※この作品はR-18です。

なのはふたレズシリーズ   作:ザ・シガー

28 / 36
なのはさんとフェイトさんの一日

なのはさんとフェイトさんの一日

 

【朝】

 

 木漏れ日に交じる小鳥達のさえずり、心地良い寝覚めの時間。

 だが二人は、そんな爽やかな朝の一時でさえも、熱烈な情欲の最中だった。

 

「なの、は……あ、くぁッ♡」

 

 戦慄き震え、長いブロンドの髪をさらに乱し、豊満な乳房を波打たせる。

 覚醒して初っ端からこれだ、フェイトが布団を跳ねると、彼女の股間でなのはは激しく頭を振っていた。

 昨晩も気を失うほど激しく貪ったというのに、なのはの精力と劣情の激しさは底がない。

 

「ん、おはよ、ふぇいろひゃん。ん、じゅぞぞッ♡ ちゅぷ……どう、気持ち良く起きれた?」

 

 気持ちが良い、のベクトルが違う。

 硫酸で思考を溶かされるように、快感が腰から脳天まで駆け抜け、フェイトはまともに応える事もできなかった。

 必死にシーツを掴んで喘ぎ、表情を淫らに美しく歪ませる。

 それを見上げるなのはの顔は、陶然と支配の愉悦に染まっていた。

 反り返る肉棒、本来女の身にある筈のない、逞しい剛直をちろちろと焦らすように舐め上げる。

 かと思えば激しいバキュームに変わり、強烈な吸引で尿道口を啜られたフェイトは頬を涙で濡らすほど感じた。

 昨夜の濃厚な情事の名残、あらゆる淫靡な雌の芳香にさらに今、二人の女の汗と蜜とが混じり、天然の媚香と化していく。

 

「なのは……だめ、だめだよ……あッ♡ も、もう……私……くぅうッ!」

 

 あまりの快感に自分の指を甘咬みし、切なげな吐息を零すフェイト。

 なのははむしろ、だめと言われるほど激しく執拗に首を前後させ、彼女の剛直を吸い上げた。

 ついにとどめの一撃とばかりに、舌先が尿道口をほじる。

 瞬間、口の中にどっと白濁が溢れた。

 

「~~ッ!!」

 

 快感が強すぎたのか、フェイトは声にならない喘ぎを木霊させ、ビクビクと痙攣する。

 なのはは溢れる精を一滴残らず飲み干した。

 何度も何度も喉が上下し、その都度濃厚な子種を嚥下する。

 ふたなり化した女は例外なく強い精力を誇り、出す量もかなりのものだが、それを残らず飲み干すなのははさらに上を行く女だった。

 やがて全て飲み終えると、口を離す。

 唾液と精液の混ざった汁が唇との間に糸をひく。

 それさえも舌を伸ばしてちろりと妖しく舐め、亀頭にキスまでする。

 まるで愛しい者自身にする誓いの口付けめいていた、淫靡で愛情たっぷりのキスだ。

 本当ならここからが本番だったが、残念ながら二人にはするべき勤めがあった。

 

「そろそろ起きて朝の準備しよっか。じゃないと、遅れちゃうもんね」

 

 と、呼びかけたものの、フェイトはほとんど反応できなかった。

 アクメの余韻に震え、切なげに肩を上下させて呼吸し、朦朧と目を霞ませていた。

 

【昼】

 

「まったくなのはったら、強引なんだから……」

 

 本局のデスクに腰掛け、フェイトは昼休憩も間近、書類作成の傍らに呟く。

 無論、思い返すのは今朝の出来事だ。

 フェイトが受け気質というか、Mに寄った性癖であるのに対し、なのはどちらかといえば攻めでSの気が強い。

 強引に押し流される事に戸惑いもあるが、感じてしまうのも事実だ。

 半ば無理矢理愛撫され絶頂導かれた記憶を思い返すと、自然とまた、体が少しずつ熱くなってしまう。

 

「い、いけないよね、いつも流されてばっかりは……」

 

 自分自身に言い聞かせるように、独り言を呟く。

 その時、唐突に携帯端末のコール音がフェイトを呼んだ。

 慌てて取り出し、着信先を見る、そこには高町なのはとあった。

 どきりと驚き、おそるおそる、通話ボタンを押す。

 まさか今の言葉をどこかで聞いていたのでは、そんな根拠不明の疑念さえ浮かんだ。

 

「なに? なのは」

 

