※この作品はR-18です。

【R-18】IS 西の男性操縦者   作:チャリ丸

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遅れたのじゃ……。






淫らな日常 〜その19〜

 

 

 

 

「は、恥ずかしいよ…」

「何をいまさら。もう見られてないところの方が少ないほどお互い見慣れたやろ?」

「それでも、やっぱりコスプレして、え、えっちするなんて…」

「なあナギ。そのセックスのことえっちって言うのやめてくれへん?」

「えぇっ!?なんで!?」

「そっちの方がえっちすぎて余計興奮するから」

「……剣くんって、変態さんだよね」

「変態じゃなきゃこんなんなってへんやろ」

 

 そう言ってナギの眼前に突き出される屹立した時守の肉棒。

 いったいいくら精液を吐き出せば静まるのか分からないそのイチモツを、ナギは優しく両手で包み込んだ。

 

「ど、どうしたいの?」

「ナギといちゃいちゃしたい」

「う、うん。それは、私もだけど…」

「逆に聞くけど、ナギは何がしたい?」

「えっと……。本番のえっちは後がいいな」

「……ほほう。つまり、今はしない、と」

「本番は、だよ?だからね、その…」

「ん?」

「せ、セルフイマラチオをしてみたいなって」

「それ本気で言うてる?」

 

 彼女の口から飛び出したのは、普段のただでさえ清楚な彼女が清楚な格好をしながら言うには、考えられないようなものだった。

 

「うん。一回してみたかったんだ」

「ほんまにええんか?」

「うんっ」

 

 現在進行形で肉棒を優しくこねくり回しつつ、満面の笑みで返事をするナギ。

 その表情には、一切の迷いも無かった。

 

「じゃあ、頼んでいいか?」

「もちろんっ!そ、れ、じゃ、あ、いっただっきまーっす!あむっ……んぶ、ぐぷ、ごぽ…!」

 

 可愛らしい声を共に小さな口で時守の亀頭に口づけをし、一気に根元まで咥えたナギ。

 彼女の鼻先に陰毛が当たるほどまで飲み込んでおり、彼女の少し荒い鼻息が下腹部に微妙な刺激を与える。

 

「んっ…じゅるるううるるっ!」

「くぁ……!」

 

 唾液を舌で絡ませ、竿を吸い上げる。

 すでに両腕でがっちりと腰をホールドし、口を陰茎から離すつもりはないらしい。

 

「んぶ、がぽ、んぐ…じゅぽ、ぐっぽ、んっ…じゅごおぉぉぉっ!」

「ぐ…、ま、待って、ナギ」

「ぐぷ…ん?ふぉーふぃふぁふぉ?」

 

 どうしたの?と聞く彼女は、咥える前よりもさらに大きくなった肉棒を頬張りながらあどけない表情で時守を見上げた。

 およそ一分弱。休むことなく行われ続けていたナギの極上のセルフイマラチオにより、時守は高ぶっていたのだ。

 

「セルフじゃなくて、俺が突いてもええか?…悪い、ちょい我慢できひんわ」

「んっ!」

 

 目を細め、咥えながらも縦に大きく頷くことで了承を示したナギ。

 腰に回していた腕を解き、自らの背中に回して組み直した。

 

「いくぞ。…あっ、鼻だけは気いつけてな。当たったら痛いらしいし」

「んっ」

 

 今からイマラチオで口を犯しにくる彼のささやかな優しさにナギの目尻が下がる。

 彼女がそんな表情を浮かべる中、時守の両手がナギの後頭部を掴んだ。

 

「一気に奥まで行くからな」

「んっ。ぐぶぅっ、がぽ、んご、ごぽっ、がぷっ!」

 

 時守のナギの口に向けての激しいピストンが始まる。

 口端から唾液が押し出され、ナギが着けていたリボンをブラウスごと濡らしていく。

 

「ほんまにごめん…ッ!止まらんわっ!」

「んっ、ごほっ、じゅ、んぶっ!」

 

 喉奥まで突き入れられるハイペースなピストンにも、ナギは嬉しそうな笑みを浮かべて気持ちよさそうに受け入れ続ける。

 

