「んちゅ、ぢゅぷ…んっ、んぅ…」
蘭の口から、卑猥な水音と共に喘ぎが漏れる。
「ちゅっ…ぷはっ。どうや?」
「とろけちゃいそうです…」
「そうか。…なら、そろそろ始めるわ」
とろけちゃいそう。そう言いつつも、時守から見た彼女の表情は、既にとろけきった状態そのものであった。
「まずは、耳と首。…あむっ」
「ひゃ、んっ!ちょ、そこだめぇ!」
小さな耳たぶを甘噛みし、舌で軽く舐める。
そこから移動し、今度は首を、先ほどよりも少しだけ強く、歯型が軽く残る程度に噛む。
「否定せずに、好きなだけイってええねんで?」
「はぁーっ、はぁーっ…け、剣さん…」
「休ませへんから、自分の好きなタイミングでイかなしんどいで?」
「ふっ、くあっ…」
蘭に話しかけながらも、手は緩めない。
頭を撫でていた左手を下ろし、耳、首筋と、先ほどと同じ順番で弄っていく。
「もっと、身を任せてみ」
「はぃ…」
左手が、蘭の肩に当たる。その瞬間、びくりと身体を震わせ、両腕で胸を隠した蘭だが、彼女の目を見つめる内に、その腕は解けていった。
「ええ子や」
「っ、あぁっ!い、ぅっ、イク…っ、かはぁっ!」
左手の指先が、彼女の右の乳房の横乳を撫でた。
同時に、彼女の身体、胸部よりも下が、大きく跳ねた。
「…どうや?」
「はぁ…、はぁ…、っ、きもち、よすぎれす…。らめ…もう、おねがい…」
「まーだ。これからどんどん気持ちよくなっていくんやから」
左手を優しく動かし、少しずつ胸を揉みしだいていく。
同時に、彼女から出る嬌声も音を大きくさせていく。
「ひゃぁ、くぅ…。ふぁっ…」
「…じゃあ、蘭の美味しそうな胸、頂くわ」
「ぁっ…ま、まっ…て…あ、あぁんっ!」
2回目。蘭の身体が、再び大きく跳ねる。
蘭の、歳の割には成長している胸の先端にある、綺麗なピンク色の、形の整った乳首に吸い付く。
今の彼女に必要なのは、落ち着くための時間などではない。短い期間で、いかに多く絶頂出来るか、そして、いかに恐怖を無くし、性に溺れることが出来るか、だ。
「じゅる、ちゅぷ…」
「ひゃう、らめ…ほ、ほんとにらめ、えぇっ!」
3回目。どうやら蘭は胸が弱いらしい。
蘭の乳房に唇を密着させ、中で乳首を存分に楽しむ。彼女の汗が混ざったその味は、非常に時守好みの味だった。
左手の揉みしだく動きも、次第に激しく、大きくしていく。指の間で乳首を刺激しながら、強引に、かつクーパー靭帯を切らぬよう、丁寧に優しく揉んでいく。
「お、おね、がい…けんさん、おねがい…」
「もうちょっとだけ、な?」
「ううぅ〜…」
蘭の身体が美味しい。
だが、それとは別に、まだ本番に移らない理由が、時守にはあった。
あの言葉が出ていない。そして、あの反応がまだだからである。
「ここも、程よく柔らかいな」
「さ、触らないでください…」
「将来、自分の子が育つ所なんや。もうちょい触らせてや」
「っ、ひ、卑怯です…。そんなこと言われたら、触ってくださいって言うしか無いじゃないですか…」
時守のその言葉は、将来、蘭ともしっかりとした結婚生活を考えている、とも取れる言葉だった。
蘭の腹部、子宮の辺りを触り、優しく擦る。
「うぁっ…そ、れ…だめです…。子宮が、きゅんきゅんしちゃって、切なくなっちゃいます…」
「…そうか。なら、そろそろ下、触るぞ」
「…はぃっ」
まずは、蘭の言葉ではなく、身体が、子宮が欲しがるかどうか。それを時守は確かめたかったのだ。
「切ない」その単語を聞いた時守は、蘭への前戯を最後の段階へと進める。
「綺麗やな。…剃ってきた?」
「そういうこと、聞かないでくださいっ。…ほんとは、ちゃんと生えてます…」
「ごめんごめん。…じゃあ早速」
「んくぅ…、もっと…奥を…」
左手で、恥丘や大陰唇といった部分を、指先で撫でるように弄る。
陰毛が剃られたそこは汚れ一つ無く、外陰部も綺麗に閉じていた。
