立ちになった脚がガクガクと震える。

 

 だが、虎太郎の望んだ通りに、何度も口唇を舐めながら力が抜けていく脚と腰を叱咤する。

 

 

「ほぉっ、はぁぁっ♡ や、やっと、先っぽだけっ……♡」

 

「よしよし。そのまま、さっき見たいに亀頭責めしてくれよ。まずは膣口に教え込んでやらないとな」

 

「んくっ、ふぅ、ふぅ、ふぅーっ♡ わ、分かった。んひっ、ひぃっ♡ あっはぁぁっ♡」

 

 

 ぐっぽ、ぐっぽと音を立て、亀頭が全て抜けきってしまわぬように腰を振る。

 

 雁首を飲み込み、襞と膣口に引っ掛けながら、雁首を引き抜く反復運動。

 肉棒はすぐに本気汁で白く染まり、睾丸にまでもが濡れ光っていた。

 

 時に口唇を噛み、時に歯を食いしばり、時には舌を噛んで、肉棒に絡みつく女陰から駆け上がってくる悦楽に耐え忍ぶ。

 時折、堪え切れずに漏れる嬌声は獣のように低く、自分の口から迸っているとは思えない。だが、何度も襲いくる甘イキの波に、気にも留まらない。

 

 

「そろそろ、いいかな。膣口はチンポの形を覚えたみたいだぞ、次は東の弱いところを順繰りに、だ」

 

「は、はひぃっ♡ つ、次はGスポットぉぉっ♡ お、おぉ、か、雁太チンポ、Gスポ、抉っへぇっ、はへ、ほぉぉ、いぃっ♡」

 

 

 人よりも浅い位置にある東のGスポットは既に充血しぷっくりと膨らみ切っており、到達は簡単だった。

 

 自らの腰の動きで、自らの弱点に男性器を擦り付けるゆったりとした動きは、彼女に膣のいやらしい形を自覚させるには十分過ぎた。

 亀頭の先端から雁首までを擦り付け、雁首の返しでぶつぶつとした膣壁をこそぎ落とす。

 

 東は口の端から涎を零し、焦点の定まらない瞳で虎太郎を見つめ続ける。

 そうしている間にも吸い付く膣の戦慄きに応えるように、尻肉を震わせながら上下左右前後に腰を揺する。

 

 Gスポットだけではない。

 自分ですら知らなかった、虎太郎に教え込まされた自身の弱点に徹底して愛する者の一物の味を覚え込ませる。

 Gスポットの反対、背中側の弱点に裏筋を擦り付け甘イキし、Gスポットの更に奥にある弱点に陰茎の血管に絡みつかせて潮を吹く。

 

 踵を浮かせて爪先立ちになったM字開脚ながら、巧みな腰使いで自ら膣内の全てを蹂躙させる。

 

 

「んお゛ぉっ♡ ふん゛ぐぐぅぅぅっ♡ へ、っひゃぁ、や、やっと子宮口キタっ♡ んっふふっ、とろとろマンコでデカチンポにディープキスゥっ♡」

 

「あー、このディープキス、堪んねぇ。亀頭に吸い付いてくるな」

 

 

 すっかり口の開いた子宮口はまるで東の気持ちを現すように亀頭に触れただけで吸い付いた。

 ドクドクと吐き出されるカウパーを、音を立てて吸い上げ、射精を促すように締め付ける。

 

 まるで極楽とばかりに虎太郎は声を漏らしたが、反面、東は泣きそうな顔で虎太郎を見ていた。

 

 

「も、限界だ。腰、抜けそっ……♡」

 

「ふふ、後ちょっと何だぜ、頑張れ頑張れ」

 

「ほぉ゛っ♡ あア゛っっ♡ それ、やめ゛ぇっ♡ いひぃっ、また潮吹きアクメ、くるぅっ♡」

 

 

 もうこれ以上は、と懇願する東であったが、それを見た虎太郎は意地の悪い笑みを浮かべた。

 彼女の悪寒も一瞬の事。ゆさゆさと虎太郎自ら腰を揺れ動かすと、亀頭に吸い付いた子宮口が右へ左へと拡げられる。

 

