門番やってたら美少女とエロエロな関係になってしまった。 作:ココナポッカ
感想などお待ちしております。感想によって筆者のお腹が満たされます。
今回は早苗さんです。
僕の仕事は、里の中へ悪い妖怪が入ってこないように里の外側で見張りをすることである。
いわゆる門番ともいうやつで大事な役目を任されていることに変わりはないのだが、ぶっちゃけると暇なことの方がほとんどだった。……いや、実際に妖怪はたまにやってくるのだが、それが全員美少女で割と話が通じることもあって、僕は彼女たちと良好的な関係を築くことができた。そして、最終的には色々通して肌を重ねる関係にまで至っていた。
その数、既に七人。
門番を始めてからというものの七人の美少女と特別な夜を過ごした僕は、今日も誰か来てくれないかなと不埒な気持ちで門番をしていたのだった。
そして、ついに────────そんないい加減な僕に、絶賛進行形で罰が下っていた。
「う、嘘だろ。本当にガチな人喰い妖怪がくるなんて……」
僕は目の前の巨大な生物に恐怖していた。
屋台の提灯を何倍も大きくして、 目と口をくっつけた存在。まるで提灯でできた人間の顔のような妖怪は、僕をジロジロと見ながら、大きく空いた口から舌を出して舌なめずりをしていた。
見た目は提灯だけど、明らかに僕を獲物として見ている。
体が動かない! 恐怖で呼吸さえまともにできない! 喰われる、殺される! 門番を始めて良いことばかりだったが、ついに僕も終わりだ。
提灯の妖怪が僕を丸呑みするくらいまで大きく口を開け、頭の中が真っ白になり────その直前で、先日、東風谷早苗という少女から貰ったお札を思い出し、僕はやけくそ気味にそれを妖怪の前に突き出した。
「グギャッ!!」
すると、お札が強く発光し、僕と妖怪を呑み込んでいく。妖怪の喉が潰れたのか何なのかよく分からない、とにかく悲鳴のようなものが聞こえると、光は徐々に収縮しお札の中へ収まった。
妖怪のいた場所を見てみると跡形もなく消えており、僕は冷や汗が肌を伝っていくのを感じながら緊張していてできなかった呼吸を再開した。
「ほ、本当に危なかった。早苗さんのお札がなかったら今頃喰われてた……」
今まで呼吸できなかった分の大量の冷たい空気が肺の中に入ってきて寒く感じるが、それよりも妖怪が消えさった安堵感の方が大きく、僕は思わず腰を下ろした。
まさか人喰い妖怪に襲われる日が来るなんて……まあ門番だから当然ではあるんだけど、今までやってきた妖怪が美少女ばかりだったから油断していた。
それでも僕が今生きているのは、間違いなく早苗さんのくれたお札のおかげだ。早苗さんが命の恩人と言っても過言じゃない。
「早苗さんには今度会ったらお礼を言わないといけないな」
「そうですか。役に立ったみたいで何よりです」
「う、うわああ!! て……さ、早苗さん?」
背後から突如聞こえた女性の声。僕は地面に腰を下ろしたまま顔を上にむくと、早苗さんの顔が見えた。
あまりにも突然だったもので、僕はそのまま後ろへ体重が傾き地面に背中をぶつけてしまった。い……痛いし、情けない。
「大丈夫ですか? もう妖怪はいませんから安心してください」
「う、うん。早苗さんにびっくりしただけだから」
「それは失礼しました。こんな夜更けに、しかも妖怪に対面したあとに後ろから声かけられたら普通ならびっくりしますよね。すいません」
ぺこりと早苗さんは頭を下げると、僕に手を差し伸べてきた。が、そんなことよりも僕は白地の巫女服に覆われた山のような胸に目が釘付けになった。
あ、頭を下げただけで揺れてるし。これ、咲夜さんや影狼さんのよりも大きいんじゃ……て、いかんいかん。命の恩人に対してそんな目で見るなんて、失礼にもほどがある。
僕は早苗さんの手を取って立ち上がる。早苗さんの手、柔らかいな……て、せっかく早苗さんと会えたんだ。ちゃんとお礼を言わないと。
「謝らないでください、早苗さんは僕の命の恩人です。早苗さんのお札がなかったら今日が僕の命日でした。本当にありがとうございます」
「いいんですよ、そのくらい。私も夜風に当たろうと思って、空を散歩してたら急に私のお札の力が使われたのを察知して、駆けつけただけですから」
「僕がお札を使ったのがわかったんですか?」
「札の力……正確には私の神力が、あなたに渡した札に込められていますからね」
なるほど、だから早苗さんはここに来たのか。
「それよりも災難でしたね。里の人間を襲ってはいけないと妖怪たちには言い聞かせていたんですけどね、悪いことしたら守矢の巫女が退治しにくるぞって」
「まあそれで本当に何もしてこないなら、門番も必要ないですからね。……と、そうだ早苗さん。お礼に何か欲しいものとかありますか?」
「え?」
「命を助けてもらったお礼ですよ。さすがに言葉だけで済ますわけにはいきませんから」
命の恩人に対するお礼とか、一体何したらいいのかも分からないし、だから何か欲しいものがないか聞いたわけだけど。
「お礼ですか……すいません、特にはないですね。何か足りなくて困っているとかは特にないです」
「そ、そうですか。……いや、でもそれじゃあ僕が納得できないです。なら、何か手伝って欲しいこととかありませんか? 力仕事とかでもいいですよ」
「力仕事ですか。それなら薪用に使う木をまるまる一本、守矢神社まで運んでもらえませんか?」
「き、木をまるまる一本!? えーと……たしか守矢神社って山の上の方にあるって聞いたんですけど」
一気に引き腰になってしまう。あれだけ言っておいて情けないんだけど……さすがにそれは難しいよなあ。
なんて思っていると、早苗さんは僕を見ながらくすくすと笑った。
「冗談ですよ、一般の人間にそのようなことはさせません」
「……ちなみにそれって、誰かがやってたりするんですか?」
「基本は神奈子さまがしていますが、たまに私もお手伝いしてますね」
