凄まじくエロ不足。はよ次書こ。
―少女、五反田蘭の初恋は、知らない所で散っていた。
その事を時守が知ったのは、とある男から連絡があったためだ。
『お、おい剣…。すまんが蘭を慰めてくれねぇか?その…俺の役じゃ無さそうなんだわ…』
彼女の兄、五反田弾からの電話。
それは、失恋した蘭が何に対しても気力を無くしているという相談だった。
織斑一夏。
それが蘭の想い人だった。
最近は会えていなかったが、いつかは恋人になりたい、そう思っていた。
だが、現実は甘くなかった。
『お前はすぐ近くに居たから知ってるとは思うけどよ、一夏に彼女が出来ただろ?それを、なんとあいつ蘭に連絡したんだよ。友達じゃなかったら割と本気で殴りに行こうと思ったんだけどよ、蘭に止められてな』
その初恋の相手が、自分に、彼女が出来たと報告してきたのだ。
失恋という物を容易に受け止められるほど、蘭の心は強くはなく。同時に、一夏の恋に対するデリカシーも、皆無に等しかった。
『だから、頼む!蘭をなんとかしてくれ!一応あいつもIS学園志望で、好きなのは一夏とは言え、一夏より活躍してるお前に憧れてることも知ってる。一夏程じゃないはずだが、それなりの好意はあるはずなんだ…。すまん!最低なことを言っているとは思う…!でも頼む!今回だけだ!何をしても良い、とにかく、蘭を元気にさせてくれ!』
友人のあまりに悲痛な叫びに、時守は応えざるを得なかった。
『…ぇっ、時守、さん…?なんで…』
その日の夜、五反田食堂近くの公園。
その夜に入っていた彼女達との予定を変更し、久しぶりに出会った彼女からは、以前のようなハキハキとした快活な少女は想像出来なかった。
過去の男を忘れるように説得する。
流れは人物関係だけを見ればそのように見えるが、蘭のそれは深刻だった。
『もう、IS学園の受験を辞めようと思うんです。…行っても、辛くなるだけですから』
一夏に会うのが気まずい。いや、会いたくない。
一夏に恋人が出来ただけで、振られてはいない。しかし、彼女は一夏に振られた気になっていたのだ。
『恋人持ちの一夏さん。そんなのを間近で見させられても、ただ嫌になるだけです』
そんな彼女を、時守は一喝した。
甘えるな、抜かるな、舐めるな、と。
そんな心持ちでも、一夏に彼女がいてもいなくても、今のお前にIS学園が受かる訳が無い、と。
そもそも入れる保証も資格もまだ無いのだ、と。
IS学園に受かって、アイツをボコボコにして、良い女になって見返してやれ。
そう言い放った。
『無理、ですよ…。知ってるんですよ?一夏さんの機体には、千冬さんと同じ武器があるんですよね?それに、良い女性なんて…。胸も大きくないし、スタイルも良くないし…』
せやけどクソザコや。それに、良い女の条件ってのが外見だけな訳ないやろ―
蘭の顔が驚愕の表情に変わる。
『い、いや…。それは時守さんが強いからで…。私に魅力があるとも…』
ほぼド素人の箒にすら負けとるし、俺もボコボコにされる時だってある。もっと自信持ってええ―
蘭が、呆れたようなため息をつく。
『い、一夏さんは強くない…んです、か?』
あぁ―
すると彼女は、何故か、自嘲気味に笑った。
『なん、ですかそれ…。全然、かっこよく無いじゃないですか…。女の子に負けて、朴念仁で、あまり会ってくれなくて…、その上、隣には私を、ぐすっ、選んでくれ、なくて…』
今は、泣いてええよ―
その言葉をきっかけに、彼女は咽び泣いた。そんな女の子を無視するなどというほど、時守は廃っていない。寧ろ、彼女が増えた事でより女心というものも知っている、はずだ。
