ドスケベ熟女 リリカルドスケベマダムス
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http://www.mai-net.net/bbs/sst/sst.php?act=dump&cate=18&all=37175&n=78#kiji
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プレシアさんはユーノ君と結婚しました
「あ、んぅッ♡ あふ♡ あ゛ッ♡ そこ、だめ……噛んじゃ、ああッ♡」
朝っぱらから甘ったるい声を上げ、熟女の豊満を極める肉が戦慄く。
普段日に当たらないから生白い爆乳の波打つ様は、見ているだけで人の淫心を限りなくそそるものだった。
立ち込める雌の媚香の中、少年は飴色の髪を揺らし、一心不乱にしゃぶりついた。
乳飲み子のようにプレシアの乳に顔を埋め、ユーノは頬張った大き目の乳輪と乳首を口の中でもごもごと弄ぶ。
舌を這わせるのは序の口だ。
チロチロと乳頭の先をくすぐりつつ、歯を軽く立てて乳輪ごと甘噛みする。
小さな手は十指の全てを巨大すぎる乳房に埋め、柔らかな肉を揉みしだいた。
溢れる乳汁を喉を鳴らして嚥下し、蕩けるような味に溺れた。
「あぁ……あ゛♡ お゛お゛ぉぉ♡ そ、そんな必死にミルク飲んで……赤ちゃんみたいよ、もう……どれだけおっぱい好き、なのよ……ひぁああッ♡♡」
自分だって、母乳を吸われるのが大好きな癖に。
そう言うように、ユーノはより強く乳首を吸引し、マゾの彼女が悦ぶように歯を立てる。
鼻を鳴らすと、胸にこびり付いた乳香の中、微かに愛液の匂いを感じる。
見えないが、どうせプレシアの股はぐしょぐしょに濡れているに決まっていた。
「だめ……だめ! もう……あぁッ♡ い、イク♡ イクぅッ♡ い、イグうううううううッ♡」
甲高い声を上げ、プレシアは長い黒髪のウェーブを描くラインを乱し、身震いした。
快楽の為に一気に母乳の量が増し、ユーノの口内を満たす。
それを少年は残らず嚥下した。
そして顔を離す。
ねっとりとした唾液と乳汁の混ざり汁が糸を引き、口と乳首を結んだ。
乗りかかっていた熟女の大きな体から離れると、予想通りプレシアの黒いエロティックな下着は愛液でびしょ濡れになっていた。
少年は、授乳の興奮ですっかり股間を硬くする。
むっちりした太い脚の間で膝をつくと、ユーノはプレシアの下着をずらし、綺麗な桃色の粘膜へ己自身を押し付けた。
「い、今いれちゃだめ……だめ、だめっていってるのに……ひゃうううッ♡」
口ではどうのこうのと言いながら、プレシアはユーノが小さくも硬い肉棒をねじ込んだ瞬間、嬉しくて堪らないという声を上げた。
ユーノは腰を振った。
体はまだ未成熟な癖に、腰使いだけは一人前だ。
速く強く小刻みの動きでプレシアの性感帯をこそげ、必死に奥へ押し込む。
奥まで当たらないのが悔しいみたいな動きだ。
プレシアは喘ぎながら、むっちりした肉付きの良い脚でユーノの腰を捉えた。
「プレシアさん……プレシアさん! もう、でる、でます! だします! 孕んでぇえ!」
「良いわ! だして! いっぱいだして! 妊娠してもいいから、産む♡ 産むから♡ ユーノ君の子供産むからぁあああ♡♡」
朝一番の濃厚な精液が、プレシアの膣と子宮を満たす。
何度も何度も脈動し、ユーノはようやく射精を終えた。
荒い呼吸の中、二人は互いの体の境界線が消え、融け合うような錯覚と恍惚の中で絶頂の残滓に酔いしれた。
そうしてしばらく過ごしていると、ドアが開いた。
