門番やってたら美少女とエロエロな関係になってしまった。 作:ココナポッカ
「ああっ、はぁ、やぁぁ……ご主人様の、なんてたくましいっ、ああっ、あんんっ!」
現在、僕の上に乗ってメイド服を着たまま腰を振っているのは十六夜咲夜さん。紅魔館のメイドであり、僕が特別な関係を結んでいる女性の一人だ。
外が暗い真夜中の時間、里の外にある小さな番小屋の中で僕と咲夜さんはいつものように肉欲をぶつけ合っていた。咲夜さんの普段のクールの表情も既に蕩けきっており、愛おしそうな瞳で下にいる僕を見つめている。
情熱的なまでに盛り上がった行為はもう終盤。僕は強く引き締まる膣の奥深くへ肉棒を突き入れると、咲夜さんの身体が軽く宙に浮きメイド服のスカートの裾がふわりと揺れた。
ずぶずぶっ、じゅぶぶっ、ずっ、ぐじゅっ、ずぽぽっ
「あっ、ああっ、ご主人様っ、いけませんっ。今動かれたらっ、んああっ、あん……もう限界ですわっ」
スカートに隠れて見えないが、その内側から膣と肉棒が繋がった部分からぐちゅぐちゅと嫌らしい水音が聞こえてくる。咲夜さんの膣肉はぐんぐんと熱をあげ、愛液を分泌させているのが肉棒を通じて伝わってきた。
「咲夜さん! 僕も限界ですが……どうします?」
「はいっ、お願いしますっ。どうか、このはしたないメイドにお情けを……あなたの熱を、注いでくださいっ」
「くっ……」
どびゅるるるっ、びゅるるー、びゅくびゅくっ、びゅるっ!
「あーっ、ああっ、んんっー! はっ、あああっ……熱いっ、なんて情熱的な……」
喘ぎ声を上げながら背筋をそらし、息も絶え絶えに言葉をこぼす咲夜さん。僕は膣内に大量の精液を注ぎ込むと、膣肉が肉棒に強くまとわりついて残りの精液も搾りとろうとしていた。
あまりにも濃厚な快楽に僕の視界が真っ白になる。快楽が徐々に弱まり視界が見えるようになった時には、咲夜さんが前に倒れてきて僕はそれを受け止めるかのように背中に両手を回して抱きしめた。
僕の肩に顔を乗せて落ち着くまで呼吸を繰り返すと、彼女は顔を上げて僕に優しくキスしてきた。
「ちゅっ……今日のあなたも素敵でしたわ。ですが、いくらなんでも出しすぎではありませんか?」
咲夜さんはスカートの両端を両手でつまみ上げて床に両膝をつく。膣内に収まった肉棒を引き抜かれると、割れ目からはどろどろとした白濁液が溢れ出てきた。もしかして嫌だったのだろうか?
「そんなわけありません。むしろ、私のような愛想のない女をここまで愛していただけて幸せです。あなたの困った表情が見たかっただけですよ……それはそうと、今日はあなたに協力していただきたいことがあってお伺いしたのです」
「協力?」
「初めにその事について説明しようと思ったのですが、あなたを前にすると色々と我慢できなくなってしまい……言うのが後になってしまいました」
そうだったのか。それは申し訳ないことをしてしまった。ともかくこの状態で会話を続けてもちょっとアレなので、しっかりと衣服を整えてから会話を再開した。
「それで、僕は咲夜さんに何の協力をすればいいんですか?」
「……私から話を持ちかけておいて言うのもなんですが、本当にお力を貸していただいてもいいんですか?」
「咲夜さんには色々お世話になってますからね。困ってることがあればなんでも言ってください。もし、悪いことをするって言うのでしたら流石に断りますけど……」
「ありがとうございます。……実は協力といっても、正確には私ではなく私の主であるレミリアお嬢様のご友人、パチュリー様の協力をしていただきたいのです」
そっか……もし咲夜さんが困ってたなら、協力を理由に彼女といる時間が増えて、もっと仲を深められるなあっと思ったのに……。でもまあ、パチュリーさんという女性とお近づきになれるならそれはそれで悪く……。
「こほんっ。あの……何を考えているのか分かりませんが、続けても?」
「は、はい!」
「それでは、説明させていただきますね────」
■
平凡なお昼。僕は里の入口でパチュリーさんが来るのを待ちながら、昨日の咲夜さんとの会話を思い出していた。
『パチュリー様は魔女でございます。普段は紅魔館の図書館におられるのですが、いつだったか知り合いでもある悪質な魔女に図書館内の魔術書を盗難されたようです。パチュリー様は魔女を問い詰めて魔術書を返すように促したのですが……』
ところが、その悪質な魔女は魔術書を無くしてしまったらしい。魔女曰く、紛失した魔術書を最後に場所が僕たちが暮らしているこの里のこと。無責任な魔術書泥棒の魔女は魔術書捜索に手を貸す気がないらしく、なくなくパチュリーさんは自ら里に来て魔術書を探そうとしているのだそうだ。
しかし、
『パチュリー様は魔法の腕こそ超一流ですが、身体が病弱でして魔術書を探すために里を練り歩く体力があるのかどうか、私としては不安です。私も協力を申し出たのですが、本を盗まれたのは自分の責任だから自力で探し出すといってきかなくて……』
そこで咲夜さんは、里の土地勘もある僕にパチュリーさんの本の捜索に手を貸して欲しいとのことだった。正直、僕がいるからと言って確実に魔術書を見つけ出せる自信はないが、協力するからには頑張らなければいけない。
パチュリーさんとはこの時間に里の入口で合流できるようにと、咲夜さんが取り計らってくれている。
「──あなたが咲夜が言っていた人間かしら?」
すると、上から声が聞こえてきた。視線を上げると、薄紫色のパジャマのようなゆったりとした服に身を包み、大きめのナイトキャップを被った紫色のロングヘアーの女性が目に入り──それとほぼ同時に彼女は僕の近くに着地した。
「あなたがパチュリーさんですね、僕はこの里で門番をやっている者です。話のほうは咲夜さんから聞いてます。魔術書探し、ぜひ僕にも協力させてください」
「咲夜からあなたの事を聞いた時は、どんな人間かと思っていたけど……初対面の魔女の困り事に手を貸すなんてとんだお人好しね」
「え?」
「……なんでもない。私がここに来た理由を知ってるなら話が早いわ。できればさっさと魔術書を見つけて図書館に戻りたいの。別にあてにしているわけじゃないけど、協力するからにはちゃんと働いてもらうわよ」
淡々と話すパチュリーさん。彼女は足取りこそゆっくりしていたが、僕より前を歩き始めていく。僕としてはもうちょっと会話をしたかったが、そんなに急いでいるのだろうか?