居場所を求める彼女を抱きとめ、頭を撫でる。彼女が泣き止むまで、それをずっと続けていた。
『す、すいません!みっともなく泣いちゃって…』
もちろん、それを許す。言うなれば、蘭の恋心に気づかず、無意識でも、蘭を傷つけた一夏が悪いのだ。
そう言うと、彼女はようやく笑った。
『あのっ!も、もし良ければこれからも、たまにで良いので会ってくれますか?』
夜の公園から蘭の実家まで帰ると、玄関前でそう言われた。
断る理由も無いので、連絡先を教えることで了承の意を示すと―
『明日も、会えますか?』
紅く染まった顔で、上目遣いにそう言われた。
――待てや。俺が上目遣いに弱いってのどっから流れとんねん。
そう心の中でツッコミを入れざるを得ない程に、魅力的な表情をしていた。こんな少女を放っておくなど、やはりあの男の恋愛面は最底辺クラスなのだと改めて認識する。
『そ、その…気分転換に遊びに行きたいというか、買い物に行きたいというか…時守さんオススメの場所に…』
指をもじもじ、足をもじもじと動かす彼女はとても愛おしいものだった。可愛いものに、時守は非常に弱いのである。
そんなこんなで始まった、彼女、蘭との奇妙な関係。
他に恋人関係である女性が30人弱いる時守にとって、彼女との時間は、慣れているが、慣れていない。そんな面白い時間となっていた。
『わぁっ…、すごい綺麗…』
蘭を慰め、数日後。
ひっきりなしに掛かってくる電話と、それに応えるために外に出ること数回。蘭との数回目のデート時に、時守は高級ホテルの最上階にあるレストランに、彼女と食事に来ていた。
『はっ!違う違うっ!こ、こんな所に私なんかを連れてきてくださり、ありがとうございます』
ぺこり、と小さく彼女はお辞儀した。
身分相応の振る舞いに、身分不相応の状況。そんな場所で、彼女は酔っていた。
『ありがとうございます…。私を、まるでシンデレラのようにしてくれて…』
頬を赤らめながら、窓の外、夜景を眺める蘭。その先には、ぽつりと小さく存在する、IS学園が見える。
『もし私がシンデレラなら、王子様もいて欲しいんですけどね』
苦笑いする彼女に、時守はすぐにいい男が現れる。そう告げた。…しかし。
『有り得ませんよ。そんなこと、絶対に無いです…』
今まで、笑顔を振りまいてきた彼女が、急にしおらしくなり、目を伏せてそう返して来たのだ。
もしや、まだ一夏のことが気になっているのか、そう聞こうとした、その時。
『…と、時守さんよりも良い男性なんて、私には考えられないです』
…刀奈の予想が的中した。
恐らく、近々告白してくるわよ、という彼女の予想が、見事に当たった。
『吊り橋効果なんかじゃないです。貴方という男性の、全てを好きになれました。全てに惹かれました。全てを、愛しています。…言いたいことは、もう言えました』
蘭は、きっとフラれる気でいたのだろう。その目には涙が溜まっている。
そんな蘭の顎を指で上げ、唇を優しく奪った。
『…な、えっ…?ど、どういう…時守、さん?』
彼女の目尻から、細く線が落ちる。
弾に言われたのだ。何をしてもいい。蘭を元気にしてやれ、と。それに、俺も…。
そう言うと、彼女はまたも泣き出してしまった。
『ぐすっ、ずるいですよ、もう…。そんなことされて、断れる訳ないじゃないですか…。好きに、なっちゃったんですよ?』
俺もや。
彼女は微笑んだ。
『っ、嬉しい、です。時守さんを…いえ、剣さんを好きになれて、彼女になれて、本当に嬉しいです!』
その日のデートは、彼女が人生で最も良い笑顔を見せて終わった。
◇
