人質作戦*
大浴場では赤髪の男女の兄妹が肌を重ねている。レイゼルはヒルダの大きい乳輪を指で円を描くように触り、勃っている乳首をあえて触らない。
「そ、そこっ、いい。乳首もっ触って」
首元を押して、身体に力が入らないようにレイゼルが指示する。乳首をつまみ、陰部の中をもう片方の手でグチャグチャにする。その後にヒルダはマットに前かがみになって背中や両手を指で押してもらっていた。
「あ、あぁぁん。うん、えへへ。気持ちいいよ…⁉︎あ、兄貴のバカァそこぁぁ…出ちゃうぅぅ」
首筋や背中を押してもらっているものの更にクリトリスを気持ちよくさせて、風呂場で余りの快楽感で放尿をしてしまう。レイゼルは慌ててシャワーで流し、ヒルダは漏らしてしまったことで座り込んでしまった。
「凄く満足したけどさ、そこまでやるか普通…気持ち良かったけど。って…兄貴」
「ご、ごめん」
ヒルダはレイゼルの股と股の間にぶら下がっている陰茎が気になっている。ヒルダが感じて、マッサージしている間に勃起していた。
「今度はレイゼルお兄ちゃんの番か。じゃぁ…私が気持ち良くするね…お返しとして。それじゃあ犬のようにしてもらおうか?」
「やらなきゃダメなのか?」
「兄貴だってマッサージしながら散々性器触ってたくせに…」
レイゼルは身体の向きを変え、今度は両手と両膝で身体を支える。4足歩行のような状態になっていた。
ヒルダはお尻の方に移動して、股と股の間のぶら下がっているものを両手でしっかりと掴む。カリとエラを指で細かく洗い、亀頭の穴である尿道を優しく触り続ける。膀胱は舌で5度舐め回され、右手で陰茎全体をしごく。
「ひ、ヒルダっこれ恥ずかし」
「まるでさ…牛の乳搾りみたいだね」
ヒルダは小声で囁き、興奮させる。あえて手を離して人差し指でじらし、ぶらんぶらんと揺らせている。
ヒルダもレイゼルと同じ状態なり、背中に抱きついて巨乳を背中に当てる。ヒルダが陰茎掴んでいる右手のペースを上げて一気に出そうとする。
やられているレイゼルも、責めているヒルダも感じていた。
「もう、イッていいよ?」
「あぁっダメッ!」
床に射精し、白濁液が散らばる。開放されたことでレイゼルはどっと疲れているものの、ヒルダはレイゼルを押し倒して射精したばかりの陰茎に今度は巨乳で挟み、残っている精液でヌルヌルにする。
「へぇ、まだ勃ってんじゃん。兄貴も感じてる」
(ヤバイ…これはまたっ)
ヒルダは口の中で唾液を増やし、口を開けて唾液を垂らし、胸に挟まれた陰茎に絡ませる。乳首を鬼頭にあてて白い白濁液である精液がヒルダの胸で弾けていた。
「胸が熱い、朝から…いっぱい。床にも私の胸の中でも盛大に出ちゃったね?」
ヒルダは巨乳にある精液を手ですくい、垂れ流され、口に含んで味わって飲み干しす。
二人の身体は火照っており、汗をかいていた。
「ごちそうさま、って私達二人は朝食食べるの忘れてたけ。ってこんだけ長くいたらもう昼になってるかな。それじゃあ終わったことだし、一緒にシャワー浴びよ」
「ハァ。二人ともここにいたのか…」
マッサージが終わった後に、キューエルが大浴場に入ってくる。彼は衣服を着ており、レイゼルとヒルダが見かけないためにずっと探していた。二人が全裸になっているのを見てこんな朝にしたのかと呟いている。
「き、昨日は肩凝ってたんだよあたしら!」
「仕方ないだろ!何時間かこれからどうするかの作戦会議してたし。というより気づいた時には徹夜だったんだ!」
昨日、キューエルとレヴェンが本来の目的を忘れてエロエロ三昧なことをし続けるわけにもいかないと抗議し、家族会議が始まっていた。
まず、最終的な目的としてはエンブリヲを倒し、この差別でできている世界を壊すというのは分かるが。そのための過程としてなにをしなければならないのかや、倒すためになにが必要なのかと悶々と話をしていた。
まず問題としてレイゼルのやり方が余りにも甘いこと。
関係しているのなら子供もまた殺さざるおえない時もあるとキューエルが反発しているが、それを聞いたレイゼルは快く思っていない。この問題についてかなり時間を費やし、話に多少加わっていたアーニャとレヴェンは疲れ果ててすぐに寝ていた。