とりあえず魔術書探しをしながら会話を試みることにした。だったのだが……。
「パチュリーさん。魔女ってやっぱり普段から魔法の研究とかしてるんですか?」
「……それ、あなたに何か関係あるの?」
あっさりと会話を両断されてしまった。どんな魔法の研究をしているのか、その詮索を嫌っているのかもしれない。会話の内容が悪かったと考えた僕は二度目の会話を試みる。
「パチュリーさんって紅魔館の人たちとどんな関係なんですか? 紅魔館の主は吸血鬼で、パチュリーさんは吸血鬼ではないんですよね?」
「私は生まれながれにしての魔女よ、紅魔館の主……レミィとは古くからの親友。それはいいから魔術書の捜索に集中してもらえる? いちいち口を開くのも手間なのよ」
ダメだった。パチュリーさんは見た目は美少女ではあるが、ぶっちゃけると愛想が悪かった。協力者の僕には一切興味が無いようで、態度や表情が素っ気ない。他人に関心を持たないタイプのようだ。
パチュリーさんは気にしていないが、正直に言うと空気がちょっと重く感じる。この空気から脱却するためと、パチュリーさんと少しでも仲良くなりたいと思った僕はどうにかできないか考える。
しかし、これといった術が思いつかず、魔術書も見つからないまま二時間経過する。民家の屋根とか木の影を探したり、里の人たちにも聞いて回ってみたけど全く進展しなかった。
「はぁ、はぁ……っ」
「パチュリーさん、大丈夫ですか?」
里を歩き回っていると、パチュリーさんが苦しそうに呼吸しだした。表情は元から暗めだったが、今は具合が悪そうにも見えた。
「……へ、平気よ。それよりも他に魔術書がありそうな場所はないの?」
「魔術書が大事なのも分かります。ですが、まずは一旦休憩にしませんか?」
咲夜さんはパチュリーさんの体力を心配していた。僕に協力を頼んできたのは、魔術書探しだけではなく彼女の様子を見てほしいとの意味もあるのかもしれない。その責任を果たすためにも、まずはパチュリーさんを休ませないと。
「平気って言っているでしょう。あなたは魔術書探しに黙って協力──」
──ぐーっ、と。
パチュリーさんが休憩を拒もうとしていたら、彼女のお腹からそんな情けない音が鳴った。……ああ、もしかして。
「パチュリーさん、お腹空いているんですか?」
「…………」
「パチュリーさん?」
「……うるさいわね。ええ、そうよ。いつもは図書館から出ないから食事も常に少なめにしてたのよ。だから今日も食事を少なめにして外に出たの」
そしたら、いつもより早く空腹がきてしまったと。
なるほど。たしかに普段から外に出ないで図書館で過ごしているのなら食事も少なくていいだろうし、逆に今回はそれが裏目に出てしまったというわけだ。それならどうすればいいかは簡単だ。
「分かりました。それなら今から食事にしましょう」
「お金がないわ。今はそれよりも魔術書を探すのが優先よ」
「僕が奢りますよ。パチュリーさんは一応里にきたお客さんなんですから、それくらいはさせてください」
「不要よ。あなたはただ魔術書探しを手伝ってくれればそれでいい。その気がないならさっさと帰って──」
ぐーっ……と。またパチュリーさんの腹の虫が鳴いた。
「それで、どうします?」
「むきゅー……油断した。七曜の魔女であるこの私が空腹にやられるなんて情けない」
「決まりみたいですね」
「言っておくけど、優先事項は魔導書よ。食事にかまけて忘れないように」
「分かってますよ」
そうして、僕たちは近くの料亭へ向かった。
■
「ご馳走様。食事はいつも咲夜が作ったのを食べていたから、咲夜以外が作った料理を口にするのは不安だったけど……悪くなかったわ」
パチュリーさんはツンとした感じでそう言ったが、表情はどこか満足気だった。食事を終えたのもつかの間、彼女は席から腰を上げて言った。
「さあ、あなたも食べ終わったなら魔術書探しを再開するわよ。食事の時間は予定になかったから、今から急がないと」
「焦る気持ちも分かりますが、食事したあとにすぐに動くと胃を痛めますよ」
「胃よりも魔術書が優先よ。それにあの魔術書は……ぅぅ」
しかし、パチュリーさんはすぐに表情が悪くなり席に着いた。自分の胃がある部分に手を置いて、優しくさすっている。普段から外に出ないだけあって、僕が言っていた通りの事象がおきたらしい。
「十分くらい休憩してから魔術書探しを始めましょうか。大丈夫ですよ、魔術書が見つかるまで僕も手伝いますから」
「まさか七曜の魔女がただの人間に体調を心配されてしまうなんてね。……それで、あなたと咲夜はいったいどんな関係なの?」
「え!? パチュリーさんから話を振ってくるなんて急にどうしたんですか?」
「急にもなにもあなた、さっきから私と会話しようとしてたでしょう。違ったかしら」
「その通りですが……分かってて話を切ってたんですね」
「魔術書を探すのに、別に会話までは必要ないと思ったからよ」
怒りはしないけどそこまであしらわれるとちょっとヘコむなあ。
「この会話は食事代を出してくれたお礼と思えばいいわ。それで、咲夜とはどういう関係かしら? 極力他人と関わろうとしないあの娘が、あなたと知り合いだなんて不思議に思ったのよ。しかも、あの娘、あなたのことをかなり気に入ってるみたいね。それこそ、私の魔術書探しの協力者として、あなたを候補にあげてくるくらいには」