「やべ、もうイキそう…ッ!」

 

 大量の唾液はもちろん、かなり強いピストンにも関わらずしっかりと頬肉と舌で肉棒への愛撫を行い、時守に飽きることのない快感を与え続けるナギの口内。

 

「悪いナギっ!一番奥で…っ!」

 

 言葉の最後を言い切ることなく、時守はそのイチモツ全てをナギの喉奥に突き刺し、彼女の体内に向けて射精した。

 彼女の頭を鷲掴みにし、まるでオナホールのように扱う背徳感と罪悪感から、その射精の量はとんでもないものとなっていた。

 

「はぁ…、はぁ…っ。ほんまに、ごめん…」

「コホッ…。んーん、いいよ、大丈夫。気持ちよかった?」

「そりゃあ、まあ。めっちゃ出たからな」

「ふふっ、なら良かったっ」

 

 口内を貫くようにして直接喉奥に亀頭を突き入れたため、ナギの口から精液が漏れることはなかった。

 口元に少しついた陰毛を取りながら、ナギは再び笑みを時守に向けた。

 

「じゃあ、私のお願いも聞いてくれる?」

「えっ」

「だって、元は私がセルフイラマチオしたいって言ってたのに、剣くんが途中から突いちゃったでしょ?だから、追加でして欲しいの」

「……おう。ええよ」

 

 確かに彼女の言う通りである。

 ナギは最初、自分でしてみたいと言っていたのだ。しかしそれを、時守が途中から強引に変えた。

 ならば、彼女のお願いを新しく聞くのが良き彼氏というものである。

 

「ぶっかけて?」

「は?」

「だから、ぶっかけて欲しいの。普通の女子高生コスプレした私の身体とか顔に、剣くんの濃ぉいザーメンをたっぷりかけて?」

「ちょっ、そんなん…」

 

 想像してみる。

 今満面の笑みを浮かべているナギ。先程までイラマチオをしていたため膝立ちになっているその姿は、奉仕している者のそれだ。

 その端正な顔と絹のような手、そしてどこにでもありそうな女子高生の制服を、若干黄色が入った、自分の遺伝子の塊である白濁液で染め上げる。

 ねっとりとしたそれがナギの髪や鼻、頬にかかって粘り気を帯びながら滴り落ち、ブラウスを卑猥に濡らす。

 そして、精液を浴びてその匂いを纏ったナギが今度は今まで以上に淫靡に笑うのだ。

 

「勃ってまうやん」

「正直でよろしいっ!」

「でもぶっかけってどうやって?俺が自分でシコるん?」

「こんな所でオナニーなんて剣くんも嫌でしょ?」

 

 そう言うや否やナギは時守の肉棒を両手で優しく包んだ。

 いつの間にか準備していたのだろう、ローションに塗れたその指の間がくすぐったいように心地いい。

 

「私がシコシコするから、いっぱい出してね!」

 

 そうしているうちに、時守の了承無しにナギは手淫を開始した。

 ナギの唾液、時守の精液、そしてナギの手のひらにあるローションが混ざった液体が擦れるたびにぬちゃぬちゃと音を立てる。

 

「すっごい硬い……相変わらずおっきいし、何食べたらこうなるの?」

「束の薬のせいやな。まあ、元から結構デカかったみたいやけど」

「あ、そうなの?」

「らしいで」

 

 左手で睾丸を揉みしだきながら、右手で竿をしごく。

 まるでベテラン風俗嬢のような手つきで攻め方を変え、時守の肉竿をより昂らせていく。

 

「カリの大きくて、匂いも濃い…。裏筋もこんなにふっといなんて…」

「おい待て。俺以外の見たことあんのか?」

「お、お父さんのだよ?それに小さい時の記憶だし。他には、こういう手コキとかフェラの練習のためにたまにAV見るぐらいで、かな?」

「……へぇ」

「…ねぇ剣くん。もしかして、嫉妬してるの?」

「当たり前やろ」

 

 滑らかに手が変えられ、逆手で扱かれながら時守は答える。

 

