ストーリーが好評なようで驚きました次第です。
正直ご満足いただけるようなストーリーになるかどうかは分かりませんが暖かく見守ってやってください。
高校の屋上で鶫は空を見上げながらあの日のことを振り返る。
自らが処女を失った日のことを。
男に縋りつき、あれほど拒んでいたキスを幾度となく行い、あまつさえ精を胎内に受け入れた。
無理やりにレイプされたのならば彼女は怒り、報復を行うだろう。
たとえ敵わなくても心は折れなかった。
だがあの夜。最後の方に至ってはまるで恋人同士の様にキスを行い、性行為を行ったのだ。
(私はどうかなってしまったのだろうか)
あの夜のことを考えると鶫は自身の胎内に感じる熱い鼓動を感じるようになった。
(あんなに中に出されて―――)
「おい鶫」
「ひゃい!」
男の接近に気付かなかった鶫は突如かけられた声に臆病な兎のように飛び上がってしまう。
あれからというもの鶫はこの男の前では顔が真っ赤になってしまいまともにしゃべることすらできなくなっていた。
「な、なんなんだ!」
「いや俺が呼んだんだけど―――」
彼女がここ、屋上にいるのは男に呼び出されたからだ。
「大丈夫か?そんなに顔を真っ赤にして」
「わ、分かったから私に近づくな!」
吐息が触れ合う距離まで接近してきた男をなんとか引きはがす。
「何の用だ?こんな昼間に」
「いや、鶫とのセックスがよすぎて」
「なっ!」
「それで今日もほら、こんなんになっちゃってさ」
そこにはあの夜、彼女を散々嬲り倒し犯しつくしたモノが雄々しく勃ちあがっていた。
それを汚らわしいと鶫は思うが、何故か彼女の目はそれから離れなかった。
「ふん、昼休みにそんなことをする気はないな」
どうせあと20分もすれば授業なのだ。
「じゃあさ、口で処理してくれないかな」
「く、口!?」
「知らないかー」
自分の性知識の無さを辱められているようで鶫はうっかりと口をすべらしてしまう。
「し、知ってるに決まっているだろう」
「じゃあ、お願い」
鶫はそれを見て、ごくりと唾を飲み込んだ。
腫れあがった亀頭へとゆっくり、口づけをする。
舌を這わせていくと先端から汁が噴き出してくる。
「どうかな味は」
鶫はひどい性臭に顔をしかめるがあの夜のことを思いかえして下腹部に熱い鼓動を感じる。
「くさいな、ひどいにおいだ」
そういいながらも鶫は自ら進んでそれを舌でなぞっていく。
鶫がしゃぶると男根は震えた。
無意識だがその雄々しさにうっとりとするように鶫はおしゃぶりに熱中していく。
口内の唾液が潤滑剤となりスムーズに鶫の中を蹂躙していく。
(くそっ、なんて大きさ――――これがこの男の味――-私を女にした―――)
口の中に他人の味が広がっていく。
鶫は自らの秘所に確かな湿りを感じた。
「――-んぅ―――ちゅっ、んっ―――っぷっ―――――んむう―――」
鶫の動きは激しさと熱を増していく、それにつれて男の息もまた熱を帯びてくるのを感じた。
男の腰が少しずつ前後に動かされはじめる。
鶫の喉まで届くような長さだったが初めてとは思えないほど手も使いながら鶫はその男根をストロークしていく。
「んあっ―――んぅ―――ぢゅ―――ぅっ―――――」
鶫はそれが小刻みに震えてきたことを口内からの感触で感じた。
「うっ!」
次の瞬間、先端からおびただしい量の精子が鶫の口に流れ込んだ。
鶫は当然ペニスを吐き出そうとするが男の手ががっちりと頭を抑え込んでしまい飲み込むしかなくなってしまう。
どろりとした液体が鶫の喉を伝っていく。
普通ならば嫌悪するようなえずくような性臭が鶫の興奮を加速させていく。
「っぷはぁ」
鶫はようやく解放されること許された。
男はその口の中に自らが吐き出した液体がないことを確認すると満足そうに鶫の頭を撫でた。
(んっ――――)
鶫は顔を赤くすると股を気にするような動作をとってしまう。
そんな隙を見逃す男ではなくすぐさま鶫の秘所に男の手が侵入する。
湿った液体が絡む音が鶫にも聞こえるほど大きく鳴り響いた、
「違う!これは違う!」
「恥ずかしがらなくていいよ、そんなエロい鶫が俺は大好きだから」
