門番やってたら美少女とエロエロな関係になってしまった。 作:ココナポッカ
比那名居さんと時々釣りをする楽しむくらいには仲良くなった僕は、今日も正午から彼女と釣りをする約束をしていた。
……が、その前に朝から家に唐傘お化けの少女──多々良小傘がやってきた。
「ご主人、おはよう! えへへ、偶然里の近くを通っただけだけどご主人の顔を見たくて遊びに来ちゃった!」
「おはよう小傘。ちょうど今から朝ご飯を食べるところだったんだよ。良かったら一緒にどう」
「いいの? やったあ、ご主人との朝ご飯嬉しいな」
僕の提案に大喜びの小傘。小傘のような美少女と朝から一緒に食事ができるなんて、男の僕としても嬉しい。
てな感じで、朝から最高の時間を楽しんだ。……が、僕と小傘は既に何度も身体を重ね合わせた深い仲なわけで。
「うーん……ご主人との朝ご飯は美味しかったし楽しかったけど、私、ご主人ともっと別のことしたいな」
「別のことって?」
朝ご飯を終えるなり、期待と潤いを込めた愛らしい瞳でこちらを見つめる少女。
お茶を飲もうと思ってテーブルに伸ばした手のひらの上に、小傘は不意に自身の小さな手のひらを重ねてくる。そして重ねた二人の手を自らな口元まで引き寄せると、いたずらっぽい表情をしながら僕の手の指をぺろっと軽く舐めてきた。これには思わず、僕も背筋を震わせ朝っぱらから股間を硬くしてしまった。
「ふふ、ご主人ってば面白いね。本当は私がご主人と何をしたいのか、言わなくても分かってるんでしょ?」
何度も言うが、僕と小傘は何度も身体を重ね合った仲だ。時にはこの家で、時には番小屋で、時には外で。体位は正常位だったり、騎乗位だったり、バックだったり、小傘はプレスしながら肉棒を膣奥にねじ込んだりと、彼女とは様々なセックスをした。
そんなふうに仲を深めあった僕には、彼女の言葉と動作の意味が直接口にせずとも何なのか分からないはずもなく────
何が言いたいのかと言うと、僕と小傘は朝っぱらからセックスに興じていた。
「ああ、ああんっ! ご主人、ごしゅじん、これ、すごくいいよぅっ、ああっ、やんっ、やああっ……」
裸の小傘を僕の腰に乗せて正面から抱きしめながら、僕は密着した腰どうしを何度も激しくぶつけていく。いわゆる対面座位というやつで、腰を振る度に僕の胸板に小傘のギュッと強く密着した。
一昨日もこの体勢で大妖精こと大ちゃんとセックスしたわけだけど、小傘の胸もそこそこ大きいかった。大ちゃんと比べると少し小さいかもしれないが、男性を魅了できる乳房なのは間違いない。
見た目が幼くも良い身体つきが大人という魅力を持ち合わせた大ちゃんや小傘と、身体を交える仲になれただなんて……改めて僕はかなりの幸せ者だと実感する。
その幸せを噛み締めながら、小傘のおしりをがっしりと手で引き寄せてぐちゅぐちゅと膣奥を熱くなった肉棒で攻めまくっていく。
「あぁっ、やあっ、あんっ、ご主人っ……! はぁぁ、あんっ、わたひっ、ご主人のこと好きだよっ、大好きっ! お願いご主人、わたしの奥もっとめちゃくちゃにして、わたしをもっとメロメロにして、あんんっ、ひゃああっ、あぅぅっ……!」
喘ぎ声を上げまくって、瞳をとろんと蕩けさせている小傘。口元からは透明のヨダレがこぼれ出てきて、僕の首元や肩に降りかかってくるが気にする事はない。舌も情けなく伸びきっていて今の小傘はまさに骨抜き状態といったところだが、僕の背中に回した両腕の力だけは緩めずにぎゅっと抱きついて離れなかった。
身体を引き寄せ合う度に間にある小傘の豊満な乳房がぷるんと弾み、僕は乳房を押し付けられる柔らかい感触を楽しみつつ、彼女の膣内を激しく犯していく。その度に、小さなの身体とショートカットの水色の髪がふわっと揺れ動き、小傘は情けないメスの声を漏らした。
「ああんっ、あっ、はぁはぁ、ふああっ」
「小傘、もうこれ以上は……っ」
「んんっ、は、はひっ……ひゃいいっ、いいよ、ご主人の精液、私の膣内にたくさん出して。私のピンク色のおまんこ、ご主人の精液で真っ白にして、ああっ、やぁぁっ」
どびゅるるっ、びゅくくっ、びゅるるっ、どくどくっ
とどまることを知らない暴走した大量の熱が溢れ出てきて、小傘の膣内を真っ白な熱で染め上げていく。
膣肉がもっと精液をねだろうと肉棒をぎゅうぎゅうに締め付けてきて、僕と小傘はお互いを強く抱きしめながら絶大な快楽に身を震わせていった。
「ふふ、朝ご飯だけじゃなくて私まで食べちゃうなんてご主人は食いしん坊だね」
「小傘みたいな可愛い女の子相手に何もするなってのが無理な話だよ。というか、誘ってきたのは小傘の方だろ?」
「それもそうだった。でも、今日はご主人と素敵な時間を過ごせて幸せ
だったよ。また遊びに来た時は、一緒に楽しいことしようね」
「楽しいこと……そうだね」
「あー、ご主人。私は楽しいことって言っただけなのにエッチなこと想像してたでしょ。顔、ニヤけてるよ」
「あはは……」
はぁ……たしかに楽しいことと言われただけで、エロいことを想像してしまうのはどうにかしないといけないかもしれない。だけど、小傘はそれを攻めたりはせずに最後に僕の頬にキスをして空へと飛んでいった。
まさか朝から小傘が来るとは予想外だったが、おかげでめちゃくちゃ最高な時間を過ごせた。しかも今日は比那名居さんとの約束もある。僕の幸せな時間をまだ続くという訳だ。
僕は小傘の見届け終えると、ひとまず釣りの準備をしようと家へと帰る。
と、その帰り道の真ん中に比那名居さんが腕組みをしながら突っ立っていた。
「……もしかしてとは思ったけど、あんたって色んな女と仲良くしているのね。それも妖怪の女とまで」
そして、彼女は何故か僕を睨みつけていた。
意味深な言葉に僕は心臓が飛び跳ねる感覚を覚えるが、なんとか平常心をよそおって比那名居さんに話しかける。
「ちょっと前に来たところよ」
比那名居さんは答えてくれたが、口調がいつもよりツンとしていて機嫌が悪いように見えた。
「あの、もしかして怒ってます?」
「……」
「比那名居さん?」
「……うるさい」
「え?」
聞き返そうとした次の瞬間、勢いの良い比那名居さんの拳が僕に飛んできた。それに直撃した僕は、そのまま尻もちを着いてしまう。い……痛い。
「うるさいって言ったのよ! 今日の私は見ての通り機嫌が悪いのよ、近づいたらぶっ飛ばすわよ!」
いや、もう既にぶっ飛ばされたんですけど!?
