これからもこの小説ともう一つの方もよろしくお願い致します。
「もしもしー、え? そば五人前? いやうち蕎麦屋じゃないですけど……いやいや、なんでカレー屋で蕎麦頼むつもりだったんだよ。え? じゃあ何屋かって? うちはね……デリバリーヘルスやってんの! 理解した? いやだから蕎麦置いてねーって言ってんだろしつけぇ!!」
俺はキレ気味に電話を切る。そう、先ほどの台詞で俺はデリバリーヘルスをしていると言った。前まで特定の場所の部屋で来た相手を一人ずつ相手させていってたが流石にそろそろもう少し商売範囲を広げようと思い始めた訳だ。
グレイフィア以外にも何人か誘っているが今回はその辺は省いていくとしてグレイフィアに視点を集中させていこう。
「ふふ、デリバリーヘルズのグレイフィアです。宜しくお願いします」
因みに店の名前は『デリバリーヘルズ』である。冥界は地獄とは微妙に違うらしいがこの際どうでもいいのでヘルスとヘルズをとりあえず掛けているのだ。
因みに、魔法陣で飛ぶようにしてあるのでそこら辺は人間の悪魔を召還するサービスと何ら変わらなかったりする。
だから普通のデリヘルとは違うので交通費とか一切掛からなかったりするけどヤル事の料金は細かく設定されている。
「じゃ、じゃあ……宜しくお願いします……」
場所自体は客の方が設定できるのだ。そして今回の場所はラブホテル、お金は二人分向こうが持つので実質セックスの代金だけをこっちが貰うことになる。
さて、今回のお客さんは……サラリーマンっぽいな。ただスーツは脱ぎさっていてもうジャージ姿になっているのが用意周到さを感じる。どんだけヤリたかったんだ………
「仕事終わりですか?」
「えぇ……上司に仕事は奪われるし、部下には馬鹿にされるし……ほんとに中間管理職は辛いですよ……うっ……!」
愚痴を聞くグレイフィア。その間に男の肉棒を手コキする。手に指輪をつけている辺り結婚してるみたいだが……パッと見の年齢から見て娘くらいならいそうな三十路越えってところか?
「奥さんには性欲をぶつけないんですか?」
「ふぅ………いや、妻は最近反応に飽きてきてしまって……娘はまだ小さいから発散相手にも出来ないし……」
俺が言うのもなんだが娘襲う気満々だなこの人。なんだ?家庭冷えきってんのか?
「あら? 家庭に愛はないのかしら?」
「うーん……今の妻バツイチだったんだよね。そんで付き合ってた頃は物凄い頑張ってくれてたのにいざ結婚してみたら働かない、動かない、その癖金はセビる……酷いやつだったから……しかもそれで見た目だけはいいって本当に酷い話だよ……ま、今の世の中ヤッてる奴はいないかもしれないけれど……家に監禁して薬打ってただのメス穴として扱ってるよ。
そう言うのが合法になったのはいいけど誰がやってんだろうね他に……」
駒王町に来てみれば極上オナホいっぱいあるぞ。なんてここで呟いてもしょうがないよな。
まぁ、ここは駒王町から遠く離れた土地だからな……
「なるほど……確かにそんなに酷い嫁ならそうされてもしょうがないわね……」
というか知らない間に二人共敬語が抜けてるな。まぁタメ語の方が親しみやすいしヤリやすいだろうな。
にしてもグレイフィアの手コキ上手いな。そんなにさせたこと無かったんだけど何でだ?