そんな成り行きで時守と恋人関係になった蘭は――
「えへへ、ちゅー…っと」
公園のベンチに座り、時守の頬に熱烈なキスをしていた。
「もうっ!なんで逃げるんですか!」
「いや、普通に恥ずかしいやろ」
「…皆さんにはもっと恥ずかしいことしてるくせに…」
「待て待て。それはシビアや、でかい声で言わんといてくれ」
「両手が塞がってる剣さんに、私の口を押さえる方法はただ一つでーっす」
「ったく…」
蘭の標的は、時守の唇だった。
一流のスナイパーは、狙った敵は必ず仕留めるのだ。
ベンチに腰掛け、彼に荷物を持ってもらっているのも、この第二撃のためだ。
「そう言うのは、もうちょいムードを考えろ」
「あたっ」
しかし、荷物をベンチの横に置いた彼から来たのは、頭への軽いチョップ。
蘭は一流のスナイパーにはなれなかった。
「むぅ…私だって、剣さんの彼女なのに…」
「…なあ蘭。今日ずっと言ってるそれって、そういう事か?」
「そういう事ですっ」
頬を膨らませ、そっぽを向く彼女。
このデート中、蘭は幾度となく時守を誘っていた。
常に身体は密着させ、時には胸や尻をわざと触らせ、時守にだけ聞こえるように悩ましい声も少々出していた。
好きです、愛しています。結婚は式場が良い、お兄は呼ぶけど一夏は呼ばない。子供は3人欲しい、など。
時守の男の部分を擽る言葉が、蘭の口から溢れるように出ていた。
「…私だって、剣さんが好きです。愛してます。だから、その…愛されたいんです…」
「分かった。…ほな、行こか」
顔を真っ赤にさせた蘭を、次の目的地へと促す。
据え膳食わぬは男の恥。
例えその据え膳が10を軽く超えていようと、時守はそれをしっかりと頂くし、責任も取る。
もとより、彼女が増えてから内密に進めていたあの計画は順調に進んでいるのだ。その据え膳がどれだけ増えようとも、今更それは変わらない。
「はい。よろしく、お願いします…」
「まだ歩いてもないのにそんな固ならんでええで」
買い物の荷物を片手に、蘭に右手を差し出す。
その手を取った蘭の小さく白い、ぷにぷにとした柔らかい右手は、それでいてしっかりと熱を持っていた。
◇ ◇
「お、おおぉ…。ここがラブホ…」
「荷物は適当に置いとき」
慣れた手付きでフロントでのチェックインした時守は、蘭の手を取り、そのラブホテルの中で最も高い部屋へと入った。
「え、えと…その…」
「まあまずは、準備やな」
「はいっ!」
2人とも、荷物はすでにベッドの近くに投げ置いている。
――何ですか!キス!?それとも、い、一緒にお風呂とか…!
1人、妄想に滾る蘭であったが、時守が取った行動は普通では考えられない―否、彼でしか出来ないことだった。
「酔い痴れろ―『花園』」
「…へっ?」
彼がポケットから取り出したのは、小さな携帯端末状の物。彼の携帯とは違うそれが、彼の声に応えるように妖しく光った。
「こいつはな、束が開発した収納ボックスやねん。なんでも、ISの技術を応用してるらしいねんけどな。収納出来んのが」
「ちょ、ちょっと、これ…!」
その携帯端末からまるで無限と言わんばかりに飛び出す、アダルトグッズの数々。
蘭が見た事のあるようなものから、何に使うかさっぱり分からないものまで。大量のアダルトグッズがベッドに落ちていく。
「エロいもんだけらしいわ」
「これ、全部…ですか?」
「あぁ」
これまた手際良く、充電ケーブルに繋いだり、衣服をハンガーに掛けていく時守。
想像はしていたし、鈴から話も聞いていた。しかし、やはり目の当たりにすると驚いてしまう。