何をどうしてそんなに機嫌を悪くしているのだろう。僕と小傘がいた所を見てたっぽいだけど、もしかしてそれが原因か? でもそれで怒るということは嫉妬……いや、それだと比那名居さんが僕に気があるみたいじゃないか。比那名居さんのことだから、人間の僕なんかにそういう感情を抱いたりするはずがない。
「もういいわ。あんたと釣りに行く気分じゃなくなったし今日は帰るから」
「え!? そんな、待ってくださいよ比那名居さん」
「人間風情が私に指図しないで! それじゃあ!」
僕は立ち上がって手を伸ばそうとするが、比那名居さんはそれを無視して空へ飛んでしまう。……あ、スカートの中が見えそう、ほう……白なのか。
「て、こんなこと考えてる場合か。おーい、比那名居さーん!」
僕は呼び戻そうと何度も声をかけるが、ただえさえ気難しい彼女が機嫌を損ねてしまったわけだから戻ってくるわけもなく。
結局、一緒に釣りをする約束も無くなってしまい、そのまま夜がやってしまった。
◾︎
「うーん、やっぱり早いうちにどうにかした方がいいよなあ」
比那名居さんが機嫌を悪くするのは珍しくもない事だし慣れてはいたけど、今回ばかりは気になって仕方がなかった。一緒に釣りもできなかったし、彼女のことが気になりすぎてこのままだと眠れそうにもない。
「比那名居さん、今はどこにいるんだろ」
夜だし家に居ると考えるのが普通だけど、自分で自分を不良天人だと言っちゃうくらいなんだから、まだ外で何かしているのかもしれない。
もしかしたら今も一緒に釣りをしていたあの場所で、一人で釣りをしているのかも……。
今日の門番は休みでついでに明日も休み、特に予定もないし……決めた。
今からいつもの場所に行って比那名居さんがいるか確かめよう。夜の外は危ないけど、早苗から貰ったお札がある。それでも危ないことには変わりはないけど、早いうちにどうにかしないと比那名居さんとの関係が悪くなってしまう。
「お札も持った、武器もある。あと食料も一応準備して……よし」
比那名居さんがいつも釣りをしているあの場所にいる可能性にかけて、僕は家を出た。
だが……。
「──え」
「……こんばんわ。まだ起きてたのね」
家を出るなり、目の前に現れたのは腰まで青い髪を伸ばした少女──比那名居天子さんだった。彼女がまさか自宅前にいるとは思わず、僕は戸惑ってしまう。
「ひ、比那名居さん。こんばんわ」
「暇だったし特別にあんたの家に遊びに来てあげたわ。……それで、夜の外は寒いんだし早く中に入れて欲しいんだけど?」
「わ、分かりました。お茶を用意するんで待っててください」
「……ふん」
素っ気ない態度を取りながらも比那名居さんは家に入ると、僕がお茶を持ってくるまで部屋で大人しく待っててくれた。
お茶を用意し終えたので僕はテーブル越しに比那名居さんの対面に腰を下ろす。彼女は湯のみを片手で持って口元に運ぶ。
「どうでしょうか?」
「……まあまあね。人間が作るお茶にしては悪くないんじゃないかしら」
天界暮らしの比那名居さんが下した評価にしては、上出来ではないだろうか。まあだからといって、安心できる状況でもないが。
お茶の感想を聞いて以降、お互い何も喋らなくなってしまう。気まずい空気の中、比那名居さんの表情をチラッと伺うがやはりどこか怒っているように見えた。
彼女がなぜここまで怒っているのか。確定ではないが、僕はそれに心当たりがある。もし外してしまった場合は……いいや、今はそんなことまで考えている場合ではない。
僕は意を決して比那名居さんにあることを聞くことにした。
「比那名居さん、聞きたいことがあるんですがいいでしょうか?」
「なによ」
「比那名居さんは今朝、僕が小傘……とある少女と一緒にいるところを見かけたんですよね?」
「ええ、ちょっと早めに里に来たら偶然その場面に出くわしたわ。随分と仲良さそうだったわね。力もない人間と、下級の妖怪どうしお似合いだったわよ」
トゲのあるもの言いに、僕は怯まず続けて質問をする。
「比那名居さんはいつから見てたんですか? 僕と小傘がいるところを……」
この質問に、比那名居さんは口を閉ざすと途端に顔を赤くし、視線を下に向けた。
口こそ開かないものの、今の比那名居さんが動揺しているのは間違いではない。……これは、やっぱり僕の予想が的中してしまったかもしれない。
「……ところから見てたわよ」
「え?」
「み、見てたわよ!! 妖怪の女とあんたが、家で裸になって抱きあってるところを!! それだけじゃないわ! あんた、番小屋で妖精の女とも同じことしてたでしょ! は、恥ずかしいから何度も言わせないで! 殴るわよ!」
やっぱりそうだった。小傘と身体を重ね合っていたところを見られてしまったせいで、比那名居さんは機嫌を悪くしてしまったのだろう。というか、大ちゃんとしてたところまで見られてたわけか。そりゃあここまで怒るわけだ。
「す、すいません!! 別に見せるつもりではなかったんですが……生々しい場面を見せてしまって本当にすいません。嫌な思いをしましたよね」
「…………違うわ、そうじゃない」
「え……でも比那名居さんが怒ってるのって見たくないものを見せられてしまったからじゃ」
「そ、それもそうなんだけど……あたしが怒ってるのはそこじゃない」
ど、どういう意味だろう。そう思っているのは比那名居さんは顔を上げて立ち上がり、大きな声でこう言った。
「あんたがあたしとの時間を楽しいって言っておきながら、他の女と過ごす時のあんたの方が楽しそうにしているのが腹立つって言いたいのよ! どうしてあんたは、神もどきの人間や他の妖怪とか妖精の女にデレデレしておいて、あたしにはデレデレしないのよ!」
