※この作品はR-18です。

【R-18】IS 西の男性操縦者   作:チャリ丸

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ミサイル来ないっすね。

今回はエロ無し回となっております。が、会話内容に関してはらしいものは書けたかな、と。

R-18は筆が進むのなんの。


淫らな日常 〜その6〜

 「も〜、結局落ちなかったじゃん…」

 「乱入してきた理子が悪いんでしょ?何だかんだ言って、旦那様にいっぱい愛して貰ってたし」

 「えー!私が気絶した後にそんなにしてたんだ…」

 

 明くる土曜日の朝。数時間前まで時守を愛し、時守に愛され、顔をツヤツヤとさせた3人は、いつも通り制服に着替え、食堂で遅めの朝食を摂っていた。

 

 「あれ、そう言えば旦那様は?」

 「5時に起きて、ご飯食べてそのまま訓練だって。半日はガチ訓練だから会えないって言ってたわ」

 「ね、寝たの何時だっけ…?」

 「あ、あたしが最後に中出ししてもらった時が確か4時前で、みんなして寝ちゃったから、後片付けも1人でやらせちゃって…」

 「アレだけヤって睡眠時間1時間無いって…バケモンか何か?」

 「今更だけど、凄い人の奥さんになれるのよねぇ…」

 

 3人の視線が、食堂の天井から吊り下げられているモニターに向く。

 そこには、ニュース等の合間に各アリーナの使用、予約状況が映し出されており、その中の一つに想い人の名前を見つける。

 

 「今日は、第4アリーナ…刀奈さんと千冬さんと一緒ってほんとにガチね」

 「あたし達に体力とか才能とかあっても、アレだけ動くってのは無理よねぇ…」

 「流石に休みたくなっちゃうよねー」

 

 内腿に太く、濃く、大きく書かれた『肉便器』という文字に指を這わせながら、理子は思案する。

 昨晩、彼に何度も罵られながら侵された事を思い出し、下着が濡れた。

 

 「…あたし達って、剣の邪魔になってない…よね?」

 「理子っ、そういうの禁止って知ってるでしょ?」

 「なってないから、囲うのを許してくれてるんだよ?」

 「そう、だよね…」

 

 時守のハーレムメンバーである彼女達も、やはり不安はある。

 もしかしたら、自分だけが捨てられるかも知れない。

 そう言った気持ちが、未だ彼女らを時折苦しめる。

 

 「そうだって言ってるじゃん。そんなに不安なら、今日の夜にでも確かめれば?」

 「そうそう。せっかく今日の夜に良い機会があるんだし、少し時間を貰って熱烈な愛の告白でもすれば?」

 「…ん?今日の夜って、何かあったっけ?」

 「「はぁ!?」」

 

 がたん、と大きな音を立て、驚嘆の声と共に癒子と清香が椅子から立ち上がる。

 

 「だ、旦那様大好きの理子が忘れるなんて…!私も好きだけど」

 「私達の中で特にエッチが好きな理子が…!わ、私も好きだけど…」

 「何よ!悪いの!?それと、私が好きなのはめちゃくちゃにされることだから!間違えないでよ!…で、何?今日の夜の予定って」

 「理子、ほんとに忘れたの?」

 

 大事な大事な、そして特に、理子のような性欲の強い者なら絶対に忘れることが無いであろう超ビッグイベントを、癒子と清香はもちろん覚えている。

 彼女達2人だけでなく、覚えている者なら皆が待ち焦がれているようなイベントが―

 

 「今日の夜。日が変わる前から始まる、旦那様専用の大浴場でのハーレムソープ。あー、もう…ほんっと楽しみ!」

 「あ…、あ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」

 「うるさい!」

 

 数週間前に初めてされたSMプレイの時のような声を上げ、身を乗り出す理子に、割と強めに手刀を浴びせる癒子。

 しかし、その威力を全く感じていないという具合に、理子は頭を抱え、叫ぶ。

 

 「忘れてた…!セシリアとシャルちゃん立案の神企画…!第1回家族会議で決まってたのにー!」

 「いちいち全部言わんでいいの。それより大丈夫なの?夜、予定入れてない?」

 「そこは大丈夫!あいつのために毎日夜は空けてるから!」

 

 満面の笑みを浮かべ、右手の親指を豪快に突き立てる理子に対し、苦笑いを浮かべる清香とため息を吐く癒子。

 理子の性欲の強さと時守への好感度がぶっちぎっていることは知っていたが、まさかここまでとは思っていなかった。

 