しかし、そんな膣口からは、溢れんばかりに愛液が零れており、シーツをぐしょぐしょに濡らしていた。
「なあ蘭。手か舌、どっちでイキたい?」
「…舌でおねがいします」
「了解」
時守のもう一つの目標。それは、蘭をイカせ続け、潮を吹かせることだ。
今、再び平静を取り戻しつつある蘭をより乱れさせ、陰部を完全に濡らす。
そうすることで、処女喪失の痛みを少しでも無くそうという考えだ。
「んっ…ちゅる、じゅるるっ」
「んくっ、うぅ…っ、はぁ…!」
蘭の身体がびくびくと震える。
小さいながらも、絶頂し続けているのであろう。舌先で舐め続けるそこからは、まるで源泉のように汁が溢れ出る。
「や、ぁ…もっと、もっと奥まで…!」
「ちゅぷっ…ちゅ…れろ…」
「じらさ、ないでぇ…!」
蘭の意思と反するように、時守はゆっくりと彼女の秘部を愛撫していく。
軽く口付け、舌先だけを入れ、ゆっくりと侵入させたかと思えば、そのまま引き抜く。
「くぅ、ふ、あぁ…!」
「んっ、ちゅぱっ…。…イキたい?」
その言葉に、蘭は顔を上下に激しく動かす。
蘭の性感帯。今まで見抜けなかったが、予想通りの場所らしい。
だから敢えて、今の愛撫でもそこは責めなかった。
「なら、一気にいくわ」
「ぇっ、…っ、ひ、ゃあん!ちょ、ちょっと…!」
舌を限界まで伸ばし、蘭の腟内を蹂躙する。
嬌声と水音が、部屋の中を支配する。次第に、2つ共が大きくなっていく。
「んぐっ、かっ…んうぅっ!」
時守が鼠径部を押さえているため、逃れることは出来ない。
シーツを両手でしっかりと掴み、何とか耐える―
―…あ、れ…?なんでわたし、いまたえてるの…?
―だがそこで、蘭の中に疑問が生まれた。
愛しの彼には、身を任せろと言われたはず。好きなだけ、自分のタイミングでイけとも言われた。
ならなぜ、自分は絶頂することに対抗しているのか。
―…そっか。まだ、恥ずかしかったんだ…。
彼と交わりたい。しかし、やはり裸を見られ、行為に臨むのは緊張するし、羞恥も覚える。
彼の命令なら従うと決めていたはず。…しかし、彼が求めているのはその上だった。
―すなおに、わたしもえっちになろう。
彼の命令だけでなく、彼のために。そう思い、今は自分に素直になろうと決心した。
耐えていたのをやめ、全身から力を抜く。自分の生殖機を見ると、愛しの彼がそこを舐めている。
―なんか、急に…!
鼠径部とは言え、彼に強引に押さえつけられていること。そして、彼に愛撫されていることを再び認識した瞬間、身がの奥から痺れだす。
「あ、あぁっ!」
身体を厭らしくくねらせる。といっても、先ほどのように抵抗するものではなく、陰部を彼により気持ちよくしてもらうように近づけるためだ。
「いっ、あ、あぅ…!」
口を大きく開け、酸素を取り込む。
なぜか、尻を伝う液体に意識が向く。彼の唾液、そして、自分の汗も混ざっているだろうが、大半は自分の愛液だ。
―なんだ、やっぱりわたしもえっちなんだ。
そうなろうとする前から、すでに自分は性欲盛んで、彼との行為が好き。
その事実が、蘭を一気に素直にさせた。
「ああぁ…い、イク…っ」
だらだらと愛液が尻を伝い、シーツを濡らす。
ぴりぴりと、身体の奥の方が熱くなり、身体全体が震える。
そんな時だった。
「――あっ…」
彼の舌が、自分の陰核を責めたのだ。
蘭は、乳首と陰核―俗に言うクリトリス―がとても敏感だ。それは、自分でも良くわかっている。一夏一筋だった頃、少しだけ性に芽生え始め、時守と交際が始まると同時に、一気に目覚めたのだが、その時に気づいた自分の二大性感帯である。
「っ、らめ…!」
身体が大きく脈打つ。このままだと、彼に痴態を見せてしまうが。
――もう、どうでもいいや…。気持ちよくなりたいんだもん…。
彼の歯による甘噛みと、舌による愛撫が、自分のクリトリスを責め立てる。相も変わらず子宮が疼く。
――変なところまでわたしそっくり。
突拍子もないことを考えた途端、蘭の身体が大きな反応を示す。