 たったそれだけで、尿道から派手に潮が吹き出し、東は舌を突き出してアクメを貪ってしまう。

 

 

「はっ、はひっ、はっへぇっ、はっ、はっ、や、やめりょ、それ、やめてぇっ……♡」

 

「じゃあ、こっちとこっちはどうだ?」

 

「ち、乳首とクリっ♡ あぉぉっ♡ りゃ、りゃめらってっ、そっちもやめてぇぇえっっ♡♡」

 

 

 腰を止めた虎太郎は、今度は呼吸で揺れる乳房の先端と膣の上でビンビンに勃起した乳首と陰核に指を伸ばした。

 小石のように固くなった乳首を捏ねくり回しながら引き伸ばし、反り返って自己主張するクリトリスを扱きつつも指で弾く。

 

 東は目を見開き、身体を揺さぶって少しでも快楽から逃れようとするが、その程度で獲物を逃すほど虎太郎の性技は甘くない。

 短い間隔で絶頂の波が襲いかかり、ぶしっ、ぶしっ、と音を立てて熱い牝潮が虎太郎の身体に吹き掛けられる。

 

 身体を仰け反らせて連続アクメを伝えると、虎太郎の指先がようやく緩む。

 震えて必死に同じ位置を維持しようと震える腰も、必死に目を逸らすまいとしつつも上向きになり始めた瞳も、真の限界を迎えようとしている証拠だ。

 

 

「はっ、ひぃっ、ひっ、た、頼むっ♡ 頼むよぉっ♡ はひっ、はっ、お、お願いっ、さ、最後は虎太郎が、トドメさしてくれよっ♡ アタシじゃなくて、お前があたしを女にしてぇっ♡」

 

「分かった。でも、約束しろよ? 酒も煙草も程々にしろ。それでオレより早く死なれちゃ敵わん」

 

「わ、わわ、わひゃったっ♡ 酒も煙草もやめりゅぅっ♡」

 

「そこまでしなくていい。程々、だ。それから東の身体、最高だぞ。不摂生でだらしない身体になるなんざ、許さんぞ」

 

「が、頑張りゅっ♡ 腹も、尻も、胸も、頑張って今のままにするっ♡ もっと、虎太郎に気に入って貰えるように、やらしい身体になるぅっ♡」

 

「じゃあ、トドメを差すぞ」

 

「はっ、お願いっ♡ お願いしますっ♡ こ、虎太郎っ♡ アタシをお前だけのして下さいっっ♡♡」

 

 

 震える腰を両手で掴まれただけで、東はまたしても絶頂に達した。

 但し、これまでの絶頂とは訳が違う、女の芯から作り変えられるような絶頂だった。

 

 きゅうと膣が収縮し、ビクビクと痙攣する一物を締め上げ、本気で精液を搾り取ろうとする。

 それと同時に、子宮口に半ばまで食い込んだ亀頭が完全に子宮の中へと侵入した。

 

 

「――――ほお゛っ♡」

 

 

 子宮の壁と亀頭の先端が触れ合うと同時に、白濁液が迸った。

 眼の前が白く染まり、バチバチと頭の中で電流が弾けるような絶頂感を浴びせられながらも、子宮を蹂躙する雄の欲望と全てを征服された女の幸せを貪り尽くす。

 

 

「おぉ゛っ♡ んっほぉっ♡ ぁっ♡ イッグゥっ♡ イっでる゛っ♡ いぎュうっ♡ 虎太郎チンポっ、最高らよぉっ♡ あ、あひゃま、蕩けるぅっ♡」

 

「お゛っ、おぉ゛っ♡ チンポっ、子宮の中で跳ねてっ♡ う、ひぃいいぃぃぃぃぃぃっ♡ きひゃきひゃきひゃぁぁあああぁぁぁっ♡」

 