ひぇ……か、可愛い見た目して恐ろしい。まあお札にあんな力を込めたり、早苗さんには神力という能力があるから簡単なのかもしれない。
と、それよりも早苗さんには何かお礼しないと気が済まない。僕は他にないか再度聞いてみた。……それがきっかけで早苗さんともっとお近づきになれたらいいなあ、なんて思いながら。
「……そこまで言うなら、そうですね。門番さんは明日の予定はどのような感じですか?」
「明日からはしばらく休みが入ってるので、予定も特にないですね」
「それなら、私にあなたの里を案内していただけませんか」
「え。いいですけど……そんなのでいいんですか? なんか割に合わないような……」
まあ、そもそも割に合ったお礼を返すことさえできないかもしれないが。
それでも里の案内だけだなんて全く割に合わない。それに早苗さんは、僕の住んでる里を案内してもらうほど知らないわけじゃないだろう。僕が小傘と一緒にいた時は、早苗さんはあの里で買い物してたし。
「たしかに私は何あの里に訪れたことは何度かありますが、住民の誰かと一緒に里の中を見て回ったことはありませんから。住民に里を案内してもらうことで、新しい発見があるかもしれません。それに理由はもう一つあります」
「理由?」
「知っての通り私は守矢神社の巫女──風祝をしておりまして、普段は守矢神社の信仰を広めるためにあちこちの里や村を回っています。ですが、信仰を広める前から幻想郷には様々な信仰が根付いていて、なかなか大変でして……そこであなたに里のことや里に住む人々を教えてもらい、私が里の人々を知ることで、守矢神社の信仰をうまく広めることができるかもしれないと思ったんです」
なるほど、それなら僕でも力になれるかもしれない。
僕は喜んで協力することにした。といってもお礼したいと言ったのはこちらだが。
「ありがとうございます! それでは早速明日からお願いします!」
こうして僕は、明日早苗さんを里へ案内することになった。
■
そして、次の日。
僕は里にある有名な茶店の前で早苗さんが来るのを待っていた。早苗さんには事前に茶店の場所を教えてるのでそこら辺は問題ない。
空は青く澄み渡っており、日の陽射しが心地よい。客人を里に招くには良い日だ。
しかし、あれだ。よく考えてみると僕がやろうとしていることは、里の案内とは言ったが、それってつまり早苗さんとデートするということ変わらないよな。今日はなんて幸せな日だろう……そう思っていると、向こうから緑色の髪を長く伸ばした人物がこちらに来るのが見えた。
手を振ってみると、それに気づいた早苗さんがこちらへ駆け寄ってきた。
「お待たせしてすいません。早めに神社を出たつもりなんですが、もう着いていらしたんですね」
「僕の場合ここから家が近いだけですよ。むしろ早苗さんの方こそ里まで来てくださってありがとうございます。今日はよろしくお願いしますね」
「はい、こちらこそ。……あの今更ですが、本当に良かったんですか? どうやら夜遅くまでお仕事頑張っているようですし、せっかくの休みなのに……」
「せめてこれくらいはね、なんたって早苗さんは命の恩人ですから。それに早苗さんのような綺麗な女性に頼まれたら、男としては引き受けたくなるものですよ」
「き、綺麗だなんて……っ! も、もうあまりからかわないでください。意外と意地悪なんですね」
しまった、別に意地悪のつもりは無かったんだけど、つい調子乗りすぎた。別に早苗さんが美人だと言ったことを否定するつもりは無いが、早苗さんはそういう褒め言葉には弱いようだ。
早苗さんは顔を紅くして視線を俯かせたまま黙ってしまい……僕は場の空気をどうにかしようとして、待ち合わせ場所に使った茶店の入り口を指した。
「合流できたことですし、まずはここでお茶にして行きませんか? この店はお茶もお菓子も美味しいと里で評判なんですよ。もちろん、ここは男として僕に支払い任せてください」
「そ、それは楽しみです。ご馳走になりますね」
早苗さんも僕の意図を理解したのか、そそくさと店の中へと入っていった。
変なこと言ったせいで初手から失敗するところだった。早苗さんが綺麗なのは事実だけど、そこまで親しくない人間にいきなり言われたらびっくりするよな。次からは気をつけないと。
■
お菓子とお茶を飲んだあと、約束通り僕は早苗さんに里を案内して回っていた。
駄菓子屋、反物屋、八百屋などの色んなお店が集った商店街。古くから有名な稗田家の大きな屋敷や、怒ると怖い先生がいるという寺子屋、宿泊施設の長屋に、路地裏に住む猫の親子、里の皆の交流に使われる公民館などなど。いつからその建物ができたかなど、そんな説明付け加えて僕は里にあるものを紹介して行った。
そして、大体は案内し終えたあと僕たちは小さな甘味処で、紅色の布が敷かれた床机に座りながらお茶を啜って休憩していた。
「早苗さん、どうだったかなこの里は? といってもあまり珍しいものもないんだけど」
「とても有意義な時間でしたよ。いつもは買い物に来るか、信仰集めに夢中になってばかりなので、ゆっくりと里を見て回ったのは初めてかもしれません。おかげでここに住む人々の面白い一面が見れましたよ。たとえば毎日喧嘩が耐えない老夫婦とか。喧嘩ばかりしてるのに、おじいさんおばあさんになっても夫婦のままなんですからすごく仲が良いんでしょうね」
「おばあさんがおじいさん担ぎあげて窓に放り投げた時はびっくりしたけどね」
その時は里の外にある有名な薬師がいる診療所へ向かう羽目になったらしい。迷いの竹林という名の通り、土地がない人が入れば迷う場所を通った先にあるらしいが、偶然里に診療所の使いが来ていたため案内してもらったとか何とか。
そんなことを話していると、小さな子どもたちが走ってくるのが見えた。
「誰が先に家に着くか、かけっこだー!」
「早いよー、待ってー!」
「あー! 人にぶつかるから里で走ったりしたら危ないんだぞー! 先生に見つかったらまた怒らちゃうぞ!」