パチュリーさんの言うとおり、不思議に思われても仕方がない。
咲夜さんと初めて会った時も、彼女は自分を卑下して僕から距離を置こうとしたことがあった。それから色々あって……今みたいな関係になったけど、それを説明するわけにはいかない。
僕は適当に誤魔化し、本当にただの知り合いだと伝えた。
「……そう、私には言えない何かがあるのね」
あっさり見透かされていた!?
「安心して、レミィには……あの娘の主には言わないであげるから」
「あ、ありがとうございます。……あ、そういえばパチュリーさんの魔術書を盗んだ魔女ってどんな人物なんですか? 特徴が分かれば、なにかの手がかりが掴めるかもしません」
「白黒の服装をした魔女よ。ほうきに乗って空を飛んで、唾が大きい黒い帽子を被ってるの」
白黒の服装に、唾が大きい黒い帽子……ん? たしかそれなら、鈴奈庵で早苗に勉強を教えていた時に似たような人物を見た気がするぞ。
「パチュリーさん、その人って髪が金色だったりしますか?」
「そうよ。……もしかしてなにか分かったの!?」
「確実とは言えませんが、僕の予想が正しければパチュリーさんが探してる魔術書は鈴奈庵にあるはずです。行ってみましょう!」
■
鈴奈庵の近くまで行くと、なぜか嫌な予感が頭をよぎった。僕は焦りながら鈴奈庵に入るが、小鈴ちゃんが見当たらなかった。
……おかしい。いつもなら鈴奈庵の看板娘、小鈴ちゃんが笑顔で出迎えてくれるはずなのに……出迎えどころか、姿が見えない。本棚の裏にでもいるのだろうか?
「だ、誰か……助けて」
小鈴ちゃんの声だ!! 僕は声が聞こえた先……本棚の裏に移動する。
そこには尻もちしている小鈴ちゃん。そして、床に落ちている一冊の本が独りでにガクガクと揺れているのが見えた。
「小鈴ちゃん、何があったの?」
「門番さん!! 本棚を整理していたら見かけない本があって、触れてみたらあんな感じに勝手に動き始めたんです。私、妖魔本は集めてますが、流石に手をつけられない本はお断りしてたんですが……」
小鈴ちゃんが喋っていた途端、魔導書が目を覚ましたかのようにガバッと宙に浮き上がってパラパラとページを開き始めた。本は輝きはじめ、その直後、光の玉のようなものを小鈴ちゃんに放った。
「きゃっ!?」
「小鈴ちゃん!」
僕は間に割って入り、小鈴ちゃんを守れたものはいいものの光の玉に直撃してしまう。外傷はない……が、急激に力と意識を吸われていくような感覚して、僕は強制的に腰を下ろされた。
「門番さん、無事ですか!」
「なんとかね。小鈴ちゃんは早くここから出て……」
「二人とも、伏せてなさい!」
声が聞こえて背後を振り返る。
「パチュリーさんっ! パチュリーさんが探してた魔導書って」
「正解、あの本よ。ただあれは魔力の足りない者が無理やり開こうとすると、本がその対象を攻撃するように魔術が施されてるの」
「ひぇぇ……そんな恐ろしい本、流石にいりませんよ」
「もとよりあれは私のよ。さて──大人しくしなさいっ」
そう言ってパチュリーさんが放った魔法が魔導書に直撃。魔導書は鳥の羽のようにふわふわと力なく落下していき、床にゴトンと音を立てて落ちた。
よ、良かった。これで安心と……思ったところで、僕はだんだんと意識が遠のいていき────視界が真っ暗になった。
■
発熱した時のような身体の気だるさを感じながら、僕は意識を取り戻した。
「ここは、僕の家か……」
あのあと倒れしまった僕を誰かが家まで運んで、布団に寝かせてくれていたようだ。重い体をなんとか上半身だけでも起こすと、近くの襖が開き、そこからパチュリーさんが入ってきた。
「目が覚めたようね」
「パチュリーさん。小鈴ちゃんは無事ですか?」
「あの店の娘なら無事よ。あなたが倒れた時は取り乱していたけれど……私が家に送って面倒見ると言ったら、安堵してくれたわ」
パチュリーさんは僕のそばで腰を下ろし、「はい、これ使って」と手にしていたタオルを渡してきた。僕はお礼を言って顔を拭こうとするが、それが水でぐっしょり濡れているのが分かった。
「あのパチュリーさん、濡れタオルを用意してくれたのは嬉しいんですが……濡れすぎです」
「え。一応全力で絞ったのだけれど……」
「全然絞れてないです」
「そ、そう…………むきゅー」
体力や力仕事はてんでダメなようだった。
「率直に言うと、今のあなたの身体には毒素が回っているわ。今も身体が重く感じるでしょう? それも身体に回ってる毒素のせいよ」
鈴奈庵で起きた出来事の説明を改めて聞いたあと、彼女は僕の状態をそう語った。あの魔術書が放った魔法には直接的な殺傷能力はないが、魔法に当たった者に毒素を注入し、じわじわと弱らせるらしい。
あと、あの魔術書はやはりパチュリーさんの物だったらしい。白黒の魔女が魔術書を盗んだ後、鈴奈庵に置き忘れてしまったようだ。
とりあえず魔術書の攻撃を食らったのが小鈴ちゃんではなくて良かった……とは言ったものの、まだ安心できる状況ではない。どうにかして毒素を取り除く術はないのだろうか?
