一人称が「男」とかになってるのはエロシーンだと無粋にオリキャラの名前出すとなんか萎えるなという私の趣味
千棘は彼女の自室で寝かされていた。
目覚めたのは翌日の昼。太陽がすでに真上に昇っていた。
すぐさま父親であるアーデルトが部屋に入ってきた。
「すまない千棘」
父親は目を離してしまい、巻き込まれたことを謝罪する。
大事に至らなかったのは何よりだと言っていた。
食事が運ばれてきた頃、千棘は自分がなぜここにいるのかということに気付く。
(彼氏か―――モヤシはそういう感じしなかったけどこれが本当の彼氏彼女ってやつなのかな)
(てか彼氏っていうんだからキス―――とかするのよね―――その先も――――)
「千棘?食欲がないのかい?」
「ひゃい!ご、ごめんパパ」
赤い顔でにやにやしだす娘を少々引いた眼で見つめる父親。
「そういえば昨日はどうやって私は帰ってきたの?」
「―――それなんだが千棘を助けたという少年に、一条君じゃないが、その子が届けにきてくれてね。こちらとしても事情が事情だから監視付きで泊まってもらっているよ」
千棘が事情を説明するとアーデルトは彼を呼ぶように従者に命じた。
「千棘、もう大丈夫なのか?」
「うん、ありがとう」
いつになくしおらしい自分の娘の様子を見てアーデルトは2人の関係をおおよそ察した。
だが男の方についてはまだ警戒の目で見ていた。
「芹沢君だったね、君のような子が千棘のそばにいてくれれば彼女も安心して学校に行けるだろう。幸い、こちらも数日で新しいボディーガードが用意できる、千棘を頼んだよ」
「はい」
アーデルトは2人を置いて部屋を出る。
するとそこにはスーツを着た男装の麗人が立っていた。
「奴はほんとうにただの一般人なのですか?」
「こちらとしても調べを進めてはいるよ。あとは頼んだよ。クロードの教育を受けた君ならできる。僕は集英組で手一杯でね」
「わかりました」
「単刀直入に聞こう」
鶫誠士郎は学校の屋上に件の少年を呼び出していた。
当初、少年は鶫をみると驚いたように目を丸くしていたが今は薄ら笑いを浮かべているだけである。
「何の目的でお嬢に近づいた」
「美人にお近づきになりたいというのは男の性じゃないかな?」
「貴様―――」
鶫にはそれだけで十分だった。
目の前の凡夫の頭蓋を破壊すべく一瞬で懐に潜り込むと掌底で顎を跳ね上げる。
だが直撃にもかかわらず男はいささかも気にした様子はなかった。
それどころか腕を掴まれるとそのまま密着するように羽交い締めにされる。
「痛いなぁ、鶫ちゃん」
「その動き―――やはり貴様」
男は鶫を抱きしめたまま彼女の顔をのぞきこむ。
少し動けば唇が触れ合いそうな距離だ。
「しっかしなんで男の格好してるんだお前」
「貴様には関係あるまい」
「匂うんだよ。牝の匂いがなぁ、どんなに上等に隠してたって丸わかりだぜ。こんなもん2つもぶらさげてちゃな」
男は鶫の胸をもみしだく。
「なっ!?離れろ!」
鶫はもがいて肘や裏拳を男に畳み込むが彼女を抱きしめる拘束はまったく緩まない。
やがて男は1枚の写真を取り出した。
「これは――――」
そこには彼女の愛する人がほとんど裸に近い状態で拘束されている姿が映し出されていた。
「どうしようかな~ネット上に流してもいいんだけど。そうすると千棘のやつ今度こそ耐えられずに死んじゃうかもなぁ」
鶫は懸命にもがくが成人男性なら軽くひねることのできる彼女の力でも男の腕から逃れることができない。
「鶫ちゃん次第じゃ、コレ消してあげてもいいんだけど」
「黙れクズが、そんな約束を貴様が守る保証がどこにある」
「心外だなぁ、千棘ちゃんはあんなに信頼してくれているのに」
「ふんっ、お嬢もいずれ貴様の正体など気づくだろう。その時はビーハイブのすべてを持って貴様を葬ってやる」
「おお、怖い怖い。僕としてはちょっと鶫ちゃんを調教したいなぁと思って」
「調教―――だと?」
「そうだよ。鶫ちゃんが調教を受けてくれるならその間は僕からは千棘ちゃんには指一本触れない。約束するよ」