娘のアリシアが可愛い笑顔を向けた。
「ふたりとも、そろそろ朝ごはん」
「ええ、そうね……アリシア、おはよう」
「うん!」
淫事にまるで無頓着な様子のアリシアの笑顔。
プレシアはそれを不思議にも思わず、その日の朝食に思いを巡らせた。
□
プレシア、アリシア、そしてユーノ、三人の家族は仲良く朝食を取る。
プレシアは見ての通り、もう四十路も過ぎた爛熟の年頃、アリシアの母親だ。
ユーノはというと、彼はプレシアの養子であり、夫だった。
僅か9歳であるにも関わらず、だ。
小さな左の薬指に輝くエンゲージリングは奇妙といえた。
しかしそれを不思議に思う人間も、異を唱える人間もいなかった。
朝食を終えると二人の子供はそれぞれ仲良く学校へ行く。
玄関を出る時、プレシアは必ず行ってらっしゃいのキスをした。
アリシアには頬に、ユーノには唇に。
「ん、ふう……あ、んッ♡」
必死にがっついて手を首に絡め、舌を突き出して唾液を貪り合う情欲に満ちたキスに、プレシアの口からは蕩けるような嬌声が零れた。
ご丁寧にユーノは硬くなった股間までプレシアのムチムチした脚に擦りつけてくるので、それが余計に興奮を煽る。
早くもプレシアの股間はじっとりと愛蜜で湿り、淫臭をスカートの中で押し込めた。
ようやく顔を離した時には、二人の間に行為と熱意に染まる視線、そして唾液の橋が架けられていた。
アリシアは呑気に「仲良いね」と笑っていた。
学校へ出かけていく二人に手を振り、ふとプレシアは気付く。
「あら」
何かが、おかしいのではないか。
何故自分はこんなところで、こんな事をしているのか。
アリシアが生きている事、敵対する側にいたユーノと結婚している事、あらゆる不条理的事象への当然の疑念。
されどその感情、まばたきする間に霧散して、熟女は夕飯の献立と買い物に意識を傾けた。
「買い物行かないと」
ぱたぱたとスリッパの音を立て家の中へ引き返し、プレシアはエプロン姿のままバッグを肩にスーパーへと出かけるのであった。
□
夕飯の支度をいくらか済ませ、プレシアは洗濯物を取り込み、畳み、片手間でテレビを見ていた。
くだらない内容の昼のメロドラマが、中学生の考えたような三文芝居の愛憎劇を描いている。
内容半分に見つつ、あっという間に洗濯物を畳み終えた。
そうしてしまうと、やや退屈になる。
早く二人は帰ってこないだろうか。
特に、ユーノは。
あの小さな手が自分の大きすぎる乳房を揉みしだき、乳頭を捏ね、体中の気持ちの良くなる部分を貪る感覚を想像する。
たちどころにプレシアは下着を湿らせ、はち切れそうな尻を波打たせた。
ゾクリ、と、その瞬間、女の肌を何かが撫でた。
「ひゃ! ユーノ君!?」
まるでプレシアの希望を聞き届けたかのように、ランドセルを背負ったユーノが寄り添っていた。
少年は無垢で、それでいて、それが為に、貪欲で無遠慮な愛撫でプレシアの尻を、背中を撫で、掴みきれない巨大な爆乳を下から持ち上げる。
「どうしたの、今日は……いつもより早いわね」
「はい。学校、早く終わったから」
ユーノは興奮も露わに頬を淡く染め、恥ずかしそうに見つめる。
理知的な美貌は少女のように繊細で、行為の淫靡さを想うと、ゾクゾクと背徳感が快楽を深める。
禁じられた遊戯ほど面白く、そして人を泥沼へ堕落させるものはない。
「良いですか?」
「ええ、もちろん」
控えめに聞いてくるユーノに、熟女は果てしなく淫らに、艶然と応えた。
子宮が疼く、ミルクを溜めに溜めた乳腺までじくじくと甘美な痺れを生んで体を焼いていた。
プレシアはエプロンの下の着衣を乱す。