「あるわ、私が治療用に練った魔力をあなたに送り込んで毒素を中和させるの。でも、魔力も本来は人間にとって毒のようなものなのよ。毒素をすぐに中和させようと大量の魔力を送り込めば、それこそあなたの身体が壊れてしまう。だから、毎日少しずつ魔力を送り込んで毒素を中和させていくの。時間はかかるけど、そこは耐えてちょうだい。あと身体が完治するまで身体を無理に動かしたり、外に出たりしないように」
「そうですか、助かる方法があるだけでもありがたいです」
状態が完治するまで、門番の仕事はしばらく休みか。……ああ、門番の仕事をしている時はいつも美少女が遊びに来てくれてたから、そのお楽しみが無くなるのはちょっぴり……いや、結構きつい。
「……あれ? 毒素を中和させるために毎日魔力を送り込むということは、パチュリーさんが毎日来てくれるということですか?」
「ええ、そうよ。不服かしら」
「そんなことないです! むしろパチュリーさんのような綺麗な方が毎日来てくれるなんて、男として嬉しい限りです!」
「き、綺麗って……変なこと言わないでちょうだい! 言っておくけど、治療するために来るだけよ」
「それでも嬉しいです。ありがとうございます!」
「べ、別にあなたがこうなってしまった一部の責任は私でもあるし……むきゅー。……と、とにかく今日の分の魔力はあなたが寝ているうちに注入しておいたわ。明日、また来るわね」
顔を赤くして家を出るパチュリーさん。まだまだ安心できない状況に陥ってしまったのは事実だが、僕はそれ以上にパチュリーさんが毎日来てくれることが嬉しくて仕方がなかった。
と、とは言っても今までみたいに変な間違いが起きないように気をつけないとな。距離感を縮めにくいパチュリーさん相手にそんなことはないと思うけど……。
こうして、パチュリーさんが治療のために僕の家に毎日訪れる日々が始まった。
「来たわよ。今日は早く終わらせたい魔法の研究があるから、手早く治療を──って、何してるのよ!」
パチュリーさんは家に上がってくるなり、キッチンに立っている僕を見て驚いた。
「なにって……食事の用意ですよ。毒素を中和させるのも大事ですけど、食事を摂るのも大事ですから」
「それはそうだけど、あまり動かれると完治にするのが遅くなるから迷惑なのよ。ほら、早く横になって始めるわよ。……食事の方もどうにかしないといけないわね」
……うーん、パチュリーさんにはお世話になっている立場なので文句は言えない。仕方ない。パチュリーさんが帰ったらこっそりご飯作りを再開して、明日からは保存食で賄うとしよう。
そんなことがあった次の日。
「おはよう。……よし、今日はちゃんと寝てるわね」
「パチュリーさんに大人しく寝てろって言われましたからね」
おかげで食事を保存食済ませることになったけど。
「それでいいのよ。……さて、治療を始める前に今日はちょっといい物を持ってきたの」
パチュリーさんは布団で横になっていた僕のそばで腰を下ろし、手にしていた風呂敷を解いて床に広げる。中から出てきたのはラップに包まれたおにぎり、タッパに入った唐揚げと卵焼き。しばらく保存食で飢えをしのぐ決意をしていた僕にとって、それは豪華なご馳走だった。
「これ、パチュリーさんが作ったんですか?」
「まさか。あなたの食事を用意して欲しいって咲夜に頼んで作ってもらったのよ。あの娘、はりきりながら作ってたわ。……よっぽど深い関係なのね、あなたたち」
さほど興味無さそうにあっさり言うパチュリーさんだったが、僕は内心焦ってしまい苦笑いでなんとか誤魔化す。
それよりも咲夜さんの作ってくれた食事を頂くとしよう。ここにはいない咲夜さんに感謝しながら、僕は風呂敷の上に置いてある割り箸に手を伸ばそうとするが……それより先にパチュリーさんが割り箸を手に取り、タッパの中の卵焼きをつまんで僕の口元に寄せてきた。
「はい、口開けて」
「ぱ、パチュリーさん? 流石に食事くらいは自力でできますよ」
「こっちとしては無駄な動きは控えてもらいたいの。私がいる間は出る限りサポートするから気にしないでいいわ」
「ですが……」
「それとも私に食べさせてもらうのは嫌かしら? ……そうよね。あなたからしてみれば、私の第一印象は最悪だったものね」
視線を落とし、そう呟くパチュリーさん。彼女の声のトーンはいつも静かだが、今はいつにも増して寂しそうに聞こえた。
「でも、それも少しの間だけだから我慢して。これもあなたの身体を早く治すためなのよ」
「パチュリーさん、僕は嫌とか欠片も思ってませんよ。というかその逆です。僕なんかがパチュリーさんのような素敵な女性に、こんなことしてもらっていいものか……」
「そ、そんな細かいこと気にしなくていいわよ。あなたの体調が早く良くなってくれた方が、私としても都合がいいんだから」
「分かりました。それではいただきます」