鶫には男が少なくとも嘘を言っているようには感じなかった。
そう嘘はいっていないのだ。
だが保証はどこにもない。
交渉は平行線で鶫としても受けるつもりなどなかったが―――
「ダーリン!」
屋上の入り口に敬愛する彼女の主人が立っていた。
かつて快活だった少女は今やどこか危うい気配を漂わせるようになっていた。
少女は男に駆け寄ると抱き着いて顔をうずめる。
鶫は驚愕した。
以前の彼女ならまず想像のできないような光景だったからだ。
男は優しく彼女を抱きしめる。
鶫はその光景を見て一つの結論に至った。
喪失と監禁、凌辱未遂。ボロボロになった千棘の心は何かにすがりたいと願い、そしてそれを見つけた。
依存しているのだ。
彼女は子猫のように、子供のように男に心を預けている。
鶫は唇をかんだ。
この男が本気で写真をばらまけば今度こそお嬢は耐えられないかもしれない。
鶫はそう判断した。
「分かった」
鶫は了承した。
これが彼女の悪夢の始まりだとは知らずに
「調教」は鶫が男からの命令をメールで受け取ることになった。
そして日曜日、男から鶫へとメールが送られた。
「デート―――だと?」
その内容は「一日デートをしろ」とのことだった。
てっきり直接的な性的要求を行うと思っていた鶫は当てが外れたように首をかしげた。
「鶫?どこかいくの?」
(お嬢!?まずい!もしお嬢の恋人とのデートなどとバレたら!)
「え、ええ。少し」
千棘はふーんと頷くとそのまま屋敷の奥へ歩いていった。
鶫はほっと胸をなでおろした。
(なぜ私がこんなことをしなければいけないのだ!これではまるで浮気相手のようではないか!)
鶫は袖口などの銃器類を一通りチェックすると街へ繰り出した。
「いや、お前---その恰好はないだろ」
鶫の格好はいつもの男装であり、色気も何もあったものではない。
「いやそれはそれで悪くないんだが、俺は男の格好した奴とデートする気はないぞ」
「そうか、それならこれで帰らせればいい」
鶫は興味なさそうに空返事である。
「チッ、ほらいくぞ」
男は鶫の手を引いて目についた服屋へと向かう。
「なんだこれは――――――!!」
「お、着替えたか」
現れた鶫の服装は青と白のワンピースであった。
さすがというべきか絶世の美少女に仕上がっていたが彼女は顔を真っ赤にして抗議する。
「なんだこのスカートは!」
「ミニスカ―トだけど」
「こんな短いのはいて歩けるわけないだろ!!」
一般的なミニより少し短め程度で珍しいというほどではないが彼女にとっては羞恥心の限界のようだ。
「じゃあ次の命令だ――――「」しろ」
「ふざけ「千棘は元気かなー」」
「ッ――――――!!」
次に試着室から出てきたときには鶫はもうまともに顔をあげなかった。
ただただ顔を真っ赤にしてソレを差し出す。
男はソレを受け取るとジャケットのポケットにしまいこむ。
「店員さーん、これくださーい」
ソレは鶫のブラジャーとパンツであった。
男の命令はノーパンノーブラデートの強要である。
鶫は股をしめたまま男の背後に縋りつくしかなかった。
風はおろか少し動いただけでも中身が見えてしまいそうになる。
デート経験すらない鶫にとっては羞恥の限界点をとっくに超えてしまっておりもはや平常心を保てなくなっていた。
「あ、ああ、あああ」
よろよろとまっすぐ歩くことすらできず、男の腕を必死につかむ。
彼女としては見えないように必死なのだろうが、往来の人々からすればバカップルのそれであることに彼女は気づいていない。
前すら見ることができないのだ。
ゆえに彼女は自分がどういった通りに向かって歩いているのか。
そのお城のような建物がなんなのか、オーバーフローした彼女の頭は認識していなかった。
それを認識したのは巨大なベッドに押し倒されたときだった。
「ッ!」
反射に近い速度で鶫の鉄拳が男の腹部を直撃するが鋼鉄のような腹筋に阻まれてまったく効いていない。
彼女は今の自分の立場をようやく理解した。
