聖王VS覇王 痴情最大の戦い!
「あれ、アインハルトさんどうかしたの?」
クラスメイトのそれとない呼びかけに、アインハルト・ストラトスはびくりと肩を震わせた。
振り返ったアインハルトの顔は、何時になく上気して赤く染まっていた。
「ちょっと、気分が悪くて……保健室に」
「ほんと? 気をつけてね」
「はい……」
心配そうにこちらの顔を覗き込む級友の姿、次の時間割は体育で、彼女の姿は言うまでもなく体操服だった。
ぴったりと肌に密着したシャツとブルマから、瑞々しいボディラインが露わになり、そして甘酸っぱい少女の香りが漂う。
それを意識してしまうと、アインハルトはぐっと体を前屈みにさせて、どこか苦しそうにその場を後にした。
だがアインハルトが向かったのは保健室ではない。
出来るだけ人気のない、校舎の隅の方に位置する女子トイレの一番奥の個室に、アインハルトは駆け込んだ。
カバーを下ろした便座の上に腰掛けると共に、はぁはぁ、と肩で息をする。
じっとりと汗の滲んだ肌を小刻みに震わせながら、アインハルトは制服のスカートをたくし上げる。
細い太腿が露わになり、そして、少女に似つかわしくない、赤黒い肉も現れた。
腿の間、股間からのそりと屹立している肉は、少女の呼吸と同じリズムで震えていた。
幹に浮かぶ血管、皮のズル剥けになったカリ首、先端の鈴口からしっとりと我慢汁が滲んでいる。
それは見紛う筈もない――男性器。
アインハルトは自分自身の股間からそびえる肉を怯えるように、戸惑うように見下ろしながら、おそるおそる手を伸ばし、握った。
「んッ……くぅッ!」
目尻に涙を浮かべながら、細い指が上下に動き、肉棒を扱き始める。
よほど過敏なのか、一コキごとにアインハルトは切なげな声を零し、全身を戦慄かせていた。
先走りはどんどん溢れて、にちゃにちゃと淫靡な音を奏でる。
右手で手淫を続けながら今度は左手が自分自身の乳房を掴む。
未成熟ながらもほどほどの大きさに実った胸を揉みしだき、乳首を摘むと快感はさらに高みへ昇った。
ぞくぞくと全身を這いまわる甘くむず痒い感覚に、アインハルトはすっかり表情を蕩かせて、うっとりと夢見心地のように瞳を潤ませていた。
「ふぅ……んぅ……もう、だめ……出るぅッ!」
それまで必死に無言で肉棒を扱いていたアインハルトは、最後の一コキを思い切り扱き抜くと、堪え切れない喘ぎを零して果てた。
ティッシュで先端を押さえる事さえ忘れ、少女の肉棒から一気にぶち撒けられる大量の白濁。
トイレのドアを、床を、次々に脈動しては排出される精液が真っ白に汚していく。
つんと漂う青臭い香りに満ちた個室の中で、アインハルトは自己嫌悪にまみれて息を喘がせた。
「はぁ……はぁッ……私、またこんな事……」
自分自身の浅ましさに半泣きになりながら、アインハルトは壁に備え付けのトイレットペーパーを取ろうとする。
その瞬間だった、頭上から聞き慣れた声が、唐突に彼女の意識を覚まさせた。
「わぁ、すごぉい。アインハルトさん、それ本物?」
「えッ!? や、あなた……ヴィヴィオさん!? どうしてここに……」
「アインハルトさんが変な様子でトイレに入ったから、ちょっと気になっちゃって」
頭を上げた瞬間、絶望の冷ややかな感触を背筋に感じたアインハルトの視界に、ヴィヴィオの顔が映った。
驚きと、好奇心と、そして相手の弱みを知った優越感を含んだ微笑で、高町ヴィヴィオが見下ろす。