そう言いながら、注意している子どもも含めて向こうへ走り去っていく。早苗さんは彼らの背中を見ながら言った。
「寺子屋からの帰りでしょうか、微笑ましいですね。……先生、か」
「早苗さん?」
やけに哀愁を帯びたつぶやきだったので、僕は早苗さんの方を見た。彼女は夕暮れに染まりつつある空の、さらに遠く先のほうを見るような感じで空に瞳を向けていた。
「あの子たちのことを見てると、私も生徒だった頃を思い出しました。私が幻想郷に来る前の、思い出のことを……」
「そうか、早苗さんは……というよりも守矢神社自体が幻想郷の外から来たんだよね」
「そうですよ」
妖怪だけでなく、信仰の対象とされる神までもが存在しているのがこの幻想郷だ。僕も神様や神社の名前をいくつか知ってるけど、守矢神社は比較的新しい方なはずだ。
僕は早苗さんとは知り合ったばかりで彼女のことはまだあまり知らない。まるで今の早苗さんは幻想郷の外での記憶を懐かしんでいるみたいだし、これ以上何か聞くのも野暮というものだろう。そう思っていると、少しして早苗さんがゆっくりと口を開いた。
「……あの、門番さん。もしよければ、今から私のわがままにお付き合いいただけませんか?」
「いいけど、どこか行くの?」
「鈴奈庵です。あなたにちょっと教えてほしいことがあるんです」
■
鈴奈庵は、里の中にある小さな貸本屋さんだ。小さいとは言ったが、幻想郷で本はとても貴重な品物で、様々なジャンルの本があるので僕も暇な時に何度か本を借りたことがあった。
僕たちは暖簾をくぐって鈴奈庵へ入ると、紅色の髪をツインテールにした小柄な少女が出迎えてくれた。
「いらっしゃいませー! あれ、早苗さんと門番のお兄さんもいるじゃないですか? お二人はお知り合いだったんですか?」
彼女は本居小鈴ちゃん。このお店の一人娘であり、看板娘でもある。僕は何度かこの店に来たことがあるので彼女とは知り合いだったが、それは早苗さんも同じらしい。
「この間知り合ってね。ちょっと来るのが遅かったけど、今からでも大丈夫かな?」
「はい。今日は夕飯が遅れるらしいので、もうちょっと開店時間を伸ばそうと思ってたところなんです。ごゆっくりどうぞー」
それはちょうど良かった。僕と早苗さんは小鈴ちゃんにお礼を言って、本棚がある場所へと向かう。ちょっと古めの木製の棚にはたくさんの本がぎゅうぎゅうと詰まっていて、棚の上にも本が積み重ねて置いてあった。
当たり前だが、早苗さんが鈴奈庵に誘ってきた理由は読みたい本があるからだろう。
早苗さんは本棚から一冊の本を探し出して引き抜くと、本の表紙を僕に見せながら言った。表紙から見るに、内容はこの里の歴史に関するものだった。
「門番さん、もう少しの間だけこの里について教えてくれませんか? あの子供たちを見てたら、なんというか……昔を思い出して勉強みたいなことをしたくなったんです。ただ今までのような勉強をしても幻想郷ではもう意味がありませんので、それならこの里の歴史を覚えようと思って」
若干申し訳なさそうにしているが、もちろん僕は断ろうとは一ミリも思っていない。むしろ、内心で早苗さんともう少し一緒にいれるならと思い、僕は勢いよく「いいよ」と返事した。
「ありがとうございます。それと、これは勉強ですから……」
ん?
「これからはあなたのことを先生と呼んでもいいですか?」
先生、か。早苗さんのような美少女が生徒ならとても嬉しいし、僕は喜んで受け入れることにした。
「もちろん。といっても、僕じゃそんなに色々教えることはできないけどね。それでもいいなら呼んでいいよ」
「はい、よろしくお願いしますね先生」
「うん、改めてよろしく。それと早苗さん、また暇が出来たら今日みたいに里のこと教えられるけどどう?」
「い、いいんですか?」
「早苗さんが今日だけで満足できるならいいけど。せっかく先生って呼んでくれるなら、僕もあと何日か早苗さんの勉強を手伝ってあげたくなっちゃって」
「わあ……ぜ、ぜひお願いします! 私も先生に里のこともっと教えてほしいです」
目を輝かせて、何度も頭を下げてお礼を言う早苗さん。……学校のことを懐かしく思ってたみたいだったから、少しでもその時の体験ができればと思って提案したんだけど、まさかここまで喜んでくれるとは。いや、本当は早苗さんともっと一緒にいたいという考えもあったりする。
こうして僕と早苗さんの間には仮初とはいえ先生と生徒との関係ができあがり、鈴奈庵のテーブルと椅子を借りて授業をするようになった。
そんな具合に僕と早苗さんは授業を通してどんどん仲良くなっていき、彼女からは敬語とさん付けはやめてほしいと言われるまでになった。
ちなみに僕も敬語使わなくていいよと言ったけど却下された。彼女曰くクセみたいなものなので、そっちの方が難しいらしい。
早苗の授業態度はとても真面目で教えがいがあり、教える側の僕も楽しかった。まあ僕が教えられるのは里の歴史くらいだし、本当の先生なんてやったことないから偉ぶった態度は取れないけど。
大体は平和な時間だったけど、授業の日に一日だけ白黒の魔法使いの服装をした少女が鈴奈庵にやってくることがあって、その日は騒がしかった。
「勉強!? お前真面目だなー、もっと霊夢みたいに肩の力抜けよ」
「霊夢さんはむしろ不真面目すぎるんですよ。あの人、いつもゴロゴロしてるか寝てるだけじゃないですか」
「そりゃあまあな。あいつ、せっかくわたしが遊びに来てやったのに無視して寝たりするし」
「というか、あなたがどうして鈴奈庵に? 私、今先生に勉強を教えてもらってる最中なんですけど」
「そう邪険にするなって。ちょっと新しく手に入った魔導書でも読もうかなと思ってな」
「それなら家で読めばいいじゃないですか? なんでわざわざ鈴奈庵に……」
「魔術書がパクったもんだからに決まってるだろ。ここにいれば、あいつには見つからないはずだ」
