夕刻、奉仕部部室にて。
いろは「せんぱーい。やばいですやばいですやばいんですぅ~」
八幡「おう、そうか。」
いろは「そうか。じゃないですよぅ~!こんなに可愛い後輩が助けを求めてるのに冷たくないですか~?」
八幡「何それ?助け求めてたの?つか他あたれ。俺は読書で忙しい。」
そう言うと一色はぷくっとふくれた。何それ可愛い。
いろは「読書と可愛い後輩どっちが大事なんですか~?」
八幡「断然読書だな。天秤にもかからん。」
いろは「ひどっ!もういいです。勝手に話しますから聞いて下さい。」
八幡「勝手に話すのになぜ聞かなきゃならん?それ普通に俺が話し聞いてることになってるよね?」
いろは「あのですね・・・」
え?俺の話し聞いてた?何当たり前みたいに話し始めてるのこの子?
いろは「ちょっと聞いてます?」
八幡「はぁ・・手短に要点だけまとめて話せ。」
いろは「はい!そういうせんぱいの優しいところは評価に値します!」
八幡「そういうあざといのいいから早くしてくんない?」
いろは「むー。えっとですね・・・そのー、なんといいますか・・・」
八幡「帰るぞ。」
いろは「ちょ!ちょっと待って下さい!」
一色は少しモゾモゾしながらスゥーっと息を吸うと。
いろは「・・・せんぱい!せんぱいは・・・お、お、オナニーってしますか!?」
世界が止まった。
突然何言い出しちゃってるのこの子?
あれか、これが俗に言うドッキリってやつ?
みんな隠れて俺の反応を伺ってるのかしら?
八幡「・・・帰る。」
いろは「ま、待って下さい!いつもはふざけてますけど今回のは真剣なんです!」
いつもふざけてんのかよ。
八幡「いや、それ異性に相談するのおかしくね?」
いろは「せんぱいしか頼れる人いないんですよー・・・」
八幡「いやいや、同級生とか由比ヶ浜とか雪ノ下とかいるだろ。」
いろは「いやー、同級生とは仲ビミョーですからねー。ほら私可愛いから。」
八幡「自分で可愛いって言うようなヤツだからな。」
いろは「それに、結衣せんぱいには笑ってごまかされて、雪ノ下せんぱいには家畜を見るような目で見られるし・・・」
脳内再生余裕でした。
いろは「だからせんぱいしかいないんです~!お願いですから聞いて下さいよぉ!」
八幡「後輩とそんな恥ずかしい話し出来るか!」
いろは「大丈夫です!これはいやらしい話しではなくて人体についての話しですから!」
いきなりエロが哲学になっちゃいましたけど?
いろは「それでせんぱい。お、オナニーってしますか?」
八幡「ノーコメントだ・・・」
いろは「ずるいですよ!こっちは恥ずかしいのを我慢して聞いてるのに!」
八幡「こっちだって恥ずかしいのを我慢して聞いてやってるんだ!」
いろは「むー。では・・・」
いろは「せんぱぁい・・・?せんぱいってぇ・・。オナニー・・・しますかぁ?」
とびっきり甘く潤んだ瞳で一色が問いかけてくる。
八幡「その言い方やめろ!」
ジッと一色は艶っぽい表情で見つめてくる。
八幡「はぁ。・・・あぁしてるさ。俺も男だ。そもそもアレをしない男子など存在しない。」
いろは「ち・・!ちなみに週何回くらいしますか!?」
八幡「・・・答えなきゃダメか?」
いろは「ここまできたら一緒ですよ?」
八幡「・・・週1~2回くらいかな。」
ほんとはもっとしてます!ゴメンナサイ!