「む、むきゅー……私が作ったわけではないけれど、召し上がれ」
その日、パチュリーさんとの仲が少し深まり、会話こそそこまで多くはないものの彼女の方から口を開いてくれるようにもなった。そんな具合にパチュリーさんに治療してもらう日々が続き、僕の身体は順調に回復していった。
そして、ついにパチュリーさんから治療が無事完了したことを告げられた。
「うん……これで毒素は十分に中和されたはずよ。一応聞いておくけど、どこか体調が悪いところはあったりする?」
「大丈夫です。これでまた明日から仕事ができます。これもパチュリーさんが毎日治療してくれたおかげです。本当にありがとうございます」
「お礼なんて言わなくていいのに……元はと言えばあなたは巻き込まれた側だから」
「それでもありがとうございます。それにパチュリーさんが毎日家に来てくれて、すごく楽しかったですよ」
「はぁ……また変なこと言って」
パチュリーさんはため息を吐くがどこか嬉しそうにも見えた。彼女は立ち上がると、僕に背中を向けて玄関の方を見た。
「これでここに来る必要も無くなったわね。……おかげで、私も魔術の研究に専念できるわ」
相手との距離を置くような、あるいは相手への無関心を示すかのような言葉を僕に告げるパチュリーさん。今までも似たようなことは何度か言われたけど……今はその言葉に棘を感じなかったのは僕の気のせいだろうか。
とにかくパチュリーさんを見送るために僕は布団から立ち上がる。パチュリーさんは突然もう一度こちらを振り返るが、すぐに視線を下に向けて顔をあげようとしなかった。
「パチュリーさん……?」
「……あの、あのね。私もあなたと過ごす時間は悪くなかったわ。
あなたは私がどんなやつか既に理解してると思うけど、私って根は暗いし、いつも図書館に閉じこもって魔術の研究に浸れれば十分だって……それでいいって私は満足してたの。でも、あなたを治療するためにあなたの家に訪れて、あなたと大して意味もない会話をするのは……それはそれで楽しかった。だから、だから……」
パチュリーさんはそう言って顔を上げ、瞳を僅かに潤わせながら、
「あなたに会う理由が無くなっちゃうのは、少し寂しいわ……」
「……パチュリーさん、会う理由なんてなんでもいいんですよ。パチュリーさんが僕に会いたいって思ってるならいつでも来ていいですし、僕は歓迎します」
「い、いいの? 可愛げがなくて、根も暗い私が来たところで何も楽しくは……」
「楽しいですよ、だからまた遊びに来てください。その時はまた一緒に食事でも行きましょう」
「……へ、変なこと言わないの。そんなこと言われたら、本気にしてしまうでしょ」
「本気にしていいですよ」
会話の中で僕とパチュリーさんの視線が徐々に重なっていく。やがて僕とパチュリーさんはお互いの瞳をじっと見つめ合い……顔が近づいていった。
「パチュリーさん」
「あなた……ん、ちゅっ」
それ以上何も言わず、二人の唇が重なる。
ちゅっ……ちゅぷっ、ちゅむっ
パチュリーさんは緊張しているのか方が小さく震えている。僕はパチュリーさんの背中に両手を回して抱きしめると、彼女はそれを大人しく受け入れて静かな口づけを続けた。僕は背中を優しく撫でながら、パチュリーさんの柔らかで張りと潤いを秘めた唇の感触をゆっくりと味わう。唇を軽く触れ合わせる程度でも官能的な快楽を感じとれるパチュリーさんの唇に僕はしばし没頭し、やがて二人の唇が離れあった。
自らの手を自身の唇に伸ばして指で軽く触れるパチュリーさん。まるでさっきの行為の余韻に浸っているかのようだったが、彼女は少し不安そうな表情をして見せた。
「……よ、良かったの? 私とこんなことして」
「もちろんです。なんならもう一回したいくらいです」
「い、いいわよ。……私ももう一回、あなたとキスがしたい」
僅かな会話を挟んでからまた唇を重ね合う。パチュリーさんの唇のぷるんとした感触を楽しんでいると、花のような甘くて心地よい香りが漂ってきて鼻腔をくすぐってくる。そういった気持ち良い刺激を受けているうちに、僕は息を荒くしてしまい股間も熱を持ち始めていた。
「ちゅぷっ……。ね、ねぇ……もしかしてあなた、興奮してる?」
「は、はい。すいません、パチュリーさんとのキスがあまりにも気持ちよくてつい」
「私みたいな女に興奮するなんて趣味が悪いわね。……でも、嬉しい。ほら、キス以外のことももっとしましょう?」
「い、いいんですか?」
「ここまでしてキスだけだなんて……私としても消化不良だもの。だから今日は私を愛してほしい……」
もはやこれ以上言葉は必要ないだろう。
いつも素っ気なかったパチュリーさんの素直な態度とそこから溢れ出る可愛さに、僕は欲望を爆発させ、彼女をさらに強く抱きしめてしまう。ブカブカとした服を着込んでいるがパチュリーさんの身体はとても柔らかくて、しかも服越しにでも胸の感触が大いに伝わってきた。これは……静かな見かけによらず、かなり大きいと見た。