『あ、フェイトちゃん。今大丈夫?』

 

「え、うん。もうすぐ休憩だし」

 

『そっか、良かった。ねえ、今どこ?』

 

「デスクだけど」

 

『ふぅん』

 

 含みの在る呟きだった。

 分かる、フェイトには、なのはの微かな声音に秘められた悪戯めいた淫欲の気配が、たしかにそこに存在すると。

 何年も一緒に傍に居たからこそ、感じられるのだ。

 フェイトの予感を過たず、なのははの提案した言葉は、突飛ではしたないものだった。

 

『ねえフェイトちゃん、お願いがあるの』

 

「なに?」

 

『そこでおっぱい出して、写真撮って、こっちに送ってくれないかな』

 

「……えぇッ!?」

 

 一瞬、あまりの事に理解できず、時間を置いて意味を把握した時、フェイトは声を上げた。

 

「む、無理だよ。誰かに見られたら」

 

『こっそりやれば大丈夫だよ、ね? 良いでしょ?』

 

「そんな」

 

 フェイトはおそるおそる、周囲を見渡す。

 人気は少ない、広いデスクを埋める机の数々、座っているのはほんの数人程度だ、パーティションで区切られているし他の局員との距離と間隔も開いている。

 これなら、確かにこっそりしていれば、何をしても見咎められないだろう。

 だが、絶対とは言い切れない、何かの拍子に視線が及ばないと誰が保証できるだろう。

 そもそも、そんな事をする意味があるのかどうか。

 

「なんで、そんな事……」

 

『フェイトちゃんのエッチな姿見たら。今日一日頑張れるかもって。ね? 良いでしょ? お願い、ね?』

 

「……」

 

 めちゃくちゃな理屈だ。

 だがフェイトはなのはに弱かった。

 こうもお願いと頼み込まれると、どんな理不尽で破廉恥な要望にも応えたくなってしまう。

 なのはもそれを十全に把握しているからこそ、こんな事を言う。

 結局、フェイトは羞恥心とマゾヒスティックな甘い心地に痺れつつ、頷いた。

 

「もう……しょうがないん、だから……」

 

『ありがとう、フェイトちゃん! 大好き♡』

 

「……ッ」

 

 ゾクゾクとしつつ、フェイトは周囲に何度も視線を巡らせ、ゆっくりと服に手をかけた。

 上着の黒いジャケットのボタンを外し、ブラウスのボタンも外し、タイを緩める。

 窮屈な服の中に閉じ込められていた、下着に包まれた乳房が、ゆっさりと飛び出る。

 まずは一枚、それを撮って送信。

 

『フェイトちゃんのおっぱい、ほんと綺麗。黒いブラ良く似合ってるね』

 

「あ、ぅ……」

 

『ほら、次はブラも外して』

 

「うん……」

 

 ゾクゾクする、体中が熱い。

 フェイトは興奮と期待、恥ずかしさに焼かれ、視線を周囲に巡らせ、ブラのホックも外した。

 真っ白な乳房と桃色の乳輪が、乳首が、明るいデスクの室内灯に照らされた。

 それをまた、ぱちりと撮影して、転送。

 電話口から感嘆の声音が溢れた。

 

『あぁ……とっても素敵だよフェイトちゃん……』

 

「ね、ねえ……もう隠して良い? 恥ずかしいよ」

 

『まだダメ、次は私の番かな』

 

「え、ちょ、なのは?」

 

 問いかけるが、既に遅い。

 フェイトの端末に着信するメール。

 開くと、そこにはなのはの痴態があった。

 

『どう?』

 

 甘い声音が耳朶を蕩かす。

 フェイトは切なげにはぁはぁと息を切らし、自分の胸に触れた。

 目を見開いて、写真に見入る。

 白い教導官用制服を乱し、溢れる巨乳、乳輪と乳首。

 たくし上げたスカートから見える下着は、しっとりと湿っている。

 汗でも小水でもない蜜であるのは明白だった。

 

『フェイトちゃんの息荒いね、電話の先からも分かるよ? おちんちんカチカチになっちゃってるんじゃないの?』

 

「あ、あぅ……ぅッ」

 