アインハルトは全身んから湧き出る冷や汗と、それ以上に、絶対に見られてはならない秘密を誰かに知られてしまった恐怖に凍った。
「あ、やぁ……み、見ないでッ」
必死に両手で股間のそれを隠そうとするが、少女の小さな手では到底隠しきれるサイズではない。
だがヴィヴィオは面白そうな顔で、その様子を見下ろす。
「アインハルトさん、とりあえず鍵開けて、中入れてくださいね」
にっこりと笑うその弾んだ声音は、有無をいわさぬ強制力があった。
そうしなければどうなるか、そう暗に含んでいる。
数拍の時を逡巡に費やしたアインハルトだったが、にこにこと笑ってこちらを見下ろすヴィヴィオの視線にいつまでも抗しきれるわけもなく、やがて静かに頷いてドアの鍵を開けた。
隣の個室に居たヴィヴィオはそそくさと壁の上から下り、堂々とアインハルトの居る個室に入ってきた。
狭いトイレの中で、向かい合う二人の少女。
自然と、ヴィヴィオはすぐ目の前に在る、太く長い肉をまじまじと見つめた。
「あ、あまり見ないでください……」
消え入りそうな声で訴えかけるアインハルトだが、ヴィヴィオはその言葉をまったく斟酌するつもりはなかった。
むしろ余計顔を近づけて見つめて、首を傾げる。
「わぁ……間近で見ると、ほんと凄い。アインハルトさん、これ魔法で生やしたんですか?」
「いえ、そういうわけでは……」
「え? じゃあもしかして、元々の?」
「ぅぅ……」
うっかり答えてしまった言葉から逆算され、アインハルトは自分の体質の事を、結果的に暴露するはめになる。
「こ、こういう体質で……何年か、前から……たまに生えちゃうんです。覇王の血の影響、だと想うんですけど……その、朝起きた時とか……え、エッチな気分になった時とか」
顔をすっかり赤く染め、アインハルトは絶対に誰にも言いたくなかった自分の秘密を曝してしまう。
同級生の瑞々しい体を見た時に、どうしようもなく湧き上がってしまった劣情で肉棒が生え、勃起してしまった事を。
そしてその抑え方を。
「だから、こうして……お、オナニーして、抜かないと……元に戻らないんです」
「へぇ、そんな事あるんですねえ。あ、でも一回射精してもまだ生えたままですよ?」
「ひゃぅ!」
つん、とヴィヴィオが軽い気持ちで、指で肉棒をつつく。
アインハルトは突然の刺激に想わず声を上げてびくりと震えた。
ペニスはまだ物欲しそうにふるふると小刻みに痙攣し、精液の残滓とカウパー液に濡れていた。
「い、一回じゃなかなか収まらないんです……あと何回か抜かないと」
「ふぅん。じゃ、手伝ってあげますね」
「……へ?」
にこりと、少女らしからぬ妖艶ささえ滲ませた微笑みで頷いたヴィヴィオの言葉に、アインハルトは素っ頓狂な声を上げた。
何を言われたのか一瞬理解さえできなかった。
だが理解するよりも先に、股間から走り抜けた快感が、彼女を貫く。
しなやかな細い指が幹に絡みつく冷ややかな感触、だがその後に来たのは、溶けてしまいそうな温もりだ。
ヴィヴィオは美味しいものにかぶりつくように口を開けたかと思えば、ぱくん、とアインハルトのペニスを含んだ。
そして訪れる、凄まじい快感の坩堝。
口内に含んだ亀頭を、ヴィヴィオは舌で存分にねぶりあげ、吸い付いては頬肉に押し当てる。
指の動きと相まったその愛撫の連続は、アインハルトに未知の法悦を刻み込んだ。
「んぅぅッ! ひゃぅう! な、こんな……く、ぅあああッ! ヴィヴィオさん、き、きたないです……だめ、ふぁああッ♡」
目尻に涙を浮かべ、アインハルトはあまりの快感にのけぞって喘いだ。