「あっ、あ、あ゛あぁぁあ!」
まるで媚薬でも塗りこまれたかのように震え、うねり、くねらせる。
その動きの端々で汗が飛び、愛液が漏れる。
「イク、イッちゃう…!あ゛ぁ、かっ…!」
そう訴えるも、彼は愛撫を止めない。寧ろ、どんどん激しく、上手くされていく。
絶え間ない極上の快楽。
達してしまうと思っている蘭だが、すでにずっと絶頂しっぱなしなのだ。
「らめ…ほん、とに、らめぇ!んっ、くぁ、な、なにかきちゃいますぅ!」
蜜壷から溢れ続ける愛液。それとは別に、尿意のようなものを感じる。どれだけ訴えても、快楽は止まらない。…なら、もう。
――…ほんとに、どうなってもいいや。
「イ、カ…せてぇ!もっと、もっとぉ!もっとイカせてくださいぃ!」
処女。それも、中学生が出していいような声ではない喘ぎ声で、蘭は乱れた。
乱れ、愉しむ蘭のため、時守も本気の愛撫で応える。
左手のみで片足の鼠径部を押さえ、口で陰核の愛撫、そして、利き手の右手の指二本を、滝のように滴る蘭の腟内へと入れた。
「――あっ」
彼の指の腹が、いわゆるGスポットを抉るように刺激する。
彼の歯と舌が、自分の陰核に今までとは比べ物にならない刺激を与える。
蘭の中で、何かが吹っ切れた。
「あ゛あぁぁぁああっ!」
その瞬間、尿道から透明な、尿ではない何かがまるで噴水のように噴き出した。
――もしかして、これが潮噴き…?
多少、性の知識を入れてきた蘭は、この現象に覚えがあった。
だが今は、そんなことを考えるよりもこの快楽に溺れていたかった。
「らめっ…イク、イグぅ…!」
股間の角度が上に向く。天井にまで到達しそうなほどの勢いだったそれは、容量が無くなったのか、しばらくすると収まってしまった。
「はぁ、はぁ…あ、あぁ…」
「感じてくれた、みたいやな」
その声に、意識がぼんやりしながらもはっ、となる。
「ごめん、なさい…。いっぱいかけちゃって…」
「かまへんよ。むしろ、美味しいぐらいや」
自分の秘部を愛撫していた彼。自分が潮を噴いたとなると、もちろん彼に被害が及ぶ。
力が入らない腕で上半身を少し浮かしてみる。すると、自分の潮を身体中に浴びた彼がいた。
申し訳ないという気持ちが一瞬出てくるも、再び気持ちが高揚する。
「ぅっ、ぁ…」
「ん?どした?」
ふと視界に入った、彼の股間から突き出る、大きく膨れた肉棒。
数日前、見たくもないのに見てしまった兄のそれとは、比べ物にならないほど大きく、逞しい。
「おちん、ちん…。凄く大きい…」
「…まあ、短小じゃみんなに愛想つかされるかも知れへんしな」
多少なりとも自信はある。そう言いたいのだろうが、蘭の意識の中では、そんなものではなかった。
動画で見たそれと比べても、比較的大きい。そして、それの持ち主が愛する彼だということ。その2つが、蘭をより女にしていく。
「っ、はぁ…はぁ…、あ、うぅ…」
子宮が締め付けられるように疼く。それと同時に、絶対に孕まんとばかりに降りているのが分かる。
「ご、ごほうししないと…」
「ええよ。…今はまだ―」
起き上がろうとしていた上半身が、両肩を押されてベッドに戻される。
気づけば、彼の顔が自分の顔の真横に来ていた。
「―お前が気持ちよくなる時間や」
ぼそりと、耳元でそう呟かれると、それだけで軽く達してしまった。
「キス、してください。深いやつを…」
そう言うと、彼は唇に口づけをし、舌を口内に入れてくる。
蘭の身体から固さが無くなるまで口を合わせ、彼女と舌を絡ませていた時守は、そっと彼女の口から離れた。
「…大丈夫か?」
「はい。…おねがい、します」
蘭の左手と、時守の右手が繋がれる。それと共に、時守の左手が添えられた陰茎が、蘭の膣口にあてがわれる。
「まずは、ゆっくりするからな」
蘭が唾を飲む。
存分に濡れ、解れ、さらに安心しきった蘭の膣は、処女の締まりはそのままに、すんなりと時守の亀頭を飲み込んだ。
「…いくぞ」