いろは「・・・それが普通なんですか?」
八幡「いや、わからんが、するヤツはもっとするんじゃないか?」
いろは「・・・毎日??」
八幡「そりゃ世の中にはいるだろうな。」
いろは「・・・せんぱいは毎日できますか?」
八幡「いや、俺そこまで変態じゃねぇし。」
いろは「・・・~か?」
一色が小さくつぶやく。
八幡「え?何だって?」
一色は大きく息を吸い込み叫ぶ。
いろは「じゃあ毎日する私は変態ってことですか!?」
言葉が出なかった。
いろは「・・・やっぱり。・・・やっぱり私は変態だったんですね・・・」
グスグスとすすり泣く一色。
八幡「え?何?話しがみえん?」
いろは「ぐすっ・・。せんぱいに相談っていうのは私が変態なのかどうかっていうのが聞きたかったんです・・・」
八幡「・・・毎日か?」
いろは「・・・はい。」
八幡「あ~、あれだ。俺が変態って言ったのは大人になってから毎日するのはって意味合いで、その・・なんだ・・・。思春期で年頃なんだし別に変態というか、その・・おかしい話しではないんじゃないか?」
いろは「・・・ホントですかぁ?」
八幡「あ、あぁ!俺の名にかけてもいい!」
いろは「なんの効力もなさそうですね・・・。まぁ無理になぐさめさせてしまってすみません・・・」
ばれてーら。
いろは「最近おかしいんですよぉ・・・なんていうか・・・衝動を抑えきれなくって。」
八幡「・・・」
いろは「中学の頃はたまにちょこっと弄る程度だったんですよ?」
八幡「・・・」
いろは「中2くらいで初めてオナニーして、最初は怖くてあまりしなかったんです。」
八幡「・・・」
いろは「中3の頃には多少慣れてきて、興味も出てきて回数は増えたんです・・・」
八幡「でも毎日するほどではなかったと。」
いろは「そうなんです・・・」
八幡「じゃあ何か?高校に入ってから何か変化があったのか?」
驚いた様子で一色はこちらを見てくる。
八幡「・・・なんだよ」
いろは「・・・意外です。せんぱいは乗り気じゃないと思ってたので、そういう風に質問をしてきてくれるとは思いませんでした。意外です!」
八幡「意外って2回言ったよね?つうかさっきお前も言ってたじゃねえか。」
いろは「??」
八幡「・・・ここまできたら一緒なんだろ?解決する自信はまったくないがな。」
いろは「ふふっwやっぱりせんぱいは優しいですねw」
いろは「あっ!もしかしてそうやって甘い言葉を使ってくどいてるんですか?少し、いやかなりキュンキュンきましたが傷心の後輩につけこんでる感が半端ないので待ってますから出直して来てください。」
八幡「・・・」
いろは「え~・・・おほん!・・・話しの続きいいですか?」
八幡「・・おぅ」
いろは「毎日するようになった経緯なんですけど・・・」
八幡「・・・」
いろは「実は中学の時ってオナニーで・・・そのぅ・・・」
八幡「あーあれか・・・絶頂的な・・・」
いろは「せんぱい話し早くて助かります・・・」
いろは「絶頂的な・・・その・・イったことがなかったんです・・・」
いろは「あ!存在は知ってたんですよ?でもいくら弄っても中学の時はよくわからなくて・・・」
八幡「それで高校の時に初めて絶頂を迎えて歯止めがきかなくなったと・・・」
いろは「いや~・・・まぁそうなんですけど・・・」
八幡「・・・?」
一色が言葉を濁す。
いろは「・・・あの、せんぱいはどういう風にオナニーします?」
八幡「言えるか!」
いろは「な、なんとなくはわかるんですよ!?」
八幡「てかなんでそんなこと聞くんだ?なんの関係がある。」
いろは「・・・」
八幡「・・・お前のやり方が”特殊”ってことか・・・」
いろは「・・・ほんとに話し早くて助かります・・・・。」
いろは「せんぱいは右ききですよね?」
八幡「そうだが」
いろは「じゃあきっとせんぱいは右手でせんぱいのおちん・・をシ、シコシコしてると思うんですけど・・・」
八幡「恥ずかしいなら濁せよ!わざわざ生々しく言わんでいい!」
いろは「・・・その時左手ってどうしてます?」
八幡「ん?特に役割はないが・・・」
いろは「べ、別のところさわったりしないですか・・・?」
八幡「いや、特に・・・」
いろは「話しの早いせんぱいならなんとなく察しがついてると思うんですが・・・」
八幡「お前・・・まさか尻ry」
いろは「ち!違いますよ!!私そこまで変態じゃ!いや、変態ですけどそうじゃなくて!」
八幡「落ち着け。じゃあお前はどこをさわるんだ?」
いろは「もしかしてせんぱい私の口からえっちな言葉言わせようとしてません?」
八幡「では話しが進まんから俺は帰らせて・・・」
いろは「う!嘘!冗談ですよ~!」
いろは「・・・えとですね・・・」
八幡「・・・」
いろは「・・ち・・・」
八幡「・・ち?」
いろは「その・・あの・・ち、ち・・乳首を少々ですね・・・。いや少々というか割とがっつりというか・・・」
八幡「割と思わせぶりだったが普通だな。俺はてっきり尻ry」
いろは「わー!わー!」
いろは「・・・普通ですか?」
八幡「普通じゃね?割と多いんじゃないか?」
いろは「せんぱいはどうなんですか?」
八幡「何が?」
いろは「乳首ですよ。感じたりしませんか?」
八幡「俺は触らんからわからん。」
いろは「で、ですよね!」
いろは「・・あの私乳首がどうも性感帯らしくて・・・」
八幡「いや、お前の性感帯情報などいらん。」
いろは「ひどくないですか!?」
八幡「・・・」
いろは「・・あれは高校に入学した最初の日でした・・・。」
いきなり回想はじまっちゃった!