「比那名居さん、ちょ、ちょっと落ち着いて」
「わかったわ、どうせあたしの胸が小さいからでしょ! おまけに横暴でわがままで可愛げも色気も無い、女としての魅力が何一ない不良天人ですよ!」
「比那名居さん!」
暴走しかけていた比那名居さんを、僕は名前を強く呼んで制止させる。
比那名居さんは肩の力をだらりと抜いて視線を下に落とすと、悲しげにこう言った。
「あたしでもこの感情がなんなのか分かんないのよ。でもね……あんたが他の女と一緒にいる時の方が楽しそうにしてるってのが、なんか悔しい。
……だけど、あたしってば天人のくせに女としての魅力が全くないでしょ。わがままばかり言うし、よく人に迷惑かけてるし。そんなあたしと一緒に釣りをしたところで、あんたは本当に楽しめてないんじゃないかなって思ったの。だから、もうあたしと釣りをする必要はないって言いに来たのよ。……言いたいことはそれだけ。じゃあね」
自分だけ言いたいことを言ったあと、即座に玄関の方へと振り向いて帰ろうとする比那名居さん。僕は急いで立ち上がると、手を伸ばして比那名居さんの服の袖をギリギリ掴んだ。
「離してよ! もう用は済んだから帰るって言ってるでしょ!」
「待ってください比那名居さん! 僕はまだ比那名居さんに言わなければいけないことがあります。どうかそれを聞くまで待ってください」
「人間の分際で偉そうに! 今は機嫌が悪いの見て分かるでしょ!」
「それでも聞いてほしいです。もしそれでまた比那名居さんを怒らせてしまったなら、僕を好きなだけ殴ってください」
「わ、分かったわよ。聞いてあげるから強く引っ張らないで! 服伸びちゃうから!」
その言葉を聞いて、僕は比那名居さんの服の袖から手を離す。
比那名居さんはこちらへ向き直り、それを見て僕は頭を下げた。
「まずは改めて謝罪させてください。偶然とはいえあのような場面を見せてしまってすいません」
「そ、それはもういいから……」
「そしてもう一つ言わせてください。比那名居さんは先ほど自分のことを魅力的ではないと言いましたが、僕は全くそう思いません。むしろ比那名居さんはとても素敵な女性だと思っております」
「素敵な女性って……な、何を言ってるのよ! くだらない冗談言うなら殴るわよ!!」
比那名居さんが拳を掲げる。だが、それと同時に困惑しているのも事実。それを見逃さなかった僕は言葉を続けて、どうにかして彼女をこちらのペースに引きずり込む。
「そんなことないです。比那名居さんとの釣りの時間は本当に楽しかったですし、その時間の間、比那名居さんのような美少女が隣にいることに僕はずっとドキドキしてました」
「あ、ああっ、わ、わ、わかったから!?」
彼女、明らかに取り乱している。まるで褒められるのが慣れていないかのようなかなりの動揺っぷりだ。
「長くて青い髪も綺麗ですし、確かに比那名居さんはわがままで強気な女性ですけど、たまに可愛い反応をすることもあってそのギャップもすごくいいです!」
「う、嘘はやめてよ……」
「嘘なんかじゃありませんよ。本当にそう思ってます。比那名居さんと何度も釣りに出かけたのも、僕があなたと一緒にいたいと思ったからです!」
「ううっ、くぅ〜っ……」
ここまで言うと、比那名居さんは恥ずかしそうに声にならない声を上げていた。視線も真下に俯いてしまっており、なかなか顔を上げてくれないせいで表情がよく分からない。や、やりすぎてしまったただろうか。でも、僕が言ったことは全部事実だ。
「……そ、そこまで言うなら」
やがて、比那名居さんがゆっくりと顔を上げながら小さい声で言う。僕は何も言わず、言葉の続きを待った。
「あたしにキスしてみせなさいよ。それができるなら、あんたが嘘ついてないって信じてあげるから」
「い、いいんですか?」
「て、天人のあたしが許可出してあげてるんだからいいに決まってるでしょ。なに、それともやっぱりさっきの言葉は嘘だったの?」
そんなことは無い。ただ、言葉の証明にキスを求められてちょっと驚いただけだ。
しかし、そう言うのなら彼女の要求を叶えて見せよう。僕は比那名居さんの両肩に優しく両手を置く。
「わかりました。目を閉じてください、比那名居さん」
「に、人間が天人に命令とか生意気……でも、分かったわ」
比那名居さんは大人しく僕の言葉を聞き入れて、ゆっくりと瞳を閉じて、キスをしやすいように顔の角度を少し上げて僕の行動を待った。頬はまだ紅く染まっており、静かにこちらのキスを待ち続けている彼女の表情はまるで初心な乙女のようだった。
そして、彼女を優しく抱き寄せるとともに僕は天人の美少女と唇を重ねた。
「んっ、ちゅぅ……」
柔らかい唇の感触。もっとそれを堪能したかったが、彼女を納得させるためのキスなので、僕は唇を手早く離す。
すると、比那名居さんは右手の人差し指を自身の下唇に控えめに当てた。
「こ、これがキスなのね……」
「どうでしたか、比那名居さん」
「なんというか甘くて、気持ちよくて……あんたの割には悪くないキスね」
「あんたの割には? 比那名居さんは誰かとキスした経験がおありで?」
「ひょ、表現の問題よ! 天人のあたしが誰彼構わずにキスするわけないでしょ! き、キスしたのはあんたが初めてよ……」
比那名居さんのような美少女のファーストキスを貰えるとは、とても嬉しい話だ。
「これで僕がさっき言った言葉、認めてくれますかね?」