頷き、答える。
ゆっくりと、彼の肉棒が自分の腟内へと入ってくる。が、異物感などは無く、むしろ快感の方が強く、みっともなく喘いでしまいそうになる。
「ふ、にゃぁぁ…」
喘ぐのを我慢すると、猫撫で声のような声が出てしまう。
そうしている間にも、彼の竿はゆっくりと自分の奥へと進んでいる。
「あんっ」
「…蘭、奥まで来たけど、痛くないか?」
「ふぇ?」
気づけば、子宮口に彼の亀頭が当たっている。
自分が処女であることは間違いない。が、なぜ痛まなかったのか。
「初体験貰うのも30回ぐらいになると、痛くないようにする方法ぐらいは分かるわ」
「あり、がとうございます…」
さりげなくされたことだが、凄まじく上手い。恐らく、長い前戯もそのためだったのだろうと、蘭は思案する。
子宮口に亀頭が当たっているのにも関わらず、彼の陰茎を、より深くまで欲しい、もっと奥まで突いてほしいという気持ちしか湧いてこない。
「…蘭、そろそろ」
「…はい、だいじょーぶです。むしろ、ガンガン突いてくださいっ」
いくら彼が女性慣れしているとはいえ、彼も限界だろう。その証拠に、自分の腟内にある肉棒は、腟内でさらにサイズアップしている。
さらっと吐いてしまった台詞も、引かれるかと思ったが―
「あぁ。すぐ、気持ちよくしたるわ」
―彼なら、受け入れてくれる。
一夏に惚れていた時期の自分が見れば、何をしているんだと怒られるかも知れないが、私はもうこの男性を好きになったのだと、改めて確信できた。
彼のその言葉と共に、腟内が彼の肉棒を締め上げる。
「うっ、おぉ…流石、処女なだけあるわ…。久しぶりの締め付けやぞこれ…」
「えへへ…。処女女子中学生のえっちなおまんこ、堪能してください、ね?」
「…そこまで煽るってことは、ほんまにドMやな、蘭は」
経験豊富な彼を、ここまで煽る理由。それは至ってシンプルで、この後に自分が最も好きなスタイルで彼とプレイがしたいからだ。
ただいちゃつきたいだけなら、ここまで言う必要はない。敢えて、こんな台詞を言うことで、彼の性欲を刺激し、自分も変態だという事実を認識し、気分が高揚する。
「んじゃ、お言葉に甘えて」
「んっ………えっ、ちょ、ちょっと剣さ―」
彼が腰を、陰茎を、亀頭を、膣から抜けるギリギリまで引いた。
強烈なストロークが来るだろうと待ち構えていた蘭だが、それがなかなか来ず。思わず彼に質問してしまった。
「――本気でイかせまくったるわ。…泣いても、啼かせ続けるからな。息するなら今の内や、ぞ!」
「んああああっ!」
正常位の体勢だったはずの彼が、自分に覆いかぶさるようにベッドに手をついていた。
彼から見下ろされ、言葉を聞く。
途中から心臓の鼓動がさらに速くなり、大きく息を吸おうとした瞬間。
彼の亀頭が、一気に子宮口をこじ開けた。
息もさせてくれないような快楽が、蘭を襲う。
「…っは!腰、止まらんわ…!」
「あっ!あんっ!あ、あぁっ!け、けん、さん!ちょ、ちょっ…とぉっ!」
「イカせまくる言うたやろ!」
「ひゃあううう!らめ、ほ、ほんとにぃ!」
ごつんごつんと、ストロークの度に亀頭が子宮を責める。
本やネットの世界で得た知識の、Gスポットなる部分も常に刺激され続けている。
「ひゃう、も、らめ…!」
「ほら、もっとイけ!」
「い、イきます、イクからあぁ!」
どれだけ声を上げても、彼は腰を止めない。
なぜ1度も射精せずにそれだけ動かせるのか分からない程に、自分の身体が彼に犯されていく。
「…なんや、まだ締まるんか。変態やな…!」
「い、言わ…あんっ、ないでぇ!お、お…ね、がいぃ!精子出してぇ!」
変態。
強引に責められ、息もままならないぐらいに突かれ、感じているのだ。
自分は変態に違いない。
「その前にもう1回潮吹け、やっ!」
「あ゛あ゛あぁぁぁあっ!」
尿道から、再び潮が噴き出す。
2人の下半身が、一気にびしょ濡れになるも、彼はなりふり構わず腰を打ちつけてくる。
