人間が一番抗い難いものとは何であろうか。
そう問われれば、多くの者が痛みと答えるだろう。
確かにそうだ、痛みは工夫次第で人間の生死をコントロール出来る。
刃物で切りつければ焼けるような痛みが奔り、殴れば断続的に鈍痛が身体の芯に響く。
痛みとは教育であり、罰でもある。
人は痛みによって理解し、物事の匙加減というものを覚え他人と共存していく。
真に痛みを理解していればの話だが。
しかし、痛みは耐えられるものである。応急処置も出来る。
切られれば止血し、殴られれば冷やせばいい。
痛みに応じて何十種類ものホルモンやら何やらが放出され、自然治癒もされる。
本能が”生き”ようとするから。
では人間が抗い難いものとは何なのだろうか。
それは快楽だ。
その中でも生きるためには欠かせないもの、つまり生殖行為こそ人間が最も抗い難いものだ。
そう、セックス。セックスである。
貞操を守り抜いた偉人とかもいるが、まぁそれは別だ。そういった人間はそういう星の元で生まれたのだ。
「ということで、ヤります」
「何をですか」
セックス以外何あるんだよ。おっぱいしゃぶるぞ。
場所は別荘。ネギ達がいつも修行している場所から少し離れた所に、俺とアルトリアはいる。
「一騎打ちの時言ったよね? “何でも”言うことを聞くって」
「いや、確かに言いましたが…こう、貴方の考えていることが目に見えて分かるので」
「ほうほう、言ってみなさい」
「どうせ私と交わりたいだけなのでしょう?」
「うん」
溜息をつかれた。いや、遠回しに言うよりいいよね? ヤることわかってるなら一々言わなくてもいいし。
「騎士王に二言はないんだよね?」
「う…も、勿論です。嘘をつくはずがありませんッ」
「そうこなくちゃ」
パン、と掌で叩くと一瞬にしてアルトリアが着ていた衣服が消え、裸になる。うん、良い身体だ。
突然衣服の感触が無くなったことに気付いたアルトリアは赤面して胸と陰部を隠そうとするが、それよりも早く俺が指先を上に弾くとアルトリアの意思とは関係なく両手が上がり、膝を付く。エロい。
「なっ、何をしたんですか!」
「え? 服脱がして両手固定しただけだけど」
「どうやって…」
「こう、ちょちょいと」
「(意味が分からない)」
意味わかんないみたいな顔してるな。まぁ当人すら理解出来てないから恥ずかしがるこたぁない。感覚でやってるし。
「アルトリアは普通にやっても楽しくなさそうだから、ちょっと工夫をしてみます」
「無理矢理ですしね」
「俺はレイプ紛いのことはしないよ、相当気に入らない奴じゃないとね。アルトリアはお堅いから、媚薬で攻めたいと思います」
「媚薬…いいんですか、そんなものに頼って。性交には何やら自信があったようですが、媚薬を使わなければ女性を善がらすことが出来ないんですね」
「相手に合ったやり方じゃないとね。楽しく気持ち良くなりたいじゃん?」
そう言うと、アルトリアは少し動揺したのか言葉を詰まらせる。もしかして媚薬が怖いのか。
まぁ確かに、使用量によっちゃチンポ狂いになるしな。最悪死ぬ。でもま、アルトリアなら大丈夫でしょ、なんたって騎士王なんだし。
「ただし、媚薬を使う上で俺はルールを設けている」
「ルール…?」
「一つ、自分からチンコを突っ込まない。二つ、フェラを強要しない。三つ、キスを強要しない。主にこの三つだ」
「それが、貴方にとってどう得になるのですか」
「堕ちる過程が見れる。かの騎士王の淫乱な姿、見れるときに見ておかないと」
「誰が貴方に…」
「期待してるよ、アルトリア」
「……耐えて見せます」
「おう、その意気だ!」
こうして、アルトリアの媚薬性活が始まった。
一日目(現実時間では一時間)
媚薬を原液直飲みさせてもよかったのだが、それでバカになられても困るので(一応は木乃香の使い魔だし)食事に混ぜて効果を見ることにした。
今回使った媚薬は遅効性の媚薬なのですぐには効果が出なかったが、食事を終え三十分ほどするとアルトリアの頬が赤く染まっていく。しかし流石騎士王と言うべきか、息を荒げもせず冷静に沈黙を保っていた。
因みに両手は縛ったままなので食事は茶々丸に任せている。
二日目(二時間)
媚薬を追加。昨日使った物に加え強めの媚薬なので、流石にアルトリアも息遣いが荒くなってきた。が、それでも俺に向ける挑戦的な目は衰えない。可愛い。
まだ愛液だらだらというわけではないが、アルトリアは小さく腰をくねらせている。あれは誘ってますねぇ…褒美に媚薬の芳香剤をプレゼントしよう、目の前に。
三日目(三時間)
朝起きて見れば、アルトリアはすぐそこまで迫ってる強烈な快楽に抗っていた。弄ってないのにマンコもぬるっぬるだし…媚薬って怖いわぁ。
それでもなんとか俺に対抗すべくキッと睨みを利かせてくるが、泣きそうな顔でやられても全然怖くない。
うーん、この調子だとすぐ堕ちちゃうだろうなー。そろそろ耐性も付いてきただろうし、原液いっちゃうか。
四日目(四時間)
アルトリア、媚薬堕ち。
最初は些細な変化だった。
少し顔が熱くなる程度の小さな変化。
彼は私が堕ちる過程を楽しみたいと言っていたが、そうはいかない。こちらとて一国を率いた騎士だ、そう易々と屈してなるものか!