抱きしめるだけじゃなく、僕は再度パチュリーさんと口づけする。舌先でパチュリーさんの唇に触れると、唇がゆっくりと開かれて、僕は彼女の口内に舌を這わせる。僕は強く刺激させてしまわないようにパチュリーさんの舌をねっとりと舐めとり、舌と舌を絡み合わせていく。パチュリーさんも息を荒くしながら、こちらに唇を積極的に押しつけてきて舌を動かしてくる。
痺れるような心地よい快楽が、静かにゆっくりと押し寄せてくる波のように唇と口内全体に広がり、無意識のうちにお互いの舌の動きも激しくなっていった。
「んっー、はぁ……れるれるっ、ちゅるるっ、んちゅっ、ちゅぱっ」
呼吸が苦しくなって唇が離れるがそれも一瞬。僕たちはまたすぐに唇を重ね、お互いの唇の熱を共有し高めあう。キスから生じた痺れが気持ち良すぎて、腰から足先がガクガクと震えてしまい立つのすら難しくなる。
「きゃっ……!」
パチュリーさんの膝が崩れ落ちて倒れそうになる直前、僕は彼女を抱き寄せつつそのままゆっくりと布団の上に二人で倒れ込む。その途中でパチュリーさんのナイトキャップが頭から落ちて、僕に覆いかぶさられた状態になった彼女は顔を紅くしていたが、何事もなかったかのように目を閉じる。意図を理解した僕は上から押しつける形で唇を重ね、また舌を絡めていき濃厚で激しいキスを交わす。
「れるるっ……! はぁ、はぁ……これ、気持ちよすぎて癖になるかも。でも、このままだと私……おかしくなりそう」
「そのままおかしくなってください。僕も我慢できそうにないですから」
僕は覆いかぶさった姿勢のままで、パチュリーさんのゆったりとしたパジャマ越しの胸に手のひらを乗せてみる。……片手では覆いきれないほどのボリューム感が伝わってきて、僕は思わず生唾を飲み込んだ。
「それじゃあ脱がしますね。一旦起きてください」
「え、ええ……」
上半身だけ起き上がらせたパチュリーさんの胸元のリボンに手を伸ばし、それを解いて緩める。次にボタンを上から外していくと、パチュリーさんの胸元からおへその下までが晒された。
パジャマ越しに触れた時になんとなく理解していたが、パチュリーさんはダウナーな性格に反し、かなりの巨乳だった。
紫色のブラに包まれた豊かな乳房は重力に逆らうようにツンと張っていて、ブラの重圧によって一部の乳肉が上に盛り上がっている。白い肌と濃い紫の下着のコントラストがなんとも艶めかしかった。
「あんまり見つめられると恥ずかしいわ」
「すいません。あまりに綺麗で、つい」
パチュリーさんの肌にはシミひとつなく白く透き通っていて、それでいて柔らかそうな質感が伝わってくる。僕の視線に晒されているパチュリーさんは自分の身体を腕で隠そうとするが、そんな仕草が可愛くて僕は余計に見入ってしまう。
やがてパチュリーさんは観念したのか両腕を下ろし、僕はふたたび彼女の残りの服も脱がしていく。そうして全裸になったパチュリーさんは布団に横になると、僕も続けて裸になった。
「あの……お願いがあるのだけどいいかしら」
「なんですか?」
「そのままの姿で私を抱きしめてほしいの。……さっきキスしてわかったのだけど、私、あなたの事を好いてしまったみたい。だから直で、あなたの身体の温もりを感じてみたいのよ。……だ、ダメかしら?」
「ダメなわけありませんよ。それくらいお易い御用です」
僕はそう言って、片側の肩を布団につける感じで横になってパチュリーの方を向く。彼女もこちらに顔を向けると、二人してお互いに手を伸ばしぎゅっと抱きしめ合い、肌と肌を密着させた。
「温かい。こうしてるだけで、なんだか満たされる感じがするわ……あなたって本当に素敵な人」
「ありがとうございます。パチュリーさんの身体も柔らかくて、とても温かいです」
お互いの体温を直に感じることで得られる安心感や幸福感といったものは、言葉で表現するよりも遥かに強いものだった。
パチュリーさんのむっちりとした豊満なおっぱいの弾力が心地よく、肌もスベスベとした触り心地でいつまでも触れていたくなる。それらが安らぎと快楽を与えてくれて、僕はそれをさらに求めようと、パチュリーさんのおしりをぐにぐにと揉みしだく。
「あっ、んん……」
パチュリーさんが甘い声とともに漏らした湿気を帯びた温かい吐息が、僕の首筋を撫でてくすぐってくる。彼女の方も小さな手で僕の身体のあちこちをぺたぺたと触れてきて、部屋にどんどん甘い雰囲気が充満していく。
甘い雰囲気に酔いしれていきながら、僕とパチュリーさんはさらに身体を密着させようと四肢を動かす。両腕どうしを巻きつかせるように触れあったり、片方の足を根元からパチュリーさんの股の下に入れ込むと、彼女はそれをぷにっとした両の太ももで挟み込んで柔らかな感触を与えてくれる。