いろは「あの日私は寝る前に布団で本を読んでたんです。あ!エロ本じゃないですよ?女性誌です。」
八幡「聞いてねぇし」
いろは「その女性誌にたまたまえっちな特集がしてて・・・その、性感帯のアンケートっていうか・・・」
いろは「まぁ、やっぱり上位はクリ・・とか膣内・・・とか。あとお尻ってのも少数派ではあったけどありました・・・」
八幡「・・・だから無理して言わなくても・・・」
いろは「・・それでその中に乳首ってあったんです。」
いろは「その時の私って結構焦ってて、なんていうかイッたことないことに劣等感を感じてたというか・・・」
八幡「高校生にもなってイッたことがないことを周りに知られるのが嫌だったと。」
いろは「その通りです・・。それで一度試してみようって思ったんですよぉ。」
いろは「さすがにお尻とかは怖かったんでオーソドックスに乳首にしてみようと思ったんです。」
いろは「今まではアソコをさすったりするくらいで、胸はさわらなかったんですよねー。」
いろは「それでいつも通りベットに寝そべってアソコを・・いやクリを弄り始めたんです。」
八幡「・・お前吹っ切れただろ。」
いろは「なんかだんだん恥ずかしくなくなってきました・・・」
いろは「なんだかんだでアソコを弄ってて、まぁここまではいつも通りですよね。」
いろは「気持ちいいんだけどそれ以上先に行けないモヤモヤした感じで。」
いろは「それでまずは胸をさわってみたんです。」
いろは「なんかオナニーしてる時にさわったら、お風呂で体洗ったりする時と違って妙にムズムズするというか・・・」
いろは「まぁぶっちゃけ気持ち良かったです!はい。」
ぶっちゃけるなー。
いろは「これはもしかしたら初めてイけるかも!ってワクワクしてたんです。」
いろは「良し!と思って思い切って乳首を摘まんでみたんです・・・」
いろは「そしたら・・・」
八幡「そしたら・・・?」
いろは「すごい快感で・・・なんていうか・・・もう夢中で乳首弄ってました・・・。」
いろは「あれだけイけなかったのに1分と経たずに初めてイキました・・・」
八幡「それから止まらなくなったと・・・」
いろは「はい・・・。それからはもうお猿さんのように発情しまくってオナりまくりでした・・・」
八幡「まるで水を得た魚だな。」
いろは「ところがですね。ある日気づいたんですよぉ。」
八幡「??」
いろは「あっ・・私毎日オナってるって。」
八幡「自覚なかったのか!?」
いろは「ホントに毎日夢中になりすぎて全然気づいてなかったんですよぉ。」
八幡「それで今に至ると・・・」
いろは「いえ、まだあるんです」
八幡「!?」
いろは「実はまだ気づいたことがあって・・・」
八幡「まだぶっこんでくるのか・・・」
いろは「なんか毎日オナってることに気づいてこれはやばいって思った訳ですよ。」
いろは「それで禁欲しようと思ってオナニーを数日やめたんです。」
八幡「でもやめられなかった。」
いろは「そうです。そこでやめられるなら相談なんてしてませんから。」
いろは「禁欲生活のせいでもっとひどい状況になってしまったんです・・・」
いろは「禁欲3日目でした。もうずっとムラムラが止まらなくて・・・すっごいイライラしたんですよ!」
いろは「それで無意識のうちに服の上から乳首をさすってたんです。」
八幡「それはひどいな・・・」
いろは「・・・しかも授業中にです・・・・」
八幡「・・・もっとひどいな」
いろは「まぁ声は出さなかったので気付かれはしなかったんですけど・・・」
八幡「けど?」
いろは「私授業中に乳首弄ってる!って気づいてから禁欲のせいかどうでもよくなっちゃって・・・」
いろは「寝てるふりして両方の乳首をクリクリ弄ってたんです。」
いろは「なんか授業中で周りに人がいるのにって思ったら妙に興奮しちゃって・・・。」
いろは「それでイッちゃいました。」
八幡「!?」
八幡「授業中にか!?しかもそれは・・・」
いろは「そうなんですよぉ~・・・。」
いろは「私乳首だけでイッちゃったんです・・・。」
いろは「最初に毎日するって言いましたけど実は1日最低3回ずつはしてるんです・・・」
いろは「まず寝起きに1回。これはアソコと乳首を刺激してます。1分ほどでイけるので遅刻はしません。」
八幡「・・・」
いろは「それで授業中に1回。これは主に乳首のみです。ばれないように指でこすったり、ボールペンで刺激してます。」