ナース服、チャイナ服、スクール水着、紐ビキニ、聖マリアンヌ女学院の制服、IS学園の制服、改造した露出多めのISスーツなどの衣服類。
どれもが中途半端な大きさでは無い、見た限りかなり大きいバイブにディルド。
そして、ベッドを転がる6本のローション。見ればどれもパッケージが異なり、使用目的は違うと見える。
「…今日は、刀奈からお預け喰らったからな。いつもの2倍…いや、蘭が誘ってきたから3倍ぐらいは軽く溜まっとるわ」
「っ、はい…」
「まずは激しくはせぇへん。…ゆっくりと、深く愉しんでいこか」
時守がこちらを見て微笑む。
普段ならば、その顔を見て心臓は脈打ち、身体が熱くなる。
しかし今は―
――あぁ、こういう、ことなんだぁ…。イイなぁ、鈴さん。こんな人と毎日会えるなんて…。
―身体が芯から燃え上がり、さらに子宮がじわりと熱を帯びる。卵巣が排卵の準備に入っているかも知れない。
現代、最強の生殖機能を持つ時守を前に、蘭はただの雌になっていた。
「剣、さん…」
「…ん。こっちおいで」
「ふわぁ…、きゃっ…もぅ…」
目尻が下がり、ふやけた表情の蘭が、時守の胸に収まる。
時守のそれに応じた時点で、始まったのだと、蘭自身が実感した。
だからこそ、尻を揉まれても、なんの抵抗もしなかった。
「…腕、上げて?」
「はい…」
やはり、この人は卑怯だ。いや、もうそんな次元ではない。
惚れた私が、彼にそう言われて従わないはずがない。そのことを良く知っているはずなのに、敢えて耳元で囁いてくるのだ。
かっこよすぎて、益々子宮が疼く。
「オフショルダーなんて着て…そんなに誘いたかったんや」
「だ、だって…剣さんが好きなんだもん…」
上を脱ぐためには、バンザイの体勢にならなければならない。
当然、時守の目の前には無防備な乳房が現れる。…だが、彼はそこであえて、それを無視する。
「ひゃ、くぅ…んっ」
「可愛いな、蘭は」
またも、褒められる。
胸や陰部は触られないが、肩や二の腕、横腹や頬、耳などを時守の指が撫で、堪能されていく。
「下は自分で脱げるか?」
「はい…」
ホットパンツのボタンを、一つ一つ確実に外していく。
まるで催眠に掛かったかのように、彼の言葉に従っていく。
生脚に汗がたらりと垂れる。
ホットパンツを全て下ろした時に、蘭の下着はすさまじい熱を持っていた。
「あっ、ふぅ…ん、くぁっ…!」
「どうした?まだ、脱がしてもないぞ?」
早く処女を奪ってくれ。愛してくれ。メチャクチャにしてくれ。
そんな蘭の願いとは裏腹に、時守は抱きしめた彼女の身体を、しっかりと、ゆっくりと、味わっていく。
染み一つない背中に指を這わせ、首筋にキスを落とし、よりキツく抱きしめる。
「おね、がい…おねがいえふ…」
「流石に、可哀想やな」
蘭はMだ。
理子や薫子には及ばないものの、ドMと言える部類であろうことは、数回のデートと通話で分かっていた。
だが、流石に今の蘭をずっと待たせ続けるのは、蘭が可哀想になる。
「蘭。今は考える余裕が無いかも知れへんけど、言うわ。ほんまに俺を、俺の全てを受け入れるなら。…自分でその下着を―」
時守が言葉を考えた、一瞬。
その刹那の内に、蘭はブラジャーとパンティの両方を自らの身体から剥ぎ取り、時守に差し出していた。
「脱ぎました。貴方の命令なら、着ずに外にも出ます。これも、差し上げます。現役JCの脱ぎたてブラジャーとパンティですよ?」
「…覚悟あり。それは、俺が大事に保管しとくわ」
遠隔操作された『花園』に、蘭の下着が収納される。
時守の前に裸体をさらけ出した蘭は、一切隠すことなくその身を時守に見せていた。
「剣さん、おねがいです…」