「うっ……なんか凄い上手いけどかなりの人数経験してる?」
「まぁそれなりに……こういう仕事ヤッてるとね……といってもこの店が始まったのはついこの間だったけど」
「ははは、清純そうな顔してヤル事はヤッてる訳だ。けどそういうのは嫌いどころか好きだけどね」
なんだこいつビッチの方が好きなタイプか? まぁ分からなくもないがやっぱり嫌がってるやつを無理やりして堕とすのがいいだろ。
「ふふ、経験人数が多いといっても手足が動かない状況での特殊過ぎるパターンなのだけれどね」
あ、言われてみれば確かにそうだ。そういやこいつ人数多い癖に道具扱いのパターンが多かったんだよな。まぁそれがどうしたって話なんだけどさ。
「ふーん……変態プレイの方が好き?」
「大好きよ…………あ、そろそろ出そうなのかしら、ビクビクしてきたわ……」
「あぁ……その通り…………うっ……!」
そして男はグレイフィアの手の中に射精した。結構な量が出てたから手から零れていた。
「ふふ……あらあら、こんなに出して……よっぽど溜まってたの?」
「嫁と娘は構いやしないが流石に他の女を道端で犯してたら……なあ……っていうのがあってどうにも溜まってくるんだよ」
ふむ、なるほど。これは無意識的な同調圧力という奴だろうか? 『周りがヤラないからヤルのが気が引ける』という感じの自分で自分に圧力を掛けちまってるんだよな。
その枷をコントローラーで取っちまってもいいけど……面倒臭い。
「ふふ、それじゃあ……今日はいっぱい私としましょう?」
「あぁ……そうじゃなかったらこんなの呼ばないさ」
ところでこういう性的サービスのお店がなんで流行るか、という話だ。こういう存在しない同調圧力に掛けられてしまっている人間ならともかくそれの枷が無くなってしまった駒王町にどうしてストリップが流行るのか。
簡単な話だ、餓死寸前って訳でも無いのに道に落ちている食べ物を食おうとは思わない。それくらいなら金で買うって話しさ。タダでもいいって奴はいるがどうしてもそういうのが苦手なヤツだっている。
だからこういうのが儲かるのさ。
「それじゃあ……来て?」
「勿論そのつもり……だっ……!」
ゆっくり男はグレイフィアの中に入れていく。
手に射精された事で興奮していたのか既に濡れていたので簡単に入っていく。
「ふふ……あなたが責めなら……私の事は気にしないでいいわ、貴方の好きな様に責めて頂戴」
「なら……遠慮無く……!」
そう言って男は動き出す。本当に遠慮無くいきなり激しくガスガス動き始める。グレイフィアがベッドに仰向けになって男が上から体重を掛ける様にひたすら突いていく。
「ん、はぁ……いいわぁ……とっても気持ちいい……!」
激しく突かれながらグレイフィアは喘いでいく。その快楽を貪るかの様に。まるで長年連れ添ってきた夫婦であるかの様に遠慮無く責めて責められて……しかしそれはあくまで知らない者の視点であり、知っている者からしてみればただの消費者と商品にしかならない。
「ったく……人数経験してるって割にはめっちゃ締め付けてきやがって……!」
悪魔っていうのは大体そういうもんだよおっさん。とはいってもグレイフィアの場合子を二人も生んでるのによーく締まるからなぁ……しかも程良く締めてくれるから気持ちいいというね。
「ん、ふぁ……ぁ、んぅ……!」
グレイフィアは腕を男の首に回し、足を男の背中に回して組んでいた。木にぶら下がるナマケモノの様にぶら下がってるせいで若干浮いていて、しかも突かれてる時は振り子の様に大げさに動いていた。
だが抜けそうなところで男が突き、離れて抜けそうなところでまた突いての繰り返しをしている為段々と速度が上がってきていた。
「や、ほんと、はげ、しぃ……!」
「抱き付いてきやがって……! そんなに俺が……いや、ち〇こで突かれるのがいいのか!?」
男が舌なめずりをしてグレイフィアを見る。それはさっきまでの様なサラリーマンの目では無く完全に
「いいのぉ……! おち〇ぽいいのぉ……!」
「この発情雌豚が……!」
この男スイッチ入ったら俺みたいになるタイプだな。だがまぁ……そっちの方がグレイフィアにとってはいい事だろ、そういうのが好きな奴だしな。反抗期も甘える方も。
「締め付け過ぎて……出るっ……!」
「はひっ……!」
男はグレイフィアにしがみ付く様に抱き付いて膣奥に吐き出す。グレイフィアはそれで絶頂に達して体を震わせていた。
二人共パッと見はジッとしてるのにお互いがお互いの性欲を埋めようとしているのは少し面白い。
「ふぅ……いや、ほんとあんた締め付けスゴいや……」
「ん……仕事の鬱憤は取れたかしら……?」
グレイフィアがそう言うと男は『忘れていた』と言わんばかりの顔をしていた。余程思い出したく無かったらしい。
「あー……明日の仕事どうしたもんか……」
「ふふ、貴方なら問題無いわ……会社っていうのは上司に逆らわずに最初は上手く取り入っていくものなのよ……だから、そこから業績を上げていけば……何ら問題は無いわ」
グレイフィアのその言葉に男は反応する。その顔に少し生気が戻ったかの様に。
「本当かねぇ……でも、何か出来る様な気がしてきたかも……」
「ふふ、出来たらまたサービスしちゃうわ」
グレイフィアのその言葉を聞いて男はスッキリとした顔付きになっていた。そしてグレイフィアは一旦事務所に戻ってきた。
「おかえり、はよ次の仕事いけ」
「ご主人様のが欲しいです……」
そう言いながらグレイフィアはすぐに現れた別の魔法陣に消えていった。まぁこっちの形にしてから俺グレイフィア相手して無いもんな。満足して無い時はまるまる一晩バイブ・ローター最大責めして放置して寝てた事もあったからな。
偶にそのまま忘れるけどな。
「こんにちは、グレイフィアで━━━」
挨拶を言い終える前にグレイフィアは客の男に押し倒される。おいおい、始めっからがっついてんのかよ。怪我だけはさせんなよ?
