親子競艶
風に流されるままに舞う薄桃色の花弁は、さながら滝が飛沫を散らすようだった。
春という季節の持つ生命力をそのまま形にしたように、煙るほど花弁で全てを彩る桜。
まだ少し寒さの残る時節という事も相まって、温泉を味わうには最高の頃合と言える。
「良いお湯ねぇ」
うっとりと、心地良さの蕩けた声で彼女はそう零した。
汗の雫を浮かばせた白磁の肌と、エメラルドの輝きを孕んだ長髪、肉付きと言えば……豊満の極みとしか言いようがない。
堪らぬ色香をこれでもかと滲ませた、妖艶な熟女の姿。
「ええ、そうですね」
そう応えたのは、隣で同じく湯船に肩まで浸かり、桜の浮かぶ水面に長髪を散らしている女性だった。
先の美女に負けぬほど、熟れきった肉付きと麗しい容貌。
まさかこの二人が、共に孫を持つほどの年齢だと想像できる者がいようか。
リンディ・ハラオウンと高町桃子、片や時空管理局総務総括官の肩書きを持つ管理局員で、片や喫茶店の経営者だ。
一見なんの繋がりもなさそうな彼女たちの接点といえば、娘たちに他ならない。
そんな娘二人も、今正にこの場に居合わせた。
「でも久しぶりだね、親子そろって温泉なんて」
「うん。私たちもこんなゆっくり休みを取る時間もなかったしね」
そう言い合うのは、リンディと桃子の正面に並んで腰掛けた艶姿であった。
母親そっくりの栗毛を伸ばす、高町なのは。
輝くほどのブロンドの、フェイト・T・ハラオウン。
二人共に、母たちに負けぬほど、乳房や尻にたっぷりと肉を乗せた、凄まじいプロポーションを誇っている。
薄く白色に濁る温泉に身を浸し、日ごろの疲れや憂いを洗い流しにリラックスする四人の美女たち。
普段は服の下に隠したはち切れんばかりの体を晒すその姿は、何とも言えぬほどに悩ましかった。
「今日は誘ってもらってありがとうね、フェイト。私も来れて良かったわ」
濡れた髪をそっと指先で掻き上げながら、リンディが微笑む。
海鳴市郊外の温泉街への、たまの休暇を利用した小旅行を提案したのはフェイトとなのはだった。
他の家族は色々と用が重なって来ることが出来ず、誘いに乗れたのはリンディと桃子だけ。
しかし親子四人、女同士の憩いというのもそう悪くはない。
リンディが何時になくリラックスできるのは、平素で部下たちを前に保っている高官としての立場を脱ぎ捨てているという以上に、気兼ねない娘と友人しかいないという事もあっての事だろう。
世間での休日からやや離れた日程だっただけに、温泉宿に止まっている客はほとんどいない、貸切のような状況であるのも大きい。
湯船のふちに肩と背中を預け、リンディは体を伸ばして弛緩する。
水面に浮かんだ巨大な乳房が、その拍子にたぷんと揺れた。
「それにしても、リンディさん大きいですね……」
「あら、桃子さんだって」
「そうかしら、でもやっぱり負けてるような気が」
湯船の中でぐっと自分の果実を持ち上げて、桃子がリンディのそれと見比べる。
白濁した湯船から顔を覗かせる、透き通るような白磁の肌の盛り上がり。
年を感じさせない潤いを保ち続ける、熟女のたわわな乳房は、ぷっくりと膨らんだ乳輪と乳首まで綺麗なピンク色をしていて、それだけでも堪らないほどの色気があった。
一度子供を産んで授乳した経験がある為か、ボリュームときたらとてつもないものがある。
「……」
そんな二人へ、思わず食い入るような視線をフェイトは注いでいた。
ただ豊満な母たちの姿に驚いているというだけではない。
その眼差しの奥に、道ならぬ情欲があると、知る者はこの場でなのは一人だけだった。
(フェイトちゃん)
そっと、念話で呼ばわるなのは。
フェイトははっと顔を上げて、羞恥に顔を赤くした。
同性を相手にかくも熱の篭った視線を注いでしまう、その理由。
この十年あまりの間に二人で築いていた『モノ』を想う。
まさか義母を相手にそんな熱を抱いてしまう恥じらいに、フェイトは下半身をもじもじとよじった。
それを察してか、なのはの視線に力が篭る。
すっと優しげに目を細めて、声もなくフェイトを見つめる双眸。
目と目が合っただけでフェイトにはなのはの意図が伝わった。
母たちに気付かれる事もなく、こくりと小さく頷いて、了承する。
湯船の中、体の奥で、二人の子宮がきゅんと疼いた。
□
「ふぅ……良い風……」
恍惚とした声音を漏らし、リンディは心地良い夜風に髪を流し、静かに月を見上げた。
温泉から上がった後、贅を凝らした料理を味わい、美酒に酔い痴れ、後はただ漫然と時間を過ごして。
気の向くままに旅館の中庭を歩き、雲泳ぐ空など眺めていた。
連れ立って歩く桃子もまた、同じように満足げな顔をしている。
こうものんびりと無為な時間を楽しめたのは、本当に久しぶりだった。
「これからどうします? また温泉にでも入りましょうか」
「それも良いけど、今夜は一度部屋に帰りませんか? なんだかもう一杯くらい飲みたい気分で」
汗をかいたからか、既に夕食の席で喉を潤したアルコールも随分飛んだ気がする。
まだ部屋備え付けの冷蔵庫には、ビールがあった筈だ。