なんて、早苗と白黒の魔法使いの少女は軽口を言い合っていた。どうやら二人は知り合いらしいけど……仲は良いんじゃないかな多分。
まあそのせいで授業が進まない日もあったが、それも含めて楽しい日々を過ごした。それと、視線がついつい早苗の胸元に引き寄せられたりもしたが……まあチラチラ見るくらいだったので、多分バレてないだろう。
それから一週間と三日後。今日の授業はお休みで、僕は夜の外でいつもの門番をしていた。
夜の外は静かで周りには誰もいない。この前妖怪に襲われたばかりだというのに、今日も誰か来てくれないかなあと呑気なことを考えながら僕は夜の時間を一人で過ごした。
うーん……最近は早苗と会話する時間が多かったからだろうか。こうして一人で時間を過ごすのは少し寂しく感じる。今からでも早苗が来てくれたら、のんびりおしゃべりして過ごせるのに。
そしてあわよくば早苗と……て、仮とはいえ彼女は僕を先生と呼んでくれる生徒なんだぞ! 生徒相手に不埒な妄想をしてしまうのは色々とよくない。
「と、とにかく仕事に集中だ! やることないけど、仕事なんだから真面目にやらないと!」
頭の中に浮かんでしまった早苗の淫らな姿をかき消し、僕は緩んだ気を締めなおすために頬を叩く。
すると、今は夜だということを踏まえても上空がやけに暗いことに気がついて──顔を上げてみると、そこには宙を飛ぶ早苗の姿があった。
「そうですよ、仕事は真面目にやらないと。そんなふうにぼーっとしてたらまた妖怪に襲われますよ」
注意している割には、早苗は楽しそうにくすくす笑いながら地上に降りてきた。
「早苗こそ、明日は信仰集めに行くんだよね? こんな時間まで起きてて大丈夫?」
「そうですが、ちょっと先生とおしゃべりしたいなと思って来ちゃいました」
「うーん……家の人たち心配するんじゃない?」
早苗は守矢神社で祀られている二柱の神様と住んでるらしい。仲は家族のようなものらしいし、だとしたら尚更その神様二人は心配するんじゃないだろうか。風祝とはいっても一応年頃の乙女なわけだし。
早苗があの方たちはお酒好きだって言ってたけど、まさか酔いつぶれて早苗の行動に気づいてないとか? いやいや、神様だからそんなわけ……。
「それなら問題ないです。二人ともお酒の飲みすぎて酔いつぶれてますから。明日の昼までは起きないでしょう」
そのまさかだった。
「ちなみに先生が妖怪に襲われた時も、お二人は酔いつぶれてたんですよ」
あの時もかい。でもそれなら大丈夫、かな。
それにせっかく来てくれたんだ。このまま追い返すのも気が引けるし、僕としても来てくれて嬉しいし彼女とゆっくりおしゃべりでもするとしよう。
僕は早苗を連れて番小屋に入り、座布団を二人分用意して片方に早苗を座らせた。
「そうだ先生、喉乾いてませんか? お茶を持ってきたんですけど、飲みます?」
「ありがとう。それじゃお言葉に甘えて貰おうかな」
早苗はアルミ製の水筒を入れ物とコップに分割し、コップの方にお茶を注いでいく。僕はそれを受け取って一気に飲み干し、かわいた喉を潤す。
そんなに感じなやり取りしつつ、僕達は会話を始めた。お酒もつまみもなかったが、早苗との会話は自然と弾み、一応仕事中だということも忘れて楽しく話し込んでしまった。
「とまあ最近は里の人とも仲良くなれて、信仰を集める目的とはズレてしまいましたが、これはこれで良かったです」
どんな話をしているのかと言うと、里や里の歴史について学び、それが結果的に信仰集めに繋がったのかということだった。
結果を言うと信仰集めは前よりは良くなったが、ちょっと良くなったくらいで大変なことには変わりないらしい。でも里を知ったことで、里の人々とも上手く会話ができるようになったとか。
以前までの早苗は里の人間とは話す機会がなかったが、里のことを一生懸命知ろうとしている姿勢がいつの間にか里中に知れ渡り、早苗に興味を持とうとしている人達が出てきたらしい。
「そうなんだ。里の人達と仲良くなれたのは僕としても嬉しいよ。……でも本命の信仰集めの助けにはなれなかったか」
「いいんですよ。先生のおかげで、里に行って皆さんとお話するのも今は楽しみの一つになっているんです。だから落ち込まないでください。先生には十分フォローしてもらいました」
気遣っているわけでもなく、きっとそれが彼女の本心なのだろう。それなら僕も彼女に授業をしてきた甲斐があったかもしれない。
「それに私、先生との授業も好きなんです。幻想郷に来る前の思い出を体験できたというのもありますが…………先生との時間が好きなんです」
「え? 早苗、今なんて」
「な、なんでもないです! そんなことよりもう一杯お茶いかがですか!?」
言葉の途中で早苗の声のトーンが一気に落ちてほとんど聞こえなかったが、たぶん嬉しいことを言ってくれたのだろう。聞き逃してしまったのが惜しい。
詳細は分からなかったが、聞き返すと早苗は途端にあたふたして水筒を手に取った。だが早苗は水筒を手から滑り落としてしまい、僕に向かって水筒を投げてしまう。
ビチャッという弾けた水音ともに僕の頭からお茶がふりかかる。お茶は服にまで染み込んできて、肌のあちこちが冷たかった。
カランと水筒が床に落ち、早苗は僕を見て慌てふためく。
「わわわっ! 私ったら先生になんてことを! ほ、本当にすいません!」
「い、いいよこれくらい! 早苗、とりあえず落ち着いて……はくしゅっ!」
今日の外の空気はちょっと寒い。それが簡素な作りの番小屋にまで影響を及ぼし、冷たいお茶を被ってしまった僕の体温を余計に下げてくるのを感じた。
慌てるほどのことでもないけど、このままだと風邪引きそうだな。でも替えの服も無いし……困った。
早苗にはここで待ってもらって一旦家に戻って着替えよう。そう思っていると、突然早苗が僕に身体を寄せてきた。
「こ、こうなったら……せ、先生! ちょっと失礼しますね!」
「え! さ、早苗……!?」