 「今さらだけど、理子って最初っからそんなに剣くんラブだったっけ?」

 「当たり前よ。剣一筋歴で言うなら、私が一番の古参確定ってぐらいにはね」

 「またその話…」

 「なんだ、清香は知ってたの?」

 「話が長いから振らないようにしてたのに」

 

 IS学園での新生活がスタートし、入学した直後の理子は、時守に対し当たりが厳しかった。

 今思えばツンデレのツンの部分なのだろうが、掘り下げてみればデレの方が大半を占めていた。

 

 「へー、そんなに面倒くさくなるぐらいなんだ。…いつから好きなの?」

 「ちょっ、癒子…聞いたら…」

 「中学の時に一目見てからよ!」

 「長いのにー…」

 

 嬉々として話す理子に、項垂れる清香と苦笑いを浮かべる癒子。

 3人の猥談は、休日の朝の食堂ということもあり、さほど多くの人に聞かれる訳ではなかった。

 

 「一目見た瞬間にね、子宮がきゅんってしたの。かと思ったらアソコ本気で濡れてたし、運命の人っているんだって確信したのが最初ね」

 「中1の時点で変態過ぎない?」

 「まだまだ序の口よ。入学当初は初心で、話すだけでもガチガチに緊張してたのに、中3になってから加速したのよねー」

 「中3って…受験真っ盛りじゃない」

 「だからこそ溜まるでしょ?」

 

 「当然でしょ?」と言い張る理子に、初めてこの話を聞いた癒子すらも頭を抱える。

 

 「まあやばいのはここからなんだけどね」

 「流石に性欲強すぎよ…」

 「中3って、あたし達勉強しかしてなかった…よね?だから、色々溜まってたんだけど、それの発散にもちろん剣との妄想を使ってたのよ」

 「す、既にレベルが高いわね…」

 「だから言ったのに〜」

 

 自分の猥談。本来は羞恥を感じ、自ら話すことを躊躇うような内容すらも、理子は歌うようにすらすらと話し続ける。

 

 「剣が部活の助っ人してた時は絶対観に行ってたし、その晩はそれでシテたのよ。…でもね、あたしそこで気づいたの。妄想だけじゃ物足りないって」

 「ちょ、理子まさかあなた…」

 「うん。剣が置いてた体操服とか持って帰って匂い嗅いでた」

 「もう既に末期過ぎてるじゃない…」

 

 まさかまさかの理子の告白に、癒子も思わず声を失う。

 男子が好きな子のリコーダーを舐める、等は良く聞く話だ。

 癒子自身、小学校、中学校時代に友人がそういったことに巻き込まれ、多少は知っていた。だが、まさか高校での竿姉妹が犯罪紛いのことに手を出しているとは思わなかったのだ。

 

 「着て弄るのがすっごい気持ち良くて、たまに潮ぶっかけたりしちゃってさー、まあそのまま返して気づくかどうか、ってのもドキドキしたんだけどね」

 「それ絶対剣くんに言わない方が良いわよ?」

 「言ってめちゃくちゃにされるなら本望よ。他には、剣のリコーダーでオナったり、水泳の時間に時守にめちゃくちゃ密着したりとか」

 「羨ましすぎ…じゃなくて、リコーダーでオナるって…」

 「うん。挿入れるの」

 

 やっぱりか。その言葉が癒子の脳内を埋める。

 既に清香は話を聞いていない。清香の手元を見れば、携帯端末で何やらネットショッピングに励んでいるようだ。

 千冬や真耶といった年長組のアカウントがあるおかげで未成年では買えない物も手に入るらしい。

 

 「あ、後は…これね」

 「何よ、プリクラ?…ってコレ!」

 「へっへー!良いでしょ!卒業記念のキスプリ&お姫様抱っこだー!」

 「本気で羨ましいんだけど!てか最後のコレ、理子完全に発情した雌の顔じゃん!」

 「何よ、悪い!?アタシと剣の大切な思い出の品だし、当時は付き合ってなかったから平等法関係無いもん!」

 

 そんな理子の話は、携帯端末に映し出されたプリクラにより終わりを告げる。

 顔を真っ赤にして時守からのキスを頬で受ける理子、そして、時守にお姫様抱っこをされて幸せそうな表情を浮かべる理子。その2枚のプリクラが、癒子と清香に火をつけた。

 