重力も加わったそれは、凄まじい程に奥まで侵入してくるのだ。
「なんや、まだ潮吹ける余裕あるやんけ!」
「な、ないぃん!ないれふぅ!と、あっ!あんっ!とめ、んあっ、とめてぇ!」
「…止めてええんか?」
「っ、うあぁう…っ!と、止めないでぇ!も、もっと強く突いてぇ!あ゛ぁっ!」
彼に言われてしまえば、本当に素直になってしまう。
一瞬ストロークが遅くなっただけで、猛烈に身体が、子宮が切なくなるのだ。
「おい、蘭。どこに射精してほしいんや」
「い、あうっ、言う、いいまふ、からっ!んっ、あはぅっ、いったん…」
「待つんか?」
「待たないでぐらざいぃい!もっと奥までおちんちん突いてぇえ゛!」
涙ながらに、彼を求める。
どこに精液が欲しいか。そんなもの、聞かなくても分かっているはずなのに。
「…いらんか?」
「い、うがぅ…!いり、ますぅ!子宮、に!子宮を、あんっ!一杯にしてくだしゃい!」
「足りんな」
「排卵します!孕む、孕みます!赤ちゃん産みますからああぁぁあ!一番奥に、ザーメン出してくらしゃいいぃぃぃい!」
その言葉に、目の前にいる彼が嗤った。
「―いくぞ」
一際強く、時守が腰を打ちつける。
蘭の子宮口をこじ開け、カリの部分を2度と離すまいと咥え込む。
膣がうねる。
子宮が燃える。
乳房が張る。
子を孕む準備は出来た。後は―
「あ、あ゛あ゛ぁあ!イク、イグっ!イッちゃいますぅぅう!」
この赤ちゃんの部屋を、彼の精液で満たしてもらうだけだ――。
◇
「はー、疲れた。どや?蘭。気持ちよかったか?」
「ぐぷっ、んぷっ…。…ん?ふぁい、ふぁいふぉうふぇふぃふぁ」
「そかそか、最高か。んなら今日一緒に学園帰って泊まるか?」
「ふぉんふぉふぇふか!?」
「っ、あんま勢いよく喋ると…ぐっ!」
「んっ!…んー、おいひいれふ…」
時守の種付けプレスにより、一時失神した蘭は、再びベッドの上で目を覚ました。
といっても、突かれることによる衝撃からでなく、自然と目が覚めたもので、依然として目の前の肉棒が屹立しているのを見てうっとりとしてしまったのは内緒である。
「じゃあ飲め」
「ふぁい。…んくっ、ふーっ。精液って美味しいんですね」
「まあ俺のは特別製や」
「またまたー」
「…束の薬で飲みやすく、孕む確率0%になってる精子やぞ?」
「ほんとに特別製なんですね…。…え?孕、まない…?」
「おう」
初体験の時は出来なかった時守への奉仕を終え、射精された精液を飲み干す。
口端から精液を零す蘭が、とぼけた表情で時守を見る。
―一呼吸。
「何でですか!孕ませてくださいよ!」
「いや、流石に中退はまずいしな」
「ううぅ…あんなこと言ったのが恥ずかしい…」
「俺としては、蘭の本心が聞けて嬉しいけどな」
孕めない。しかし、彼の子が欲しいのは確かだ。3人、4人は欲しい。
そして、その本心を聞けて嬉しい、ということは。結婚後はちゃんと子作りをしてくれるということだ。
思わず、頬が緩む。
「お?どした。また注いだろか?」
「魅力的ですけど、このまましちゃったら溢れちゃいますし、何より、もう栓もしてるじゃないですか…」
「それもせやな」
一分強に渡る、勢いが全く衰えなかった射精。
もちろん、蘭の子宮はそれだけで満たされ、あわや膣にまで溢れそうな勢いだった。
その精液が勿体ないという蘭の意見と、とある時守の意見から、蘭は現在、膣に極太バイブを装着している。
丁寧にバイブホルダーも付ける徹底ぶりである。
「まあ蘭はパンツもブラも要らんし」
「っ、そんなこと…」
「あるやろ。IS学園の制服やったら予備があるし、学園入るんならその方が都合ええしな」
「はい…」
ということは。彼の言葉を整理してみる。
パンツとブラは彼が持っている。着用を許されているのはIS学園の制服と、バイブホルダーのみ。
「ほら」
「す、すごい露出してるじゃないですか…」
「そりゃ改造ありやからな」