 フェイトは涙目になりながら、突っ張ったスカートをめくった。

 パンツを押し上げ、凄まじい主張をする、硬くそり返った肉棒。

 なのはともっと深く激しく繋がる為に施した、ふたなり化魔法。

 興奮すると、普段は完全な女性の肉体から、一部分だけ大きく屹立して自己主張する。

 本当は意思次第で出すも隠すも自在の筈が、愛する女の痴態を目にして、抑制は消し飛んでいた。

 たらたら我慢汁を垂らす剛直を見下ろし、フェイトは困惑に震えた。

 

(どうしよう……仕事場なのに、わたし、こんな……)

 

 怯えるフェイト、その気配を、猟犬の如くなのはの嗅覚は逃さない。

 

『それも撮影して。シコシコしてるとこ見せて』

 

「あ、でも……そんな」

 

『良いから。するの。良い?』

 

「あ……はぃ」

 

 有無を言わさぬ言葉に、こくんと頷き答えてしまう。

 フェイトはなのはの声、そして写真に写る彼女の体、頭の中に思い描く交合の記憶で興奮しながら、硬くそり返ったものを握り、扱いた。

 

「ん、くぅ……あ、はぁッ♡」

 

 思わず溢れる甘い吐息。

 にちゃにちゃと我慢汁を交えた手コキで、あっという間に興奮は昂ぶる。

 手は限りなく素早く上下し、必死に快感を求めて幹を摩擦する。

 もう周囲に視線を向ける余裕もない。

 フェイトはそんな自分を、空いたもう一方の手で自撮りし、なのはへ送信。

 呵責な言葉責めも続いた。

 

『あはッ♡ フェイトちゃん、ほんとにオナニーしちゃってるんだ。仕事場で、誰かに見られちゃうかもしれないのに』

 

「あ、それは……あぁッ、いわないでぇ……」

 

『とんだヘンタイさんだね。かわいい、フェイトちゃん……んッ! わたしも、気持ち良くなって、きちゃったよ……』

 

「なのは……なのはぁッ」

 

 メール着信、画面を見る、血液が沸騰した。

 なのはの痴態もまた一層熱を帯びて加速していた。

 引き毟るように制服を乱し、取り出した剛直を握り締め、残像を作るくらい手を上下して扱いている。

 

『私もフェイトちゃんと一緒に、オナニーしちゃってるよ。仕事場、なのに……ん、ふぅ! 気持ち良い……ねえ、フェイトちゃん、勝負しない?』

 

「勝負?」

 

『うん。先にイケたら、今夜はフェイトちゃんの好きにして良いよ』

 

「~ッ!」

 

 瞬間、フェイトの目が見開かれ、脳髄を淫らな欲と想像が羽ばたく。

 そして彼女は、一気呵成に手を動かし、撮影するのも忘れて左手で自分の乳首を抓りだす。

 電話口から甘く嘲るような言葉が囁いた。

 

『あはッ♡ フェイトちゃん、本気になっちゃった? 私のこと、犯したくて、本気でオナニーしてるんだ、かわいい♡』

 

「ん、あぁッ♡ くぅ! ん、んぅぅッ♡」

 

 一心不乱だった、フェイトはそれこそ擦り切れるのかと思えるほど、手を動かし、扱き抜く。

 声も甲高く、本当に誰かに聞こえてしまうかもしれない、見られるかもしれない。

 それでも構わなかった。

 

「あッ! いく……イク! 出るぅう!」

 

 叫んだ、震えた。

 とっさに手を伸ばし、机の下のゴミ箱から袋を出せたのは奇跡だった。

 フェイトの白濁が、中にドロドロと吐出される。

 アクメの余韻にフェイトは放心し、ぜえぜえと息を切らす。

 

『フェイトちゃん、イッちゃった? ん、ふぅ……わ、私、負けちゃったかな』

 

 まだなのはは途中なのか、小刻みに揺れる声の中、期待に燃える甘い声を零す。

 

『ほら、勝ったら早く、証拠の写真送って』

 

「うん……」

 

 変態的行為の興奮、射精後の甘い余韻に震えつつ、フェイトはぱちりと撮影する。

 白く濡れた自分の手、ビニール袋の中に溜まる白濁。

 電話口から、なのはのくつくつとした笑い声。

 

『あは♡ 凄い……袋を孕ませるつもり? いっぱい出しちゃったね』

 

 一転、妖しい雌の声が、フェイトの耳をくすぐる。

 

『じゃあ、今日帰ったら。私の事好きにして良いよ』

 

 思わずごくりと生唾を飲み、フェイトは身震いした。

 

【夜】

 

