門番やってたら美少女とエロエロな関係になってしまった。 作:ココナポッカ
今日の僕は、昼間の方の門番の仕事に務めていた。
昼間も夜と同じくすることは基本無い。
人が外出を控える夜とは違って、昼間は外の方から旅人や行商人がやってくるが、それの対応を除いてはやっぱりこの仕事は暇だった。
夜になればフランちゃんや咲夜さんがたまに来るけど……昼間に来ることはないよなあ。フランちゃんは吸血鬼だから昼間に会いに来てくれないのは当たり前だけど、咲夜さんメイドだから昼間は忙しそうだし。
やっぱり昼間じゃなくて、夜の門番の方が得かもしれない。そっちの方が彼女たちと交流を深めることもできるわけだし。
そんな呑気なことを考えていた時である。
ガシャンっと、何かが作動したような音が近くの茂みの奥から聞こえてきた。
「なんださっきの音? いや、待てよ……もしかして、僕があの時張った罠か!?」
ようやく思い出した。
以前、咲夜さんとクマ退治をした際に、僕は罠を仕掛けてクマを捕らえようと試みたのだ。
結果は不発だったが、咲夜さんがあっさりと退治してくれたのでクマ退治に関しては無事解決。
だが……
「くそ! やっぱりか」
茂みの場所に向かうと、そこには作動済みの罠があり、それに引っかかったであろう人物が地面に伏せているのを発見した。
クマ退治の後、罠もちゃんと回収したつもりでいたのだが、ここだけ回収するのを失念していたのだ。今更それを思い出したが、もう遅い。その罠によって、地面に伏せている人物を怪我させてしまった。
僕のせいで、この人は痛い目にあってしまった……。
「うぅ、ドジっちゃったわ……」
その人物は黒いフードを深く被っていて人相がよく分からない。
上が白い生地で腰から下が紅い生地のドレスを身にまとっているが、袖が少し長くて邪魔そうだった。紅いドレスの部分ももし本人がこの場で立てば、地面にスレスレになりそうだ。
全体を身にまとっていて姿を確認できそうにない。
とにかく、僕はフードを被った人物にいそいで駆け寄った。
「大丈夫ですか!?」
「あなたは……? え、ええ。うっかり罠を踏んで、左足を怪我しただけよ」
声音的にこの人はきっと女性なのだろう。よく見ると、服装も女性ものみたいだし。
「ちょっと足の方を見せてください」
「あっ、ちょっと」
僕はスカートを軽くめくって、左足の怪我を確認する。左足首には傷があってそこからはうっすらと血が流れていた。
「多分、獣退治用かなにかの罠だったんでしょうね。それだけなら妖怪の私には大したことないけど、どうやら痺れ薬が塗ってあったみたいで足がうまく動かないの」
痺れ薬を使った罠。それは間違いなく僕が張った罠だ。
彼女の状態を知って、僕はますます申し訳なくなる。
こうなったのは罠の回収を怠った僕の責任だ。彼女を治療しないといけない。
「すいません。実はその罠、僕が張ったものなんです」
「そうなの?」
「元々は熊を退治するために使ったものなんですが、回収するのを忘れてました。本当にすいません。ひとまず、治療させてください」
「その必要は無いわ。さっきも言ったけど、私は妖怪だしこの程度の怪我、大したことない」
「ですが、僕のせいで怪我させたのは事実です。お願いします。あなたを治療させてください。これは僕の責任です」
「それは、たしかにそうね……」
納得する素振りを見せる女性。僕はこれを肯定だと理解して彼女を治療することに決める。
とりあえず、ここですぐに治療はできないのでまずは移動しなければ。
「僕の家に薬がありますから、里の中までついてきてくださ……」
…………ん? ちょっとまて。
「もしかして、さっき自分のことを妖怪だと言いました?」
「そうよ。さっきから何度もそう言って……あ!」
喋っている途中で途端に声も体も固まる女性。
なるほど、彼女はどうやら妖怪であることを隠すためにこんな体に合わない大きめのドレスとフードを着ていたらしい。
少しして彼女は観念したかのようにため息を吐いたあと、顔を隠していたフードを脱いで見せた。
フードの中に隠れていた栗茶色の長い髪が腰まで伸びて、頭の上には三角系の獣耳が生えていた。さらに女性は紅いスカートの中から尻尾の先がひょこっと出てきて、意思を持つかのようにクネクネと動いてる。
僕の目の前で彼女の正体が妖怪であるということが明らかになった瞬間だった。
「見ての通り私は妖怪。狼女よ。どう、驚いたでしょう? まさか助けようとした相手が妖怪だったなんて思わな………て、どうしてあまり驚いてないのよ?」
「は、はぁ……」