堪らない、凄まじい甘美な刺激。
今まで手で扱く事しか知らなかった彼女には、想像の世界にしかなかった感覚。
ヴィヴィオのフェラチオは、とても初めてするという感じのものではなかった。
十分に経験を積み、実績を持つ事を物語る手練手管。
カリや裏筋をちろちろ舐められるだけでも魂が抜け落ちてしまいそうだった。
涙と涎で顔をぐしゃぐしゃにして喘ぐアインハルトを見上げ、反応をつぶさに観察しながら、ヴィヴィオは念話で語りかける。
『どうです? 気持ち良いでしょ? なのはママとかフェイトママも褒めてくれるんですよ』
「ひゃぅッ……え、なのはさん、フェイトさん、って……んぅううッ♡」
ヴィヴィオの言葉が含んだ意味に疑問符が浮かぶが、鈴口を舌先でこじられる感覚が、精神を恍惚で引き裂く。
ブロンドの髪を振り乱して自分のペニスにしゃぶりつくヴィヴィオの姿、それはあまりに倒錯的で背徳的で、堪らなくアインハルトを興奮させた。
今まで何度も手淫して慰めてきたが、その時の想像には、こんな風にヴィヴィオと愛し合う姿も、もちろん含まれていた。
ヴィヴィオの事を犯したり、彼女の体で思い切りぶち撒けたいという歪んだ劣情。
それが今、本当に満たされている。
いつになく血の巡りを得て硬くなったペニスは敏感になり、熱い粘膜の刺激に蕩けそうだった。
「ヴィヴィオさん、だめ……もう、出る……出ちゃいますぅ!」
『ふふ、良いですよ。アインハルトさんのザーメン、いっぱい飲ませてくださいね♡』
誘うような甘い声を念話で脳裏に呼びかけ、ヴィヴィオは、ぢゅうう、と頬をすぼめてアインハルトの竿を吸い上げた。
そのあまりの刺激に、アインハルトはあっけなく果てた。
びくびくと腰が痙攣し、大量の精液がぶち撒けられる。
「くううッ! ぅ、あああッ♡ は、ひいいいッ♡」
涙と涎でびっしょり濡れた顔で、だらしないほどの嬌声を零し、絶頂に打ち震える。
溢れる精液は止めどなく、幾らでも射精できるかと思える程だった。
しかもその射精され続ける白濁を、ヴィヴィオは喉を鳴らして美味しそうに飲み干していく。
唇の端から飲みきれなかった分がぽたぽたと床に滴り落ち、トイレの中に青い臭い匂いを振りまいた。
ようやく射精が終わって顔を離すと、唇と亀頭の間に、つぅ、と精液と唾液の混じり汁が糸を引く。
ヴィヴィオはそれを名残惜しそうに見つめながら、うっとりと笑った。
「ふぅ、凄い量ですね。こんなに出るの、なのはママくらいですよ」
「はぁ……はぁッ」
「アインハルトさん、聞こえてます?」
すさまじい快感の余韻に震えるアインハルトは、意識が霞みそうな心地で、息をするのに必死だった。
その様子を妖しい微笑で見下ろしながら、ヴィヴィオはふと思いつく。
「アインハルトさん。場所、変えましょうか。ここじゃ、じっくり出来ないから」
「……ぇ?」
「ふふッ♡」
そっとアインハルトの肩を掴み、ヴィヴィオが笑う。
アインハルトに拒否権はなかった。
□
埃とカビ、そして土と汗の匂いが混じった空間。
小さな採光窓から注ぐ薄明かりだけが頼りになる狭い中で、ヴィヴィオはしっかりとドアを締めて外界と内部とを遮断する。
「ここなら、誰も来ないかな」
うんうん、と頷いて振り向くヴィヴィオ。
その視線に射すくめられ、アインハルトはマットの上で身をよじった。
「あ、あの……ヴィヴィオさん、ここで……何を」
どこか怯えたような目で問いかけるアインハルト。
そこは、学校の体育用具室だった。