「あぁ。なら、俺のも頼むわ」
「はいっ」
蘭の細く、少しばかり紅潮した指が、時守の服に掛かる―
◇ ◇ ◇
「あー…、やっぱ、新鮮で気持ちええわ」
俺の声が、浴室に響く。
今、俺の身体はローション入りボディソープに包まれている。
曰く、風呂でのそういうプレイの時に使うらしいものなのだが、彼女達とそういうことをしている内に、すっかり作るのに慣れてしまった。
「蘭はどうや?」
「っ、く、ふゃっ…す、凄い、です…」
「やろ?」
浴室で俺は、否、俺たちは、お互いの身体を洗いっこしている状態にある。
蘭が身体を擦り付けてきたかと思えば、今度は俺が彼女の身体を洗う。
蘭が内腿をもじもじと動かすということは、しっかりと悦んでくれているようでこちらとしても嬉しい限りだ。
「あ、あの…剣さん…」
「ん?」
「こ、ここでするん、ですか?」
熱っぽい、蕩けた顔で彼女が見上げてくる。
足元はおぼつかなく、しがみつくものといえば俺の身体のみ。
むにゅりと、彼女の胸が俺の下腹部で潰れる。
強引にでも堪能したい欲求を押さえつける。その代わりに、陰茎が凄まじいほどに硬くなり、怒張しているのを彼女も感じているのだろう。
今の問は、そろそろそうなるという確信があっての質問だ。
「流石に、お前の初めてをマットの上で奪おうとはせんわ。俺も力加減ミスりそうで怖いしな」
「ありがとう、ございます…。では、もう少しだけ…」
その発育途中にしては育っている身体を、余すところなく俺の身体に密着させる。
密着させながらも、ローション入りボディソープで覆われた蘭の両の手が、俺の竿を擦り続ける。
ほんの数分で、随分と慣れたものだ。
「上手いな、蘭」
「えへへ、良かったです。剣さんに悦んでもらえるよう、ビデオとか見て練習してたんですよ?」
「へぇ…そりゃベッドの上でも期待出来るな」
「もうっ、えっちですね…」
「ラブホに来てこれから、ってのにそれは無いやろ」
ラブホ、そして、これから、という単語に、蘭の身体が少しばかり固くなる。
やはり、感じているとは言えども、緊張が無い訳では無い。俺も蘭を愛し、蘭も愛してくれているだろうが、処女喪失の恐怖とは全くの別物なのだろう。
「…んじゃ、そろそろ流すか」
「きゃっ、も、もうっ!触りすぎですよぉ…」
シャワーからお湯を出し、俺と蘭、2人の身体を同時に洗い流していく。…ふむ、やっぱ中学生にしてはスタイルええわ。
湯船から上がったあと、先ほどと同じようにバスタオルで2人の身体を拭いていく。
その間も、蘭の手がたまに触れ、視線もそこを凝視するかのように見ているので、肉棒が縮むことは無い。
「よっ、と」
「っ、すごい…」
「そうか?」
「い、いえ。その…好きな人にしてもらうお姫様抱っこって、凄いんだなって…」
「こんぐらいならいくらでもしたげるわ」
腰と膝に手を回し、蘭の身体を持ち上げる。
数秒歩き、彼女をベッドの上に優しく乗せる。
「…っ」
「緊張、してる?」
「…はい、少し…」
「…そっか。なら、楽にしとき」
緊張なんて忘れるほどにしたるわ。
そう言うと、彼女は嬉しそうに目を細めた。
「…剣さん。もう、準備おっけーです」
「まあ、本番はまだやけどな」
仰向けで寝る彼女に、近づいていく。
物欲しそうに何かを待つ紅い唇は、 震えるかのように動いている。
「んじゃあ、よろしくな、蘭」
「はいっ、よろしくお願いします…」
目を閉じ、唇をこちらに差し出す蘭。
ベッドの上に、全裸で横たわる彼女。
そんな彼女の唇に、ゆっくりと顔を近づけていく―
次回からが前戯。長ぇ。申し訳ないです。