妖怪だと分かってもなお、驚きも逃げもしない僕を不思議そうに訝しむ女性。
たしかに本当ならここで驚くなり逃げるなりしてもおかしくないんだけど、吸血鬼や妖精、変わった力を持つ人間の咲夜さんの関係を持つようになったせいか、わりと僕は落ち着いていた。
それに彼女の素性は知らないが、いきなり人を襲いかかって食うような妖怪には見えない。後から油断したところを襲ってくる可能性もなくはないが、妖怪だろうと僕のせいで怪我したのだから、無視はできなかった。
僕は彼女の問に対して、適当に言葉を並べる。
「すいません。そこまで危険な妖怪には見えなかったので、つい驚くのを忘れちゃいました」
「なによそれ。別にいいけど、妖怪のプライドが傷つけられた気がするわ」
「紅魔館に住む吸血鬼の妹さんとか、そこで働いてる強い女性のメイドさんの知り合いがいるので、妖怪に対して少し抵抗ができたのかもしれませんね」
「……あの紅魔館の連中とあなたが知り合い?」
「はい。あ、知り合いなのは吸血鬼の妹のフランちゃんとメイドの咲夜さんだけですよ」
フランちゃんや咲夜さんの話では、紅魔館の主であるフランちゃんの姉や、その姉の親友である魔女という人物がいるみたいだけど、直接会ったことはない。
「それでもただの人間にしか見えないあなたと、その二人が知り合いだっていうことに驚きよ。妹の方は暴れだしたら紅魔館の主でさえ手が付けられないみたいだし、メイドの方も人間のくせに人間相手にどこか冷めた雰囲気があるって噂されてるのよ? ……まあ、幻想郷だもの。あなたみたいな人間がいてもおかしくないわね」
一人でこくこく頷きながら一人で納得する女性。
本当は知り合いどころか、体を重ねるくらい濃厚な仲だったりするわけだけど……。
「ははは、まあそれはともかく」
話を進めようとして、僕は膝をついて彼女に背中を向けた。
「……え? これは、どういうこと?」
「背中に乗ってください。とりあえず僕の家で足の怪我を治療しましょう。今から里に入るので、何者かと訊かれても、遠くから来た旅人とだけ答えてください」
「旅人ね。……て、そうじゃなくて。あなた、本気で私を助けるつもり? 正気なの? 何度も言うけど私は妖怪よ。近くを通ろうとした私が言うのもなんだけど、妖怪が人里に侵入したら、それは人間にとって恐怖でしかないわ。しかもそれを手助けしようだなんて、あなた、自分のやろうとしてること理解してる?」
「分かってます。でも、妖怪には危険じゃない妖怪がいるのも知ってますから。なによりあなたが怪我したのは僕のせいです。
あなたがさっきのように身を隠していれば、里の中でも妖怪だとバレることはないでしょう。僕もフォローしますから、大人しくしててくださいね」
「きゃっ」
このままでは埒があかないので、僕は彼女の体を引っ張って少々強引に背負った。
そろそろ交代の門番が来てもおかしくない時間だし、今から里に帰っても文句は言われないだろう。
僕は彼女を背中に乗せたまま、人里の方へ歩き出す。
彼女はまだ納得できていないようで訝しみの視線を向けてくるが、「どのみちこのままだと次の門番がやってきて騒ぎになりますよ」と言うと、彼女は「……分かったわ」と一言だけ述べて大人しくなった。
「あなたって里の門番でしょう? 人里を守る門番が、妖怪を人里に招きいれるなんて職務怠慢にも程があるわね」
「そこを突かれると痛いです」
最も、最近は門番の仕事を放棄して、妖怪と仲睦まじい時間を過ごしている訳だが。
「ですけど、さっきも言った通り全ての妖怪が危険だという訳でもないので。初めて吸血鬼の妹さんと会った時は食われると覚悟しましたけど、今は普通に仲良いですし」
「妖怪さえも恐れる吸血鬼と仲良くねぇ……まあ私のような妖怪を見て驚かないあたり、あながち嘘でもなさそうね」
「そういうことです。さて、話を誰かに聞かれたらまずいのでここからはなるべく喋らないようにお願いします。誰かにもし何か聞かれたら……」
「旅人、と言えばいいんでしょう」
僕は頷いてから、歩き続ける。
とまあ、僕は良い人そうな行動をしながらも、背中に密着してる彼女の柔らかな体の感触や、漂ってくる甘い匂いや、さらにはムッチリとした太ももに手を回してその感触を楽しんでいる訳だが、これは言わないでおこう。
……そう言えばまだ彼女の名前聞いてなかった。
「私の名前は今泉影狼よ。影狼と呼んでちょうだい。お人好しな門番さん」
■
人里に戻ると、速攻で家に帰る。途中で周りに彼女が何者か訊かれたが、約束通り旅人だと答えてもらい、僕も「怪我をしているので一緒に連れて帰る」とだけ返答しておいた。