 デスクの消臭と掃除に腐心して、フェイトは念入りに仕事を片付け、その日は足早に帰宅した。

 気づかぬうちに早歩きになり、いつもよりずっと早く家に辿り着く。

 ドアを開けた途端、出迎えがあった。

 

「お帰りなさいフェイトちゃん♡」

 

 エプロン姿のなのはが、正座して待っていた。

 いや、エプロンと言っても、その下にあるべき着衣はない。

 裸エプロンというやつだ。

 もうそれきり理性の糸は音を立てて切れた。

 

「んむぅ!!」

 

 その場でなのはは押し倒された。

 フェイトは彼女の手首を掴み、豊満な肢体をぐいぐいと押し付けつつ、舌をねじ込んで絡め取る。

 

「あふ、んぅ♡ じゅ、ちゅぷ……ふぅ♡」

 

 とろんと目を潤ませ、なのははされるがままに愛撫を受ける。

 いつもならここで一転攻勢の逆襲をするかもしれないが、今日はあらゆる権利をフェイトに譲渡している。

 基本的にSっ気の強いなのはであるが、たまにはこうして攻守を逆転するのも好きだった。

 

「なのは、なのはぁ! もう、むり、我慢できない……挿れる、挿れさせて!」

 

 フェイトは叫びながら、ここが玄関口だという事も忘れて、いや、覚えていたとしても構わず、なのはの脚を掴んで開かせる。

 左右に割った、むっちりと肉付いた豊満淫靡な太腿の間、膣口は愛液でびしょ濡れになり、雌の香りを漂わせる。

 下腹までそり返った剛直も物欲しそうに震えていた。

 執務官用の黒い制服を乱し、スカートを破りそうな勢いで脱ぎ捨てると、フェイトは硬くなった自身を下着からはみ出させた。

 脱ぐ暇さえ惜しい。

 取り出したら即座に、フェイトはなのはの中へ己をねじ込んだ。

 

「「あぁぁああッ♡♡」」

 

 重なり合う嬌声、挿れた瞬間、もうそれだけで彼女は達した。

 膣奥へたたきつけられる白濁、子宮口までこじ開けそうな勢いで当たる子種に、なのはも強制的にアクメする。

 フェイトの背中を手で、腰を脚で抱き絡めながら、サイドポニーの栗毛を乱して鳴き叫ぶ。

 

「あッ♡ あ゛ぁぁぁッ! すご、フェイトちゃ……ふぇいろひゃん! あ、ひぃいッ♡ いきなり、しゃせぇ……そうろうチンポ、イク! わたしも……ひぁぁあ♡」

 

 エプロンの生地に作られるテントの頂点から白濁が滲んで溢れる。

 フェイトの腰使いは相変わらずケダモノのそれで、大きな安産型の尻を振りたくって犯す。

 犯して、犯して、犯し狂う、狂うように愛す。

 やがて我慢できなくなったのか、エプロンを掴むとずらした。

 生地は谷間の間に挟まれ、白く豊満な果実を露わにした。

 なのはへ腰を叩きつけ、子宮口に熱烈甘美な口付けを続けながら、フェイトは舌先をつんと尖った乳頭へ向ける。

 

「ひゃうう!!」

 

 甲高い悲鳴、ぎゅう、と膣壁が締め付けをましてフェイトの剛直を扱き抜く。

 脳天まで突き抜ける快感に身震いしながら、それでも吸い付いた乳房へ甘えるのも休まない。

 手で乳を揉み、同時に乳輪から乳頭までチロチロ舌を這わせ、しゃぶる、頬をすぼめて強く吸い上げ、甘咬みする。

 たゆまぬ愛撫で育て上げた乳房は敏感だった、胸を責めるほどに膣はフェイトの剛直に絡みつく。

 

「む、むねぇ……ちくび、そんな……お゛ぉ♡ あ、あまがみ、すごぃ! おく……子宮のお口も、突かれてぇ♡ すごひぃいいッ♡♡」

 

 顔をくしゃくしゃに乱し蕩かし、喘ぎ狂うなのは。

 そんな彼女を見上げながら、普段は顔を見せないフェイトの嗜虐心が、叢雲のように膨れ上がった。

 

「ん、ちゅ、なのは可愛いよ……いつも私の事攻めて、犯してるけど、なのはだって犯されるの好きだよね? ほら、こうやって、ぢゅぅッ♡ 乳首、吸われて」

 

「あ゛ぁ~!! そ、そこぉ! すご……あッ♡」

 