「はあ、はぁ……んっ、くぅっ」
お互いの体温が混じり、高まり合う。快感で思考が蕩けて、僕とパチュリーさんとの身体の境界が曖昧になっていく。まるで、まだ繋がってもいないのにパチュリーさんと一つになった気分だ。
反り返った肉棒がパチュリーさんのお腹に密着し、彼女はお腹の肉をそれにぐりぐりと押し付けてきて、それもまた心地良かった。
ふとパチュリーさんの表情を確認すると、上目遣いでこちらを見ながらなにかを物欲しそうな視線を送っているのがわかった。
僕たちはお互いの顔を近づけて唇を重ねあい、舌先で相手の口内を愛撫し始める。そして僕は右手を下の方へと持っていくと、パチュリーさんの秘部の割れ目を指でなぞった。
「ひゃうっ……! ん、んちゅうぅっ…………」
ビクンと身体を跳ねさせて反応するパチュリーさん。しかしそれでも僕から離れようとせず、むしろもっと深い繋がりを求めるように、より強く抱きついてきて舌と舌を絡み合わせてくる。
秘部は既に湿っていて、軽く触れただけでも水音が聞こえるほど濡れていた。僕は秘部の中へ右手の指を入れていくと、同時に左手でパチュリーさんの豊満な乳房を揉んでいく。
「んっ、ちゅぱ……じゅるる、ぴちゃ……」
肌と肌が擦れる音、膣内が指でかき乱される音。そして、パチュリーさんと交わすディープキスの水音。その三つの淫猥な音色が混ざり合って部屋中に響きわたり、耳からも性感が刺激されて頭がクラクラしてくる。
やがて、僕の背中に回されていたパチュリーさんの両手がゆっくりと降りてくると、僕の下半身の方に伸びてきた。パチュリーさんは手の内に勃起しているペニスを優しく包み込んで、手を上下に動かしはじめる。
「ん、はぁ……すごい、こんなに大きくなってる……ん、ちゅ、んん……」
パチュリーさんは僕の肉棒を手で扱きながらも、決してキスを止めずにこちらの唇をちゅうちゅう吸いついてくる。僕もパチュリーさんの想いに応えようと唇を押しつけ、たぷんとした乳肉を揉みまくり、膣内を指で攻めていく。
そうしていくとパチュリーさんは背筋をゾクゾクと震わせ、重なった唇の隙間から艶めいた声を漏らした。
「んんあっ、ひぅっ、んふっ……はぁ、はぁっ」
どうやら達してしまったらしく、パチュリーさんはぜぇぜえと呼吸を整えようとしていた。膣内から指を引き抜くと、指先に愛液が付着していた。パチュリーさんの股の間からも愛液が溢れて、片側の太ももを伝って布団を汚していった。
「ご、ごめんなさい。私ばかり気持ち良くなっちゃって……」
「そんなことないですよ。パチュリーさんとこういうことができるだけでも僕は幸せです」
「ありがとう。……でも、私もあなたを気持ち良くしてあげたい。ほら、仰向けになって」
僕は言われた通りにすると、パチュリーさんは僕の肉棒がある位置へと移動する。
そして自身の豊満な乳房を両手で支えるように持ち上げると、それで僕の肉棒を挟み込んだ。柔らかく弾力のある胸の谷間に、熱くて硬い竿を包み込まれる感覚に僕は襲われる。
パチュリーさんはそのまま自分の乳房を両側から押さえつけるように圧迫していき、ふわふわの弾力に富んだ乳肉で肉棒をぎゅっと締め付ける。
「ん……どう? 私の胸柔らかい?」
「はい……すごく、良いです」
「それは良かった。このまま動いてあげる」
パチュリーさんは左右の乳房を同時に揺らしはじめ、その動きに合わせて亀頭の先端が彼女の綺麗な乳肉でむにっと押し潰され、谷間に吸い込まれて消える。柔らかな感触と温もりに包まれて、僕は思わず腰を引いてしまいそうになるが、なんとか堪える。
「んしょっ、えいっ……私の胸でどんどん気持ち良くなって」
僕の反応を見ながらパチュリーさんは暖かい笑みを浮かべる。初めて顔を合わせた時のパチュリーさんの冷たい対応を思うと、彼女の笑顔は心にクるものがあった。それがたまらなく嬉しくて、パチュリーさんとパチュリーさんの出会いに感謝するほどだった。
それからしばらくパチュリーさんは自分の乳房を使ってパイズリを続けていき、その度に僕の肉棒は快感を与えられていく。次第に射精欲が高まってきて、僕は我慢の限界が近づきつつあった。
「パチュリーさん、もうやばいです……」
「んっ、わかった。……でもせっかくなら、あなたのその温もり、私の中に出してほしい」
パチュリーさんは谷間から肉棒を解放すると、仰向けになっている僕の腰上を跨いで、身体をゆっくりと下ろしてくる。パチュリーさんの秘部は先ほどよりもさらに濡れていて、僕の肉棒を受け入れる準備ができていた。
腰を下ろしていく途中でパチュリーさんは僕の肉棒の根元を掴んで固定し、その上から膣口を近づけていく。
「ああっ、んんぅ……っ!」