影狼さんの正体がバレることなくなんとか家に着くと、僕は念の為窓から覗かれないようにカーテンを閉めておいた。
「ここなら妖怪であることを隠す必要は無いかな。影狼さん、もう大丈夫ですよ」
「ん、ありがとう」
影狼さんはフードを脱いで、長い髪を外気に晒した。……この時期だと影狼さんの服装ってちょっと暑そうだよな。身を隠すためとはいえ、袖も裾も無駄に長い服装なんだし。
とりあえず僕は治療に必要な物を準備してから、早速影狼さんの怪我の具合を調べた。
ふむ……最初見た時よりも怪我が僅かに治ってる。妖怪なだけあって怪我の治りも僕のような人間と違って早いのだろう。
影狼さんは麻痺薬で足が動かないって言ってたし、怪我よりもそっちの方が問題だな。
僕はできる限りの治療をして、最後に怪我の部分にガーゼを貼っておいた。
「すいません。治療するといいながら、これくらいしかできなくて」
「十分助かったわ、痺れはまだ引いてないけど、時間が経てば引くはずよ。ありがとう」
「いえいえ。元はと言えば僕が原因ですから」
「それにしてもなかなか手慣れた手つきで治療してたわね。薬もたくさんあるみたいだし……」
影狼さんは薬箱の中にぎっしり入った薬を見やる。確かに薬の種類は一般的な風邪薬から、先程影狼さんに使った麻痺を抑える薬や解毒剤など様々だ。
医者ほどの知識や技量は僕にはないけど、この程度の応急処置くらいならできた。
「門番は仕事上、どんな怪我をするか分かりませんからね。普通に獣や妖怪に襲われて怪我するかもしれないし、妖怪によっては毒を受けることになるかもしれないので、ある程度の応急処置の知識と色んな薬を用意してるんです」
まあもし妖怪に襲われたりしたら、怪我を治す前に死んでしまう可能性もあるわけだが。
というか、最近やってくる妖怪は僕と仲が良いし。……むしろ、門番の仕事を始めてからは危険なことよりも嬉しいことの方が多い気がする。
「その門番がこっそりと妖怪を人里に連れ込んでたら、意味なんてないけどね」
「うっ……そこはほら、影狼さんがあまりにも美人だったから、男として見過ごすことはできなかったんです」
誤魔化すような返答になったが、影郎さんは実際とても美人だと僕は思う。
綺麗な顔立ちで、その容姿からはどこか色っぽい美しさを秘めている。
「ふふ、ありがとう」
クールに静かな微笑みを返す影狼さん。その行動すらも彼女の美貌によりとても美しく見える。……と、思いきや影狼さんは途端に僕から視線を軽く外して、頬をほんのりと朱色に染めた。
あれ? クールな人だなとは思ったけど、影狼さんって案外照れ屋だったりするのか?
……何となく、彼女の可愛らしい照れ顔をもう一度見たくなった。
「でも、影狼さんって妖怪であることを隠すためにフードで顔隠してますけど、それだと美人が勿体ないですよね。
影狼さんほどの美貌の持ち主なら、人間の男性からもモテモテでしょうし、人間の女性からは絶対羨ましがられますよ」
「うっ……お世辞でも嬉しいわ」
「お世辞なんかじゃないですよ。僕のせいで変な出会いになってしまいましたけど、僕は影狼さんのような美人と出会えて満足です」
「わ、わかったから! もう褒めすぎよ! ……て。あなた、まさか笑ってる?」
あ、やばい。影狼さんの照れ顔を見てるだけでついニヤニヤしてしまっていた。
その様子を怪訝に思ったのか問い詰めてくる影狼さん。
「そんなニヤニヤして、一体何が面白かったの言うのかしら?」
「これは、そのですね。影狼さんの照れてるところをもっと見たくてつい褒めまくってみました。あ、美人なのは本当ですよ。そこは嘘じゃないです」
「つまり私をからかってたってことじゃない!」
「す、すいません」
「そっちが罠を放置してたせいでこうなったわけだけど、その私をからかうだなんて、あなた本当に反省してるの?」
「は、はい。すいません」
頬を少し膨らませ軽く拗ねながら、僕の方に怪我した左足を見せる影狼さん。
彼女は落ち着いた雰囲気をしているが、感情は豊かな方らしい。それもまた可愛いと思ってしまう僕だった。
「はぁ、まあいいわ。それと、流石に人間の住処に長居するわけにはいかないから、もう少ししたら帰るわね。あなたも妖怪を連れ込んでるなんてバレたら大変でしょう」
「あー影狼さん、そのことなんですけど……」
妖怪だから怪我の治りが僕ら人間より数倍早いと言っても、彼女を怪我させた責任はしっかりと果たさなければならない。
出来れば、僕としては影狼さんの怪我がちゃんと完治するのを見届けたかった。それに、すぐに影狼さんと別れてしまうのは名残惜しい気がした。