マリーカも話の最中に寝そうになり、ようやく結論を出して四人が寝たのが午前の1時30分であること。深夜までどうするかを話し合っていた。
それによってキューエルとマリーカは昼まで寝坊。この時間帯からしてレイゼルとヒルダが起こしに行くはずだが、
「だからと言ってここまでするか、普通。昨夜にマッサージすれば良かったものを」
「朝からやってみたいかなーって私が思っててさ。兄貴に頼んでもらったんだ」
早めに起きてしまったレイゼルとヒルダはマッサージをしようと考えて、二人で大浴場に向かった。
「そうか…私もマリーカに頼んでマッサージしてもらおうか。とにかく二人は風呂場を片付けたら、すぐにご飯を食べるぞ」
「「はーい」」
ヒルダとレイゼルは浴場を協力しながら掃除している。終わった時にはもうすでに朝ごはんの時間は終わり、昼ご飯になっていた。
『遅いと思ったら全く。規則正しくしているのはアーニャだけですよ』
「わ、悪いレヴェン」
こうして5人全員で昼ご飯を食べて、昨日の話の結果を述べた。
エンブリヲにレイゼル達だけで一気に攻めて全て解決させるか、アルゼナルの絶対兵器を強引に奪って挑むか。結論としてはまだ両方とも様子見だが、絶対兵器の奪取を先にやることにした。高確率で勝利するためには必要なことだからだ。
こうして、レイゼル達の結論を出したが、レヴェンは困ったような溜息をしている。
『本題をちゃんとしてくれたのは良いのですけれど…一番問題なのは貴方方4人ですよ』
「は、ハァ⁉︎何が悪いって『白昼だとしても…どんな時だろうがどんな場所でも興奮して全裸になってドッキングしてる癖に…』」
「「「「ブッ⁉︎」」」」
前までは戸惑っていたことが、最近では互いの性器をいくら触ったり弄られてもいつものことだから平気だったこと。顔を赤くしているヒルダが怒って話に割って入った。
「ちょっと待てって!私らが何をしようとレヴェンには関係ないし、こっちの勝手じゃねぇか!それにレヴェンの言いつけ通り…な、中には」
『だって事実じゃないですか。そりゃあ人を愛し愛されているというのはとても良いことですが、四人の場合はガチで愛しすぎで色々とヤバい方向にいきそうで怖いんですよ』
中出しはしていないが、それを良いことに道具を使ったり、間違った性的行為をして変態じみたことをしているんじゃないのかと心配していた。それを聞いたアーニャがまた首を傾げる。
「例えば?」
『あ、アーニャのような綺麗な少女には流石に教えるのはまずいので言えませんよ』
「…分かった」
レヴェンはアーニャに聞こえないようにする為に4人を来させる。
『SMプレイとか変態プレイとか触手プレイとか…まさかそんなところまではいかないですよね…冗談抜きで。中出し禁止とはいえ重ねていくうちに過激すぎますもん』
危ないことに進んでいき、変な性癖を持ってしまうんじゃないのかという心配だった。しかし、四人はそうではないちゃんとした性的行為をしているとレヴェンの疑問に即答した。
「ふ、ふざけるな!そんなことするわけがなかろう!」
「そ、そうです!そんな変質じみたプレイを頼まれた日には私、お兄様の事は軽蔑してますし…仲がいいわけがないです!」
「兄貴がそういうのに興味持ってしまったら流石に私でもドン引きするぞ!」
「野外でのプレイは事実やったから否定できないけど…俺達はな!普通、風呂場かベッドでいつもシてるんだよ‼︎」
『…えっ?』
レイゼルの一言で空気が静まり返っていた。確かにヒルダとは砂辺で一回コンドームによるセックスはしたもののヒルダとレイゼルは毎度毎度風呂やベッドで引っ付いている風に聞こえる。
2人ともキューエルとマリーカよりも制欲が大きいと宣言しているようなものだ。
「あ、あれ?なんでみんなこっち見て、ちょっ何すんだよヒルダ」
(兄貴の…馬鹿かぁぁぁぁッ‼︎)
いつもエッチなことをしているということになる。ヒルダは顔を真っ赤にして、レイゼルの身体をポカポカと叩いている。
キューエルはレイゼルの失言に頭を抱えて、マリーカはヒルダが八つ当たりしているところを見て理解し、慌てていた。
「れ、れれれレイゼルさん!」
『ハッ⁉︎あぁはい…ど、ドッキングの方は否定しないんですね』