校舎の外れ、校庭の隅にある小さな小屋で、体育の授業や放課後の部活動の時間でなければ、まず人が来る事のない秘密の小部屋だ。
強引にアインハルトをこの場所に連れてきたヴィヴィオは、埃臭いマットの上に横たわる彼女の肢体を見つめ、淫靡に微笑んだ。
「何って、分かりません?」
言葉と共に、ぱぁ、と魔力光がヴィヴィオの体を包む。
次の寸感、魔法を発動した少女の体は、成熟した女のそれに変わっていた。
大人モード、いつもは格闘訓練の時などに使うのだが、今はまったく違う目的の為に用いる。
「……ッ」
たっぷりと乳と尻に肉を乗せ、すらりと伸びた脚が美しい曲線を描く。
そして柔らかく微笑む艶然とした笑みが、アインハルトを堪らなくゾクゾクさせた。
腰をくねらせしなを作って近づきながら、前屈みになって視線を重ねる。
たぷん、と揺れた乳房の谷間に目が釘付けになり、アインハルトはさらに股間のものをさらに硬く大きくさせた。
その剛直を見下ろしながら、ヴィヴィオはそのほほ笑みをより妖しく美しく変えた。
「アインハルトさん、私ね、ママたちとエッチした事あるんですよ?」
「……あ、あの……ひゃぅ!」
聞いているだけでぞわぞわするような甘い声で呼びかけながら、近づいてくる大人の肢体となったヴィヴィオ。
そのヴィヴィオの指が蠱惑的に竿に絡みつく。
そしてさらに甘い声が、耳朶に囁かれる。
「だから知ってるんです、おちんちんでエッチするのが、すっごく気持ち良いって。アインハルトさんにも、それを教えてあげたいな」
「あ、ヴィヴィオさん……そんな、んぅッ♡ あ、だめ……おちんちん、扱いちゃ……くぅッ♡」
チュッ、とまだ精液の残る亀頭にキスをし、ヴィヴィオはアインハルトを見上げた。
うっとり涙の膜を張ったオッドアイの双眸は、もはや逃れようのないほどの凄絶な色気を湛えて訴えかける。
「ほら、アインハルトさんも大人モードになってください。おっきなおっぱいとお尻の方が、ずっと気持ち良くなれますよ?」
「あぁ……!」
つぅ、と赤黒い肉棒に触れる、真っ白な柔らかい乳房。
そこに詰まった柔らかい量感、なめらかな肌の感触が、どこまでも陶然とアインハルトを昂ぶらせる。
拒む事など出来るわけがなかった。
アインハルトは黙ってこくこくと頷き、自分も魔法を発動する。
淡い燐光に包まれ、アインハルトの体もまた、ヴィヴィオと同じ成熟した豊満なものへと変わった。
しかしアインハルトの場合、乳房より尻たぶより、凄まじい変化を遂げたのは、その股間の肉棒だった。
「うわぁッ! すごぉい……これ、なのはママよりおっきいですよ」
「ぅぅ……は、恥ずかしいです……」
まじまじとヴィヴィオに見つめられ、アインハルトは顔を真っ赤にした。
それにしても、凄まじいサイズの剛直だった。
それこそ子供の腕ほどあろうかという、太く長く、硬い、肉の塊。
今まで生えたまま大人モードになった事はなかったので知りようもなかったが、正に年齢変化に応じた有り様だった。
へそを超えるほどの位置で震える亀頭に、ヴィヴィオがぺろりと舌を這わせる。
過敏すぎる部分への刺激に、アインハルトは目尻に涙を浮かべて戦慄いた。
「ひゃぅう!」
「ふふ、アインハルトさん可愛い♡ 今度は、おっぱいの良さを教えてあげますね」
「あ、ヴィヴィオさん……そんな、んぅぅッ♡」
ふわりと包み込む、堪らないほど柔らかい心地。
たっぷりと肉を乗せて膨らんだヴィヴィオの乳房が、左右から肉棒を挟み込み、我慢汁と唾液と精液で濡れた竿のぬめりを活かして滑らせる。