「み、認めるわよ。……でも、あんたがあたしを魅力的だと思ってるなら、あたしと何回でもキスがしたいって思うはずよね。もしそう思ってるなら、またあたしとキスしてもいいのよ? 今なら許してあげる」
そう言うと、比那名居さんはまた瞳を閉じて顔を少し上に向ける。まさか一度だけでなく、何度でもキスをしていいと許可が出るとは……もちろん、そんな魅力的な提案に乗らないわけが無い。
僕は再度両手を比那名居さんの腰に回し、優しく抱きしめるとともに唇を重ね合う。そして今度は唇を重ねあったまま、比那名居さんの張りのある唇を控えめにちゅうちゅうと吸ってみる。
「んっ、ちゅるっ……人間のくせに天人に唇を吸いつくだなんて、生意気よ……っ。でも、あんたが優しくキスしようって気持ちが伝わってくるから……文句言わずに受け入れてあげる。んっ、ちゅう……このキス、嫌いじゃないかも。ほら、もっと顔近づけて、んんっ、んぅ……っ」
キスはまだまだ控えめな方だが、比那名居さんはすごく心地良さそうにしていた。僕はそれが嬉しくて、比那名居さんの腰を後ろから優しく撫でてあげる。ピクっと肩が震えたが、お互いの唇が離れることはなかった。
優しく重なった唇の隙間から僕は言葉をこぼす。
「比那名居さんが良ければですけど、もっと気持ちいいキスしませんか?」
「ちゅぅ、んんっ……これ以上に気持ちいいキスがあるの? いいわよ、やってみせなさい」
「刺激が強いかもですが……すぐに気持ちよくなるので安心してください」
告げると、僕は潜めていた舌を伸ばして舌先で比那名居さんの上唇と下唇の隙間を割るようにゆっくりとなぞっていく。
一瞬、「んんっ……!」と比那名居さんは驚いたような息を漏らすが、僕から逃げるようなことはしない。むしろそれを受け入れるようにして彼女は自ら唇をゆっくりと開いてくれた。
僕は遠慮なく比那名居さんの口内に丁寧に舌を這わせていき、彼女の舌と触れ合った途端、それを絡めとるようにして舌をねちょねちょと動かす。
「んんっ、れろっ、ちゅるるっ……! な、なにこれぇっ……舌どうし絡めるのっ、とても、きもひいいっ……れるっ、じゅぷっ、ちゃぷっ」
とてもお気に召したようで深いキスを続けていくうちに比那名居さんの方からも積極的に舌を絡めてくるようになった。
舌どうしが触れ合い、擦れ合うひんやりとした快感に僕は背筋をゾクゾクと震わせる。舌にまとわりついた唾液を向こうに送り込むと、お返しにと比那名居さんも唾液をこちらに送ってくる。こうして二人の唾液が混じり合い、口内が唾液で満たされていく。舌をちょっと動かすだけでもぴちゃぴちゃと嫌らしい水音が鳴り、僕と比那名居さんは積極的にお互いの舌を求め、心地良いキスを続けた。
「んぅ、はあっ……ふぅっ。き、キスってこんなに気持ちよかったのね。なんだか癖になりそうだわ」
「そこまで言っていただけるとは、とても嬉しいです」
「……あれ、キスをしたせいかしら。あんたとのキスがあまりにも気持ちいいから、さっきまでのイライラが溶かされたように消えてなくなったわ。……あたし、わかったかも」
「わかった? 何がですか」
「あんたが他の女と仲良さそうにしているところを見て、イライラしちゃってた本当の理由よ。こうやって冷静になって、やっと理解できたの。
あたしにはデレデレしなくて他の女にはデレデレしてたのを見て腹が立ったってのも本当だけど……なにより、あたしにも他の女と同じように接して欲しかったのよ。こんな感情初めてだから、きっと受け入れにくかったのね」
他の女と同じように接して欲しい。比那名居さんは冷静に言っているが、その意味って……。
「だ、だからね……あんたと他の奴らが持っている関係をあたしも持ちたい。あたしもあんたと特別な関係を繋げたいの」
「ま、待ってください。いいんですか? だって僕はただの人間で、比那名居さんは天人ですよ。それなのに、本当に僕なんかと……」
「なんで今更そんなこと気にしてるのよ、白々しいわね。どうせあんたの事だから早苗とも関係持ってるんでしょ? あいつともすごく仲良さそうだったものね。あの子、あれでも一応神の端くれよ。神と関係を持ったあんたが、今更気にすることなのそれって」
それもバレていたのか。しかも、比那名居さんにしては至ってまともすぎる意見で、反論できる余地がない。
だけどまあ、比那名居さんがそれを望むなら断る理由はないし、僕としてはありがたくまである。あの横暴でわがままだった比那名居さんとこのような関係になれるとは思ってもみなかったけど、だからこそ嬉しさも倍増するというものだ。
「それに、あたしみたいなわがまま女を抱いてくれる物好きってあんただけだと思うし……と、とにかくよ! 私が良いって言ってるんだからそれでいいの。これは命令なの! わかった?」
押し切るように強い口調になる比那名居さんに、僕は強く頷いた。
「わ、分かりました。比那名居さんのような可愛い女性が相手ならむしろ嬉しいです」
「な、なんか他人行儀に感じるわね。……よし、それならもうひとつ命令よ。人前では天人の尊厳に関わるからダメだけど、これからは二人っきりの時は私を呼び捨てにしなさい。敬語も禁止」
「分かりまし……うん、分かった。天子がそう言うなら」
「それでいい。長くなってしまったけど……ほら、いいわよ」
比那名居……天子はそれ以上何も言わずに僕を促してくる。
その意味を理解していた僕は彼女を抱きしめると、これで何度目かになるキスをした。
「んぅっ、ちゅぅっ……んんっ! んぅ……」