「め、牝アクメ、すげぇっ♡ あっぐ、ひっぐぅっ♡ すごい、ぐりぐりしてぇっ♡ ザ、ザーメン塗りたくられっ、へひぃぃぃぃっ♡」

 

 

 虎太郎に腰を掴まれたまま、全体重が子宮と亀頭に伸し掛かる。

 M字に開いていた筈の両脚は、自身の女を全て明け渡すアクメの法悦と衝撃に、指の先までがピンと伸びて左右に広がっていた。

 

 

「ほら、そんなに感じ過ぎると頭おかしくなるぞっ、そういう時はどうするんだ?」

 

「ふぎぃっ♡ ふっ、ふぅっ、ふ、ぎゅうううぅううぅうぅぅうううぅぅぅぅぅぅぅっ♡」

 

「そうだ、そうするのが一番良い」

 

 

 意思に反してピンと伸びた両脚を今度は自分の意思で折り畳んでいく。

 それだけではなく、肩に置かれた手を背中に回し、身体と身体を密着させた。

 繋がっている意思だけではどうしても緩い力であったが、彼女の渾身の意思によって発揮された行為は必ず完遂される。

 

 むにゅりと張りと柔らかさが絶妙に融合した乳房が胸板に押し潰されて変形し、先端の乳首もが刺激される。

 

 

「子宮アクメきもちひぃっ♡ 精液、濃すぎて、べちゃべちゃぁ♡ こ、こんなの孕むっ、赤ちゃん孕んじゃうぅっ♡」

 

「射精っ、種付けっ♡ オ゛っ、おぉ゛っ♡ イッグっ♡ またイグっ♡ ほぉおぉ゛ぉおぉっ♡ あぁ゛~~~~~~っ♡」

 

「ザーメンっ、まだ出っ、ひっ、あああぁ゛っ♡ マンコイグっ、子宮アクメも、乳首アクメもすりゅっ、んひゃぁあ゛ああぁああぁぁぁぁっ♡」

 

「お゛っ♡ オォ゛っ♡ おほぉっ♡ イグ、いっぎゅっ♡ 種付けアクメっ、シッコ漏らして、イッグぅぅぅっ♡」

 

 

 絶え間ない絶頂に、尿道からは恥ずかしい黄金水が勢いよく吹き出した。

 まるで虎太郎の女である証と言わんばかりに、自分の臭いを少しでも相手に残そうとマーキングしているかのようだ。

 

 しなる肉棒を子宮で拘束し、吐精の度に粘液一つひとつが快楽を与えるのか、東は絶頂に腰をくねらせ擦り付ける。

 

 

「ほお゛っ♡ イグイグイグっ♡ 虎太郎専用女になっへぇ、おまんこイグっ♡ おぉ゛っ♡ イッグぅううぅぅぅぅううぅぅぅぅぅぅっ♡♡♡」

 

 

 だらしなく震えて開いた口から、真っ赤な舌を突き出しながら、東は女の幸せを極めた。

 隙間から収まりきらなくなった白濁液を零しながらも、より一層強烈に子宮と膣は亀頭と陰茎に食いつき蠢動して、意地汚く精液を吸引していく。

 

 子宮で雄汁を受け止める悦びに身体を引き攣らせ仰け反り、喜悦の咆哮を撒き散らす。

 それでもまだ足りないと言わんばかりに、男の象徴は脈動を繰り返して精を吐き続け、女の園は蠕動して精を搾り取る。

 

 

「はへっ……はっへぇっ……ひぃぃ……うぅん、あへっ……♡ ひゃ、ひゃっとぉ、終わったぁっ♡ しょうべん、いっぱひっ♡ あひっ、ザーメン、たぷたぷぅ……っ♡」

 

 

 強烈な絶頂の余韻に浸りながらも、涙と涎と鼻水で濡れた顔で東は微笑んだ。

 彼女の顔には、彼女が抱いていたコンプレックスが馬鹿馬鹿しくなるほどの、女の笑みが刻まれている。

 

 無言ではあったが、虎太郎の身体に巻きつけていた手脚に力を込め、目にハートまで浮かべて男としてどれだけ素敵だったか、女の悦びがどれほどのものであったかを伝えていた。