「俺はナギ達皆を愛してる。それは誰に対しても変わらんし、誰も手放したくない。言うてまえば、みんなを拘束しておきたいぐらいやわ」

「……普通のカップルなら女々しい男、ってなるのかもしれないけど、剣くんなら別だよ。こんなにも大人数をちゃんと愛するってことは、ホントに凄いと思うよ」

「やからみんなが他の男を引き合いに出した時とかも、もちろん嫉妬してまうねん。…幻滅したか?」

「ううん、全然。むしろ嬉しいなっ。剣くんがそこまでちゃんと思ってくれてるんだもん。それに、今さらこの剣くんに染まった身体と心で、他の男を受け入れるつもりもさらさら無いしね」

「……そか」

 

 ナギのその言い切った言葉に安堵するかのように笑みを浮かべる時守。

 しかし、そんな彼を見てナギは少しだけ不服そうだった。

 

「剣くん。もし剣くんが不安なら、私たちをもっともっと堕として?四六時中骨の髄まで剣くんのことしか考えられないくらいに、ね?」

「ナギ……」

「もう剣くんの物になってるって自覚はあるけど、もっと染めて、マーキングして、狂わせて?」

 

 自分達は既に骨抜きにされているが、それ以上もっと惚れさせてくれと、そう言っているのだ。

 もちろんそれにノーと答える気などさらさら無い。そして、つい先程決心したばかりだ。

 

「任せとけ。ついさっき神楽と約束してきたとこやからな。嫌やいうてもナギ達を愛して、死んでも離さんからな」

「うんっ!じゃあ、約束祝いで一発派手にぶっかけてっ!」

「う、ぉあ…ッ!」

 

 速度を上げてナギが時守の肉棒を付け根から鈴口まで全体を往復するように激しく扱き始める。

 握力はそれほど強くなく、ただローションのぬめりとナギの指や手のひらの感覚だけを強く伝えていく。

 

「ねぇ剣くん。ココ、すっごい重たくなってるよ?」

 

 ローションを含ませながら睾丸を揉みしだく左手からもぬちゃぬちゃと音が響く。

 

「鉛玉みたい…。この中に、たっぷりのザーメンが溜まってるんだよね?」

「ナギ…ッ!」

「うんっ…、いいよ、出して…!」

「ぐぅっ!」

 

 そして迎える、絶頂の時。

 まるで蛇口を一気に最大までひねった時のような勢いで陰嚢、尿道、鈴口を通った精液が飛び出る。

 170cmを超える時守の身長を一旦越えるほどの位置に到達した精液は、綺麗な放物線を描いて一気にナギの身体に降り注いだ。

 

「きゃっ、んっ…」

「まだ出る…!ごめん…!」

「大丈夫っ、もっと出して?」

 

 一度は収まった射精の勢いも、ナギが再び擦るだけで復活する。

 元締めが壊れた蛇口のように無限に吐き出される精液が、ナギをどんどんと染め上げていく。

 

「く、あぁ、あ……」

「ふふっ、お疲れさまっ。気持ち良かった?」

「あぁ……。…ナギの手コキが一番気持ちええかも」

「ホント!?」

「冗談抜きで手コキやったらマジで一番かも…ってほんまごめん。かけすぎたわ」

「いいのいいの」

 

 束さんのお薬のお陰で顔射されても失明する可能性が無いしねー、と笑うナギ。

 綺麗な顔も美しい長い黒髪も、コスプレの制服もいつの間にか大きく開けられた胸元から見える谷間も、スカートもその下に履いている黒ストッキングすらも精液塗れになった彼女の姿は、それだけで再び復活出来るほどに扇情的だった。

 

「ほんまにエロいわ、俺の彼女みんな…」

「さ、流石に3回目はみんなに申し訳ないからね?」

「あぁ。これは全部癒子にぶちまけるわ」

「……強く生きて、癒子」

 

 時守と次に愛し合う癒子の名を、ほんの少しだけ気の毒そうに呟くナギ。

 