乗りかかっているのは肉食獣。その眼光は欲望に塗れ鶫の全身を舐めまわすように舌なめずりしながら見ている。
かたや自分は武器をとられ、痴女のような格好をさせられたおいしいおいしいごちそうである。
普通の男相手ならばなんなく鶫はこの窮地を脱することができるだろうが、相手は鶫をはるかに上回る力の持ち主である。
抵抗など無意味だった。
鶫は自分の両腕を押さえつける男を射殺しそうな眼で睨むがそれを見た男は喜んだように笑うだけであった。
「うっ―――ひっ」
男の手が鶫の体をまさぐる。
空気が股間を撫でるだけで鶫の体にぞわりとしたものが走る。
どれだけ自分が羞恥を感じているのかが嫌でも分からされ、耳が燃えそうなほどに熱くなる。
「ふーん、こんなに濡らして鶫ちゃんは変態だなぁ」
「う、うるさい!」
男の愛撫は鶫の肩、首筋、耳へと通づいていく。
「ん―――」
鶫のシーツを握る手に力がこもる。
「しかし大きいなぁ、Eカップはあるんじゃないかな?女性としては鶫は千棘以上だよ」
千棘のスタイルはスレンダーでありモデル向きといえるが、鶫のそれは女性として魅力的かつ妖艶であった。
「お嬢より―――私が―――そんな――――」
決して乱暴ではなく、指を使って乳頭をくすぐるように愛撫を繰り返す。
鶫は反応することによって男が喜ぶことが分かっているがゆえに無反応を突き通そうとするが、体は小刻みに震えてなすがままにされてしまう。
男の手が胸を撫でると火照った鶫の体は嬌声をあげてしまう。
彼女の豊満な双丘の先端はしっかりとがってしまっていた。
(感じてなんかいないっ!)
鶫は顔を逸らすが強引に唇を合わせられた。
(何、これ、舌)
少女の困惑をよそに鶫に侵入した異物は彼女の口内を蹂躙する。
フレンチキスの経験すらない彼女はただただなすがままにその行為を受け入れるしかなかった。
「っぷはっ」
2人の間に唾液の橋がかかる。
「鶫はかわいいなぁ。その潤んだ眼、たまらないよ」
鶫は理解が追い付かない、人生で初めての愛撫によって制御不能な体は彼女自身ですらどうしようもなかった。
乳房を救い上げるととがりきった先端を指で圧迫する。
「ああ、あああ」
鶫は体の中を渦巻く熱をかんじていた。
直接敏感な部分を触られる刺激は尋常ではなく、彼女の体は震えていた。
大量の汗は彼女の服にくっついてしまう。
鶫は目の前の男に怒りを覚えるが、刺激を送り込まれる度に否応なく悶えさせられてしまう。
男が鶫の乳首を甘噛みした瞬間、鶫の体が小さく跳ねた。
背筋が強張り、全身の筋肉が硬直したように固まる。
「あんっ――――ン!ゥゥゥゥッ!」
その波は彼女の全身を麻薬の様に犯した。
「っ―――はぁ!はっ!あああっ!」
そんな彼女の様子を見て男が激しく愛撫を繰り返す。
「下は大洪水だね」
「な、なんだこれ―――」
彼女にはなぜそうなっているのかわからなかった。
溢れだした愛液がベッドに大きなシミを作っている理由が。
なぜ自分の体からこれほどの液体が漏れ出しているのか。
「それはね、鶫が俺を受け入れてくれたってことだよ」
「ふざけるな!誰が貴様のようなクズ男―-――ッああ!」
反論する鶫だが男がそこに触れただけで電流が走ったように悶えてしまう。
「そんなクズ男に股開いているのにぃ?」
「違う!これは―――」
下腹部を中心に撫で回していた男の指は徐々に秘所へと近づいてくる。
指が膨らんだクリトリスを圧迫した瞬間に鶫の視界に閃光が飛び散る。
「――-―――ンッ!――-フッ!」
声を漏らさないようにと神縛っていた彼女の唇から熱い吐息とともに声が漏れていく。
鶫の許容量を超える快感に彼女の体はすぐさま屈してしまった。
「アッ、アアアッ――――――」
(頭の中が真っ白に――――)
体が痙攣するように震え、糸が切れた人形のように崩れ落ちる。
男が鶫の体についた汗を堪能するように舐めるその感触が感じられた。
「そ、それっ」
「見るのは初めてかな」
鶫ははじめてみた男の男根に恐怖と興味を感じた。
(あれが―――私の中に入るのか?)