だから僕は彼女にこんな言葉を投げかけてみた。
「良かったら一日僕の家に泊まっていったらどうですか?」
「え!」
何気ないその言葉に、影狼さんは驚いてまた顔を赤らめながら耳をぴくぴく震わせる。……まあ、今日ついさっき出会った男に「今日うちに泊まっていくか?」なんて言われたら、驚きもするだろう。
「怪我の治りが早いといっても、責任は僕にありますから一応怪我が完治するまでそばで様子を見たいんです。嫌なら無理にとは言いませんが、どうですか?」
「いや、たしかにあなたは私を怪我させたわけだけど、妖怪の私にそこまでしなくてもいいのよ? 本来なら人間のあなたにここまでしてくれただけでも十分なんだから」
「僕は妖怪だからとか、そんなの気にしません」
「それは里を守る門番としてどうなのよ」
……うん、それは自分でも思いました。
だけど、影狼さんは無差別に人を襲う類の妖怪じゃないとわかったし、僕はこれからも彼女と友好な関係を築いていきたい。
「それに私と一緒にいてもあまり楽しくないわよ」
「なに言ってるんですか。影狼さんとこうやって普通に話してるだけでも楽しいですし、男の僕としては影狼さんみたいな美人がそばにいるだけで嬉しいし楽しいんですよ」
「またそう何度も私を褒める。あなたってもしかして女たらし?」
「そ、そんなことないと思いますよ」
「ふーん。一瞬を目をそらしたのが怪しいけど……まあそこまで言うなら、今日は甘えようかしら」
「よし! それなら今日は一緒に酒でも飲みましょう。今からつまみの用意をするので待っててください」
「妖怪と酒をかわそうだなんていい度胸ね。いいわ、楽しみにしてる」
影狼さんも乗り気になったようだ。
まさか急遽、影狼さんのような美人の女性と酒を飲めるとは、今日の夜が楽しみだ。
とりあえず、僕は最高のつまみを用意するため外へ買い出しに向かった。
■
「お待たせしました。それじゃ始めましょうか」
「ええ。乾杯」
「乾杯」
僕と影狼さんは向かい合って、酒が入ったグラスを交わす。
影狼さんはさっそく酒をゴクリと一口。
「あれ……このお酒って、里の市場にあるちょっと高めの人気のお酒だったりする?」
「そうですよ。て、どうして影狼さんがそんなこと知ってるんですか?」
まるでこの里に以前来たような言い方だ。
「実はこの里の近くに来た理由って、このお酒を買うためだったのよ。
俗に言う迷いの竹林ってところに私住んでるのだけど、そこではこのお酒が気に入られてるの。というか、妖怪界隈じゃこのお酒はそこそこ人気のお酒ね。
それで迷いの竹林に住んでる知り合いの妖怪と勝負して、負けたら代わりに人里に侵入してお酒を買ってくるのだけれど……」
「影狼さんが負けて、ここにやってきたということですね」
「そういうことよ」
そして、里の近くまできたはいいけど罠を踏んで怪我をしてしまった。
影狼さんは今までその勝負(妖怪達は弾幕勝負というものを好むと聞いたことがある)を何度かしてきて、それで負けた時に以前この里に訪れたのだろう。
お酒を飲んだら、次は僕が作ったおつまみを箸で口に運ぶ影狼さん。すると彼女は目を見開いた。
「ん、美味しい! あなたって料理上手なのね」
「そう言っていただけると嬉しいです。多めに作りましたから、たくさん食べて言ってください」
「ありがとう。だけど、なんだか申し訳ないわ。最初は怪我だけ治してもらう予定だったのに、夕飯までご馳走になって、さらには家に泊めさせてもらうだなんて」
「気にしないでいいですよ。いつも家では一人で食べてますから、影狼さんと楽しく食事できて良かったです」
そんな感じで談笑しながら、僕は影狼さんとともに晩酌の時間を過ごしていく。
しばらくして、影狼さんは酔いが回っているのか、いつの間にか頬が少しだけ朱色に染まっていた。
普通にしているだけでも女性の色香が漂っているのに、彼女が酔っているとかなり色っぽく見える。
…………て、なに考えてるんだ僕は。一応彼女はお客様で、僕が迷惑かけた人なんだ。そんな不埒な目で見ちゃいけない。
「……はぁ、暑い」
なんて、吐息を吐きながら手をパタパタさせる影狼さん。本人はそのつもりは無いだろうけど、僕はその吐息をする姿を見ただけでも思わず股間が反応してしまう。
「もうちょっと薄着でも良かったかしら……ふぅ」
……え? 影狼さん、なぜかいきなり自分の服の胸元に手をかけ始めたぞ。
ちょっ。ちょっと待ってください影狼さん! 暑いのは分かりますが、目の前でいきなり胸元ずらさないてください!