今宵は二人で酒盃を交わしてもう少し夜を過ごすというのも悪くはない。
そうですね、と桃子も頷き、かくして二人は部屋へ戻る事にした。
□
建築の古い旅館の廊下は、歩けば微かな木造の床板が軋みを立てる。
ふすまの開閉にも同じく、木造の戸が立てる微かな音が付きまとった。
自室に戻る最中、しかしリンディはある事に気付いた。
「……?」
そんな古い建築物の音色の中に、まったく別の音響が混じっているような気がしたのだ。
何か、甘く甲高いような音色。
一体どこからか。
桃子もどうやら気付いたようで、訝しげな表情を浮かべいた。
この階で部屋を取っているのは、今宵リンディたちを除けばなのはとフェイトしかいない。
そして正しく、耳を傾けて音の発する元を探れば、それは隣室の二人の部屋の方角だった。
リンディと桃子は、顔を見合わせる。
二人の脳裏に過ぎったのは、微かな不安と好奇心。
言葉を交わす事もなく、頷きあった熟母二人は、足音を殺して娘たちの部屋に向かった。
ドアノブに触れ、捻る。
案の定、鍵は掛かっていなかった。
部屋の玄関口を通ると、音は一層大きくなった。
悲鳴めいた声の響き、やはり音の大元は二人の部屋だったのだ。
そのままリンディと桃子は、慎重に歩を進め、そしてふすまに手を掛けて……隙間から覗き見た。
艶めく痴態の限りを。
□
部屋の中には、噎せ返るほどに熱と湿り気が満ちていた。
響き渡る、女の声。
艶やかな声音。
「あぁ……なのはぁ……なのは!」
甘く蕩けた声を上げながら、フェイトがそのブロンドを振り乱す。
唇の端から唾液まで垂らして、目尻を下げた様は、発情期の雌さながら。
そんなフェイトの纏う浴衣は胸元を大きく肌蹴て、豊かな乳房を剥き出しにしている。
体をぶるりと震わせるたび、柔らかく揺れる胸。
頂上にある桃色の蕾には、なのはが唇を寄せていた。
「んッ。フェイトちゃん、気持ち良い?」
上目遣いにフェイトを見上げながら、なのはは乳首をそっと口に含み、舌を絡ませる。
ぷつぷつと粟立った乳輪のふちを焦らすように舐め上げながら、乳頭に軽く歯を立てて甘噛み。
さらにもう片方の乳房に手を掛けて、揉みしだきながら指先で乳首を摘む。
すっかり慣れた様子の愛撫に、フェイトの顔はすっかり溶けきっていた。
「うん! もっと……もっとして、乳首いいの……」
熱く甘い息を零し、胸に押し付けるようになのはを掻き抱くフェイト。
その様子は、普段の執務官としての怜悧さは欠片もない。
いや、それを言うならなのはもまた同じく。
フェイトの胸を熱心に味わう姿は、教導官としての姿からは程遠い。
果たして、二人の関係が友情を飛び越えたのは、もう何年も前だった。
肉体関係を持ち始めたのは、十五歳頃。
表面上はただの親友同士だが、その実なのはとフェイトの関係は、爛れた恋人であり愛人という真実を隠していた。
普段なら秘め事はもう少し慎ましく行うのだが、今夜は湯に当てられ、母たちの艶姿に当てられたと見えて、大胆だった。
既に女同士での行為に慣れ切ったフェイトもなのはも、同性の熟れきった体というのは目に毒なのだ。
「ねえ、フェイトちゃん。そろそろこっちも」
「あ!」
なのはの言葉に、フェイトの声が艶やかな張りを響かせる。
浴衣の裾を掻き分けて、大きく屹立した『ナニ』かが、下半身で触れ合った。
腰を寄せて、それを押し付け合うなのはとフェイト。
お互いに心地良さに体を震わせて、ため息と共にそれを見下ろした。
それは、女ならばありえぬ姿だった。
「ああ……もうこんなになっちゃったよぉ」
恍惚の声で、お互いのものを見るなのは。
血管の浮いた、浅黒い、太く逞しい得物。
びくびくと震えるそれは、優にへそを超えるほどの位置まで亀頭を反り返らせたペニスに他ならない。
本来なら女の身にありえぬ、男の象徴。
言うまでもなく、それは魔法による代物だった。
女同士で愛し合う為に陰核に施した、生体変化の術式だ。
勃起するのはもちろんの事、絶頂すればたっぷりと精液をぶち撒ける事もできる。
「ふぅ……ああ、なのはぁ……」
「フェイトちゃん……あ! そこ……良い」
お互いに生やした極太のペニスを弄り合いながら、なのはとフェイトは陶然と目を潤ませた。
血管の浮き上がった幹を優しく撫でながら、上では舌と舌とを絡ませ合って情熱的なキスをする。
意中に理性などとっくにない。
あるのは……道ならぬ情念に身を焦がす、快楽の甘さだけ。
だから、気付かない。
自分たちを見つめる、視線に。
□
「や、やだ……あの子たち、あんな……」
思わず口元に手を当てて、桃子はそう呟いた。
まさかこんな形で知る事になるとは思わなかった、娘たちの秘事。
何時までも男の影がないとは訝っていたが、その理由がこれとは。
しかも、ただ女同士の関係に終わらず、互いに肉棒まで高ぶらせて。
それが魔法に拠るところだとは想像に易いが、生まれて初めて見る想像だにしない世界に、桃子は息を呑む。
ふと、リンディの方に目を移す。
隣に居るもう一人の母は、これをどう思っているのか。
「……」