「…あっ!こんなにぶっかけられたら剣くんとチュー出来ないじゃん!」

「後でいくらでもちゅっちゅしたる」

「言い方もうちょっと無かったの?」

「……次は全身くまなく愛し尽くしたる?」

「うんっ、合格!楽しみにしてるね?」

 

 満面の笑みを浮かべ、時守を見上げながら顔にかけられた精液を一掬いし、舐める。

 

「ん、美味し」

「なら良かった。後で嫌ってほど愛し尽くすから覚悟しといてな」

「剣くんもだよ?私が満足するまで、絶対離さないからね?」

「ははっ、そりゃこっちのセリフや。…待っといてな、ナギ」

「…うん」

 

 嬉しそうに頬を赤らめる彼女を見て、時守は再び彼女達を生涯愛し抜くことを決心した。

 

 

 ◇

 

 

「ふんふんふーん」

「お姉ちゃん、まだいいの?」

「いいのよ簪ちゃん。剣くんって好物は最後に取っておく人でしょ?」

「……なんか、違うと思うけど」

 

 この日この場で既に時守からの愛を受けた簪と、まだ受けていない刀奈が二人並んで湯船に浸かっている。

 ちゃぷちゃぷと両脚を動かして水音を立てながら、刀奈は思いを馳せていた。

 

「いっぱい、いーっぱい愛してもらうんですもの。順番なんて関係ないわ」

「……嘘つき。朝から晩まで独り占めしたいくせに」

「あらぁ?じゃあそういう簪ちゃんは一日中剣くんとイチャイチャできるって言われてもしたくないの?」

「それは……したい」

「でしょ?」

 

 それは彼女達の誰もが考えていること。

 彼と一日中、二人っきりでずっと一緒にいたい。こうなってしまった現在ではなかなか叶いにくくなってしまった彼女達のために彼が尽力してくれていることを知っているため、文句はないが。

 

「それより簪ちゃん。おっぱいまたちょっとおっきくなった?」

「……そういうお姉ちゃんの方がおっきくなってるでしょ」

「剣くんが愛情持って揉んでくれるからよ?」

「…うん。…剣、揉むの上手い」

 

 そりゃ30人を超える欲求不満な彼女達を満足させるために身体を重ねている時守の技術が上手くならないはずが無い。

 そんな仲直りする前には考えられなかった会話をしていると、ぺたぺたといくつかの足音が近づいてきた。

 

「あれ、刀奈さんここにいていいんですか?」

「てっきり剣さんに猛アタックを仕掛けていることかと…」

「あたしも一番最初に突撃してると思ってたわ」

「嫁はそれだけ魅力的だからな。仕方ない」

「みんなが私のことどう思ってるか、よーく分かったわ」

 

 バスタオルで前を隠したシャルロット、セシリア、鈴、ラウラが現れる。

 

「まあまあ、入りなさい。風邪引いちゃうわよ」

 

 刀奈に促され、4人が湯船に入る。

 

「ん〜〜…っ!あったかぁい…」

「お疲れ様、シャルちゃん。セシリアちゃんと一緒だったのよね?」

「はい。……うぅ、思い出しちゃうよ…。まだ膣内にいっぱい残ってるし…」

「が、柄にもなくはしたない姿を見せてしまいましたが、次こそはお淑やかに剣さんと愛し合いますわ」

「セシリアさぁ、アンタそれずっと言ってない?その度に毎回気絶するまでイカされてるし」

「あら。乳首でイカされる鈴さんに言われたくありませんわ」

「何ですってぇ!?」

「よせ鈴。乳首でイケるのは強みではないか」

「えっ、そうなの?……よかった」

「簪ちゃんもそうだった?」

「う、うん…」

 

 それから繰り広げられる、淫靡で卑猥な話の数々。

 もちろん浴槽に浸かるため4人はバスタオルを外しており、計6人の美少女が裸で会話するには些か淫猥過ぎるそれは、留まるところを知らなかった。

 