夏ようの改造なのか、上はヘソ出し、下は超ミニスカという外を出歩きにくいような露出度。
下に至っては、バイブホルダーが見えてしまうのではないかというようなものだった。
「さてと、んなら早速着替える…前に、弾に連絡入れとけ」
「分かりました…」
ベッド近くの床に落ちている携帯端末を取り、弾にコールする。
「…あっ、もしもしお兄?」
『おぉ、どした?剣とのデートじゃねぇのか?』
「今ね、終わったの」
『そうか。じゃあ帰ってくる―』
「でもね、帰りに友達と会っちゃってさ。泊まることになったんだよね…。大丈夫?」
『…おう。じいちゃん達に言っとく。じゃあ、あんま迷惑かけんなよ』
「分かってるわよ!ふんっ!」
勢い良く切る。馬鹿兄の癖に、彼との時間を邪魔しないでほしい。
「おーぅ、潮でびちょびちょ」
「えっ…あ、ああぁ!す、すいません!」
「まあかまへんよ。そのまま着るし」
通話を終え、彼の方を見てみると、自分の潮で濡れた服を彼が着ていた。少し興奮しないでもないが、申し訳なさの方が強い。
「謝らんでええから…分かってる、よな?」
「っ、はい…」
彼の言葉に促され、バイブのスイッチを最大に入れる。
「あぅっ!これ、ほんとらめぇ…」
未だ精液が滴る腟内がかき混ぜられる。しかし、バイブホルダーのせいで外せない。外す鍵も、彼がISの拡張領域にしまっている。
「モーターも束特性で全く聞こえへんから、蘭が注意すれば周りにはバレへんわ」
「ひ、うぅ…イクっ…あぁっ…!」
「さて、と」
軽く絶頂した自分を放置し、彼は作業を続ける。
彼の手により、自分の首に、輪っかが掛けられる。
まるでペットが散歩の時に付けるような、リードが付いた真紅の首輪だ。
「んじゃ、帰るか」
「はいっ、ご主人様ぁ…」
今の自分は、調教される雌犬。
飼い主様の命令に従い、ラブホテルの部屋の扉を開ける。
「うっ、くぅん…んあ゛あっ!」
「自分からバイブ奥に突っ込むか…」
ご主人様の哀れんだ目すらも気持ちいい。
誰もいないラブホテルの廊下で、バイブをさらに奥に入れる。
「こっから駅まで、裏道通れば人に会わんですむけど、そっち通るならアナルにバイブ追加な」
「お、おちんちんじゃないんですかぁ…?」
「学園までお預けや。それに、俺は露出プレイとか好きちゃうしな」
「わ、私も好きじゃ…」
「嘘はあかんぞ?」
内股をもじもじと擦り合わせながら、リードを掴む彼を引くように、歩き出す。
「で、どうすんの?他人に見られる覚悟ありでバイブ1本か、俺にだけ見られるのでバイブ2本か」
「…そんなの、決まってるじゃないですか」
エレベーターの手前で、立ち止まる。
彼に向けて尻を突き出し、スカートをたくしあげる。バイブホルダーの尻に食いこんでいる部分を、ほんの少しだけずらす。
「私は貴方様の肉便器なんですよ?この身体は、ご主人様だけのものですっ」
「…嬉しいねぇ。そこまで思ってくれるとは。んじゃコレで」
「あっ、う゛ぅぅ…」
普段、排便する部分に異物を感じる。恐らく、彼がバイブを入れたのだろう。
しかし、異物感があるとはいえ、不快感でなく快感を感じている辺り、着実に彼に染まり、調教されているのだと改めて思う。
「このバイブホルダー、アナルは固定出来ひんけど…まあええやろ」
「あぐうぅう!」
本来、バイブの持ち手部を入れるためのポケットがないアナル。
本物の下着のように、本当は尻に食いこむところで、強引にバイブを固定される。
「蘭のペースで歩かせたるし、要望も多少は聞くわ。でも、学園着いて更衣室着くまで外さへんからな」
「はひぃ…」
「あぁ、後。途中に自分でオナったりしても学園で1人、放置しとくからな」
「やらぁ…」
咄嗟に乳首にやろうとしていた右手を止める。彼の方を振り向き、手を差し伸べるが、彼は取ってくれない。
「はよ降りよか」
「分かりましたぁ…」
半分喘ぎが混じった声で、エレベーターのボタンを押す。