僕は天子と唇を擦り付け合いながら、彼女の背中に回していた両手をゆっくりと下ろしていってスカートの中へと入れる。そして、下着越しにおしりへ触れると僕はそのまま揉みしだいた。
「い、いきなり手つきが変態すぎ……やあっ、でも気持ちいいっ。おしり触られるだけなのに、どうしてっ、あんっ」
おしりを揉みしだかれる感覚に耐えようと天子は僕の胸に顔を埋めてきた。軽く興奮しているのか、服越しに彼女の鼻息が胸板に触れてきて少しくすぐったい。近距離まできた青い髪からは果物のような甘い香りがして、僕はそれらを堪能しながら彼女のおしりを思う存分手で捏ねていく。
「ひゃんっ、あぁっ……どうかしら、あたしの身体は?」
「とても心地良いよ。まだ序盤なのに、もう天子の虜になりそうだよ」
「ふふ、天人のあたしの身体なんだから当然よね。そ、それよりもほら、もっと別のことしてきてもいいのよ」
そう言うならと、僕は一旦スカートから手を出して、今度は胸元のリボンへと触れるとそれを振りほどく。続けて天子の身体を包んでいる白のブラウスのボタンに手をかけ、それを上からゆっくりと外していく。
天子は顔を赤くして視線を合わせてくれないが抵抗することはなく、いよいよボタンを全て外し終えるとブラウスを脱がし、天子の上半身を包むのはブラだけになった。
天子の肌はキメ細かくて息を飲むほどに綺麗で、腰周りはほっそりとしており、いつまでも見ていたくなる美しさがあった。僕はなだらかなお腹のラインを眺めつつ視線を上に向かわせると、そこにあったのはスポーツブラで身を包んだ起伏に乏しい胸部だった。
「ふん、どうせあんたが散々揉んだ早苗の胸と比べりゃ天と地の差よ」
「僕、まだ何も言ってないんだけど。それに天子の身体はとても綺麗で、見ているだけで興奮するよ」
「そ、そう? それならあんたの好きにしてみなさい」
そう言ってくるので、早速僕は彼女のスポーツブラに指をかけて上に向かって脱がし、上半身を裸にさせる。残りは白いレースの着いた青色のスカートとその奥にある下着だけだが、その前に僕は全てをさらけ出した天子の胸に口付ける。そして、起伏の乏しい胸にちゅうちゅうと吸いつきながら、口内の小さな乳首を舌でコロコロと転がした。
「ひゃぁ、あ、あんっ……さ、さすが色んな女を抱いてるだけあって、小さな胸でも扱い慣れてるようね」
「あはは……っ、そ、そんな事ないよ」
「別にいいけど……ここまでしたからには、ちゃんとあたしのことを堪能しなさいよね。じゃないと、許さない」
言われずともそんなの当たり前だ。
彼女の言う通り、僕はこの身体をしっかりと堪能するべく片方の乳房をしつこく口内で堪能しながら、もう片方の乳房には手のひらを重ねて、手の内側で乳首と薄い乳肉を捏ね回していく。
すると天子の腰が大きく震えて、若干前のめりになる。彼女はすぐ身体の角度を戻そうしたが、身体全体をガクガクと震わせておりそれどころではなさそうだ。
もしかしてと思い、僕は手のひらで捏ねていた乳房を今度は指で摘んだり弾いたりして、天子の反応を確かめた。
「あぁ、んぅっ、はあっ、はあんっ……! やあ、それだめぇ……」
天子は肩をビクッと強く上下に反応させ、それに乗じて彼女の長くて青い髪が揺れ動く。思った通りだ、どうやら天子は乳首が弱いらしい。
乳首を軽く刺激するだけで身体を震わせたり、艶かしい吐息をこぼす天子。頬は熱を秘めているかのように赤く染まっていて、快感によって力が緩んだ口がだらしなく開いていた。
そこから更に僕は彼女の乳首に勢いよく吸い付いたり、もう片方の乳首も指を使って攻め立てていく。
「ひゃああっ、あっ、あんっ……んんんっ、んうぅああっ!」
瞳がウルウルと艶めていた天子が背筋をビクンと仰け反らせたかと思うと、絶頂して力が抜けてしまったのか荒い息をしながらこちらに向かって倒れてくる。受け止めてから抱きしめてあげると、彼女は大人しく熱のこもった身体を僕に預けてきたが、しばらくして僕を軽く叩いてきた。
「こ、このバカっ! あんた、わざと乳首ばかり攻めたでしょ」
「ごめんごめん。でも天子の反応、すごく可愛かったよ」
「……っ! ば、ばかっ。急にそんなこと言うのずるいわよ」
ずるいも何も天子が可愛いのは本当だし、こうして照れている表情も可愛かった。
最初は僕にひどい対応をしていた女の子がこのような可愛い表情を見せ、僕に心を許してくれている。それがたまらなく嬉しかった僕は、不意打ちで天子にキスをして、口内の舌を絡めとっていく。
じゅるるっ、ちゅるっ、れるれるっ、ちゅちゅっ……
「んんっ! ま、またこのキス……激しくて、息、できなくて苦しいのに、気持ちいい……んんっ、ちゅうぅっ、もっとあたしと、舌絡めてて、れるる……っ」
このキスに少し慣れたのか、天子の方からも舌を伸ばしてきて僕の舌と絡め合い、そして離れてしまわないようにと僕の背中に両手を回してきて身体をぴとっとくっつけてきた。
思う存分お互いの舌を舐め合い、口内で混ざりあった唾液をびちゃびちゃ弾かせていると、やがて酸素を求めて唇どうしが離れ合う。
そして、あることに気がついた天子は視線をゆっくりと下にして僕の下半身を見た。
「あんたの大事なとこ……直接見なくても分かるくらいに大きくなってる。これってあたしでちゃんと興奮してくれたってことでいいのよね?」
「そうだよ。天子みたいな素敵な人が相手で興奮しないわけないよ」
「そ、そう。……ねえ、いきなりだけど初めて会った時のことはごめんなさい」
……おお、驚いた。まさかあの天子が自らの非を認めて謝罪してくるとは。これはきっと、それだけ僕に気を許してくれていると受け取ってもいいのだろう。