 「私も撮ってほしい!今日の夜に高画質防水性カメラ持っていこっと!」

 「…ダメ…、旦那様見てたら超ムラムラしてきた…」

 「あ、なら昨日本音ちゃんが仕入れてきたやつ使う?あたしも別のやつ使うけど」

 「うん、貸して。あ、でもどうしよ…。束さんが作った旦那様モデルのバイブもあるんだった…」

 「はぁ!?何ソレ、アタシ知らないんだけど!」

 「理子が剣くんのISスーツでオナってる間に束さんが渡しに来たのよ」

 

 数時間前まで時守に散々愛されていたにも関わらず、3人共に再び性欲が復活した。

 

 その日の朝。IS学園の数多の部屋から、モーター音と喘ぎ声が聞こえたのは言うまでもない。

 

 ◇

 

 「あー…しんど!」

 「ふふっ、お疲れ様、剣君」

 

 第4アリーナ女子更衣室。広々としたそこに今居るのは、ロシア代表更識楯無と、国連代表時守剣だけであった。

 

 「いやほんま、千冬強すぎやろ。まだ勝てへんかー」

 「ブリュンヒルデですもの。強いに決まってるわ」

 

 普段、公式戦で身につけている物よりも、幾らか露出の多いISスーツを着た楯無―改め、刀奈が、抱きつく形で時守に寄りかかる。

 

 「しかも、わざとらしくエロい動きするし…」

 「みんなそうよ?剣くんと、ずっとずぅっと繋がってたいもの」

 「…なあ刀奈。わざとやってる?」

 「さあ?どうかしら」

 

 コロコロと笑う刀奈。だが、その表情は時守からは見えない。

 刀奈が自分の胸板に顔を密着させているためだ。もちろん、正面から抱きつくというこの体勢なので、刀奈の年にそぐわない巨乳が時守の身体を卑猥に刺激する。

 

 「っ、かた―」

 「だーめ。今溜めた精液は、あの子と、夜用に取っておいて?今は私も我慢するから」

 「…あぁ。その代わり、夜は、な?」

 「えぇ。楽しみにしてるわ」

 

 抱きついている間にも、両腕を滑らかに動かし、尻や陰茎に刺激を与え、身体をくねらせ柔肌を堪能させてくる刀奈。その心地よい快感に思わず腰を動かしてしまいそうになるが、刀奈のその一言で耐えた。

 そう、今日はここでする訳にはいかないのだ。

 

 「じゃあ、昼飯食うか」

 「そうね。…剣君、何にする?」

 「ん?何でもええけど…」

 「なら―」

 

 時守の身体から離れた刀奈は、艶やかに紅く塗られた唇を小さく開き、輪を作った。

 

 「ぜ、全部私と口移しで、っていうのは…どう、かしら…」

 「…おう。そう、しよか」

 

 顔を真っ赤に染めたまま提案する刀奈に、時守は断りの言葉をかけることが出来なかった。

 珍しく照れながら、言外にいちゃいちゃしたいという彼女が、可愛くて仕方なかったのだ。

 

 「じゃあ、剣君、そろそろ…」

 「せやな。…着替えよか」

 

 少し前に屈み、刀奈と唇を合わせ、舌を絡ませる。

 刀奈の細く、美しい指が時守の身体を這い、時守の手が刀奈のISスーツと彼女の身体の隙間へと入り込む。

 

 決して、本番行為はせず、2人とも1度も達することは無かったが、女子更衣室には2人だけの淫靡な空間が広がっていた。

 

 ◇ ◇

 

 「はぁ…っ、はぁ…!」

 

 少女は走っていた。

 まさに過去最速。体育祭などで走った時の比では無い。それも、少し大人ぶるために購入したハイヒールで、だ。

 今ならオリンピックに出ても余裕で金メダルが取れるだろう、などというくだらない考えが浮かぶも、すぐさま霧散する。

 

 「ほんと、何やってんのよ私は…!」

 

 今日は待ちに待った大事な日。

 何故か、そんな日に限り不運にも用事を頼まれたのだ。

 学校でその用事を片付け、家で完璧に準備をして出ようとしていたその時、以前の想い人からたまたま電話が掛かってきたのだ。

 

 ―もう彼女が居るなら、恋人持ちの私に電話して来ないでください。

 

 そう言葉が出かかってしまったが、その元想い人と恋人が友人である事を思い出し、なんとか留まった。

 自分のただの苛立ちのせいで、彼の生活の邪魔をしたくない。

 そんな考えが出てくる程に、彼女は彼に心酔していた。

 