全部脱ぐより、着たままするほうがユーノが興奮するのを知っているからだ。
谷間の奥にむりやりエプロンを挟み込み、だぷんっ、と重々しい揺れを生じて爆乳が弾んだ。
若いころの張りこそないものの、その分大きく、そしてしっとりと吸い付くような柔らかさを得た乳房だ。
既に先端は汗と母乳で薄く濡れていて、期待するように勃起した乳頭とぷっくり膨らんで段差を作る乳輪が綺麗なピンク色を見せる。
「大好きなおっぱいでシコシコしてあげるわね♡」
プレシアは聴覚を蕩かすような声で告げ、少年の前で跪くと、釣鐘型のロケットのような乳を持ち上げた。
既に何度もした行為に興奮しながら、ユーノはそそり立った硬い肉棒をプレシアの方に突き出した。
薄く濡れた乳房の谷間に、少年はおずおずと腰を沈める。
「うぁああ!」
歓喜と驚きの声。
少女のような悲鳴を上げながら、ユーノは腰を振った。
振って、振って、振りたくった。
それはもう生殖器の獣だった。
少年はぬめる熟女の爆乳の谷間で、これでもかと自分の肉棒を摩擦させ、汗と乳汁のローションに泡立てる。
小さな腰が肉にぶつかる、弾けるような音が、バチンッ、バチンッ、と居間に響き渡る。
自分の胸を必死に犯すユーノのくしゃくしゃの表情に、プレシアの心は甘美の極みだった。
「ユーノ君、可愛い♡ そんなに私のおっぱいを犯すのが良いの? 縦パイズリ、好き?」
「はい! 好き、大好きです! プレシアさんの、おっぱい……大きい牛みたいなおっぱい! 甘いミルクも、パイズリも……全部好きです! プレシアさん大好きです!!」
金髪を振り乱し、叫ぶユーノの告白に、プレシアは骨の髄までゾクゾクした。
なんという無垢で荒削り、純粋な愛欲の言葉だろう。
かつて娘を亡くした喪失感、夫に別れを告げられた孤独感、その全てが甘い恍惚に満たされていく。
同世代、あるいは成人した異性ではない、未成熟な少年と交わす、与える愛の悦びよ。
プレシアは母としての愛と、女として妻としての愛が融和する、一つの境地に至った。
まともな社会生活と倫理観の中では決してありえない形だった。
「だめ、でる……でるうう!」
やがてユーノが一層激しく小刻みに腰を揺すると、彼は果てた。
かなり濃く量の多い白濁が、プレシアの母乳と混ざってぶち撒けられる。
まるでブレンドミルクだった。
「ん、おいし♡」
「ひゃうう!」
プレシアは谷間で弾ける飛沫を舐め上げ、まだ硬く勃起しているユーノの亀頭にしゃぶりつく。
喉を鳴らして飲む精液はどんな甘露よりも美味だ。
膝が笑う、もう下着は失禁したように濡れていた。
プレシアは我慢できず、立ち上がるとスカートをずり下ろし、尻を晒した。
凄まじい尻だった。
たっぷり脂を乗せに乗せた、四十女の爛熟した肉尻だ。
大人でさえ一抱えあるほどでかい。
ユーノはその尻にしがみつき、まだ硬いものを割れ目に押し付けた。
「ん!」
「ああ!」
先端が触れ合っただけで声が出た。
しかしもっと大きな声と悦びが、ほんの数センチ先に待っていた。
ユーノが一気に腰を埋めると、二人の声はもう人のそれでない。
「あ゛ぁぁ♡ お゛♡ おほぉぉ♡ そう! そうよ! 突いて! 掻き回して! 子供チンポでめちゃくちゃにしてへぇええ♡」
「ぷれしあさん……ぷれしあさん! あ、ああ……あああ」
涙と唾液で顔をくしゃくしゃに歪め、腰を振るユーノ、犯されるプレシア。
突かれるたびに爆乳が千切れそうなくらい弾み、乳汁の飛沫を散らす。
少年は小さな指を目の前の巨大な尻に埋め、がっしりと我が身を固定した。
細い腰と尻をこれでもかと叩きつける様は、滑稽どころか、あまりに必死すぎて愛らしいほどだ。