リンディは、何も言わず。
ただただ熱い吐息を漏らしながら、食い入るように娘たちの痴態を眺めていた。
白磁の肌を伝う汗の雫。
そして……豊満な肉体に這い回る、自分自身の指。
たっぷりと実った乳房を揉みながら、裾の合間から悩ましく覗く太股の内側をまさぐって、くちゅくちゅといやらしい水音が滴る。
潤んだ眼差しにありありと垣間見えるのは、紛れもない雌の欲望。
夫を亡くして優に二十年近く、それでもリンディの瑞々しい体は乾きから遠く、どこまでも女だった。
一人、夜の寝床で自慰に耽るのも決して少なくはない。
そんな熟れきった彼女にとって、同性の、それも娘たちの行為であっても、すぐ目の前で行われる情交はあまりにも毒だった。
温泉に浸かり、熱を帯びた体であってはなおの事。
傍らに桃子がいるにも関わらず、リンディはなのはたちの行為を見ながら、自分の膣口をこれでもかと掻き回す。
その姿の、なんといういやらしさか。
桃子は我知らずのうちに、ごくりと唾を飲んだ。
体の芯が熱い。
同性でさえ困惑してしまうような、リンディの色気に当てられたのか。
そっと、浴衣の裾を割って自分で触れてみる。
「……ぁ」
ぐちゅ、と。
自分でも恥ずかしくなるほど水気を含んだ音がした。
娘たちの絡み合う姿を見ながら、リンディの発情する様を見ながら、桃子もまた昂ぶっていた。
思えば、最後に夫の士郎としたのは何時だろうか。
士郎は桃子より幾分か年上という事もあり、最近では以前に比べて体が衰えている。
もちろん、それは体力的な面でもそうである、夜の生活でもだ。
火照った体を持て余す事も、決して少なくはない。
(やだ……私、こんな……)
いけない、いけない、そう心では思いながら、桃子の指は脆い理性を裏切って濡れそぼる蜜壷を掻き分ける。
リンディと共に、彼女もまた浴衣の隙間からむちむちと肉付いた豊満な体を曝け出し、自分自身を慰め始める。
既に熟女二人の足元には、匂い立つほどに愛液が滴り落ちていた。
小刻みに震え続ける、豊かな二つの雌肉。
その度に桜色の唇から零れる甘い吐息が、空気に熱を溶かしていく。
最初は抗っていた理性が瓦解し尽くすまで、そう長い時間は掛からなかった。
ふすまの向こうで、舌と舌、肉棒と肉棒とを交わらせる娘の姿。
ふと、リンディと桃子の視線が絡み合う。
目の目が合っただけで、分かった。
どうやら、二人の意見は合致したらしい。
これ以上……見ているだけでは我慢できない、と。
□
突如として、乱暴なくらいの動作でふすまが勢い良く開け放たれた。
木製の戸が打ち合う音に、なのはとフェイトは凝然と固まった。
「あ……お、お母さん!?」
まさか、こんな姿を、こんな時に見られるとは。
驚愕と羞恥が一気に火照った体を冷まし、内股に股間のものを隠そうとするなのは。
フェイトに至っては布団の上に尻餅までついていた。
だが、しかしそこで気付く。
自分たちを見つめる、二人の熟母の様子に。
頬を赤く染めて、瞳は潤んで、表情もこれ以上なく蕩けて。
浴衣の合間から覗く乳房や、汗の雫に濡れる太股の悩ましさ。
視線に篭る、尋常ならざる色香の程を……
薄く妖しく笑みを零しながら、二人の母が悠然と歩み寄る。
わけも分からず立ち尽くすなのはに、リンディの指が伸びた。
「ひゃぁ!」
甘い声が弾ける。
下半身で脈打っていた熱い肉の塊に、優しくいやらしい、冷たい指のしなやかな感触が纏わり付いた。
豊満な乳房と乳房が重ね合うほど近づいたリンディが、なのはのペニスに手を添える。
「ふふ、凄いわ……熱くて、硬くて。なのはさん、いつもこんなので、フェイトとしてたの?」
聞いただけでぞっとするほど、妖しい声音の、リンディの囁き。
自分よりなお大きい爆乳を押し付けながら、なのはに寄り添い、熟女はさらに、うなじにちろりと舌を這わせる。
ぞわぞわと頭の芯まで走る、淡い快感。
髪から香る甘い匂いに、酔いそうになる。
そんななのはの傍らで、桃子もまた同じく、フェイトに歩み寄った。
尻餅をつき、開いた脚の間で震えている剛直にうっとりと視線を注ぎながら。
細い指でむちむちとした太股の内側を撫で上げ、悩ましい吐息を亀頭に吹きかける。
「ふぁ……」
むず痒い快感に、フェイトの眉間にしわが寄る。
それを桃子は微笑んで見つめた。
例えるならば、猫が獲物の小動物を爪の内に捉えたような、嗜虐めいた微笑。
妖しい、雌の獣の微笑み。
軽く息遣いを当てながら、それどころか舌先で軽く舐め上げて、桃子はフェイトの竿を味わう。
びくびくと震える凶悪な肉の塊を、これ以上ないほど愛おしそうに。
「なんて大きいのかしら……士郎さんより凄いかもしれないわ」
「ちょ! や、やだ……桃子さん、だめ……ッ」
「あら? だめって言うわりには、フェイトちゃんのチンポ、すっごく元気よ?」
言いながら、緩やかに幹を扱き、桃子はねっとりと舌先でカリの辺りを舐める。
肉棒の攻め方を心得た、熟練の女の技だった。
悲鳴に近い声を上げるフェイト、そしてなのは。
娘たちの反応に笑みを深めながら、熟女たちは互いに視線を合わせた。