僕は驚きの声を上げるが、早苗は離れるどころか僕の腕を掴んで引き寄せてくる。その結果、二人の肩はぴったりとくっつき、僕の腕が早苗の胸元へと収まる形となった。
早苗の優しい体温が、甘い匂いがこちらに伝わってくる。これに対し、僕の心臓の鼓動はどんどん速度を上げ、ひっそりと抑えていた欲望が込み上げてきてしまう。
「こうすればお茶で濡れてしまった先生の体温も少しは暖かくなると思います。こ、こんなことするのは正直言うと恥ずかしいですが、原因は私にあるので……あ、だからといって先生とくっつくのが嫌とかそう言うわけじゃないですよ!? ドキドキしますけど先生が相手なら私も嫌ではありませんし、で、でもやっぱり生徒の私にこんなことされたら先生も困りますよね!!」
早苗が何か言っている。でも、すっかり欲望を膨れ上がらせて頭まで沸騰してしまった僕は、早苗が緊張と羞恥心で早口になっていることしか分からなかった。いや、何を話しているかどうかなんてどうでも良くて、今の溢れんばかりの性欲を彼女にぶつけたくて堪らなかった。
「早苗、ごめん」
「私こそすいません。い、今すぐ離れますね」
「それはしなくていいよ。そこから動かないで」
「は、はい……? せ、先生、目の色が変わってますけど……きゃっ!」
僕は両膝を着いてぐるりと後ろを振り返り、隣合っていた早苗と正面から向き合うようにする。そして不意に早苗の両肩を掴んで引き寄せると、僕は彼女の唇をふさいだ。
「んぅっ……せ、せんせっ!? んちゅっ、んんっ……!」
早苗が戸惑いの声を上げようとするが、そうする前に僕は激しく彼女の唇に吸い付いていく。はじめのうちはびっくりして目を見開いたままの早苗だったが、口付けを続けていくと次第に目をとろんと蕩けさせていく。肩の震えも少しずつ弱まっていき、やがて僕の口付けを受け入れるように目を閉じた。
「んんっ、ちゅぱっ……せ、先生」
「ごめん、びっくりしたよね。せっかく早苗は僕を先生と呼んでくれたのに、これじゃあ先生失格だな」
「……先生は、私に興奮してしまったんですよね?」
もはや言い逃れできる状況じゃないので僕はコクリと頷いた。ところが、早苗は意外にも落ち着いて返答してくれた。
「実は私、この前から気づいてたんです。先生が私の胸をチラチラと見ながら、冷静を装いつつも興奮を隠していたのを。
それを知りながらも私は先生に抱きついたんです。それってつまり先生の興奮を抑えきれなくしたのは私が原因があるようなものじゃないですか。……で、ですからいいですよ。これは私の責任でもありますし、先生のしたいことをなさっても……」
早苗は頬をかぁっと赤らめて、恥ずかしそうに視線を僕から床に向けて逸らした。
「さ、早苗本当にいいの? 仮だけど一応僕は君の先生だよ。そんな人にされるなんて、本当は嫌じゃ……」
「確かに外の世界では先生と生徒の関係と人達がそういうことしたら、世間的に批判を浴びるでしょうね。でも、ここは幻想郷ですし、私と先生だけの秘密にすればいいんです。ですから私に何しても、問題ありませんよ。それに先生が相手なら、エッチなことにお付き合いするのも嫌じゃないですし」
「っ、早苗!」
「せ、先生……! んっ、はぁっ、ちゅぅっ、せんせい……!」
僕達は気がつけば唇どうしを近づけて重ね合っていた。僕も早苗も興奮のせいか既に唇は熱くなっており、お互いの熱をぶつけ合うようにして唇を押し付けあっていく。
早苗は生徒だから我慢してきたがもうその必要も無い。僕は今まで溜め込んでいたものを爆発させ、欲望のままに早苗の唇の感触を貪りまくる。唇にじわじわと痺れるような快感が広がっていくのを覚えながら、僕は舌を伸ばして早苗の口内に侵入し、お互いに舌を絡めていき唾液を何度も交換していく。
ちゅるっ、じゅぷっ、れるれるっ、びちゃっ、ちゅっ、れるるっ
「先生っ、キス、気持ちいいです……悪いことしてるって分かってるのに、とてもゾクゾクしてて、もっとしたいって思っちゃいます。れるっ、ちゅるるっ」
たしかに早苗は生徒だが、僕のことを先生と呼んでくれる女の子とこんな激しいキスをしていることを考えると余計に興奮してきた。背徳感というやつだろう。
僕は早苗の肩の後ろに腕を回して抱きしめると、すっかりよだれで満たされてねっとりとした早苗の口内を味わい続けていく。狭い口内で舌を動かすと唾液が弾けて口元に流れ出るが、早苗は気持ちよさそうに目を細めながら濃厚なキスを継続した。
あのおしとやかで清楚な早苗が自分の口元から唾液がこぼれてしまったのを気にもとめずに口付けを続けてくるなんて……彼女も既に興奮しているのかもしれない。
しかし流石に永遠とキスが続くというわけでもなく、早苗が苦しそうに呼吸するのを見て、僕は唇を離した。
「はぁっ、はあ……先生とのキス気持ちよすぎて、頭の中まで溶けてしまいそうです。思わず限界までキスしちゃいました……はぁ、ふぅ」
何度も胸を上下させ、荒くなってしまった熱っぽい吐息を整える早苗。彼女の口元から溢れ出た唾液は唇まわりを濡らしただけじゃなく、頬を伝って首筋を通り、豊満な胸の間にまで到達していた。
キスで大分力が抜けてしまった早苗は後方に倒れてしまいそうな上半身を、腰の後ろに両手を着くことで支えている。右肩の方に少し比重が傾いているのか、右肩にかかっていた巫女服の袖がするりと抜けて、右側の胸元が半分見えてしまっていた。巫女服の中に包まれていた胸はさらにサラシで覆われていることが分かった。……おお、服越しでも分かってたけど、これは。
「先生、そんなに私のおっぱいが気になるんですか?」
「うん。早苗の胸、大きいし、触ったらめちゃくちゃ柔らかそうだなって……」
「先生がそんなに気になるなら、生徒である私のおっぱい、触っていいですよ」
僕は反射的とも言える速度ですぐに早苗の胸に手を伸ばす。それだけ早苗の胸は男を虜にさせるほどに魅力的で、僕も一瞬にしてその魅力の渦に吸い込まれていった。