二人が睦み合う様の異常さと、それゆえの淫らさは筆舌に尽くし難いものがあった。
親子ほど年の離れた女と少年が本気で発情して交尾を行うのだ、当たり前だ。
そんな家に、やがて小さな少女も帰ってきた。
「ただいまー。あ、ご飯の用意もうできてるんだ。おかあさん、お味噌汁温めておこうか?」
「え、ええ……あ゛ッ! ひゃぉぉ♡ お、おねがい、アリシア……おおぉぉ♡♡」
ユーノの腰振りに声を裏返しながら、プレシアは頷く。
愛娘はそんな二人の様子に少しも驚きも、嫌悪や好奇心さえ浮かべず、にこにこと笑顔で母の用意した料理を食卓に並べだした。
「プレシアさん……で、出ます……射精します!!」
「ええ、きて! 種付け……たねつけしてへぇええッっ♡♡」
ユーノが射精する、プレシアも同時に絶頂する。
飛沫を上げる精液と愛液、そして母乳が、汗と混ざって床へ零れた。
濃密な性臭は嗅いだだけでおかしくなりそうな凄まじさだった。
びくびくと痙攣し、深く尾を引くアクメの残滓に身を焼かれ、二人はしばしの間繋がったまま過ごした。
□
セックスを終え、食事を終え、今度は風呂の時間がくる。
当然それも淫靡なものだった。
「あ、あああ、あ゛ッ♡ お、おしり……ケツ穴、はひぃいいいッ♡」
プレシアは、普段の怜悧で冷たい美貌が嘘のように蕩けきった顔で吠えた。
何故なら、少年の小さな指が、彼女の尻から巨大なアナルビーズを抜いているからだ。
ちゅぽん、ちゅぽん、と、音を立てては直径十センチはあろう玉を尻から出す。
一つ一つが引っ掛かり、穴を広げては戻し、また広げて戻す。
たっぷりとローションを交えて開発されたアナルを清掃される気分は、膣や乳を責められる以上の背徳の快感があった。
「どうです、お尻綺麗にするの、気持ち良いですか?」
ユーノは無邪気なくらいの笑顔を浮かべて問いかけた。
片手はビーズの後端を握り引き出しつつ、もう片方の手は、壁に手をつき、シャワーを浴びるプレシアの濡れた白い巨尻を叩いていた。
ばちばちと尻を叩かれ、プレシアは被虐のマゾ快楽にすっかり身震いする。
「ええ、いいわ……いいわ♡ お、おしり……さいこう! お゛お゛ぉぉぉおお!」
ケダモノの声が出た。
ユーノの手が、残るビーズの先端を全て一気に引き抜いたのだ。
それまでの引き抜く動作がゆっくりしていた分、不意打ちになった快楽にプレシアは潮まで噴いてアクメした。
とうとう体を支えられなくなった熟女は尻もちをついて痙攣する。
しかしユーノは勃起した小さな、可愛らしいサイズのペニスを突き出した。
倒れたプレシアの、拡張されすっかり性器になったアナルに、ねじ込む。
「ひゃふうううっ♡ あ、ああ♡ だめ、おしりだめぇえ♡ 今、イッてるから……イッてる最中だから、あ♡ あ゛あ゛ッ♡」
ユーノは聞く耳を持たない。
下唇を噛んだ必死の形相で腰を前後させ、熱心に射精目掛けて突き進む。
満身に浴びるシャワーの飛沫にも負けぬ熱気が体を中から燃やした。
ぶるっ、と、体が痙攣。
ユーノは綺麗に洗浄されたアナルに、己の白い汚濁をぶち撒けた。
「あ、ああ……はひ♡ ひぁ♡」
深いアナルアクメに痴呆のような声を上げ、プレシアはひくひくと豊満な体を震わせる。
背後では、湯船から上がったアリシアが「先にでるねー」と言っていた。
□
夜の寝床、行為の激しさはここにその極みを迎えていた。
室内には濛々とあらゆる体液の渾然と混ざった汁気が湯気を生み、濛々と空気を煙らせる。
アリシアが潜り込んで寝息を立てる同じベッド、とてつもない大きなベッドの中で、熟しきった雌と青い少年は繋がっていた。
