※この作品はR-18です。

変態が思いついたネタ話   作:あみの

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台詞などに「///」などの表現は使っていいのかダメなのか。

女好きだったら問題あるのか問題ないのか。

NTRは有りなのか無しなのか。

女の子は殴っていいのかダメなのか。(時と場合による)

文字数は最低五千は書いた方がよいのか。(辛い)



おさわりまんこっちです。

 

 

『次は~麻帆良学園中央駅。麻帆良学園中央駅です。降り口は、左側に変わります』

 

「ガラッガラですよ、えぇ」

 

車両の座席にポツンと一人、小学校低学年程の少年が呟いた。

 

髪は黒で目の色も茶黒、昼ちょっと過ぎという時間帯を除けばどこにでも居そうな日本男児。

 

電車を降り、少年は物珍しそうな視線をそこら中の建物に向ける。その姿はまさに、歳相応の可愛らしさを持っていた。

 

「うわー! うわー! 広い! デカイ! 誰も居ない! 初めて来たけど麻帆良ってこんな所なんだ!」

 

テンションが上がっているのか、少年は路面電車に登ったり木に登ったり建物に登ったりとアグレッシブな動きをしながら麻帆良学園の奥へと進んでいく。にしても、動きが猿のような少年だ。

 

多くの生徒が授業中な今、少年を咎める者は居ない。少年自身も、奇行を止めようとはしない。

 

「んん? あ、これ案内板か。えーっと、こっちが聖ウルなんたら…長い。で、こっちが大学と工業。あっちが附属中学、高校…」

 

敷地内を把握するための案内板を凝視し、少年は眉間に皺を寄せながら羅列された学校名を見ていく。

 

「………めんどくせ、やっぱサーチした方が楽か。あ、でも魔法使って誰か来たらそれはそれで面倒だし…」

 

少年はそこまで言って辺りを見渡し、時計を見つける。

 

「この時間帯って、昼飯食べてんのかな。もしかして休み時間とか」

 

言葉を遮られると、学校特有の緩やかなチャイムが麻帆良学園中に響き渡る。少しの間その音を聞いてボーっとしていた少年の耳に、徐々に大きくなる喧騒が遠くから聞こえてきた。

 

「昼休み…でいいのかな」

 

案内板から少し離れた所にある公衆便所まで移動し、人の流れを観察する事に。

 

 

数分後、先程まで少年がいた場所は多くの人で賑わっていた。というか騒がしくなっている。

 

人を直前で避けてダッシュする人や昼食を売る者、バイクで弁当を売る者や路面の端で集まって昼食を取る者など、多くの人が利用していた。

 

「うーん、このまま行っても大丈夫かな…大丈夫だと信じよう」

 

まぁバレたらバレたでその時考えればいいか、という軽い考えで公衆便所から抜け出し堂々と麻帆良学園生徒の間を歩き進める。

 

「それにしても、色んな匂いが混ざって見失いそうだなぁ…」

 

そんな呟きは一瞬にして喧騒の中へと消え、トボトボと微かな匂いを頼りに歩く。

 

鼻をヒクヒク動かしている時点で多少は注目を浴びているのだが、本人はそれに気付かず黙々と生徒達の間を縫う。

 

そんな奇行を続けること十分弱。声を掛けられることもなく、少年は多くの女子生徒が身体を動かす広場へと到着していた。

 

正直、ここまで誰一人として声を掛けなかったのは奇跡であろう。

 

「おうふ、女の子がいっぱいおっぱいで御座る」

 

少年は爽やかな笑顔を浮かべながら、身体を動かす少女達を見渡す。その笑顔は見る人が見れば非常に下衆な表情をしているのだが。

 

中央では幾つかのグループがシートを広げて昼食を摂っており、比率的には五分五分といったようなものか。

 

「…あれ、いない。髪色変わってんのかな」

 

キョロキョロ見渡すが目的の人物が見当たらず、少年は可愛らしく首を傾げる。

 

―――別に急いでるわけじゃないけど…会えるなら早く会いたいよなぁ。

 

「……お?」

 

無意識に声を上げ目に入った人物を見る。

 

灰色掛かった薄い黒髪をショートヘアーにした、比較的大人しそうな女の子。その子の周りには他にも数人の少女達が輪になってバレーボールを楽しんでいた。

 

 

「あと三日で修学旅行かー。皆、旅行の準備とかした?」

 

「一応必需品はねー。でも服はまだ決めてないかな。アキラと亜子は?」

 

「あとは小物だけ。大体昨日で準備は終わったよ」

 

「え、ウチまだ救急道具しか纏めてへん」

 

「遅っ! ていうか優先順位おかしくない!? まき絵でさえ私服は用意してるのに…」

 

「まだ新体操で使うリボンしか入れてないよ?」

 

「あんた等の優先順位どうなってんのよー!」

 

「そう言う裕奈も必需品だけだよね」

 

「私はほら、明日辺り買いに行く予定だし」

 

「なら一緒に行こっ。アキラも掘り出し物があるかもしれへ、っと?」

 

まき絵・裕奈・アキラ・亜子と呼ばれる四人の少女達が身近に迫った修学旅行の話していると、亜子と呼ばれた少女に一人の少年が腰に抱き付いてきた。

 