鶫は全身から力が抜けていくのを感じた。
まるでこの男に褒められることに自分の体と心が喜んでいるようではないか。
鶫の理性は必死にその考えを否定した。
(なぜ私はこの男に逆らえないんだ―――)
なぜ命令されると嬉々として従ってしまうのか。
ここ数日で露わにされてしまった女の本能がそれを求めているのだろうか、残った鶫の理性はそう考えていた。
「なぁ鶫―――」
理性は拒絶しているにもかかわらず鶫は男のいうとおり屋上の手すりに手をかけて尻を突きだすような恰好をとる。
男はすぐさま鶫のズボンをずり降ろすとすでに濡れぼそったそこに指を侵入させていく。
「あっ―――ああぁ―――!」
鶫の脚はぷるぷると震えだし、手で必死に手すりにしがみついて体勢を維持していた。
包皮に包まれたクリトリスを男がはじくと、それだけで鶫の体は愛液の飛沫を飛ばしてしまう。
「んんんんっ!」
鶫は脳髄まで焼けた鉄芯が通ったように背中を反らせて淫靡な声をあげてしまう。
男はすでに準備が整った鶫の秘所に、自身のそれを割れ目へとあてがい一気に挿入したのだ。
「はっ―――あぁっ―――んっ―――」
だらしなく舌をだし、犬のように荒い吐息が鶫の口から洩れてしまった。
腹部の押し広がる間隔、充塞感が鶫には感じられた。
すでに崩れ落ちそうな脚は男がしっかりと抱え込んでいる。
「そんなに大きな声出したら教室のみんなに聞こえちゃんじゃないかな」
ハッとして鶫は片手を手すりからはなして口を覆う。
だがそんなことをしても完全に彼女の吐息を抑えることは不可能だった。
鶫の息が整うのを待っていたように男が強めに腰を突きだしてきた。
それだけで鶫の堤防は決壊してしまった。
声は抑えられずに涎をたれながしてしまう。
男は腰の動きを細かく変えながら鶫により声を出させるように膣壁を前後させていた。
鶫の細くきれいな美脚を漏れ出した愛液が内ももに伝っていく。
やがて男は鶫の子宮口に亀頭を押し付けてぐりぐりと押し込んでくる。
「だめだっ!そこっ!だめぇ!――-あっあっあっ――――また、おかしくなってしまうっ!――」
口ではそういいつつもすでに男のカタチを覚えさせられた鶫の肉壺は男の動きに合わせて収縮を繰り返し、愛液を拭きこぼしながらもっと奥へ引き込もうとしていた。
パンパンとはしたない音を弾かせて激しい抽送が繰り返されるごとに、悶絶する。
もはや口を閉じる余裕などなく、唾液は鶫の顎から首筋へと垂れていく。
「ひいっ――――ああぁっ!!!」
うなじを撫で上げると途端に鶫は背中を反り上げて喘いでしまう。
「おいおい、ここがどこか忘れてるんじゃないか?」
「っ!!!」
ここは学校の屋上。午後の授業が始まったばかりで聞こえるのは授業を行う教師の声ぐらいのものだ。
慌てて鶫は片手を口に当てる。
「ああっ!!!」
男の動きが激しさを増し、鶫の中をこれでもかと抉る。
(私はどうしてしまったのだ―――こんな――――こんな、犬のように――――)
男にいいようにもてあそばれ、自らの秘所を晒し、あえいでいる。
なんと恥ずべき行為なのだろうか、だが鶫はその行為に喜びを覚えている自分がいることを理解していた。
(この男に好きだといわれるとどうしようもなく胸が高鳴る――――こうしている間にもお腹が熱い―――子宮がこの男の子種を欲している)
「あっ!ハアッ!アアッ!ンァァァ!」
男の腰がさら力強く打ちつけられた、熱い放出感が鶫の下腹部を満たしていく。
(あぁ―――また膣内に―――)
妊娠してしまうかもしれないという危機感、何故か感じる満足感。
普段自分をいいように犯している男の射精後の息切れを見て鶫の心は歓喜を覚えた。
理性が否定しようとするがその理性ももはや機能しなくなっていた。
鶫は肩で息をしながら手すりを掴んだまま男の方を振り返る。
「―――-キス」
汗でぬれた髪を垂らしながら、濡れた唇でまるで妖艶な娼婦のようなねだり方だった。
主人である男はそのおねだりにこたえるように女の顎を掴み、唇を奪った。
女は胎内に男の子種を受け入れながら目を閉じて舌をからめ合わせた。
