※この作品はR-18です。

IF~インフィニット・ストラトス~   作:アブソリュート

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第一章[原作一巻分]
プロローグ「織斑一夏」


インフィニット・ストラトス

 

それは本来宇宙での活動を目的として製作されたパワードスーツである。その能力は、既存の平気をはるかに凌駕するモノである。

しかし、この兵器にはある条件を持った人しか操ることができなかった。

 

『ISは女性にしか起動しない』

 

これは、世界の常識であるがそれを覆した例外が存在していた。

それは織斑一夏という人物であった。女性にしか扱うことができない。『IS』を世界で唯一動かすことのできる男性となっている。だが、表向きはそうなっていた。実際、織斑一夏という人物は存在していた。

ある事件が境に彼の生活は変わってしまった。そう―――織斑一夏という男性は存在しなくなり女性として誕生した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 私、織斑一夏は中学三年。受験真っ只中だった。

 私が受けようと思っているのは、自宅から近く、学力真ん中、学園祭が毎年あるという私立藍越学園。特に何がいいかというと、私立なのに学費が安く、就職率が高いからである。

 なぜこの学園を選ぼうと思ったかというと、私の姉織斑千冬を楽させようと思ったである。うちの両親は私たちが小さい頃、子供二人を捨ててどこかに行ってしまった。そのせいで年の離れた姉が養ってくれていた。正直なところ長年そのことには引き目を感じている。本当は私が中学を出てすぐ働こうと思いそのことを話すと―――。

 

 「……お願いだ。そんなことは言わないでくれ。私はお前が普通の生活をしていてくれば嬉しいんだ」

 

 姉の顔がひどく悲しそうであり、泣きそうな表情をしていた。その表情をしていた姉を見て私は何も言い出すことができなかった。

 そんなことで私はこの私立藍越学園に合格するために猛勉強した。とはいっても私の成績はそれほど悪くなく学年順位は上位のほうであったため、模試の判定はA判定である。

 けれど、姉のことを思うと失敗は許されないと思い一生懸命やった。

 

 「……はやく楽させてやりたいな」

 

 そんなことを思っていたらいつの間にか目的地についていたみたいだ。私は会場に入り会場の人の指示に従い言われた道へ歩くと……自分以外の人がいないことに気づいた。

 

 「……あれ? 道を間違えたかな」

 

 来た道を戻ろうと思ったとき、ある個室に鎧に似た物体が置かれていた。

 

 「……あれはIS? 何でこんなところに」

 

 私は不思議だと思いながらもISに近づいて行く。

 

 「これが使えれば千冬姉たちを守れるのかな……」

 

 そんな淡い希望を持ちながらISに触れると。

 

 「ッ!?」

 

 突然あたり一面に光を放ち、目を開けてみると……。

 

 「うそ、だろ」

 

 いくら自分が女性だからとはいえ元男性でもあるし、ISには自分は無関係なことだと思っていた。そしていったい何が起きたのか事態を把握できていない時、廊下から職員の人たちが走ってきて私の姿を見て驚いていた。

 私の制服は女子のではなく男子だったため周りの職員たちがどこかと連絡をとっており、事態についていけない一夏であった。

 こうしてIS初の男性ということが世界に発表された。そして時は過ぎ、IS学園の入学式が始まる数時間前に至る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「……一夏、朝だぞ」

 

 「……あぁ、おはよう、千冬姉」

 

 呼ばれた声で目を覚ますと、黒いスーツを着込んだ姉、織斑千冬がいた。凛としていて、女の人でも惚れてしまうというその立ち方は今日もすごく綺麗だ。

 

 「今日はIS学園の入学式だぞ。早くしろ」

 

 顔は不機嫌そうながらもかけてくれる声は優しさを感じさせる。

 

 「これから私は始めて乗った男としていくのか」

 

 ふと思いそのことを口に出すと千冬姉が顔をうつむかせる。

 

 「……すまない、私のせいで一夏がこんな目にあってしまって」

 

 「別に千冬姉のせいじゃないよ。私が気をつけていなかったのがいけないんだから」

 

 「だが、お前はこれから男として通うんだぞ!? 本当は女性なのに無理やりさせられているんだぞ!」

 

 「そうはいっても実際、高校受験のときにも男子の制服だったんだからね。仕方ないよ。どの道男じゃないっていうことは、ばれていたと思うよ」

 