「あ、あああ! でてる! 濃いザー汁、ユーノ君の子種汁♡ チンポミルクでてる♡ でてるうう♡♡」
プレシアはがっしりと少年の腰を肉感的太腿で捉えながら、相互のアクメに叫びと痙攣を迎えた。
三度目の射精、だがどういうわけかユーノの精液は少しも薄くならず、量も変わらない。
ありえない事だ、それを不思議に想う気持ちは、浮かんでは消え、消えては浮かぶ。
「ぷれしあさん……ぷれしあさん、おかあさんッ」
ユーノはあまりの快楽に涙しながら、目の前でたぷたぷを波打つプレシアの爆乳に顔を埋めた。
母と呼びながら、犯しながらだ。
ぷっくりと段差を作っている大き目の乳輪と、ミルク滓のこびり付いた乳頭をまとめて頬張るように口に含み、吸い付く。
舌と歯が全てをめちゃくちゃにした。
痛いくらいの甘噛みと愛撫で、コロコロと弄り回される快感。
マゾのプレシアには、堪らなかった。
「あ゛あ゛ぁぁぁ♡ も、もう……なんてエッチな授乳、するのぉ♡ おっぱい、吸いながら……犯されるの……種付けされるの、良い! もっと……もっとしてへぇええ♡♡」
ウェーブを描く黒髪を乱し、プレシアはシーツを掴んでよがり泣く。
子への母の愛、母への子の愛、それが生殖欲求と混ざり合い、結合して摩擦していた。
少年の小さな尻が上下する度熟女は喘ぎ、絶え間ないアクメの炎が心魂を炙る。
やがて、宴も最高潮に達した。
一段と速く強く、必死になった腰使い、その瞬間が近い。
プレシアは手を伸ばし、少年の背中を抱きしめながら叫んだ。
「だして! だしてぇ! 私を貴女のママにしてえええ!!」
「~~ッ!!」
プレシアは甘美に蕩けた声を上げ、ユーノはしゃぶりついた乳首から母乳を嚥下しながら、共に絶頂の奈落へと落ちる。
精液は粘った汁気を膣と子宮にこれでもかと注ぎ、熟女はその法悦に戦慄く。
相互に噛みしめるアクメの味は、極楽だった。
「あ……はぁ♡ すきよ……だいすき、ユーノくん……♡」
プレシアはまだ必死に自分の乳に吸い付く少年の濡れた金髪を掻き抱く。
子供を甘やかす母の幸福、男を受け入れる女の満足感。
そのどちらも一度に満たすのは、堪らなかった。
たっぷりと吐き出される精液は今日何度目だろうか。
これほど濃いものを出されたら、いずれ本当に孕むだろう。
ユーノと自分の、子供……想像しただけでゾクゾクした。
「いいわ、産んであげる……いっぱいいっぱい、産みましょうね……私の赤ちゃん……♡」
喪失と孤独の冷たさを癒やすものは何か。
女にとってそれは新たな受胎に勝るものはない。
プレシアは無上の幸せの中、ユーノを無限に受け入れた。
そしてユーノもまた、そんな彼女の愛を受け、どこまでも己を満たした。
やがて絶頂の余韻の中、二人は眠る。
夜が明け目覚めればまた今朝と同じようにまぐわう。
それがいつまでも続くのだ。
変化といえば、季節によって、春は桜の下、夏は海、秋は紅葉、冬は雪の下ですることがあるくらいだ。
二人は無限地獄のような天国に、理性も倫理もない喜悦の中、溶けた。
□
高町なのははその日、管理局の本局施設にいた。
本局内部でも極めて厳重な警備に守られ、五つもの検問を通らなければ入れない区画だ。
当然、受け入れるのは局員だけで、デバイス類も没収される。
危険な古代遺失物の研究保管セクションである。
一歩間違えば惑星規模での損失や災害を引き起こしかねないテクノロジーの仔細な検分を行う場所なのだから、当然といえば当然だろう。
はっきり言って面倒を極める煩瑣なセキュリティを抜けるのも、もう面倒と認識していなかった。
