ゆっくりと、覚醒していく・・・・
自分の身体を自覚しながら、
・・・―――――問わなくても、ね?」
声のする方へ、顔を向けた。
――――――――――――!?
真っ白な空間に大きな石版?と、・・・透明人間?みたいな者が、なにやら両手を広げて見せていた。と、その見せているであろう相手へ、視線を向けた。
・・・・えっと、制服を着た少女(多分、自分と同じぐらい)。無表情であった顔が、ハッ!と為るも、みるみる怒気が、上がっているようだ。
―――――――――――――よりにも拠って、何故わたしを選んだんだ!!。 寝かせろっっ くそっ!
(・・・・コワッ! 何に怒っているのか、知らないけど・・・)
イライラしながら、彷徨いている。
(こいつに(八つ)当たったって、意味は無い)
「・・・ッチ」
・・・・思わず引いてしまった。 大きな石版?を睨み付ける彼女。――――彼女なら、どんな世界でも生きて行けそうな気が・・・。
「どんな世界にも、行けるんだよね?」
(・・・ゑ?
どういうことなんだ!?『どんな世界にも、行ける!?』って、)
「そうだよ。好きな場所《world》を、ね。それとも、先に〝能力の制限〟の方を、決める?」
「・・・・へっ?」
なにがなんやら、解らなくなってしまった。場所《world》?能力の制限?少なくとも、彼は(そんな事)聞いていない。まさか・・・此所で聞ける、のか?
―――――――――――――あーでもない、こーでも無い、と考えているところへ、第三者は意を決して、声を掛けた。
「あのっ、ちょっといいですか?」
第三者の(少し大きめ)声に、2人は同時に反応し、・・・ややあって、彼女が答えた。
「・・・あ、・・えっと、何時から居ました?」
「・・・少し前から、です。」
「ごっごめんなさい、気付かずに―――「いえっ、気にしないで下さい。」「やぁ、よく来たね。それじゃぁ、自己紹介でもt「 」」
無言で睨む、彼女。えっ、やらないの?と、不思議そうな顔をする透明人間?。
――――――――――はあぁ―――。 大きく息を吐いて、私は気を落ち着かせると、第三者を見て、こう言った。
「(・・・やらない訳にもいかないし)透明人間の言う通り、にしますか。という訳で、私の名前は、椎野 小雪、45歳。趣味というと、「まっ、まってくれ。45!?とてもじゃないが、(そんな風に)見えないぞっ!」・・ゑっ?どゆこと?説明」
ビシッ!と透明人間を、指差した。透明人間は、待ってましたとばかりに、(姿見)鏡を取り出し、彼女に見せた。
そこには、月光館学園の制服を着た少女。が、映っていた。
「なっ!?、マジかっ!」
彼女は驚いて、声を上げたが、まず、〝鏡に映っている彼女〟と、〝本体〟を、触ったり見比べたりして、確認していた(した)。
――――でっ、大体了解した。顔
(なんて、ご都合主義。まっ、いいけど)
まぁ、彼女が納得しているなら、問題ないだろう。それより、透明人間というのは何だ?大いなる意思とは、違うのか?
「〝監視者〟というのは、いったい・・・」
「そのままだよ。文字通り。ごめんよ、突然こんな所に連れて来て。ここは」
『夢と現実との狭間』
「外界とは、切り離された所。どこにでもあるし、どこにでもない、まるで「はいはい、ストップ。ここは、幾らでも言いようがあるんだから、その辺にして下さい。O.K?」
両方に聞いて、言葉を切る。まずは
「自己紹介、プリーズ」
・・・・ややあって、彼は答えた。
「俺の名は、銀獅、ほぼ同い年(見た目)な。後は・・・なんか巻き込まれ(の巻き込まれか?)た。」
ウンウン、唸る彼女。・・・なんとなく、いままでに会った事がないタイプのような、気がするらしい。
「それで、巻き込まれたっていうのは?「〝東京受胎〟の事。「えっ、知ってるのか!?」 」
知らない素振りで小雪は、聞いた。なにかあるらしい。
「そりゃまぁ。一通り、説明しようか?」
「・・頼む。」「お願いしまーす!」 と、同時に返ってきた。
〝監視者 説明中〟
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取り合えず、私物は〝空間倉庫〟とやらに、ぶっ込んでもらって・・・・
さて、私は どうしようかな?(今、説明中の)あの世界は、彼にとっちゃ、手厳しい場所だからなぁ~。それに一人じゃ、心細いだろう(・・・ぶっちゃけ、私が行きたいだけだったり。テヘッ)。それにこのまま、お別れってんじゃ、寂しくて死んでしまう(笑)断られたら、仕方ないけど。
それに、もし、マニアクス またはもう一つの話(コイツに関しては、本編も外伝もやった事がない為よく分からない)の方だったり、両方混ざってたりとか、若しくはどちらも無し(←が難易度的には、多分ノーマル。あくまで多分) とか、可能性はどうなるかってのは、行ってみなきゃ分からん事か・・・。
う~ん 出来れば行きたいなぁ (希望的観測WWWW)
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―――――――――――――説明終了。(小雪には、いらないんだけど。敢えて言うワケにも、いかないし。まっ、大丈夫でしょ。彼女だし)
彼女は、初めて知ったかのように驚いたが、彼はというと、かなり、複雑な表情になっている。仕方ない事だろう。滅びる直前の世界で入院しているはずの彼女から聞いていたはずだが、にわかには信じがたい事だし、とは言っても目の前で見てしまった(見せつけられた)事。誰にも見られたくないと思ったのか、俯いてしまった。
「(あのさっ、このままじゃ 落ち着くもんも、落ち着かないし。〝なんか〟出してよ)」 と、椎野 小雪は口だけ動かした。
「(あいよ。)」 と、声を出さずに答える〝監視者〟。
ゴトッ ゴトッ、ごとっ、ごとっ
何もない空間から突然、現れたテーブルと四脚の椅子。音に気づいて顔を上げた彼は、〝監視者〟の手に、おぼんとその上にポットとコップ。まるで、ウェイターか執事のような姿に、声を亡くした。
「まっ、取り合えず座りなよ。」
「んじゃ、私はカフェ・オレねぇ~」
はいはい。と、言われるままにポットからコップへ注ぎ差し出すと、椎野 小雪は、あんがと。と言って受け取っていた。余りにも自然に。
・・・
もはや、銀獅(自分)の理解を越え、制止してしまった。らしい。彼は、固まってしまっていた。ふと 小雪は彼を見て、あっ、やっちまったー。という顔になり、コップを静かに置いて彼に触れた。
「大丈夫かぁ~(って、無理か)。とりま、戻ってこ~い!お~い!」
肩を揺すったり、頬に触れたり(ちょっと抓ったり)していたら、パッ、と気付いて、(彼にとっては、いきなりの事だったため)小雪の顔に驚いて、仰け反ってしまった。しかし小雪は気に留めず、さぁどうぞ。とばかりに、席を勧める始末。肝が据わっている というか、何というか・・・。たぶん、小雪が変わっている・・だけではなく、ここに至るまでの間が、原因なのだろう。 ・・・・むしろ、生き生きしているような・・・?