「あれ、どしたの?」

 

「亜子、知り合い?」

 

「え、いや…初めて会う子やけど」

 

「おーい僕ー? いきなりどうしたのかな?」

 

心配してくれてるのか、四人の少女は優しく聞いてくる。

 

流石に人の目を引いている状況だが少年は離れようとせず、そっと亜子の顔を見上げた。

 

 

―――この子に匂いは付いてるけど、この子じゃないか…にしても温かい。

 

「おねーちゃん、聞きたいことあるんだけど」

 

「えっ? な、何かな?」

 

「今日―――」

 

亜子の腰に回していた手を解き少年が質問しようとした途端に、昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴り響いた。

 

「あ、休み時間終わっちゃった…」

 

「やばっ、そういや次の時間新田先生が担当の授業だ!」

 

「待って待って、まずこの子を職員室に」

 

「あれ。亜子、男の子は?」

 

「え? その子ならここに…居らんし!?」

 

見てみると、学生達が急ぎ足で校舎内に戻る人混みの中を逆方向に走る小さな影を発見。

 

「ちょ、君ー!」

 

「亜子、あの子は先生に任せとけばいいって、見回りしてる人が見つけてくれる筈だからさ!」

 

裕奈の言葉を受け、亜子は渋々ながら駆け足で教室へと戻って行く。

 

そして五分もしない内に広場から人影は消え、そのまた五分後に授業開始のチャイムが鳴り響く。

 

「…聞き逃した」

 

広場から少し離れた茂みで周りを見渡す少年。

 

「咄嗟に逃げ出しちゃったけど…あのまま職員室とやらに連れてってもらえばよかった」

 

「君かい? 迷っちゃった初等科の生徒っていうのは」

 

――― 誰 だ お 前 。

 

後ろを振り向くと、そこには眼鏡を掛け咥え煙草をしている一人の中年教師が立っていた。

 

「おじちゃん誰?」

 

「中等部の英語教師をやってる高畑先生だよ。君は?」

 

先生…あぁ、先生ですか。と薄ら笑いを浮かべる少年。その表情を見た高畑の顔が少し引き攣るが、出来るだけ表に出さないよう努める。

 

「(…あぁ、もうこの人に頼んで連れて行ってもらおうかな。自分の嗅覚だけで発見してみたかったんだけど、無駄に時間掛かりそうだし)」

 

いつからそんなルールを設けていたのか、少年は心の中で呟きながら高畑を見る。

 

「先生、エヴァンジェリンっていう生意気な女の子知らない?」

 

 

『麻帆良学園本校女子中等部 三年A組 エヴァンジェリンさん、至急学園長室にお越し下さい』

 

午後の授業中、突然校内放送が始まり一人の生徒が校長室に呼び出された。

 

「エ、エヴァンジェリンさん…?」

 

「何だその目は。私は何もしてないぞ」

 

「マスター、取り敢えず出向いたほうが良いかと。このような呼び出しは一度もありませんし」

 

茶々丸が促すと、エヴァンジェリンは渋々席を立ち教室を後にする。

 

―――確かに、ジジイ共が私を呼ぶにしては人目もクソもないな。第一校内放送でこの私を呼び出しだと? 捻り潰すぞあのクソジジイ。

 

恨み言を口にしながら歩いていると学園長室に到着し、力任せに扉を開ける。

 

「おいジジイ! 私を緊急で呼び出したんだ、それほど重要な―――」

 

「うおぉおおおおおぉおおおおおおおおおおおおエヴァァァアアアアアアアアアアアアアア!!!」

 

「―――ことんがっ!!?」

 

扉を開けた瞬間、黒い何かがエヴァンジェリン目掛けて弾丸のように突っ込んでいった。

 

突然の奇襲に受身すら取れず、エヴァンジェリンは床に倒される形となり廊下の真ん中で唖然とする。

 

―――何が起こった。

 

「エヴァ! エヴァ! エヴァ! エヴァぁぁあああわぁああああああああああああああああああああああん!!! あぁああああ…ああ…あっあっー! あぁああああああ!!! エヴァエヴァエヴァぁああぁわぁああああ!!! あぁクンカクンカ! クンカクンカ! スーハースーハー! スーハースーハー! いい匂いだなぁ…くんくん、んはぁっ! エヴァたんの金髪の髪をクンカクンカしたいお! クンカクンカ! あぁあ!! 間違えた! モフモフしたいお! モフモフ! モフモフ! 髪髪モフモフ! カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!! あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!! ふぁぁあああんんっ!! エヴァ! 可愛い! 可愛い可愛い可愛い!! お肌すべすべ! 胸もすべすべ! んにゃあぁああああああああ可愛いよエヴァああああああああ!!!!」

 

奇声と共に全世界の人々がドン引きするであろう言葉をエヴァンジェリンの胸の中で叫び続ける少年。

 

その姿はまさに、マジキチの領域であった―――。

 





※変態注意
 【この作品には変態的な思考が組み合わさっています。耐性のない方は今すぐブラウザを閉じましょう】

オールしてまで書くものじゃなかった。
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