「あなたたちの事見てたら、私たちも……我慢できなくなっちゃったわ」
「だから、ね? どうせだからこのまま」
甘い。
聞いただけで聴覚から理性が蕩けるような声のいざない。
桃子はそのまま、フェイトの竿にしゃぶりついた。
リンディはなのはの剛直を扱きながら、唇を重ね合わせた。
互いの母たちと行為に及ぶという禁忌、理性による拒絶は、そのあまりの快感と誘惑を前に……千々と消え去った。
□
「んぅ……ちゅ、んむぅ……ッ」
瞳を涙で霞ませながら、なのはは唇と下半身から駆け上る快感に震え上がった。
舌と舌とを絡み合わせるのみならず、唇の裏まで舐め回す愛撫の手管。
さらには竿を扱きあげながら、優しくカリ首まで責める手淫。
フェイトの慣れ親しんだ行為より、リンディのテクニックはなお素晴らしかった。
肉棒は後から後から先走りのカウパー液を滲ませて、嬉し泣きをして止まない。
にちゃにちゃと竿を扱き上げる音が、いやらしく響く。
早くも湧き上がる、射精の予感。
このまま勢いに任せてぶち撒けたい、その欲求に息が荒くなり、なのははリンディの細い肩を抱き寄せる。
張りのあるなのはの乳房とはまた違った、あまりの重量に負けて少し垂れ気味の爆乳が押し付けられて、ただそれだけでも心地良い。
「あ! で、でる……ッ」
ぶるっ、と体が震え、今にも射精しそうになり――その瞬間、手が離れた。
つぅとカウパー液の糸を引かせながら、リンディの指先は良い所でなのはへの手淫を中断する。
突然の事に、なのはは名残惜しそうに熟女の手を見た。
そして相手の顔に、不満そうな視線を投げつける。
だが対するリンディは、そんななのはの反応にくつくつと楽しげでさえある微笑を零す。
「ふふ、慌てないで。せっかちはいけないわよ、まだ時間はあるんだから、じっくり楽しまないと」
わざと焦らすように、肉棒から指先を逸らし、下腹から乳房まで撫で上げて熟女は妖艶に囁いた。
その甘い声音までもが、余計に心を淫らにそそらせる。
知らずのうちに、なのはは胸を上下させて強く息をしながら、欲望を高める。
リンディはゆっくりと髪を掻き上げ、その場で横になった。
床に敷かれた布団の上に仰向けに、ゆっくりと、大きく脚を開く。
ごくりとなのはの喉が鳴った。
「ほら、出すなら――こっちに、ね?」
ぱっくりと、湯気が立つほど熱い秘所が、蜜を滴らせながら物欲しそうに口を開き、貫かれるのを心待ちにしていた。
つんと漂う酸味がかった甘い香り、甘酸っぱい雌の芳香。
リンディの汗、愛液、肌の皮脂、それらが交じり合った匂いは、どこかミルクめいてさえいて、理性を打ちのめすフェロモンのようだった。
普段あまり感じなかったのは、制服の内側で込められていたからだろうか。
一度嗅ぐと、体の芯まで火が付く。
射精寸前で我慢させられたなのはは、余計にそう感じた。
胸を弾ませながら、膝を突き、むっちりと肉の付いた太股の内側に体を滑り込ませる。
亀頭の狙いを、ぴたりと入り口の添えて、リンディの潤んだ瞳を見つめた。
淡く高潮して目尻を下げた、緩んだ女の、いやらしい表情。
きっと自分も同じ顔をしている。
「じゃあ、いれますね」
答えを待たず、なのははそのまま……一気に腰を沈めた。
「「あああああああぁぁッッ!!!!」」
絶叫、だった。
溶けてしまいそうに熱く、締め付ける肉穴の感触と、貫く硬い肉竿の感触。
お互いにお互い共、それだけで気を失ってしまいそうだった。
今までだってフェイトを何度も犯してきたなのはだが、リンディの膣内は恋人とはまた違った、ねっとりと絡みつくようなヒダの付き方をしていて。
なおかつ寸前に焦らされた効果か、その快感が何倍にも感じてしまう。
「ひ、ぃぃ……ああ……す、ごい」
顔を涙と唾液でぐしゃぐしゃにしながら、なのはは布団の上を手足で掻き毟り、腰を小刻みに震わせて蜜壷を抉る。
ぱっと飛沫を上げて愛液を滴らせて、犯される側のリンディの体も歓喜を示す。
なのはは、少しだけ呼吸を整える。
そして膝を強く構え、一度ゆるりと引いて……十分なストロークを付けて腰を突き出した。
パンッ! と腰をぶつける小気味良い音が鳴る。
リンディの顔はたちまち快楽に歪みきった。
「んひいいいいいい!!!」
甘い悲鳴を上げて、熟女の豊満な肢体がぶるりと震え上がる。
なのはの凄まじい剛直は、膣を全て埋め尽くし、のみならず体重を掛けて子宮口までずっぽりと抉り抜いていた。
一度出産したリンディの子宮口は、口が緩んで受け入れられる体になっていた。
女の得る快楽の中で最高と言われるポルチオ性感を、この上なく味わう事ができる、熟れた雌の体。
久しく味わっていなかった、脳髄の芯まで犯されるような悦楽に、目を白黒させて喘ぎ、悶える。
「すごい……なの、はさんのチンポぉ……ああ!! こんなぶっといの、はじめて! 硬くて……あひぃ!! そう、もっと! もっと突いて! そこ、奥いいのぉ……ああ、もうイきそう! 突いて! めちゃくちゃに掻き回して!!」