「な、何よその顔は! ただ、あたしは……あんたなら今後の遊び相手に悪くないかなって思っただけで、そのためにも一応謝っといただけよ」
「そうだね、僕もこれからも天子と仲良くしていきたいな」
「……あんたって清々しい顔しながら、よくそんな恥ずかしいこと言えるわよね。どうせその言葉も他の女に言ってるんでしょ。……こうなったら、もっとあんたと特別な関係を築いていって、他の奴らを出し抜いてやるんだから。そしてあんたにとっても、他の女よりも天子が一番魅力的で最高だって思わせてやる。
ほら、そのためにもあんたは横になって服を脱ぎなさい」
彼女のプライドがそういう気にさせたのかは知らないが天子はやる気満々なようで、僕はそれに期待しながら服を全て脱いで横になった。
ビンっと天井に向かって反り立つ僕の分身を見て、天子は一瞬緊張した表情をするが、「ふふ、この比那名居天子様に気持ちよくして貰える幸福をしっかりと味わいなさい」と言いながら、まずは最初に彼女は僕の左胸に唇を近づけていった。
「さーて、まずはあんたにさっきやられたお返しをしてあげる。天人をあれだけコケにしたんだから、容赦すると思わないでよ」
容赦するなと言われても、その言葉では期待と一物が膨らむだけだ。
そしていよいよ天子は唇を僕の左胸に重ねて、舌で胸の表面や乳首をぺろぺろと舐めてきた。
「れる、ちゅるるっ、んんっ……ちゅっ」
左胸の肌に天子の舌が直接這う感覚に、僕は背筋をゾクゾクとさせる。彼女の舌は心地よいザラザラ感があって、それがちょうどいい冷感を伴って乳首を攻めてくるものだから僕は身体を震わせずにはいられなかった。それを見た天子はいたずらっぽい笑みを浮かべながら、立て続けに乳首を舐めまくってくる。
「はむっ、んんっ、ちゅぷぷっ……はふっ、んれろっ。……言っておくけどこっちだけじゃなくて、こっちの方も攻めてあげる」
天子は僕の右胸の方に右手の人差し指でつんつんとつつくと、宣言通りに今度は右胸をぺろぺろと舐めてきた。心地よいザラザラ感とちょうどいい冷涼さを含んだ舌で、感覚神経の通った一部分を執拗に攻められる感覚に僕は思わず声を漏らしてしまう。
「れるれるっ……へえ、そこまで感じるなんてよっぽどあたしに舌が気持ちいいみたいね。まあ天人のあたしがしてあげてるんだから、気持ちよくて当然よね。でも、この調子だとこの大きなモノはどこまで持つのかしら」
そう言いながら、天子は顔を上げて僕の股の位置に移動する。そのまま左手を伸ばして僕の一物を包むようにすると、上下に動かして刺激を与えてきた。
ぐちゅ、ぐちゅっ、しこ、しこしこっ、ずちゅっ
天子の柔らかい手のひらに包まれた一物はぴくぴくと震えており、そこから更に天子が舌を亀頭に這わせてくる。
「れるっ……れろっ、ちゅぅっ……こ、こんな感じでどうかしら?」
問いかけに僕は気持ちいいよ答える。それが嬉しかったのか天子は表情を綻ばせると、這わせた舌をさらに激しく動かして一物全体を舐めつつ唾液をまとわりつかさせていく。他にも手のひらで玉袋を優しく揉みしだき、裏筋を沿うようにして一物の上から下まで舐めてきたりと、あの手この手で与えられる刺激に僕は強く身震いする。
こちらの胸にねっとりとついていた天子の唾液が気化して冷たくなり始めた頃、僕はあることを思いついた。
「天子、ちょっとお尻をこっち向けて」
「なによ、こっちはあんたをいじって楽しんでる最中だったのに。それで、これでいいのかしら」
「うん。それと服、脱がすね」
「はあっ!? ちょっと!!」
寝転んでる僕の頭の方にやってきた彼女の下半身に手を伸ばし、僕は彼女が身につけていたスカートと下着を脱がしていく。天子は何やら文句言いたげだったが、抵抗することは無かった。下着をスルスルと下ろしていき、ついに僕と天子はお互いとも生まれた姿になった。
そして天子は全ての肌を露出したまま僕に覆いかぶさり、自身の秘部を僕の眼前に持ってきている姿勢をしている。
この意味が分かったのか、天子はふたたび僕の一物を舐め始め、こちらも天子の秘部にむしゃぶりついた。
「んあっ、やんんっ……あたしの大事なところを激しく舐めるだなんて、贅沢なやつね。あんんっ、こ、こっちも負けないんだから……んんっ、れるるっ、じゅるるっ」
天子の小ぶりなおしりに両手を伸ばして柔らかい感触を堪能し、桃色の秘所に舌を這わせてれろれろと舐めていく。天子も負けじと喘ぎ声を出しながらも、僕の一物を口に咥えて舌で激しい愛撫をしてきた。
天子の狭そうな秘所からは既にじわっと愛液が溢れ出てきており、裂け目に沿って舌を這わせただけで天子は色っぽい吐息を漏らし、それが直に僕の一物の先端に触れた。彼女の背中の両端から青色の長い髪が流れるように落ちてきて、お互いがお互いを攻める度に波打つように揺れ動く。
そうしているうちに僕は天子と繋がりたい欲求がどんどん膨れ上がり、僕は声をかけると天子はそれを察したのか退けてくれた。
「は、初めてを痛いらしいから、なるべく優しくしてよね。じゃないと腫れ上がるまで頬にビンタしてやるんだから」
僕の目の前で寝転んで、ちょっぴり刺々しい言葉を吐いてくる天子。ちょっとでも安心させてあげたくて、天子の頬から首筋あたりを撫でてあげると、彼女は「んっ……」と心地よさそうな声を漏らした。
そして、僕は天子の両足の太ももを掴んで股を開かせ、自身の腰を奥にまで進めていく。ゆっくりと近づていく一物の先端が秘部の表面に軽くぶつかり、くちゅっと粘膜が弾ける音がすると、僕と天子はお互いの表情を見た。