肉棒が膣内に挿入された瞬間、パチュリーさんはビクンと大きく震える。狭い膣の中を肉棒が押し寄せてくる膣肉をかき分けて進み、パチュリーさんのおしりが僕に密着すると同時に、膣の最奥部と肉棒の先端がぶつかるのを感じた。
「はぁぁっ、んん、はいったわ……。これであなたと完全に一つになれたのね。すごく、嬉しい……」
僕と繋がったことを実感したのか、パチュリーさんはうっとりとした表情で呟くと、ゆっくりと腰を上下し始めた。
ずぶっ、ずぶずぶっ、ぬちゅっ、ぬちゃっ
「ああっ、はああっ、やぁぁっ……!」
パチュリーさんは甘い喘ぎ声を漏らしながら腰を動かすたびに膣内のヒダが肉棒を撫で回してきて、僕は絶大な快楽を何度も受け続ける。
「はぁっ、はぁっ、いい、気持ちいい……! あなたも、ど、どうかしら、ああっ、んあっ」
「ええ、最高です」
「よ、良かった……もっと私を感じてっ」
パチュリーさんも快楽を感じているようで、瞳を潤ませながら一心不乱に腰を振っている。
僕はパチュリーさんが喘ぐのをもっと見たくて、こちらからも腰を振って下から膣を突き上げる。眼前では大きく実った乳房がぷるんぷるんと震えており、僕はそれに手を伸ばして鷲掴みにする。そしてパチュリーさんの胸を揉み続け、彼女の乳房の形を歪めていく。
「ああっ、だめぇっ、胸そんなに強くしたら……ひゃうんっ、またイっちゃいそう……っ」
「イっていいですよ、僕ももうあまりもちそうにないですから」
「で、でも……やああっ、あぁっ、ああぁんんっ!」
僕はいきなり腰を振る勢いを上げると、パチュリーさんそれに乗じて驚きと喘ぎの混じった声をあげる。
肉棒が膣内の奥にぶつかるたびに、ぱちゅん、ぱちゅん、と嫌らしい音が部屋に響いて、僕の興奮をさらに高まらせていく。
「んああっ、はげしいぃっ、こんなに激しく突かれたら……もう、わたし、イクっ、イッちゃう……っ!」
「ぼ、僕も出ます……っ」
「出してっ、いっぱい中に出してっ! あなたの全部を受け止めたいから、私の中を満たしてっ、お願いっ…………」
パチュリーさんは切ない悲鳴に似た喘ぎ声を上げながら、僕にそう懇願してくる。僕はパチュリーさんの想いに応えるためにも、膣奥を勢いよく突き上げ、その瞬間に盛大に射精した。
びゅるるっ、どぴゅーーっ、ごぽっ、どくんどくんっ
「ああっ、出てる……っ、熱いのが私のお腹の中に流れ込んでくるのがわかるわ。はああっ、あ、すごいっ……気持ちいい」
絶大な快楽に押し流されながら、僕は孕んでもおかしくない程の量の精液をパチュリーさんの膣内に注ぎ込んでいく。
膣内を満たす精液の感覚に酔いしれるかのように、呟きを漏らすパチュリーさん。その間にも彼女の膣内は白く染まり続け、膣肉が精液をもっと求めようとして僕の肉棒をぎゅうぎゅうと締め続けていた。
やがて長い射精が終わると、パチュリーさんはゆっくりと腰を上げて肉棒を引き抜く。僕の肉棒は彼女の愛蜜でドロドロになっており、以下に彼女と激しく交わったのかを証明しているのであった。
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結局そのあと僕たちは体力尽きるまでお互いを求め合い、僕は何回もパチュリーさんの中に熱いものを注ぎ入れた。
パチュリーさんと出会って色々あったが、最終的にはパチュリーさんと仲良くなれて良かったと僕は思う。
家を出る直前、パチュリーさんは寂びそうな表情をこちらへ向けた。
「それじゃあ私はもう帰るわね。あなたと過ごせて楽しかったわ……」
「僕もですよ。……昨日も言いましたが、いつでも来てくれていいんですよ。だからそんな悲しげな表情しないでください」
「……そうね、ありがとう。なら、また今度会いに来るわね」
パチュリーさんは静かに微笑むと、僕に抱きついてきてキスをしてきた。僕も彼女の背中に手を回し、柔らかな唇の感触を味わう。
……が、軽いキスまでにしておけばそこで留まれたというのに、僕たちは別れを名残り惜しむうちにキスの時間が長くなり、身体が火照っていくのを感じた。
「あ、あなた? ちょっと目が怖くなってるわよ。もしかして、興奮しちゃった……?」
「すいません、もう我慢できそうないです」
「も、もう仕方ないわね。……一回だけよ?」
そう言って、僕はパチュリーさんとともにまた部屋に戻った。その後、何をしたのかは言うまでもないだろう。
こうして僕は、最初は冷たくあしらわれていたものの、なんだかんだでパチュリーさんと仲良くなることが出来た。例によってパチュリーさんとは今後も身体を重ねる関係になり……そのような関係にある女性は、これで十人目。
今回で僕が抱いた女性の人数がついに二桁、両手で数えられる限界にまできてしまった。
今までは欲に負けて美少女やら美女やらを抱いてしまったわけだが、流石にこれ以上は増やすのは不味いだろう。今後は気をつけようと、僕は深く反省するのであった。