目を瞑り無表情を貫き、息遣いを乱さぬよう呼吸法を変える。
媚薬を変えたか、若しくは追加したのか顔の火照りが全身に行き渡った感じだ。
荒くなっている呼吸を整えようとしても、息を吸う度にぴりっとした感覚が身体を一直線に駆け抜ける。下腹部がじんわりと熱を帯び、思わずくねらせてしまう。
そんな私を見て、彼は意地の悪い笑みを浮かべてきたので睨み返してやった。まだ私の意志は死んでいない。それでも彼は笑みを浮かべ、プレゼントと称して私の目の前に煙が噴出す箱を置いた。なんだ、これは…?
「はっ、はっ、んん…っ」
煙の正体は媚薬の一種だった。そうなのではないかと思いあまり深く息をしないようにしていたが無理だったようだ。
頭が回らずクラクラする。焦点も上手く合わず口からは我慢している唾液がポタポタと彼が敷いてくれた布団の上に落ちる。
股からは唾液よりも多くの液体が零れ落ちそのシミを広げていく。
「じゃあアルトリア、これを飲んで五分間俺を求めなかったら解放してあげるよ」
「言い、まひたね…んくっ、解放、させて…もらいます……!」
口では言うものの、私は限界だ。早まる鼓動に陰部を掻き回して欲しいという衝動は、堰を切るかのような勢いで私を攻め立ててくる。そこに媚薬を追加されれば…正常でいられる自信がない。
「はい」
「あ、あー…ん」ゴクン
「因みにそれ即効性だから」
「んぐっ!? ひ、ぃいいい"い"い"い"あ"あ"あ"ああ!!!」
「うおっ」
ダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだ!!
一瞬の抵抗もなく、全身に電撃が奔ったように意識が飛ぶ。
お薬には勝てなかったよ…。
☆
「描写は諦めた」
「そっか」
何故だろう、思ってもいないことが口から出て居た堪れない気持ちになってる。とても申し訳ない…ッ。
アルトリアとの濃厚な(はずだった描写)セックスは大変満足のいくものだった。そこら辺は脳内妄想で補完しておきましょう。
あれから数日、予想以上に効いていたのかデレッデレのアルトリアと何度か交わった。高貴な騎士はどこにいったのか。
「あのな、別にお前が誰とどこでセックスしようと私は構わない。一々気にしてたら限がない上に矛先が私に向くからな。だがな、時間を決めろ時間を! 私の時もそうだが長いんだよお前のプレイは!!」
「たかだか三日じゃん?」
「なげーよッ!」
熱々の日本茶が顔に掛かる。意味わかんないくらいに熱い。
「ぼーや達もショボイ修行のためにこの別荘を使うんだから、その時くらい我慢したらどうなんだ? もういい歳した…」
「いい歳した?」
「意味わかんない怪物じゃん?」
「諦めないで! 他にもっと良い言い方あるはずだから諦めないで!」
「しかし事実だからな…」
「せめて神様辺りにしておいて」
「そんな神々しく偉いもんでもないだろ」
「ぐぅの音も出ない」
エヴァがこう言うのもまぁ分からなくはない。中学生と小学生(ネギ)にはまだ早いからね。実際見られたし。
撒き散らされた日本茶を茶々丸が掃除し、新しい日本茶をエヴァに淹れる。あの、僕のお茶も切れたんですが。
エロ書けないんで終わっても大丈夫ですか(諦め)
むしろエロ書かなくてもいいですか(賢者)
続き…書けるかなぁ…。
続きを書くとは言っていない。