「挿れるよ。初めては緊張するかもしれないけど、ちゃんと気持ちよくしてあげるから安心して」
「うん、来て。あたしと一つになって……」
くちゅっ、ずちゅ……ずりゅっ、じゅくっ
みっちりとした密閉感の強い秘所の奥に向かって、僕は一物を突き進めていく。すぐに柔らかい秘肉が一物をぎゅっと周りから押し寄せてきて拘束されかけるが、それでも僕は力加減を間違えないようにしながら一物を押し進めていって秘肉をかき分けていく。
そろそろかとあれに到達するだろうと思っていると、薄い膜のようなものに一物の先端がぶつかった。これを突き破らなければ、僕と天子は完全に繋がることは出来ない。
「いいわよ、覚悟できてるから」
優しくしないとビンタすると言っていたが、初めての痛みが避けれないことは天子も分かっていたのだろう。正直、全く痛くないようにする自信はなかったが、彼女の覚悟を無駄にしたくなかったので、僕は一物を奥に突き入れていった。
膜を奪ってようやく一物を全て膣の中に入れきると、一物を受け入れた小さな割れ目から処女血が流れ出てきた。
「ああっ、やぁぁ……奥、一番深いところまであんたのがきたぁ……くっ、んんっ、はぁぁ」
緊張していたのか溜め込んでいた息を一気に吐き出す天子、その様は痛みに耐えているようにも思えた。
僕は天子と繋がったまま上半身を前に倒し、彼女の唇を奪うとすぐに舌を絡め合わせていく。天子もそれに即反応し舌を動かしてきて、僕達はゆっくりと、かつ粘りつくようにしつこく舌を貪り合う。二人の口内で唾液が混ざり、激しいディープキスをしている最中にぽたぽたと口元からこぼれ落ちる。唾液が弾け、舌が絡まる際に生じたいやらしい水音が部屋に響いた。
「んんっ、れるっ、れふっ……はぅぅ、はぁ、はぁぁっ。ん、あんたとのキス、やっぱり何度しても気持ちいい。おかげで痛みも無くなったわ」
「本当? 一応、慣れるまでもう少し待ってもいいんだよ」
「もう痛くないって言ってるでしょ。それにさっきから身体の奥のムズムズが強まってて、待つほうが辛いの。お願い。もう平気だから、あたしを助けて……」
そこまで言うなら本当に問題ないだろう。
それにいつもは気の強かった天子が潤んだ瞳をしながら、切ない声でお願いされてしまうと、それこそ僕が待っていられなくなる。初めてを受け入れたばかりの膣に締めつけられている肉棒も、これ以上は我慢出来ないと脳に直接訴えかけてくる。
痛いなら言ってね、と言って僕は早速腰を動かし始めた。
ずっ、ずちゅっ、ぬちゅっ、じゅぶっ、じゅぶぶっ
「ああ、ああぁぁっ! お、奥にあんたの硬いのがコツンってぶつかって、やああっ、き、気持ちいい……いい、熱くていいわっ、あ、あんっ」
喘ぎ声こそ激しめなものの天子はしっかりと感じてくれているようで、僕はその調子で腰を動かし続けた。といっても、処女を失ったばかりの膣内は締めつけがかなり強く、ちょっと出し入れするだけでも肉棒に大きな刺激を受けた。
これはペースを上げるとすぐに果ててしまいそうだ……だけど、天子より先に果てるわけにはいかない。ここはゆっくりと腰を動かして、膣内を少しずつ攻めていかないと。
「んっ、ううっ、はぁ……っ」
「どうですか、天子さん」
「ああっ、こ、これだめよっ。思った以上に気持ちよすぎて、余裕なくてっ、何も考えられない、ああっ、やぁぁっ、あんっ」
緩やかな速度で肉棒を膣奥に押し込むと、天子が軽く海老反りになる。その際に控えめな傾斜ができた身体の上を透明の汗が流れるように落ちて、そのままコースアウトして床に落ちる。僕はそんな光景を眺めながら、ひたすら押し寄せてくる膣肉を肉棒で擦り上げ、ゆっくりと、だが何度も奥を突いていく。
「んんっ……ね、ねぇっ、もしかして、遠慮してない?」
「そ、そうかな」
「他の女としてる時のあんたはもっと激しく動いてたもの。たしかに今でも気持ちよくて、これ以上激しくされたらどうなるか分からないけど……あたし、言ったでしょ。ちゃんと天人の身体を堪能しなさいって。だから遠慮せずに、もっと激しくしなさい。じゃないと、許さないわよ……」
天子のその言葉を聞いて、これ以上遠慮したらそれこそ彼女に失礼だろう。いや別に遠慮していた訳では無いが……とにかく、僕は彼女の気持ちにもっと答えるために、腰の振りを素早くした。
速度の上がった肉棒が何度も何度も膣内を往復し、その度に性器どうしがぎゅっと絡み合い、強烈な快感に僕は全身の神経をビクビクと震わせる。正直これにいつまでも耐えられる自信はないが、それでも僕は懸命に腰を振り続けていった。
ぱんっ、ぱんっぱんっ、ずぶずぶっ、ぐちゅっ、ぐちゅちゅっ、ずぷぷっ
「ああっ、あぁんっ、ふぁっ、これぇ、す、すごいっ……! ああっ、だ、だめだめっ、奥っ、あんたの硬いのが激しくしてきてっ、やぁぁっ、あっ、んんっ!」
天子のほうもしつこく奥にぶつかってくる肉棒を受け入れ、瞳を潤わせながら可愛い喘ぎを上げている。その嬌声は聴いているだけで、僕は身体の奥の熱が昂っていくのを感じた。なによりも最初は僕に対し散々な態度をとってきたあの天子が、僕の肉棒で膣奥を蹂躙され喘ぎ声を上げまくっているその事実が、僕を最高の気分にさせ、腰の速度を極限まで導いた。
「ああっ、もっと激しくなって、んんっ、す、すごいいっ……! ふぁぁっ、あん、はあぁぁんっ……っ!」
僕は腰を振り続けて天子と激しく交じり合う今を堪能していると、肉棒を唸りを上げるかのように震えだし、膣もじわっと熱が込み上げてくる感じた。