はぁ~。
(慌てたところで、どうにもならないよなぁ)
彼は取り合えず、小雪の勧めるままに、席に着いた。
「お飲み物は?」
〝監視者〟の言葉に、席に着いた小雪が少し笑った。
「 B コーヒー。あっ、ポテチとかある?」 ・・・思わず言ってしまった。
「はい。ど~ぞ。」
そう言って、コーヒーの入ったコップと、ポテトチップス(一袋分)が盛られた皿を、彼の前に差し出した。思わず彼は、苦笑い。小雪はカフェ・オレを飲み、ほっこりしている。
「・・・・」
「 」
「・・・・」
――――――――彼・「・・・・死因を聞いても?」 彼女・「(服毒)自殺」 彼・「・・・・」
閑話休題
「ところで、」
「ん?」
「場所《world》と能力の制限、どうするの?」
「あぁ、それかぁ~。どうすっかなぁ~」「あのっ!」「ん?なぁに?」
彼は、申し訳なさそうに声を掛け、聞いてきた。
「場所《world》?と能力の制限というのは?」
「あぁ~、場所《world》っていうのは、小雪がこれから行く世界の事。君は選べないけどね。本来君は、コチラに来る予定ではなかったんだ。小雪と同様で、(コチラに)呼ばれた理由は分からないけど。」
「・・・・(何でも知っている訳じゃ、ないっと)ん?『コチラに来る予定ではなかった』!?」
「そう。まぁただの偶然だと、思うけど。能力の制限に関しては、小雪の能力値を決める事?」
何故 疑問系(笑)
「〝監視者〟、場所《world》なんだけど。銀獅君っんとこに行く事は出来んの?」
「問題ないよ。彼に聞いてみたら?」
「 えっ?」 いきなり振られて、戸惑う彼。
彼女の方はというと、能力の制限について考えているようだ。
(さて、どんな場所《world》に行くにしても、五体満足な状態を維持できる身体。う~ん、どっかの小説で聞いた事あんな。確か、On・off出来るんだったか・・・。取り合えず、ソレは置いとくとして、能力の制限・・・ねぇ、折角、透明人間が居るワケだし、錬金術師ってのもアリだよねぇー。)
―――――――――――――楽しすぎて、狂っちまいそうだ!!
彼は戸惑いながら、彼女の方を見て、若干、引き気味になった。彼女が、ニタニタ と笑っていたからだ。『・・一緒に行く』というのは、彼に取って不安な要素となってしまったようだ。彼女は、彼に視線に気付くと、パッ と真面目な顔になり、彼を見る。
彼女は監視者に言った。
「〝監視者〟能力の制限については、〝錬金術師〟っていう事で、後、〝努力すれば、するだけ伸びる〟という風にして、貰いたいんだけど」
「うん。むこうに着いたら、そうなるようにして措くから。」
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「 えっ?」 いきなり振られて、戸惑う俺。
(なっ、ナンでこっちに振るんだっ!)
サッ、と小雪さんを見る。段々とニヤニヤしてきている。
(うわぁ~!?冷や汗モノだよっ!小雪さんっっ)
静かに視線を外そうとしたら、気付かれた。
(・・・真面目な顔。だけど・・・)
不安に、視線が揺らいでしまう。ふと、彷徨うように視線を動かしていたら、俺たち以外の〝人〟を見つけた。
サァッー と、血の気が引く。
(・・・っ!?こんどはっなんなんだよっ!?)
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「OK。ほんじゃま、銀獅君――――――――」
彼に話しかけて、・・ん?となる。彼は別の方向を見て、少し蒼白い顔をしている。何を見ているのかと、視線を辿り、彼女までコップを傾けたまま、動かなくなった。
(なっ・・・・、なっ んでっ! あのっ ひっとがっ!?・・・有り得ないっ!?)
同じ方向を見て動かない二人を見て、〝監視者〟は、何があったのか と確認した。
〝あれっ、なんでいるんだろ?〟