いろは「1度だけこそっとパンツの中に手を入れてオナろうとしたんですが声が出そうで断念しました。」
八幡「当たり前だ」
いろは「あとは昼休みにトイレで1回。これも声を殺すために主に乳首のみです。」
いろは「でもトイレだと直接弄れて、尚且つ激しく刺激してもバレないから声我慢するのがすごい大変なんですよぉ!」
八幡「知らん!」
いろは「後は寝る前ですね!あ、これじゃ4回か・・・」
八幡「・・・」
いろは「・・・やっぱりおかしいですよね?」
八幡「・・・ほんとは・・・」
いろは「???」
八幡「ほんとは適当にお前が納得するように慰めるつもりだったんだ。」
いろは「適当に・・・せんぱいは相変わらずストレートにものを言いますね。」
八幡「でも気が変わった。」
いろは「え?」
八幡「別に毎日しようが乳首が好きっていうのは構わん!」
八幡「そういう人がいても俺は変態とは呼ばん!」
八幡「でもな・・・学校ではやめろ!そのうちひどい目にあうぞ!」
いろは「・・・」
八幡「お前の為にはっきり言ってやる。」
八幡「お前は”変態”だ!」
いろは「っ・・・!」
八幡「お前は誰かが止めてやらんといかん。お前が俺にしか相談できないというなら止めるのは俺の役目だ。」
八幡「お前を生徒会長に就かせたのは俺の都合だ。だから正直罪悪感はある。」
八幡「でもお前は俺を頼るところもあるがちゃんと生徒会長をやれてる・・・と思う。」
八幡「だから皆の上に立つものとして自覚してほしい。ダメなものはダメだと。」
いろは「・・・」
八幡「お前がこれからも奉仕部に来たいというなら。由比ヶ浜や雪ノ下と変わらぬ関係を続けていきたいなら。」
八幡「変わらなきゃダメだ。」
八幡「・・それに。」
いろは「??」
八幡「お前は気づいてないと思うが、この話しをしている時のお前の表情がヤバい。」
一色は頬を赤らめ、瞳を潤ませ、妖艶な笑みをこぼしていた。
本人はまったく自覚がなかったのだろう。
口からはすぐにでもヨダレが垂れそうな勢いだ。
すぐさま一色は手鏡で自分の顔を確認する。
いろは「へっ!?あれっ!?私・・なんでこんな表情・・・!」
いろは「これじゃまるで話すだけで興奮したみたい・・・」
八幡「・・・」
いろは「・・・」
八幡「そんな表情他のやつには見せるな・・・」
いろは「せんぱい?心配してくれてたりします?」
八幡「当たり前だ。俺は腐ってるが心配くらいはできる。」
八幡「・・・」
いろは「今のは・・・」
八幡「??」
いろは「せんぱいの今の話し本当にキュンキュンきました・・・。」
いろは「わかってるんです。自分が変態だってことくらい。学校ではしちゃダメだって・・・。」
いろは「期待してたんだと思います。」
八幡「??」
いろは「きっとせんぱいなら叱ってくれるんじゃないかって・・・」
いろは「ん~?そうじゃない・・・うん。そうじゃないです。」
八幡「??」
いろは「確かめたかったんです。せんぱいが私のことをどう思っているのか・・・。」
いろは「もし叱ってくれなかったらせんぱいの中の私はただの後輩なんだと思います。」
いろは「でもせんぱいは叱ってくれた・・・。それって少なからず私のこと見てくれてるってことですよね?」
いろは「それがわかっただけで私すごく嬉しいです!」
八幡「・・・そうかよ」
いろは「はい!オナニーしてて良かったです!」
八幡「・・・お前反省してないだろ?」
いろは「してます!すっっごいしてますよぉ!」
八幡「・・ならいい。」
いろは「せんぱい!」
八幡「ん?」
いろは「私学校でオナニーはもうしません!」
八幡「そうか」
いろは「でもですね。急にやめるとなるとすっっっごいストレスになると思うんですよぉ?」
八幡「・・・」
いろは「だからストレスを解消しないといけないんです!」
八幡「・・・」
いろは「・・・せんぱい。聞いてます?」
八幡「嫌だ・・」
いろは「何がですかぁ?」
八幡「・・どうせ何か頼みごと言うつもりなんだろ?」
いろは「さすが話の早さに定評のあるせんぱいっ!」
八幡「・・・」
いろは「ではストレス発散で明日デートしましょう!」
八幡「なんでそうなる。」
いろは「では明日9時に駅前集合で!それではせんぱい今日はありがとうございました!」ペコッ
それだけ言い残すと足早に部室から出て行った。
え?俺行くって言ってませんけど?