それが汚らわしいものだと鶫の脳は認識しようとするが同時に下腹部の疼きが止まらない。
(に、逃げ―――)
逃げようとするが、2度の絶頂と愛撫で鶫の下半身は生まれたての鹿のように力が入らない。
そうこうするうちに鶫の股は男の手によって広げられてしまう。
自らの秘所を男の目の前にさらけ出すその体位に鶫は懸命にボロボロの理性と自制心で抵抗した。
必死に声を抑えようとした。
だが無理だった。
男はじっくりと時間をかけて挿入した。
鶫が処女だったことを考慮していたのかもしれない。
だが男は鶫が自らの中を犯される初めての間隔に動揺する様子を愉しむような表情をしていた。
しかしゆっくりといたわるような挿入のおかげで鶫は痛みを和らげることができた。
(あぁ―――私は女になったのだな)
流れ落ちる破瓜の血を見て鶫はその事実を受け入れた。
「あああっ―――っはぁ!」
そこからは男の独壇場、正常位、後背位と鶫の子宮口を突き上げる。
すでに抵抗する力もない鶫の体はなされるがままに背筋を逸らし、甘美な声を上げ続ける。
最後は互いが密着するような正常位。
鶫にキスをしながら男は激しい動きを繰り返す。
「千棘より大事にするから」
「っ――――――!」
その言葉を聞いた瞬間、一瞬だが鶫の抵抗が緩くなった。
その機を逃す男ではなかった。
「アアッ!いやあぁ!何か、何か来てしまう」
彼女の主人に対する優越感は男によって子宮口へと刷り込まれていく。
半透明のしぶきがあがってしまうほどに。
「ぁ―――ぁあ―――」
焦らしきられた末のオーガズムに鶫はただただ呆然としてしまう。
「鶫は先にいくなんてダメな娘だ」
男の動きは止まらない。
鶫の腰をがっちりと掴んだまま、絶頂した秘所を荒い腰使いでかき乱してくる。
そこからは大量の液体が下品な音を立てて吐き出されていく。
「俺は千棘より鶫がいいんだ」
(やめろ―――そんなことは―――絶対)
「んっ―――ッ!アアッ―――!」
2人の距離は唇が密着する数㎝もない距離だ。
そんな状況で男は鶫の目を真っ直ぐと見つめる。
最深部に食い込んでくる男のモノが鶫の子宮を持ち上げ、快感を与え続ける。
浅瀬から子宮まで大きなグラインドを描くたびに鶫の巨乳が妖しく揺れる。
「ダメ―――もう、あ、あああ、もう許してくれ―――」
女の命というべき子宮までもが男に屈服していた。
「鶫。愛してる。」
「ッ―――――――」
突然の告白に鶫の意識が緩む。
その緩んだ子宮に男は大量の精液を吐き出した。
ベッドにかじりついてシーツに爪を立てる。
「やあっ―――あああっ!!!」
鶫は敏感になった胎内で温かい液体が満ちていくのをはっきりと感じた。
自らに覆いかぶさる男の荒い息遣いを首筋に感じつつ射精の勢いがゆっくりと衰えていくのを感じた。
「ぁあっ―――」
ゆっくりと抜かれた後の鶫の秘所からは妊娠させるには十分すぎるほど濃い精液が流れ出していた。
(お嬢――――私は―――)
鶫は男の腕の中でその日の意識を失った。
まだまだエロは難しいと思うこの頃。
鶫の次のヒロインは決まってます。
橘万理花のお母さんです。
鶫のエロはちょっとだけ続きます。
彼女には対魔忍になれる素質があるんじゃないかと思う