長いエメラルド色の髪を布団の上に千々と散らし、だぷだぷと爆乳を波打たせながらリンディは甘く叫んだ。
あまりの快楽に全身を痙攣させ、何度も宙を泳ぐ手が、いつしか同じように何か手掛かりを求めていたなのはの指を絡み合う。
ぎゅっとお互いの手と手と重ね合わせ、支え合いながら、二人は一層強く繋がった。
脚を開いて受け入れる準備を整えたリンディに、なのはは彼女の手を支えに力いっぱい腰を叩きつける。
「はひゃああ!!」
思わず、犯しているほうのなのはも甘い悲鳴を零す。
ぬめる肉穴を抜き挿しする度、今にも射精してしまいそうな感覚に陥って。
だがその機会を、なのはは遭えて、歯をかみ締めて我慢する。
これほど極上の快感、もっと耐え忍べば……その分だけ射精の快楽は深くなる。
どうせなら、それほどの高みに行きたかった。
「なのはさぁん……わたしもう、だめぇ! はやく……はやく出して! 濃い精子……チンポミルク出して! ぶち撒けて!!」
自分からいやらしく脚を絡めつかせ、おねだりをするリンディ。
先ほどとは攻守が変わった実感に悦びを感じながら、なのははさらに力強いストロークで腰を叩きつける。
「ひゃぁん!」
「まだ……もうちょっと我慢してくださいね……いっぱい我慢して、一緒にイきましょう」
「ぁぁ……」
涙のヴェールで目を霞ませたリンディにキスしながら、なのはは幾度となく腰を振り下ろし、快楽を高め、感じ合う。
愛液とカウパーの交じり合った蜜でめちゃくちゃに濡れて汚れる布団を気にする事もなく。
そうして腰を振り続けて、いよいよなのはも限界が近づいた。
ぶるぶると全身を震わせながら、素早く腰を引き抜いて……遂にとどめとばかり、力いっぱい叩きつける。
「あああぁ……でる……でるぅ! リンディさんの、なかに……だしますうう!!!」
言葉尻を甘く蕩かせながら、絶叫と共にぶち撒けられる、大量の白濁。
ごぼごぼ泡を立てて溢れ出す青臭い子種。
リンディもまた、熱い液体の奔流に耐え切れず、凄まじい絶頂の中に押しやられた。
「ひ、ぎぃいあああ……おふぉおお……」
目を白黒させて、意識さえ飛びそうな快楽の頂を味わう淫らな熟女。
全身を痙攣させながら、跳ね上がった腰が一層深い所へ肉棒をいざなう。
子宮に注ぎ込まれる熱い精液の濁流。
意識は一片残らず、甘く桃色に霞んでいく。
「しゅごいひぃ……なのはさん……ああ、もっと……もっとぉ」
「あんッ!」
蕩けた声と共に、重ね合わせた手に力を込めて、なのはを引き寄せるリンディ。
豊満すぎる爆乳が、なのはの豊かな胸と重なってたぷたぷと揺れ、クッションのように受け止める。
より深く挿入された結合部から走る快感、心がまた一段熱を帯びて溶けた。
「はふぅ、ああ……リンディさん、リンディさん……ッ」
相手が恋人の母親という、禁忌の甘さに酔い痴れながら、なのははリンディの唇を奪い、また硬くなり始めた肉棒を突き出す。
際限ない快楽に、全てが飲まれていった。
□
「だ、だめ……桃子さん、やめて……ああ!」
なのはとリンディの乱れる傍で、しかしフェイトは、恋人と義母に目を向ける余裕もなく、切羽詰った声を零していた。
四つんばいになって、内腿の間に体を乗り出した桃子は、フェイトの逞しいペニスを自分の豊満な乳房の間に挟み込み、丹念に柔肉で扱きながら亀頭にむしゃぶりつく。
汗とカウパー液でたっぷり水気を滲ませた竿は、人妻の珠の肌にしっとりと包まれる。
かつてなのはを育てた爆乳は、ましゅまろのように柔らかく、熱く硬い肉棒に纏わりついて……そんな極上の乳肉で愛撫される快感を前に、フェイトの声は甘く霞んでいた。
「はぁ……フェイトちゃんのチンポ、もうこんなに我慢汁出してる。もう出ちゃいそう? 私のパイズリ、そんなに良いのかしら。嬉しいわ」
普段の優しい微笑みとまるで違う、色気に満ちた妖艶な貌を浮かべながら、桃子はいやらしくちろちろと舌先を伸ばして、亀頭から滴るカウパー液をしゃぶった。
あまりの快感に、抵抗する力など全て抜け去って、フェイトに出来る事と言えば、甘い吐息を零して布団を掴むだけだ。
なのはと恋人同士になり、相応にセックスにも慣れていたフェイトだが、現役の人妻として桃子の培った手管はやはり、一つ次元が違う。
カリ首に乳肉を寄せて撫で扱きながら、先端の鈴口を舌先で弄う動きと力加減は、正に絶妙と言うしかない。
背筋を這い登る射精の欲求は、否応なく高まって、恋人の母親への背徳という理性を、徐々に打ち砕いていく。
「うあ、だめぇ……もう……ッ!!」
言葉尻を引きつらせ、フェイトの豊満な体がびくりと震えた。
コップの水をひっくり返したように、乳房の谷間から迸る白濁液。
桃子の胸と顔から、前髪までたっぷり汚し、つんと青臭く彩る。
だが当の熟女は嫌な顔をするどころか、口元についた精液を舌先でちろりと舐め取り、口の中で転がして喉を鳴らした。
「フェイトちゃんのザーメン、とっても濃いのね。美味しい……」
まだ小刻みに震えるペニスを愛おしそうに舐めまわし、唾液を糸引かせながら、音を立てて残った精液を啜る桃子。