 「あそこを左…!」

 

 ただただ走る。愛しの彼に会うために。

 なかなか会えない彼と、自分が出会える数少ないチャンスなのだ。

 彼を囲う、数十人規模のハーレムメンバーは、彼のいる閉鎖空間で大いに楽しんでいると聞く。

 ならばせめて。彼が外に、自分に会いに来るためだけに出てきてくれる時は、私の好きにさせてもらう。

 

 「…っ、とと。いけないいけない」

 

 角を曲がれば、彼がいる。

 しかし、会いたい、会いたいと大きく強く脈打つ心臓と身体を押さえつけ、身だしなみを正す。

 乱れた髪、衣服を直し、ほんの少しだけ、爽やかな香水を振る。

 汗の匂いまでも好きだと言う変態な彼だが、そこも含めて好きになってしまったのだ。

 

 「髪、化粧、服オッケー!下着も、ちゃんとしてきたし、お兄とおじいちゃん達にも夜は遅くなるって言ってきた!」

 

 曲がり角にある店のガラスに映る自分を見て、細かく整えていく。

 準備は出来た。覚悟も出来た。後は、彼に会うだけ―。

 

 「よしっ」

 

 角を曲がる。

 彼が視界に入った瞬間、心臓がこれまでに無いほど大きく脈打つ。

 毎晩、携帯越しで声は聞いていた。しかしそれでも、生の彼に会うと、気分の高揚の仕方が違う。

 熱い。身体が熱い。

 きっと、照りつける太陽なんて関係ないのだろう。

 その証拠に、心臓が鼓動を刻む度、身体の奥、特に子宮がじわりと熱く、締め付けられるように反応する。

 

 「っ、剣さんっ!」

 

 彼の名を叫ぶ。電柱に凭れ、景色を眺めていた彼が振り向く。

 

 「おぉ、来たか―」

 

 ここ関東で、あまり聞きなれない学生の関西弁。それにまたも、身体が熱くなる。

 

 

 「――蘭」

 

 

 名を呼ばれ、抱きしめられた時。少女、蘭はまるで酒に酔ったような気分になっていた。

 

 「っと。俺汗臭いで?」

 「良いんですっ。この匂いも、私、好きですから」

 「…俺と同じで、蘭も変態やな」

 「そんなこと…あり、ます…」

 

 その声と、匂いと、感触と…。身体の全てに入ってくる情報が、嘘を言わせてくれない。この人の前では、正直にしかなれない。

 

 「今日は、ISの訓練ですか?」

 「あぁ。…悪いな、あんま会えへんくって」

 「いえ。こうして、忙しい合間を縫って会いに来てくれるだけで、嬉しいです」

 

 胸元に埋めていた顔を上げる。

 そこにある顔は、かつての想い人と比べれば、恰好いいとは言えないだろう。しかし、そんなことはもうどうでもいいのだ。

 

 「そうか。なら、今日は最高のエスコートができるように頑張るわ」

 「はいっ、楽しみにしてますっ!」

 

 改めて、この男性に恋し、惚れ、関係を持てて幸せだと感じる。

 

 「ほな、行こか」

 「っ、失礼します!」

 

 左腕を差し出す彼。

 その腕を、胸の谷間にしっかりと挟むよう、抱きしめる。

 

 「どう、ですか?」

 「…えぇ、感触や。とでも言えばええんか?」

 「ふふっ、えっちですね」

 

 彼に自分の柔らかさを堪能してもらいつつ、彼の感触を楽しむ。

 そんな中、蘭は再び決意する。

 

 今夜、この人に私の処女を捧げるのだ、と。

 

 ◇ ◇ ◇

 

 「千冬さん。剣君の見送り、終わりました」

 「あぁ。ご苦労、更識姉」

 

 時守と蘭のデートが始まった、同時刻。

 IS学園の大浴場にて、女達は真剣な面持ちで集まっていた。

 

 「では、メンバーは揃ったな」

 「はい。把握しているメンバーの中では、ナターシャ様、イーリス様などの海外の彼女方を除く方々は皆、集まりました」

 「報告感謝するぞ、布仏姉」

 

 皆が皆、ISスーツに身を包み、千冬の話に集中していた。

 

 「ではこれより!今晩のメインイベントの準備に取り掛かる!」

 

 今晩のイベント。すなわち、時守専用ハーレムソープ。

 出来る場所、となれば、ここIS学園の巨大大浴場しか無かったのだ。

 