待っている間も、彼は自分に触れてくれない。数歩離れたところで、自分の首輪に繋がっているリードを掴んでいるだけだ。
「にしても、年にしてはエロい下着着けて来てんな」
「だ、出さないでくださいよぉ」
その彼の逆の手には、自分が今日着けてきた下着が握られている。
恥ずかしいのでやめて欲しい、返して欲しいと思う半分。今が愉しいのでそのまま、自分を思いっきり焦らし、虐めてほしいという気持ち半分。
蘭は、自分が想像しているよりも遥かに調教されていた。
「お、来たで」
「っ、はぁ…」
エレベーターのドアが開く。乗り込む時に、首に圧迫感が無いようにリードを少し弛ませてくれているのは、彼なりの優しさなのだろう。
「ん、あっ…あんっ…」
「その調子で大丈夫か?まだまだ長いぞ?」
「大丈夫れふぅ…。あ、あの、剣さん」
「ん?」
「腕、いいですか?」
「ええよ」
おぼつかない足取りの支えのために、時守の腕を掴む蘭。
これを断られてしまえば、帰る途中に何度絶頂し、何度蹲ってしまうか分からない。
「その代わり、帰るまで好きに触るからな」
「っ、は、はい…」
エレベーターが目的地に着く。ドアが開くと同時に、時守の手が蘭の尻を撫でる。
快楽から逃れようと、蘭の足が前へ進み、首輪が音を鳴らす。
蘭の、羞恥プレイが始まった―
◇ ◇
「あっ…く、ふぅ…」
「ねぇ、あの制服って…」
「IS学園じゃん!すっご…。しかも彼氏持ちとか、良いなぁ〜」
「…えっ、ちょ、ちょっと待って?あれ、時守剣じゃない?」
「嘘、ほんとに!?」
細い裏路地は誰にも見られることなく、駅前の広場へと辿り着いた2人。
夜になったとは言え、もちろん人は多く、蘭の着ている制服と、時守の素顔から、2人に一気に注目が集まる。
「見られてるな」
「っ、あうっ…、み、見ないでぇ…」
「夜やし、暗いからまだリードはあんま見られてへんみたいやな。蘭のホルダーと、ノーブラも」
「い、言わないでくださいよぉ…!」
そんな人集りの多い場所でも、時守はしっかりとリードを持っていた。
ペットの躾は大事なのだ。
「お、青なったで」
「はいっ…歩きますっ」
胸元、お腹、スカートの中にあるホルダー。それらをあまり見られないように、かつ不自然にならないように歩く。
「はぁっ、はぁっ…」
「さっきからえらい興奮してるな」
「な、何ですかこのバイブ…。ふ、普通のじゃ…ないんですかぁ…?」
「束特性、使えば使うほど先端から媚薬が分泌されるバイブや。どや、そろそろさっきよりも切なくなってきたんちゃう?」
「は、はい…」
時守の言葉通り、先程から子宮が切なくて切なくて仕方なかった。常に腟内と子宮口は快感を覚えているが、肝心の子宮に注がれない。さらに聞けば、媚薬が分泌しているらしい。
恐らく、子宮内にも入っているだろう。切なくなるわけだ。
「まああとは電車乗るだけや。この時間帯は全く人おらんやろし、座れるやろ」
「…えっ?」
2人分の電車賃を払った時守が、まずは蘭に階段を登らせる。
「はよ登らな後ろから来た人にスカートの中見られんで?」
「くっ、うぅ…っ!」
力が入らないが、一歩一歩、階段を上がっていく。
数歩後ろを歩く彼には、自分が履いているバイブホルダーが良く見えているだろう。
羞恥を少しでも少なくすべく、早く上がる。
やっと頂上に着いたかと思えば、そこには数人のIS学園の生徒であろう女子がいた。
「っ―」
「安心せぇ。見られてへんし、見られてもIS学園の生徒なら納得させられるわ」
「は、い…」
モノレールが来る。数人の乗客が降りた後に、車内に入る。
するとその車両には、蘭と時守以外の乗客は全くいなかった。
「人が…」
「安心したか?」
車内は明るく、本来、乗客が居れば確実に注目の的になる格好だが、人がいないとなると別だ。
蘭の心に、一気に安心感が押し寄せる。それと共に、2本のバイブによる快感までもが、蘭を襲う。