内心そんな感じで慌てる僕を他所に、ちょっと涼しくなったのか目を細める影狼さん。どうやら酔ってるせいで、ちょっと油断しているらしい。
僕も僕で欲求に負けてしまい、影狼さんの服がはだけた胸元部分をじっくり眺める。
影狼さんの実った二つの乳房は、こちらからは上半球部分だけがチラチラ見えていて僅かに揺れていた。
と、今の状況にやっと気づいた影狼さんと目が合ってしまった。
「あ」
「うっ」
即座に視線をずらすが動揺の声を上げてしまったせいで、何かに勘づいた影狼さんは僕の方をじっと見てくる。視線が痛い。
「……………………みた?」
ポツリと問われる。……ここで嘘ついて誤魔化せるわけないよな。
「すいません。影狼さんがちょっと無防備だったからつい……」
「…………」
僕の言葉に対して、ジトっとした目で見てくる以外の反応がない影狼さん。
「……もっと見てみたかったり、する?」
「え。い、いいんですか?」
まさかそう返ってくるとは思わなかったが、思わず僕は反射的に喜びの声音を上げながら彼女の方にぐいっと前のめりになってしまう。
影狼さんは酔ってて思考がしっかりしてないのか「ちょ、ちょっとだけなら見てもいいわよ……」と言いながら、さらに胸元の服の部分をずらして見せた。
ちょっとどころか、ブラで隠されたほぼ胸全体が僕の視界に入ってしまっている。
たしかに僕は影狼さんの胸をもっと見たいと本能的にそう思った。だけど、やはり見るだけでは物足りなくなってしまうのが男というものだ。影狼さんのような素晴らしい乳房なら尚更のことだ。
僕は何も聞かずに彼女の胸にそっと手を伸ばす。
「へっ……あっ、さわっていいとは一言も、あ、んん……っ!」
「でも影狼さん、気持ち良さそうな声上げてますよ」
「こっ……! これは、ちょっとびっくりしただけよ。んっ……別に気持ちいいとは思ってないもの……はぁっ、やあっ」
嘘だ。影狼さんは胸を揉まれて喘いでるし、体を軽くよじらせているしで感じているようにしか見えない。
ならば無礼を承知でと、僕は影狼さんをそのまま押し倒し畳の上に寝かせて、唇を重ねる。
ちゅっ、んちゅっ、ちゅむっ……ちゅぷっ
影狼さんの唇はぷるんっと張りがあって、それでいてしっとりともしている。お酒の影響で少し熱を秘めていてアルコールの匂いがするが、それが逆に心地よかった。
影狼さんが硬直して動かないことをいいことに唇を味わっていると、酔ってて思考が変になっていた彼女もさすがに覆いかぶさる僕の両肩を手で押し返してきた。
「い、いきなりキスしてくるなんて……私たち今日初めて会ったばかりの仲なのよ?」
「ごめん影狼さん。欲求は抑えるつもりでしたが、影狼さんに胸を見せられるともう耐えられることなんて不可能です」
「うっ、目が本気よ……でも私も酔った勢いでうっかり胸を見せてしまったから、怒るに怒れないわね、あなたをその気にさせた私にも責任はあるのだし。…………ねぇ」
「……はい?」
彼女の声が小さくなり僕は耳を済ませる。
すると影狼さんは上から覆いかぶさる僕に手を伸ばして、頬に優しく触れてきた。
「あなたにはお酒とかご飯ご馳走になったし……いいわよ?」
「そ、そんな理由でいいんですか?」
「それに……あなたに求められて嬉しかったから。狼女って満月になると、毛深くなるしあんまり男に好かれないの。でも、あなたは私のこと褒めてくれて、それがすごく嬉しかった。
だからこれは、私を女として褒めてくれたお礼よ。それに、あんなに乱暴にキスされて胸まで揉まれたら、私だってもう我慢できない……」
頬は真っ赤だが瞳は潤っている影狼さん。
ここまで言われて耐えられるほど僕の理性は頑丈ではない。
僕は頬を撫でてくる影狼さんの手を優しく握って畳の上に置くと、ふたたび体を密着して唇を重ねていく。
「んっ……。お酒の匂いと、あなたの匂いがまじってる。れるっ、ちゅぷっ、んふっ……ちゅぅぅっ、んぅれろっ、ちゅぱっ」
口付けの気持ちの良い感覚に浸っていると、どちらからともなく舌をのばして互いの舌と絡め合っていく。
激しく舌と舌を舐めあって刺激を送る濃厚な口付けを続けていき、僕は僕の下に寝転ぶ影狼さんの頬を、恋人の愛情表現のように首筋から頬へとなぞるように撫でていく。