アーニャはいかがわしい話を聞いても全くもって平常心だった。
「エッチでいつもバカップルな兄妹…でも嫌いってわけじゃないから別に気にしない」
『まぁ、それは後にしましょうか。昨夜の本題後について進みませんし』
「始めたのはそちらだろう、全く」
『すみません…』
絶対兵器とは、総司令ジルの情報によればエンブリヲを殺す兵器と言っている。形はパラメイルと似ており、別の新兵に安全運転させて操作させてもらえば回収するのは容易である。
乗っている新兵と人質を返し、絶対兵器を手に入れる。
ならば絶対兵器をレヴェンが綿密に調べて、どんな機体なのか見る。施設の情報などのものは容易に観れるが、絶対兵器の情報はシステムが強固すぎて入れそうにない。
まず、アルゼナルのメイルライダーとして新しく入ってきた新兵3人をまず人質にして絶対兵器と言われる機体を入手すること。彼らが人材を失ってしまえば大きな痛手となる。
人質作戦を使って絶対兵器を取引で奪おうと考えた。
「俺一人で行くしかないわけなのかこれ」
「私も、いこうか?」
アーニャはついていくと言っても遠距離でステルス機能を張りながらシュタルクハドロンをずっと構えていた。レイゼルが危機的状況に陥りそうになった時に助ける準備をする。
レイゼルはアルヴァアロンに乗って、ドラゴンとまだ戦闘をしているアルゼナル方面に向かっていた。
*****
情報ではミスルギ皇国の第一皇女アンジュリーゼがノーマとして連れていかれ、第1中隊に所属されている。
下手に干渉すれば暴走して酷い目に合うために聞き分けの悪そうなアンジュリーゼを人質にするのは無しという形となる。
予定が変更され、新兵2人を使うこととなった。
「危険になったら言って」
「わかったよ、アーニャ」
夜空の最中、新兵3人を連れている第1中隊がドラゴンとの戦闘中だった。
グレイブを改造した機体が6機、グレイブ3機が空を飛んでいた。ドラゴンとの戦闘の前にパラメイルの陣形をとるためにノーマ達は移動しているものの、乗っていたアンジュが離脱し、他の新兵もまたアンジュと共についていく。
スクーナー級28体、ガレオン級1体。
大量の数のドラゴンが出現し、ガレオン級のドラゴンから出した雷が落下してココを襲う。が、レイゼルは咄嗟にアルヴァアロンでGNフィールドで守り、小型ドラゴンがパラメイルをぶつけて食おうとしたところを助けた。
ミランダ・キャンベル
ココ・リーブ
この二人をドラゴンから守り助けたものの、第1中隊隊長のゾーラ機がアンジュにぶつかって、ドラゴンに叩き落とされていた。レイゼルはそのドラゴンの後ろからビームライフルで撃ち殺した。
ドラゴンが全滅し、ミランダ機とココ機が動こうとする。が、
「おっと動くなよ?」
「⁉︎私達を助けてくれるんじゃ」
アルヴァアロンが持っているビームライフルの銃口を突きつけられ、ミランダとココのグレイブが止まる。もし動けば2丁持っているビームライフルで、撃ち貫かれる。
「ミランダ!ココ!くそっ、こんな時に」
「うっわー!スッゲーピカピカ、なにあれ!あれって賞金首の張り紙で出てたのと同じだよね⁉︎」
黄色いパラメイルに乗っているノーマは大事な仲間を人質にされたことで怒っており、ブーメランを持っているピンクのパラメイルのノーマが目を輝かせている。
「あれが…賞金首の張り紙で載っていた」
新兵2人が動けないことにようやく気づいた全第1中隊は一斉に黄金の機体の方に目を向けていた。落ちていったゾーラ隊長とアンジュリーゼが一体どうなっているのかがわからない。
『やぁ?ジル総司令、6年前ぶりだなぁ?』
「貴様…」
『よくも俺を賞金首扱いにさせたな。そんなに俺が憎いかえぇ?』
レイゼルは彼女に電話して、話をかけていた。ジルにはヒルダを拷問にかけたことで半分はキレている。
しかし、そんな感情を抑えながらもレイゼルは淡々に話を続ける。
『内容については単刀直入に話すぞ。
取引をしようじゃないか?メイルライダーとパラメイルの4つ、俺が欲しがっているのはそっちが隠し持っている絶対兵器一つ…もし別のを持ってきた場合はこの二機をここで撃ち落とす』
「ど、どうすればいいのサリア!ゾーラ姉様のことも」