「あっ、うっ…だめっ…イッちゃだめ…!」
こんな所で潮を吹けない。
誰にも見られていないが、今この状況で、公共交通機関でそんなことをしてしまえば、羞恥心、罪悪感、開放感、そして圧倒的快楽でまともでいられる自信がない。
だがそれは、彼がこのまま何もしなければの話である。
「蘭。せっかくいっぱい空いてんねんからさ―」
彼の声のする方を向く。
いつの間にか移動していた彼は、座席の端を人一人分空けて座っていた。
「―座ろや。まだ15分ぐらいあるし、立ちっぱはキツイやろ?ここ座り?」
満面の笑みを浮かべ、彼が座席の端に誘導する。
断ることは、出来ない。
先程から、弱い力ではあるがリードを引かれているのだ。こうなってしまえば、彼に従うほか無い。
「失礼、し、ま…う、ああぁぁ…ん…かっ、あ…!」
身体が、奥から震える。
ここに来て、ラストスパートと言わんばかりに、バイブが2本とも最奥まで挿入ったのだ。
「耐えきれたら、ご褒美上げるから。今はいちゃつこや」
「あっ、あへぁ〜…。…はひ、ちゅー、しましょ?」
蘭の意識がブラックアウトしかける。その寸前に、時守が唇を合わせ、濃厚なディープキスを始めた。
蘭の、地獄の15分が幕を開けた。
◇ ◇ ◇
それから15分後。
『次はー、終点、IS学園、IS学園です。お忘れ物の無いよう、お気をつけください』
「ちゅっ…んっ。ちゅぱっ、ちゅるる…っ、ぷはっ。着いたか」
「は、はは…ちゅいたんれふか?」
「おお、着いた着いた。ほら、はよ歩け」
「はひっ…」
蘭の地獄が、ようやく終わった。
ポルチオと子宮口、そしてアナルを責め立てるバイブに耐え、時守とのディープキスを交わすこと、15分。蘭は何とか耐えたのだ。
「潮も吹かんかったし、そこはえらいぞ」
「ふへぇ…」
リードをたぐり寄せられ、立たされる。その先で待っている彼に、頭を撫でられると無性に気持ちが良かった。
「じゃあ、出よか」
内ももを擦り合わせ、もじもじと動かしながら、少しずつではあるが歩く。
車両を出て、すぐの所にある改札を抜ける。先程車内で少し時間を取った分、他の生徒は既にいなかった。
「ほら、もう少しや」
「あっ、あひっ…」
何度も達しそうになりながら、蘭は進む。
IS学園の校門への道のりは以外に長く、気が遠くなりそうだったが、進めないことは無かった。
すると―
「おかえりなさい、剣くん」
「おかえりなさいませ、ご主人様」
「…お、おかえり…」
「待ってたよ〜、けんけん〜」
校門に辿り着いた時、4人の女子生徒に声をかけられた。
会話から判断するに、彼を囲うハーレムメンバーの一員なのだろう。
「4人で出迎えか。ありがとう」
「どういたしまして。それより、そこの子は?」
「あぁ、言うてた学外の彼女。五反田蘭っていうねん」
「あら、貴女が?…って剣君、そのリード…」
その内の1人、刀奈が会話を引っ張る。
しかし、その彼女も時守の手に握られているリードを見て、会話を止めざるを得なかった。
「ん?ドMやからな。ホテルから」
「…ダメよ?ほんとは、キツイかも知れないんだから」
「…せやな。悪いな蘭。鍵、外すわ」
彼の手が、バイブホルダーを腰で固定している鍵へと伸び、それが外された。
落ちるバイブホルダー、そして、その数秒後に、アナルと膣からバイブが抜け落ち―
「あ゛ぁ゛あ!」
―る時、膣に入っていた方が、Gスポットを刺激しながら抜けた。
もう大丈夫。その安心感から、蘭は地面に向け、盛大に潮を吹いた。
「ああぁあ!あっ、はぁん…」
地面に水たまりが出来る程の潮噴きは、まるで滝のように蘭から流れ落ちた。
「あっ…はぁ…はぁ…っ」
「大丈夫か?蘭」
「はいっ…、大丈夫です…。そ、その代わりっ、またおちんぽお願いしますっ!」
「むっ」
「それは…」
「見過ごせない…」
「先約は私達〜」
蘭、刀奈、虚、簪、本音が時守の身体に飛びつく。
蘭を含めた女達の夜は、今始まったばかり―