(暖かい――)
鶫は腹部に広がる熱い脈動を感じながら男のそれがまだ自分の体の中に注がれているのを感じていた。
結局2人とも午後の授業はサボることになりキョーコ先生から怒られることとなった。
鶫は千棘への説明でしどろもどろになる羽目になるがこのときはまだ知る由もない。
ある日の午後。
鶫は千棘と部屋で談笑していたときだった。
千棘が顔を赤くして伏し目がちにおずおずと話し出した。
「あのね、鶫にしか恥ずかしくて聞ける人いないんだけど―――」
「はい?なんですかお嬢」
「鶫ってセックスしたことあるの?」
鶫はそれを聞くと飲んでいた紅茶を吹き出して石像のように固まる。
まさかあの男が喋ったのではないかという不安に駆られる。
「い、いやその―――」
「初めてってやっぱり痛いのかしら」
「な、なぜそのようなことを!?」
「あのね、ダーリンとはデートもするし抱き合ったりもする、キスもしてくれるんだけど―――私たちもう高校生でしょう?」
「ま、まだ高校生ですお嬢」
「でも学校じゃ、私たちの年齢でも普通にそういうことしてる人いるし―――」
(うぐっ、お嬢にはアイツの関係をいうわけには―――)
「私って魅力ないのかな―――胸は成長しないし、鶫みたいに大きければなぁ」
千棘は自分の胸を悲しそうに揉む。
彼女の胸のサイズはたしかに巨乳ではないが、美乳といえるのでそこまで卑下するものではないのだがまだまだ経験の足りない千棘には分からなかった。
「そんなことありません!お嬢は私なんかよりずっとお綺麗です」
「でも―――ん?、そういえばその指輪どうしたの?」
鶫の薬指には千棘も見たことのない指輪がはまっていた。
マフィアの娘であり、裕福な家庭もあって多くの宝石や貴金属を見てきた千棘だがそれがかなり高級な代物であるということは察せられた。
「い、いや―――これはその―――もらいものです」
「でもそれすごい高いんじゃないの?誰から?」
(ま、まずい―――どうすれば――――)
「こ、恋人からの贈り物です」
しどろもどろになりながら答える鶫。心臓は激しく胸打っており首筋や頬には冷や汗が流れていたがなんとか気づかれずに済んだようだ。
「愛されてるのねぇ~鶫」
千棘はにやにやしながら茶化しにかかる。
「そ、そんなことは」
「えっ?鶫はその人のこと好きじゃないの」
鶫は返答に詰まった。
あの男はいったい自分にとってなんなのだろうか
(やつは卑怯なレイプ魔だ)
そうだと鶫は自分に言い聞かせる。
しかし。
(でもHのときはずっと優しいし、デートもするし―――ぁあああああ)
鶫は近くにおいてあったクッションに顔をうずめてぐりぐりと頭をすりつける。
「くすっ、好きってことじゃない」
(―――-私は――――――)
その後、ある日、いつものように鶫は彼のマンションで彼の腕に抱かれていた。
すでに何戦かやりおえた後らしく、周りにはいくつかの染みやゴムが散乱している。
2人は汗をかき、周りには淫靡な性臭が漂っていた。
「なぁ、好きとはどういう気持ちなんだろうな」
「ん?」
「私には分からない―――」
鶫は真剣な顔でふさぎこむ。それを見て男は鶫の綺麗な髪の毛を撫でながらベッドの中で少し考えると鶫の目を見ながら答えた。
「俺は鶫と一緒に年くって子供育てて死んでもいいと思ってる。それが愛してるってことかな?」
「っ!どうせ嘘なんだろう」
鶫はこの男が千棘をネタにして近づいたことを忘れてはいない。
「嘘じゃないよ。たとえ千棘と結婚しても鶫には一生そばにいてほしい」
「なっ!」
たしかに千棘が結婚すれば鶫もそのそばに仕える可能性は極めて高い。
だがそれは許されざる関係ということになる。
「ぅむぅ」
鶫は耳まで赤熱した鉄のように真っ赤になるとベッドに潜ってしまった。
男はそれを笑いながら抱きしめる。
鶫はベッドの中で男からプレゼントされた指輪を撫でる。
(やっぱり――嫌いだ)
そう心の中でつぶやいた時の彼女は自分の表情に気付いていなかった。
頬を赤らめて指輪を撫でるその表情を。
鶫は愛人枠が似合いすぎると思う