まずは巫女服を脱がすと、次にサラシの留め具を外してするすると解いていくと、膨らみを抑えつけられていた胸が解放され全貌を現す。早苗の乳房は大きいだけではなく、肌色は綺麗な白色で、乳首は鮮やかなピンク色をしていた。
僕は早苗の背後に回り込んで、両手を彼女の横から通し、乳房を下から持ち上げるようにして優しく揉む。手のひら全体に、みずみずしくもふわっとした最高の感触が伝わってきて、僕は夢中になって早苗の胸を揉み続けた。
「はぁっ、やああっ、先生に、私のおっぱい、揉まれてるっ……んんっ、やぁっ」
僕が乳房を揉むのに合わせて、甘い嬌声を漏らす早苗。
ぐにぐにと生乳を揉み続けて乳肉を堪能していくが、早苗の乳房は僕の手のひらでは収まりきれないほどに大きく、軽く持ち上げるだけでも確かな重量感を感じることができた。柔らかさも百点満点で、ちょっと揉むだけで指が早苗の乳房の中へと沈んでいき、秘めたる張りと弾力性で指をふわっと押し返してきた。
早苗の喘ぎ声は大きくなりつつあり肩を小さく痙攣させているが、僕に背中を完全に預けており、表情もエッチな女の子になっていた。
僕は豊満な胸を揉み続けながら、頬から首筋まで紅色に染まっている早苗の耳をぱくりと甘噛みする。ぴくっと首を軽く曲げる早苗だが、口からこぼれ出たのは実に気持ちよさそうな声だった。
「やああっ、先生、そこ食べないで……胸触られるだけでも感じるのに、そんなことされたらっ、ひゃあっ、んぅぅっ。声、抑えられそうにないです、先生の前でエッチな声、出しちゃう……っ」
「いいよ。僕はもっと早苗のエッチな声聴きたいかな」
「せ、生徒にそんなこと言っちゃうなんて……せ、先生はイケない人ですねっ、ああっ、はぁっ」
大きい乳房を揉みまくっていた両手のうち、左手を離してそれを下へと運ぶ。そのままスカートの内側へと手を侵入させると、その先にあった肉付きの良い太ももに、手のひらを擦るようにして触れる。太ももからはスベスベとした心地よい感覚が返ってきて、僕は早苗の身体のあらゆる部位に魅了されていった。
「せんせぇ、あっ、だめですよっ、そこは……っ」
僕は太ももを触っていた左手を今度は早苗の股の間に持っていき、下着越しに秘所へ触れる。早苗は言葉でそう言うが、僕から逃げる素振りは一切見せない。それを肯定の意味だと受け取った僕は下着の中に指を入れて、秘部に軽く押しつける。すると早苗は背筋をビクビクと震わせながら、秘部から温かい愛液をぽたぽと漏らし始める。
「先生、あんっ、そこ指でぐりぐりってするの、だめぇ……!」
「そうかな? その割には、気持ちよさそうにしてるけど?」
「やんっ、はああっ、先生のいじわるっ! あんっ、あっ、先生の指が私の中に、きてるっ……」
膣内へと指を潜り込ませ、押し寄せてくる膣肉に指を擦りつけて早苗を攻めていく。その度に早苗が吐息を漏らし、僕は片手で豊満な胸を揉みつつ、膣内に挿入した指を前後左右に動かしていった。
ぐちゅっ、じゅくっ、にちゃっ、じゅぷっ、ぬぷぷっ
膣壁から溢れ出てきた愛液と内部で暴れる指が絡み合って、僕は愛液を指でかき混ぜながら膣内に何度も刺激を与える。さっきからダメなの、意地悪だの言っていた早苗の口は喘ぎ声しか零さなくなり、僕は早苗を快楽の高みへと導いていく。
「ああっ、あ、せんせぇ、そんなに指でぐちゅぐちゅにされたら、身体熱くなって……ああっ、もうむりぃっ、やああっ、あんっ!」
早苗は大きな声を上げ、びくびくと激しく背筋を震わせた。どうやら絶頂したようで、その証拠に彼女の秘部からはトロトロと熱のこもった愛液が流れ出ていた。
とてつもない快感に力尽きたかのようにぐったりとする早苗。しばらく僕の腕の中に収まっていると、彼女は起き上がってこちらに振り向き、唇を重ねてきた。
ちゅぷちゅぷと唇に吸い付いてくる早苗を僕は大人しく受け入れる。彼女が僕の唇を舌で割るようになぞり、こちらの口内まで舌を入れてくる。僕はそれも受け入れて、早苗と舌どうしを絡め合わせて、粘膜をねっとりと痺れさせていく。
絶頂したばかりだというのに、積極的にこんなキスを求めてくるなんて……妖怪退治をしているだけあって、体力が戻るのが早いのかもない。
「あむっ、れるるっ、ちゅうっ、はあっ、ふぅ……っ。先生、今度は私が先生を気持ちよくさせたいです。先生はこのまま寝転がったままにしてください」
早苗がそのつもりなら、僕も遠慮なく彼女の気持ちを受け取るべきだろう。
大人しく横になると、早苗が僕のズボンを下着ごと一気に下ろす。そうして下着の中から姿を現したそそり立つ肉棒をじっと見つめていた。
「これが先生のおちんちん、ですね。とても大きい。……では、いきますね」
早苗は僕の股間に顔を近づけるようにしてしゃがみこみ、その自身の潤いのある唇をゆっくりと愚息へと接近させる。ちゅっと亀頭の先端に優しくキスをすると、そこから続けて、亀頭の全体、裏筋、竿の根元、玉袋と丁寧に舌で舐めていく。早苗の舌にまとわりついていた唾液が一物にどろっとまとわりついて、早苗から与えられる刺激に対し、びくびくと震え上がる。
それを見て、早苗は優しくふふっと笑う。早苗はまるで小動物を愛でるかのように一物の全体に舌を這わせて、快感を送り込んでくる。
今まで僕は先生として早苗に接してきたわけだが、そんな生徒である彼女に禁断の行為をしてもらっているからか、僕の興奮をますます膨れ上がっていた。
「先生は私のおっぱい好きですか?」
「ん? もちろん好きだよ」
「そうですか、そうですよね。だってあんなに夢中になって私のおっぱい揉んでましたよね。生徒の、おっぱいをあんなにたくさん……。
そんなにおっぱいが好きなら、次はここを使って先生を気持ちよくしてあげます」
早苗は自身の乳房を持ち上げて言う。これって、もしかして……。
「んっ、よいしょ……」