影狼さんは少しだけくすぐったそうにするが、すぐに目を細めて気持ちよさそうに僕の愛撫を受け入れる。
ちゅぱっちゅぱっと、唾液が互いの唇にまとわりつくほどの激しいキスの最中、影狼さんがふいに僕の手を握ると自身の胸元へと寄せ付けてくる。
影狼さんの細めていた瞳は、開くとトロンと蕩けていた。
「お願いっ……さっきみたいに、おっぱい、もんでほしい」
なんて、僕の耳元で囁いて誘惑するものだから僕は刺激された官能の欲求に従い、既に少しはだけていた彼女の服に手を添えて脱がしていく。
ブカブカの服を全て脱がし終えると、残りは黒のブラと下着だけになる。影狼さんは僕の下で恥ずかしそうにしながら、耳と尻尾を震わせていた。
「ごめんなさい。耳とこんな大きな尻尾があったら、邪魔よね」
「邪魔なんてことありませんよ。それに綺麗な毛並みしてるじゃないですか」
「あ、ありがとう。毎日お手入れしたかいがあったわ」
「触っても?」
「いいわよ。むしろ、あなたにならどこも触ってもほしい」
それじゃ遠慮なくということで、僕は彼女の畳についた背中に手を入れてブラのホックを外して、黒い布で覆われていた乳房を露にさせると、まるで開放されたかのように豊かな乳房がぷるんと震える。
「んあっ、はぁっ、あっ、やぁぁっ……」
微かに汗で濡れたその肌に指を押し込ませると、ゆっくりと柔らかな乳房の中への沈んでいき、なおかつふわりとした弾力性が返ってくる。
乳房は揉む度にぷるんと揺れて、片手で柔らかな感触を堪能しつつ、もう片方の手で影狼さんのお尻の方……尻尾の部分に触れてみる。
すると、影狼さんがびくんと一瞬海老反りになった。
「あっ、あんんっ……! はっ、や、やっぱりだめっ、いま尻尾は……っ!」
まさか尻尾がかなり敏感なのだろうか?
僕は影狼さんの反応を確認しながらふさふさとした尻尾をまさぐり、やがて尻尾の付け根部分が感度が高いと理解すると、そこを執拗に触れながら胸を揉みしだいていく。
「はあぁっ……だ、だめっていってるのにぃっ、あっ、あああっ、いぁっ……ふっ、ふうあぁぁ……っ!」
影狼さんが刺激に大きく体を震わせているせいでそれに呼応して、二つの乳房がぷるるんっと激しく揺れ動る。
その激しく揺れる乳房を僕はさらに乱暴に揉みしだき、鷲掴みにして乳首ごと円を描いてこねていく。
「んああっ、りょうほうっ、そんな攻め方されたらっ、もっ、もうっ、はぁぁっ……あっ、ふああっ、んううっ!」
突然、影狼さんがさっきよりもさらに一際大きく海老反りになり、びくびくと体を震わせる。
影狼さんの黒い下着と肌の隙間からは、ねっとりとした液が溢れ出てきて、黒の下着の秘部を隠す部分には目で見て分かるくらいの濡れ濡れのシミができていた。
はあ、はぁっ……と荒い息を吐きながら畳に仰向けになる影狼さん。
ここまで激しく絶頂した原因はやはり尻尾だろう。まさかこうなってしまうほど感度が高いとは思わなかった。
そんなことを思っていると、いきなり視界がぐるりと反転して背中に何かがぶつかる。
そして、いつの間にか覆いかぶさるように僕の上には影狼さんがいた。
「随分とやってくれたじゃない。ふふ、覚悟はいいかしら」
「か、影狼さん?」
「今度は私の方からあなたを気持ちよくさせてあげる。狼女らしく、人間のあなたを貪り尽くしてあげるわ」
そう言うと、影狼さんは畳に寝そべった僕の首の後ろに両手を回して身動きが取れないくらいにぎゅっと抱きしめてきて、僕は抵抗出来ずに影狼さんに唇を奪われる。
影狼さんのキスはとてもディープで僕の唇をじゅるるっと吸いつき、さらには唇回りをぺろぺろと舐めてくる。まさに貪り尽くすという彼女の宣言通りのキスだった。
「いい味してて、素敵よあなた。このままお肉も食べちゃいたいくらい」
「さすがにそれは……」
「うふっ、いただきまぁーす」
僕の言葉を無視して魅惑的な笑みを浮かべる影狼さん。彼女は今度は潤いのある唇を使い、僕の耳を咥えてきて何度も甘噛みを繰り返してくる。
ちゅぷっ、ちゃぷっと心地よい水音と間近で反響して、それだけでも僕は背筋をゾクゾクさせてしまう。
甘噛みだけにとどまらず、影狼さんは舌も使って耳の奥まで舐めまわしていく。
「れろっ、れろろっ、ちゅるっ……れるっ、じゅるるっ」
嫌らしい舌使いの音が脳髄まで響き渡り、耳から伝って頭にまで快楽が浸透する。