 「だが、お前はあまり女子の制服を着たくはなかったのだろ?」

 

 「うん……あの事件以来、女であることを主張することができなくってね」

 

 あの事件とは第二回モンド・グロッソ大会のことである。

 あの時、私は千冬姉を応援するためドイツまでやってきた。その頃の私はまだ男性であったのを憶えている。ISが女子中心なのか、スタッフ観客どもにほとんど女性で占められていた。男性があんまりいなかったので少し窮屈に感じたが、姉のことを思えばそんなことは気にならなかった。

 決勝戦まで順調に進んでいった姉を見て興奮してしまった。そのため周りのことが見えていなかったのだろう。

 決勝戦間近に私は『何者』かに誘拐されてしまった………。

 

 

 

 

 

 

 私が気がつくと大の大人たちが私を囲んで見下ろしていた。

 

 「お、やっと目を覚ましたか」

 

 一人の男が私に声をかける。私は体を動かそうにも体中痺れてうまく動かすことができなかった。

 

 「おっと、逃げようと思っても無駄だぜ。かなり強力な麻酔薬を使ったからな」

 

 そう言いながら男はあるものを持ってこちらに近づいてきた。

 ――――注射器だった。

 

 「ほんじゃまぁ、こちらも仕事なんでね、悪く思うなよ」

 

 そういって私の首元に注射器を当てる。するとすぐに私の体に変化が訪れた。

 

 「―――――――ガアッ!!」

 

 体中が悲鳴を上げた。ありとあらゆる部分の骨が音を立てて私の体が変化していく。とてもじゃないが正気ではいられないほどの激痛が私に襲い掛かった。

 しばらく経つと体の痛みがなくなった。とてもじゃないが体を動かせる体力が残っていなかった。私の周りにいた男たちが驚いた声を上げていった。

 

 「これはびっくりだぜ!本当だったんだなこの薬の効果は!」

 

 そう言って男は私に鏡を見せてきた。私は信じることができなかった。今、鏡に写っている姿が自分だと思い込みたくなかった。

 だってその姿は―――千冬姉とそっくりの人物が写っていたから。

 

 「・・・・・・え?千冬姉?」

 

 短かった髪は腰までつかり、胸は千冬姉より少し小さいぐらいである。肩幅は女性とほぼ同じ。目元はつりあがった目つきをし、体は華奢な体つき、何より男性についているモノを感じ取ることができなかった。

 

 「まさかあのブリュンヒルデの顔とそっくりなんてな。これはいいもんが手に入ったな」

 

 「どうします?このままやっちゃいますか?」

 

 「そうだな・・・・・・連中が来る前に一発やるか」

 

 男たちは一夏の服を破り女性特有のある胸を無理やり出されてしまった。

 

 「お、あのブリュンヒルデほどじゃねぇがなかなかイイモン持ってんじゃねえか」

 

 男は一夏の胸を乱暴に掴み取りそのままこねくり回すのであった。

 

 「――――ッ! んんぅ! んん、はぁ……!」

 

 声を押し殺すのに精一杯だった。

 

 まだ味わったことがない胸を乱暴に扱われ、声を出して男たちを喜ばせないように必死に耐える一夏だったが、また女としての喜びも感じてしまったのである。

 

 「いいねぇ、あのブリュンヒルデも男の前だとこんな感じなのか?」

 

 「ん……はぁ! そ、んなこ、と、知るかよ……あぁ!?」

 

 抵抗の意志を見せようとしていたが急に一夏の秘部に指を入れられたのだった。

 

 「うおっ! すげぇ!! 中が結構キツイぜ!!」

 

 男は一夏の膣内をくちゅくちゅとかき回して十分に濡らしていく。

 

 「――――ッ! はぁ……あん!? や、やめ、ろ!!」

 

 「いいじゃねえか。気持ちいんだろ?」

 

 「気持ちよくなんか……ああっ!!」

 

 一夏は男の指と胸をいじられたせいで軽くイッてしまった。

 

 「膣内の締め付けがキツいな! じゃあやらせてもらうぜ」

 

 男はズボンを脱ぎ一夏の膣内に肉棒を、入り口にあてがうと……そのまま中に押し込んだ。

 

 「ああああぁぁぁっ!?」

 

 目の前が真っ白になった。痛みと快感が同時に一夏に襲い掛かった。

 

 「入れただけで絶頂を迎えたか。中もいい締まり具合だし、とんだ淫乱な奴だな!」

 

 男は一夏の膣内を肉棒で突き上げ肉壁を擦り上げる。余っている手や口を使い胸を揉み、胸の突起を舐められ、吸われ、甘噛みされる。そんな攻め方をされ一夏は我慢できなくなり声を喘ぎ上げる。

 

 「はぁああっ! や……あ……んあぁあああ! あぅ……んあぁ!」

 

 「へへっ! いい声で鳴くじゃねえか。それじゃ、記念の一発だ!!」

 

 どびゅるびゅるびゅるどぴゅるぴゅ――ッ!!