早苗は二つの大きな乳房を僕の愚息に近づけてくると、自身の二つの乳房の間に膨れ上がった一物を挟み込んだ。肉棒は二つの生乳の間にすっぽりと収まり、先端以外のほとんどが乳房の膨らみに呑まれてしまう。
僕は一物が重量感のあるふわふわと柔らかいおっぱいに圧迫される感触に、思わず意識が飛びそうになる。早苗はそこから更に両手で乳房を外側から抑えつけ、さらに一物に圧力をかけてくる。そして胸を上下に揺らしたりしながら、早苗は一物の先端を唇で覆った。
ずちゅっ、ぬちゅっ、べとっ、じゅぷっ、じゅぷじゅぷっ
亀頭を唾液のついた唇でぐっしょりと濡らされ、山のような二つの胸で亀頭の下から根元までを扱かれる。ただえさえ敏感な場所をこうも最高な感触をぶつけられると、いつまでも耐えられるはずがなかった。
「くっ……」
「先生、もう出そうですか? いいですよ、れろっ、じゅるるっ……このまま私の口の中に、生徒の口に、先生の精液で汚してくださいっ、ちゅぴっ、ちゅるるっ、れるれるっ、んんっ、ちゅっ、れるるっ!」
僕の反応を見て察した早苗が胸を動かすスピードを上げて、れろれろと亀頭を激しく舐めまわしてくる。早苗の胸の間は唾液と先走りの汁でいやらしく濡れており、そこに挟まっていた肉棒もびくびくと震えながら限界が近いことを告げていた。
限界のギリギリまで早苗のフェラを堪能するつもりだったが、僕は押し寄せてくる快楽の波を抑えきれなくなり、膨大な熱が一物を駆け上がってくる。
どぷっ、びゅくくっ、どくどくっ、びゅるるっ、びゅるっ、どぷどぷっ
僕は容赦なく早苗の口内に大量の精液を溢れ出させる。早苗は少し怯むが、一滴も残さずに精液を受け止め、一物に残っていた精液も舐めとってくれた
「けふっ、んんっ、あぅっ、けほけほっ……! ごくっ、ちゅぷっ、れるるっ……す、すごいです。先生の精液が私の口の中にたくさん出てきました。先生、気持ちよかったですか?」
「うん、最高だったよ」
「それは良かったです。これで先生に授業を教えて貰ってるお礼、少しはできましたかね」
むしろ授業を教えるだけで、こんなことをしてくれるなら少しのお礼とは言えないだろう。
早苗は身体を起こして胸の間に挟まった肉棒を解放すると、僕も起き上がる。だが、早苗のようなエロい身体をした美少女を前にして、これで性欲が収まったかと言うとそんなわけがなかった。
「せ、先生のおちんちん、また大きくなってますね。もしかして、あれではご不満でしたか?」
「そんなことないよ、すごく気持ちよかったし、ただ早苗が魅力的すぎて、一回射精しただけじゃ満足できないみたいなんだ」
「も、もう。先生ってば、本当は生徒とこんなエッチなことしたらダメなんですからね」
「それじゃあ早苗はここでやめる?」
もしやめると言われたら、彼女の意見を尊重するしかない。でも本当にそうなったとしたら、僕はこの抑えきれない欲望を発散できずに背負うことになってしまうだろう。
しかし、その必要は無かったらしい。早苗は着ていたスカートを下ろして完全に裸になると、股を開いて寝っ転がった。
「そんなことありません。私も先生ともっとエッチなことしてみたいです。……先生、生徒の私に特別な授業、教えてください」
僕に股の間を見せつけ、頬を紅く染め上げながら誘惑してくる早苗。秘部は愛液で濡れて艶めかしく光っており、男根を受け入れる準備も万端のようだった。
僕は早苗の肉付きの良い太ももを両脇に抱えると、そそり立つ一物を濡れそぼった秘所へと近づけていく。
ずっ、ぬちゃっ……ぬぷぷ、じゅぷっ
「んんっ、あ、先生のおちんちん、熱いです……。それに硬くて、太くて……っ、私の膣内にっ、やっ、ああっ」
一物が膣の奥まで進み続けると、周囲から秘肉がぎゅっと押し寄せてきて一物がこれ以上進むのを拒んでくる。僕は挿入に喘ぐ早苗の甘い声を聴きながら、締め付けてくる膣肉をぐりぐりと押しのけて肉棒を膣奥に到達させる。
ついに、先生の僕と生徒である早苗は一つになり、教師と教え子の一線を越えてしまった。
それが良くないことと分かってても、早苗は容赦なく僕の一物を締め付けて逃がすまいとしてくるし、僕もそれに快感を感じずにはいられない。むしろ、僕を先生と慕ってくれる早苗と今こうしてセックスしている事実が、性的興奮をより強くした。
一物が全て早苗の膣内に収まったのを確認した僕は、ゆっくりと腰を前後させて膣奥を突き始める。
ぬちゅっ、ぐちゅぐちゅっ、ずぷっ……ぐちゅっ、ぬちゃっ
「やぁ、んんんっ、やああっ……やっ、すごっ、いいですっ、あっ、あんっ」
腰を下げ、前に進むと同時に肉棒が膣肉に擦りあげられ、絶大な快楽を生み出す。それだけでなく、早苗の膣内が一ミリの隙間も許さないくらいにぎゅうっと肉棒に絡みついてきて、僕は連続して与えられる途方もない快楽に視界が真っ白になりそうだった。
早苗も膣奥に一物を押し込むたびに、艶っぽい息を荒らげている。僕はすぐに果ててしまわないように必死で堪えながら、腰を何度も前後させ、早苗の膣を貪っていく。
ぐちゅっ、ずぽずぽっ、じゅぽっ、ぬちゅっ、ぐちゅぐちゅっ
「あっ、あんっ、やああっ……! 私も先生との子作り授業、すごく気持ちいいですっ、もっと先生のおちんちんを早苗の奥に突いて、先生のおちんちんの形、早苗に教えてくださいっ……あっあっ、ふああっ、ああんっ……!」
腰と腰がぶつかり、膣奥を肉棒で突かれる反動で早苗の豊満な乳房がぷるんぷるんと盛大に揺れる。その魅惑的な光景に僕は我慢できず、早苗の乳房を手のひらで好きなように揉みまくったり、好きなだけ乳首に吸い付きまくる。無論、その最中も腰の振りを止めることなく、膣をガンガン攻め続けた。
早苗の膣内も一物の形を確認するかのような激しい勢いで収縮してきて、たとえ腰を前後させ抵抗してもすぐさま一物に膣肉を絡めてきて形を記憶しようとしてくる。それを繰り返し、僕と早苗は互いに快楽を貪り合う。
ぱんっ、ぱんっ、ぐちゅっ、ずぼっ、ずぷっ、ずぷぷっ、ぱんっ!