 「更識姉、布仏姉。他生徒への詫びは大丈夫か?」

 「はい。寧ろ、皆も助かると言っていました」

 「その、自慰の喘ぎ声が1ヶ所に固まっていた方が寝やすい、と…」

 「うむ、そうか。ならば、これより指示に入る!」

 

 千冬の右手にある指示棒。それが、大きく躍動する。

 

 「まずは束!お前は剣のためになる物をとにかく作れ。道具、ローション、何でもいい。…自称天才なら、やってくれるな」

 「もちろんだよちーちゃん!愛する旦那のために頑張るのも、良い妻の要素ってもんよー!」

 

 瞬間、その場から姿を消す束。

 無駄な技術の塊が、時守と彼女達の欲望を叶えるため、本気で動き出す。

 

 「更識姉妹、布仏姉妹!お前達は剣を出迎えるための準備に当たれ!ここに来るまでの事は全てお前達に任せる。頼んだぞ」

 「はい!」

 「が、頑張ります…」

 「うぅ…、これも、ご主人様のため、ご主人様のため…!」

 「がんばりまーっす〜」

 

 千冬が彼女達に出した指示。それは、現在外出している時守が帰ってきた時の世話に他ならない。

 もし限界まで溜まっているのなら、その処理を。空腹を訴えるなら、食事を。休憩を求めるなら、柔らかな癒しを。

 

 「凰、オルコット、デュノア、ボーデヴィッヒは調達だ。オルコット、デュノア。貴様ら、また未成年だけでアダルトショップに行っただろう…。その事は不問にしてやるから、大量に仕入れてこい。金はある。束に作れないようなやつをな。…間違っても、コンドームなど買ってくるんじゃないぞ…!」

 「了解です!」

 「承知しましたわ!」

 「任せてください!」

 「はっ!」

 

 残った1年生専用機持ち達に頼んだのは、グッズの調達。

 束には作るように言ったものの、大事な物を忘れるかも知れない。あの束の事だ。きっと、自分の性癖に偏った物だけになるだろう。

 そう考えた、千冬の策だった。

 

 「相川、鷹月、鏡、四十院、谷本、岸原、夜竹は大浴場での準備だ。どんなスペースを設けるか、などは事前に話した通りだが、そのレイアウトはお前達に任せる」

 「はい!」

 

 7人の声が重なる。

 7人も居れば、性癖、並びに時守が喜んでくれることを熟知できる。これにより、時守がどこで、どんなことをしたいか分かるゆえの、人選だった。

 

 「ハミルトン、フォルテ、ケイシー。お前達は、私達の食事、並びに着替えの準備を頼む」

 「分かりました!」

 「了解ッス!」

 「ったく、しゃーねーな…」

 

 3人には、自分達の食事を頼んだ。

 時守の性欲は、束の薬のせいでほぼ無限と言ってもいい。何せ、性的興奮をもたらす物を知覚するだけで、精液が大量に精製されるのだ。

 その彼との情事。普通ならば体力が持つはずがない。時に、尿意を催す者も出てくるだろう。

 故に、彼女達には自分達が、時守を満足させるためだけに整える、体力や精神面の支えを頼んだ。

 

 「そして黛!お前は、分かっているな?」

 「はい!この大浴場、並びに脱衣場。完璧なアングルを探し出し、各地にカメラを仕掛けます!」

 「頼むぞ。私達のためにもなるが、これは剣のためにもなる」

 

 薫子に任されたのは、隠しカメラの配置。

 新聞部副部長である彼女は、良いアングルを知っている。そこに、束が開発した超高画質耐水性小型カメラが加われば、AV顔負けの動画が作られること間違い無しだ。

 

 「私と山田君は、束が工房で開発した物の運搬、並びに他の補助に当たる。最後に、各自、束から渡されているであろうコンタクトレンズを付けてプレイに臨むように。…中には最新のカメラが搭載されている。時代の最先端を行く、時守によるVRハメられ撮りが体感出来るぞ?」

 

 瞬間、沸く女子達。

 自分達は、既に世間一般でいう常識からかけ離れてしまっていることは理解している。

 ならばもう。彼と自分達の欲求には、素直に生きていこうと皆決めていた。

 

 「では各自、健闘を祈る!解散!」

 

 彼女達は散った。

 

 今宵起こる、究極の快楽の地獄のために。




早く次話書きてぇなぁ…(遠い目)
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