「むっ、そうだ鈴よ。一夏と箒の進展はどうなったのだ?」

「相変わらず2回目のキスすらまだだって。……一夏ってホントに付いてんのかしら」

「ぼ、僕が男装してた時に更衣室で見ちゃったけど、一応付いてたよ?」

「一応、ということは…?」

「うん。……勃ってない時だけど、子どもみたいだったかな。まあまだ年齢的には子どもだけど」

「剣が短小って言ってたの、ホントだったんだ……」

「はいはい、みんな彼氏じゃない人のそんなものの話、どうでもいいでしょ?」

「それもそうね」

 

 刀奈の一声で話題が変わり、鈴がそれに乗る。

 

「あ、ねぇ鈴ちゃん。今度の土曜日、剣くんと二人っきりで一日中デートでいいのよね?」

「もちろん!」

「な、なんですのそれは!?」

「そうだ!なぜ鈴だけ!」

「なんで、じゃないわよ?アタシ、ここ数週間ずっと剣との一対一でのエッチ我慢してたんだから。今日は別だけど、しばらく我慢してたのを今週末に独り占めしてやるのよ!」

「うまく考えたね、鈴…!」

「ずるい……」

「ふっふーん!作戦勝ちよ!」

 

 話の内容は、鈴の一日デート権について。

 普段、時守と彼女たちの行為は時守一人に対して彼女達が複数人という形で行われることがほとんどだ。

 校内にいるだけで両手の指の数を超える彼女がいるのだから、一人ひとりと愛しあえる時間はそれほど多くない。

 その盲点を、鈴は突いたのだ。

 

「時間は土曜日になった午前0時から24時間。剣をアタシの虜にしてやるんだから!」

「鈴さんが……いえ、わたくし達がベッドの上で剣さんに勝てるはずありませんわ」

「そもそも、先に鈴がメロメロになっちゃうよね」

「いつもいつも最後には嫁が勝っているからな」

「鈴ちゃん。虜にされるのは鈴ちゃんの方…ってもうなってるわね」

「う、うるさいうるさーいっ!見てなさいよ!」

 

 しっかりとフラグを回収するかのように、土曜日一日かけてさらに時守にぞっこんとなる鈴が誕生するのだが、それはまた後のお話。

 

「うふふ。ちゃんと見させてもらうわよ、鈴ちゃん」

「むぐぐぐぐ…!まあいいわ。剣に幸せになってもらうっていう最大の目的は変わんないし」

「もう、今更何当たり前のこと言ってるの?」

「シャルロットさんの言う通りですわ」

「たとえ嫁がストレスを抱えることになったとしても」

「私たちが、全員で全身全霊をかけて剣のケアをする…!」

「そしてみんなが死んで同じお墓に入るまで剣くんのことを愛させてもらうわよ…」

「「「「「「ふふふふふふ……」」」」」」

 

 今更ながら、このハーレムは時守が中心である。

 そのため彼女たちの大半に根強く広まっている考えが、この時守に幸せになってもらうためには何でもする、というもの。

 セックスによる性欲処理だけでなく、食べたいもの、見たいもの、聞きたいもの、したいこと、触れたいものなど、様々なもので時守を幸せにするというのが最大の目標なのだ。

 

「もうここまで来たら、私たちみんなで剣くんのお嫁さん兼メイドになっちゃいましょうか。虚ちゃんや本音ちゃんのお株を奪うようで悪いけど」

「どうせ最後にはみんなそんな感じになってると思う…」

「こーら、簪ちゃん。水を差さないでよ」

「うん……。でも、お姉ちゃんだから仕方ない」

「どういうことですの?」

「お姉ちゃんは、一人で二人分剣を愛してるから」

「二人分?」

 

 セシリアと鈴とシャルロットとラウラが一様に首を傾げる。

 

「うん。ね、お姉ちゃん」

「そうね。…今だから言えるけど私、結構な数告白されてきたし、婚約を取り付けられそうにもなったのよ」

「それは、まあ…」

「仕方のないことですわ…」

 

 刀奈の言葉に表情を暗くして反応するのは、セシリアとシャルロット。

 二人とも貴族と社長令嬢という肩書きがあり、さらには美貌も兼ね揃えている。それに取り入ろうとする輩は少なくなかったのだ。

 