ゆさゆさと揺れながらパイズリされるのは、蕩けるような快感の渦に飲み込まれるようだった。
淫靡な水音を立て、真っ白な乳肉と赤黒い肉棒とが愛し合う。
薄汚れたマットの上で、アインハルトは新しい快感に翻弄されて身をよじった。
「すご、ぃぃッ♡ こんな……おっぱい、気持ち良い、なんて……ひぅうッ! あぁ……わ、わたし……おかしくなっちゃいますッ……あぁああッ♡」
涙で潤んだ瞳で切なそうに喘ぎながら、アインハルトはヴィヴィオのパイズリに酔い痴れる。
自分の手しか知らなかった彼女には、なのはとフェイトに鍛えられたヴィヴィオのパイズリはあまりに甘美だ。
つんと張りの在る乳房が左右からしっかり竿をホールドし、柔軟に形を変えながら包み込んでくる。
こみ上げる快感が天井知らずに高まっていくのを感じた。
ヴィヴィオはアインハルトの快感に歪んだ顔を、嬉しそうに見上げながら、溢れるカウパー液を吸い上げる。
塩辛い味、青臭い風味、濃厚な精液の残滓。
舌なめずりをしながら、ヴィヴィオは早く新しい精液を絞り出したいとばかりに、舌先で鈴口をこじ開けた。
「ふぁああッ! お、おしっこの穴、だめぇ……くぅううッ♡」
「ほらほら、ここ良いでしょ? んぅ、はやくザーメン出してください、ねッ♡」
「ひぅうう!」
ぎゅう、と左右から強く挟まれ、扱かれ、尿道を攻められる。
むずむずと背筋を駆け上る快感は一層強くなり、もう耐え切れる限界を超えていた。
そして一気に、決壊する。
三度目の射精は、それまで以上の解放感だった。
「あぁ……出る……でるでる……イクぅうう!」
谷間で弾けた白濁が、ヴィヴィオの顔を、髪を、乳房を、穢す。
べったりと粘りつく精液は凄まじい勢いで噴出し、まるで噴水のように溢れた。
青臭い匂いを撒き散らしながら、何度も脈動しては射精される精液。
ヴィヴィオは顔に掛けられるザーメンを、うっとりと見つめた。
ぺろりと舌を伸ばして舐め取れば、苦い味わいが女を疼かせる。
さすが魔法ではない天然物なだけあって、アインハルトの精液は凄まじい濃さだった。
フェイトもなのはもかなりのものだが、それよりも上に感じる。
コップの水をひっくり返したような量の射精がようやく終わり、ヴィヴィオは胸や顔についた精液を念入りに舐めとる。
「はぁ、おいしッ。アインハルトさんのザーメン、凄い濃さですね。舐めてるだけでイッちゃいそう……♡」
「ぅぅ……くぅッ」
まだ名残惜しげにちろちろとペニスを舐めてくるヴィヴィオの愛撫に、アインハルトは過剰な快感で責められ、涙目で喘ぐ。
その姿が、より嗜虐的な欲望を駆り立てた。
ヴィヴィオはにっこりと笑うと、狩猟者のように湧き上がる攻撃的な性欲を感じる。
アインハルトが欲しい、ものにしたい、その想いに掻き立てられ、そっと自分の股間に手を添えて。
「ねえ、アインハルトさん。今度は私の番。ですよね?」
「……ぇ?」
ヴィヴィオが何を言わんとしているか、一聴で理解できずに問い返すアインハルト。
だが次の瞬間、言葉よりもなお明確な意思が、魔法によって発現する。
魔力光の輝きと共に、ヴィヴィオの股間からナニかがそそり立った。
アインハルトのものよりはさすがに小さいが、それでも普通の男のサイズを超えるほど巨大な、赤黒い醜い肉の隆起。
びくびくと震え、浮き上がった血管を誇示する、欲望の象徴。
「あ、やだ……ヴィヴィオさん、それ……」