「やああっ、先生のおちんちんが私の奥を、何度もっ、ああっ、ああんっ! このままだと、私の膣内っ、先生のおちんちんに合った形に変えられちゃうっ、私の身体、先生用の身体になっちゃうっ!」
「嫌なのか、早苗!」
「いいえっ、はぁっ、ああんっ、嫌じゃありませんっ! むしろっ、嬉しいですっ。先生のおかげで、里の色んなことを知れましたっ、ですから、今度は私の奥に、先生のこと、教えてくださいっ、やっ、やああっ、いやああっ……!」
早苗の膣内が一際強く収縮し、肉棒をがっちりと固定させようとしてくる。どちらも限界が近づいていることを僕は悟ると、まとわりついてくる膣肉に抵抗し、膣奥まで肉棒を押し入れ、そしてそこで精を解き放った。
どびゅるっ、びゅるーっ、びゅくびゅくっ、どぷっ、どぷぷっ、びゅくっ
「あああっ、先生のっ、せんせぇの精液がっ、私の奥にまでっ、流れてますっ、やあっ、熱っ、はぁぁぁっ、あっ、あんっ……」
早苗の膣内に容赦なく射精した肉棒が、収縮する膣肉に促されて一滴残らずどくどくと精液を膣奥にまで流し込んでいく。精子を体力に送り込まれた早苗は背筋を仰け反らせながらも、それをしっかりと受け入れる。
しばらくして射精が収まり、二人は性器を繋げたままで余韻に浸っていると、急に早苗が起き上がって僕を押し倒してきた。早苗はそのまま腰の上に跨ってきて、僕を見つめながら微笑んだ。
「早苗……?」
「先生とのエッチすごく気持ちよかったです。ですが、今度は私の方から動きますから先生は動かないでください」
ということは、つまりもう一度早苗とヤれるということだろうか。それが分かると、早苗の膣内に埋まっていた肉棒はすぐに硬さを取り戻し始めた。
完全に硬くなった肉棒を確認するかのように、早苗は僕の上に跨った状態で腰を軽く捻っている。
「ふふ、先生ってばまだまだ生徒の膣内に出したりないみたいですね。生徒ともう一回エッチがしたいだなんて、本当先生はスケベですね」
「早苗も人のことは言えないような」
「そうですね。私たちは先生と生徒の関係なのに、いつの間にかエッチな関係になっちゃいました」
まあ合意の上なら問題ないだろう。
僕は寝転がったままでいると、やがて早苗は上下に動き出し、熱く濡れそぼった秘肉で一物を扱き始めてきた。
ずちゅっ、じゅぷぷっ……ぬちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅぐちゅっ
「ふああっ、す、すごい……もう二回も出してるのに、先生のおちんちんとても硬くて、熱い……っ。やあぁっ、あっ、んんっ」
目の前で、早苗は胸をぷるんと左右に揺らしながら腰を何度も上下させている。彼女が腰を下ろすと一物が膣肉に擦り付けられ、腰を上げれば膣肉が一物を激しく吸い付いてくるような快感が僕を襲った。膣内の締め付けは二度目になっても極上を保っており、早苗は肉棒をぎゅうっと締め付けながら身体を上下に揺らす。
「はっ、はあっ、んっ、んんっ、やぁっ、やああっ、んんっ、ああっ」
深緑色の長い髪、そしてみずみずしい大きな乳房が、性器の交わりに合わせて揺れ動く。早苗は快楽の享受しすぎて、頭をクラクラとさせていた。
それでも意識はあるようで早苗は積極的に腰を振り続け、僕は熱くて窮屈な膣の感触を堪能しながら、彼女のふと伸ばしてきた両手に対し、こちらも両手を伸ばして両手の指を交互に間に入れて握り合う。しっかりと早苗の手を握ったのを数回確かめると、僕は自分から腰を動かしてふたたびこちらからも早苗の膣を攻めていく。
「えっ、いやあっ、先生っ、動いちゃだめって、言ったじゃないですかっ! あんっ、あ、あぁっ、やああっ!」
「ごめんな、でも我慢できなくて」
「ま、全くっ、そんな我慢もできない悪い先生にはこうですっ、れろっ、ちゅっ、ちゅぱっ、れるるっ、ちゅぅぅっ……れるっ、んむっ!」
僕の上で腰を振り続けていた早苗が、こちらの視界に向かって顔を下ろし、唇を重ねてくる。僕は彼女の口付けに答え、互いに舌を絡め合わせてねっとりと濃厚なキスを堪能する。
舌と舌が絡み合って口元が痺れていくうちに、じゅぼじゅぼっといやらしい音を奏でて交じり合っていた性器が快楽に震え上がっていることに気がついた。
もう限界が近いことを僕たちはお互いに理解すると、ラストスパートらしく、さらに勢いをつけて腰を動かす。僕は腰を上げて早苗の膣奥を突きまくり、早苗は腰を下ろしてきて肉棒全体に膣肉を擦り付けて熱を与えてきた
「早苗、もう出すよっ」
「あんっ、はいっ……先生の精液っ、私にもう一回たくさんくださいっ、先生の熱いのが、欲しいですっ!」
「っ……」
びゅっ、びゅー、びゅるるっ、びゅくびゅくっ、どくんっ、どくどくっ、びゅくっ
「ひっ、ぁああああっ、あっ、あっ、先生の熱い精液たくさん、また私の膣内にたくさん溢れてきてますっ、すごくいっぱいっ、やああっ、きっ、気持ちいいっ、やぁっ、あっ、ああんっ、ぁぁあっ……!」
性器を擦り合わせて快楽を貪りすぎたその結果、僕と早苗はとともに極限をむかえてしまい、一物は大量の精液を膣内に吐き出し、それを受け止めるべく膣肉が一物を激しく搾り取ってきた。
そうしてしばらく全ての精液を膣内に注ぎ込んだところで、早苗は腰を浮きあげて、膣から僕の肉棒を抜き取る。二度の射精を直に受けた早苗の膣からはとぷとぷと精液が漏れ出ており、秘部を淫靡に染め上げていた。
■
番小屋の中で激しく交わってから衣服を整えたあと、僕たちは外へ出た。
「先生、今日も私のわがままに付き合ってくださって、ありがとうございました」
「う、うん。……でも、早苗は本当によかったの?」
若干言葉足らずではあるが、僕が言いたいのは、僕たちは先生と生徒の関係であるはずなのにあんな淫らな行為をして良かったのかということだ。
僕の方は早苗のような可愛い女の子の身体を堪能することができて一切後悔してないが、念のため彼女の気持ちを確認しておきたかった。
「何を言ってるんですか先生、あれは同意の上でしたんですよ。私、ちっとも後悔してませんし、むしろ先生を喜ばせることができて嬉しかったです。……それに、また今日みたいな特別授業を受けたいくらいです。その時は、また私とエッチなことに付き合ってくれませんか?」
な、なんと。そう言ってくれるなら心配ないが、まさか早苗の方から望んできてくれるとは思わなかった。無論、そんな魅力的な約束を断るはずがない。僕は二度も強く頷いて、肯定を示した。
「ふふっ、先生ってばそんなに力強く頷いて、本当にエッチなんですから。……それでは、これからもよろしくお願いしますね。先生」
そう言って早苗は空へと飛び立つ。本当はもっと一緒に過ごしたかったけど、彼女も早く家に帰らないと行けないだろうし、あと少しで門番の交代の時間だからな。しかたがない。
こうして、僕は生徒である早苗と特別な関係を持ってしまった。このような関係を持った女性の人数は、これで八人目である。
そしてこの日以降も、先生と生徒の関係でありながら、僕は早苗と身体を重ねてしまったりするのであった。