 

 「ああああっあぁぁああぁあああああああ―――っ!!」

 

 「うおっ!? すげぇ締め付けだぜ!」

 

 男は一夏の膣内に精液を一滴残らず吐き出していった。

 

 「はぁ、はぁ、はぁ……」

 

 「ふぅ、こりゃなかなかな奴だったぜ」

 

 男は一夏から肉棒を引き抜くと愛液と精液と処女膜を破った血が一夏の膣内からあふれ出てくる。

 

 「へへっ、次は俺の番だぜ!」

 

 余韻に浸っていた一夏の前に次の男がやってくる。そしてまた犯されていったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 どれだけ時間が経ったのだろう。男たちは一夏のありとあらゆる部分を犯した。口、顔、髪、肛門内、膣内といった部分が白い液体で覆われていた。もはや意識が朦朧としていて助けを呼ぶ力も残っていない様子だった。

 今の一夏は男たちの慰め者となっていた。男たちがもう一回、一夏を犯そうとした時。

 

 ドカンッ!!

 

 突然、警報が鳴り響いたと同時に男たちは酷く焦っていた。その瞬間、扉を無理やり専用機のISでこじ開けた姉の姿が現れた。

 

 「一夏っ!!」

 

 私の姿を見た瞬間、姉の表情がこれほどまで見たことがない憤怒の色に染まっていた。

 

 「貴様らぁああああああっ! 一夏に何をしたあああああぁああぁぁああああ!!」

 

 ISをまとっていた姉は辺り一面の男たちに攻撃をしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 気がつくと周りの男たちの声は聞こえない。朦朧とした中、一夏は姉の顔を見ると……姉は大泣きしていた。

 

 「一夏ぁ!! どうして、どうしてお前がこんな目に!!」

 

 泣きながらも千冬は一夏のことを強く抱きしめた。

 

 「何故、こんなことに……。こんな姿になってしまって……」

 

 千冬は決勝戦を辞退して一夏のことを助けに行った。決勝戦は不戦敗となり、大会二連覇を果たせなかった。誰しもが千冬の優勝を確信していただけに、 決勝戦棄権という大きな騒動を呼んだ。

 一夏の誘拐事件に関しては世間的には一切公表されなかったのだが、事件発生時に独自の情報網から一夏の監禁場所に関する情報を入手していたドイツ軍関係者は全容を大体把握している。そして千冬はそのドイツ軍からの情報によって一夏を助けたという『借り』があったため、大会終了後に一年ちょっとドイツ軍IS部隊で教官をすることになった。

 その後の一夏の人生は暗いものであった。事件から女性となった一夏に対する態度や友達関係は表向きではいつもどおり振っていたが、時には女性だとわかったら脅されたり強姦されたりもした。

 それでも、ここまで頑張ってこれたのは、今中国にいる幼馴染や信頼できる男友達だった。何より一番の支えになっていたのは姉であり、肉親でもある千冬の存在だった。一番苦労をしていて、夢であったモンド・グロッソ優勝二連覇を捨ててまで助けに来てくれた姉のことを思えば頑張ってこれた。

 

 そして現在に至る。

 

 「……あのときはすまなかった。もっと早くに助けに行ってれば」

 

 「ううん、あれは千冬姉のせいじゃないよ。私が注意していなかったのが原因だし……」

 

 「そんなことはない! あの時、私がもっと気をつけていれば!」

 

 「そんなに自分を責めないで、大丈夫だから。それよりも、もうすぐ入学式が始まるから行こ」

 

 「……ああ、そうだな。一夏、今度は守ってやるからな」

 

 「ありがとう。だけど、私も誰かを守れるように強くなるから。いつか、千冬姉を守れるほど強くなるから」

 

 「ああ、楽しみにしているぞ一夏」

 

 そうして二人はIS学園へと行くのだった。




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