なにせ十年も繰り返してきた事だ。
最初の頃は毎日のように、徐々に回数は減ったが、今でも月に三回か四回は訪れる。
「ああ、高町一等空尉。どうぞ」
顔なじみになった研究員は最後のセキュリティチェックをして、なのはを通した。
顔見知りでも検査は常と変わらないあたり、彼らの高い職業意識を物語る。
通された先は、無骨な金属剥き出しの小さな部屋。
中央にはテーブルの上に固定され、鎮座する、こぶし大の宝石があった。
なのははしばらくその宝石を眺め、悲しみとも悔しさともつかぬ表情を浮かべたあと、囁いた。
「久しぶり、ユーノ君、プレシアさん。二週間ぶりくらいかな」
挨拶すると、なのははぽつぽつと語りだした。
些細な日常の事であり、事件の事だったり。
今日報告したのは、最近養子にしたヴィヴィオという少女の事だ。
やがて語るべきこ事を語り終えると、室内には重く淀んだ沈黙が落ちた。
押し黙り、見つめるなのは。
金属の壁に吸い込まれ消えそうな小さな声が、ふと零れた。
「ユーノ君は、まだ出てこれないかな」
この宝石の中にユーノがいる事を思うと、なのははいつも決まってこの言葉を告げる。
期待と、それが叶う事のないのを悟った諦観と共に。
十年前のジュエルシード事件、あるいは、プレシア・テスタロッサ事件。
その最後の最後、崩壊する時の庭園内部で起きた『ジュエルシードの共鳴暴走』が事態を本来あるべき道から逸脱させたのだ。
ジュエルシードは、それまでのあらゆる観測や論理を離れ、融合して暴走状態になった。
眩い閃光の触手に囚われ、プレシアとユーノ、アリシアの遺骸は吸収され、最後に残されたのは、この宝石だけ。
当然、管理局の科学班はこの物体を徹底的に調べに調べ尽くした。
当代の魔法科学の権威達、人類最高峰の知性を誇る学究の徒が寝食を忘れて調査したその結果が、解析不能、である。
間違いなくユーノとプレシアはこの中に入った、それはあらゆる目撃証言から一致する見解である。
しかし、融合したジュエルシードの中では空間も時間もあらゆるものが現世との関係性を永久に隔絶されており、二人を救い出す事はできない。
心理学を修めたある人物は、親のいないユーノと子供を失ったプレシアの心理的な弱さ、孤独感が合一した結果ではないか、と推論を出したが、そんなものはあくまで憶測に過ぎないしそうであってもなんの解決にもならなかった。
そして、この融合ジュエルシードの宝石は、今もこうして保管部の一角で静かに眠っている。
今でもたまに、記憶が凍りつかないようにとばかりに、研究者が調査する事もあるが、おそらく探求は永久に報われないだろう。
「……」
なのはは無言で立ちすくんだ。
ユーノはなのはに取って、親友であり師匠のような存在だった、彼がいなければ今の自分はいなかったろう。
会いたい、そう願う心が、今では随分薄れてしまっているのが辛かった。
時間という優しくも残酷な癒やしの為に、なのははもう心の中で諦めがついてしまっているのだ。
フェイトでさえ、実母の事をどこかで踏ん切ってしまっている。
それでもここに来るのは辛いのか、あまり足を運ぶ事はなかった。
ひとしきり沈黙を噛み締めた後、なのはは淋しげに笑った。
「じゃあ、またね」
そう言い残すと、美しく育った少女は踵を返し、部屋を後にした。
照明の落とされた部屋の中、宝石はこの十年変わらなかった無の表情のまま完結していた。
この十年がそうだったように、これから来る百年を、千年を、そうして過ごすのだろう。
時の終わるまで、ずっと、いつまでも。
爛れた楽園を身に秘めて。
終幕