「どうするって言われても…」
緑色のパラメイルから青いパラメイルに問いかけており、問われている方のノーマはサリアという少女だった。
第1中隊は仲間を助けようと動けば撃ち落とされてしまう。全員が膠着状態になっている。彼らの隊長が落ちて、副隊長であるサリアに委ねられていた。
こんな予想外の事態に本でしか学んでないサリアもどう対処すればいいのか困惑していた。
『機体一個でパラメイル二機と二人が助かるんだ、悪くない取引だろ?それに互いの関係を僅かでも「断る」…あのさ。話聞いてなかったか「第1中隊は人質に構わずに貴様が乗っている黄金の機体だけを撃たせる。貴様の提案に乗る気はない」なっ⁉︎即答過ぎんだよ!お前本気で言って、いやその前に話をちゃんと聞」
電話は中断され、人質交換は無意味に終わる。レイゼルに対するジルの答えはノーであり、人質がいようが問答無用で叩こうとした。
その横で聞いていた監察官がジルに
「よろしいのですか?」
「耳を貸すな、全機!あの黄金の機体を総員でかかれ!」
「「「「「イエス・マム‼︎」」」」」
「えっ、ちょっおま」
総司令の命令に反応したメイルライダー達はパラメイルを駆逐形態に変形させて一斉にレイゼルに向かって撃ってくる。
「ファイヤ!」
「お前らもこっちの話聞いてんのか!人質持ってるんだぞ!なんで襲ってく…良心が痛まないのか!」
「うるせぇ!賞金首のキャッシュの額もあるけど、今はお姉さまが無事かどうか確かめなきゃいけねぇんだよ!」
「ミランダちゃん!ココちゃん!今助けるわ!」
レイゼルの話を聞こうとせずに第1中隊は標的である機体を人質関係なしに撃ってくる。レイゼルは人質を手放し、手ぶらで逃げていってしまった。
放心状態のミランダとココは状況を整理しようにも頭が混乱していた。
「あの機体、結局なにが目的で出てきたんだ?」
「さぁ…」
*****
アルヴァアロンがパラメイルに追われている姿が見当たらず、念のためにレイゼルはステルス機能を展開して、しぶしぶリィアンに帰ってゆく。
「人質作戦はダメダメだった。ヘタレすぎ」
「ただいま…あいつら、人質関係なしに襲ってきやがった。無慈悲すぎる。仲間をなんとも思ってないなんて…」
レイゼルとアーニャが外に出ている間にヒルダとマリーカは焼き上げたアップルパイを食べていた。待機しているから2人のためにヒルダとマリーカが作っていた。
「あぁお疲れー、兄貴」
「お疲れ様です」
「反応薄っ⁉︎てゆうかいい匂いがするんだけど2人が作ったのか」
キューエルはレイゼルの甘さに多少呆れていた。人質を連れて帰れば、戦力にしたり再度人質として持ちかけることもできる。それでも撃ってくるのなら彼らは2人のことを撃ってくるために仲間だろうと思わないことがわかる。
「まさか、手ぶらで帰ってくるとはな…その人質で戦力が増えるかもしれんのだぞ」
「仕方ないだろ⁉︎」
『でも増えると言っても女ですよね…ノーマは女しか生まれない…しかも少女。マスターが性欲的にいたいけな少女まで食べるんじゃないかと思うと』
「そんなことでしないっての!レイゼルは私のもんだ!」
ヒルダがレイゼルを抱きしめている。
まるで誰かが自分のものを横取りさせないかのように強く抱いていた。
「でもこれで、あっちは仲間に対する意識が半分は皆無だったってことは明確になった」
アーニャは皿にあるアップルパイを摘んで食べており、自分がメイルライダー達の行動を見て人質作戦に対してどんな対処をして思ったことを述べた。
「人質がいるのに誰も命令に逆らおうとはしなかったこと…それだけでもあの絶対兵器は2人の命を犠牲にしてでも重要だったってことがわかる。彼らの判断によって私達は殲滅するか否かを判断できる。私達もまた生きる為には残酷な決断をしなければならない時も必要。
第一前提として…アルゼナルを潰すか、残すか。レイゼルはどっち?これは、リーダーが決めることだよ?」
ジルの指揮とメイルライダー達の反応を見て彼女はそう言った。絶対兵器と人質を天秤にかけたら、絶対兵器を優先していたこと。ジルは第1中隊に命令して、人質のことなど構わず撃てと命じたことが気になっていた。