栗色の髪を頬に張り付かせ肉竿に舌を這わせる姿は、堪らないほどに淫靡だった。
射精したばかりだというのに、剛直は未だに硬く屹立したまま、淫らな人妻を欲している。
亀頭に軽く口付けし、桃子はうっとりと微笑む。
「凄いわ、今出したばっかりなのにこんなにカチカチ。フェイトちゃんって、結構絶倫なのね」
「そんな事……」
桃子に指摘され、かぁっと頬を赤くするフェイト。
だが否定しきれないのは、その指摘が的を得ているからに他ならない。
麗しい人妻は反応からそれを察して、笑みに妖艶さを増す。
湧き上がる期待のままに、のっそりと腰を浮かせて、布団の上に腰を下ろしたままのフェイトに覆いかぶさる。
「……」
フェイトは言葉を失った。
白く澄んだ肌、たっぷりと柔肉を乗せた豊満な女体、そして……物欲しそうにヒクついている、鮮やかなサーモンピンクの膣口。
ここからなのはが産まれたという感慨と、髪と同じ色の毛を湿らせる蜜の芳香、まるで脳髄の奥底まで情欲の熱で浮かされるようだ。
自然と、より硬く、大きくなる肉棒。
その上へ、桃子はゆっくりと腰を下ろしていく。
「ぁ……ッ」
人妻の唇から、艶やかな声がか細く漏れた。
いきり立った肉棒と、びしょ濡れの入り口が軽く触れ合う。
火傷してしまいそうな熱がお互いの粘膜に伝わって、背筋をぞわぞわと駆け巡る。
胸を期待で弾ませながら、しかし、桃子は敢えてじっくりと感触を味わうように、少しずつ腰を下ろしていく。
ぬちぬちと粘着質な音を立て、濡れた肉穴へ埋没していく、フェイトの剛直。
一度射精したばかりだというのに、そそり立つ陰茎は先ほどにも増して硬くなったような気さえする。
粘膜を擦りあげる猛々しい感触、桃子は唾液の筋をだらしなく唇から垂らし、美貌と蕩けさせながら、甘い恍惚の吐息を零した。
「あぁぁ……す、ごぉい……硬い、こんな……こんなの、初めてよ……んゥッ! はひゃああ!!」
最後の一息、桃子は体重を掛けて腰を下ろした。
その瞬間、亀頭の先で子宮口を抉りぬかれ、迸る絶叫が蕩けるような甘みを帯びる。
夫を持つ熟れた女体は、もう既にポルチオ性感をたっぷり開発済みだ。
深奥まで抉りに抉る剛直の硬さに、挿入しただけで意識が飛びそうになっていた。
だが、貪欲な熟女の豊満な肉体が、それだけで渇きを満たす事はなかった。
フェイトの引き締まった下腹の辺りを泳いでいた手を、桃子は探るように上へと移し、手掛かりを求めてシーツを掻き毟っていたフェイトの手と巡り会った。
正面からぴったりと重ね合わせて、指を絡めてぎゅっとお互いを掴み合う。
奇しくもその格好は、挿入する側とされる側を入れ替えただけで、隣で激しく交わっていたなのはとリンディと同じような形だった。
「桃子、さぁん……んひぅッ! ……だめぇ……そんな……そんな動いたら、はぁああ!!」
甲高い声を張り上げて、フェイトの顔が快楽に歪む。
重ねた彼女の手で体を支えて、桃子が勢い良く腰を振ったのだ。
脚と腕とを頼りにする事で体は一層強く、激しく上下左右へ動くことが出来る。
結合部からジュプジュプと愛液とカウパーの交じり合った泡を散らしながら、女同士の肉の契りは更なる深みへ堕ちていく。
「んひいぃ! はひゃ……フェイトひゃんの、チンポ! ああ、こんな……かたくって、反り返って……ああ! そこぉ!! そこ、いいの……凄くいいとこ当たってるぅう!!!」
普段の優しい母としての顔をかなぐり捨て、ただの淫乱な雌と成り果てて、桃子は髪を振り乱し、巨大な乳房をだぷだぷと揺らしながら喘ぎまくった。
余程、フェイトのカリの高く、大きく反り返った肉棒が膣内の性感帯を抉るのだろう。
愛液を大洪水と分泌して布団を濡らしながら、白い肌を汗だくにして、切ない嬌声を叫んでいる。
そして快楽の海に溺れていくのは、フェイトも同じだ。
「だめ……だめ、だめぇ! もう……イっちゃうぅ!」
なのはとはまた違った、絡みつくようにヒダを纏わり付かせる桃子の蜜壷に竿をしゃぶられ、快楽はあっという間に弾けてしまった。
わざと絶頂を焦らすようにしていたなのはやリンディと違い、こちらは我慢する事無くしゃにむに貪るように交わる。
連続した二度目の射精とは思えぬほど大量の精液をぶち撒けられ、その熱と脈動する肉棒の痙攣に、桃子もまた絶頂を迎える。
「んはぁ……すごい、あついぃ……わらひも……イっちゃの……イってるのほぉ……あはぁ……」
ズンッ! と腰を深く下ろしながら、子宮口を抜けて熱い飛沫を体内に注がれて、桃子は言葉まで蕩けるほどの快楽に沈んで、意識を桃色に霞ませた。
知らずのうちにお互いの指が強く強く握り合い、全身までぶるぶると痙攣して震え上がる。
だが、しかし――それでも肉竿は鉄のように硬かった。
ごりごりと膣内で自己主張する剛直に、絶頂したばかりの桃子の神経が再び甘く霞む。
「あッッ! フェイトちゃんのチンポ、すごいわ……二回も出したのに、まだこんな……ぜんぜん硬いままじゃない……素敵よ、堪らなく素敵……はぁぁ! もっと、もっと抉って! おまんこの奥かき回してぇ!!」