自分以外のものを初めて目にして、アインハルトは怯えに震えた声を上げた。
肉の塊が隆々とそそり立ち、先走りに濡れている姿、それが明確に示すのは、己に向けられた劣情を理解すればこそだ。
「これ、魔法で生やしたおちんちんですよ。見るの初めてですか? えへへ、結構大きいでしょ? アインハルトさん程じゃないですけど、フェイトママも悦んでくれるんですよ、これ」
見せつけるように、自分のペニスをアインハルトの顔に近づけるヴィヴィオ。
つんと漂う青臭い香りに、思わずアインハルトは鼻を鳴らしてしまった。
鼻孔に流れ込むその匂いは、彼女の中の女としての部分を、ぞくぞくと疼かせた。
ペニスで感じた快楽によって、アインハルトは女の部分も十分に湿っていた。
ひくひくと物欲しそうに蠢く陰唇が、愛する相手の到来を今か今かと待ちわびている。
ヴィヴィオはそれさえも知り尽くしたように、アインハルトの上に覆い被さった。
「キャ!」
押し倒され、可愛い悲鳴を上げるアインハルト。
ヴィヴィオは構わず身を寄せて、体を僅かに重ねる。
豊かに実った二人の乳房が微かに触れ合い、ペニスも幹の部分を浅く擦り合わせる。
「んッ……だ、だめ……ヴィヴィオさん、だめですッ……」
「いやです」
「~ッ!」
涙目で訴えかけるアインハルトに、ヴィヴィオはすかさず否定形で返事をする。
さらさらと流れる髪をアインハルトの上に被せながら、ヴィヴィオは今にも唇がつきそうなくらい顔を寄せてきた。
すぐ間近に彼女の顔が寄せられ、アインハルトは顔を真っ赤にして目を丸くする。
ドキドキした。
同性だというのに、とても綺麗だと想い、そして心臓の鼓動が際限なく高まる。
そして、甘い甘い声音が呼びかけた。
「アインハルトさん、私アインハルトさんとエッチしたいです」
「そ、そんな……だめ、だめです……だって、私達、女の子同士、だし」
「だめですか? アインハルトさんは、私の事嫌い?」
「嫌いじゃないです、けど……」
「私はアインハルトさんの事、好きですよ」
「えッ!?」
いきなり、それも唐突に好きと言われて、アインハルトはびくりと声を上げた。
危険なほど、ドキドキと心臓が音を立てる。
肌が熱い、汗みずくになって、震える。
ヴィヴィオは重なった乳房と乳房にさらに体重をかけ、乳首でキスをしながら、そっと耳元に囁く。
胸から走る甘い快感と、蕩けるような声音がアインハルトを溶かしていく。
「アインハルトさんの事好き。一緒になりたい、繋がりたいです。ダメですか?」
「あ、そんな……い、いきなり……」
「アインハルトさんは、私の事どう想います?」
「私は……そのッ」
「答えて」
有無をいわさぬヴィヴィオの詰問。
香る髪の甘い匂いが思考力をドロドロにさせていく。
アインハルトが抗える時間は、それほど長くはなかった。
「わ、わたしは……わたしも……ヴィヴィオさんのこと……す、すき……すきです」
覇王として継承した記憶の残滓の為か、それとも触れ合った経験の為か、アインハルトはヴィヴィオに対して好意を抱いていた。
それは友人やライバルとしてのそれを超えた、恋愛関係としての気持ち。
キスをしたり肌を重ねたいと、もう何度も空想していた。
しかし、こんな風にいきなり、本来の過程を飛ばして重なる事に、恐怖や戸惑いがあった。
アインハルトの答えを聞いたヴィヴィオは、彼女の怯えも含めて艶然とした笑みで飲み込む。
「嬉しい……アインハルトさん、大好きですよ」
「ヴィヴィオさん……んぅッ!」