「まだ、あっちの方は様子見だ」
それでもレイゼルはアルゼナルを潰さない。
絶対兵器を奪うまではまだ機会を伺って作戦を練るしかなかった。
*****
夜の方ではマリーカとキューエルは大浴場でマットを敷いてマッサージしていた。
「あいだだだだだ⁉︎」
「キューエル、もしかして身体全体凝ってる?」
マリーカは同意して背中の方を押しているものの、キューエルが身体がとても硬い。
キューエルは腰の痛みで、叫んでいた
「性格も頑固なら身体も固いのか…」
「余計なことを喋るなレイゼ、あいだだだだ‼︎ま、マリーカ!少しは加減を」
「き、キューエル!私そんなに強く押してないよ⁉︎」
キューエルの身体の悪さに、マリーカは驚いている。マリーカの方はマッサージされても痛むことはなくくすぐったいという感想だったのに、その兄は性格も身体も堅物だった。
「…ここも固くしてる」
「そこは、仕方ないだろ!」
ペニスを掴んでいた。大きくなっており、マリーカの裸を見て亀頭が赤く腫れ上がっている。
そんな状態を見てマリーカは
「じゃ、マッサージ終わったら片付け頼んだよ〜」
「奉仕の時に邪魔するわけにもいかないからな」
「なっ⁉︎」
ヒルダとレイゼル、アーニャは風呂から出て、大浴場はソレイシィ兄妹だけの2人きりとなった。
「私、ヒルダさんのような大きい胸にはありませんけど…」
「いや、それくらいの胸の方が良い…」
マリーカは身体全体を使って、今度は性的な奉仕でキューエルを気持ち良くさせていた。ローションを身体に塗って抱き寄せている。胸と乳首同士が当たり、素股を大きくなった陰茎に挟ませて射精する。
「良かったですか?」
「ふぅ、さっきのはとても良かったぞ…肩凝りの方も揉んでくれたおかげで身体が楽になる。しかし、まだ勃っているのはどうも治らないな。コンドームもないままだと…中出ししたらレヴェンに怒られてしまうな」
「そうだよね。でも、今はまだ肌を重ねるだけで満足かな」
そう言うとマリーカはキューエルに抱きついて、キスをしていた。2人だけの時間の風呂はとても長く感じている。
「お前と家族との一線を超えて…最初は怖いと思っていた。こんなことはいけないことだというのは分かっているのに、日を重ねていくうちに情が俺の邪魔をする。誘いに乗って犯してもいいんじゃないのか、ダメだとは分かってお前のことをそんな風に見てしまってはいけないと。
何度も試行錯誤した。
しかし、お前と一線を超えて気が楽になったんだ。同時に悩みからも解放された。だが…世界が平和になって子供を孕ませても周囲のみんなはレイゼル達は必ず許されても血の繋がりである私達を」
「それ以上は言っちゃダメですよ?兄様」
マリーカの指がキューエルの唇を塞ぐ。キューエルは困惑しているもののマリーカはちゃんと受け止めていた。
「私の処女を奪ったんですよ兄様が。
過去のことを今更悩んでも戻れませんし、私はキューエル兄様をいつまでも愛してます」
ーーーだから、私のことだけを見ていてください。
自分だけ抱え込まないで?
私は誰かに軽蔑されても構いません。
おかしいと批判されても気にしません。
これは私達が愛してるか愛されているかの問題です。
けど、一線を超えた以上は責任を取ってもらいますよ?キューエル兄様の罪も私の罪も…2人一緒に背負えばいいだけですから。
だから、そんなに苦しそうな顔をしないでください。
マリーカはキューエルの頭を撫でて慰めている。悲しんでいる兄を妹が微笑んで、今度は両手で頬を触る。
「すまない、こんな姿を見せて」
「いいですよ」
キューエルはマリーカの純潔を奪ったことを許した。マリーカの身体から甘い匂いを嗅ぎ、髪から出ている香りも香ばしいもの。
突然キューエルは我慢できずにマリーカの身体を抱きしめて、舐めている。
それをマリーカは嬉しく思いながらされるがままにしている。
(キューエル…こんなに興奮して)
「なぁ、マリーカ…風呂に出たら今度は太ももで頼む」
「もうっ、キューエル兄様ったら…甘えん坊さんなのですか?分かりましたよ。私は、兄様の妹でもあり従属ですからね」
そう言ってマリーカとキューエルは大浴場を出て、部屋に戻ってから夜の奉仕をずっとしていた。