片方の耳を充分に舐め終えると、次はもう片方の耳を。そこも終わると、さらに影狼さんは頬や首筋を舐めてきて、やがて僕の顔全体が影狼さんの唾液まみれになる。
僕に跨ったまま、影狼さんはどこか満足そうな表情をしていた。
「どうだったかしら、私の舌使いは?」
「すごく気持ちよかったです。だけど僕も影狼さんも、まだまだ満足できてないようですね」
「……んっ、そこ膝で擦っちゃだめっ」
僕は片膝を上げると、影狼さんの下着越しの秘部に擦るようにあてがう。
影狼さんは僕の上で身を軽くよじらせて耳と尻尾をぴくぴく震わせる。目を細めて快楽に耐えようとする表情もすごく可愛らしい。
僕と影狼さんの目線がふと重なり合い、互いに距離を詰めて唇を重ね合う。
「んふっ、ちゅうっ……ちゅぷっ、ちゅるる」
二人で唇を擦り合わせて快楽を共有している間に、僕はゆっくりと身を起こして、影狼さんの背中に両手を回す。
そのまま影狼さんを畳にゆっくりと押し倒して、彼女の黒い下着を膝まで降ろし、ついには完全に脱がしてきってしまう。
僕もズボンとパンツを脱いで硬くなった肉棒を晒し出した。
「……影狼さん、いいですか?」
「うん。きて……」
頬を紅く上気させ、潤った瞳でこちらに切なそうな視線で見つめてくる影狼さん。
今でも充分僕は興奮しているつもりだが、そんないじらしい姿を見せられると余計に昂ってしまう。
影狼さんが股を開いたのを合図に、僕は彼女のむっちりとした太ももを両手で抱えて腰を進めていく。
亀頭がねちょりとした秘部に触れて、ゆっくりと膣内に肉棒を挿入する。
「あっ、すごいっ……太くて熱いのっ、はいってきてる」
ぐしょぐしょに愛液に濡れた秘肉が肉棒にぎゅっと絡みついてきて、とてつもない痺れるような快楽が全身に伝ってきて思わず僕はクラっとしてしまう。
気を抜けば今にでも果ててしまいそうなほどの快感に、僕は何とか耐えながら膣奥へと一物を突きつけ始める。
ずぷっ、ぐちゅっ、ぐちゅぐちゅっ、ずんっ、ずんっずんっ
「んぁっ、ふっ、あああっ、やあっ、はあぁっ……」
膣奥に肉棒を挿入する度に艶めいた声を上げる影狼さん。
栗茶色の髪が宙を舞うほど激しく乱れ、震える体の上の乳房を淫靡に揺れまくっている。
僕は吸い込まれるかのように二つの大きな乳房に両手を伸ばし、鷲掴みにして指が深く沈む程に強く揉みほぐす。影狼さんは胸の感触を楽しむこちらの片手に自身の手を添えてくる。
さっきまで飲んでいた酒のせいか、それとも快楽で体が熱くなっていってるのか…おそらく両方だろう。
僕は酔いと上がっていく熱に身を任せ、容赦なく肉棒を影狼さんの膣内の奥深くまで貪っていく。どんどん腰を振る速度を上げていき、パンパンっと肌と肌がぶつかり合う乾いた音が激しく鳴りわたる。
「あ、ああっ、こんなのっ、気持ちよすぎてっ、耐えられないっ……やああっ、んんっ」
膣内に肉棒を出し入れして何度も繰り返していくが、ねっとりとした粘膜を伴った膣肉が肉棒全体にぎゅっと絡みついてきて、その快楽のあまりに耐えられるのも時間の問題だった。
快楽を貪りながらそう実感していると、影狼さんがふと呟く。
「やっ、あんっ……! あ、やああっ、今日あったばかりの男の人とっ、こんな激しいエッチしちゃうなんて……あっ、わたし、こんなに淫らな女じゃないのにっ、んんっ……!」
影狼さんには悪いが、はっきり言って説得力はない。
確かに僕と影狼さんは今日あったばかりだと言うのに、体を重ねてしまっている。だが、影狼さんは現在も顔を蕩けさせ、激しい喘ぎ声を出しているのだから、淫らな女だとしか思えない。
それに、今日あったばかりの女性と体を重ねているという事実が背徳的な快楽を生み出し、僕は余計に彼女をもっと激しく貪り尽くしたいという気持ちが高まるばかりだった。
しかし、それと同時にそんなことを言ってしまった彼女をいじめてみたくもなった。
僕は肉棒で膣内を激しく犯している途中で腰の動きを止めてみると、影狼さんは火照った表情でこちらを見てきた。
「ど、どうして……っ、どうしてとめるのっ?」
「いや、影狼さんがちょっと後悔している物言いをしてたから。もし本当に嫌ならここでやめておきますよ」