そっと寄せられたヴィヴィオの唇が、アインハルトのそれと重なる。
舌がぬるりと滑り込み、アインハルトの舌を絡めとる。
ぴちゃぴちゃと唾液の水音を立てながらするキスの蕩けるような心地に、アインハルトは目尻の涙を零して酔いしれた。
キスとは、これほど甘美で心地よいものだったのか。
そっと顔を離すと、二人の間に透明な唾液の橋が架けられ、女同士の愛をより淫らに彩る。
うっとりと涙に濡れた瞳でそれを見上げ、もはや理性による抵抗は粉微塵に砕かれていた。
もうアインハルトは、ヴィヴィオに全てを委ねる事に決めた。
「アインハルトさん、良いですか?」
「あッ……」
くちゅり、と、ヴィヴィオのそそり立つ肉棒が膣口に僅かに触れる。
触れ合っただけでも熱くて溶けてしまいそうな、硬い感触。
どきどきと心臓が高鳴るのを感じながら、アインハルトはこくんと頷いた。
「は、はい……どうぞ、好きに……して」
消え入りそうな声でか細く応えるアインハルトに、ヴィヴィオは心底嬉しそうに笑う。
「嬉しい。じゃあ、ゆっくり……入りますよ」
言葉と共に、ヴィヴィオはアインハルトのむちむちとした脚を左右に開かせ、体を沈めていく。
硬くいきり立った肉棒の先が、ぐっしょりと蜜で濡れた媚肉を掻き分けて。
みちみちと膣壁を擦られる感触に、アインハルトは堪らず喘いだ。
「ん、くぅううッ♡」
破瓜の痛みはほとんどなかった。
ふたなり化した女の体液の媚薬効果は凄まじく、体を走るのはほとんど快感のみ。
粘膜と粘膜の擦れ合う心地は、背筋を駆け巡り、脳髄を桃色一色に染め抜く。
震えるたびに柔らかく揺れる乳房が、たぷたぷと波打って汗を滲ませた。
そして全身を戦慄かせるたび、下腹まで反り返った肉棒が肌にぴたぴたと触れ、同じように震えるのだ。
ヴィヴィオはゆっくりゆっくり腰を埋めていき、アインハルトの中に包まれる。
さすが格闘で鍛えているだけあって、締め付けは素晴らしかった。
その快感に涙さえ零し、唾液で唇さえ濡らして。
「ふぅうッ♡ アインハルト、さん……締め付け凄い……おちんちん、溶けちゃいそう……んぅぅッ♡」
「ヴィヴィオ、さん……ヴィヴィオさんッッ!」
「くぅ……ぅあああッ!」
ずちゅんッ、と、肉と肉とがぶつかり合った。
ヴィヴィオの腰がとうとうアインハルトの股にまで触れて、亀頭が子宮口に強く押し付けられる。
最奥まで至り、蕩けるような快感に二人は陶酔する。
だがその快感など、これから睦む行為の、ほんの入口にすぎない。
ヴィヴィオが体を前にかがませると、二人の巨乳が再び触れ合う。
柔らかい肉と肉が卑猥に歪んで形を変え、乳首と乳首がキスをする。
ぴりりと走り抜ける快感、だが、引き締まった下腹でペニスを挟まれるアインハルトの快感はさらに昂ぶる。
腰が前後に動いた時、眼の奥で火花が散るような錯覚さえあった。
「あ、はひぃいいッ♡ お、おぉぉッ♡ すご……しゅごいひぃいッ♡」
普段の理性的な姿など欠片もない、快楽で溶け尽くした女の声を上げ、アインハルトはマットを快感のあまり掻きむしる。
乳房が心地良い、膣が心地良い、そして肉棒が心地良い。
全身どこもかしこも、快感に包まれて、狂ってしまいそうだった。
「アインハルト、さんッ……ぅあッ♡ すごい……気持ち良いです……あああッ♡ アインハルトさん! アインハルトさん!!」
目尻に涙を溜め、ヴィヴィオは相手の名前を叫びながら必死に腰を振る。
きつくきつく肉棒を締め上げる膣壁の感触が、どこまでも意識を忘我の果てに追いやって。