 

 

「こ、これで、はひっ……もう、虎太郎の女ぁっ、ひぃぃっ……はっ、はぁっ、ぜってぇ、離れらんねぇよぉっ……♡」

 

「放す訳ないだろ、こんな馬鹿で可愛い女」

 

「んむっ?! ……んふっ……んろっ、れるるっ、ちゅっちゅっ、ひっ、今、きひゅされたりゃ♡ れろるっ、レロっ、ま、またしょうべん、漏れりゅぅっ♡」

 

 

 言葉で拒絶しようとも、押し付けられた口唇と舌を、東は喜んで迎え入れた。

 ぴゅっぴゅと尿道に残った聖水が溢れるのも構わずに、舌を絡め合わせる。

 

 

「んちゅっ♡ ひゅげっ♡ んじゅるっ、じゅちゅ、ちゅっ♡ ひぁあっっ♡ ち、チンポ、まだぁっ♡」

 

「そりゃ、東がこんなにしおらしくて、可愛い姿を見せてくれたからな」

 

「んふぅっ、れるっ、も、もっろ、褒めてっ♡ ちゅぅうっ♡ 虎太郎好みのおんにゃになりゅからっ♡ もっと、もっとぉっ♡」

 

「よしよし。そういうとこ好きだぜ、東」

 

「はぁぁっ、あ、あらしも好きっ♡ あらしの彼氏、恋人っ、夫っ、旦那様ぁっ♡ れるっ、じゅるるるるるっ♡」

 

「でも、そんなにいいもんかねぇ、SEXが巧いだけだぜ?」

 

「そ、そんなことねぇっ♡ チンポでかくて、SEXだけじゃねぇっ♡ はむっ、あたひがどんなゲスに犯されてヨガっても、絶対助けて、ちゅっちゅっ、可愛がってくれりゅっ♡ アタシの顔がぐちゃぐちゃになっても、あむぅれっ、れるろっ、可愛いって犯してくれるらろぉっ♡」

 

「まあ、そんな程度で手放すつもりはないな」

 

「ふぅううぅっ♡ それでいいっ♡ はぉっ♡ それがいいのぉっ♡ れろぉ~っ♡ そういうとこが好きらからぁっ♡♡」

 

「…………今のは、ぐっと来た。やっぱり本気で可愛いよ、お前」

 

「ふぉっ!? ま、まっへぇっ! い、今、動かれたら、きしゅっ、れきな……あ、あひぃぃぃいいぃぃぃぃぃぃぃっ♡」

 

 

 深い深いキスを繰り返し、涎が垂れて胸元が汚れていくのも構わずに、東は一途な告白と接吻を繰り返す。

 

 その姿に、虎太郎は呆気に取られながらも、珍しく掛け値もなければ偽りすらもない言葉を漏らした。

 そうまで求められて悪い気はせず、そういった求めには応えるのが彼の生き様である。

 更なる絶頂と女の快楽と幸福を東に叩き込んでやろうと、萎えずにいた怒張を更に漲らせて腰に力を込める。

 

 対する東は絶頂の余韻から立ち直れておらず、目を白黒とさせたが、すぐさま蕩けた女の表情へと切り替わった。

 後に続いたのは獣そのものの嬌声と、好き、愛しているという東の告白とも絶叫とも取れる喘ぎ声だけであった。

 

 

 

 

 





ほい、というわけで、東告白&御館様相変わらず告白されると手が早い&ヤンキー先生、陥落、の回でした。

いや、苦戦に次ぐ苦戦。モチベ低下に次ぐ低下で難産でした。待たして申し訳ねぇ。
その分、この作品の中ではトップクラスのイチャラブ&調教ぶりじゃなかっただろうか、と自画自賛。

こうエロシーンより戦闘シーンや策謀シーンを書きたくなって大変じゃった。じゃから、次回は日常回なんじゃ。マリカのエロはもうちょっと待って欲しいんじゃ。
んじゃま、次回もお楽しみにー!!
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