「それでその度に毎回のように言われてたのよ。君の本当の名前、楯無としてじゃない君を愛しているっ!って」

「ふむ」

「嬉しかったんだけど何かが違うって思って断ってたんだけどね。ついこの前剣くんに私のどこを愛してるか聞いたら、スッキリしたの」

 

 恋する乙女そのものの顔で、刀奈は言った。

 

「『俺は17代目更識楯無としても、一人の女の子としての更識刀奈としても、その二人ともを愛してる。どっちのカナも、俺はちゃんと見ていたい』って」

「わぁ…!」

「冷静に考えたらね、剣くんのような考えの人じゃないとダメなのよ。そりゃ刀奈として愛されたいけど、仕事柄どうしても楯無としての方が長くなるもの。だから、私は仕事をしてる時も完全プライベートな時も剣くんに愛されてるんだって思うと、この人のことを好きになって本当に良かったって思えたの」

「素敵ですわ…」

 

 刀奈の話を聞いたシャルロットとセシリアの表情が完全に恋バナに花を咲かせる女子高生のそれになる。

 刀奈としてだけ見ると言っていた他の男からの愛の言葉とは違う、楯無としても刀奈としても愛するという言葉。

 

「……ホント、たまにああやってすっごい一言できゅんってさせるの、卑怯よね」

「僕も、お料理作ってる時に後ろからぎゅってされて耳元で囁かれると、たまらなくて…」

「ふとした瞬間に甘い言葉を言うのが、本当にズルいですわ」

 

 彼女限定で女たらしになる、というのはまさにこのこと。

 言って欲しい時に愛の言葉を囁くのは忘れず、かつふとした時に彼女達を落とす言葉を呟くのだ。

 

「……女の敵、ね」

「正しく言うなら、女の敵かつ彼女の味方、だろう。嫁を好いた女子にはとことん甘い言葉を囁くからな」

「ホント、ダメ……。辛くなる」

「それでいてチンコはアメリカンサイズで優しくうまく抱くって、セコいわよね」

 

 愛している人に愛の言葉を囁かれ、セックスの時には絶倫巨根の超絶テクでひたすら愛されるのだ。

 彼女たちの大半がまだ高校生とはいえ、彼にぞっこんになるのは仕方の無いことだった。

 

「ちゃんと、性欲発散のセックスではなく愛のあるセックスだということも、わたくし達が気持ちよくなれる理由かも知れませんわね」

「うんっ。みんな剣が大好きだし、剣も僕たちのこと大好きだって言ってくれてるしね!」

「……幸せ者ね、アタシ達って」

 

 そう言って一同は、メイドコスの癒子に覆いかぶさりながら腰を打ち付ける時守の方を見た。

 

 

 ◇ ◇

 

 

「あんっ、んっ……は、あぁっ!!」

「ははっ、可愛いメイドやな。おっぱい丸出しで、こんなローションでぬるぬるになって」

「はぁぅっ、ひゃ、あっ、んぅっ!」

 

 時守の下に仰向けで寝転がる癒子はメイド服のようなものに身を包んでいるが、普通のそれと大きく違うのが、胸部。

 一切の布すらなく乳首や乳輪どころか下乳すら、その全てが露出している。

 

「……女子のぬるぬるのローション塗れおっぱいってやばいほど柔らかくてすべすべで気持ちいいな」

「へ、変態すぎる、よぉっ!んっ、あぁんっ!」

 

 ナギとの行為を終えたあと時守に近づいてきたのが、この乳房を露出したメイド服姿の癒子だったのだ。

 とりあえずそれでムラっときた時守がその癒子の全身をローション塗れの手で撫で回し、全身に行き渡ったところで押し倒した。

 

「ほんまに綺麗なピンク色の乳首と乳輪やわ」

「んぅっ!つ、つままないでよぉ!」

 

 小さな突起を摘んで引っ張ると、それにつられて柔らかい毬のような乳房が形を変える。

 