きっとお互いとも限界が近いのだろう。しかし、快楽を貪るのに夢中になっていたはずの頭の片隅で、ふとある考えが浮かぶと、僕はそれを実行してみることにした。
まずは腰の動きを止めて、天子の反応をうかがった。
「ひゃあっ、あ、あんっ、んっ……え。ど、どうして動かないのよ」
「天子って天人であることに誇りがあるんだよね。それなのに人間の僕が、本当に天子に中出ししていいの?」
「な、なによ急に……あたしが命令してるんだからいいに決まってるんでしょ」
「そうなんだ。でも命令じゃなくて、僕はもっと素直な天子の気持ちが聞きたいな」
「あ、あんたってやつは……っ」
天子にいたずらをしてみるが、彼女は顔を赤くして押し黙ってしまった。
こんな時にまで意固地にならなくていいのに……そう思いながら僕は、不意打ち気味に三回腰を動かす。
「ひゃ、ひゃああっ……ん、んぅぅっ」
「それでどうなの、天子は中に出してほしいの?」
「そ、それはさっき命令し、やあぁっ、あんっ……!」
「そっか。言いたくないなら、いっそのことここまでにしようかな」
「だ、だめだめ! それだけはだめっ! お願いっ、あたしにちゃんと中出ししてっ、他の女はあんたに中出しされてるのに、あたしだけされないなんてそんなのいやよっ! お願い、お願いっ! あたしの中にちゃんと出してっ────あたしから最後まで離れないでっ!」
うっ……ちょっとした出来心でいたずらしただけだが、想像を遥かに超える破壊力のある言葉が返ってきた。
彼女の言葉に大きく背中を押された僕は彼女に「ごめん」とだけ告げると、腰振りを再開し、限界が近かった膣内を一心不乱に貪った。
ずちゅっ、じゅぷっ、ぬちゅっ、じゅぷぷっ、ずぷずぷっ
「あああっ、いい、いいわっ、このまま最後まで、あたしを好きなだけ犯してっ! やああっ、は、激しっ、も、もうだめぇぇっ、ああ、やあぁぁっ……」
「くっ……」
最後の一突きと同時に天子の膣内がぎゅっと収縮し、痺れるような激しい快楽に僕はこれ以上耐えきることができなかった。
下半身に心地よい電流が駆け巡り、僕は肉棒の先端をぐりぐりと膣奥に押しつけ、そのまま限界をむかえた。
どびゅーっ、びゅるっ、びゅるるっ、どくどくっ、どぷんっ、びゅくくっ、びゅくっ
「あんっ、あああっ、あぁんんっ……! あぅっ、す、すごいっ、熱いのがっ、膣内にいっぱいきてるっ。はあっ、あ、あんっ、こ、これがっ、中出しされる感覚なのね……はぁっ、き、気持ちいいっ……」
僕は、初めての中出しを経験する小さな膣に容赦のない量の白濁液を流し込んでしまい、天子は激しく背筋を震わせて大きな喘ぎ声を喘ぎながらも大量の白濁液を受けとめた。それどころか、膣内はぎゅううっと肉棒を締めつけてきて白濁液を最後の一滴まで搾り取ろうとしていた。
とてつもない快楽のおかげで全身の痺れがなかなか収まらなかったが、やがて膣の収縮も収まると僕はそこから肉棒を抜き取る。肉棒で密封されていた割れ目からは、どろっとした白濁液が流れ出て、天子の太ももを汚していった。
◾︎
あれから後日。
仲直りどころか、より深い関係になってしまった僕と天子は、以前の時と同じように一緒に釣りをしていた。
「お、またかかった!」
「はあっ! またあんたなの!」
天子が何か言っているが、僕はそれよりも竿にかかった魚との戦いに集中する。
どうやら今回は大物のようだ。魚影もかなりでかいし、引っ張る力も凄まじい。ここは一旦冷静になって魚の体力を減らしてから……。
「えいっ!」
「うわあっ!」
釣りに集中していると横からいきなり衝撃がきて、僕は地面に倒れた挙句に釣竿を手放してしまう。何事かと思って上を見上げると、天子が僕の身体の上に乗って、白い歯を見せて笑っていた。どうやらさっきの衝撃は天子が飛びついてきたことによるものらしい。
いや、今はそれよりも。
「天子、いきなり何するのさ。相手の邪魔をするのはルール違反だよ」
「うるさい。あんたが何回も勝ち越すから、もうこれ以上敗北の屈辱を味わうのは我慢できなかったのよ。このまま今までの恨みを晴らしてやるから」
そんな理不尽な! かと思ったけど、これが本来の天子だ。仲良くなったぶん彼女は様々な一面を僕に見せてくれるようになったけど、彼女のこういった部分はあまり変わっていない。だけどまあ初対面の時よりかはいくらかマシになったような……気がする。
恨みを晴らすらしいがこの姿勢のまま一体何をしてくるのか。というか、この姿勢は色々とまずい。僕の腰の上に天子のお尻が乗ってるもんだから、このままだと……。
「て、あんたね……別にそういう雰囲気でもなかったのになんで、硬くしてるのよ」
バレる前に動こうと思ったが、もう遅かったようだ。
僕の愚息の状態をおしりから感じとる天子。呆れ顔をしているが、彼女は顔をゆっくりと近づけながらこう言った。
「仕方がないわね。ほら、すっきりさせてあげるから目を瞑りさないよ……」
彼女の言う通りにすると、唇から柔らかい感触が伝わってくる。
そして、そのまま僕達は釣りの勝負をしていたことも忘れ、明るい日差しの下で身体を重ね合うのだった。
こうして僕は不良天人と呼ばれる天子と特別な関係を持つようになった。ちなみにこのような関係にある女性は、今回を含めて九人目。あと一人で、ついに十人目に突破してしまう。
こんなふしだらな生活を続けるのはよくないと思いながらも、ついにこの人数まで来てしまったか。いっそのこと、十人目まで目指してみるのもありか……なんてな。