なんてのはもちろん嘘だ。ここで断られとしても、我慢出来る余裕は僕にはない。こうやって腰を止めているだけでも精一杯だ。
だけど、それを影狼さんを信じてしまい、
「そ……そ、それはそのっ、決してそういうつもりで言ったわけじゃなくて」
「ならどういうつもりです? もし続けて欲しいならちゃんと言ってみてください」
「い、いじわる。あなた、わざと言ってるでしょ……」
「何を言ってるのか分かりませんね」
「うぅっ……つ、突いてっ! あなたのおちんちんでっ、私のおまんこ突いて、気持ちよくしてっ、おねがいだから……はやくっ! あ、やぁっ、ああんっ!」
これ以上我慢出来ずに僕は影狼さんの言葉をを聞くなり、ふたたび腰を何度も前後させ、互いに快楽を貪っていく。
僕は影狼さんの両手首をがっしりと掴みこちらに引き寄せつつ、ぱんぱんっと腰を彼女の腰に激しく叩きつける。
限界はすぐそこまできており、影狼さんの官能的な声から察するに彼女も限界が近いようだ。
心地の良い秘肉に容赦なく引き締められる最中、ついに僕はそのまま彼女の膣内に熱の塊を迸らせた。
びゅくくっっ、どぷどぷっ、どぷぷっ、びゅるるるるっ、びゅくっ
「あっ、あんっ、熱いのがっ、なかに溢れてっ、はあっ、やあぁっ、んんあぁ……っ!」
僕は遠慮のないほどの大量の精液を膣内に注ぎ、それと同時に影狼さんも絶頂を迎えて甲高い喘ぎ声をあげると、秘肉がヒクヒク震えながら愛液を分泌し、精液と愛液が膣内で混ざり合う。
精液を出したあとの余韻に浸っている間も、膣肉は肉棒に絡みつき一滴残らず精液を搾り取ろうとしてくる。
何とかそれも終わり肉棒を抜くと、秘部の裂け目から白い液体がどろどろと溢れ出ていた。
「こ、こんなにたくさん出すなんて……」
「すいません。影狼さんがあまりにも魅力的で」
「そう、ふふ。あなたが喜んでくれたのなら良かった。……ねえ、これからも、またあなたに会ってもいいかしら?」
「もちろん! むしろこちらから歓迎しますよ。僕もまた影狼さんに会いたいです」
そして、僕は横たわる影狼さんを抱きしめると、互いに唇を重ねて啄み合い、優しいキスを重ねていく。
そのキスによりまた二人して興奮してしまった僕達は、その後も何度も体を重ねるのであった。
■
昨日の夜、影狼さんとまるで愛し合う恋人のように深く交わり続けたせいか、朝目を覚ますと体が重かった。
酔っていた状態であれだけ激しく乱れたのだから、体に疲れが残っているようだった。
「んっ……おはよう」
「おはようございます、影狼さん」
僕に続いて隣で眠っていた影狼さんも目を覚ます。二人で一つの布団を共有していたため、影狼さんとの距離がかなり近い。
それが恥ずかしかったのか、彼女は少しだけ頬を赤らめて僕から視線を外す。
途端に獣耳をピンと立てて影狼さんが言った。
「この音……外、雨が降ってるみたいよ」
「まじですか」
僕は窓に近づいて外の様子を確認する。影狼さんの言う通り、外は雨粒が降り注いでいた。しかも、かなり強い雨。これは今日中に豪雨になりそうだ。
この状況で、影狼さんを帰らせたくないな。
「影狼さん。良かったら今日も泊まっていったらどうですか? この感じだと、今日はずっと雨降りそうですし」
「いいの? 助かるわ。……でも、何度もただで泊まるのは気が引けるわね」
「いいんですよそんなこと。まだ二回目ですし、影狼さんに少しでもお詫びはしたいですから」
とかいって、本当は僕がもう少し影狼さんと過ごしていたいからだったりする。
怪我させた件もあるし、それに、昨日はとても良い思いをさせてもらったから、ただで泊まるのは気が引けるとか思ってもらう必要もない。
「そう言われても私が気にするのよ。……そうね、それなら今日は私がご飯を作るとするわ。それくらい、させてくれるでしょう?」
「はい。影狼さんがそれで良ければ」
「それなら、今から朝ごはん作ってくる。ちょっとキッチン借りるわね」
影狼さんは二人で使っていた布団を畳むと、キッチンへと歩いていく。歩き方からして、怪我も完全に治ったようで本当に良かった。
しかし、影狼さんのような美人にご飯を作ってもらえるとはすごく楽しみだ。
こうして、僕は五人目の女性と関係を持つことになった。
そして今日も影狼さんの宿泊が決まり、また彼女と情事を重ねたりお互いの仲を深め合うのであった。