熟女もまた欲望に限りなどなく、豊満に肉の詰まった尻肉をいやらしく右へ左へ捏ね回すように振りながら、そそり立つ肉棒を貪る。
愛液のよだれを垂らす蜜壷に自分自身を咀嚼され、フェイトもまた脳髄の奥、神経の一本一本まで溶けるような快楽に茹る。
体はすっかり弛緩している癖に、握り合う手とペニスだけはどんどん強く硬くなって……あっという間に昂ぶりはまた頂へと。
「ぁぁ……でる……でるぅう! 桃子、さんのおまんこに、また……でます! ザーメンでますぅ!」
もはや彼女のまた桃子と同じように、精神や理性を跡形もなく崩して、甘い嬌声を叫び上げる。
相手が恋人の母親だというのも、もはや意中にあるかどうか。
もどかしく腰を上下に動かしながら、握った手に力を込めて自分に跨る豊かな女体を求める。
そして一際強く、熟女の体が体重を掛けて圧し掛かった瞬間、三度目の射精が大量の子種汁を噴出した。
「いぃ、ひぃああ……でてる……フェイトちゃんの、せぇしぃ……ああ、あつい……もっと、もっとぉ……!」
聞いただけで聴覚が麻痺するかと思うほどの甘い声を零しながら、桃子は唇の端から唾液を垂らし、自分の中に溢れる熱い精液の滾りに身も心も堕落していく。
痙攣する度に収縮する膣肉に肉棒を締め上げられ、射精した白濁を絞られる快感に、フェイトは意識を残らず真っ白に染められた。
□
「ぁぁ……は、ああ……なの、は?」
ふっと、意識を少しだけ正常に取り戻し、フェイトが目の前の恋人の名を呟く。
何度も桃子の子宮に精液をぶち撒け続けて、何時しか頭が真っ白になって、知らぬうちに少しだけ意識を手放していたらしい。
自分の前にはいわゆるM字開脚と言うべきか、脚を開いて、硬く屹立した肉棒と、蜜を垂れ流す膣口を曝け出したなのはの姿。
その美貌はすっかり蕩けきっていた、たぶん、今の自分も彼女と同じような様なのだろう。
漫然とそう理解するフェイトの意識を、耳元から走った甘い電気が引き裂く。
「フェーイトちゃん♪」
「ふにゃぁ!」
突然、桃子の声が囁かれたかと思えば、耳たぶを甘噛みされた。
ぴりりと走る快感に、思わず全身が震える。
今さら気付いたが、自分の背中にぎゅっと押し付けられる豊満な柔らかさ、絡みつく柔い肉の感触は、桃子が後ろから抱きつくものだ。
同じように、なのはの後ろにもリンディが抱きついて、体を戒めている。
義母の顔に浮かぶ、どこか嗜虐的で淫蕩な微笑……その理由は……
薄ぼんやりとした思考を、再び母たちの甘い声がいざなう。
「ねえフェイトちゃん、どうせだから、ね? 四人で一緒に楽しみましょうよ」
「よにん……いっしょ?」
声まで蕩けて、どこか舌足らずな口調で桃子の言葉を反芻するフェイト。
彼女がその意味を深く理解する前に、熟女二人は、娘の体をそれぞれに弄う。
美しく淫らな肉付きをしたフェイトとなのはの太股を大きく左右に開かせたまま、彼女たちの体を前へと押し出し、近づける。
お互いに正面から向かい合った形で、脚を広げたまま二人の体が重なる。
その接点は……互いの秘所だった。
「はにゃぁ!」
「ひゃぃ!!」
まったく同時に、なのはとフェイトの声が甘く霞んで迸る。
その格好は、いわゆる貝合わせと言う体位に似ていた。
女同士、膣口と陰核を正面から触れ合わせて快感を得る形だ。
ただ大きな相違点は、魔法で生やした猛々しい剛直。
そそり立つペニス同士もまた裏筋を擦り合わせるようになっていた。
ただ触れ合っているだけで、膣口のヒダや、充血した陰核、勃起した肉棒同士がこすれ合う。
ぞわぞわと背筋を駆け上る快感に、なのはとフェイトの目尻には喜悦の涙が溢れてきた。
が、それはまだ始まりに過ぎない。
四人一緒に……母たちの言葉に偽りはなかった。
「じゃあ、始めましょうか」
「ええ」
「ちょ、お母さん……わぷ!」
「あぅ!」
目を合わせて妖艶に熟女たちが微笑んだかと思えば、なのはとフェイトの上に、豊かな柔肉が圧し掛かった。
桃子とリンディは、その豊満な肉付きをした太股で娘たちの顔を挟むように、二人の上に跨ったのだ。
なのはとフェイトの顔の真上には、びっしょりと汗と愛液と精液で濡れた、それぞれの母の茂み。
そして熟女たちの眼前には、ぴったりを触れ合わせた二本の硬く逞しい肉竿がある。
一般的な体位における、シックスナイン、それを四人でくっついたまましたような形だった。
困惑する娘たちをよそに、淫蕩な熟女らは、目の前に見る猛々しい剛直にうっとりと見入る。
「こうして見ると、二人とも結構形が違うのね」
「ええ、なのはさんのほうが全体的に太くて、フェイトのは反り返ってるみたい……ふふ、後で相手を取り替えてみるのも素敵ね」
はぁ、と恍惚の吐息を漏らしながら、桃子はフェイトの、リンディはなのはの肉竿を手に取り、亀頭を舐めたり軽く幹を扱き出す。
それだけでもう、散々射精した筈のペニスを再び硬く大きくして、娘たちは快楽の甘い声を零した。
「お、お母さん! だめ、そんな……ああ!」
「あぁ! やぁ……また……!」