「将来は、生まれてくる赤ん坊のモンになるんか……」

「もうっ。……剣くんが元気な間は、剣くんのものだよ?」

「嬉しいこと言ってくれるやん。……あれ、てか元気じゃなかったら俺のもんちゃうんや」

「うん。だから、長生きしてね?」

「8000年ぐらいピンピンしとくわ」

「あははっ。束さんならなんとかできそうだね。っ、ひゃあっ!?い、いきなり乳首いじるのやめてよぉ……」

「元気な間は俺のもん、やろ?」

「私のものでもあるの!」

 

 彼女である前に、人として当然の権利を主張する癒子。

 しかしそれは、目の前でいたずらに笑う彼によって無視されることとなる。

 

「いいや。癒子は俺のモンや」

「っ、卑怯だよ、剣くん……」

 

 そんな歯が浮くようなセリフを彼の口から聞き、癒子の頬に紅が差す。

 

「嫌か?」

「ううん、全然。その通り、私はあなたのモノだから…」

 

 彼に全体重をかけられていると言っても過言ではないこの状況で、癒子は四肢を時守の身体に絡めた。

 

「もっと、気持ちよくして?」

「お安い御用や」

「んぅ、は、あぁっ!んふぁ、ひゃああぁんっ!!」

 

 そして再開される時守のピストン運動。

 大量のローションが潤滑油となり、癒子と時守に強烈な快感を与えていく。

 

「や、はっ、ふぅあっ!ん、やぁんっ!な、にこれぇっ!」

「っ……あかん…!めっちゃ気持ちいい…!止まらんわコレ……」

「イクッ……!あっ、はぁあっ!イク、イクッ……イッてる、のぉっ!」

 

 今までもセックスの中でローションを使うことは多々あった。

 しかし、今回はその量が桁違いに多く、蜜壷と肉竿の結合部を満たしているのだ。

 

「うぁ、癒子……っ」

「うんっ!射精してっ!剣くん……剣くん…っ!」

 

 先ほどから癒子は小刻みに絶え間なく絶頂を迎えている。

 そんな彼女の、まるで痙攣しているかのように細やかな刺激を与える膣肉に、時守も限界を迎えた。

 

「射精る…ッ!」

「あぁ…っ、く、ふぁ…ん、うぅ…。ま、まあイッちゃった……あはは……」

「ふぅ……。大丈夫か?」

「うん。ちょっと、流石に気持ちよすぎた…かな?」

「はは…」

 

 密着した状態で息を整える2人。

 やはり想像以上の快感だったようで、癒子は絶頂で疲れ、時守はその大量の射精に体力を奪われてしまったようだ。

 

「めっちゃ出たわ」

「凄い量がある感覚あるよ?お疲れ様、剣くん」

「ありがとな、癒子。……愛してる」

「ん、私も愛してる」

 

 繋がったまま抱きしめ合う2人。

 果てた疲れもあり、癒しを求めるように恋人の唇を貪り始めた。

 

 

 ◇ ◇

 

 

「はぁ……。ホントに疲れるね、彼のスケジュール管理は。一目会わせてくれという女性を捌くだけでも一苦労だよ」

 

 アメリカ某所。

 重厚な外壁に覆われた建物の奥深く。窓のない部屋のさらに奥。

 パソコンの明かりだけが行動の頼りになるほどに暗い部屋の中に、その男はいた。

 

「各国の大物から芸能人、政界の重鎮まで……。一体、私の知らない間にどれほどの交友関係を作ったんだ」

 

 ボヤきながら男はキーボードを叩く。

 一切手元を見ることなくモニターを眺めながら高速で進めていくと、めまぐるしく画面が変わる。

 

「まあ、そんなことよりも明日のことだ」

 

 タン、と小気味よい音を立てる。

 男、ロジャーの目の前のモニターには、美少女達の写真が複数枚並んでいた。

 

「『各国合同代表候補生任命式』、か。別にそんなものに時守くんが出なくてもいい気はするが、それで皆のモチベーションが上がるという。……本人に聞いてみるとするか」

 

 新しく国の代表候補生となる美少女達。

 台湾、タイ、オランダ、カナダ、ギリシャ、ロシア、ブラジルなど、年齢は様々だが、いずれ国家代表になるかも知れない金の卵達がそこにはいた。




大浴場ソープ編あと10話ぐらい続きそう。


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