「あ、あのっ!?」
そして、押し倒したそばからグレイフィアの服を破いていく。その服換えがあと何枚かあるから問題無いや。
「あのクソ部下……部下の癖して俺に生意気言いやがって……!」
あらら、この人さっきの男の上司じゃね? なんか綺麗に噛み合い過ぎてて笑う。
とか思ってたらいきなりグレイフィアが男を抱きしめて頭を撫でだした。何してんの?
「ふふ、生意気な部下に何か言われたんですか? 大丈夫……貴方の本当の力を見せ付けてやればいいんですよ……文句を言われて怒る、って事はあなたの力はそんなものじゃ無いって自分で分かってるからです……だから、一度上司の威厳ってものを見せてやった方がいいですよ……」
あ、良く見たらグレイフィアの奴いつの間にかズボンから肉棒を取り出してシコってやがった。しかもイライラしている時の人間に甘い言葉……正に悪魔の言葉に惑わされながら男の動きが止まった。
「う、あ…………」
「大丈夫……イメージすればいいのよ……貴方の力、威厳を示すために……どうすれば生意気な部下に伝わるか……よーく考えてみてください……ふふ、ビクビクしちゃって可愛い……」
正に人妻の余裕と言わんばかりに優しく、更に性感帯を的確に触っていく。優しく甘い言葉を吐いて相手の気を緩ませて確実に絶頂に導く。これが相手を自分に甘えさせる手だというのか。グレイフィア……恐ろしい子!
「うっ……!」
そして男はグレイフィアの手で射精して、床に精液をぶちまけた。鬱憤なのか発散する相手がいなかったのから分からないがとりあえず賢者タイムに入った様で少しだけ落ち着いた表情になっていた。
「……も、申し訳ありませんでした……このような無礼を働いてしまい……」
「いえいえ、気にしてませんよ。寧ろ襲われるのは好きですから……それで、出来そうですか? わたしの言った事」
「えぇ……出来そうです……! ありがとうございました!!」
と叫びながら男は出ていってしまった。お金は置いてあったけどここあんたの家じゃないの?ねぇっ!!
何なんだあの男……本番しなくても貰うもんは貰うのになぁ……まぁいいや。とりあえずグレイフィアに帰ってこいと連絡を入れよう。
それくらいしないとな。
「はぁ……何だったのかしら……」
「お、戻ってきた戻ってきた。(見てた事は黙ってるとして)どうだった? 今の客は」
「大声で叫んでそのままの姿で出ていきました……恐らく警察を呼ばれる事は無いでしょうが、変な噂立てられそうですね」
「まぁうちには何の関係も無いさ……あぁ、もうOFFでいいからな。お前の仕事はもう終わりだ。家の掃除頼むわ」
その言葉に返事こそ返さなかったもののグレイフィアはそのまま帰っていった。
帰ったのなら帰ったでいいけどな、甘々モードのグレイフィアだから俺に逆らうなんて事は無いだろうな。俺が命令すれば町内を全裸うさぎ飛びをしてくれる奴だから問題は無いだろう。
「さて、グレイフィア以外はまだ仕事をやってる最中だな。だからといってサボらない訳じゃ無いが……事務仕事用に後何人か入れようかな」
仕事が出来るやつはいっぱいいるけどな。伊達に悪魔を何人も堕としてきた訳じゃない。
と考えていたら電話がなった。客の電話かな?
「はい、もしもし……デリバリーヘルス『デリバリーヘルズ』ですが━━━」
最近スカートの長いメイドのスカートのいいところに穴を開けてプレイをしてみるって言うのもありかと思えてきました。