頭の中を占めるのは、目の前の極上の雌の体のみ。
埃臭い体育倉庫の中で、生白い女の体と体が、汗の雫を散らしてぶつかり合う。
たぷたぷとぶつかって波打つ乳房、前後に揺れてぶつかるごとに弾む尻たぶ。
若い娘同士が繋がる姿は、例えようもなく淫靡だった。
「ヴィヴィオさん……く、ぅああッ♡ チンポ……私のチンポもして……シコシコしてぇッ♡」
快楽に翻弄されながら、よりその上の快楽を求め、アインハルトが喘ぐ。
それは今まで聞いたこともない、彼女の声音だった。
淫らに蕩け、愛欲に溺れた声だ。
ヴィヴィオはその求めに応じ、白魚のような指を彼女の赤黒い、凄まじい大きさの肉棒に絡ませる。
上下に一扱きしただけで、ぎゅうう、と膣の締りが増した。
「は、ひぃいッ♡ 締め付け、すごいいッ♡ 私のおちんちん、潰されちゃうっ♡ ふぁああッ♡ あ、アインハルトさん……だめ、もうイクッ、でちゃう……ザーメンでちゃいますうッ♡」
アインハルトのペニスをにちゃにちゃと弄りながら、自分自身も腰を振って必死に膣で扱き上げ、ヴィヴィオはいよいよ快楽の臨界に達しようとしていた。
触れ合う胸、秘所と秘所、大好きな人の体全てが悦びを無限に高めていく。
何度も何度も、腰をぶつけて弾けるような水音を立てる腰が、これでもかと腰を引き、ストロークをつけた突きを叩き込む。
子宮口を亀頭でこじ開けて、体重全てをそこにかけて挿入した瞬間、ヴィヴィオはとうとう達した。
「くぅ、ふあああああ!!! でる、でるでるうッ! チンポ汁でますッッ!!」
壊れたダムのようにぶち撒けられる、白濁の奔流。
注がれる大量の熱に、アインハルトも堪らず達した。
ヴィヴィオの指に握り締められた竿から、噴出しては二人の下乳を汚す。
「あぁああッ!! お、おほぉぉッ!!」
野太いほどの喘ぎを零し、びくびくと痙攣するペニスから何度も精液をひり出すアインハルト。
もう四度目の射精だというのに、それは今までよりもなお大量の白濁を溢れさせた。
膣を犯されながら、好きな相手との行為で至る射精は、際限なしに快感を深める。
あまりに射精し続けて、アインハルトはもう気が遠くなりそうになる。
繋がった部分が、本当に溶け合って体が一つになってしまったようだ。
堪らない、気持ちが良い……心地良い。
いつまでもいつまでも、こうしてヴィヴィオと愛し合いたい。
「あぁ……ヴィヴィオさん……ヴィヴィオ、さん……」
蕩けきった瞳に映るおぼろげな相手の姿に、アインハルトは蕩けきった甘い声で囁く。
同じように、天上の快楽を味わい、魂を悦びで満たしていたヴィヴィオもまた、そっと手を握って応えた。
「アインハルトさん……すき……だい、すきぃッ♡」
「あ、んぅぅ……ッ♡」
手と手を正面から重ね、握り合いながら、唇で繋がる。
舌を絡め合う濃厚なキス。
唇で、胸で、汗でぬめる肌で、そして秘所で繋がり、絶頂の余韻に浸り、二人は互いを満たしていく。
だが限界知らずのふたなりの剛直、それもまだ十代の娘のそれは、早くも復活してむくむくと大きくなっていた。
こつん、と子宮口にキスをする亀頭の感触に、二人はむず痒い、痺れるような快感を感じる。
「ねえ、アインハルトさん……もう一回、良い?」
うっとり涙に濡れた瞳で、甘えるように問いかけるヴィヴィオ。
アインハルトの答えは、決まっていた。
「……はい」
囁くような声音は、すぐさま響き渡る甘い嬌声、そして濡れた肌と肌のぶつかり合う音に掻き消された。
終幕