「ほら! ほらぁ! どう? ちゃんと言って! じゃないと、抜いちゃうよ?」

 

 フェイトはなのはの乳房に指を埋めて揉みしだき、乳首を摘んで、抓る。

 それこそ千切れんばかりに力を篭めて、捏ね回す。

 同時にごりごりと最奥まで突き上げる快感になのははよがり泣き、切なげに嬌声を響かせる。

 脚はがっしりとフェイトの腰をホールドして離すまいとしていた。

 

「す、すきぃ! だいすき……フェイトちゃんに犯されるの、めちゃくちゃにされるの、すき、だいすき……フェイトちゃん、だいすきぃッ♡」

 

 甘美な快感、甘美な声音。

 肉体の快楽と恍惚に、魂まで蕩かす愛欲が重なった。

 フェイトは一層と強く激しく腰を前後させ、いやらしく左右にくねらせてなのはの性感帯をねこそぎこそげるように、膣壁を摩擦した。

 

「わたしもすき……なのは、なのはぁ!」

 

「ん、じゅ♡ ちゅッ、んぅ……ん゛ぅ♡」

 

 涙にとろんと目を潤ませ、二人の唇が、舌と舌が触れ合い、求め、吸い、しゃぶり合う。

 伸ばした舌先と舌先が舐め合うキスの激しさは、想像を超えるエロスを内包していた。

 唇で繋がり、豊かな乳房を押し付け合い、下半身はより一層深く激しく繋がる。

 どんどんフェイトの腰使いが素早くなる、その瞬間は近かった。

 

「なのは、良い? 出すよ? いっぱい……なのはの中に、出す……出しちゃうよぉ」

 

「うん! 出して……私も、もう……あ゛ぁ! イク……くる、きちゃううう!!」

 

 叫びが、木霊する。

 玄関は雌の汁で溢れた。

 絶頂の電流に痺れ、痙攣する二つの肉体。

 エプロンをベタベタに濡らしたなのはの汁、なのはの中を満たすフェイトの汁。

 汗だくになった二人は体を微塵の隙間もなくくっつけ合って、堪らない一体感の中で果てた。

 

「ああぁ……でる……まだでるぅ……」

 

 あまりの快感に朦朧と霞む意識の中、フェイトは長々続く射精の恍惚に震えた。

 なのはもなのはで、愛おしむようにフェイトの背中を抱き、腰を脚で引き寄せる。

 

「ね、ねえ……フェイトちゃん……ご飯、できてるけど……どうすッ」

 

 尋ねるより早く、フェイトはなのはの唇を奪った。

 三大欲求、睡眠欲、食欲、性欲。

 彼女達がどの欲求を真っ先に満たしたか、もはや問うまでもなかった。

 

□

 

「うわぁ」

 

 ヴィヴィオは感嘆と呆れの溜息をついた。

 まず玄関の惨状で察してはいたが、手も付けられていない食卓の料理、そして薄く開いたドアの隙間から覗く痴態はそれさえ上回る。

 微かな闇の中、ベッドの上でくんずほぐれつに絡む白い二つの裸身を、オッドアイの双眸は見つめる。

 

「フェイトちゃん……もっと、もっと突いて! 強く、あぁぁッ♡」

 

「なのは……なのは、なのはぁ!」

 

 長い髪を振り乱し、狂ったように、豊かな尻を前後させて繋がる雌と雌。

 四つん這いになったなのはの尻に、フェイトが腰を叩きつけ、自身もまた大きな尻を揺らす。

 もちろん、上半身でははち切れんばかりに実った爆乳が揺れ弾み、視線を吸い寄せた。

 ヴィヴィオは母達の痴態をじっと見つめながら、体中が熱く火照るのを感じる。

 スカートの奥に手を突っ込むと、そこはもうドロドロに湿っていた。

 

「もう……ママ達ったら……こんなの、見せられたら……私まで」

 

 切なげに息を切らし、くちゅくちゅと秘所をまさぐるヴィヴィオ。

 二人と混ざって、三人でしたい、けれど、あそこまで激しく二人の世界に浸っている様子を見ると、なんだか割り込むのも気が引けた。

 すると自然に、ヴィヴィオの脳裏には、愛する少女の面影が掠めた。

 ポケットから取り出した端末、アドレスリストに連なる名前の中から、ヴィヴィオは迷わずアインハルト・ストラトスの名前を真っ先に呼び出した。

 

 

終幕

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。