熟練の手管で愛撫され、性感はあっという間に昂ぶり、完全にいきり立つ二本の剛直。
さらに、そこへ豊満極まる肉の塊が四つ押し付けられた。
リンディと桃子の爆乳が、正面からお互いにぶつけ合うように重なって、なのはたちのペニスを包み込んだのだ。
しっとりと吸い付くような柔肌が、愛液と精液にぬめる竿を一部の隙もなく締め上げる。
二人がかりでするパイズリの快感に、なのはとフェイトは意識が吹っ飛びそうなくらいの甘い雷撃に神経を蝕まれる。
「あぁ、はむ……んちゅ……リンディ、さぁん……このチンポ、素敵……美味しいです」
「はい……んむ……私も、癖になっちゃいそう……おっきくて、精液もこってりしてて……」
蕩けきった雌の顔で、二人の熟母は身をくねらせ、爆乳とその先の乳首をこりこりと押し付け合いながら、互いにペニスを舐め、さらには舌まで絡めてキスをする。
なのはとフェイトを攻める傍ら、リンディと桃子は女同士の倒錯的な愛欲にも耽る、正に淫蕩の極みだった。
白い肌と肌を薄く桜色に高潮させる豊満な女体と女体の睦み合い、吐息はどこまでも甘い。
互いの性器を貪られながら、しかしなのはとフェイトもそこで反撃に出た。
目の前で蜜を滴らせる母たちの蜜壷、そこへ自然に導かれるように、舌と指が伸びる。
「ああ! そう、あなたたちも……一緒に!」
「はひぃッ……上手よ、なのはさん……ん! そこ、クリを強く吸ってぇ!」
顔を上げ、なのはとフェイトが唇で深く秘所に押しつける。
指で精液の溢れる膣を抉りながら、陰唇と陰核を舌で絡めて……ペニスをしゃぶる母たちに負けまいと。
パイズリフェラで肉竿を扱き挙げるリンディと桃子。
脚の間に顔を突っ込み、手と舌とで蜜壷とクリトリスを弄り回すなのはとフェイト。
汗に濡れた肌を密着させあった四人の雌は、さながら一つの肉塊になったように、一心不乱に快楽の頂を駆け上り……そして遂に、纏めてそこから飛び立った。
「ああ、ひあああああ!!」
「ひゃああああ!!」
まず絶叫を上げたのが、リンディと桃子の熟れた雌二人。
ぶるりと全身の柔肉を痙攣させ、絶頂の恍惚に震え上がる。
その拍子にぎゅっと一際強く押し付けられた乳房の圧力に、なのはとフェイトも屈する。
瞬間、凄まじい勢いで白濁が同時にぶち撒けられた。
「で、でるううう!!」
「飲んで! わたしたちの精子のんでぇ!!」
蕩けきった理性なき声。
快楽の喘ぎと共に上目掛けて迸る青臭い飛沫。
母たちの巨大な乳房を、麗しい美貌を、これでもかと二人分の精子が穢し尽くす。
「あぁぁ……はぁ……ぁぁ」
骨の髄まで快楽に蝕まれながら、リンディの唇から恍惚に満ちた吐息がか細く漏れる。
重ね合わせた谷間の間で、っぴゅっぴゅ、と名残惜しそうに震えながらまだ射精を続ける、なのはの肉竿。
顔を彩る粘り気に、そっと舌先を伸ばして舐めると、青臭く苦い味わいが口の中に溶けて……堪らなく美味しい。
きっと、今の自分はどうしようもなくいやらしい雌の顔をしているのだろう。
目の前の桃子と同じように。
「ああ、美味しいぃ……フェイトちゃんの、精液……こんなにぃ……」
一心不乱に谷間に挟み込んだ亀頭に吸い付き、溢れ出る白濁を啜る桃子。
その様の、なんと美しく淫靡な事か。
あまりに淫らな同性の乱れ様を目の当たりにし、リンディも子宮がきゅんと疼き、自分の体が完全に発情している事を深く認識する。
もう、だめだ。
こんなにも甘美な肉の悦を知ってしまったら、もう……戻れない。
ひとしきり溢れ出た精液を貪ると、熟女たちはゆるりと体を起こした。
「ふふ……」
「あは……はぁ」
欲望のままに生きる、ただ本能だけの雌の顔で微笑しながら、リンディと桃子は豊満な肉尻を振り、四つんばいになる。
その光景を、のそのそと遅れて体を起こしたなのはとフェイトが見下ろした。
二人の娘は、それぞれの母の姿を前に、思わずごくりと唾を飲んでしまう。
子供産み落としてたっぷりといやらしく肉を付けた熟女の尻が二つ、蜜と精液を滴らせてぱくぱくと口を開けている。
布団の上に膝を付いたまま、後ろを振り返る二人の母は、にっこりと淫らに笑い、誘った。
「ねえ、なのは。今度はお母さんに、ね? あなたの産まれた場所に帰っていらっしゃい」
「フェイト、次は私にちょうだい。その反り返った、ぶっといメスチンポ……私にぶっさして、思いっきり犯して」
肉欲のままに尻を振り、甘い言葉で誘う二匹の母雌。
そのあまりの美しさ、淫らさ、妖艶さ……逆らう術などあるわけがない。
フェイトも、そしてなのはも、相手が義母であろうと実母であろうと、もう理性が利く状態ではなかった。
まだ硬く逞しくいきり立つ肉棒を握り締め、母の元へ近づく。
「「あぁッ♪」」
そして、甘く蕩け尽くした母二人の声が、夜のしじまに響き渡った。
もう、元の関係には戻れない。
心のどこかでそれを理解しながら、しかし、ただただ深く際限ない肉の悦びに身を委ねて。
四人の雌の競艶は、果てしなく。
窓の隙間から入り込む冷たい月光と、ほのかに温かい桜交じりの春風さえ溶けるほどに熱を帯びて。
どこまでも続いた。
終幕